JPH07180444A - パネルドア - Google Patents
パネルドアInfo
- Publication number
- JPH07180444A JPH07180444A JP32800693A JP32800693A JPH07180444A JP H07180444 A JPH07180444 A JP H07180444A JP 32800693 A JP32800693 A JP 32800693A JP 32800693 A JP32800693 A JP 32800693A JP H07180444 A JPH07180444 A JP H07180444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- panel
- door
- decorative body
- panel door
- Prior art date
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- Pending
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パネルドアの表面材側に取り付けられる装飾
体の、ドア本体からの突出をなくす。 【構成】 表面材2と裏面材3、及び両者間に挟まれる
パネル体4からなり、表面材2に装飾体5が取り付けら
れるパネルドア1であり、表面材2の一部にその他の部
分より裏面材3側へ凹んだ凹部21が形成され、この凹部
21に装飾体5が配置されることにより装飾体5の表面を
表面材2の、相対的に凸となった部分の表面と面一,も
しくはそれに近い状態に位置させ、装飾体5の、ドア本
体からの突出をなくすものである。
体の、ドア本体からの突出をなくす。 【構成】 表面材2と裏面材3、及び両者間に挟まれる
パネル体4からなり、表面材2に装飾体5が取り付けら
れるパネルドア1であり、表面材2の一部にその他の部
分より裏面材3側へ凹んだ凹部21が形成され、この凹部
21に装飾体5が配置されることにより装飾体5の表面を
表面材2の、相対的に凸となった部分の表面と面一,も
しくはそれに近い状態に位置させ、装飾体5の、ドア本
体からの突出をなくすものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表面材と裏面材間にパ
ネル体を挟んで構成されるパネルドアに関するものであ
る。
ネル体を挟んで構成されるパネルドアに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】鋼板等の
表面材と裏面材間に、発泡ポリウレタンやハニカムコア
等のパネル体を挟み込んだサンドイッチ構造のパネルド
アの表面側に装飾体を付ける場合、特開昭60−168891号
や実開昭63-86285号等のように表面材と裏面材は共に平
坦な板であることと、装飾体はドアを挟み、両面側から
対になって取り付けられることから、意匠が単調になる
他、表面材と裏面材の表面側に突出するため清掃時の障
害になり易い。
表面材と裏面材間に、発泡ポリウレタンやハニカムコア
等のパネル体を挟み込んだサンドイッチ構造のパネルド
アの表面側に装飾体を付ける場合、特開昭60−168891号
や実開昭63-86285号等のように表面材と裏面材は共に平
坦な板であることと、装飾体はドアを挟み、両面側から
対になって取り付けられることから、意匠が単調になる
他、表面材と裏面材の表面側に突出するため清掃時の障
害になり易い。
【0003】この発明は従来のサンドイッチ構造のパネ
ルドアに着目してなされたもので、装飾体を表面材とフ
ラットに納めるパネルドアを提案するものである。
ルドアに着目してなされたもので、装飾体を表面材とフ
ラットに納めるパネルドアを提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では表面材の一部
にその他の部分より裏面材側へ凹んだ凹部を形成し、こ
の凹部に装飾体を納め、装飾体の表面を表面材の、相対
的に凸となった部分の表面と面一,もしくはそれに近い
状態に位置させることにより装飾体の突出をなくし、清
掃時の障害を解消する。
にその他の部分より裏面材側へ凹んだ凹部を形成し、こ
の凹部に装飾体を納め、装飾体の表面を表面材の、相対
的に凸となった部分の表面と面一,もしくはそれに近い
状態に位置させることにより装飾体の突出をなくし、清
掃時の障害を解消する。
【0005】一部に凹部が形成される結果、表面材には
全体として凹凸が生まれるため装飾体と併せてドアの意
匠に幅が出ることに加え、ドア全体の剛性が高められ
る。また装飾体が表面材の凹部に単独で配置され、裏面
材側とで対になる必要がないことによりドア本体への取
付が簡略化される。
全体として凹凸が生まれるため装飾体と併せてドアの意
匠に幅が出ることに加え、ドア全体の剛性が高められ
る。また装飾体が表面材の凹部に単独で配置され、裏面
材側とで対になる必要がないことによりドア本体への取
付が簡略化される。
【0006】ドア本体内にガラス等のパネルを収納する
場合には、表面材の凹部の位置に表面材とパネル体及び
裏面材を面外方向に貫通する開口部が形成され、この開
口部の、装飾体の裏面材側にパネルが収納される。
場合には、表面材の凹部の位置に表面材とパネル体及び
裏面材を面外方向に貫通する開口部が形成され、この開
口部の、装飾体の裏面材側にパネルが収納される。
【0007】
【実施例】以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0008】この発明のパネルドア1は図1,図2に示
すように表面材2と裏面材3、及び両者間に挟まれ、ド
ア本体を構成するパネル体4からなり、表面材2の表面
側に装飾体5が取り付けられたものである。図示するよ
うに開口枠に断熱形材を使用し、パネルドア1を断熱ド
アにする場合にはパネル体4に発泡ポリウレタンが使用
されるが、他にパネルドア1の性格に応じてハニカムコ
アや合板等が使用される。
すように表面材2と裏面材3、及び両者間に挟まれ、ド
ア本体を構成するパネル体4からなり、表面材2の表面
側に装飾体5が取り付けられたものである。図示するよ
うに開口枠に断熱形材を使用し、パネルドア1を断熱ド
アにする場合にはパネル体4に発泡ポリウレタンが使用
されるが、他にパネルドア1の性格に応じてハニカムコ
アや合板等が使用される。
【0009】表面材2の一部にはその他の部分より裏面
材3側へ凹んだ凹部21が1箇所,もしくは複数箇所形成
され、パネル体4の表面材2側はその断面形状に対応し
た形状に形成される。図1,図2に示す実施例では裏面
材3を平坦にしているが、裏面材3側にも装飾体5を配
置する場合にはこれに表面材2と同様の凹部が形成され
る。
材3側へ凹んだ凹部21が1箇所,もしくは複数箇所形成
され、パネル体4の表面材2側はその断面形状に対応し
た形状に形成される。図1,図2に示す実施例では裏面
材3を平坦にしているが、裏面材3側にも装飾体5を配
置する場合にはこれに表面材2と同様の凹部が形成され
る。
【0010】装飾体5は表面材2の凹部21に配置され、
その表面は図1に示すように表面材2の、相対的に凸と
なった部分の表面と面一,もしくはそれに近い状態に位
置する。装飾体5は例えば凹部21の周囲に沿って配置さ
れる縦回り縁51と横回り縁52から方形状に枠組みされ、
これに縦格子53や横格子54が一体的に組まれてパネル状
に製作され、表面材2に対して後付けされ、表面材2,
または後述の縁材7に接続される。
その表面は図1に示すように表面材2の、相対的に凸と
なった部分の表面と面一,もしくはそれに近い状態に位
置する。装飾体5は例えば凹部21の周囲に沿って配置さ
れる縦回り縁51と横回り縁52から方形状に枠組みされ、
これに縦格子53や横格子54が一体的に組まれてパネル状
に製作され、表面材2に対して後付けされ、表面材2,
または後述の縁材7に接続される。
【0011】パネル体4の外周には框に相当する芯材6
が周回して方形状に配置され、その外周側の面には芯材
6と表面材2及び裏面材3の縁を保護する縁材7が取り
付けられる。
が周回して方形状に配置され、その外周側の面には芯材
6と表面材2及び裏面材3の縁を保護する縁材7が取り
付けられる。
【0012】図3,図4は表面材2の凹部21の位置に表
面材2とパネル体4及び裏面材3を面外方向に貫通する
開口部11を形成し、この開口部11にガラス等のパネル8
を収納した場合の実施例を示す。パネル8は開口部11
の、装飾体5の裏面材3側に収納される。この場合、開
口部11回りにも芯材6が周回して配置される。
面材2とパネル体4及び裏面材3を面外方向に貫通する
開口部11を形成し、この開口部11にガラス等のパネル8
を収納した場合の実施例を示す。パネル8は開口部11
の、装飾体5の裏面材3側に収納される。この場合、開
口部11回りにも芯材6が周回して配置される。
【0013】開口部11にはパネル8の飲み込み溝を持つ
縦額縁91と横額縁92から方形状に組まれた額縁9が差し
込まれ、開口部11回りの芯材6に接続される。図3,図
4に示す実施例では額縁9が装飾性を持つことから、装
飾体5としては図5に示すように縦回り縁51,51のみ
を、各縦額縁91,91の表面材2側に、パネルドア1の全
高に亘って配置し、縦額縁91,91に接続している。
縦額縁91と横額縁92から方形状に組まれた額縁9が差し
込まれ、開口部11回りの芯材6に接続される。図3,図
4に示す実施例では額縁9が装飾性を持つことから、装
飾体5としては図5に示すように縦回り縁51,51のみ
を、各縦額縁91,91の表面材2側に、パネルドア1の全
高に亘って配置し、縦額縁91,91に接続している。
【0014】また図4はパネルドア1の意匠に変化を持
たせる目的で、両縦額縁91,91に挟まれた部分に、開口
部11を上下から挟み、表面材2を覆う化粧板10を配置し
た場合を示す。ここでは特に化粧板10を額縁9等に接続
する手間を省くために化粧板10を横額縁92と横向きの縁
材7に一体化し、化粧板10に、横額縁92と縁材7を連続
させた形材を使用している。図5は図3,図4に示すパ
ネルドア1の表面材2側の立面を示す。
たせる目的で、両縦額縁91,91に挟まれた部分に、開口
部11を上下から挟み、表面材2を覆う化粧板10を配置し
た場合を示す。ここでは特に化粧板10を額縁9等に接続
する手間を省くために化粧板10を横額縁92と横向きの縁
材7に一体化し、化粧板10に、横額縁92と縁材7を連続
させた形材を使用している。図5は図3,図4に示すパ
ネルドア1の表面材2側の立面を示す。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、表面材の
一部にその他の部分より裏面材側へ凹んだ凹部を形成
し、この凹部に装飾体を納めることにより装飾体の表面
を表面材の、相対的に凸となった部分の表面と面一,も
しくはそれに近い状態に位置させているため装飾体のド
ア本体からの突出がなくなり、清掃時の障害を解消する
ことができる。
一部にその他の部分より裏面材側へ凹んだ凹部を形成
し、この凹部に装飾体を納めることにより装飾体の表面
を表面材の、相対的に凸となった部分の表面と面一,も
しくはそれに近い状態に位置させているため装飾体のド
ア本体からの突出がなくなり、清掃時の障害を解消する
ことができる。
【0016】また表面材に凹部を形成することによって
全体的に凹凸が生まれるため装飾体と併せてドアの意匠
に幅が出ることに加え、ドア全体の剛性が高まる他、装
飾体が表面材の凹部に単独で配置され、裏面材側とで対
になる必要がないためドア本体への取付が簡略化され
る。
全体的に凹凸が生まれるため装飾体と併せてドアの意匠
に幅が出ることに加え、ドア全体の剛性が高まる他、装
飾体が表面材の凹部に単独で配置され、裏面材側とで対
になる必要がないためドア本体への取付が簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルドアを示した横断面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】表面材の凹部の位置にパネルを収納した場合の
パネルドアを示した横断面図である。
パネルドアを示した横断面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】図3,図4に示すパネルドアを示した立面図で
ある。
ある。
1……パネルドア、11……開口部、2……表面材、21…
…凹部、3……裏面材、4……パネル体、5……装飾
体、51……縦回り縁、52……横回り縁、53……縦格子、
54……横格子、6……芯材、7……縁材、8……パネ
ル、9……額縁、91……縦額縁、92……横額縁、10……
化粧板。
…凹部、3……裏面材、4……パネル体、5……装飾
体、51……縦回り縁、52……横回り縁、53……縦格子、
54……横格子、6……芯材、7……縁材、8……パネ
ル、9……額縁、91……縦額縁、92……横額縁、10……
化粧板。
Claims (2)
- 【請求項1】 表面材2と裏面材3、及び両者間に挟ま
れ、ドア本体を構成するパネル体4からなり、表面材2
の表面側に装飾体5が取り付けられるパネルドア1であ
り、表面材2の一部にはその他の部分より裏面材3側へ
凹んだ凹部21が形成され、この凹部21に装飾体5が配置
され、装飾体5の表面は表面材2の、相対的に凸となっ
た部分の表面と面一,もしくはそれに近い状態に位置し
ていることを特徴とするパネルドア。 - 【請求項2】 表面材2の凹部21の位置には表面材2と
パネル体4及び裏面材3を面外方向に貫通する開口部11
が形成され、この開口部11の、装飾体5の裏面材3側に
パネル8が収納されていることを特徴とする請求項1記
載のパネルドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32800693A JPH07180444A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パネルドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32800693A JPH07180444A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パネルドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180444A true JPH07180444A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18205462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32800693A Pending JPH07180444A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パネルドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07180444A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169876A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Sanwa Shutter Corp | 建物用戸体 |
JP2014163111A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Sankyotateyama Inc | 戸 |
JP2021113455A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | Ykk Ap株式会社 | 戸体及び建具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569284B2 (ja) * | 1986-02-03 | 1993-09-30 | Nippon Steel Corp |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32800693A patent/JPH07180444A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569284B2 (ja) * | 1986-02-03 | 1993-09-30 | Nippon Steel Corp |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169876A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Sanwa Shutter Corp | 建物用戸体 |
JP2014163111A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Sankyotateyama Inc | 戸 |
JP2021113455A (ja) * | 2020-01-20 | 2021-08-05 | Ykk Ap株式会社 | 戸体及び建具 |