JPH07157674A - バット染料 - Google Patents
バット染料Info
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- JPH07157674A JPH07157674A JP6255207A JP25520794A JPH07157674A JP H07157674 A JPH07157674 A JP H07157674A JP 6255207 A JP6255207 A JP 6255207A JP 25520794 A JP25520794 A JP 25520794A JP H07157674 A JPH07157674 A JP H07157674A
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- halogenated
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- dibenzoanthrone
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/587—Unsaturated compounds containing a keto groups being part of a ring
- C07C49/687—Unsaturated compounds containing a keto groups being part of a ring containing halogen
- C07C49/697—Unsaturated compounds containing a keto groups being part of a ring containing halogen containing six-membered aromatic rings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B3/00—Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more carbocyclic rings
- C09B3/22—Dibenzanthrones; Isodibenzanthrones
- C09B3/30—Preparation from starting materials already containing the dibenzanthrone or isodibenzanthrone nucleus
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P1/00—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
- D06P1/22—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using vat dyestuffs including indigo
- D06P1/24—Anthraquinone dyes or anthracene nucleus containing vat dyes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P3/00—Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
- D06P3/58—Material containing hydroxyl groups
- D06P3/60—Natural or regenerated cellulose
- D06P3/6025—Natural or regenerated cellulose using vat or sulfur dyes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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- Textile Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルロース繊維を高い色濃度及び良好な堅牢
性をもって無彩灰色で染色するためのバット染料。 【構成】 a) ジベンゾアントロンをクロロスルホン
酸及びハロゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含
量26〜32重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロ
ゲン化し、かつ b) 単離されたハロゲン化生成物を1−アミノアント
ラキノンとモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の存
在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアントロ
ン及び1−アミノアントラキノンの濃度は溶剤1 lに
つき少なくとも200gであることによって得ることが
できる。
性をもって無彩灰色で染色するためのバット染料。 【構成】 a) ジベンゾアントロンをクロロスルホン
酸及びハロゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含
量26〜32重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロ
ゲン化し、かつ b) 単離されたハロゲン化生成物を1−アミノアント
ラキノンとモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の存
在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアントロ
ン及び1−アミノアントラキノンの濃度は溶剤1 lに
つき少なくとも200gであることによって得ることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 a) ジベンゾアントロンをクロロスルホン酸及びハロ
ゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含量26〜3
2重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロゲン化し、
かつ b) 単離されたハロゲン化生成物と1−アミノアント
ラキノンとをモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の
存在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアント
ロン及び1−アミノアントラキノンの濃度は一緒にして
溶剤1 lにつき少なくとも200gである ことによって得ることができる新規のバット染料に関す
る。
ゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含量26〜3
2重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロゲン化し、
かつ b) 単離されたハロゲン化生成物と1−アミノアント
ラキノンとをモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の
存在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアント
ロン及び1−アミノアントラキノンの濃度は一緒にして
溶剤1 lにつき少なくとも200gである ことによって得ることができる新規のバット染料に関す
る。
【0002】さらに本発明は、該バット染料の製法及び
使用に関する。
使用に関する。
【0003】織物材料の染色に使用すべき染料は、高い
堅牢性、例えば洗濯堅牢性及び耐光堅牢性並びに色濃度
を有していなければならない。
堅牢性、例えば洗濯堅牢性及び耐光堅牢性並びに色濃度
を有していなければならない。
【0004】セルロース含有織物は、しばしばバット染
料を使用することによって染色される。該染料はしばし
ば、ジベンゾアントロン(ビオラントロン)及びアント
ラキノン、特に1−アミノアントラキノンを基礎とする
縮合生成物である。
料を使用することによって染色される。該染料はしばし
ば、ジベンゾアントロン(ビオラントロン)及びアント
ラキノン、特に1−アミノアントラキノンを基礎とする
縮合生成物である。
【0005】
【従来の技術】英国特許第703294号明細書、米国
特許第2677693号明細書及び英国特許第3073
28号明細書には、ジベンゾアントロンをクロロスルホ
ン酸、ハロゲン化触媒としての硫黄、ヨウ素もしくはハ
ロゲン化アルミニウムの存在下で臭素化し、かつ引き続
き、臭素化生成物と1−アミノアントラキノンとを、ニ
トロベンゼン1 lあたりそれぞれ126g及び108
gの反応成分濃度を有するニトロベンゼン中で縮合する
ことが開示されている。
特許第2677693号明細書及び英国特許第3073
28号明細書には、ジベンゾアントロンをクロロスルホ
ン酸、ハロゲン化触媒としての硫黄、ヨウ素もしくはハ
ロゲン化アルミニウムの存在下で臭素化し、かつ引き続
き、臭素化生成物と1−アミノアントラキノンとを、ニ
トロベンゼン1 lあたりそれぞれ126g及び108
gの反応成分濃度を有するニトロベンゼン中で縮合する
ことが開示されている。
【0006】しかしながら、上記明細書に記載された方
法によって、臭素化ジベンゾアントロンは不完全に変換
されるのみであり、かつしたがってバット染料は、変換
されなかった出発物質及び同様にハロゲン化されなかっ
たジベンゾアントロンによって汚染され、これは、所望
の無彩灰色での染色を達成することができない理由であ
る。
法によって、臭素化ジベンゾアントロンは不完全に変換
されるのみであり、かつしたがってバット染料は、変換
されなかった出発物質及び同様にハロゲン化されなかっ
たジベンゾアントロンによって汚染され、これは、所望
の無彩灰色での染色を達成することができない理由であ
る。
【0007】欧州特許出願公開第88048号明細書に
は、1−アミノアントラキノンと、過剰量の臭素化ジベ
ンゾアントロンとを縮合することによって得られるバッ
ト染料が記載されている。この場合には、臭素化は、ハ
ロゲン転移剤(halogen tranfer agent)としての硫酸及
びヨウ素の存在下で行われる。しかし、再び、このよう
にして得られたバット染料は、完全に満足できるもので
はなく;特に、淡色染色の場合の洗濯堅牢性を含めて堅
牢性は、改善を必要とする。
は、1−アミノアントラキノンと、過剰量の臭素化ジベ
ンゾアントロンとを縮合することによって得られるバッ
ト染料が記載されている。この場合には、臭素化は、ハ
ロゲン転移剤(halogen tranfer agent)としての硫酸及
びヨウ素の存在下で行われる。しかし、再び、このよう
にして得られたバット染料は、完全に満足できるもので
はなく;特に、淡色染色の場合の洗濯堅牢性を含めて堅
牢性は、改善を必要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、セル
ロース繊維を高い色濃度及び良好な堅牢性をもって無彩
灰色で染色することができる新規のバット染料を提供す
ることである。
ロース繊維を高い色濃度及び良好な堅牢性をもって無彩
灰色で染色することができる新規のバット染料を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題が、冒頭で定義
されたバット染料によって解決されることが見出だされ
た。
されたバット染料によって解決されることが見出だされ
た。
【0010】
【作用】また本発明は、これにより定義された該バット
染料の製法を提供する。
染料の製法を提供する。
【0011】さらに本発明は、セルロース含有織物材料
の染色もしくは捺染への該バット染料の使用を提供す
る。
の染色もしくは捺染への該バット染料の使用を提供す
る。
【0012】新規のバット染料は、有利に、第1の工程
の際にジベンゾアントロンをクロロスルホン酸中で一定
の臭素含量まで臭素化し、かつさらに単離された生成物
を第2の工程の際に1−アミノアントラキノンと一定の
モル比で縮合する、本発明による方法によって得ること
ができる。
の際にジベンゾアントロンをクロロスルホン酸中で一定
の臭素含量まで臭素化し、かつさらに単離された生成物
を第2の工程の際に1−アミノアントラキノンと一定の
モル比で縮合する、本発明による方法によって得ること
ができる。
【0013】クロロスルホン酸中での臭素化によって、
硫酸中での臭素化の生成物とは異なる異性体分布を有す
る生成物が得られる。さらに、このようにして臭素化さ
れたジベンゾアントロンは、一定量の塩素をも含有して
おり;即ち、臭素化は同時の塩素化によって随伴されて
いる。このハロゲン化生成物と1−アミノアトラキノン
との反応によって同様に、硫酸中で臭素化されたジベン
ゾアントロンから出発することによって得られる生成物
と異なる構造を有する縮合生成物が得られる。縮合生成
物が依然として残留ハロゲン原子、特に塩素原子を含有
しているか否かに関係なく、該縮合生成物は、公知技術
水準において進歩性を示しておりかつ、淡色の場合でさ
え優れた堅牢性を有する無彩灰色の染色を得ることがで
きる、高い色濃度のバット染料を構成している。
硫酸中での臭素化の生成物とは異なる異性体分布を有す
る生成物が得られる。さらに、このようにして臭素化さ
れたジベンゾアントロンは、一定量の塩素をも含有して
おり;即ち、臭素化は同時の塩素化によって随伴されて
いる。このハロゲン化生成物と1−アミノアトラキノン
との反応によって同様に、硫酸中で臭素化されたジベン
ゾアントロンから出発することによって得られる生成物
と異なる構造を有する縮合生成物が得られる。縮合生成
物が依然として残留ハロゲン原子、特に塩素原子を含有
しているか否かに関係なく、該縮合生成物は、公知技術
水準において進歩性を示しておりかつ、淡色の場合でさ
え優れた堅牢性を有する無彩灰色の染色を得ることがで
きる、高い色濃度のバット染料を構成している。
【0014】通常、ジベンゾアントロンのハロゲン化
は、臭素含量26〜32重量%、特に28〜30重量%
まで、塩素含量1〜5重量%、特に3.5〜5重量%ま
で行なわれる。
は、臭素含量26〜32重量%、特に28〜30重量%
まで、塩素含量1〜5重量%、特に3.5〜5重量%ま
で行なわれる。
【0015】使用される反応媒体は、クロロスルホン酸
であり、このクロロスルホン酸には適量の硫酸水溶液
が、存在する全ての遊離三酸化硫黄が捕捉されるため
に、添加されていてもよい。
であり、このクロロスルホン酸には適量の硫酸水溶液
が、存在する全ての遊離三酸化硫黄が捕捉されるため
に、添加されていてもよい。
【0016】有利に臭素化は、ハロゲン化触媒の存在下
で行われる。ヨウ素及び特に硫黄は、特に適当である。
常用量は、ジベンゾアントロンに対して5〜8重量%で
ある。
で行われる。ヨウ素及び特に硫黄は、特に適当である。
常用量は、ジベンゾアントロンに対して5〜8重量%で
ある。
【0017】反応温度は、所望のハロゲン化度に依存
し;該温度は、有利に45〜90℃である。
し;該温度は、有利に45〜90℃である。
【0018】工程に関しては、段階a)は通常、最初に
クロロスルホン酸を装入し、さらに、先ずジベンゾアン
トロン及び続いてハロゲン化触媒を約15〜20℃で撹
拌しながら添加し、かつ引き続き、臭素を室温で滴下導
入することによって行われる。臭素の添加が終了した際
に、この混合物は通常、所望の温度に約5〜8時間加熱
され、かつさらに通常、この温度で約10〜15時間撹
拌される。
クロロスルホン酸を装入し、さらに、先ずジベンゾアン
トロン及び続いてハロゲン化触媒を約15〜20℃で撹
拌しながら添加し、かつ引き続き、臭素を室温で滴下導
入することによって行われる。臭素の添加が終了した際
に、この混合物は通常、所望の温度に約5〜8時間加熱
され、かつさらに通常、この温度で約10〜15時間撹
拌される。
【0019】臭素化が終了した後に生成物は、常法で、
例えば反応溶液を氷水中に注入し、生じた沈殿物を濾別
し、かつ中和されるまで洗浄することによって単離する
ことができる。
例えば反応溶液を氷水中に注入し、生じた沈殿物を濾別
し、かつ中和されるまで洗浄することによって単離する
ことができる。
【0020】クロロスルホン酸中での臭素化によって、
硫酸中での臭素化と異なる生成物が得られることは、ク
ロロスルホン酸中での臭素化の場合には1−アミノアン
トラキノンとの縮合を実施することが明らかにより困難
であるという事実から明白である。これは、これまでの
方法によって満足のできない不完全に変換された縮合生
成物のみが得られる理由である。
硫酸中での臭素化と異なる生成物が得られることは、ク
ロロスルホン酸中での臭素化の場合には1−アミノアン
トラキノンとの縮合を実施することが明らかにより困難
であるという事実から明白である。これは、これまでの
方法によって満足のできない不完全に変換された縮合生
成物のみが得られる理由である。
【0021】この問題点は、本発明による方法の場合に
は、出発物質、即ちハロゲン化ベンゾアントロン及び1
−アミノアントラキノンの濃度が一緒にして溶剤1 l
につき少なくとも200gであることを規定することに
よって解決されている。原理的に、濃度の上限はない
が、しかし反応混合物は、反応成分の完全な変換を保証
することのみの理由から、撹拌可能でなければならな
い。
は、出発物質、即ちハロゲン化ベンゾアントロン及び1
−アミノアントラキノンの濃度が一緒にして溶剤1 l
につき少なくとも200gであることを規定することに
よって解決されている。原理的に、濃度の上限はない
が、しかし反応混合物は、反応成分の完全な変換を保証
することのみの理由から、撹拌可能でなければならな
い。
【0022】通常1−アミノアントラキノン及びハロゲ
ン化ジベンゾアントロンは、2.0:1〜2.5:1、
特に2.2:1〜2.4:1、殊に2.2:1〜2.
3:1のモル比で使用される。
ン化ジベンゾアントロンは、2.0:1〜2.5:1、
特に2.2:1〜2.4:1、殊に2.2:1〜2.
3:1のモル比で使用される。
【0023】縮合反応に適当な不活性溶剤は、例えば芳
香族化合物、例えばニトロベンゼン及びニトロトルエ
ン、アルキルベンゾエート、殊にC1〜C6−アルキルベ
ンゾエート、例えばメチルベンゾエート、エチルベンゾ
エート、プロピルベンゾエート及びブチルベンゾエー
ト、並びに脂肪族カルボキシアミド、例えばジメチルホ
ルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジブチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルアセトアミド及
びジブチルアセトアミドである。特に有利な溶剤の例
は、ニトロベンゼン及びメチルベンゾエートである。
香族化合物、例えばニトロベンゼン及びニトロトルエ
ン、アルキルベンゾエート、殊にC1〜C6−アルキルベ
ンゾエート、例えばメチルベンゾエート、エチルベンゾ
エート、プロピルベンゾエート及びブチルベンゾエー
ト、並びに脂肪族カルボキシアミド、例えばジメチルホ
ルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジブチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ジエチルアセトアミド及
びジブチルアセトアミドである。特に有利な溶剤の例
は、ニトロベンゼン及びメチルベンゾエートである。
【0024】有利に縮合は、常用の酸結合剤、例えば水
酸化ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、水
酸化カリウム、酢酸カリウム又は炭酸カリウム、殊に炭
酸ナトリウムの存在下並びに、銅、例えば銅元素(粉
末)及び/又は銅化合物、例えば酸化銅、酢酸銅及び塩
化銅(I)を基礎とする縮合助剤の存在下で行われる。
酸結合剤は通常、アミノアントラキノンに対して1.1
〜1.3モル当量の量で使用され、また縮合助剤の量は
通常、ハロゲン化ジベンゾアントロンのハロゲン含量に
対して0.4〜0.8モル当量である。
酸化ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、水
酸化カリウム、酢酸カリウム又は炭酸カリウム、殊に炭
酸ナトリウムの存在下並びに、銅、例えば銅元素(粉
末)及び/又は銅化合物、例えば酸化銅、酢酸銅及び塩
化銅(I)を基礎とする縮合助剤の存在下で行われる。
酸結合剤は通常、アミノアントラキノンに対して1.1
〜1.3モル当量の量で使用され、また縮合助剤の量は
通常、ハロゲン化ジベンゾアントロンのハロゲン含量に
対して0.4〜0.8モル当量である。
【0025】反応温度は、使用される溶剤の還流温度に
依存する。特に、比較的低い沸点の溶剤の場合には、反
応を密閉装置中でその自己圧力下で実施することは有利
である。
依存する。特に、比較的低い沸点の溶剤の場合には、反
応を密閉装置中でその自己圧力下で実施することは有利
である。
【0026】有利な方法は、溶剤、ハロゲン化ジベンゾ
アントロン、1−アミノアントラキノン及び酸結合剤を
先ず装入し、かつできるだけ多量の水を初期装入材料か
ら還流によって除去し、その後に銅触媒を添加する。縮
合反応自体は、通常10〜15時間後に終了する。
アントロン、1−アミノアントラキノン及び酸結合剤を
先ず装入し、かつできるだけ多量の水を初期装入材料か
ら還流によって除去し、その後に銅触媒を添加する。縮
合反応自体は、通常10〜15時間後に終了する。
【0027】さらに、形成されたバット染料は、常法
で、溶剤を蒸気蒸留によって除去し、かつ染料に、例え
ば塩酸を用いて還流することによって銅除去を行ない、
フィルター上で捕集し、中和されるまで洗浄し、かつ乾
燥することによって、単離かつ精製することができる。
で、溶剤を蒸気蒸留によって除去し、かつ染料に、例え
ば塩酸を用いて還流することによって銅除去を行ない、
フィルター上で捕集し、中和されるまで洗浄し、かつ乾
燥することによって、単離かつ精製することができる。
【0028】本発明による方法は、新規のバット染料の
有利な製法である。該染料の良好な使用特性のために該
染料は、セルロース含有織物材料の染色及び捺染に好適
である。
有利な製法である。該染料の良好な使用特性のために該
染料は、セルロース含有織物材料の染色及び捺染に好適
である。
【0029】
本発明によるバット染料の製造及び使用 A) 製造 a) ジベンゾアントロンのハロゲン化 ハロゲン化生成物 I クロロスルホン酸2400gと75重量%の濃度の硫酸
100gの混合物にジベンゾアントロン600gを15
〜20℃で添加した。引き続き、1時間撹拌しかつ硫黄
40gを添加し、その後に臭素300gを室温で30分
間滴加した。さらに反応混合物を80℃に7時間加熱
し、75〜80℃で14時間撹拌しかつ引き続き、氷水
に注入した。生成物を濾別し、中和されるまで洗浄しか
つ乾燥した。
100gの混合物にジベンゾアントロン600gを15
〜20℃で添加した。引き続き、1時間撹拌しかつ硫黄
40gを添加し、その後に臭素300gを室温で30分
間滴加した。さらに反応混合物を80℃に7時間加熱
し、75〜80℃で14時間撹拌しかつ引き続き、氷水
に注入した。生成物を濾別し、中和されるまで洗浄しか
つ乾燥した。
【0030】このようにして、臭素29.8重量%及び
塩素4.1重量%を含有するハロゲン化ジベンゾアント
ロン868gが得られた。
塩素4.1重量%を含有するハロゲン化ジベンゾアント
ロン868gが得られた。
【0031】ハロゲン化生成物 II 上記Iの製法を、臭素270gのみを使用し、反応混合
物を50〜53℃に2時間加熱しかつこの温度で14.
5時間撹拌することによって繰り返した。
物を50〜53℃に2時間加熱しかつこの温度で14.
5時間撹拌することによって繰り返した。
【0032】このようにして、臭素26.9重量%及び
塩素1.2重量%を含有するハロゲン化ジベンゾアント
ロン858gが得られた。
塩素1.2重量%を含有するハロゲン化ジベンゾアント
ロン858gが得られた。
【0033】ハロゲン化生成物 III 上記Iの製法を、臭素247gを使用し、反応混合物を
50〜55℃に6時間加熱しかつこの温度で14時間撹
拌することによって繰り返した。
50〜55℃に6時間加熱しかつこの温度で14時間撹
拌することによって繰り返した。
【0034】このようにして、臭素26.1重量%及び
塩素1.2重量%を含有するハロゲン化ジベンゾアント
ロン847gが得られた。
塩素1.2重量%を含有するハロゲン化ジベンゾアント
ロン847gが得られた。
【0035】b) ハロゲン化ジベンゾアントロンと1
−アミノアントラキノンとの縮合 溶剤 S 600ml、a)のハロゲン化生成物 x
g(モル、ジベンゾアントロン構造に対して)、1−ア
ミノアントラキノン(AA) y g(モル)及び炭酸
ナトリウム(無水ソーダ) a gの混合物を還流(ニ
トロベンゼン:約212℃、メチルベンゾエート: 約
202℃)によって1時間脱水した。銅触媒 b gの
添加後に、該混合物を還流温度で10時間撹拌した(例
7の場合には15時間)。
−アミノアントラキノンとの縮合 溶剤 S 600ml、a)のハロゲン化生成物 x
g(モル、ジベンゾアントロン構造に対して)、1−ア
ミノアントラキノン(AA) y g(モル)及び炭酸
ナトリウム(無水ソーダ) a gの混合物を還流(ニ
トロベンゼン:約212℃、メチルベンゾエート: 約
202℃)によって1時間脱水した。銅触媒 b gの
添加後に、該混合物を還流温度で10時間撹拌した(例
7の場合には15時間)。
【0036】さらに溶剤を蒸気蒸留によって十分に除去
した。
した。
【0037】バット染料を濾別し、5重量%の濃度の塩
酸750mlを用いて5時間還流することによって銅を
除去し(例6及び7: 10重量%の濃度の塩酸、3時
間)、再度濾別し、中和されるまで洗浄しかつ乾燥し
た。
酸750mlを用いて5時間還流することによって銅を
除去し(例6及び7: 10重量%の濃度の塩酸、3時
間)、再度濾別し、中和されるまで洗浄しかつ乾燥し
た。
【0038】上記試験の詳細及び上記試験の結果は、下
記表に記載されている。
記表に記載されている。
【0039】B) 使用 得られたバット染料を綿織物試験片の染色に次のとおり
使用した:50mg(灰色染色)又は800mg(黒色
染色)の各染料を水酸化ナトリウム溶液6.6ml 3
8°Be及び亜ジオチン酸ナトリウム1.5gを含有す
る水溶液200ml中で25℃で10分間建化した。
使用した:50mg(灰色染色)又は800mg(黒色
染色)の各染料を水酸化ナトリウム溶液6.6ml 3
8°Be及び亜ジオチン酸ナトリウム1.5gを含有す
る水溶液200ml中で25℃で10分間建化した。
【0040】このバット染浴に綿織物10gを入れた。
さらに先ず60℃に30分間加熱し、さらに80℃に1
5分間加熱した。その後に染色をこの温度で30分間続
行した。
さらに先ず60℃に30分間加熱し、さらに80℃に1
5分間加熱した。その後に染色をこの温度で30分間続
行した。
【0041】綿織物を搾った後に、該綿織物を空気によ
り酸化させ、かつ染色を常法で仕上げた。
り酸化させ、かつ染色を常法で仕上げた。
【0042】全ての場合に、卓越した堅牢性を有する無
彩灰色もしくは黒色の染色が得られた。
彩灰色もしくは黒色の染色が得られた。
【0043】
【表1】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 a) ジベンゾアントロンをクロロスルホン酸及びハロ
ゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含量26〜3
2重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロゲン化し、
かつ b) 単離されたハロゲン化生成物と1−アミノアント
ラキノンとをモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の
存在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアント
ロン及び1−アミノアントラキノンの濃度は一緒にして
溶剤1リットルにつき少なくとも200gである ことによって得ることができる新規のバット染料に関す
る。
ゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含量26〜3
2重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロゲン化し、
かつ b) 単離されたハロゲン化生成物と1−アミノアント
ラキノンとをモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の
存在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアント
ロン及び1−アミノアントラキノンの濃度は一緒にして
溶剤1リットルにつき少なくとも200gである ことによって得ることができる新規のバット染料に関す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】織物材料の染色に使用すべき染料は、高い
堅牢性、例えば洗濯堅牢性及び耐光堅牢性並びに色の強
さを有していなければならない。
堅牢性、例えば洗濯堅牢性及び耐光堅牢性並びに色の強
さを有していなければならない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【従来の技術】英国特許第703294号明細書、米国
特許第2677693号明細書及び英国特許第3073
28号明細書には、ジベンゾアントロンをクロロスルホ
ン酸、ハロゲン化触媒としての硫黄、ヨウ素もしくはハ
ロゲン化アルミニウムの存在下で臭素化し、かつ引き続
き、ニトロベンゼン中で臭素化生成物と1−アミノアン
トラキノンとを、ニトロベンゼン1リットルあたりそれ
ぞれ126g及び108gの反応成分濃度で縮合するこ
とが開示されている。
特許第2677693号明細書及び英国特許第3073
28号明細書には、ジベンゾアントロンをクロロスルホ
ン酸、ハロゲン化触媒としての硫黄、ヨウ素もしくはハ
ロゲン化アルミニウムの存在下で臭素化し、かつ引き続
き、ニトロベンゼン中で臭素化生成物と1−アミノアン
トラキノンとを、ニトロベンゼン1リットルあたりそれ
ぞれ126g及び108gの反応成分濃度で縮合するこ
とが開示されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、セル
ロース繊維を高い色の強さ及び良好な堅牢性をもって無
彩灰色で染色することができる新規のバット染料を提供
することである。
ロース繊維を高い色の強さ及び良好な堅牢性をもって無
彩灰色で染色することができる新規のバット染料を提供
することである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】クロロスルホン酸中での臭素化によって、
硫酸中での臭素化の生成物とは異なる異性体分布を有す
る生成物が得られる。さらに、このようにして臭素化さ
れたジベンゾアントロンは、一定量の塩素をも含有して
おり;即ち、臭素化は同時の塩素化によって随伴されて
いる。このハロゲン化生成物と1−アミノアトラキノン
との反応によって同様に、硫酸中で臭素化されたジベン
ゾアントロンから出発することによって得られる生成物
と異なる構造を有する縮合生成物が得られる。縮合生成
物が依然として残留ハロゲン原子、特に塩素原子を含有
しているか否かに関係なく、該縮合生成物は、公知技術
水準において進歩性を示しておりかつ、淡色の場合でさ
え優れた堅牢性を有する無彩灰色の染色を得ることがで
きる、高い色の強さのバット染料を構成している。
硫酸中での臭素化の生成物とは異なる異性体分布を有す
る生成物が得られる。さらに、このようにして臭素化さ
れたジベンゾアントロンは、一定量の塩素をも含有して
おり;即ち、臭素化は同時の塩素化によって随伴されて
いる。このハロゲン化生成物と1−アミノアトラキノン
との反応によって同様に、硫酸中で臭素化されたジベン
ゾアントロンから出発することによって得られる生成物
と異なる構造を有する縮合生成物が得られる。縮合生成
物が依然として残留ハロゲン原子、特に塩素原子を含有
しているか否かに関係なく、該縮合生成物は、公知技術
水準において進歩性を示しておりかつ、淡色の場合でさ
え優れた堅牢性を有する無彩灰色の染色を得ることがで
きる、高い色の強さのバット染料を構成している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この問題点は、本発明による方法の場合に
は、出発物質、即ちハロゲン化ベンゾアントロン及び1
−アミノアントラキノンの濃度が一緒にして溶剤1リッ
トルにつき少なくとも200gであることを規定するこ
とによって解決されている。原理的に、濃度の上限はな
いが、しかし反応混合物は、反応成分の完全な変換を保
証することのみの理由から、撹拌可能でなければならな
い。
は、出発物質、即ちハロゲン化ベンゾアントロン及び1
−アミノアントラキノンの濃度が一緒にして溶剤1リッ
トルにつき少なくとも200gであることを規定するこ
とによって解決されている。原理的に、濃度の上限はな
いが、しかし反応混合物は、反応成分の完全な変換を保
証することのみの理由から、撹拌可能でなければならな
い。
フロントページの続き (72)発明者 マンフレート パーチュ ドイツ連邦共和国 ヴァッヘンハイム フ リッツ−ヴェンデル−シュトラーセ 4 (72)発明者 ミヒャエル シュミット ドイツ連邦共和国 ヴォルムス バッハヴ ェーク 9アー
Claims (1)
- 【請求項1】 バット染料において、 a) ジベンゾアントロンをクロロスルホン酸及びハロ
ゲン化触媒の存在下で臭素を用いて、臭素含量26〜3
2重量%及び塩素含量1〜5重量%までハロゲン化し、
かつ b) 単離されたハロゲン化生成物と1−アミノアント
ラキノンとをモル比1:2〜1:2.5で不活性溶剤の
存在下で縮合し、この場合、ハロゲン化ジベンゾアント
ロン及び1−アミノアントラキノンの濃度は一緒にして
溶剤1 lにつき少なくとも200gである ことによって得ることができることを特徴とするバット
染料。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4335974.4 | 1993-10-21 | ||
DE4335974 | 1993-10-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157674A true JPH07157674A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=6500711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6255207A Withdrawn JPH07157674A (ja) | 1993-10-21 | 1994-10-20 | バット染料 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5505743A (ja) |
JP (1) | JPH07157674A (ja) |
CH (1) | CH686575A5 (ja) |
DE (1) | DE4436386A1 (ja) |
FR (1) | FR2711664A1 (ja) |
GB (1) | GB2283245A (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1856203A (en) * | 1927-08-18 | 1932-05-03 | Gen Aniline Works Inc | Production of vat dyestuffs |
GB307328A (en) * | 1927-09-03 | 1929-03-04 | Ig Farbenindustrie Ag | Manufacture and production of vat dyestuffs |
US2232700A (en) * | 1938-04-12 | 1941-02-25 | Nat Aniline & Chem Co Inc | Vat dyestuff |
US2456589A (en) * | 1944-03-23 | 1948-12-14 | American Cyanamid Co | Gray vat dyestuffs and method of making the same |
GB703294A (en) * | 1950-09-28 | 1954-02-03 | Gen Aniline & Film Corp | Condensation products of amino anthraquinones and halogenated dibenzanthrones, isodibenzanthrones, and dibenzanthronyls and the products derived therefrom by ring closure |
US2677693A (en) * | 1950-09-28 | 1954-05-04 | Gen Aniline & Film Corp | Halogenated dibenzanthrones and dibenzanthronyls and method of producing the same |
US3008962A (en) * | 1959-08-25 | 1961-11-14 | American Cyanamid Co | Blue shade gray vat dye and process therefor |
US4547575A (en) * | 1982-02-24 | 1985-10-15 | Ciba-Geigy Corporation | Vat dyes obtainable by bromination of dibenzanthrone and reaction with 1-aminoanthraquinone |
CH664369A5 (de) * | 1985-12-23 | 1988-02-29 | Ciba Geigy Ag | Verfahren zur herstellung von kuepenfarbstoffen aus bromiertem dibenzanthron und 1-aminoanthrachinon. |
-
1994
- 1994-10-12 DE DE4436386A patent/DE4436386A1/de not_active Withdrawn
- 1994-10-13 CH CH03077/94A patent/CH686575A5/de not_active IP Right Cessation
- 1994-10-20 GB GB9421137A patent/GB2283245A/en not_active Withdrawn
- 1994-10-20 JP JP6255207A patent/JPH07157674A/ja not_active Withdrawn
- 1994-10-21 US US08/327,417 patent/US5505743A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-21 FR FR9412614A patent/FR2711664A1/fr not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5505743A (en) | 1996-04-09 |
CH686575A5 (de) | 1996-04-30 |
GB2283245A (en) | 1995-05-03 |
GB9421137D0 (en) | 1994-12-07 |
FR2711664A1 (fr) | 1995-05-05 |
DE4436386A1 (de) | 1995-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |