JPH0717263U - 組立式ラケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分解してバッグの中に容易に収納でき、持ち
運びを便利にするためのラケット。 【構成】 ラケットのフレームに雄ねじ、グリップに雌
ねじを設け、両者を分解可能としたラケット。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ラケットの改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】 従来、ラケットのグリップは、フレームに固定されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 したがって、ラケットの延長が長くなり、通 常の大きさのバッグに収まらず、持ち運びに不便であった。つまり、バッグの外 にラケットを持ちまわらなければならず、特に、電車及びバス等が混む場合には 、自分が不便であるばかりでなく、周囲の顰蹙を買うことになり、気軽にスポー ツを楽しむのにも支障となった。本考案は、この欠点を除くために考案したもの である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ラケットのフレーム（１）に雄ねじ（１ａ）を一体に設けるととも に、グリップ（２）に雌ねじ（２ａ）を穿設し、両者（１ａ）、（２ａ）を螺合 して、フレーム（１）とグリップ（２）を一体化するようにしたものであり、フ レーム（１）とグリップ（２）を組立、分解自在としたものである。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構成であることから、持ち運びの際には、フレームと グリップに分解し、コンパクト化をしてバッグの中に収納し、使用する際に組み 立てればよい。

【０００６】

【実施例】

以下に本考案の好適実施例を添付図面に従って細述する。 第１図はラケットの全体平面図、第２図はフレームの平面図、第３図はグリッ プの断面図である。 （１）はフレームで、このフレーム（１）の下端部に雄ねじ（１ａ）を一体に 突設する。（２）はグリップで、このグリップ（２）には上記雄ねじ（１ａ）と 螺合する雌ねじ（２ａ）が図示のとおり穿設されている。 ラケットは、上記のとおり構成され、上記ねじ（１ａ）、（２ａ）の雌雄結合 によってフレーム（１）とグリップ（２）は一体化され、不使用時には両者（１ ）、（２）を分解すればよい。

【０００７】

【考案の効果】

以上のとおり、本考案のラケットは分解して容易にバッグの中にコンパクトに 収納することが可能であることから、持ち運びが便利であり、バス及び電車等で 周囲の顰蹙を買うこともなくなる。

【図面の簡単な説明】

【第１図】本考案の全体平面図

【第２図】フレームの平面図

【第３図】グリップの断面図

【符号の説明】

１． フレーム １ａ．雄ねじ ２． グリップ ２ａ．雌ねじ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ラケットにおいて、フレーム（１）とグリ
   ップ（２）を別体で形成し、該フレーム（１）に雄ねじ
   （１ａ）を一体に突設し、該グリップ（２）には該雄ね
   じ（１ａ）が螺合する雌ねじ（２ａ）を設け、該雄ねじ
   （１ａ）を該雌ねじ（２ａ）に螺合して両者（１）、
   （２）を一体化するように構成したことを特徴とする組
   立式ラケット。