JPH07151500A - 飛しょう体 - Google Patents

飛しょう体

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JPH07151500A
JPH07151500A JP29842993A JP29842993A JPH07151500A JP H07151500 A JPH07151500 A JP H07151500A JP 29842993 A JP29842993 A JP 29842993A JP 29842993 A JP29842993 A JP 29842993A JP H07151500 A JPH07151500 A JP H07151500A
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JP
Japan
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radio wave
parachute
jamming
propulsion device
wave guide
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Application number
JP29842993A
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English (en)
Inventor
Chuichi Segawa
忠一 瀬川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導飛しょう体により地上基地などへの攻撃
をうける場合に、その誘導飛しょう体の誘導を妨害する
飛しょう体の妨害性能を向上させる。 【構成】 推進装置の前部に複数の電波妨害装置を配置
し、それぞれに大きさの異なる落下傘を取付け、推進装
置と電波妨害装置ならびに電波妨害装置同士間に分離機
構を配置した構成による飛しょう体。 【効果】 長時間の電波誘導妨害ができ、複数の電波誘
導飛しょう体による連続攻撃を妨害できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地上基地、艦船、車
両、航空機などの攻撃目標に対する誘導飛しょう体によ
る攻撃に対して、攻撃目標から発射され落下傘により降
下する飛しょう体として構成されたECM(Elect
ric Counter Measure)装置におけ
るECM性能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の飛しょう体の外形図であ
り、図17は従来の飛しょう体の概略断面図である。図
において1は飛しょう体の推進装置、2は受信した電波
を増幅して出力する形式の電波誘導妨害装置、3は推進
装置1の前部に配置された落下傘収納部、4は前記落下
傘収納部に収納され電波誘導妨害装置2に取り付けられ
た落下傘、5は推進装置1と電波誘導妨害装置2との間
に配置され、かつ飛しょう体の飛しょう時において推進
装置1の燃焼終了後に電波誘導妨害装置2と推進装置1
を切り離す分離機構であり、図において電波誘導妨害装
置2の内部に配置された例を示してある。図18は従来
の飛しょう体が発射されてから誘導電波妨害するまでの
状態を時間を追って示す図であり、図18(a)は飛し
ょう体の発射、図18(b)は飛しょう体の分離、図1
8(c)は落下傘の開傘開始、図18(d)は誘導電波
妨害動作中を示す。図において6は地上基地、艦船、車
両、航空機などの攻撃目標に対する攻撃を仕掛けている
電波誘導飛しょう体であり、7は電波誘導飛しょう体6
からの索敵電波、8は電波誘導妨害装置2から発せられ
る妨害電波である。
【0003】地上基地、艦船、車両、航空機などの攻撃
目標が誘導飛しょう体による攻撃を受けた場合、誘導飛
しょう体の誘導方法に対応した誘導妨害用のおとりの飛
しょう体を発射し、おとりの飛しょう体に誘導飛しょう
体の攻撃を向かわせることにより妨害をかけ攻撃を防ぐ
ことが行われる。従来の飛しょう体は前記のように構成
され、電波誘導による誘導飛しょう体の攻撃が発見され
ると、攻撃目標から飛しょう体が発射され攻撃目標から
ある程度離れ、推進装置1の燃焼終了後、推進装置1と
電波誘導妨害装置2を分離機構5により分離する。分離
されたことにより電波誘導妨害装置2に取り付けられて
いた落下傘4は、推進装置1の落下傘収納部3から引き
出され開傘を開始し、開傘した落下傘4によりゆっくり
と降下する。降下姿勢が安定した後、電波誘導妨害装置
2は電波誘導飛しょう体6の索敵電波7を受信し、増幅
して妨害電波11として発信する。電波誘導飛しょう体
6は妨害電波8を攻撃目標と誤認して追尾してしまうこ
とにより、電波誘導飛しょう体6による攻撃を防ぐこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の飛
しょう体は、落下傘が降下している間しかおとりとして
動作しないので、複数の誘導飛しょう体による連続攻撃
の場合、動作時間が短いため防ぎきれないという問題が
あった。また複数の飛しょう体がそれぞれ異なる周波数
の電波による索敵をする場合対処できないという問題が
あった。また電波による索敵方法をとる誘導飛しょう体
と赤外線による索敵方法をとる誘導飛しょう体が混合し
ている複数の誘導飛しょう体による攻撃に対処できない
という問題があった。また電波による索敵方法と赤外線
による索敵方法の両者を用いる誘導飛しょう体(以下こ
れを複合誘導飛しょう体と呼ぶ)による攻撃に対処でき
ないという問題があった。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、複数の誘導飛しょう体による攻撃
に対する妨害効果の向上を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による飛しょう
体は、飛しょう体後部の推進装置、この推進装置の前部
に配置された第一の電波誘導妨害装置、前記推進装置の
前部に配置された第一の落下傘収納部に収納され、かつ
前記第一の電波誘導妨害装置に取り付けられた第一の落
下傘、飛しょう体先端部に配置された第二の電波誘導妨
害装置、前記の第一の電波誘導妨害装置の前部に配置さ
れた第二の落下傘収納部に収納され、かつ前記の第二の
電波誘導妨害装置に取り付けられた前記第一の落下傘と
大きさの異なる第二の落下傘を備えたものである。
【0007】または、飛しょう体の後部に配置された推
進装置、この推進装置の前部に配置された第一の電波誘
導妨害装置、前記推進装置の前部に配置された第一の落
下傘収納部に収納され、かつ前記第一の電波誘導妨害装
置に取り付けられた第一の落下傘、飛しょう体先端部に
配置された第二の電波誘導妨害装置、前記の第一の電波
誘導妨害装置の前部に配置された第二の落下傘収納部に
収納され、かつ前記の第二の電波誘導妨害装置に取り付
けられた第二の落下傘、前記の第一の電波誘導妨害装
置、第二の電波誘導妨害装置のそれぞれに地上との交信
アンテナと妨害電波の周波数可変回路を備えたものであ
る。
【0008】または、飛しょう体の後部に配置された推
進装置、この推進装置の前部に配置された電波誘導妨害
装置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘収
納部に収納され、かつ前記電波誘導妨害装置に取り付け
られた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置された赤
外線デコイ、前記の電波誘導妨害装置の前部に配置され
た第二の落下傘収納部に収納され、かつ前記の赤外線デ
コイに取り付けられた第二の落下傘を備えたものであ
る。
【0009】または、飛しょう体の後部に配置された推
進装置、この推進装置の前部に配置された電波誘導妨害
装置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘収
納部に収納され、かつ前記電波誘導妨害装置に取り付け
られた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置されたチ
ャフ弾、前記の電波誘導妨害装置の前部に配置された第
二の落下傘収納部に収納され、かつ前記のチャフ弾に取
り付けられた第二の落下傘を備えたものである。
【0010】または、飛しょう体の後部に配置された推
進装置、この推進装置の前部に配置された電波誘導妨害
装置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘収
納部に収納され、かつ前記電波誘導妨害装置に取り付け
られた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置されたチ
ャフ弾、前記電波誘導妨害装置の前部に配置された第二
の落下傘収納部に収納され、かつ前記のチャフ弾に取り
付けられた第二の落下傘を備えたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、滞空時間は短いが早く開
傘し電波妨害を開始する電波誘導妨害装置と、滞空時間
は長いが遅く開傘し電波妨害を開始する電波誘導妨害装
置の組み合わせにより長時間の電波誘導妨害を行い、複
数の電波誘導飛しょう体の連続攻撃に対する誘導妨害性
能の向上を図るものである。
【0012】または、2つの電波誘導妨害装置の動作周
波数帯を分けて動作させることにより、複数の飛しょう
体がそれぞれ異なる周波数の電波による索敵をする攻撃
に対する誘導妨害性能の向上を図るものである。
【0013】または、電波誘導妨害装置と赤外線デコイ
の両方を落下傘により降下させることにより、電波によ
る索敵方法をとる誘導飛しょう体と赤外線による索敵方
法をとる誘導飛しょう体が混合している複数の誘導飛し
ょう体による攻撃と複合誘導飛しょう体による攻撃に対
する誘導妨害性能向上を図るものである。
【0014】または、電波誘導妨害装置とチャフ弾の両
方を同時に落下傘により降下させ、降下中にチャフを散
乱することにより、複数の飛しょう体がそれぞれ異なる
周波数の電波による索敵をする攻撃に対する誘導妨害性
能の向上を図るものである。
【0015】または、赤外線デコイとチャフ弾の両方を
同時に落下傘により降下させ、降下中にチャフを散乱す
ることにより、電波による索敵方法をとる誘導飛しょう
体と赤外線による索敵方法をとる誘導飛しょう体が混合
している複数の誘導飛しょう体による攻撃と複合誘導飛
しょう体による攻撃に対する誘導妨害性能向上を図るも
のである。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1による飛しょう体の外形図で
あり、図2は実施例1による飛しょう体の概略断面図で
ある。図において1は飛しょう体の推進装置、2は受信
した電波を増幅して出力する形式の電波誘導妨害装置、
ただし2aは推進装置1の前部に配置された第一の電波
誘導妨害装置、2bは第一の電波誘導妨害装置2aの前
部に配置された第二の電波誘導妨害装置、3は落下傘収
納部、ただし3aは推進装置1の前部に配置された第一
の落下傘収納部、3bは第一の電波誘導妨害装置2aの
前部に配置された第二の落下傘収納部、4は落下傘、た
だし4aは第一の落下傘収納部3aに収納され第一の電
波誘導妨害装置2aに取り付けられた第一の落下傘、4
bは第二の落下傘収納部3bに収納され第二の電波誘導
妨害装置2bに取り付けられかつ第一の落下傘4aと大
きさの異なる第二の落下傘、5は推進装置1と第一の電
波誘導妨害装置2aとの間および第一の電波誘導妨害装
置2aと第二の電波誘導妨害装置2bとの間に配置さ
れ、かつ飛しょう体の飛しょう時において推進装置1の
燃焼終了後に第一の電波誘導妨害装置2aと推進装置1
および第一の電波誘導妨害装置2aと第二の電波誘導妨
害装置2bを切り離す分離機構であり、図においては第
一の電波誘導妨害装置2aおよび第二の電波誘導妨害装
置2bの内部に配置された例を示してある。図3は従来
の飛しょう体が発射されてから誘導電波妨害するまでの
状態を時間を追って示す図であり、図3(a)は飛しょ
う体の発射、図3(b)は飛しょう体の分離、図3
(c)は落下傘の開傘開始、図3(d)は誘導電波妨害
動作中を示す。なおこの実施例の説明では2機の誘導飛
しょう体による攻撃の例を示す。図において6は地上基
地または艦船に対する攻撃を仕掛けている電波誘導飛し
ょう体であり、7は電波誘導飛しょう体6からの索敵電
波、8は第一の電波誘導妨害装置2aおよび第二の電波
誘導妨害装置2bとから発せられる誘導妨害電波であ
る。
【0017】この発明による飛しょう体においては、複
数の電波誘導飛しょう体6が発見されると、地上あるい
は艦船から飛しょう体が電波誘導飛しょう体6に向け発
射され基地あるいは艦船からある程度離れ、推進装置1
の燃焼終了後、推進装置1と第一の電波誘導妨害装置2
aならびに第一の電波誘導妨害装置2aと第二の電波誘
導妨害装置2bとを分離装置8により分離する。分離さ
れたことにより第一の電波誘導妨害装置2aに取り付け
られていた第一の落下傘4aならびに第二の電波誘導妨
害装置2bに取り付けられた第二の落下傘4bは、それ
ぞれ第一の落下傘収納部3および第二の落下傘収納部6
から引き出され開傘を開始し、この実施例では第二の落
下傘4bが比較的小さいので早く開傘が完了し、第二の
電波誘導妨害装置2bが動作を先に開始する。次に第一
の落下傘4aの開傘が完了し第一の電波誘導妨害装置2
aが動作を開始する。第一の落下傘4aは比較的大きい
ため、第一の電波誘導妨害装置2aは第二の電波誘導妨
害装置2bにくらべ長時間滞空する。以上より第一の電
波誘導妨害装置2aと第二の電波誘導妨害装置2bとを
合わせた誘導電波妨害時間は、従来よりも長くなるため
複数の電波誘導飛しょう体6の攻撃を受けたとき、最初
の攻撃と次の攻撃の両方に対して誘導電波妨害をかける
ことができる。
【0018】この実施例は、ふたつの電波誘導妨害装置
の組み合わせの実施例について説明したものであるが、
ふたつに限定することなく複数個の組み合わせとしても
同様である。また、これらの追加の組み合わせを、後述
する実施例2から実施例5に示す交信アンテナと周波数
可変回路を有する電波誘導妨害装置、赤外線デコイ、チ
ャフ弾としても同様である。
【0019】実施例2.図4は実施例2による飛しょう
体の外形図であり、図5は実施例2による飛しょう体の
概略断面図である。図において1は飛しょう体の推進装
置、2は受信した電波を増幅して出力する形式の電波誘
導妨害装置、ただし2aは推進装置1の前部に配置され
た第一の電波誘導妨害装置、2bは第一の電波誘導妨害
装置2aの前部に配置された第二の電波誘導妨害装置、
3は落下傘収納部、ただし3aは推進装置1の前部に配
置された第一の落下傘収納部、3bは第一の電波誘導妨
害装置2aの前部に配置された第二の落下傘収納部、4
は落下傘、ただし4aは第一の落下傘収納部3aに収納
され第一の電波誘導妨害装置2aに取り付けられた第一
の落下傘、4bは第二の落下傘収納部3bに収納され第
二の電波誘導妨害装置2bに取り付けられた第二の落下
傘、5は推進装置1と第一の電波誘導妨害装置2aとの
間および第一の電波誘導妨害装置2aと第二の電波誘導
妨害装置2bとの間に配置され、かつ飛しょう体の飛し
ょう時において推進装置1の燃焼終了後に第一の電波誘
導妨害装置2aと推進装置1および第一の電波誘導妨害
装置2aおよび第二の電波誘導妨害装置2bを切り離す
分離機構であり、図においては第一の電波誘導妨害装置
2aおよび第二の電波誘導妨害装置2bの内部に配置さ
れた例を示してある。12は電波誘導妨害装置2に配置
された地上との交信アンテナ、13は電波誘導妨害装置
2に組み込まれ後述する指令所からの指令により妨害電
波の周波数を変更する周波数可変回路である。図6は従
来の飛しょう体が発射されてから誘導電波妨害するまで
の状態を時間を追って示す図であり、図6(a)は飛し
ょう体の発射、図6(b)は飛しょう体の分離、図6
(c)は落下傘の開傘開始、図6(d)は誘導電波妨害
動作中を示す。なおこの実施例の説明では2機の誘導飛
しょう体による攻撃の例を示す。図において6は地上基
地または艦船に対する攻撃を仕掛けている電波誘導飛し
ょう体、ただし6bは第一の電波誘導飛しょう体6aと
は異なる周波数の索敵するように設定された第二の電波
誘導飛しょう体、7は電波誘導飛しょう体6からの索敵
電波、ただし7bは電波誘導飛しょう体6bから発信さ
れ第一の索敵電波7aとは異なる周波数による第二の索
敵電波、8は電波誘導妨害装置2から発せられる誘導妨
害電波、ただし8aは第一の電波誘導妨害装置2aから
送信される第一の誘導妨害電波、8bは第二の電波誘導
妨害装置2bから送信される第一の誘導妨害電波であ
る。11は電波誘導妨害装置2に指令を送受信する指令
所であり、18は指令所11と電波誘導妨害装置2の間
で交信されるデータである。この実施例の説明では第一
の電波誘導妨害装置2aが電波誘導飛しょう体6aから
の索敵電波7aを受信し、第二の電波誘導妨害装置2b
が第二の電波誘導飛しょう体6bの第二の索敵電波7b
を受信している例を示している。
【0020】この発明による飛しょう体においては、複
数の電波誘導飛しょう体6が発見されると、地上あるい
は艦船から飛しょう体が電波誘導飛しょう体6に向け発
射され基地あるいは艦船からある程度離れ、推進装置1
の燃焼終了後、推進装置1と第一の電波誘導妨害装置2
aならびに第二の電波誘導妨害装置2aと第二の電波誘
導妨害装置2bとを分離装置8により分離する。分離さ
れたことにより第一の電波誘導妨害装置2aに取り付け
られていた第一の落下傘4aならびに第二の電波誘導妨
害装置2bに取り付けられた第二の落下傘4bは、それ
ぞれ第一の落下傘収納部3および第二の落下傘収納部6
から引き出され開傘を開始し、開傘終了後第一の電波誘
導妨害装置2aと第二の電波誘導妨害装置2bが動作を
開始する。電波誘導飛しょう体6の第一の索敵電波7a
を第一の電波誘導妨害装置2aが受信すると交信アンテ
ナ9から指令所11に第一の索敵電波7aのデータ12
が送信され、指令所11では第一の電波誘導妨害装置2
aに受信した第一の索敵電波7aに対応した第一の誘導
妨害電波8aを発信するようにデータ12を第一の電波
誘導妨害装置2aに送信すると同時に、第二の電波誘導
妨害装置2bに向けて第一の索敵電波7aに対応した第
一の誘導妨害電波8aを発信しないようにデータ12を
送信する。したがって第二の電波誘導妨害装置2bは第
一の索敵電波7bと第二の索敵電波7bが混在した状況
にあっても第一の索敵電波7aを無視するので、第一の
電波誘導妨害装置2aと第二の電波誘導妨害装置2bが
同時に電波誘導飛しょう体6のみの妨害を行うことによ
り第二の電波誘導飛しょう体6bを見過ごすことを防
ぎ、第二の電波誘導妨害装置2bが第二の索敵電波7b
に対応した第二の誘導妨害電波8bを発信するので第二
の電波誘導飛しょう体6bの攻撃を妨害することができ
る。
【0021】この実施例は、ふたつの電波誘導妨害装置
の組み合わせの実施例について説明したものであるが、
ふたつに限定することなく複数個の組み合わせとしても
同様である。また、これらの追加の組み合わせを、後述
する実施例3から実施例5に示す赤外線デコイ、チャフ
弾としても同様である。
【0022】実施例3.図7は実施例3による飛しょう
体の外形図であり、図8は実施例3による飛しょう体の
概略断面図である。図において1,2,3,4,5は実
施例2と同等である。ただし第二の電波誘導妨害装置2
bの配置構成は後述する赤外線デコイと置き換えになっ
ている。13は自らが熱源となる方式の赤外線デコイで
ある。図9は従来の飛しょう体が発射されてから誘導電
波妨害するまでの状態を時間を追って示す図であり、図
9(a)は飛しょう体の発射、図9(b)は飛しょう体
の分離、図9(c)は落下傘の開傘開始、図9(d)は
誘導電波妨害動作中を示す。なおこの実施例の説明では
2機の誘導飛しょう体による攻撃の例を示す。図におい
て14は地上基地または艦船に対する攻撃を仕掛けてい
る赤外線誘導飛しょう体であり、15は赤外線誘導飛し
ょう体14の赤外線視野、16は赤外線デコイ13から
発せられる赤外線である。
【0023】この発明による飛しょう体においては、電
波誘導飛しょう体6と赤外線誘導飛しょう体14が発見
されると、地上あるいは艦船から飛しょう体が電波誘導
飛しょう体6と赤外線誘導飛しょう体14に向け発射さ
れ基地あるいは艦船からある程度離れ、推進装置1の燃
焼終了後、推進装置1と電波誘導妨害装置2ならびに電
波誘導妨害装置2と赤外線デコイ13とを分離装置8に
より分離する。分離されたことにより電波誘導妨害装置
2aに取り付けられていた第一の落下傘4aならびに赤
外線デコイ13に取り付けられていた第二の落下傘4b
は、それぞれ第一の落下傘収納部3および第二の落下傘
収納部6から引き出され開傘を開始し、開傘終了後電波
誘導妨害装置2と赤外線デコイ13が動作を開始する。
電波誘導妨害装置2は電波誘導飛しょう体6の索敵電波
7を受信し、増幅して妨害電波11として発信する。電
波誘導飛しょう体6は前記妨害電波11を攻撃目標と誤
認して追尾してしまうことにより、電波誘導飛しょう体
6による攻撃を防ぐことができる。赤外線デコイ13は
熱源なので赤外線16を発し、この赤外線16を赤外線
索敵視野15に捉えた赤外線誘導飛しょう体14は赤外
線デコイ13を攻撃目標と誤認して追尾してしまうこと
により、赤外線誘導飛しょう体14による地上基地ある
いは艦船に対する攻撃を防ぐことができる。
【0024】この実施例は、電波誘導妨害装置と赤外線
デコイの組み合わせの実施例について説明したものであ
るが、ふたつに限定することなく複数個の組み合わせと
しても同様である。また、これらの追加の組み合わせ
を、前記の実施例2に示す交信アンテナと妨害電波の周
波数可変回路を有する電波誘導妨害装置、後述する実施
例4に示すチャフ弾としても同様である。
【0025】実施例4.図10は実施例4による飛しょ
う体の外形図であり、図10は実施例4による飛しょう
体の概略断面図である。17はチャフ弾である。図にお
いて1,2,3,4,5は実施例2と同等である。ただ
し第二の電波誘導妨害装置2bの配置構成はチャフ弾1
7と置き換えになっている。図12は従来の飛しょう体
が発射されてから誘導電波妨害するまでの状態を時間を
追って示す図であり、図12(a)は飛しょう体の発
射、図12(b)は飛しょう体の分離、図12(c)は
落下傘の開傘開始、図12(d)は誘導電波妨害動作中
を示す。なおこの実施例の説明では2機の誘導飛しょう
体による攻撃の例を示す。図において18はチャフ弾1
7から散布されたチャフである。9,10,11,1
4,15は実施例2と同等である。
【0026】この発明による飛しょう体においては、電
波誘導飛しょう体6と第二の電波誘導飛しょう体6bが
発見されると、地上あるいは艦船から飛しょう体が電波
誘導飛しょう体6に向け発射され基地あるいは艦船から
ある程度離れ、推進装置1の燃焼終了後、推進装置1と
電波誘導妨害装置2ならびに電波誘導妨害装置2とチャ
フ弾17とを分離する。分離されたことにより電波誘導
妨害装置2に取り付けられていた第一の落下傘4aなら
びにチャフ弾17に取り付けられた第二の落下傘4b
は、それぞれ第一の落下傘収納部3および第二の落下傘
収納部6から引き出され開傘を開始し、開傘終了後電波
誘導妨害装置2が動作を開始する。また、チャフ弾17
はチャフ24を放出散乱させる。電波誘導飛しょう体6
は電波誘導妨害装置2を追尾し、第二の電波誘導飛しょ
う体6bはチャフ24により目標である地上基地あるい
は艦船を見失うので、複数の索敵電波の異なる電波誘導
飛しょう体の攻撃を妨害することができる。
【0027】この実施例は、電波誘導妨害装置とチャフ
弾の組み合わせの実施例について説明したものである
が、ふたつに限定することなく複数個の組み合わせとし
ても同様である。また、これらの追加の組み合わせを、
前記の実施例2から実施例3に示す交信アンテナと妨害
電波の周波数可変回路を有する電波誘導妨害装置、チャ
フ弾としても同様である。
【0028】実施例5.図13は実施例5による飛しょ
う体の外形図であり、図14は実施例3による飛しょう
体の概略断面図である。実施例4における電波誘導妨害
装置2の位置に赤外線デコイ13が配置された構成にな
っている。図15は従来の飛しょう体が発射されてから
誘導電波妨害するまでの状態を時間を追って示す図であ
り、図15(a)は飛しょう体の発射、図15(b)は
飛しょう体の分離、図15(c)は落下傘の開傘開始、
図15(d)は誘導電波妨害動作中を示す。なおこの実
施例の説明では2機の誘導飛しょう体による攻撃の例を
示す。
【0029】この発明による飛しょう体においては、電
波誘導飛しょう体6と赤外線誘導飛しょう体14が発見
されると、地上あるいは艦船から飛しょう体が電波誘導
飛しょう体6と赤外線誘導飛しょう体14に向け発射さ
れ基地あるいは艦船からある程度離れ、推進装置1の燃
焼終了後、推進装置1と赤外線デコイ13ならびに赤外
線デコイ13とチャフ弾17とを分離装置8により分離
する。分離されたことにより赤外線デコイ13に取り付
けられていた第一の落下傘4aならびにチャフ弾17に
取り付けられた第二の落下傘4bは、それぞれ第一の落
下傘収納部3および第二の落下傘収納部6から引き出さ
れ開傘を開始し、開傘終了後赤外線デコイ13が動作を
開始する。また、チャフ弾17はチャフを放出散乱させ
る。赤外線誘導飛しょう体14は赤外線デコイ13を追
尾し、電波誘導飛しょう体6はチャフ24により目標で
ある地上基地あるいは艦船を見失うので、電波誘導飛し
ょう体6の攻撃を妨害することができる。
【0030】この実施例は、赤外線デコイとチャフ弾の
組み合わせの実施例について説明したものであるが、ふ
たつに限定することなく複数個の組み合わせとしても同
様である。また、これらの追加の組み合わせを、前記の
実施例2から実施例3に示す電波誘導妨害装置、交信ア
ンテナと妨害電波の周波数可変回路を有する電波誘導妨
害装置としても同様である。
【0031】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
電波誘導妨害装置に異なる大きさの落下傘を組み合わせ
た飛しょう体の構成にしたので、長時間の電波誘導妨害
ができ、複数の電波誘導飛しょう体による連続攻撃を妨
害できる効果がある。
【0032】また、交信アンテナと周波数可変回路を有
した複数の電波誘導妨害装置からなる飛しょう体の構成
にしたので、索敵電波の異なる複数の電波誘導飛しょう
体による攻撃を妨害できる効果がある。
【0033】また、電波誘導妨害装置と赤外線デコイか
らなる飛しょう体の構成にしたので、電波誘導飛しょう
体と赤外線誘導飛しょう体による攻撃あるいは複合誘導
飛しょう体による攻撃を妨害できる効果がある。
【0034】また、電波誘導妨害装置とチャフ弾からな
る飛しょう体の構成にしたので、索敵電波の異なる複数
の誘導飛しょう体による攻撃を妨害できる効果がある。
【0035】また、赤外線デコイとチャフ弾からなる飛
しょう体の構成にしたので、電波誘導飛しょう体と赤外
線誘導飛しょう体による攻撃あるいは複合誘導飛しょう
体による攻撃を妨害できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による飛しょう体の外形図
を示す図である。
【図2】この発明の実施例1による飛しょう体の概略断
面図である。
【図3】この発明の実施例1による飛しょう体の動作シ
ーケンス図である。
【図4】この発明の実施例2による飛しょう体の外形図
である。
【図5】この発明の実施例2による飛しょう体の概略断
面図である。
【図6】この発明の実施例2による飛しょう体の動作シ
ーケンス図である。
【図7】この発明の実施例3による飛しょう体の外形図
である。
【図8】この発明の実施例3による飛しょう体の概略断
面図である。
【図9】この発明の実施例3による飛しょう体の動作シ
ーケンス図である。
【図10】この発明の実施例4による飛しょう体の外形
図である。
【図11】この発明の実施例4による飛しょう体の概略
断面図である。
【図12】この発明の実施例4による飛しょう体の動作
シーケンス図である。
【図13】この発明の実施例5による飛しょう体の外形
図である。
【図14】この発明の実施例5による飛しょう体の概略
断面図である。
【図15】この発明の実施例5による飛しょう体の動作
シーケンス図である。
【図16】従来の飛しょう体の外形図である。
【図17】従来の飛しょう体の概略断面図である。
【図18】従来の飛しょう体の動作シーケンス図であ
る。
【符号の説明】
1 推進装置 2 電波誘導妨害装置 3 落下傘収納部 4 落下傘 5 分離機構 6 電波誘導飛しょう体 7 索敵電波 8 誘導妨害電波 9 交信アンテナ 10 周波数可変回路 11 指令所 12 データ 13 赤外線デコイ 14 赤外線誘導飛しょう体 15 赤外線索敵視野 16 赤外線 17 チャフ弾 18 チャフ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体の後部に配置された推進装
    置、この推進装置の前部に配置された第一の電波誘導妨
    害装置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘
    収納部に収納され、かつ前記第一の電波誘導妨害装置に
    取り付けられた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置
    された第二の電波誘導妨害装置、前記第一の電波誘導妨
    害装置の前部に配置された第二の落下傘収納部に収納さ
    れ、かつ前記の第二の電波誘導妨害装置に取り付けられ
    ていて前記第一の落下傘とは大きさの異なる第二の落下
    傘、前記推進装置と第一の電波誘導妨害装置の間ならび
    に前記第一の電波誘導妨害装置と第二の電波誘導妨害装
    置の間に分離機構を備えたことを特徴とする飛しょう
    体。
  2. 【請求項2】 飛しょう体の後部に配置された推進装
    置、この推進装置の前部に配置された第一の電波誘導妨
    害装置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘
    収納部に収納され、かつ前記第一の電波誘導妨害装置に
    取り付けられた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置
    された第二の電波誘導妨害装置、前記第一の電波誘導妨
    害装置の前部に配置された第二の落下傘収納部に収納さ
    れ、かつ前記の第二の電波誘導妨害装置に取り付けられ
    た第二の落下傘、前記第一の電波誘導妨害装置と第二の
    電波誘導妨害装置のそれぞれに設けられ、地上との交信
    アンテナおよび妨害電波の周波数可変回路、前記推進装
    置と第一の電波誘導妨害装置の間ならびに前記第一の電
    波誘導妨害装置と第二の電波誘導妨害装置の間に分離機
    構を備えたことを特徴とする飛しょう体。
  3. 【請求項3】 飛しょう体の後部に配置された推進装
    置、この推進装置の前部に配置された電波誘導妨害装
    置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘収納
    部に収納され、かつ前記電波誘導妨害装置に取り付けら
    れた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置された赤外
    線デコイ、前記電波誘導妨害装置の前部に配置された第
    二の落下傘収納部に収納され、かつ前記の赤外線デコイ
    に取り付けられた第二の落下傘、前記推進装置と電波誘
    導妨害装置の間ならびに前記電波誘導妨害装置と赤外線
    デコイの間に分離機構を備えたことを特徴とする飛しょ
    う体。
  4. 【請求項4】 飛しょう体の後部に配置された推進装
    置、この推進装置の前部に配置された電波誘導妨害装
    置、前記推進装置の前部に配置された第一の落下傘収納
    部に収納され、かつ前記電波誘導妨害装置に取り付けら
    れた第一の落下傘、飛しょう体先端部に配置されたチャ
    フ弾、前記電波誘導妨害装置の前部に配置された第二の
    落下傘収納部に収納され、かつ前記のチャフ弾に取り付
    けられた第二の落下傘、前記推進装置と電波誘導妨害装
    置の間ならびに前記電波誘導妨害装置とチャフ弾の間に
    分離機構を備えたことを特徴とする飛しょう体。
  5. 【請求項5】 飛しょう体の後部に配置された推進装
    置、この推進装置の前部に配置された赤外線デコイ、前
    記推進装置の前部に配置された第一の落下傘収納部に収
    納され、かつ前記赤外線デコイに取り付けられた第一の
    落下傘、飛しょう体先端部に配置されたチャフ弾、前記
    赤外線デコイの前部に配置された第二の落下傘収納部に
    収納され、かつ前記のチャフ弾に取り付けられた第二の
    落下傘、前記推進装置と赤外線デコイの間ならびに前記
    赤外線デコイとチャフ弾の間に分離機構を備えたことを
    特徴とする飛しょう体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021034424A2 (en) 2019-07-12 2021-02-25 Leonardo Electronics Us Inc. Method and system for electronic warfare obscuration and suppression of enemy defenses

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