JPH0718222U - 荷重校正装置 - Google Patents

荷重校正装置

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JPH0718222U
JPH0718222U JP5475093U JP5475093U JPH0718222U JP H0718222 U JPH0718222 U JP H0718222U JP 5475093 U JP5475093 U JP 5475093U JP 5475093 U JP5475093 U JP 5475093U JP H0718222 U JPH0718222 U JP H0718222U
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JP
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load
pulling
weighing
weighing hopper
load cell
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JP5475093U
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学 田中
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Minebea Co Ltd
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Minebea Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末や液体等、加工物の原料となるものの重
量の計量に使用される計量ホッパーの荷重校正を簡単に
行なえる装置を提供する。 【構成】 油圧ポンプ18を作動させることにより、ハウ
ジング15に対してピストンロッド17が引っ込む引きシリ
ンダ11を設け、この引きシリンダ11に直列に引き荷重を
検出するロードセル12を結合し、この直列機構の両端に
計量ホッパー1と床37側とに係合するシャックル13,14
を設けたものである。この荷重校正装置10を計量ホッパ
ー1と床37の間に取付け、引きシリンダ11を作動させれ
ば、その引き荷重がロードセル12に作用して表示計28に
表示されるので、その表示値をロードセル3の表示値と
比較することにより、ロードセル3の計量精度の検査と
校正とを行なうことができることになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バッチャープラントを始めとする計量ホッパー(または計量タンク )の荷重校正を行なうときに使用して好結果を得ることができる、荷重校正装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粉末や液体等、加工物の原料となるものの重量を計量するときには、計量ホッ パー(または計量タンク)を使用することが多い。この計量ホッパー(計量タン クを含む。以下同じ)は、架台に複数個のロードセルを介して支持されており、 計量ホッパーに被計量物が入ったとき、その重量変化分に対応したそれぞれのロ ードセルの撓み量を電気的に出力させ、これを加算用ジャンクションボックスで 和算したのち信号処理回路で処理して表示計で表示させるようになっている。
【0003】 このように使用される計量ホッパーは、常に正確に計量できなければならない ことから、一定期間毎に計量精度の検査を行なう必要がある。このように計量精 度を検査する方法としては、計量ホッパーの上部に分銅を載せたり、流量計を使 用して、決められた分量の水を入れるものがある。
【0004】 図4および図5を使用して、これを説明する。まず図4において1は計量ホッ パーであって、通常の使用時においては内部に加工物の原料等の被計量物を入れ 、その重量をアーム2からロードセル3に加える構造のものである。このロード セル3は架台4によって支持されており、架台4との間で撓むことによって、荷 重に応じた電気的出力を生ずるものである。
【0005】 図4は、分銅5を使用して計量ホッパー1の計量精度を検査し、また校正を行 なう場合を示すものである。この場合には、計量ホッパー1の内部は空にし、計 量ホッパー1の上部に分銅5を1個ずつ載せていくのである。そして分銅5の数 を増やすごとに、ロードセル3の出力信号の変化に応じた荷重量を表示する表示 計40の表示値を読み取っていくのである。これにより、計量ホッパー1の計量精 度を検査し、また校正することができることになる。
【0006】 図中に符号39で示すものは加算用ジャンクションボックスである。この加算用 ジャンクションボックス39は、複数個のロードセル3の出力を並列加算し、この 並列加算によって、複数個のロードセル3が受ける荷重の合計値を出力させるも のである。具体的には、いま、3個のロードセル3がそれぞれ1トンの荷重を受 けて2mV/V の出力があるとすると、加算用ジャンクションボックス39はこれを 並列加算し、3トンの荷重に対して2mV/V の出力が出るようにするのである。 したがってこの場合、表示計40は3トンとして表示することになる。
【0007】 図5は、水7を使用して計量精度を検査し、また校正を行なう場合を示すもの である。この場合にも、計量ホッパー1の内部は空にし、上部に配設したパイプ 8から供給する水7の量を流量計9で監視しながら計量ホッパー1内に供給し、 供給に応じて変るロードセル3の出力信号の変化を表示計40で読み取っていくの である。これにより、ロードセル3の計量精度を検査し、また校正することがで きることになる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
このようにして行なっていた従来の計量精度の検査および校正の方法は、作業 を正しく行なうことにより、計量ホッパー1の計量精度の検査と校正を正確に行 なうことができることになるが、図4に示す方法では重い分銅5を上げ下げする 手間が必要となって、作業者に疲労を来し、一方、図5に示す方法では流量計の 精度に影響され、高い構成精度が得にくく、また、水を嫌う化学反応の計量ホッ パー等の場合には水が使用できない等の問題があった。
【0009】 本考案はこの点に鑑みてなされたものであり、作業を簡単にするとともに、作 業の安全性、省力化および高精度化に大きな効果を奏することができる、荷重校 正装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、油圧ポンプを作動させるこ とにより、ハウジングに対してピストンロッドが引っ込む引きシリンダを設け、 該引きシリンダに直列に引き荷重を検出するロードセルを結合し、該直列機構の 両端に被荷重校正物と架台を支持する床とに係合する係合部を設けた構成とした ものである。
【0011】
【作用】
このような構成とすれば、この荷重校正装置の両端に設けられた係合部により 、この荷重校正装置を被荷重校正物である計量ホッパーと架台を支持する床との 間に係合により介装し、油圧ポンプを作動させて計量ホッパーを下方に引くこと により、従来技術における分銅あるいは水による荷重に代えることができること になる。そしてこのとき、この荷重校正装置の一部をなす表示計の表示値との比 較によって、計量ホッパーの計量精度の検査と校正とを行なうことができること になる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1について説明する。図1において符号10で示す ものは本考案に係る荷重校正装置である。この荷重校正装置10は、次に説明する 引きシリンダ11と、この引きシリンダ11に直列に結合され、引き荷重を検出する ロードセル12と、これら直列機構の両端に設けられた係合部としてのシャックル 13,14とによって概略構成される。その他の部分については後述する。
【0013】 引きシリンダ11のハウジング15には1個の油圧供給口16が設けられており、ハ ウジング15内のピストン(図示せず)の上部に連通している。ピストンにはピス トンロッド17の下端が結合している。これにより、油圧ポンプ18のハンドル19を 握ってレバー20を上げ下げすることにより、パイプ21を通じて油圧供給口16に油 圧を供給すると、この油圧はピストンを押し下げる方向に作用し、ピストンロッ ド17を引いて、引きシリンダ11のハウジング15とピストンロッド17を合計した全 長を短くする。
【0014】 22,23はロッドエンドである。この2個のロッドエンド22,23のうちの1個は シャックル13側に設けられており、他の1個はシャックル14側に設けられている 。ロッドエンド22はボルト24によりシャックル13に結合しており、このロッドエ ンド22とピストンロッド17との間には荷重緩和機構25が介装されている。荷重緩 和機構25については後述する。ロッドエンド23はボルト26によってシャックル14 に結合している。ロッドエンド23はロードセル12に固着されている。
【0015】 ロードセル12は、引きシリンダ11のハウジング15とピストンロッド17との合計 長が短くなることにより引張られるので、その引張り荷重量に応じた電気的出力 信号を発することになる。この出力信号は電線27によって表示計28に与えられ、 ロードセル12の引張り荷重量が表示されるようになっている。
【0016】 図2に示すものは荷重緩和機構25の詳細である。これを説明すると、この荷重 緩和機構25は、ハウジング29の内部に多数枚の皿ばね30が積層状態で収容されて おり、ロッドエンド22がこの皿ばね30を貫通してナット31とロックナット32で固 定されている。33はハウジング29の上部を覆う蓋板であり、ボルト34によってハ ウジング29に取付けられている。
【0017】 このような構成からなるこの荷重校正装置10の使用方法を、図3について説明 する。まず、荷重校正装置10を計量ホッパー1の底部と床との間に取付ける。こ の取付けの具体的な構造は、計量ホッパー1の底部に取付金具35によってロッド 36を下方に向けて突出させ、一方、架台4を支持する床37からもロッド38を上方 に向けて突出させる。そしてこれら2本のロッド36,38をシャックル13,14で支 持することにより行なうことになる。
【0018】 このようにして荷重校正装置10を計量ホッパー1の底部と床37との間に取付け た後、引きシリンダ11に油圧を加え、引きシリンダ11のハウジング15とピストン ロッド17との合計長を短くする。引きシリンダ11に油圧を加えるための油圧ポン プ18としてはどのような構造のものでもよいが、図示する実施例のものはハンド ル19を持ってレバー20を上げ下げする手動式のものである。
【0019】 引きシリンダ11に油圧を加え、引きシリンダ11のハウジング15とピストンロッ ド17との合計長が短くなると、計量ホッパー1には下向きの力が加えられ、計量 ホッパー1のアーム2と架台4との間に介装されたロードセル3を圧縮する。こ れによりロードセル3は圧縮量に対応した電気的出力信号を発する。一方、引き シリンダ11の下部に設けられたロードセル12には引きシリンダ11の引き荷重が加 えられるので、このロードセル12もその引張り荷重量に対応した電気的出力信号 を発する。この出力信号は、電線27によって表示計28に送られ、表示される。
【0020】 複数個のロードセル3に加わる圧縮荷重量の合計とロードセル12に加わる引張 荷重量は等しいものであるから、ロードセル3とロードセル12の出力信号は、油 圧ポンプ18の操作に応じて変化するピストンロッド17の引込み量に対応して、同 一の変化をしていくはずである。しかしながら長期間の使用によってロードセル 3は劣化し、加えられる荷重量に対して一定の変化率での出力信号が得られなく なるのである。また、表示計28のロードセル出力信号に対する表示量の関係に誤 差が生じ、正確な計量ができなくなる。そこでロードセル3の出力信号とロード セル12の出力信号とを、表示計40と表示計28で比較することにより、ロードセル 3の出力信号の計量精度の検査と校正とを行なうことになる。
【0021】 このように計量ホッパー1の計量精度の検査と校正とを行なうとき、図2に示 す荷重緩和機構25は次のように機能する。すなわち、引きシリンダ11に油圧ポン プ18からの油圧を加えてピストンロッド17を引っ込めていくとき、荷重の振動が 発生すると、この振動はロードセル12に伝わり出力信号が不安定になって、表示 計28の表示が振れることがある。
【0022】 表示計28の表示が振れると、校正作業の能率が低下するのみでなく、高精度の 校正ができなくなるものである。ここで荷重緩和機構25を設けておくことにより 、この荷重緩和機構25のハウジング29の内部に積層状態で収容された多数枚の皿 ばね30が荷重の振動を吸収するので、高精度の校正ができることになるのである 。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、油圧ポンプを作動させることにより、ハウジン グに対してロッドが引っ込む引きシリンダを設け、この引きシリンダに直列に引 き荷重を検出するロードセルを結合し、この直列機構の両端に被荷重校正物と架 台を支持する床とに係合する係合部を設けた荷重校正装置であるから、これを計 量ホッパーと床との間に取付け、油圧ポンプを操作するのみの作業により、きわ めて簡単に計量ホッパーの計量精度の検査と校正とを行なうことができることに なる。作業が簡単になることに伴い、作業の安全性、省力化および高精度化に大 きな効果を奏することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る荷重校正装置の正面図である。
【図2】図1のうちの一部を断面で示した拡大図であ
る。
【図3】図1のものの使用状態を示す正面図である。
【図4】従来の計量精度の検査と校正方法の一例を説明
する説明図である。
【図5】従来の計量精度の検査と校正方法の他の例を説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 計量ホッパー 3 ロードセル 4 架台 10 荷重校正装置 11 引きシリンダ 12 ロードセル 13 シャックル 14 シャックル 15 ハウジング 17 ピストンロッド 18 油圧ポンプ 28 表示計 37 床

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプを作動させることにより、ハ
    ウジングに対してピストンロッドが引っ込む引きシリン
    ダを設け、該引きシリンダに直列に引き荷重を検出する
    ロードセルを結合し、該直列機構の両端に被荷重校正物
    と架台を支持する床とに係合する係合部を設けたことを
    特徴とする荷重校正装置。
JP5475093U 1993-09-14 1993-09-14 荷重校正装置 Pending JPH0718222U (ja)

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JP5475093U JPH0718222U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 荷重校正装置

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JPH0718222U true JPH0718222U (ja) 1995-03-31

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JP5475093U Pending JPH0718222U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 荷重校正装置

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