JPH07171944A - 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷機 - Google Patents
補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷機Info
- Publication number
- JPH07171944A JPH07171944A JP32225893A JP32225893A JPH07171944A JP H07171944 A JPH07171944 A JP H07171944A JP 32225893 A JP32225893 A JP 32225893A JP 32225893 A JP32225893 A JP 32225893A JP H07171944 A JPH07171944 A JP H07171944A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing unit
- web
- type rotary
- supplementary
- ink
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 補刷ユニットの設置スペースを短くすると共
に補刷ユニットの切替時の損紙を少なくした。 【構成】 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷
機において、前記補刷印刷ユニットを速乾性インキを用
いる補刷印刷ユニット１１とし、該補刷印刷ユニットを
ウエブ式輪転印刷機の乾燥装置４出口以降から折出装置
７入口の間に設置したことを特徴としている。
に補刷ユニットの切替時の損紙を少なくした。 【構成】 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷
機において、前記補刷印刷ユニットを速乾性インキを用
いる補刷印刷ユニット１１とし、該補刷印刷ユニットを
ウエブ式輪転印刷機の乾燥装置４出口以降から折出装置
７入口の間に設置したことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は補刷印刷ユニットを有す
るウエブ式輪転印刷機に関する。
るウエブ式輪転印刷機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の本文を共通して印刷するカタロ
グ、カレンダ等の印刷物に代理店、会社等の名及び住所
を刷り込む補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷
機の一例を図２に示す。給紙装置１より繰り出されたウ
エブは、インフィード装置２にて張力を調整され補刷印
刷ユニット８にて所要の会社名とその住所等が、また４
組の縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニット
３ａ、３ｂ、３ｃおよび３ｄにて本文が印刷され、乾燥
装置４にて乾燥し、冷却装置５にて冷却されウエブパス
６を通り打出装置７に入り、切断および折り畳まれて排
出される。補刷印刷ユニット８は印刷中各種代理店又は
会社名等が、順次連続して所定部数印刷されるように圧
胴９ｃに対し２組の切り換え可能な版胴９ａ、９ｂを有
し、一方の版胴９ａ又は９ｂにて印刷している間に、他
方の版胴９ｂ又は９ａは印刷する準備をする。
グ、カレンダ等の印刷物に代理店、会社等の名及び住所
を刷り込む補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷
機の一例を図２に示す。給紙装置１より繰り出されたウ
エブは、インフィード装置２にて張力を調整され補刷印
刷ユニット８にて所要の会社名とその住所等が、また４
組の縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニット
３ａ、３ｂ、３ｃおよび３ｄにて本文が印刷され、乾燥
装置４にて乾燥し、冷却装置５にて冷却されウエブパス
６を通り打出装置７に入り、切断および折り畳まれて排
出される。補刷印刷ユニット８は印刷中各種代理店又は
会社名等が、順次連続して所定部数印刷されるように圧
胴９ｃに対し２組の切り換え可能な版胴９ａ、９ｂを有
し、一方の版胴９ａ又は９ｂにて印刷している間に、他
方の版胴９ｂ又は９ａは印刷する準備をする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来補刷印刷ユニット
が、縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニット
の前に設けてあるため、切替え印刷する場合に前の代理
店名の残像がブランケット胴に残り、後の代理店名に重
なり汚れる。この残像が消えるまでに、ブランケット胴
が数十回回転するのでその分だけ損紙となる。
が、縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニット
の前に設けてあるため、切替え印刷する場合に前の代理
店名の残像がブランケット胴に残り、後の代理店名に重
なり汚れる。この残像が消えるまでに、ブランケット胴
が数十回回転するのでその分だけ損紙となる。
【０００４】一方縦形ブランケット対ブランケット方式
印刷ユニットの後で、乾燥装置の前に補刷印刷ユニット
を入れると、ウエブに印刷された本文の絵柄のインキが
補刷印刷ユニットのローラ、版胴等に転移し、本文印刷
再現上に悪影響の恐れが有り、好ましくない。また、補
刷印刷ユニットと、インフィード装置と最初の縦形ブラ
ンケット対ブランケット方式印刷ユニットとの間に一列
に並べて設置するので、設置スペースが比較的長くな
る。
印刷ユニットの後で、乾燥装置の前に補刷印刷ユニット
を入れると、ウエブに印刷された本文の絵柄のインキが
補刷印刷ユニットのローラ、版胴等に転移し、本文印刷
再現上に悪影響の恐れが有り、好ましくない。また、補
刷印刷ユニットと、インフィード装置と最初の縦形ブラ
ンケット対ブランケット方式印刷ユニットとの間に一列
に並べて設置するので、設置スペースが比較的長くな
る。
【０００５】本発明はかかる問題点に対処するため開発
されたものであって損紙が少なくかつ設置スペースが比
較的短くなる補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印
刷機を提案することを目的とする。
されたものであって損紙が少なくかつ設置スペースが比
較的短くなる補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印
刷機を提案することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図１を用いて説明
すると本発明は補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転
印刷機において前記補刷印刷ユニットを速乾性インキを
用いる補刷印刷ユニットとし、該補刷印刷ユニットをウ
エブ式輪転印刷機の乾燥装置出口以降から折出装置入口
の間に設置したことを特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図１を用いて説明
すると本発明は補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転
印刷機において前記補刷印刷ユニットを速乾性インキを
用いる補刷印刷ユニットとし、該補刷印刷ユニットをウ
エブ式輪転印刷機の乾燥装置出口以降から折出装置入口
の間に設置したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】そして本発明は上記の手段により速乾性インキ
を用いる補刷印刷ユニットは乾燥装置の出口側に設けた
ので、縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニッ
トにて印刷された本文の絵柄のインキは乾いていて、本
文のインキによる汚れは生じない。また補助印刷ユニッ
トを出て折出装置に入るまでのウエブパスのガイドロー
ラにて、ウエブが汚れる場合があるが、速乾性のインキ
を使用する補助印刷ユニットを使用するので刷出し損紙
は１ないし数枚ですむ。
を用いる補刷印刷ユニットは乾燥装置の出口側に設けた
ので、縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニッ
トにて印刷された本文の絵柄のインキは乾いていて、本
文のインキによる汚れは生じない。また補助印刷ユニッ
トを出て折出装置に入るまでのウエブパスのガイドロー
ラにて、ウエブが汚れる場合があるが、速乾性のインキ
を使用する補助印刷ユニットを使用するので刷出し損紙
は１ないし数枚ですむ。
【０００８】また、乾燥装置より出て、冷却された状態
のウエブは、本文印刷用インキがすでに固化される条件
下にあるものの比較的高温（３０℃〜３５℃）が保た
れ、かつ湿度も少なくなっており、速乾性インキのウエ
ブへの浸透、および乾燥を促進する効果が有る。この補
助印刷ユニットを冷却装置上に積み重ねて、あるいはウ
エブパス内に組み込むことが出来るので、設置スペース
を比較的短くすることが出来る。
のウエブは、本文印刷用インキがすでに固化される条件
下にあるものの比較的高温（３０℃〜３５℃）が保た
れ、かつ湿度も少なくなっており、速乾性インキのウエ
ブへの浸透、および乾燥を促進する効果が有る。この補
助印刷ユニットを冷却装置上に積み重ねて、あるいはウ
エブパス内に組み込むことが出来るので、設置スペース
を比較的短くすることが出来る。
【０００９】
【実施例】図１に本発明の補刷印刷ユニットを設置した
ウエブ式輪転印刷機の一例を示す。同図でこのウエブ式
輪転印刷機には給紙装置１、インフィード装置３、４組
の縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニット３
ａ〜３ｄ、乾燥装置４、冷却装置５、ウエブパス６およ
び折出装置７がこの順に設置されていて、冷却装置５の
下流側に隣接してウエブパス６との間に補刷印刷ユニッ
ト１１が２組設けられている。
ウエブ式輪転印刷機の一例を示す。同図でこのウエブ式
輪転印刷機には給紙装置１、インフィード装置３、４組
の縦形ブランケット対ブランケット方式印刷ユニット３
ａ〜３ｄ、乾燥装置４、冷却装置５、ウエブパス６およ
び折出装置７がこの順に設置されていて、冷却装置５の
下流側に隣接してウエブパス６との間に補刷印刷ユニッ
ト１１が２組設けられている。
【００１０】補刷印刷ユニット１１は速乾性のアルコー
ル含有水性インキを使用するフレキソ印刷方式の印刷ユ
ニットで、前記水性インキはウエブに大部分吸収される
ので殆ど乾燥が不要で、乾燥が必要の時は冷風を吹き付
ける。補刷印刷ユニット１１で、インキパン１２内に設
置されているアニロックスローラ１３を速度制御しつつ
回転し、インキパン１２内のインキを取出し、ドクタブ
レード１４にて掻き取りインキ被膜を均一にし版胴１５
に供給する。版胴１５に、ラバープレートに画像を形成
した版を貼り付けたプラスチックあるいはセラミックス
リーブ（いづれも図示せず）を抜き差しして版を交換す
る。また圧胴１６はウエブの走行により回転する。
ル含有水性インキを使用するフレキソ印刷方式の印刷ユ
ニットで、前記水性インキはウエブに大部分吸収される
ので殆ど乾燥が不要で、乾燥が必要の時は冷風を吹き付
ける。補刷印刷ユニット１１で、インキパン１２内に設
置されているアニロックスローラ１３を速度制御しつつ
回転し、インキパン１２内のインキを取出し、ドクタブ
レード１４にて掻き取りインキ被膜を均一にし版胴１５
に供給する。版胴１５に、ラバープレートに画像を形成
した版を貼り付けたプラスチックあるいはセラミックス
リーブ（いづれも図示せず）を抜き差しして版を交換す
る。また圧胴１６はウエブの走行により回転する。
【００１１】縦形ブランケット対ブランケット方式印刷
ユニット３ａ〜３ｄにて印刷された本文の絵柄を乾燥装
置４および冷却装置５にて本文の絵柄のインキを乾燥
し、セットした後２組の補刷印刷ユニット１１の版胴１
５を交互に切り換えて代理店名等を印刷する。一方の版
胴１５にて印刷している間に他方の版胴１５の版をスリ
ーブの抜き差しにより入換え、次の印刷の準備する。補
刷印刷ユニット１１にて補刷されたウエブはウエブパス
６より折出装置７に入る。この時ウエブパス６のガイド
ローラに補刷された絵柄のインキが転移し、汚れる場合
もあるがインキが速乾性なので、この汚れは数部以内に
止めることが出来る。図１では補刷印刷ユニット１１を
冷却装置５に隣接して並べたが冷却装置５の上に積み重
ね長手方向のスペースを短くすることも出来る。
ユニット３ａ〜３ｄにて印刷された本文の絵柄を乾燥装
置４および冷却装置５にて本文の絵柄のインキを乾燥
し、セットした後２組の補刷印刷ユニット１１の版胴１
５を交互に切り換えて代理店名等を印刷する。一方の版
胴１５にて印刷している間に他方の版胴１５の版をスリ
ーブの抜き差しにより入換え、次の印刷の準備する。補
刷印刷ユニット１１にて補刷されたウエブはウエブパス
６より折出装置７に入る。この時ウエブパス６のガイド
ローラに補刷された絵柄のインキが転移し、汚れる場合
もあるがインキが速乾性なので、この汚れは数部以内に
止めることが出来る。図１では補刷印刷ユニット１１を
冷却装置５に隣接して並べたが冷却装置５の上に積み重
ね長手方向のスペースを短くすることも出来る。
【００１２】
【発明の効果】このように本発明によるときは、補刷印
刷ユニットを速乾性インキを使用するフレキソあるいは
グラビヤ方式等による印刷ユニットとし、この印刷ユニ
ットを乾燥装置以降から折出装置入口の間に設置したの
で、印刷された本文による汚れのみならず補刷による汚
れの発生は殆どなく、損紙を最小限に止めることが出
来、また前記補刷印刷ユニットを冷却装置の上に重ねて
設置すれば長手方向の設置スペースを比較的短くするこ
とが出来る等の効果を有する。
刷ユニットを速乾性インキを使用するフレキソあるいは
グラビヤ方式等による印刷ユニットとし、この印刷ユニ
ットを乾燥装置以降から折出装置入口の間に設置したの
で、印刷された本文による汚れのみならず補刷による汚
れの発生は殆どなく、損紙を最小限に止めることが出
来、また前記補刷印刷ユニットを冷却装置の上に重ねて
設置すれば長手方向の設置スペースを比較的短くするこ
とが出来る等の効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示すレイアウト図である。
【図２】従来例を示すレイアウト図である。
４ 乾燥装置 ７ 折出装置 １１ 補刷印刷ユニット
Claims (1)
- 【請求項１】 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転
印刷機において、前記補刷印刷ユニットを速乾性インキ
を用いる補刷印刷ユニットとし、該補刷印刷ユニットを
ウエブ式輪転印刷機の乾燥装置出口以降から折出装置入
口の間に設置したことを特徴とする補刷印刷ユニットを
有するウエブ式輪転印刷機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32225893A JPH07171944A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32225893A JPH07171944A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171944A true JPH07171944A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18141651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32225893A Withdrawn JPH07171944A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 補刷印刷ユニットを有するウエブ式輪転印刷機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07171944A (ja) |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32225893A patent/JPH07171944A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |