JPH07180122A - 運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置及び拭掃布の保持部材 - Google Patents

運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置及び拭掃布の保持部材

Info

Publication number
JPH07180122A
JPH07180122A JP13792094A JP13792094A JPH07180122A JP H07180122 A JPH07180122 A JP H07180122A JP 13792094 A JP13792094 A JP 13792094A JP 13792094 A JP13792094 A JP 13792094A JP H07180122 A JPH07180122 A JP H07180122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
wiping cloth
hole
holding
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13792094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Sakamoto
泰行 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH07180122A publication Critical patent/JPH07180122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面と拭掃布とが十分な圧力で密着できるよ
うにした、運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置
を提供する。 【構成】 この取付装置は、モップ等の拭掃布を保持す
るための保持部材1と、リーチリフト等の運搬車輛の後
部又は前部に設けられた直線状縁部に嵌合しうる略コ字
状部材11とよりなる。略コ字状部材11は、保持部材
1上に直接結合されている。保持部材11は、パイプ1
aと線材1cとよりなる。パイプ1aは、対向する直線
部A,Aとこの直線部A,Aを繋ぐ曲線部Bとで形成さ
れている。線材1cは、直線部A’,A’とこの直線部
A’,A’を繋ぐ曲線部B’とで形成されている。線材
1cの直線部A’,A’はパイプ1aの直線部A,Aに
挿通されて、トラック状の環が形成される。 【効果】 従って、拭掃布の大きさに応じて、保持部材
11の大きさを変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の物品や人等を運
搬するための運搬車輛に、拭掃布を付設するための取付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種物品を運搬するフォーク
リフトやリーチリフト或いは身体障害者が移動するため
に使用する車椅子等の運搬車輛は、もっぱら物品又は人
を運搬するためだけに使用されている。一方、工場内の
通路や体育館の床を清掃するには、車輛の側部等に拭掃
布が固定されている清掃車が使用されている。即ち、従
来は、物品や人の運搬のためには運搬車輛が使用されて
おり、通路や床面を清掃するには清掃車が使用されてい
たのである。
【0003】このような状況下において、運搬と清掃の
両者を一挙に行うことができるように、運搬車輛に拭掃
布を付設することが提案されている(実開昭62−72
316号公報)。しかし、この提案されている発明は、
単に運搬車輛の下部に拭掃布を、上下方向に自由に揺動
する拭掃杆によって垂下させたものであり、床面と拭掃
布とを十分な圧力で密着させることが困難であった。ま
た、運搬車輛の前部から後部に亙る拭掃杆を使用してい
るため、拭掃のための装置が全体として大型化するとい
うことがあった。更に、拭掃布は、二つ折が可能なトラ
ック状の環によって保持されている、即ち拭掃布の背面
に設けられた袋部に、トラック状の環を挿着することに
よって保持されている。従って、トラック状の環の大き
さを変更することはできず、拭掃布の大きさが変わると
使用できないということがあった。更には、実開昭62
−72316号公報に記載されている考案は、単に運搬
車輛の下部に拭掃布を、拭掃杆で垂下させただけであ
り、拭掃布が運搬車輛の車輪に巻き込まれることを防止
するための手段を備えたものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、実開昭62
−72316号公報に記載されているような拭掃杆を使
用せずに、拭掃布をある特定の手段で運搬車輛に付設す
ることによって、拭掃布と床面とを十分な圧力で密着さ
せようというものである。また、拭掃杆を使用しないこ
とによって、拭掃布の取付装置を小型化しようというも
のである。更に、拭掃布の背面に設けられた袋部に挿通
されるトラック状の環として、その大きさが自由に変更
しうるものを採用し、拭掃布の大きさが変わっても、何
らの支障なく使用しうる拭掃布の保持部材を提供しよう
というものである。更には、拭掃布が運搬車輛の車輪に
巻き込まれるのを防止する手段を備えた装置を提供しよ
うというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
モップ等の拭掃布を保持するための保持部材と、リーチ
リフト等の運搬車輛の後部又は前部に設けられた直線状
縁部に嵌合しうる略コ字状部材とよりなり、この略コ字
状部材は、保持部材上に直接結合されていることを特徴
とする、運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置に
関するものである。請求項2に係る発明は、この際、略
コ字状部材の位置を左右に移動しうるようにした取付装
置に関するものである。
【0006】また、請求項3に係る発明は、対向する直
線部A,Aとこの直線部A,Aを繋ぐ曲線部Bとよりな
るパイプと、パイプの直線部A,Aに挿通しうる直線部
A’,A’を対向して持ち、且つ直線部A’,A’を繋
ぐ曲線部B’を持つ線材とよりなり、この線材の直線部
A’,A’がパイプの直線部A,Aに挿通されてトラッ
ク状の環となっていることを特徴とする拭掃布の保持部
材に関するものである。この構成から判るように、この
保持部材は、直線部A’,A’を直線部A,Aに挿通す
る程度を変更することによって、環の大きさを任意に変
更することができるものである。
【0007】また、請求項5に係る発明は、モップ等の
拭掃布を保持するための保持部材と、フォークリフト等
の運搬車輛の後部又は前部に設けられた孔に挿入して係
止しうる柱部材とよりなり、該柱部材は、該保持部材上
に直立した状態で結合されると共に、その位置を前後に
移動できることを特徴とする、運搬車輛に拭掃布を付設
するための取付装置に関するものである。請求項6に係
る発明は、柱部材を保持部材上に結合させる際に、連結
部材を使用したものであり、この連結部材には、穴部と
スリット孔とが設けられ、穴部には柱部材が挿入されて
係止され、且つスリット孔には固定具が挿入されて保持
部材と結合されていることを特徴とする取付装置に関す
るものである。請求項7に係る発明は、上記した柱部材
の側壁に、フォークリフト等の運搬車輛の後部又は前部
に設けられた孔に固定するための複数のねじ孔を設けた
取付装置に関するものである。
【0008】
【作用】請求項1に係る発明は、略コ字状部材が拭掃布
の保持部材に直接結合されている。略コ字状部材の間隙
に、リーチリフト等の運搬車輛の後部又は前部に設けら
れた直線状縁部を嵌合する。そして、ボルト等によって
略コ字状部材と直線状縁部とを固定する。従って、拭掃
布は運搬車輛の後部又は前部に確実に付設され、上下或
いは左右に自由に動くということがない。また、略コ状
部材と保持部材とが直接結合しているので、拭掃のため
の装置が全体として大きくならない。二個の略コ字状部
材を保持部材に直接結合する際、略コ状部材の位置が左
右に移動できる場合には、その二個の略コ状部材の距離
を任意に設定できる。従って、直線状縁部が短くても、
その長さに合致するように二個の略コ字状部材の距離を
調整することができる。
【0009】請求項3に係る発明は、拭掃布を保持する
ための保持部材がパイプと線材とより構成されており、
この線材の直線部A’,A’をパイプの直線部A,Aに
挿通してトラック状の環とするものである。従って、こ
の挿通の程度を変更することによって、トラック状の環
の大きさを任意に調整することができる。
【0010】請求項5に係る発明は、フォークリフト等
の運搬車輛の後部又は前部に設けられている牽引き用等
の孔に、柱部材を挿入して、この柱部材の下端に結合さ
れている保持部材を取り付け、この保持部材に保持され
ているモップ等の拭掃布を床面に密着して固定するとい
うものである。従って、拭掃布が床面に密着するような
位置を、柱部材の孔への挿入の程度によって決定するこ
とができる。そして、この決定した位置で柱部材を係止
し固定すればよい。柱部材は、保持部材上に直立した状
態で結合されているが、保持部材の前後方向に移動でき
るようになっている。従って、運搬車輛の後部又は前部
に設けられた孔と、保持部材に保持された拭掃布との前
後方向における相対位置を変えることができ、運搬車輛
の後輪又は前輪と拭掃布との間隔を任意に調節すること
ができる。
【0011】柱部材の前後方向への移動は、柱部材と保
持部材とを結合させる際に連結部材を使用した場合に
は、この連結部材の位置を前後方向へ移動することによ
って行うことができる。即ち、連結部材に、柱部材が挿
着される穴部と、保持部材を結合するスリット孔とを設
け、このスリット孔に沿って保持部材を前後方向に移動
できるようにすると、相対的に柱部材は前後方向に移動
するのである。
【0012】柱部材の側壁に、フォークリフト等の運搬
車輛の後部又は前部に設けられた孔に固定するための複
数のねじ孔を設けておけば、保持部材の位置を上下方向
に任意に調整することができる。そして、拭掃布が床面
に密着するような位置を、適宜設定することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一例に係る取付装置の組立
分解図である。1は保持部材であり、パイプ1aと線材
1cとよりなっている。パイプ1aは、対向する直線部
A,Aとこの直線部A,Aを繋ぐ曲線部Bとで形成され
ている。線材1cも、対向する直線部A’,A’とこの
直線部A’,A’を繋ぐ曲線部B’とで形成されてい
る。この線材1cの外径は、パイプ1aの内径よりも小
さく、線材1cの直線部A’,A’はパイプ1aの直線
部A,Aに挿通しうるように構成されている。従って、
線材1cをパイプ1aに挿通して、任意の箇所でボルト
27で螺着すれば、一定の大きさのトラック状の環が形
成されるのである。このことから判るように、線材1c
をパイプ1aに挿通する程度を変更することによって、
トラック状の環の大きさは任意に変更することができる
のである。以上の説明から、パイプ1aはその字義通り
に中空体となっているものであることは明らかであろ
う。一方、線材1cは、パイプ状の中空体であってもよ
いし、中空体となっていないものでも、いずれのもので
も使用しうることは明らかであろう。
【0014】このトラック状の環を、モップ等の拭掃布
6の背面に設けられた袋部に、挿着することによって、
拭掃布6が保持される。従って、トラック状の環の大き
さを変更することによって、拭掃布6の大きさが変わっ
たとしても、良好に拭掃布6をトラック状の環に保持す
ることができるのである。なお、この例ではトラック状
の環の大きさを変更できるものを採用したが、拭掃布6
の大きさが変わらないのであれば、この大きさを変更で
きないものを採用しても差し支えない。また、このトラ
ック状の環の上面(拭掃布6が保持されるのと反対面)
に、平板1bを設けて保持部材1としても良い。この平
板1bを設けておくと、略コ字状部材11を保持部材1
に直接結合しやすくなるため、好ましいものである。即
ち、保持部材1は、パイプ1aと線材1cとで形成され
るトラック状の環のみから構成されていてもよいし、パ
イプ1aと線材1cとで形成されるトラック状の環と平
板1bとで構成されていてもよいのである。更に、特殊
な場合には平板1bのみで構成されていてもよい。
【0015】保持部材1の平板1b上には、略コ字状部
材11,11が直接結合されている。略コ字状部材1
1,11を直接結合するには、ボルト28,28,2
8,28で螺着すればよい。平板1bにはボルト28,
28,28,28を挿通するための透孔1d,1d,1
d,1dが設けられている。この際、少なくとも一対の
透孔1d,1dをスリット状の透孔とするのが好まし
い。このようにすると、ボルト28,28で螺着する箇
所を左右に自由に移動できるのである。従って、少なく
とも一個の略コ字状部材11の位置を左右に移動するこ
とができ、二個の略コ字状部材11,11間の距離を任
意に設定することができ、略コ字状部材11,11を嵌
合するための直線状縁部7が長くても短くても確実に嵌
合することができるのである。即ち、リーチリフト8の
幅に対応する方向における直線状縁部7の長さが長くな
っても短くなっても、それに応じて略コ字状部材11,
11を確実に固定することができ、ひいては保持部材1
も確実に固定することができるのである。なお、略コ字
状部材11,11は、そこに設けられた間隙11a,1
1aに、リーチリフト8の後部に設けられた直線状縁部
7をはめ込むことによって、嵌合されるのである。
【0016】図3は、本発明の他の例に係る取付装置の
組立分解図である。1は保持部材であり、図1に基づい
て説明したのと同様の構成となっている。そして、保持
部材1の平板1b上には、連結部材2が結合されてい
る。連結部材2には、穴部2aとスリット孔2bとが設
けられている。穴部2aには、柱部材3が挿入され係止
される。穴部2aの側壁には、ねじ孔23が設けられて
おり、このねじ孔23にボルト24を挿入することによ
って、柱部材3を固定することができる。特に、柱部材
3の下部側壁にねじ孔3aを設けておけば、ねじ孔23
とねじ孔3aとを一致させ、ボルト24を挿入して螺着
すれば、完全に固定することができる。スリット孔2b
には、ボルト22等の固定具が挿入され、保持部材1と
係止されている。ボルト22を緩めれば、連結具2はス
リット孔2bが存在しているため、前後方向に移動させ
ることができる。
【0017】なお、この例では、連結部材2を平板1b
上に結合したが、保持部材1中に平板1bを用いずに、
パイプ1aと線材1cとで形成されるトラック状の環上
に直接結合してもよい。また、この例では、連結部材2
を使用したが、連結部材2を使用せずに、保持部材1に
直接柱部材3を係止し結合してもよい。更に、この例で
は、スリット孔2bによって、柱部材3と保持部材1と
の相対位置を前後方向に移動することができるようにし
たが、穴部2aを移動可能なようにしたり、或いは保持
部材1上に多数の穴部を設けたりして、任意の手段によ
って柱部材3と保持部材1との相対位置を前後方向に移
動しうるようにしてもよい。また、連結部材2の左右位
置を変更する等の手段によって、柱部材3と保持部材1
との左右方向における相対位置を変更することも可能で
ある。
【0018】連結部材2に結合されることにより、保持
部材1上に直立した状態で結合された柱部材3は、フォ
ークリフト4の後部に設けられた孔5に挿入され、係止
される。フォークリフト4の後部には、一般的に、牽引
き用の孔が設けられており、この孔を柱部材3の挿入用
の孔5として用いるのが便宜である。車椅子等の運搬車
輛には、このような牽引き用の孔が設けられていないた
め、別途、孔5を設ける必要がある。柱部材3を孔5に
挿入した後、柱部材3の上部に止め具25を挿入する。
そして、止め具25の側壁に設けられた孔25aにボル
ト26を挿入して螺着することによって、柱部材3を固
定するのである。柱部材3の上部には複数のねじ孔3a
が設けられているのが好ましい。このねじ孔3aと止め
具25の孔25aとを一致させ、ボルト26を挿入して
螺着すれば、柱部材3を完全に固定させることができる
のである。柱部材3の孔5への挿入の程度は、拭掃布6
が床面に所定の圧力で接触するように、調整して行う。
なお、孔5は、一般的には運搬車輛の後部に設けられて
いるが、前部に設けられていてもよい。また、本発明で
言う運搬車輛としては、フォークリフト、リーチリフ
ト、車椅子、各種手押し車等の物品や人の運搬に使用さ
れる車輛であれば、どのようなものでも使用することが
可能である。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、リーチリフト等
の運搬車輛の後部又は前部に設けられた直線状縁部に、
確実に嵌合され固定される略コ字状部材に拭掃布の保持
部材が直接結合している。リーチリフトに設けられてい
るこの直線状縁部は上下に動くものではないため、保持
部材も上下に動くようなことは少なく、よって拭掃布も
上下に動くようなことは少ない。従って、拭掃布を床面
に十分な圧力で密着させることが可能であり、床面の清
掃が十分に行えるという効果を奏する。また、この拭掃
布の取付装置は、保持部材と略コ字状部材とからなって
いるため、装置全体が大型化することを防止しうるとい
う効果も奏する。
【0020】請求項2に係る発明は、略コ字状部材を左
右に移動しうるようにしたものである。この場合には、
リーチリフト等の運搬車輛に設けられている直線状縁部
の長さ(運搬車輛の幅に対応する方向の長さ)が長くな
っても短くなっても、確実に少なくとも二個の略コ字状
部材を直線状縁部に嵌合固定することができる。従っ
て、保持部材及びこの保持部材に保持される拭掃布を良
好に固定でき、拭掃布を床面に十分な圧力で密着させる
ことが可能であり、床面の清掃中にも保持部材及び拭掃
布が回転するようなことを防止できるという効果を奏す
る。
【0021】請求項3及び4に係る発明は、拭掃布を保
持するための保持部材がパイプと線材とより構成されて
おり、この線材の直線部A’,A’をパイプの直線部
A,Aに挿通してトラック状の環とするものである。従
って、この挿通の程度を変更することによて、トラック
状の環の大きさを任意に調整することができるので、拭
掃布の大きさが変わっても、拭掃布を良好に保持部材に
保持できるという効果を奏する。
【0022】請求項5及び6に係る発明は、モップ等の
拭掃布を保持するための保持部材上に、柱部材が直立し
た状態で結合されており、この保持部材は柱部材との相
対位置を前後方向に移動しうるようになっているもので
ある。柱部材は、フォークリフト等の運搬車輛の後部又
は前部に設けられた孔に挿入されて係止されるものであ
る。従って、拭掃布を床面に十分な圧力で密着させるこ
とが可能であり、床面の清掃が十分に行えるという効果
を奏する。そして、保持部材は、フォークリフト等の運
搬車輛の後部又は前部に設けられた孔に対して、前後方
向における相対位置を変えることができる。依って、保
持部材に保持された拭掃布と運搬車輛の後輪又は前輪と
の間隔を任意に調節することができ、拭掃布が運搬車輛
の後輪又は前輪に巻き込まれるのを防止することができ
るという効果を奏する。
【0023】また、柱部材は、フォークリフト等の運搬
車輛に設けられた孔に挿入して係止するものであるた
め、任意の位置で係止することができる。従って、柱部
材の一端に結合された保持部材の上下方向の位置を任意
に設定することができる。依って、保持部材に保持され
る拭掃布の上下位置を任意に設定でき、床面に対して所
望の圧力で拭掃布を配置しうるという効果を奏する。
【0024】更に、請求項7に係る発明の如く、柱部材
の上部側壁に複数のねじ孔を設けた場合には、このねじ
孔と止め具の孔とを一致させて、ボルト等の固定具を挿
入して螺着することができ、柱部材の固定を確実にする
ことができるという効果を奏する。また、柱部材の下部
側壁にねじ孔を設けた場合にも、このねじ孔と連結具に
設けられた穴部のねじ孔とを一致させて、ボルト等を挿
入して螺着することができ、柱部材の固定を確実にする
ことができるという効果を奏する。また、保持部材の大
きさを変更することができるようにしておけば、拭掃布
の大きさが変わっても、適宜その拭掃布を使用すること
ができるという効果を奏する。また、拭掃布の大きさが
大きすぎて、運搬車輛が右折或いは左折する場合に、障
害物に拭掃布が衝突するようなことがあった際、容易に
小さい拭掃布と交換しうるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る取付装置の組立分解図であ
る。
【図2】図1に示した取付装置をリーチリフトに取り付
けた場合の中央縦断面概略図である。
【図3】本発明の他の例に係る取付装置の組立分解図で
ある。
【図4】図3に示した取付装置をフォークリフトに取り
付けた場合の側面図である。
【符号の説明】
1 保持部材 1a パイプ 1b 平板 1c 線材 2 連結部材 2a 連結部材に設けられた穴部 2b 連結部材に設けられたスリット孔 3 柱部材 3a 柱部材に設けられたねじ孔 4 フォークリフト 5 フォークリフトの後部に設けられた孔 6 拭掃布 7 リーチリフトの後部に設けられた直線状縁部 8 リーチリフト 11 略コ字状部材 A パイプの直線部 A’ 線材の直線部 B パイプの曲線部 B’ 線材の曲線部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モップ等の拭掃布を保持するための保持
    部材と、リーチリフト等の運搬車輛の後部又は前部に設
    けられた直線状縁部に嵌合しうる略コ字状部材とよりな
    り、該略コ字状部材は、該保持部材上に直接結合されて
    いることを特徴とする、運搬車輛に拭掃布を付設するた
    めの取付装置。
  2. 【請求項2】 略コ字状部材の位置を左右に移動できる
    ようにした請求項1記載の運搬車輛に拭掃布を付設する
    ための取付装置。
  3. 【請求項3】 対向する直線部A,Aと該直線部A,A
    を繋ぐ曲線部Bとよりなるパイプと、該パイプの直線部
    A,Aに挿通しうる直線部A’,A’を対向して持ち、
    且つ該直線部A’,A’を繋ぐ曲線部B’を持つ線材と
    よりなり、該線材の該直線部A’,A’が該パイプの該
    直線部A,Aに挿通されてトラック状の環となっている
    ことを特徴とする拭掃布の保持部材。
  4. 【請求項4】 直線部A’,A’を直線部A,Aに挿通
    する程度を変更することによって、環の大きさを任意に
    変更しうる請求項3記載の拭掃布の保持部材。
  5. 【請求項5】 モップ等の拭掃布を保持するための保持
    部材と、フォークリフト等の運搬車輛の後部又は前部に
    設けられた孔に挿入して係止しうる柱部材とよりなり、
    該柱部材は、該保持部材上に直立した状態で結合される
    と共に、その位置を前後に移動できることを特徴とす
    る、運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置。
  6. 【請求項6】 モップ等の拭掃布を保持するための保持
    部材と、フォークリフト等の運搬車輛の後部又は前部に
    設けられた孔に挿入して係止しうる柱部材と、該柱部材
    を該保持部材上に直立した状態で結合させるための連結
    部材とよりなり、該連結部材には、穴部とスリット孔と
    が設けられ、該穴部には該柱部材が挿入されて係止さ
    れ、且つ該スリット孔には固定具が挿入されて該保持部
    材と結合させうることを特徴とする、運搬車輛に拭掃布
    を付設するための取付装置。
  7. 【請求項7】 柱部材の側壁に、フォークリフト等の運
    搬車輛の後部又は前部に設けられた孔に固定するための
    複数のねじ孔が設けられている請求項1又は2記載の運
    搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置。
JP13792094A 1993-11-15 1994-05-27 運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置及び拭掃布の保持部材 Pending JPH07180122A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-65902 1993-11-15
JP6590293 1993-11-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07180122A true JPH07180122A (ja) 1995-07-18

Family

ID=13300366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13792094A Pending JPH07180122A (ja) 1993-11-15 1994-05-27 運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置及び拭掃布の保持部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07180122A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220957A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Kazunori Fujisawa モップ清掃装置
CN101961234A (zh) * 2010-09-30 2011-02-02 广州大学 一种家用自动清洗拖布的拖把

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220957A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Kazunori Fujisawa モップ清掃装置
CN101961234A (zh) * 2010-09-30 2011-02-02 广州大学 一种家用自动清洗拖布的拖把

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6851693B2 (en) Stroller trailer
US5199842A (en) Wheelchair carrier
US5458389A (en) Device for extending the bed of a transport vehicle
US4664403A (en) Hitch adapter for double caster wheel trailer
US7258361B2 (en) Collapsible conveyance folding transport chair folding wheelchair
US3697098A (en) Modular home transport vehicle
US20020190534A1 (en) Vehicle utility rack system providing elevated hauling and working stations
US5927730A (en) Scooter cart
US5913528A (en) Mobile cleaning trolley and trailer
CA2049551C (en) Universally adjustable trailer hitch
US5794957A (en) Trailer for a wheelchair
US20030160429A1 (en) Adjustable fifth wheel hitch with improved locking mechanism
US4119331A (en) Collapsible golf cart trailer
US6923456B2 (en) Shopping cart having caster lift
WO2002096760A3 (en) Transportable storage container assembly
US6345833B2 (en) Two-piece side frame assembly for small wheelchairs
US5207549A (en) Transfer seat to be used between a wheelchair and an automobile seat
JPH07180122A (ja) 運搬車輛に拭掃布を付設するための取付装置及び拭掃布の保持部材
US5913533A (en) Seat assembly including collapsible stroller
US20020093173A1 (en) Coupling for trailer
US6125480A (en) Vehicle mounted toilet seat
US20030080263A1 (en) Accessory mounting adapter for a trailer hitch assembly
GB2373484A (en) Hand propelled load carrying vehicles
US20030137159A1 (en) Sports/utility vehicle trailer
US20040012170A1 (en) Accessory mounting adapter for a trailer hitch assembly