JPH0718169Y2 - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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JPH0718169Y2
JPH0718169Y2 JP2811490U JP2811490U JPH0718169Y2 JP H0718169 Y2 JPH0718169 Y2 JP H0718169Y2 JP 2811490 U JP2811490 U JP 2811490U JP 2811490 U JP2811490 U JP 2811490U JP H0718169 Y2 JPH0718169 Y2 JP H0718169Y2
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JP
Japan
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plate
circularly polarized
radiating element
polarized wave
guide hole
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JP2811490U
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伊市 若生
精二 加藤
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Yagi Antenna Co Ltd
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Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば衛星放送、衛星通信などのマイクロ波
帯において使用される平面アンテナに関する。
[従来の技術] 従来、例えば衛星放送において使用される平面アンテナ
は、その方式によって左旋円偏波用あるいは右旋円偏波
用のものが使用されている。このため従来の平面アンテ
ナは、放送の方式に合わせて左旋円偏波用、右旋円偏波
用のものが制作されている。この平面アンテナの制作に
際しては、放射素子板を左旋円偏波用と右旋円偏波用の
2種類用意し、用途に応じて各々制作している。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように従来では、放射素子板を左旋円偏波用と右
旋円偏波用の2種類用意し、用途に応じて各々制作して
いるので、納期及び生産性、価格面等でコストが割高に
なるという欠点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、左旋円偏波
と右旋円偏波とを簡単に切換えることができ、生産性が
良く、納期を短縮してコストの低下を図り得る平面アン
テナを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、衛星放送や衛星通信等で使用する平面アンテ
ナにおいて、放射素子板に左旋円偏波用ガイド穴及び右
旋円偏波用ガイド穴を設け、固定配置されているガイド
ピンに対して選択的に装着できるようにし、放射素子板
の移動により給電線路板との対応位置を変えて左旋円偏
波と右旋円偏波とを切換えるようにしたものである。
[作用] 放射素子板の右旋円偏波用ガイド穴をガイドピンに装着
して放射素子板を一方側に移動した場合には、右旋円偏
波用の放射素子の中心部が給電線路板の給電端に対向し
た状態となり、右旋円偏波用平面アンテナとして動作す
る。また、放射素子板の左旋円偏波用ガイド穴をガイド
ピンに装着して放射素子板を他方側に移動した場合に
は、左旋円偏波用の放射素子の中心部が給電線路板の給
電端に対向した状態となり、左旋円偏波用平面アンテナ
として動作する。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案に係る平面アンテナの断面構成を示した
ものである。
同図において1は金属導体板で、その上部に発泡絶縁物
2を介して給電線路板3が積層配置される。この給電線
路板3の上には、更に発泡絶縁物4を介して放射素子板
5が載置される。上記発泡絶縁物2,4は、金属導体板1
と給電線路板3との間隔及び給電線路板3と放射素子板
5との間隔を一定に保つためのスペーサで、例えば2mm
の厚さに設定される。
上記金属導体板1は、ケースを兼ねて皿状に形成され、
その内側に上記発泡絶縁物2、給電線路板3、発泡絶縁
物4、放射素子板5が収納される。そして、金属導体板
1上には、例えば4個のガイドピン6が所定の間隔を保
って垂直に装着される。上記ガイドピン6は、例えば
銅、真鍮等を用いて基部がフランジ状に大きく形成さ
れ、溶接、ろう付け等により金属導体板1に固着され
る。上記ガイドピン6は、発泡絶縁物2、給電線路板
3、発泡絶縁物4に設けた穴を貫通して発泡絶縁物4よ
り上部に突出するように、その長さが設定される。そし
て、放射素子板5には、上記ガイドピン6に対応させて
左旋円偏波用ガイド穴7及び右旋円偏波用ガイド穴8が
形成される。この左旋円偏波用ガイド穴7と右旋円偏波
用ガイド穴8とは、一定の間隔lを保って設けられる。
この間隔lは、詳細を後述するように放射素子板5に形
成される放射素子の間隔lに等しく設定される。
そして、上記金属導体板1には、上記放射素子板5の上
に発泡絶縁物9を介在して合成樹脂製の蓋体10が装着さ
れる。即ち、金属導体板1の周縁部に蓋体10の周縁部を
重ね合わせ、その重ね合わせ部分に防水パッキング11を
介在して枠金具12を装着し、図示しないが四隅部におい
てねじにより固定している。この蓋体10を装着した時に
発泡絶縁物9が放射素子板5に圧接し、放射素子板5の
位置が固定されるようになっている。
第2図は、上記金属導体板1、給電線路板3、放射素子
板5部分の詳細を示すものである。
同図に示すように金属導体板1上に発泡絶縁物2を介し
て給電線路板3が積層配置される。この給電線路板3
は、絶縁フィルム基板を用いたもので、その基板上に導
体箔からなる給電線路21が形成される。この給電線路21
は、順次分岐されて例えば4つの給電端21a〜21dを基本
として形成される。
そして、上記給電線路板3の上部に発泡絶縁物4を介在
して放射素子板5が載置される。この放射素子板5は絶
縁フィルム基板を用いたもので、その基板上には基本と
なる例えば4段の放射素子22a〜22dと付加的な1段の放
射素子22eが一直線上に一定間隔lを保って設けられ
る。これらの放射素子22a〜22eは、複数列設けられる。
上記放射素子22a〜22eは、放射素子板5に装着された導
体箔23に環状スロット24を形成すると共に、その中央部
にパッチ素子25を形成している。このパッチ素子25に
は、上下あるいは左右にタブ26a,26bが設けられる。例
えば放射素子22a,22c,22eには図示上下にタブ26a,26bが
形成され、放射素子22b,22dには左右にタブ26a,26bが形
成される。すなわち、放射素子22a〜22eは、タブ26a,26
bが上下に形成されたものと左右に形成されたものとが
交互に形成される。また、上記放射素子板5は、上記し
たように例えば上縁及び下縁に沿って4個の左旋円偏波
用ガイド穴7が設けられると共に、その左側に間隔lを
保って4個の右旋円偏波用ガイド穴8が設けられる。上
記左旋円偏波用ガイド穴7あるいは右旋円偏波用ガイド
穴8を選択的に第1図上記ガイドピン6に装着すること
により、放射素子板5を放射素子22a〜22eの配列方向に
放射素子1個分移動可能に構成され、放射素子22a〜22d
の中心部が給電線路21の先端、つまり、給電端21a〜21d
に対向して位置する状態と、一点鎖線で示すように図示
左方に移動し、放射素子22b〜22eの中心部が給電端21a
〜21dに対向して位置する状態とに切換えられるように
なっている。
上記の構成において、放射素子板5の右旋円偏波用ガイ
ド穴8をガイドピン6に装着し、放射素子板5を第1図
に実線で示すように図示右側に移動した場合には、放射
素子22a〜22dの中心部が給電線路板3の給電端21a〜21d
に対向した状態となり、放射素子22a〜22dは右旋円偏波
を生じる。この場合、放射素子22eは給電端21a〜21dと
対向しないため非動作状態となっている。
また、放射素子板5の左旋円偏波用ガイド穴7をガイド
ピン6に装着し、放射素子板5を第1図に一点鎖線で示
すように図示左側に移動した場合には、放射素子22b〜2
2eの中心部が給電端21a〜21dに対向した状態となり、放
射素子22b〜22eは左旋円偏波を生じる。この場合、放射
素子22aは給電端21a〜21dと対向しないため非動作状態
となっている。
上記のようにして放射素子板5を移動することにより、
左旋円偏波と右旋円偏波に切換えることができる。
なお、上記実施例では、平面アンテナの基本的な構成に
ついて示したが、実際にはアンテナ利得を高めるため例
えば512〜1024個程度のアンテナ放射素子数が使用され
る。
[考案の効果] 以上詳記したように本考案によれば、衛星放送や衛星通
信等で使用する平面アンテナにおいて、放射素子板に左
旋円偏波用ガイド穴及び右旋円偏波用ガイド穴を設け、
固定配置されているガイドピンに対して選択的に装着で
きるようにしたので、放射素子板を移動して給電線路板
との対応位置を簡単に切換えることができる。このため
1種類の放射素子板を左旋円偏波用と右旋円偏波用に共
用でき、生産性、納期、価格面で極めて有用な平面アン
テナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による平面アンテナを示す断
面図、第2図は同実施例の主要部の構成を示す分解斜視
図である。 1……金属導体板、2,4,9……発泡絶縁物、3……給電
線路板、5……放射素子板、6……ガイドピン、7……
左旋円偏波用ガイド穴、8……右旋円偏波用ガイド穴、
10……蓋体、11……防水パッキング、12……枠金具、21
……給電線路、21a〜21d……給電端、22a〜22e……放射
素子、23……導体箔、24……環状スロット、25……パッ
チ素子、26a,26b……タブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属導体板上に給電線路板及び放射素子板
    が一定間隔を保って積層配置されてなる平面アンテナに
    おいて、上記金属導体板上に上記給電線路板を貫通して
    固定配置される複数のガイドピンと、上記放射素子板に
    上記ガイドピンに対応して設けられる左旋円偏波用ガイ
    ド穴及び右旋円偏波用ガイド穴と、上記放射素子板に上
    記左旋円偏波用ガイド穴より一定間隔で設けられる右旋
    円偏波用ガイド穴と、上記放射素子板を左旋円偏波用ガ
    イド穴あるいは右旋円偏波用ガイド穴に上記ガイドピン
    を選択的に挿入して給電線路板上に装着することによ
    り、給電線路板に形成されている給電端に上記放射素子
    板の左旋円偏波用放射素子あるいは右旋円偏波用放射素
    子が対向するように位置させる手段とを具備したことを
    特徴とする平面アンテナ。
JP2811490U 1990-03-22 1990-03-22 平面アンテナ Expired - Fee Related JPH0718169Y2 (ja)

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