JPH07179U - 過去帳押え - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 仏事用過去帳５の用紙６の弾性力により生ず
る星状の立ち上りを、強制的に所期する日付面を開放せ
しめ得る過去帳押えを提供する。 【構成】 過去帳立て７の傾斜面上に仏事用過去帳５の
下面部と、過去帳立て７の傾斜面上の下端部に設けたス
ベリ止め部８間に、過去帳押え１に設けた脚部３を日付
面上面部から嵌め込む様に圧接挟持せしめることによっ
て、脚部３を上端部から直角方向に設けた上面板４が日
付面部を上面部から押え込む様に構成される。

Description

【考案の詳細な説明】 （イ）利用分野 日付別に折り重なる様にしてなる仏事用過去帳を、過去帳立てを用いて使用す る場合に、簡単且つ便利に利用せしめ得るための過去帳押えに関する。

（ロ）従来の技術 従来の技術といったものはなく、折り重なる様にしてなる仏事用過去帳用紙自 体の弾性力がなくなる迄、何度も手で押え折り曲げる事を必要とした。

（ハ）考案が解決しようとする問題点 この考案は、日付別に折り重なる様にしてなる仏事用過去帳用紙自体の弾力性 を、強制的に押え込むようにして簡単且つ確実に所期する日付面別に利用するこ とを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段と作用 この考案の実施例を図面にもとづいて説明すれば次の通りである。第９図は日 付別に折り重なる様にしてなる仏事用過去帳５を、過去帳立て７に使用した従来 からの使用例で、該日付別に折り重なる様にしてなる仏事用過去帳５自体の用紙 ６の弾性力により星状の立ち上がりが見られるものである。

第１０図及び第１１図は、第９図の状態から所期する日付面を開いた後、日付別 に折り重なる様にしてなる仏事用過去帳５の下面部と過去帳立て７に設けたスベ リ止め部８間に、本考案過去帳押え１を使用した１実施例で、日付別に折り重な る様にしてなる仏事用過去帳５の自重により本考案過去帳押え１に設けた脚部３ を圧接狭持せしめると共に上面板４が所期する日付面を強制的に下方向へ押え開 く様に開放せしめ得ることを示したものである。日付面を変更したい時は本考案 過去帳押え１のつまみ２をつまみ上げた後、日付面を変更させて同じ操作を行な うだけでよい。

（ホ）考案の効果 この考案は以上説明したように過去帳立てに日付別に折り重なる様にしてなる 仏事用過去帳を簡単且つ確実に日付面の開放並びに変更を容易に可能ならしめ得 ることを特徴とするもので、脚部、上面板、あるいはつまみ部分を任意に大きさ あるいは形状を変形利用せしめて仏事用としての荘厳性をより補増し得る等便利 に利用し得るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例並びに使用上の説明を要するもの
で第１図は、本考案の１実施例の正面図、第２図は、そ
の右側面図、第３図はその平面図、第４図は、その背面
図、第５図はその底面図、第６図は、日付別に折り重な
る様にしてなる仏事用過去帳の斜視図、第７図はそれを
開いた状態の斜視図、第８図は過去帳立ての斜視図、第
９図は日付別に折り重なる様にしてなる仏事用過去帳を
過去帳立てに使用した従来の実施例を示した斜視図、第
１０はそれに本考案過去帳押えを使用した時の斜視図、
第１１図はその左側面図である。 １……過去帳押え ２……つまみ ３……脚部
４……上面板 ５……日付別に折り重なる様にしてな
る仏事用過去帳 ６……用紙 ７……過去帳立て
８……スベリ止め部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 図視の如く、上面部につまみ２を有した横長の上面板４
   の下面部に、側面方向から見て逆Ｌ字型を形成せしめる
   様に設けた板状の脚部３を有したことを特徴とする過去
   帳押え。