JPH07165289A - 監視窓を備えた容器 - Google Patents
監視窓を備えた容器Info
- Publication number
- JPH07165289A JPH07165289A JP5313522A JP31352293A JPH07165289A JP H07165289 A JPH07165289 A JP H07165289A JP 5313522 A JP5313522 A JP 5313522A JP 31352293 A JP31352293 A JP 31352293A JP H07165289 A JPH07165289 A JP H07165289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- gas
- monitoring window
- window
- monitoring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/004—Sight-glasses therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 透明板で挟まれた間隙を有し、かつその間隙
にガスを流通させることにより容器内部側の透明板が曇
ることのない監視窓を備えた容器。 【効果】 監視窓が曇ることがないので、容器内部の監
視が連続して行なえる。
にガスを流通させることにより容器内部側の透明板が曇
ることのない監視窓を備えた容器。 【効果】 監視窓が曇ることがないので、容器内部の監
視が連続して行なえる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の内部を透視し得
る監視窓を備えた容器に関する。
る監視窓を備えた容器に関する。
【0002】
【従来の技術】化学工場では、しばしば液体、スラリ
ー、粉粒体などが取扱われる。これらを収容する容器
(反応容器、貯蔵タンクなど)の器壁には、内部を透視
し得る監視窓が設けられていることが多い。監視窓は通
常、容器の気相部に設けられており、窓枠に一枚の透明
板を取付けた構造を有している。
ー、粉粒体などが取扱われる。これらを収容する容器
(反応容器、貯蔵タンクなど)の器壁には、内部を透視
し得る監視窓が設けられていることが多い。監視窓は通
常、容器の気相部に設けられており、窓枠に一枚の透明
板を取付けた構造を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視窓の欠点の
一つは、時として曇りを生じて内部の透視が困難になる
ことである。これは、外気温が低下して内部の凝縮性ガ
スの露点を下廻るようになると、凝縮性ガスが窓の内側
面で凝縮して液滴を生ずることによる。従って本発明は
外気温の如何にかかわらず曇ることのない監視窓を備え
た容器を提供せんとするものである。
一つは、時として曇りを生じて内部の透視が困難になる
ことである。これは、外気温が低下して内部の凝縮性ガ
スの露点を下廻るようになると、凝縮性ガスが窓の内側
面で凝縮して液滴を生ずることによる。従って本発明は
外気温の如何にかかわらず曇ることのない監視窓を備え
た容器を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器は、気
相部を有しており、且つこの気相部の器壁に容器内部を
透視し得る監視窓を備えてなる容器であって、該監視窓
が2枚の透明板を間隔を置いてほぼ平行に配置して形成
されており、且つこの2枚の透明板の間隙には外部と連
通するガス導入口及びガス排出口が設けられているとい
う構造を有している。
相部を有しており、且つこの気相部の器壁に容器内部を
透視し得る監視窓を備えてなる容器であって、該監視窓
が2枚の透明板を間隔を置いてほぼ平行に配置して形成
されており、且つこの2枚の透明板の間隙には外部と連
通するガス導入口及びガス排出口が設けられているとい
う構造を有している。
【0005】従って2枚の透明板の間隙にガス導入口及
び排出口を経て、容器内部の凝縮性ガスの露点よりも高
温のガスを流通させておくと、凝縮性ガスが窓の容器側
面で凝縮して液滴を生ずるのを防止することができる。
本発明について更に詳細に説明すると、本発明に係る容
器に設けられた監視窓は、例えば図1に示すような構造
を有する。2枚の透明板2,2′は、監視窓の大きさに
もよるが、通常50〜150mmの間隔をおいてほぼ平
行に配置されている。透明板の形状は任意であるが通
常、円形である。透明板は通常、強化ガラスを用いる
が、ポリカーボネートやアクリル系樹脂などでもよい。
透明板の厚さは、透明板の大きさやその材料から由来す
る強度にもよるが、通常5〜20mmの範囲から選ばれ
る。
び排出口を経て、容器内部の凝縮性ガスの露点よりも高
温のガスを流通させておくと、凝縮性ガスが窓の容器側
面で凝縮して液滴を生ずるのを防止することができる。
本発明について更に詳細に説明すると、本発明に係る容
器に設けられた監視窓は、例えば図1に示すような構造
を有する。2枚の透明板2,2′は、監視窓の大きさに
もよるが、通常50〜150mmの間隔をおいてほぼ平
行に配置されている。透明板の形状は任意であるが通
常、円形である。透明板は通常、強化ガラスを用いる
が、ポリカーボネートやアクリル系樹脂などでもよい。
透明板の厚さは、透明板の大きさやその材料から由来す
る強度にもよるが、通常5〜20mmの範囲から選ばれ
る。
【0006】2枚の透明板の間隙と外部とを連通するガ
スの導入口3及び排出口3′は、容器内部の監視に支障
とならない場所であれば任意のところに設けることがで
きる。通常は窓枠部分、特に図1に示す如く窓枠の側面
に設けるが、所望ならば透明板そのものに設けてもよ
い。ガス導入口及び排出口の数は任意であるが、監視窓
の構造を簡単にする為、通常、1つずつ設ければよい。
スの導入口3及び排出口3′は、容器内部の監視に支障
とならない場所であれば任意のところに設けることがで
きる。通常は窓枠部分、特に図1に示す如く窓枠の側面
に設けるが、所望ならば透明板そのものに設けてもよ
い。ガス導入口及び排出口の数は任意であるが、監視窓
の構造を簡単にする為、通常、1つずつ設ければよい。
【0007】ガス導入口から導入するガスは、容器内に
面する透明板2′の温度が容器内のガスの露点を下廻ら
ないようにその温度、流速などを適宜調節する。なお、
導入ガスの温度と外気温との差が大きい場合には、導入
ガスが2枚の透明板の中間室1で凝縮して外気に面する
透明板2の中間室面に水滴を生ずることがあるので、か
かる場所には導入ガスを乾燥してその露点を下げておく
ことが必要である。
面する透明板2′の温度が容器内のガスの露点を下廻ら
ないようにその温度、流速などを適宜調節する。なお、
導入ガスの温度と外気温との差が大きい場合には、導入
ガスが2枚の透明板の中間室1で凝縮して外気に面する
透明板2の中間室面に水滴を生ずることがあるので、か
かる場所には導入ガスを乾燥してその露点を下げておく
ことが必要である。
【0008】なお、監視窓の透明板2の容器内部側に
は、容器内の内容物が付着して透視を妨げることがある
が、このような場合には、この付着物を吹き飛ばして除
去する目的で、透明板に向けて、ガスの噴出口4を設け
ておくのが望ましい。このようなガスとしては通常は窒
素等の不活性ガスを用いるが、場合によっては空気を用
いることもできる。ガスの温度は、容器内部と同程度の
温度が好ましい。
は、容器内の内容物が付着して透視を妨げることがある
が、このような場合には、この付着物を吹き飛ばして除
去する目的で、透明板に向けて、ガスの噴出口4を設け
ておくのが望ましい。このようなガスとしては通常は窒
素等の不活性ガスを用いるが、場合によっては空気を用
いることもできる。ガスの温度は、容器内部と同程度の
温度が好ましい。
【0009】本発明に係る容器に設けられた監視窓の形
状は任意であるが、通常、円筒形もしくはそれに類似し
た形状であり、図2に示す如く容器外面に筒状の窓枠を
取り付け、この窓枠に2枚の透明板をはめ込むのが好ま
しい。監視窓は容器の頭部や上部側面等、容器の気相部
に、複数設けられ、その数は任意である。又、容器側面
に監視窓を設ける際には、容器内部の内容物が監視窓の
付着、滞留しないように、図2の監視窓Cの如く、容器
の水平方向から30〜60°の角度をつけて設けること
が好ましい。
状は任意であるが、通常、円筒形もしくはそれに類似し
た形状であり、図2に示す如く容器外面に筒状の窓枠を
取り付け、この窓枠に2枚の透明板をはめ込むのが好ま
しい。監視窓は容器の頭部や上部側面等、容器の気相部
に、複数設けられ、その数は任意である。又、容器側面
に監視窓を設ける際には、容器内部の内容物が監視窓の
付着、滞留しないように、図2の監視窓Cの如く、容器
の水平方向から30〜60°の角度をつけて設けること
が好ましい。
【0010】本発明に係る容器に設けられた監視窓は曇
ることがないので、図2の監視窓Bのように容器内部の
監視を、テレビカメラ等で連続監視することができる。
テレビカメラで容器内部を監視する際に、容器内部が暗
くて監視が充分に行なえないときは、図2の監視窓Aの
ように容器にさらに照明用の窓を設けておくのが好まし
い。
ることがないので、図2の監視窓Bのように容器内部の
監視を、テレビカメラ等で連続監視することができる。
テレビカメラで容器内部を監視する際に、容器内部が暗
くて監視が充分に行なえないときは、図2の監視窓Aの
ように容器にさらに照明用の窓を設けておくのが好まし
い。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る容器には、容器内部側が曇
ることのない監視窓が設けられているので、容器内部の
監視が随時可能となるので、TVカメラ等での連続監視
が可能となるので、工業上有利である。
ることのない監視窓が設けられているので、容器内部の
監視が随時可能となるので、TVカメラ等での連続監視
が可能となるので、工業上有利である。
【図1】本発明に係る監視窓の一例断面図である。
【図2】本発明に係る容器の一例の概略を示す図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 中間室 2 透明板 2′ 透明板 3 ガス導入口 3′ ガス排出口 4 ガス噴射口 5 バルブ A,B,C 監視窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨永 浩次 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化成株 式会社四日市工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 気相部を有しており、且つこの気相部の
器壁に容器内部を透視し得る監視窓を設けてなる容器に
おいて、該窓が2枚の透明板を間隔を置いてほぼ平行に
配置して形成されており、且つこの2枚の透明板の間隙
には外部と連通するガス導入口及びガス排出口が設けら
れていることを特徴とする容器。 - 【請求項2】 監視窓の外側に監視用テレビカメラが設
置されていることを特徴とする請求項1記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5313522A JPH07165289A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 監視窓を備えた容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5313522A JPH07165289A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 監視窓を備えた容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07165289A true JPH07165289A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18042330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5313522A Pending JPH07165289A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 監視窓を備えた容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07165289A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248513A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | のぞき窓装置 |
CN106334496A (zh) * | 2016-08-24 | 2017-01-18 | 南通市飞宇石油科技开发有限公司 | 一种用于观察高压容器的玻璃视窗 |
EP3460370A1 (en) * | 2017-09-22 | 2019-03-27 | ASJ-IPR ApS | Steam dryer inspection assembly |
JP2019199279A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 東京都下水道サービス株式会社 | 通気管及び貯留槽 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5313522A patent/JPH07165289A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248513A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | のぞき窓装置 |
CN106334496A (zh) * | 2016-08-24 | 2017-01-18 | 南通市飞宇石油科技开发有限公司 | 一种用于观察高压容器的玻璃视窗 |
CN106334496B (zh) * | 2016-08-24 | 2019-02-12 | 南通市飞宇石油科技开发有限公司 | 一种用于观察高压容器的玻璃视窗 |
EP3460370A1 (en) * | 2017-09-22 | 2019-03-27 | ASJ-IPR ApS | Steam dryer inspection assembly |
JP2019199279A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 東京都下水道サービス株式会社 | 通気管及び貯留槽 |
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