JPH07143482A - 映像信号符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

映像信号符号化装置及び復号化装置

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JPH07143482A
JPH07143482A JP31438893A JP31438893A JPH07143482A JP H07143482 A JPH07143482 A JP H07143482A JP 31438893 A JP31438893 A JP 31438893A JP 31438893 A JP31438893 A JP 31438893A JP H07143482 A JPH07143482 A JP H07143482A
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Japan
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signal
video signal
hdtv
sdtv
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Nobuaki Takahashi
宣明 高橋
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な装置構成を必要とすることなく、HD
TV(EDTV),SDTVの情報量の差を低減して、
記録媒体の共用化を図ることができる映像信号符号化装
置及び復号化装置を提供する。 【構成】 符号化器10では、SDTV信号のサブサン
プリングが信号変換器12で行われ、減算器14で得ら
れた差分信号に対し、垂直方向のサブサンプリング,水
平方向のサブサンプリングが信号変換器22,24で行
われる。復号化器30では、これらサブサンプリングさ
れた信号のアップサンプリングが信号逆変換器38,4
0,42で行われる。解像度に対する視覚的な特性は、
水平,垂直方向には高いが、斜め方向にはそれほど高く
ないので、差分信号の水平,垂直成分を利用すること
で、視覚的な解像度の低下を抑制しつつ情報量が低減さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の精細度の異なる
映像信号を階層化,高能率符号化して伝送し、又は媒体
に記録するための映像信号符号化装置及び復号化装置に
かかり、更に具体的には、伝送信号又は記録信号の一部
を用いて通常精細度の映像信号を得るとともに、他の部
分を加えて高精細度の映像信号を得る場合に好適な映像
信号符号化装置及び復号化装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】a.HDTV(High Definition Televi
sion)方式 HDTV方式は、従来のNTSC方式などによるSDT
V(Standard Definition Television)方式に対し、高
精細度の映像信号を放送しようとするもので、日本では
MUSE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)
方式で放送が開始されている。また、欧州,米国でも、
HDTVの方式を決めて実験放送を開始すべく準備がな
されつつある。
【0003】HDTV方式はSDTV方式と比較して映
像の精細度が高く、放送スタジオ内で用いられるディジ
タルビデオ信号の情報量は次の通りである。 SDTV:水平方向画素数720ドット 垂直方向走査線数480本 全画素数=720×480=345,600画素 HDTV:水平方向画素数1920ドット 垂直方向走査線数1035本 全画素数=1920×1035=1,987,200画素 このように、画素数を比較すると、HDTV方式はSD
TV方式の5.75倍の情報量を有していることにな
る。
【0004】b.MPEG符号化方式 このような映像信号の符号化方式については、いわゆる
MPEG(ISO/IEC,JTC1/SC29/WG
11)によって国際標準化を行うべく審議が行われてい
る。符号化方式は、いわゆるJPEGによる静止映像圧
縮の国際標準,すなわちDCT(離散的コサイン変換,
Discrete Cosine Transform)により空間的な冗長性を
省いて符号化する方式に、時間的な冗長性を省くための
動き予測を組み合わせた方式である。MPEGでも、H
DTVとSDTVの階層性について審議しており、Spat
ial ScalabilityとしてSDTV信号とHDTV信号と
の階層構造が決められつつある。
【0005】c.ATV(Advanced Television)放送
方式 米国では、現行NTSC方式と上位互換性を保ちながら
HDTVの放送を行うべくATV方式が検討されてい
る。また、AD−HDTV方式,DSC−HSTV方式
などでは、階層化される精細度の低い信号と高い信号で
伝送路の質を異ならしめ、Graceful Degradationの機能
を持たせている。
【0006】d.サブバンド方式と空間ピラミッド方式 HDTV信号とSDTV信号との階層化を行う手法の1
つとして、サブバンド分割方式がある。これによれば、
映像信号の空間周波数成分は、水平,垂直方向に各々L
PFとHPFで帯域分割される。そして、水平,垂直の
両方向でLPFを介して得られた低帯域の映像信号と、
それ以外の高帯域の映像信号とを分けて伝送する方式で
ある。
【0007】これに対し、空間ピラミッド方式は、水
平,垂直方向にダウンサンプリングした空間周波数の低
い信号を符号化するとともに、復号化した信号を原信号
から減じ、この信号をエンコードする方式である。デコ
ード側では、デコードした高い空間周波数の映像信号
に、復調した低い空間周波数の映像信号をアップサンプ
リングして加算し、元の精細度の高い映像信号を得る。
【0008】e.従来の階層化符号化,復号化方式 図10には、従来の階層化符号化,復号化装置の一例が
示されている。同図において、符号化器100の映像信
号入力端子T11には、例えば、有効画素領域が水平方
向1440ドット×垂直方向1088本のHDTV映像
信号HDが加えられる。このHDTV信号HDは信号変換器
102によってサブサンプリングされて、720ドット
×480本のSDTV信号SDに変換され、更にエンコー
ダ104によって符号化される。エンコーダ104の出
力は、復号化器200のデコーダ202に加えられて復
号され、出力端子T12からSDTVの映像信号SDがS
DTVの受像機(図示せず)に出力されることになる。
【0009】また、エンコーダ104の出力は、符号化
器100側において、局部デコーダ106で復号される
とともに、信号逆変換器108によるアップサンプリン
グによって、SD相当のHDTV映像信号HDSに変換さ
れる。このSD相当HDTV信号HDSは、HDTV信号H
Dとともに減算器110に供給され、ここでHD−HDSの減
算が行われる。これによって得られた差分信号ΔHDは、
他のエンコーダ112によって符号化された後、復号化
器200側に伝送される。
【0010】復号化器200では、デコーダ204によ
って差分信号ΔHDの復号が行われ、復号されたΔHDは加
算器206に供給される。他方、前記デコーダ202で
復号されたSDTV信号SDは、信号逆変換器208によ
るアップサンプリングによってSD相当HDTV信号HD
Sに変換された後、加算器206に供給される。加算器
206では、差分信号ΔHD=HD−HDSとSD相当HDT
V信号HDSとが加算され、HDTV信号HDが得られる。
そして、このHDTV信号HDが出力端子T13からHD
TVの受像機(図示せず)に出力されることになる。
【0011】このような従来技術によって符号化器10
0より復号化器200に伝送されるSDTV信号の情報
量とHDTV信号を得るための差分情報量との比率は、
おおよそ (HDTV情報量−SDTV情報量)/SDTV情報量 =(1440×1088−720×480)/(720×480) ≒3.5 ………………………………(1) となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハイビジョ
ンなどのHDTV信号は、NTSCなどのSDTV信号
に対し、一般的に4〜5倍以上の情報量を有している。
従って、符号化(圧縮)された信号もこれとほぼ同程度
の倍数の情報量となる。 図11には、その様子が示さ
れており、同図中縦軸は垂直方向の走査線数,横軸は水
平方向画素数である。図示の例では、1440ドット×
1088本の領域がHDTVの映像信号,720ドット
×480本がSDTVの映像信号である。
【0013】一方、SDTVとHDTVを混在させて伝
送したり、媒体に記録するような場合を考えると、両者
の情報量の差が例えば5倍であるとき、HDTV信号を
記録できる時間は情報量に反比例してSDTVの5分の
1程度と短くなってしまう。媒体の記録密度を向上させ
て、かかる記録時間の差を吸収する方法も考えられる
が、HDTV及びSDTVが記録される媒体とSDTV
のみが記録される媒体との共通性を確保しつつ、両媒体
に互換性を持たせて市場に提供するためには、お互いの
記録時間に極端な差が生ずることは好ましいことではな
い。
【0014】記録媒体に対するユーザの要求を考えると
き、HDTV信号はSDTV信号のほぼ2倍程度の情報
量で両者の混在が実現できると、HDTV,SDTVの
各ユーザに対して共通のディスクが供給可能となるなど
互換性の面で利便性が高い。
【0015】本発明は、これらの点に着目したもので、
複雑な装置構成を必要とすることなく、HDTV,SD
TVの情報量の差を低減して、記録媒体の共用化を図る
ことができる映像信号符号化装置及び復号化装置を提供
することを、その目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の符号化装置は、通常精細度映像信号に加え
ることによって高精細度映像信号を得ることができる差
分信号に対し、垂直方向のサブサンプリング,又は水平
方向のサブサンプリングを行うことを特徴とする。ま
た、復号化装置は、これらサブサンプリングされた差分
信号のアップサンプリングを行うことを特徴とする。
【0017】他の発明の符号化装置は、映像信号の階層
化を行う前に、垂直走査線数や水平画素数の変換を行う
ことを特徴とし、復号化装置は、復号化された映像信号
の垂直走査線数や水平画素数の逆変換を行うことを特徴
とする。
【0018】
【作用】通常精細度映像信号(SDTV)と高精細度映
像信号(HDTV)の情報量の比は、前述したように5
倍強もあり、符号化した状態でも同様の情報量の比にな
る。一方、解像度に対する視覚的な特性は、水平,垂直
方向には高いが、斜め方向にはそれほど高くない。従っ
て、これを利用すれば、視覚的な解像度の低下を抑制し
つつ情報量の低減を図ることができる。
【0019】本発明によれば、一つの媒体に同一映像に
対する通常精細度映像信号と、高精細度映像信号及び通
常精細度映像信号の差分信号の水平,垂直成分の信号と
が伝送あるいは記録される。これにより、符号化された
通常精細度映像信号と、高精細度映像信号を再生するた
めに必要な差分信号との符号量の差は大幅に低減され
る。
【0020】通常精細度映像信号を再生するときは、符
号化された通常精細度映像信号のみを復号する。水平方
向について精細度の高い高精細度映像信号(EDTV)
を再生するときは、通常精細度映像信号と、高精細度映
像信号再生用差分信号の水平成分の信号とを合成して再
生する。水平,垂直方向に精細度の高い高精細度映像信
号(HDTV)を再生するときは、通常精細度映像信号
と、高精細度映像信号再生用差分信号の水平,垂直成分
の信号とを合成して再生する。
【0021】また、本発明によれば、予め高精細度映像
信号の垂直走査線数や水平画素数の変換が行われる。例
えば、通常精細度映像信号の走査線数の整数倍となるよ
うに変換が行われる。すると、伝送,記録の対象となる
情報量が、通常精細度映像信号と差分信号とでほぼ同一
となり、扱いが非常に簡略化される。また、復号化後
は、所望の垂直走査線数や水平画素数に逆変換される。
これによれば、走査線数などの異なる各種の高精細度映
像信号に対して共通の信号処理を行うことが可能とな
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明による映像信号符号化装置及び
復号化装置の実施例について、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。 <第1実施例>
【0023】a.第1実施例の構成 最初に、図1を参照しながら第1実施例の構成を説明す
る。まず、符号化器側から説明する。同図において、符
号化器10側の入力端子T1は、信号変換器12及び減
算器14にそれぞれ接続されている。信号変換器12の
出力側はエンコーダ16に接続されており、このエンコ
ーダ16の出力側は一方においてデコーダ18に接続さ
れている。このデコーダ18の出力側は信号逆変換器2
0に接続されており、この信号逆変換器20の出力側は
前記減算器14の減算入力側に接続されている。また、
減算器14の出力側は、信号変換器22,24にそれぞ
れ接続されており、信号変換器22,24の出力側はエ
ンコーダ26,28にそれぞれ接続されている。
【0024】次に、復号化器側について説明する。上述
した符号化器10のエンコーダ16,26,28の出力
側は、復号化器30のデコーダ32,34,36にそれ
ぞれ接続されている。これらデコーダ32,34,36
の出力側は信号逆変換器38,40,42にそれぞれ接
続されており、これら信号逆変換器の各出力側は加算器
44の入力側にそれぞれ接続されている。また、前記デ
コーダ32の出力側は出力端子T2にも接続されてお
り、前記加算器44の出力側は出力端子T3に接続され
ている。
【0025】以上の各部のうち、符号化器10側の入力
端子T1には、例えば有効画素領域が水平方向1440
ドット×垂直方向1088本のHDTV信号HDが入力さ
れる。信号変換器12は、前記HDTV信号を、例えば
有効画素領域が水平方向720ドット×垂直方向480
本のSDTV信号にサブサンプリングするためのもので
ある。信号逆変換器20は、内部復号されたSDTV信
号SDをSD相当HDTV信号HDSにアップサンプリング
するためのものである。減算器14は、HDTV信号HD
及びSD相当HDTV信号HDSの差分信号ΔHD=HD−HDS
を求めるためのものである。これらの各部は、前記従来
技術と同様である。
【0026】次に、信号変換器22は、差分信号ΔHDを
垂直方向に1/4サブサンプリングした1440ドット
×272本の映像信号(差分信号の水平方向成分)ΔHD
1/4Vに変換する機能を有している。また、信号変換器2
4は、差分信号ΔHDを水平方向に1/4サブサンプリン
グした360ドット×1088本の映像信号(差分信号
の垂直方向成分)ΔHD1/4Hに変換する機能を有してい
る。
【0027】次に、復号化器30側の信号逆変換器38
は、SDTV信号SDをSD相当HDTV信号HDSにアッ
プサンプリングするためのものである。信号逆変換器4
0,42は、1/4の映像信号ΔHD1/4V,ΔHD1/4Hをそ
れぞれ垂直,水平方向に4倍の差分信号ΔHDV,ΔHDHに
それぞれアップサンプリングするためのものである。加
算器44は、入力信号SD,ΔHDV,ΔHDHを加算合成して
斜め方向に情報圧縮されたHDTV信号HDCを得るため
のものである。
【0028】b.第1実施例の動作 次に、以上のように構成された第1実施例の動作を説明
する。入力端子T1には、有効画素領域が水平方向14
40ドット×垂直方向1088本のHDTV信号HDが供
給される。このHDTV信号HDは、信号変換器12によ
って720ドット×480本のSDTV信号SDに変換さ
れる。変換後のSDTV信号SDは、エンコーダ16によ
る符号化の後復号化器30に伝送され、デコーダ32に
よって復号される。これによって、出力端子T2からS
DTV信号SDが出力されるようになる。
【0029】他方、前記エンコーダ16の符号化信号
は、局部復号化器であるデコーダ18によって復号され
て信号逆変換器20に供給される。信号逆変換器20で
は、SDTV信号SDが1440ドット×1088本のS
D相当HDTV信号HDSに変換され、これが減算器14
に加えられる。このSD相当HDTV信号HDSに含まれ
る映像情報はSDTV程度である。減算器14では、H
DTV信号HD,SD相当HDTV信号HDS間の減算が行
われ、差分信号ΔHD=HD−HDSが求められる。
【0030】次に、信号変換器22では、差分信号ΔHD
が垂直方向に1/4サブサンプリングされた1440ド
ット×272本の映像信号ΔHD1/4Vに変換される。図2
(A)にはその様子が示されており、例えば垂直方向の
4ラインに1ラインの割合でサブサンプリングを行うこ
とで、変換処理が行われる。同図中の黒丸のドットがサ
ブサンプリングされたドットである。なお、水平方向は
HDTV信号HDと同様である。
【0031】また、信号変換器24では、差分信号ΔHD
が水平方向に1/4サブサンプリングされた360ドッ
ト×1088本の映像信号ΔHD1/4Hに変換される。図2
(B)にはその様子が示されており、例えば水平方向の
4ドットに1ドットの割合でサブサンプリングを行うこ
とで、変換処理が行われる。なお、垂直方向はHDTV
信号HDと同様である。
【0032】これらの画像信号SD,ΔHD1/4V,ΔHD1/4H
は、エンコーダ16,26,28によって符号化され
て、それぞれ復号化器30に伝送される。復号化器30
では、デコーダ32,34,36によって伝送された符
号化信号の復号化が行われる。これらのうち、デコーダ
32によってSDTV信号SDが復号され、出力端子T2
から出力される。また、信号逆変換器38では、SDT
V信号SDがSD相当HDTV信号HDSに変換される。
【0033】他方、デコーダ34,36によって復号さ
れた差分信号の水平,垂直成分ΔHD1/4V,ΔHD1/4Hは、
それぞれ信号逆変換器40,42でHDTV信号と同等
の1440ドット×1088本の映像信号ΔHDV,ΔHDH
にそれぞれ変換される。これら信号逆変換器38,4
0,42の変換信号HDS,ΔHDV,ΔHDHは、いずれも加
算器44に入力されて加算される。これによって、情報
圧縮されたHDTV信号HDCが得られ、出力端子T3か
ら出力される。
【0034】図3には、本実施例によるSDTV信号SD
と圧縮HDTV信号HDCの画素数又は情報量の様子が示
されている。まず、SDTV信号SDは720ドット×4
80本で、前記従来技術と同様である。次に、差分信号
の水平方向成分ΔHD1/4Vの信号逆変換器40による変換
出力は、同図にHDVで示すように、情報量としては14
40ドット×272本に相当する。また、差分信号の垂
直方向成分ΔHD1/4Hの信号逆変換器42による変換出力
は、同図にHDHで示すように、情報量としては360ド
ット×1088本に相当する。圧縮HDTV信号HDCの
全情報量は、これらを加算したものとなる。
【0035】この図3を参照すれば明らかなように、本
実施例によれば、水平,垂直方向の解像度はHDTV信
号HDと同等であるが、斜め方向の解像度は伝送される符
号量に対応して低下したものとなっている。ところで、
人間の視覚特性は、一般的に、映像の水平,垂直方向の
解像度は高いが、斜め方向の解像度は比較的低い。図3
の解像度特性は、このような視覚特性に沿ったものとな
っている。従って、圧縮HDTV信号HDCによる再生映
像は、情報量が大幅に圧縮されているものの、視覚的に
はさほど解像度が低下したものとはならない。
【0036】次に、伝送すべき情報量について検討す
る。前記(1)式と同様に、本実施例におけるSDTV
信号SDの情報量と、圧縮HDTV信号HDCを得るために
必要な差分情報量との比を求めると、次のようになる。 (HDH,HDVからSDを除いた部分)/SD ={(1440−720)×272+360×(1088−480)}/(720×480) =1.2 …………………………(2)
【0037】従って、SDTV用の伝送路に、更に1.
2倍程度の伝送路を付加することによって、SDTV信
号の情報と、HDTV信号HDに近い圧縮HDTV信号HD
Cを得るための差分信号の情報の伝送が可能となる。
【0038】<第1実施例の他の態様>次に、前記第1
実施例の符号化器を利用した他の実施態様を説明する。
なお、上述した第1実施例に対応する構成部分には、同
一の符号を用いることとする。図4には、前記符号化器
にSDTV信号再生用の復号化器を接続した場合が示さ
れている。この場合は、SDTV信号SDのみを符号化し
て伝送し復号化すればよいので、復号化器50はデコー
ダ32のみでよい。
【0039】図5には、前記符号化器に高精細度映像の
1つであるEDTV(Extended Definition Televisio
n)信号再生用の復号化器を接続した場合が示されてい
る。同図において、復号化器60は、SDTV信号を復
号するためのデコーダ32,信号逆変換器38と、差分
信号の水平方向成分ΔHD1/4Vを復号するためのデコーダ
34,信号逆変換器40を含んでおり、これらによる復
号信号が加算器44で加算されて出力端子T3からED
TV信号EDが出力される。EDTV方式は、SDTV方
式と比較して水平方向の解像度が高いので、SDTV信
号SDに差分信号の水平方向成分ΔHDVを加算すればよ
い。図6には、本例における情報量の関係が示されてお
り、SDTVと比較して水平方向の情報量,ひいては解
像度が向上している。
【0040】なお、SDTV信号SDについてはデコーダ
32の出力を利用すればよい。この例では、符号化器1
0の垂直成分用の信号変換器24,エンコーダ28は必
要ない。以上のように、エンコーダ,デコーダを1組用
いてSDTV信号を復号することができ、2組用いてE
DTV信号を復号でき、更に3組用いてHDTV信号を
復号することができる。
【0041】<第2実施例>次に、図7を参照しながら
本発明の第2実施例について説明する。同図に示すよう
に、符号化器70の入力端子T1は信号変換器72に接
続されており、この信号変換器72の出力側が上述した
信号変換器12,減算器14にそれぞれ接続されてい
る。また、復号化器80の加算器44の出力側は、信号
逆変換器82が接続されており、この信号逆変換器82
の出力側が出力端子T3に接続されている。
【0042】符号化器70側の信号変換器72は、入力
端子T1に入力される映像信号の走査線数を変換するた
めのものである。例えば、入力信号がHDTV信号HDで
あるとすると、その有効走査線1088本を960本に
するサブサンプリング、すなわち1088:960の走
査線数変換が行なわれる。他方、復号化器80側の信号
逆変換器82は、入力映像信号の走査線数を表示システ
ム(図示せず)が必要とする数にアップサンプリングす
るためのもので、必ずしも符号化器70側の信号変換器
72と逆の走査線数の変換を行う必要はない。なお、そ
の他の構成部分は、扱う走査線数の点を除いて前記第1
実施例と同様である。
【0043】次に、以上のように構成された第2実施例
の動作を説明する。入力端子T1に供給されたHDTV
信号HDは、まず信号変換器72で走査線数が1088本
から960本に変換される。そして、変換後の映像信号
HDQについて信号変換器12によるSDTV信号SDへの
変換処理が行われる。すなわち、第1実施例では、信号
変換器12は1440ドット×1088本の信号を72
0ドット×480本に変換したが、本実施例では、14
40ドット×960本の映像信号が720ドット×48
0本に変換される。つまり、走査線数の変換が960:
480=2:1という簡単な整数比で行われる。また、
信号逆変換器20では、その逆の480:960=1:
2という簡単な整数比による走査線数逆変換が行われ
る。
【0044】他方、復号化器80側では、加算器44か
ら出力される走査線数960本の映像信号HDQCが信号逆
変換器82で表示システム(図示せず)に都合のよい走
査線数の映像信号HDRに変換される。従って、符号化器
70に入力されるHDTV信号HDの走査線数とは異なっ
た走査線数(周波数比)の映像信号とすることが可能と
なる。
【0045】図8には、以上のような第2実施例におけ
るSDTV信号SDと走査線変換された圧縮HDTV信号
HDRの画素数又は情報量の様子が示されている。矢印F
で示すように、走査線数の変換によって、差分信号の垂
直成分HDHの情報量が減少している。また、最初に1
088:960の走査線数変換が行われるので、変換後
のHDTVとSDTVとの走査線数は2:1と簡単な整
数比となる。このため、以降の信号変換器,信号逆変換
器の構成の簡略化を図ることができる。
【0046】また、このときのSDTV信号の情報量と
HDTV−SDTVの差分信号の情報量は1対1とな
る。従って、SDTV用の伝送路に、これと同程度の伝
送路を付加することによって、走査線数変換後のHDT
V信号の情報の伝送が可能となる。このため、蓄積媒
体,通信媒体のSDTVとHDTVの拡張性が良好とな
り、アプリケーションとして容易に構成することができ
る。
【0047】第1,第2いずれの実施例においても、エ
ンコーダ16,26,28とデコーダ32,34,3
6、つまり3組のエンコーダ・デコーダが用いられる。
これらによる符号化の手法としては、例えばDCT演算
処理と動き予測を用いるMPEG2の方式が用いられ
る。このときの動き予測の演算は、1440ドット×9
60本のフル映像を用いて行い、その結果を3組のエン
コーダ・デコーダで共通に使用するようにすると、好都
合である。この場合も、HDTVとSDTVの画素(ピ
クセル)の位置関係が整数比であれば、動きベクトル量
の変換を容易に行うことができる。
【0048】次に、前記第2実施例では、3組のエンコ
ーダ16,26,28、デコーダ32,34,36が用
いらていれるが、各エンコーダ,デコーダに必要なメモ
リ容量は次のようになる。 SD用エンコーダ16,デコーダ32:720ドット×4
80本 差分信号の垂直成分用エンコーダ28,デコーダ3
6:360ドット×960本 差分信号の水平成分用エンコーダ26,デコーダ3
4:1440ドット×240本
【0049】いずれの場合も、メモリの画素数は34
5,600となる。従って、各エンコーダ,デコーダそ
れぞれに設けられるメモリとして、共通のハードウェア
を使用することが可能となり、回路設計などの点で有利
となる。
【0050】次に、図9には、上述したように、共通す
るハードウェアによって各エンコーダ,デコーダにメモ
リをそれぞれ設ける場合における各メモリ中の画素の並
び方が示されている。同図(A)には、前記の垂直成
分用のメモリの場合が示されている。差分信号の垂直成
分はa−1のように水平方向に1/4となっているの
で、これを上下A,Bに2分し、a−2に示すように水
平方向に画素を並べるようにする。同図(B)には、前
記の水平成分用のメモリの場合が示されている。差分
信号の水平成分はb−1のように垂直方向に1/4とな
っているので、これを左右C,Dに2分し、b−2に示
すように垂直方向に画素を並べるようにする。すなわ
ち、各画素のメモリ上における位置関係が画像上におけ
る位置関係に対応するように、各画素の映像信号データ
がメモリに格納される。
【0051】このような画素配置とすると、DCT演算
を行うときに関係する隣接画素の状態や動きベクトルの
扱いなどが、差分信号の垂直方向成分,水平方向成分の
映像信号をあたかもSDTVの映像信号と考えて処理す
ることができるようになり、信号処理上利点が多い。例
えば、同図(A)におけるAの各ラインA1,A2,A
3,A4,……の画素データを、同図(C)に示すよう
に左右交互に配列したとすると、本来なら上下方向に隣
接しているはずの画素が左右に別れることになり、動き
ベクトルなどの扱いが複雑となる。
【0052】HDTV方式としては、世界的に複数の走
査線数のものが存在し、有効走査線数もわずかに異な
る。しかし、この第2実施例によれば、いかなる方式の
走査線数も一定数,例えば960本に変換して扱うこと
ができ、それ以降の信号処理を共通化できる。このた
め、走査線数が異なるHDTV方式に対しても共通の伝
送路や記録媒体を使用できるという利点がある。
【0053】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、例えば次のようなも
のも含まれる。 (1)NTSC方式など525本方式の有効走査線数は
ほぼ480本であるが、PAL,SECAM方式など6
25本方式の有効走査線数は576本となっている。前
記実施例は、いずれもNTSC方式を前提としているた
め、SDTV信号の走査線数として480本をベースと
したが、必要に応じて適宜変更してよい。
【0054】(2)前記実施例は、符号化信号を伝送し
て復号化する場合を主として想定したが、符号化信号を
磁気テープ,光ディスク,光磁気ディスクなどの各種メ
ディアに記録し、これを再生復号化するような場合に
も、もちろん本発明は適用できる。 (3)第1実施例で示したEDTV信号を得る手法を、
第2実施例に適用することも、もちろん可能である。
【0055】(4)前記実施例に示した水平方向ドット
数,垂直方向走査線数の値も、必要に応じて適宜変更し
てよい。 (5)前記第1実施例では、水平,垂直方向に1/4の
信号のサブサンプリングを行ったが、その程度は、必要
に応じて1/3,1/5など適宜変更してよい。また、
水平方向と垂直方向とで異なる値のサブサンプリングを
行うようにしてもよい。サブサンプリングの手法も、各
種の手法を適用してよい。 (6)前記第2実施例では予め垂直走査線数の変換を行
ったが、水平方向のドット数変換や、水平垂直両方向の
変換を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による映像
信号符号化装置及び復号化装置によれば、次のような効
果がある。 (1)SDTVとHDTV(EDTV)とを共用化して
伝送,あるいは媒体記録を行う場合に、(HDTV−S
DTV)の差分情報から水平成分,垂直成分を取り出す
こととしたので、視覚的にみた解像度の低下を招くこと
なく、伝送あるいは記録すべき情報量の低減を図ること
ができる。
【0057】(2)SDTV信号,HDTV信号の水平
成分,及び垂直成分の合計3種類の信号を伝送,あるい
は媒体記録することとしたので、SDTV,EDTV,
HDTVの各方式に適応できる良好な装置構成が可能と
なる。
【0058】(3)SDTVと(HDTV−SDTV)
の差分情報量がほぼ同じとなるようにすることによっ
て、共通の媒体をSDTV,EDTV,HDTVに展開
することが可能となる。また、HDTV信号の復号に対
してもSDTV信号と同様の回路(LSI)を用いるこ
とが可能となり、ハードウエアの種類を共通化すること
によって、装置構成の簡略化,低コスト化を図ることが
できる。更に、このような媒体の共通化,ハードウエア
の低価格化によって、SDTV/EDTV/HDTVの
共通システムの普及を図ることが可能となる。
【0059】(4)予め、垂直走査線数の変換を行うこ
ととしたので、有効走査線数が、例えば480,57
6,960,1035,1080,1152本などであ
る複数のテレビジョン方式(それぞれ、走査線数が52
5,625,1050,1125,1125,1250
本のシステムに対応)の全部又は一部に対し、共通の回
路,媒体で対応することが可能となる。
【0060】(5)エンコーダ,デコーダのメモリにお
けるデータの格納を、メモリ上における画素の位置関係
が画像上における位置関係に対応するように行うことと
したので、動き補償などの処理に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号符号化装置及び復号化装
置の第1実施例を示す構成図である。
【図2】前記第1実施例において差分信号の水平,垂直
成分を取り出す様子を示す説明図である。
【図3】前記第1実施例におけるSDTV信号とHDT
V信号との情報量の関係を示すグラフである。
【図4】前記第1実施例におけるSDTV信号の符号化
復号化装置を示す構成図である。
【図5】前記第1実施例におけるEDTV信号の符号化
復号化装置を示す構成図である。
【図6】前記第1実施例におけるSDTV信号とEDT
V信号との情報量の関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図8】前記第2実施例におけるSDTV信号と走査線
変換後のHDTV信号との情報量の関係を示すグラフで
ある。
【図9】エンコーダ,デコーダに使用するメモリにおけ
る画素データの格納の様子を示す説明図である。
【図10】従来の符号化,復号化装置を示す構成図であ
る。
【図11】前記従来例におけるSDTV信号とHDTV
信号との情報量の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10,70…符号化器 12,20…信号変換器 22…信号変換器(垂直方向変換手段) 24…信号変換器(水平方向変換手段) 14…減算器(減算手段) 16,26,28…エンコーダ(エンコード手段) 18,32,34,36…デコーダ(デコード手段) 30,50,60,80…復号化器 38…信号逆変換器 40…信号逆変換器(垂直方向逆変換手段) 42…信号逆変換器(水平方向逆変換手段) 44…加算器 72…信号変換器(映像変換手段) 82…信号逆変換器(映像逆変換手段) ED…EDTV信号 HD…HDTV信号 HDC,HDQC…圧縮HDTV信号 HDQ…走査線数変換後のHDTV信号 HDR…走査線数変換後の圧縮HDTV信号 HDS…SD相当HDTV信号 SD…SDTV信号 T1…入力端子 T2,T3…出力端子 Δ…差分信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高精細度映像信号から通常精細度映像信
    号を得るためのSD変換手段と、これによって得られた
    通常精細度映像信号に加えて高精細度映像信号を得るこ
    とができる差分信号を得るための減算手段と、階層化さ
    れた各映像信号を符号化するエンコード手段とを含む映
    像信号符号化装置において、 前記差分信号を垂直方向にサブサンプリングする垂直方
    向変換手段を備えたことを特徴とする映像信号符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像信号符号化装置にお
    いて、前記差分信号を水平方向にサブサンプリングする
    水平方向変換手段を備えたことを特徴とする映像信号符
    号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の映像信号符号化装
    置において、高精細度映像信号の垂直走査線数又は水平
    画素数の少なくとも一方を所定の値に変換する映像変換
    手段を備えたことを特徴とする映像信号符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の映像信号符号化装置にお
    いて、前記映像変換手段は、高精細度映像信号の走査線
    数を通常精細度映像信号の走査線数の整数倍の走査線数
    に変換することを特徴とする映像信号符号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の映像
    信号符号化装置において、前記エンコード手段にそれぞ
    れ含まれる信号格納用のメモリ手段は、各画素のメモリ
    上における位置関係が画像上における位置関係に対応す
    るように、各画素の映像信号データが格納されることを
    特徴とする映像信号符号化装置。
  6. 【請求項6】 階層化されて符号化された各映像信号を
    復号化して、通常精細度映像信号と、この通常精細度映
    像信号に加えて高精細度映像信号を得ることができる差
    分信号とをそれぞれ得るためのデコード手段と、復号化
    された各映像信号を加算して高精細度映像信号を得るた
    めの加算手段とを備えた映像信号復号化装置において、 前記差分信号を垂直方向にアップサンプリングする垂直
    方向逆変換手段を備えたことを特徴とする映像信号復号
    化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の映像信号復号化装置にお
    いて、前記差分信号を水平方向にアップサンプリングす
    る水平方向逆変換手段を備えたことを特徴とする映像信
    号復号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の映像信号復号化装
    置において、高精細度映像信号の垂直走査線数又は水平
    画素数の少なくとも一方を所定の値に逆変換する映像逆
    変換手段を備えたことを特徴とする映像信号復号化装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれかに記載の映像
    信号復号化装置において、前記デコード手段にそれぞれ
    含まれる信号格納用のメモリ手段は、各画素のメモリ上
    における位置関係が画像上における位置関係に対応する
    ように、各画素の映像信号データが格納されることを特
    徴とする映像信号復号化装置。
JP31438893A 1993-11-19 1993-11-19 映像信号符号化装置及び復号化装置 Pending JPH07143482A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013121609A1 (ja) * 2012-02-14 2013-08-22 Nttエレクトロニクス株式会社 画像処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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