JPH07152502A - 半導体ファイルサブシステム - Google Patents

半導体ファイルサブシステム

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JPH07152502A
JPH07152502A JP29938993A JP29938993A JPH07152502A JP H07152502 A JPH07152502 A JP H07152502A JP 29938993 A JP29938993 A JP 29938993A JP 29938993 A JP29938993 A JP 29938993A JP H07152502 A JPH07152502 A JP H07152502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
memory
track
address
stand
Prior art date
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Pending
Application number
JP29938993A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Kawaguchi
勝洋 川口
Akihiro Nishimura
昭弘 西村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP29938993A priority Critical patent/JPH07152502A/ja
Publication of JPH07152502A publication Critical patent/JPH07152502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定的な媒体障害が発生した場合の障害部位
の局所化を図り、信頼性の高い稼動状態を安定に継続す
ることが可能な半導体ファイルサブシステムを提供す
る。 【構成】 半導体ファイル装置12の半導体メモリ部1
6を所望の論理フォーマットで初期化する際に発生する
余剰メモリ部に予備トラックを作成し、当該予備トラッ
クの情報を共用メモリ14内のアドレス管理テーブル1
5に登録し、上位装置とのデータ転送中にメモリ障害が
発生した場合に、アドレス管理テーブル15から割り付
け可能な予備トラックを選んで、アクセスするメモリア
ドレスを、障害のトラックから予備トラックに切り替え
る制御論理を、半導体ファイル装置12に備えた半導体
ファイルサブシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ファイルサブシ
ステムに関し、特に、記憶媒体である半導体メモリ素子
の障害対策に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、情報処理技術の分野では、外
部記憶装置に対するアクセスの高速化の要求に呼応し
て、磁気ディスク装置における磁気ディスク等の回転形
記憶媒体を、機械的な可動部がなく遙に高速にアクセス
可能な半導体メモリに置き換え、上位装置とのインタフ
ェースは磁気ディスク装置と等価になるようにした半導
体ファイルサブシステムを用いることが知られている。
【0003】従来、このような半導体ファイルサブシス
テムとしては、本出願人の製品に関する解説書(H−6
912−5半導体記憶制御装置 解説書 HITAC
8080−2−140−201)等の文献にも記載され
ているように、半導体ファイルを構成する半導体メモリ
の障害によってECCコレクションが行われた場合、E
CCログを上位装置に対して報告するものが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来技術では、障害部位を報告するのみであるため、
障害が固定的である場合は、保守員による媒体交換を行
う必要がある。また、メモリの読みだし、書込み時に固
定的に発生するメモリ障害に対して、メモリの割付が固
定的であるため、上位装置側からリカバリを行おうとし
ても、エラー報告が行われるのみで、リカバリを行えな
かった。
【0005】近年では、24時間運転で半導体集ファイ
ルサブシステムが使用される場合もあり、ECCログを
報告しても、障害の媒体の交換は定期的メンテナンスま
で待たされるため、サブシステムの性能や信頼性を低下
させる要因となっていた。
【0006】本発明の目的は、固定的な媒体障害が発生
した場合の障害部位の局所化を図り、信頼性の高い稼動
状態を安定に継続することが可能な半導体ファイルサブ
システムを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、保守管理作業の簡略
化を実現することが可能な半導体ファイルサブシステム
を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0010】すなわち、本発明は、回転形記憶装置の回
転形記憶媒体を半導体メモリ素子で置き換え、上位装置
に対して、回転形記憶装置と等価なソフトインタフェー
スを持つ半導体記憶装置と、この半導体記憶装置と上位
装置との間における情報の授受を制御する半導体記憶制
御装置とから構成される半導体ファイルサブシステムに
おいて、半導体記憶装置は、回転形記憶媒体をエミュレ
ートとする論理トラックアドレスと、この論理トラック
アドレスに対応する半導体記憶装置のメモリアドレスと
のマッピングを動的に管理する制御論理を備えたもので
ある。
【0011】
【作用】上記した本発明の半導体ファイルサブシステム
によれば、制御論理は、たとえば、上位装置との間にお
けるデータ転送中に半導体記憶装置を構成する半導体メ
モリ素子に障害が発生した場合、障害部位を含む記憶領
域の内容を他の正常な半導体メモリ素子からなる領域に
割り付け、上位装置から当該障害部位にアクセスされた
場合に、新たに割り付けを行ったメモリアドレスの内容
を転送するように動作する。
【0012】これにより、たとえば論理トラックにおけ
るHA(Home Address)やトラック記述レコードR0部
におけるフォーマットライト時に回復不能なメモリ障害
が発生した場合や、特定のトラックアドレスで複数回E
CCによるエラーコレクションが起きた場合などに、他
の健全な領域に割当てを変更することで、信頼性の高い
動作を継続でき、上位装置からの処理を継続することが
可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例である半導体ファ
イルサブシステムの構成の一例を示すブロック図であ
り、図2および図3はその作用の一例を示す概念図、図
4および図5は、その作用の一例を示すフローチャート
である。
【0015】図1において、10は中央処理装置、11
は半導体ファイル制御装置、12は半導体ファイル装置
である。半導体ファイル装置12は、インタフェース制
御回路部13、共用メモリ14、記憶媒体としての半導
体メモリ部16を備えている。共用メモリ14は、複数
の半導体ファイル制御装置11で論理ボリュームの排他
制御を行うための情報が格納されている。
【0016】この場合、共用メモリ14には、アドレス
管理テーブル15が設けられており、このアドレス管理
テーブル15には、後述のように、論理トラックアドレ
スと、対応する半導体メモリ部16におけるメモリ割り
付け領域との関係を示すマッピング情報が格納されてい
る。
【0017】図2に例示されるように、半導体メモリ部
16は、複数の論理的なボリュームに分割され、それぞ
れのボリュームは、更にシリンダ、トラックに分割され
る。各トラックは、レコード管理テーブル、HA、さら
には、CKD方式における各種制御情報が格納されるト
ラック記述レコードR0−C、R0−D、実際のデータ
格納領域等を含んでいる。
【0018】本実施例の場合、各論理ボリュームには1
シリンダ未満のメモリ余剰が存在して、この余剰領域
に、エラー領域の代替となる予備トラックが作成され
る。
【0019】図3は、アドレス管理テーブル15の詳細
であり、各論理ボリューム毎の論理ボリューム番号15
a、それに対応する予備トラックのメモリアドレス15
d、予備トラック番号15e、対応するシリンダ/トラ
ックアドレス15c、予備トラックの使用状況を示すフ
ラグ15b等の情報を含んでいる。
【0020】以下、本実施例の作用の一例を説明する。
【0021】まず、図4を用いて、予備トラック作成時
の処理を説明する。半導体ファイル装置12は、磁気デ
ィスク装置をエミュレートする為、初期設定作業を行う
必要がある(ステップ40)。この時に、エミュレート
する磁気ディスクのトラックフォーマットに従い、メモ
リイニシャライズが行われる(ステップ41)。この処
理が終了後、余剰メモリ量が1トラック分以上あるか否
かを判断し(ステップ42)、ある場合はステップ43
に進み、1トラック分のメモリイニシャライズを行い
(ステップ43)、共用メモリ14にメモリアドレス1
5dと予備トラック番号15eを登録する(ステップ4
4)。そして、再びステップ42で空きエリアの判定を
行い、余剰メモリ容量が1トラック以下になるまで、予
備トラックを作成する。余剰メモリのエリアが1トラッ
ク以下になった場合、ステップ45へ行き、全ボリュー
ム数分実行したかを判定する。未実行の論理ボリューム
がある場合には、ステップ41に進み、ない場合には初
期設定作業を終了する。
【0022】次に、図5のフローチャートによって、半
導体ファイル装置12と半導体ファイル制御装置11と
の間におけるデータ転送処理中にメモリ障害が発生した
場合の予備トラックへの割り付け手順を説明する。デー
タ転送処理(ステップ50)後、エラー判定を行い(ス
テップ51)、エラーが発生しなかった場合は後続の処
理を行う。
【0023】エラーが発生した場合には、障害部位が半
導体メモリ部16か否かを判定(ステップ52)し、メ
モリ障害の場合はステップ53に進み、それ以外のエラ
ーならばエラー処理(ステップ58)を行う。ステップ
53では、HAまたはトラック記述レコードR0を対象
にしているフォーマットライトの処理か否かを判定し、
フォーマットライトでない場合はステップ58に進む。
フォーマットライト処理の場合は、当該論理ボリューム
のアドレス管理テーブル15をリードし、フラグ15b
を参照して(ステップ54)、未使用の予備トラックが
あるか否かを判定する(ステップ55)。未使用の予備
トラックが無い場合はステップ58へ行き、エラー処理
を行う。
【0024】未使用の予備トラックがある場合は、現在
アクセスされている当該シリンダ、トラックアドレスを
割り付け(ステップ56)、フラグ15bを未使用から
使用中に変更する。その後、コマンドリトライ(エラー
リトライ)して上位装置からデータをもらい直す処理
(ステップ57)を行う。リトライ時には、既に割り付
けた健全な予備トラックのメモリ領域へのアクセスとな
る為、正常にリトライ処理が行える。
【0025】以上のような処理により、従来では回復不
能となっていたメモリ障害時でも、エラー終了すること
なく、安定な稼動継続が可能となり、上位装置との間の
データ転送処理を支障なく継続できる。また、回復不能
な障害の修理のために、半導体メモリ素子を交換する等
の保守管理作業も軽減される。
【0026】なお、上述の説明では、ライト処理の場合
について説明したが、リード処理におけるECC回路に
よる訂正が同一部位で起きた場合にも同様に対処するこ
とにより、エラーロギング、後処理等のオーバーヘッド
を低減させることが可能となる。
【0027】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0028】たとえば半導体ファイルサブシステムがエ
ミュレートする回転形記憶装置としては磁気ディスク装
置等に限らず、他の回転形記憶装置であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0030】すなわち、本発明の半導体ファイルサブシ
ステムによれば、固定的な媒体障害が発生した場合の障
害部位の局所化を図り、信頼性の高い稼動状態を安定に
継続することができる、という効果が得られる。
【0031】また、保守管理作業の簡略化を実現するこ
とができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体ファイルサブシ
ステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】その作用の一例を示す概念図である。
【図3】その作用の一例を示す概念図である。
【図4】その作用の一例を示すフローチャートである。
【図5】その作用の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 中央処理装置 11 半導体ファイル制御装置 12 半導体ファイル装置 13 インタフェース制御回路部 14 共用メモリ 15 アドレス管理テーブル 15a 論理ボリューム番号 15b フラグ 15c シリンダ/トラックアドレス 15d メモリアドレス 15e 予備トラック番号 16 半導体メモリ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転形記憶装置の回転形記憶媒体を半導
    体メモリ素子で置き換え、上位装置に対して、前記回転
    形記憶装置と等価なソフトインタフェースを持つ半導体
    記憶装置と、この半導体記憶装置と前記上位装置との間
    における情報の授受を制御する半導体記憶制御装置とか
    ら構成される半導体ファイルサブシステムであって、前
    記半導体記憶装置は、前記回転形記憶媒体をエミュレー
    トとする論理トラックアドレスと、この論理トラックア
    ドレスに対応する前記半導体記憶装置のメモリアドレス
    とのマッピングを動的に管理する制御論理を備えたこと
    を特徴とする半導体ファイルサブシステム。
JP29938993A 1993-11-30 1993-11-30 半導体ファイルサブシステム Pending JPH07152502A (ja)

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29938993A Pending JPH07152502A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 半導体ファイルサブシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191966A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Hitachi Ltd ストレージシステム及びその制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191966A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Hitachi Ltd ストレージシステム及びその制御方法
US8117376B2 (en) 2007-02-06 2012-02-14 Hitachi, Ltd. Storage system and control method thereof
US8930611B2 (en) 2007-02-06 2015-01-06 Hitachi, Ltd. Storage system and control method thereof

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