JPH07154694A - X線ディジタル透視撮影装置 - Google Patents

X線ディジタル透視撮影装置

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JPH07154694A
JPH07154694A JP5317517A JP31751793A JPH07154694A JP H07154694 A JPH07154694 A JP H07154694A JP 5317517 A JP5317517 A JP 5317517A JP 31751793 A JP31751793 A JP 31751793A JP H07154694 A JPH07154694 A JP H07154694A
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JP
Japan
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optical
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shading correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP5317517A
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English (en)
Inventor
Tomio Hayashi
富夫 林
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】I.I.拡大モード及び光学絞り等により異なる
シェーディング特性をディジタル補正データを用いて条
件ごとに最適補正を行うX線ディジタル透視撮影装置を
提供する。 【構成】透視X線を受けるI.I.1及び光学系の光学レ
ンズ2・光学絞り3、TVカメラ4、AD変換器5、L
og変換器6を経た、I.I.拡大モード及び光学絞り径
によるシェーディング補正データを磁気ディスク7に格
納しておき、実際の撮影時にCPU13がI.I.拡大モ
ード及び光学絞り径を読み取り、最適補正データを選択
してメモリ8に格納すると共に、撮影データをメモリ9
に格納し、メモリ8、9の格納データを補正演算器10
で減算処理し、対数変換器11、DA変換器12を経て
TVモニタに出力する。 【効果】I.I.拡大モード及び光学絞り径に連動して、
適切なシェーディング補正を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線ディジタル透視撮影
装置に係り、特に透視X線を受けるI.I.(イメージイ
ンテンシファイア)等のシェーディング補正をディジタ
ル処理方式で行うX線ディジタル透視撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のX線ディジタル透視撮影装置は、
透視X線を受けるI.I.よりの周辺部の光量低下(シェ
ーディングと呼ばれる)に対しては、TVカメラの増幅
部にシェーディング補正回路と呼ばれ、周辺部のゲイン
を高く変えることで、シェーディングを補正する回路が
使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、TV
カメラの増幅部でのシェーディング補正の場合に補正自
体の精度が十分にとれないうえ、I.I.によるシェーデ
ィングの状態がI.I.拡大モード及び光学系(光学絞り
径)により変化するため、TVカメラでの一種類の補正
ではシェーディング補正を精度よく行うことができない
などの問題があった。
【0004】本発明の目的は、従来のTVカメラでのシ
ェーディング補正よりも精度よく行える。ディジタル方
式によるシェーディング補正を可能とした、X線ディジ
タル透視撮影装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の被写体の透視X線を受けるI.I.と、I.
I.出力像を伝達する光学絞りを含む光学系と、光学系
出力像を電気信号に変換するTVカメラと、TVカメラ
出力をAD変換するAD変換器と、AD変換器出力をL
og変換するLog変換器と、模擬被写体または空気中
を介しての各種I.I.拡大モード及び光学絞り経に応じ
た上記Log変換器出力を光学系出力像のシェーディン
グ補正用データとして格納する磁気ディスク等記録媒体
と、撮影被写体の特定I.I.拡大モード及び光学絞り径
に対応する上記最適シェーディング補正用データを記録
媒体中から選択し格納する第1のメモリと、撮影被写体
の特定I.I.拡大モード及び光学絞り径による上記Lo
g変換器出力を格納する第2のメモリと、第1、第2の
メモリのデータを減算処理するシェーディング補正演算
器と、補正演算器出力を対数変換する対数変換器と、対
数変換器出力をDA変換してTVモニタに出力するDA
変換器と、から成る演算ディジタル透視撮影装置を開示
する。
【0006】
【作用】上記X線ディジタル透視撮影装置は、透視X線
を受けるI.I.拡大モード及び光学系の光学絞り径に応
じてシェーディング特性が異なることより、そのI.I.
拡大モード及び光学絞り径の各状態での、模擬被写体を
撮影して得られるシェーディング補正用画像を取り込
み、且つ後の補正演算器での減算処理を考慮してLog
変換後のディジタル画像データをシェーディング補正用
データとして磁気記録媒体に格納しておき、実際の透視
撮影に当たっては実際のI.I.拡大モード及び光学絞り
径を読み込んで、その状態での最適補正データを第1の
メモリに移すと共に、Log変換後の実際の撮影データ
を第2のメモリに格納し、このようにしてシェーディン
グ補正演算器での減算処理に当たっては、シェーディン
グによる周辺部に出力信号低下による出力データの不均
一化を首尾よく補正するため、第2のメモリの撮影デー
タから第1のメモリの補正用データの減算を行い、更に
減算データの対数変換(逆Log変換のこと)を行い元
の画像データに戻した後、DA変換したTV信号をTV
モニタに表示するようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2によ
り説明する。図1は、本発明によるX線ディジタル透視
撮影装置の一実施例を示す構成図である。図1におい
て、1は図示しないX線管装置からの被写体の透視X線
を受け、透視X線像を光学像に変換する。I.I.(イメ
ージインテンシファイア)、2はI.I.1の出力像(X
線透視光学像)を後のTVカメラに伝達する光学系の光
学レンズ、3は同じく光学系の光学絞り、4は光学系の
X線透視光学像を電気信号に変換するTVカメラであ
る。5はTVカメラ4の出力のTV信号をディジタルデ
ータに変換するAD変換器(ADC)、6はそのAD変
換したディジタルデータをLog変換するLog変換
器、7はシェーディング補正用データを格納する磁気デ
ィスク、8はそのシェーディング補正用データを一時記
録する補正データ格納メモリA、9は実際の被写体の撮
影で得た透視撮影データを一時記録する撮影データ格納
メモリBである。10は透視撮影データの補正データに
よるシェーディング補正を行う補正演算器(減算器)、
11は元の画像に戻すための対数変換(逆Log変換の
こと)を行う対数変換器、12は対数変換器11の出力
データをDA変換によりTV信号に変換して図示しない
X線TVモニタに出力するDA変換器(DAC)であ
る。
【0008】上記構成で、I.I.1は入力面に入った図
示しないX線管装置からの被写体の透視X線像を光電増
倍方式による出力蛍光面の発光作用により光学像に変換
する。しかし、この光学像の輝度は必ずしも均一にはな
らず、中心部が最も輝度が高くて周辺部になるほど輝度
が低下する特性を示すことが多い。この光学像は光学系
の光学レンズ2を通して光学絞り3の光学絞り径により
光量を調整して、TVカメラ4の撮像管またはCCD撮
像素子に送られる。ここでもI.I.1の出力光学像は光
学系の光学レンズ2及び光学絞り3を通る際に周辺部の
光量が低下することも良く知られている。従ってTVカ
メラ4に入る光学像はI.I.1での周辺部の光量低下
と、光学系での周辺部の光量低下との2つが重なった形
でシェーディング特性と呼ばれる不均一特性を示すこと
になる。また上記のI.I.1のシェーディング特性は拡
大モードによって異なる。以上の結果、TVカメラ4の
入力部での光学像のシェーディング特性は、I.I.1の
拡大モードと光学系の光学系特に光学系の光学絞り径の
大きさとにより、ほぼ決まることになる。
【0009】上記I.I.1の出力光学像は光学系の光学
レンズ2及び光学絞り3を通ってTVカメラ4の撮像管
またはCCD撮像素子により電気信号に変換されたの
ち、AD変換器5によりディジタルデータに変換され、
さらに本実施例では後で上記シェーディング特性の補正
を行うため、ここでLog変換器6でLog変換処理を
行う。そして本実施例では、あらかじめシェーディング
補正用データとして、I.I.拡大モードと光学絞り径の
状態に応じて、一定の厚さの擬似被写体また空気中を介
しての上記Log変換処理後の収集データを磁気ディス
ク7内にディジタル補正データとして記録しておく。こ
れは、例えばLog変換器6、メモリ8を介して磁気デ
ィスク内へ送るやり方をとる。つぎに実際の被写体のX
線透視撮影時には、撮影前にI.I.拡大モード及び光学
絞り径が決まるので、CPU13はその状態を読み取る
と共に、その状態に近い最適状態でのシェーディング補
正データを磁気ディスク7より読み出して補正データ格
納メモリ8に格納する。ついで被写体のX線透視撮影に
よりI.I.1、光学レンズ2、光学絞り3、TVカメラ
4、AD変換器5を介し、Log変換器6でLog変換
された透視撮影データは撮影データ格納メモリ9に格納
される。この撮影データ格納メモリ9に格納された撮影
データは補正データ格納メモリ8に格納されたシェーデ
ィング補正用データとの間で演算器10により減算が行
われる。この減算データは対数変換器11を通して元の
画像データに戻したのち、DA変換器12によりTV信
号に変換して、シェーディング補正されたTV信号とし
て図示しないX線テレビモニタに送り、シェーディング
補正されたX線透視画像モニタ表示する。
【0010】図2は図1のシェーディング補正原理を示
す説明図である。図2において、(a)〜(b)はI.
I.1の中心を通る線分上でのTVカメラ4のTV信号
出力分布を示し、I.I.1の中心のTV信号出力が輝度
値最大となっている。(a)はLog変換器6によるL
og変換前のシェーディング補正用データを示し、
(b)はLog変換器6によるLog変換後の補正デー
タ格納メモリ8に格納されるシェーディング補正用デー
タを示す。(c)は実際の撮影被写体の透視撮影時のL
og変換前の透視撮影データを示し、(d)は同じくL
og変換後の撮影データ格納メモリ9に格納される透視
撮影データを示す。(e)は(d)の透視撮影データと
(b)のシェーディング補正データの演算器10での減
算データを示し、(f)は(e)の減算データがLog
変換データになっているので元の画像データに戻すため
の対数変換器11で対数変換を行った出力データを示し
ている。以上のようにして、I.I.拡大モードや光学絞
り径による演算透視撮影画像のシェーディング特性によ
る均一性劣化を修正し、均一性に優れた出力画像を得る
ことができる。
【0011】なお、上記シェーディング補正用データ
は、本実施例のようにI.I.拡大モード及び光学絞り径
に応じて各段階の補正データを全て磁気ディスク上に持
つものとしたが、その補正データ量を減らすためにI.
I.拡大モード及び光学絞り径の代表値に対するシェー
ディング補正データのみを持ち、その中間値に対する補
正データは補間演算により作成することも可能である。
また上記シェーディング補正用データは全て計算で求め
てもよい。また上記Log変換6はAD変換器5の前に
設けてもよく、対数変換器11もDA変換器12の後に
置いてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、X線透視撮影画像の
I.I.拡大モード及び光学絞り径によるシェーディング
補正を行わない場合には、I.I.の中心と周辺の画像で
は10〜15%程度の輝度の違いが生じるため、観察し
たい画像の濃度のコントラストが付けられないのに対し
て、本発明のシェーディング補正を行った場合には画像
の濃度のコントラストが付けやすくなる効果がある。ま
た従来のTVカメラのシェーディング補正を用いた場合
には、画像の輝度の違いの最小の場合に補正パラメータ
を合わせる必要があり、そうしないと補正をかけすぎて
しまう場合が生じるため、10%程度の補正しかかけら
れず、例えば50%の輝度の違いが生じた場合には10
%しか補正できないのに対して、本発明のシェーディン
グ補正では使用状態により10〜50%の輝度のばらつ
きが生じた場合にも、10〜50%の輝度の範囲で条件
に合った補正をかけることができるので、補正後の輝度
の違いを10%以下にできるうえ、シェーディング補正
をディジタル上で行うので補正後データの特性劣化が少
ない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】補正のX線ディジタル透視撮影装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】図1のシェーディング補正原理を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 1 I.I. 2 光学レンズ 3 光学絞り 4 TVカメラ 5 A/D変換器 6 Log変換器 7 補正データ格納磁気ディスク 8 補正データ格納メモリ 9 撮影データ格納メモリ 10 補正演算器(減算器) 11 対数変換器 12 DA変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の透視X線を受けるI.I.と、I.
    I.出力像を伝達する光学絞りを含む光学系と、光学系
    出力像を電気信号に変換するTVカメラと、TVカメラ
    出力をAD変換するAD変換器と、AD変換器出力をL
    og変換するLog変換器と、模擬被写体または空気中
    を介しての各種I.I.拡大モード及び光学絞り経に応じ
    た上記Log変換器出力を光学系出力像のシェーディン
    グ補正用データとして格納する磁気ディスク等記録媒体
    と、撮影被写体の特定I.I.拡大モード及び光学絞り径
    に対応する上記最適シェーディング補正用データを記録
    媒体中から選択し格納する第1のメモリと、撮影被写体
    の特定I.I.拡大モード及び光学絞り径による上記Lo
    g変換器出力を格納する第2のメモリと、第1、第2の
    メモリのデータを減算処理するシェーディング補正演算
    器と、補正演算器出力を対数変換する対数変換器と、対
    数変換器出力をDA変換してTVモニタに出力するDA
    変換器と、から成る演算ディジタル透視撮影装置。
JP5317517A 1993-11-25 1993-11-25 X線ディジタル透視撮影装置 Pending JPH07154694A (ja)

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JP (1) JPH07154694A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000184284A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Hitachi Medical Corp X線撮影装置におけるシェ―デング除去装置
JP2002168807A (ja) * 2000-11-28 2002-06-14 Toshiba It & Control Systems Corp 青果物検査装置
KR100788082B1 (ko) * 2002-06-26 2007-12-21 가부시끼가이샤 도시바 엑스레이 진단 장치 및 엑스레이 진단 장치를 제어하는 방법

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JP2002168807A (ja) * 2000-11-28 2002-06-14 Toshiba It & Control Systems Corp 青果物検査装置
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