JPH07167U - 鏡を用いた食器 - Google Patents

鏡を用いた食器

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JPH07167U
JPH07167U JP3613993U JP3613993U JPH07167U JP H07167 U JPH07167 U JP H07167U JP 3613993 U JP3613993 U JP 3613993U JP 3613993 U JP3613993 U JP 3613993U JP H07167 U JPH07167 U JP H07167U
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JP
Japan
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mirror
tableware
protective cover
fixed
auxiliary container
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Application number
JP3613993U
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English (en)
Inventor
俊雄 今中
Original Assignee
赤目・香落・室生観光開発株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡を食器として使用しようとするものである
が、実用化するうえで障害となる点、例えば、食器とし
て使用する上での違和感をどのようにして取り除くか、
また、食器として使用するには安定感がない点をどのよ
うな方法で解決するか、また、目新しさの反面に生じ
る、安っぽさをどのようにして取り除くか、また、鏡を
食器として使用したとして、新規性以上の効果を伴う物
となるのか、また、そのような点を解決したとして、ど
のような方法で実用化するのか、さらに、どのような方
法で実用化すれば経済効率の良い製品が得られるのか、
といったことを解決し、提供しようとするものである。 【構成】 裏面および側面を覆う防護カバー1に固着さ
れた、ガラスを素材として作られた鏡2を、上方に開口
した収容部3を設けた補助容器4の前記収容部3に着脱
自在に組み合わせる。また、前記鏡2の表面に絵付5を
施す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食器のうち、主として珍味料理、細工料理などで、汁気の少ない料 理を盛り付けるための、鏡を用いた平板な皿状の食器と、それを使用に際して飾 り付けるための補助容器とを組み合わせたことを特徴とする食器、および、平板 な皿状の食器として用いる鏡の表面に絵を描いたことを特徴とする食器、ならび に、それらを組み合わせたことを特徴とする食器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の食器は、製法上からみると、陶器や磁器のほか、金属製品、ガラス製品 、木工製品、合成樹脂製品、紙製品など、新素材を利用するための工夫と共に、 成型や絵付などの技法上からも多種多様の工夫が凝らされてきた。 一方、使用上でも料理や季節に応じて食器を使い分けるなどの方法で、料理の 格調を高めると共に、料理そのものを演出するための道具として用いられてきた 。 このように、食器は、新しい素材、新しいデザイン、新しい使用法の開発を常 に求めてきた。そのため、新規な形状や新規な絵柄の食器の需要が多く、食器市 場の傾向としては、豪華化、高級化し、製作に要する時間と材料費がかさんで価 格が高くなるという傾向にあり、製造者、需要者共、安価で利用効果の高い食器 の開発が待ち望まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記目的を達成するため、新規な素材の食器と、新規な食器の使用 法を提供しようとするものである。 具体的には、鏡を食器として使用しようとするものであるが、実用化するうえ で障害となる点、例えば、食器として使用する上での違和感をどのようにして取 り除くか、また、食器として使用するには安定感がない点をどのような方法で解 決するか、また、目新しさの反面に生じる、安っぽさをどのようにして取り除く か、また、鏡を食器として使用したとして、新規性以上の効果を伴う物となるの か、また、そのような点を解決したとして、どのような方法で実用化するのか、 さらに、どのような方法で実用化すれば経済効率の良い製品が得られるのか、と いったことを解決し、提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、裏面および側面を覆う防護カバー1に固着された 、ガラスを素材として作られた鏡2を、上方に開口した収容部3を設けた補助容 器4の前記収容部3に着脱自在に組み合わせる。 また、裏面および側面を覆う防護カバー1に固着された、ガラスを素材として 作られた鏡2の表面に、絵付5を施してもよい。 また、裏面および側面を覆う防護カバー1に固着された、ガラスを素材として 作られた鏡2の表面に絵付5を施した物を、上方に開口した収容部3を設けた補 助容器4の前記収容部3に着脱自在に組み合わせてもよい。
【0005】
【作用】
防護カバーに固着された鏡を、上方に開口した収容部を設けた補助容器の収容 部に着脱自在に組み合わせることにより、鏡を皿とし、補助容器を飾り付け容器 とする一組の食器が得られる。 この場合、鏡だけを食器として使用する場合に感じられる違和感は、完全に取 り除かれる。同時に、物理的に重量が増し、安定度が増すことにより、重量感、 安定感が生じて、鏡だけを食器として使用した場合に感じられる安っぽさは完全 になくなり、かえって、目新しさが強調されると共に高級感が生じてくる。 また、裏面および側面を覆う防護カバーに固着された、ガラスを素材として作 られた鏡の表面に絵付を施すことにより、絵柄を描いた鏡を皿とした食器が得ら れる。この場合にもまた、鏡だけを食器として使用する場合に感じられる違和感 は、完全に取り除かれる。 また、鏡と補助容器とを一体に固着した場合、鏡だけを取り替えることが不可 能となるが、実際の使用に際しては、鏡部分の破損や劣化による汚損、損傷など による使用不能品が多発し不経済である。 防護カバーに固着された鏡と補助容器とを着脱自在に組み合わせることにより 、そのような欠点を取り除くばかりではなく、料理の盛り付け作業、洗浄作業な どの作業効率を向上させる効果を得るものでもある。 また、鏡は本来の働きとして、盛り付けた料理を鏡面に写しだすことにより、 料理を華やかに演出すると共に、盛り付け量を多く感じさせて食事材料の節約に も寄与するものである。 また、盛り付けた料理を鏡面に写しだすことにより、料理を楽しむという観点 からは、従来技術では決して得られなかった、料理を多面的に鑑賞することを可 能とするものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案請求項1の実施例について図面1に基づき説明する。 (イ)ガラスを素材として常法により作られた適宜な大きさの鏡2を、例えば、 円形に作る。 (ロ)上記、鏡2の裏面および側面に鏡を破損から防ぎ、また、取り扱い易くす るため、一般的な素材、例えば、合成樹脂などで作られる防護カバー1に固着さ せる。この場合、防護カバー1に固着された鏡2は皿として使用する目的で作る 物ではあるが、普通の皿のように、裏面に糸尻のような凸部は特に設ける必要は 無く、極めて一般的な仕様、つまり、およそ平板な状態に仕上げればよい。 (ハ)上方に開口した収容部3を設けた補助容器4を、一般的な素材、例えば、 合成樹脂などで作成する。この場合、補助容器の収容部の大きさは、鏡2を固着 する防護カバー1と同大、若しくは大きめに作成する必要がある。 なお、補助容器の収容部は、上方に開口したものを上部に設けるほか、下方に 開口したものを下部に設けることも考えられる。この場合、収容部、若しくは収 容部の縁取りのデザインは、上部に設けたものと異なるデザイン、若しくは、異 なる縁取りにしたほうが利用価値が高くなる。 (ニ)上記(イ)、(ロ)により得た、防護カバー1に固着された鏡2を、鏡面 部分を上にした状態にし、(ハ)により得た、上方に開口した収容部3を設けた 補助容器4の収容部3に、着脱自在に、つまり、取り外し可能なように組み合わ せる。 上記により本考案請求項1の一実施例が得られる。 以下、本考案請求項2の実施例について図面2に基づき説明する。 (い)ガラスを素材として常法により作られた適宜な大きさの鏡2を、例えば、 円形に作る。 (ろ)上記、鏡2の裏面および側面に鏡を破損から防ぎ、また、取り扱い易くす るために、一般的な素材、例えば、合成樹脂などで作られる防護カバー1に固着 させる。この場合、防護カバー1に固着された鏡2は皿として使用する目的で作 る物ではあるが、普通の皿のように、裏面に糸尻のような凸部は特に設ける必要 は無く、極めて一般的な仕様、つまり、およそ平板な状態に仕上げればよい。 (は)上記(い)、(ろ)により得た、防護カバー1に固着された鏡2の表面に 、絵付5として、例えば、花の絵柄を描く。 上記により本考案請求項2の一実施例が得られる。 以下、本考案請求項3の実施例について図面3に基づき説明する。 (A)ガラスを素材として常法により作られた適宜な大きさの鏡2を、例えば、 円形に作る。 (B)上記、鏡2の裏面および側面に鏡を破損から防ぎ、また、取り扱い易くす るために、一般的な素材、例えば、合成樹脂などで作られる防護カバー1に固着 させる。この場合、防護カバー1に固着された鏡2は皿として使用する目的で作 る物ではあるが、普通の皿のように、裏面に糸尻のような凸部は特に設ける必要 は無く、極めて一般的な仕様、つまり、およそ平板な状態に仕上げればよい。 (C)上記(A)、(B)により得た、防護カバー1に固着された鏡2の表面に 、絵付5として、例えば、花の絵柄を描く。 (D)上方に開口した収容部3を設けた補助容器4を、一般的な素材、例えば、 合成樹脂などで作成する。この場合、補助容器の収容部の大きさは、鏡2を固着 する防護カバー1と同大、若しくは大きめに作成する必要がある。 なお、補助容器の収容部は、上方に開口したものを上部に設けるほか、下方に 開口したものを下部に設けることも考えられる。この場合、収容部、若しくは収 容部の縁取りのデザインは、上部に設けたものと異なるデザイン、若しくは、異 なる縁取りにしたほうが利用価値が高くなる。 (E)上記(A)、(B)、(C)により得た、防護カバー1に固着され、かつ 、鏡面に絵付5を施された鏡2を、鏡面部分を上にした状態にし、上記(D)に より得た、上方に開口した収容部3を設けた補助容器4の収容部3に、着脱自在 に、つまり、取り外し可能なように組み合わせる。 上記により本考案請求項3の一実施例が得られる。
【0007】
【考案の効果】
本考案による効果は、上述のような構成であるので、作用として既に述べたよ うに、防護カバーに固着された鏡を、上方に開口した収容部を設けた補助容器の 収容部に着脱自在に組み合わせることにより、鏡を皿とし、補助容器を飾り付け 容器とする一組の食器が得られるものである。 この場合、鏡だけを食器として使用する場合に感じられる違和感は、完全に取 り除かれ、同時に、物理的に重量が増し、安定度が増すことにより、重量感、安 定感が生じて、鏡だけを食器として使用した場合に感じられる安っぽさは完全に なくなり、かえって、目新しさが強調されると共に高級感が生じてくるものであ る。 なお、防護カバーを極めて一般的な素材で、一般的な仕様にすることにより、 つまり、合成樹脂などで平板状に仕上げることにより、鏡を皿として使用する方 法のほか、裏面の防護カバーそのものを皿として使用することも出来るので便利 である。このように、食器を表裏それぞれ使い分ける方法を提供することにより 、食器そのものも鑑賞するに値するものとなり、食器としての利用価値が高くな るものである。さらに、補助容器の収容部を下部にも設けることにより、より多 くの使い分けが可能となるものでもある。 また、鏡と補助容器とを一体に固着した場合、鏡だけを取り替えることが不可 能となるが、実際の使用に際しては、鏡部分の破損や劣化による汚損、損傷など による使用不能品が多発し不経済となる。防護カバーに固着された鏡と補助容器 とを着脱自在に組み合わせることにより、そのような欠点を取り除くばかりでは なく、料理の盛り付け作業、洗浄作業などの作業効率を向上させる効果を得るも のである。 また、鏡は本来の働きとして、盛り付けた料理を鏡面に写しだすことにより、 料理を華やかに演出すると共に、盛り付け量を多く感じさせて食事材料の節約に も寄与するものである。 また、盛り付けた料理を鏡面に写しだすことにより、料理を楽しむという観点 からは、従来技術では決して得られなかった、料理を多面的に鑑賞することを可 能とするものである。 また、裏面および側面を覆う防護カバーに固着された、ガラスを素材として作 られた鏡の表面に絵付を施すことにより、絵柄を描いた鏡を皿とした食器が得ら れ、この場合にもまた、鏡だけを食器として使用する場合に感じられる違和感は 、完全に取り除かれるものである。 また、この場合、目新しさに華やかさが加味され、食器として利用価値の高い ものを得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案請求項1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案請求項2の実施例を示す平面図である。
【図3】本考案請求項3の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 防護カバー 2 鏡 3 収納部 4 補助容器 5 絵付

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面および側面を覆う防護カバー(1)
    に固着された、ガラスを素材として作られた鏡(2)
    を、上方に開口した収容部(3)を設けた補助容器
    (4)の前記収容部(3)に着脱自在に組み合わせたこ
    とを特徴とする鏡を用いた食器。
  2. 【請求項2】 裏面および側面を覆う防護カバー(1)
    に固着された、ガラスを素材として作られた鏡(2)の
    表面に、絵付(5)を施したことを特徴とする鏡を用い
    た食器。
  3. 【請求項3】 裏面および側面を覆う防護カバー(1)
    に固着された、ガラスを素材として作られた鏡(2)の
    表面に絵付(5)を施した物を、上方に開口した収容部
    (3)を設けた補助容器(4)の前記収容部(3)に着
    脱自在に組み合わせたことを特徴とする鏡を用いた食
    器。
JP3613993U 1993-05-25 1993-05-25 鏡を用いた食器 Pending JPH07167U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55121145A (en) * 1979-03-12 1980-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Humidity control circuit
JPS6178548A (ja) * 1984-09-27 1986-04-22 Nissan Motor Co Ltd 部分チルド鋳鉄鋳物製造用鋳型

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55121145A (en) * 1979-03-12 1980-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Humidity control circuit
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