JPH0714332Y2 - 衣服上衣 - Google Patents

衣服上衣

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JPH0714332Y2
JPH0714332Y2 JP4003292U JP4003292U JPH0714332Y2 JP H0714332 Y2 JPH0714332 Y2 JP H0714332Y2 JP 4003292 U JP4003292 U JP 4003292U JP 4003292 U JP4003292 U JP 4003292U JP H0714332 Y2 JPH0714332 Y2 JP H0714332Y2
Authority
JP
Japan
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portions
carry
locking
pair
out portion
Prior art date
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Application number
JP4003292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0612426U (ja
Inventor
ルイジ・ドンダーナ
邦彦 市川
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は衣服上衣、特に風雨雪等
の侵入を遮断できる特殊構造の前立に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防寒用コート、スキーウェア、ヨ
ットウェア等において、風雨雪が上衣の前立から侵入す
るのを防止する対策は取られている。例えば、前立を比
翼仕立とするのはその代表例である。通常、比翼仕立は
構造が複雑なために縫製が煩雑である。また、ある程度
の防寒効果はあるが、風雨等の侵入を完全に遮断するこ
とはできない。他の例として、前立を覆う1枚のフラッ
プを設けたフラップ付き前立がある。フラップにより前
立間の開口部は被覆されるが、一方向性のフラップであ
るために、風雨等侵入の遮断効果は十分と言い難い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は従来技術で未
だ解決されていない風雨等の前立部からの侵入を完全に
遮断することのでき衣服上衣を提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案による衣服上衣は左右前身頃を前中央部位で相
互に係止させるための1対の係止部に隣接しかつ上記係
止部と各前身頃の前縁部との間に所定幅をもって形成さ
れた1対の前立部、および各前身頃の上記前縁部に沿っ
て結合された1対の持出し部から成る付合部を有する衣
服上衣であって、上記1の持出し部はその隣接する前立
部と係止部との合和幅の略1から2倍の幅を有し、上記
他の持出し部は上記1対の前立部と係止部との略合和幅
を有し、かつ上記他の持出し部を上記1の持出し部上へ
開閉自在に係止するための1対の接合部材が上記1の持
出し部の外面内縁および上記他の持出し部の内面外縁の
各々に沿って設けられていることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の好適例に
ついて説明する。第1図は本考案による付合部2をヨッ
トパーカ1に使用した例である。説明の便宜上付合部2
は開放状態で示されている。付合部2はヨットパーカ1
の前身頃中央に左右対称に形成されている。該付合部2
は係止部3a,3bへ隣接して結合された1対の前立部
21a,21bと、持出し部22a,22bとで構成さ
れている。前立部21a,21bは、係止部3a,3b
と各前身頃の前縁部(1a,1b)との間に一定幅をも
って介在する。この前立部21a,22bは、各々、左
右前身頃地とは別の布を用いて、同様に別布の持出し部
(22a,22b)と一緒に各前身頃の先縁部(1a,
1b)へ縫合して構成しても、または左右前身頃先縁部
を所定幅延長して前身頃延長部として構成されてもよ
い。各前立部21a,21bの先端部上には係止部とし
て、スライドファスナ3a,3bが縫合されている。こ
のスライドファスナ3a,3bにより前立部21a,2
1bは開閉する。前立部21a,21bの開閉はスライ
ドファスナに限定されない。係止部にはボタン等他の係
止部材を用いてもよい。
【0006】前立部21a,21bの身頃側縁部上、即
ち、各前身頃の前縁部(1a,1b)との隣接部位上に
は持出し部22a,22bが縫合されている。この縫合
はいかなる方法であってもよい。但し、持出し部22
a,22bの幅は係止部3a,3bを含む前立部21
a,21bの幅よりも広くなければならない。これは、
前立部21a上を持出し部22aが覆うことにより左右
前立部21a,21b間に生じる隙間から風雨等がヨッ
トパーカー1内に侵入するのを防ぐためである。また、
本考案において左右前立部21a,21bのそれぞれに
持出し部22a,22bが形成されるが、これは例え
ば、左前立部21aの方向から衣服内へ侵入した風雨等
を右持出し部22bを第2図のごとく閉鎖することによ
り右前立部21bを伝わって衣服内へ侵入するのを防ぐ
ためである。左持出し部22aの幅は左前立部21aの
幅を越えるものであればよい。左持出し部22aの幅は
広ければ広いほど防寒効果はあるが、係止部3a,3b
プラス前立部21a,21b幅の約2倍が風雨侵入の遮
断作用と装飾性から好ましい。右持出し部22bは係止
部3a,3bプラス左,右前立部21a,21bの約総
和に等しい。この右持出し部22bは左持出し部22a
をその下に固定させる働きをする。持出し部22a,2
2b上には相互に開閉自在に係止できる接合部材として
接合テープ4a,4bが縫着されている。右持出し部2
2bの接合テープ4bは持出し部22bの先端部内面上
に縫着され(第1図)、左持出し部22aの接合テープ
4aは前立部21aとの隣接部の外面上に縫着されてい
る(第2図)。
【0007】第2図は第1図のスライドファスナ3a,
3bを係止しかつ持出し部22a,22bを閉鎖して接
合テープ4a,4bを接合係止させた状態を示す。理解
を容易にするために持出し部22a,22bは位置をず
らして係止されている。また、本図において、左持出し
部22aは前立部21a,21b上で外方へ折り返した
状態で右持出し部22b内に収容されている。本発明で
は持出し部22a,22bが二重構成になっているので
このような持出し部22aの折り畳み使用が可能であ
り、このような持出し部22aの折り畳み着用により風
雨等の遮断効果を高めることができる。
【0008】上記実施例では付合部2を左右対称に形成
したが実用新案登録請求の範囲に記載された構成要件を
満す限り左右の前立部21a,21bおよび左右の持出
し部22a,22bの幅は異なっていてもよい。また、
添付図面ではスライドファスナ3a,3bおよび持出し
部22a,22bを身頃丈全長から更に衿部上縁部にわ
たって付設したが、衿の形態等に調和させて、その付設
位置を変更することができる。更に、防寒効果を増すた
めに前立部21a,21bの幅を広くとってもよい。更
に、この前立部および持出し部22a,22bの形状は
上方を広くして下方を狭くする等、任意に選択できる。
【0009】
【考案の効果】上記の構成による本考案の上衣は付合部
を幅広に形成すると共に開放部の密閉を完全にできるの
で、風雨雪等が衣服付合部から侵入するのを遮断すると
ともに防寒効果が高い。また、付合部を別仕立てできる
のでファスナ等の掛止具の縫着および身頃部への縫着が
簡単である。更に、防寒効果が簡単な操作および嵩張る
ことなく、すっきりした外観により達成でき、着用感も
爽快である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適例の斜視図であり、本考案による
付合部を開放した状態を示す。
【図2】図1の付合部を閉鎖した状態を示す。 1…ヨットパーカ 2…付合部 21a,21b…前立部 22a,22b…持出し部 3a,3b…係止部(スライドファスナ) 4a,4b…接合テープ(接合部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右前身頃を前中央部位で相互に係止さ
    せるための1対の係止部(3a,3b)に隣接しかつ係
    止部(3a,3b)と各前身頃の前縁部(1a,1b)
    との間に所定幅をもって形成された1対の前立部(21
    a,21b)、および各前身頃の前縁部(1a,1b)
    に沿って結合された1対の持出し部(22a,22b)
    から成る付合部(2)を有する衣服上衣であって、上記
    1の持出し部(22a)はその隣接する前立部(21
    a)と係止部(3a)との合和幅の略1から2倍の幅を
    有し、上記他の持出し部(22b)は1対の前立部(2
    1a,21b)と係止部(3a,3b)との略合和幅を
    有し、かつ上記他の持出し部(22b)を上記1の持出
    し部(22a)上へ開閉自在に係止するための接合部材
    (4a,4b)が上記1の持出し部(22a)の外面内
    縁および上記他の持出し部(22b)の内面外縁の各々
    に沿って設けられていることを特徴とする衣服上衣。
JP4003292U 1992-06-11 1992-06-11 衣服上衣 Expired - Lifetime JPH0714332Y2 (ja)

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JP4003292U JPH0714332Y2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 衣服上衣

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JP4003292U JPH0714332Y2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 衣服上衣

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JPH0612426U JPH0612426U (ja) 1994-02-18
JPH0714332Y2 true JPH0714332Y2 (ja) 1995-04-05

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ID=12569575

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JP4003292U Expired - Lifetime JPH0714332Y2 (ja) 1992-06-11 1992-06-11 衣服上衣

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JP4638782B2 (ja) * 2005-07-15 2011-02-23 株式会社シマノ 上衣
TW201143651A (en) * 2010-06-15 2011-12-16 Tian-De Lai Front-opening and rear-opening convertible raincoat structure
TW201200049A (en) * 2010-06-30 2012-01-01 Tian-De Lai Rainproof structure of front-opened raincoat
TW201215341A (en) * 2010-10-08 2012-04-16 Tian-De Lai Antiseep structure for wearing opening of raincoat

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JPH0612426U (ja) 1994-02-18

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