JPH07143140A - ユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ - Google Patents

ユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ

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Publication number
JPH07143140A
JPH07143140A JP5308776A JP30877693A JPH07143140A JP H07143140 A JPH07143140 A JP H07143140A JP 5308776 A JP5308776 A JP 5308776A JP 30877693 A JP30877693 A JP 30877693A JP H07143140 A JPH07143140 A JP H07143140A
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JP
Japan
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group
selection switch
line
configurator
switch logic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5308776A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kobayashi
小林  清一
Taro Asao
太郎 朝生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH07143140A publication Critical patent/JPH07143140A/ja
Priority to US08/563,557 priority patent/US5627969A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks

Abstract

(57)【要約】 【目的】物理的リンク形態をノード毎に、自在に構成す
ることが可能なリンク・コンフィギュレータを提供す
る。 【構成】近端集線又は被集線(分線)側の第一のデータ
・ストリームに対し、終端するか又は中継するかを選択
する第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)と、隣
接ノード群との遠端結合側の第二のデータ・ストリーム
に対し、終端又は中継するかを選択する第二の選択スイ
ッチ・ロジック群(131、・・13m)及び前記第一
の選択スイッチ・ロジック群及び第二の選択スイッチ・
ロジック群を結合する結合線群(30)を有する。且つ
第一の選択スイッチ・ロジック群及び第二の選択スイッ
チ・ロジック群が、選択制御信号により終端又は中継機
能を有するように選択設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図2) 作用 実施例(図3乃至図52) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニバーサル・リンク
・コンフィギュレータに関する。特に、搬送装置、デー
タ通信装置などのオーバー・ヘッド・ビット:Over Head
Bit (サービス・ビット) や一般のデータ・コミュニケ
ーション・ベアラ :Data Communication Bearer (DD
S、ISDNなど)を利用した特定用途向(例えば、保
守/管理など)データ・リンク・ノード(例えば、北米
BOCのE2A−TBOS:Telemetory Byte Oriented
Serialシステムなど)の物理的リンク形態をノード毎
に、自在に構成することが可能なリンク・コンフィギュ
レータに関する。
【0003】
【従来の技術】通常、データ中継ノード或いはデータ終
端ノードにおいて、その論理的接続が物理的接続形態に
依存しないように、情報本体とそのサービス構造を記述
するヘッダ部とからなるパケットと呼ばれるデータ・ブ
ロックをノード毎に検査し、そのポイントで終端する
か、中継するかを動的に決定している。
【0004】勿論、このパケットと呼ばれるデータ・ブ
ロックがネットワークのすべてのノードに行渡るように
物理接続上、完全リンクしている。しかし、このような
ノードごとの逐次パケット・リレーを実施すると、その
ノード毎に情報の終端か、中継かを決定する処理時間が
付加される。
【0005】比較的構成ノード数の大きいネットワーク
では、ホップ数(通過するノードの段数)に依存する最
大転送所要時間を、著しく増大させる。したがって特定
経路での所定情報に対するレスポンスが、極端に遅延す
る傾向がみられる。更に、全ノードのメッセージ応答時
間が一定の範囲内に揃わないという動作特性を内包する
ことになる。
【0006】このため、特定用途、例えば単純性・迅速
性のみを旨とするような保守/管理を主体とする業務な
どには、一般的に適さないことが多い。何故ならば、全
ノードのメッセージ応答時間が一定の範囲内に揃わない
と保守/管理の障害検出フェーズ、障害特定フェーズ、
障害復旧フェーズの時間的な管理に、最小、ノード単位
ではばらつきが生じるからである。
【0007】加えて、より複雑な要素管理の実施が求め
られると、より高機能かつ高性能なハードウェア/ソフ
トウェアを有する対象、すなわち高価格の装置が集中管
理用に必要となり、顧客の設備投資環境に合わないこと
が多くある。従って、特に、このような特定用途に対し
ては、合理化に対する設備投資効率の良い、論理的接続
手続きを要しないサービスが要求されている。
【0008】また、当然、論理的接続手続きを用いない
のであるから、これを用いずに、すべてのトポロジー
(形態)のネットワークにも、完全リンクを提供できる
手段、およびそのネットワーク・ファシリティ障害に対
する重複経路アロケーション機能が、具備されている必
要がある。
【0009】このような特定用途に対し、迅速性(高速
なレスポンス)を実現するために従来から、これら特定
用途によるサービスが特徴として持つ、物理接続環境の
固定性ないし半固定性を利用して、経路接続を事前のノ
ード毎に個別設定し、ノード全体の経路構築を達成して
いる。この場合サービス構造を記述するヘッダ部を有さ
ず、論理的接続サービスは行われない。
【0010】このように、その経路上でのデータ品質を
ハードウェアで保証する技術が存在している。しかし、
前記の従来技術では、サポート可能な物理的接続形態
は、ポイント・トゥ・ポイント:Point to Point か、
トゥリー:Tree に限られており、通信網に属するすべて
のトポロジーのネットワークに対応できるものではなか
った。さらにネットワークが再帰網(リング状に接続さ
れるネットワーク)である場合、それに特有のファシリ
ティ障害に対する重複経路アロケーション機能を持って
いない。
【0011】また、接続の手段を機構的なスイッチに頼
っていたため、初期に与えられた物理的接続形態での運
用を、その管理対象とするネットワーク・ノードの増減
やネットワーク・ファシリティ障害に即して変えること
は、ハードウェア上での手操作を伴うため、非常に多く
の時間を要し、多くの問題を起こし易い。
【0012】したがって、結果的に再変更は困難であ
り、ネットワーク・ファシリティ障害に即して接続形態
を変更しようとする場合には、動的な操作を伴うため手
操作ではまったく不可能であった。
【0013】実質的に、ネットワーク管理者のリプロビ
ジョニングや、ファシリティ障害に対する重複経路アロ
ケーション機能により、初期運用形態からの物理的接続
を変化させ、ネットワークのトポロジー変化や、離散的
イベントに対する動的な経路アロケーションに対応して
いく手段を持つものではなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況の中で、前
述したように搬送装置、データ通信装置などのオーバー
・ヘッド・ビット(サービス・ビット)や一般のデータ
・コミュニケーション・ベアラ(DDS、ISDNな
ど)を利用した特定用途向(例えば、保守/管理など)
データ・リンク・ノード(例えば、北米BOCのE2A
−TBOSシステムなど)の物理接続を、ネットワーク
・トポロジーの変化に対応させて、ネットワーク管理者
の電子的なプロビジョニングないしリプロビジョニング
により自在に構成替えできる対網形態適用自在性機能の
要求が、増大してきた。
【0015】このような要求は、頻繁に発生する管理対
象(例えば、電話系サービスの回線加入者)の増加によ
る搬送施設の増設によるものである。
【0016】これに伴って、その物理的リンク形態を、
通信網に属するどのようなネットワーク・トポロジーに
対しても、自由に包括できるプロビジョナブルな電子的
リンク・コンフィギュレータとそれを運用する手段の提
供の必要や、ネットワーク・ファシリティ障害に対し経
路を重複して配置する手段の提供の必要が出てきた。
【0017】したがって本発明は、これら特定用途にお
いて、特にその迅速性(高速なレスポンス)の必要に着
目し、特定経路の応答遅延の増大によるメッセージ応答
時間の均一性が維持しにくい論理的接続サービスを利用
するネットワーキング技術の採用を回避することを目的
とする。
【0018】更に、経路構築業務を、ネットワーク管理
者の電子的プロビジョニングないしリプロビジョニング
による、電子的手続きを利用した固定的ないしは半固定
的な容易に再変更可能な物理接続により代行し、かつネ
ットワーク・ファシリティ障害に対する重複経路配置機
能をもつ、通信網に属する任意のネットワーク形態を形
成可能な電子的なユニバーサル・リンク・コンフィギュ
レータと、その電子的手続きによる運用手段の提供とを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は、分割し
て示される本発明に従うユニバーサル・リンク・コンフ
ィギュレータの原理構成図である。図中、100、10
1・・10nは、本発明のユニバーサル・リンク・コン
フィギュレータであり、各ネットワーク・ノードに配置
される。
【0020】その隣接近端ノード間は、ケーブル等によ
るハードワイヤ12を用いた集線/被集線(分線)によ
る情報転送パスで接続される。また、隣接遠端ノード間
は、ファシリティ・メディア181・・・18mを用い
た独立リンクによる情報転送パスで結ばれる。
【0021】1、2は、本発明のリンク・コンフィギュ
レータを備えるネットワーク・ノードが、ハードワイヤ
12によって高インピーダンスに結合しているとき、こ
のハードワイヤ12上を、流れるオーバー・ヘッド・ビ
ット内のデータ・ストリームに対し・そのノードが集線
側として機能するか、被集線(分線)側として機能する
かを決定するトランスファー・スイッチ・ロジックであ
る。
【0022】ハードワイヤ12上を、流れるデータ・ス
トリームは、キャリア送受信デバイス11によって、T
TL/CMOSロジック信号レベルにベース・バンド変
換され、キャリア送受信デバイス11以降は、すべて、
このレベルのロジック信号で取り扱われる。
【0023】また、図中、151・・・、15m、16
1・・・16mは、隣接する遠端ノードからのデータ・
ストリームを切断するか、接続するかを決定するメイク
・スイッチ・ロジックである。
【0024】光信号等のイン・バンド・キャリア内に設
けられたオーバー・ヘッド・ビット(サービス・ビッ
ト)・ファシリティないしアウト・バンド・キャリアに
重畳されたユーザー・ビット・ファシリティや、一般的
なキャリア・ファシリティなどのファシリティ・メディ
ア181・・・18mを介して、近端側キャリア送受信
デバイス171・・・17mと遠端側キャリア送受信デ
バイス191・・・19mとにより隣接する遠端ノード
と結合されている。
【0025】ファシリティ・メディア181・・・18
m上を、流れるデータ・ストリームは、近端側キャリア
送受信デバイス171・・・17mによって、TTL/
CMOSロジック信号レベルにベース・バンド変換さ
れ、近端側キャリア送受信デバイス171・・・17m
以降は、すべて、このレベルのロジック信号で取り扱わ
れる。
【0026】このように本発明のリンク・コンフィギュ
レータにおいては、2系統のデータ・ストリーム、即
ち、近端集線/被集線(分線)側によるデータ・ストリ
ームと、隣接ノード群との遠端結合側によるデータ・ス
トリームを、当該ノードで終端させるのか、中継させる
のかを選択している。
【0027】この選択のため、前者のデータ・ストリー
ムに対しては、選択スイッチ・ロジック3および4なら
びに、TTL/CMOSロジック信号結合デバイス7、
8が具備されている。
【0028】後者のデータ・ストリームに対しては、選
択スイッチ・ロジック群131・・・13mのならび
に、TTL/CMOSロジック信号結合デバイス群14
1・・・14mが具備されている。さらに、これら選択
スイッチ・ロジック群131・・・13mは、結合線群
30によって、それぞれが配線されることで、データ・
ストリームを、すべての方路に連結させることを可能に
している。
【0029】また、これら選択スイッチ・ロジック群1
31・・・13mは、コンフィギュレーション・コント
ローラ10により、ユーザー・インターフェース28を
通じて認識したクラフト仮想端末29がプロビジョニン
グ情報に基づく選択スイッチ・ロジック設定バイナリー
・コードとして、コントローラ・バス31からラッチ付
デコーダ27に送られ、選択制御信号20、21、2
2、23、24、25、26−1〜26−mに変換され
て、与えられる。
【0030】この選択制御信号20、21、22、2
3、24、25、26−1〜26−mにより、対応する
選択スイッチ・ロジック及び選択スイッチ・ロジック群
の切替えが行われる。これによって、ネットワーク管理
者から自在な選択接続制御およびファシリティ障害に対
する重複経路アロケーション制御を受けられる。
【0031】同時に、コンフィギュレーション・コント
ローラ10は、先に述べた2系統のデータ・ストリーム
から、終端すべく接続された方路上の有効な情報につい
てのみをフィルターし、シリアル通信デバイス9とレジ
デント・バス33を介し、シェアード・メモリ32によ
り授受する。
【0032】尚、シリアル通信デバイス9は、入出力シ
リアル通信線側に、上述2系統のデータ・ストリーム
を、終端するか、しないかを決定するメイク・スイッチ
・ロジック5、6を有し、同様に対応するラッチ付デコ
ーダ27からの選択制御信号24、25により制御され
る。
【0033】これにより当該ノードを、単純中継ノード
とするか、中継/終端を行う中間ノードとするか、終端
のみを行うエンド・ノードとするかが設定できるように
構成されている。
【0034】
【作用】本発明は、図1及び図2に分割して示されてい
るようなリンク・コンフィギュレータ100、101・
・10nを各ネットワーク・ノードに配し、その隣接近
端ノード間は、ハードワイヤ12を用いた集線/被集線
(分線)による情報転送パスで、また、隣接遠端ノード
間は、ファシリティ・メディア181・・・18mを用
いた独立リンクによる情報転送パスで結ぶようにして利
用される。
【0035】さらに、各ネットワーク・ノード内に置か
れるリンク・コンフィギュレータ100、101・・1
0nに、それぞれクラフト仮想端末29が具備されてい
る。このクラフト仮想端末29から電子的手続きを用い
て電子的なプロビジョニング及び、再帰網対応型にあっ
ては更にファシリティ障害に備えた重複経路アロケーシ
ョンをすることで、これらのリンク・コンフィギュレー
タに導かれるすべての情報転送パスを、自在に結合/分
離することが可能である。
【0036】したがって、すべてのネットワーク・ノー
ドと唯一の集中監視ないし集中管理をおこなう装置と
を、直接に、あるいは、間接に、その網に属するネット
ワーク・トポロジーとはかかわりなしに、その網上で完
全リンクさせることが可能となる。
【0037】この結果、これらのネットワーク・ノード
と、とり結ばれる唯一の集中監視ないし集中管理の装置
から発行される所定のメッセージないしコマンドは、上
述の作用によって、ネットワーク上で、完全リンクされ
るすべてのネットワーク・ノードに、中継経路中で得た
他ノードのレスポンスとともに到達する。
【0038】更に、それぞれのノード内でその所定のメ
ッセージないしコマンドのみが、フィルターされ、それ
らに対応してそれぞれのノード内にあるリソースを、そ
のメッセージないしコマンドが指定する特定ノードか
ら、このメッセージないしコマンドがたどり着いたのと
は逆の経路を経ることで、選択的に引き出すことができ
る。
【0039】この際、唯一の集中監視ないし集中管理の
装置と直接接続されるネットワーク・ノードは、これら
それぞれのノード内から引き出されたリソースのみをフ
ィルターし、この唯一の集中監視ないし集中管理の装置
へ転送する。
【0040】
【実施例】図3乃至図6は、本発明のユニバーサル・リ
ンク・コンフィギュレータの適用例と位置づけを説明す
る図である。図において、100が本発明にしたがうユ
ニバーサル・リンク・コンフィギュレータである。
【0041】図3及び図4は、本発明によるユニバーサ
ル・リンク・コンフィギュレータをOC−12ADM(Ad
d-Drop-Multiplexer) に適用した図であり、図5及び図
6は、OC−3ADMに適用した図である。
【0042】図3、図5は、これら装置のハードウェア
機能単位の構成系を示し、図4、図6は、それぞれ対応
する図3、図5のユニバーサル・リンク・コンフィギュ
レータが入出力情報パスとしてインターフェースし得る
オーバーヘッド・ファシリティとの間の信号の流れを示
してある。
【0043】ここでOC−12ないしOC−3ADM装置
とは、有線光伝送系の北米標準であるSONET(同期
光網)規格に準拠した光伝送キャリアをサービスする装
置の一種である。
【0044】この装置は、特に、OC−12(レベル12
の光キャリア:622.080 百万ビット毎秒のデータ送受信
能力を持つ。)ないしOC−3(レベル3の光キャリ
ア:155.520 百万ビット毎秒のデータ送受信能力を持
つ。)をそのバックボーン・キャリアとして持ち、その
キャリア中に写像されている同期多重構造化データ・ブ
ロック列を分離したり、結合したりして任意のトリビュ
ータリ・チャンネル・アロケーションを実現する。それ
とともに、そのトリビュータリ・ソースをトリビュータ
リ・キャリアとして送受信する能力を合わせ持つもので
ある。
【0045】図3において、バックボーン・キャリア
は、左右の双方向太矢印で示されてい0OC−12信号で
あり、このキャリアは左右それぞれのGP(グループ)
#1 /GP#2 のHC(高速チャンネル)ユニット30
1乃至304で終端される。
【0046】上述したように図3下部に配列されている
GP#3 /GP#4 /GP#5 /GP#6 のMC(中速
チャンネル)ユニット305乃至312との間でトリビ
ュータリ・チャンネル・アロケーションがとり行われ
る。
【0047】又、図3最下部に双方向太矢印で示されて
いるOC−3信号としてトリビュータリ・キャリア化さ
れる。この逆過程としてトリビュータリ・キャリアを終
端し、トリビュータリ・チャンネル・アロケーションを
施した後、バックボーン・キャリア化することも可能で
ある。
【0048】尚、GP#1 〜GP#6 までのHCユニッ
ト301乃至304ないしMCユニット305乃至31
2は、2重化されており、(W) 現用、(P) 予備、二つの
ユニットにより相互にサービスを補完できるようになっ
ている。
【0049】また、これら6つのキャリア・ファシリテ
ィは各回線保守のためにオーバー・ヘッド・ビット(サ
ービス・ビット)を具備しており、これらは、6つの各
キャリアの中からHS(高速スイッチ)313乃至31
4及びMS(中速スイッチ)ユニット315乃至318
で分離/多重される。
【0050】この過程において分離/多重されたオーバ
ー・ヘッド・ビットのうち、本発明の適用例の用途に使
用されるE2A−TBOS用サービス・ビットは本ユニ
バーサル・リンク・コンフィギュレータにサービス・キ
ャリアとして与えられる。
【0051】これは、図4において、太矢印にて、6つ
のキャリア・ファシリティから本発明ユニバーサル・リ
ンク・コンフィギュレータ100に導かれている。
【0052】これとは、別に、HSユニット313乃至
314及びMSユニット315乃至318は、GP#1
〜GP#6 までのHCユニット301乃至304及びM
Cユニット305乃至312が終端する光ファシリティ
の(W) 現用、(P) 予備の切替動作も、オーバー・ヘッド
・ビット中の別用途のためのサービス・ビットを用いて
行っている。
【0053】さらに、本発明のユニバーサル・リンク・
コンフィギュレータ100は、外部装置とインターフェ
ースするための、EXT(外部シリアル通信)ポートも
具備している。
【0054】図5、図6に示されているOC−3ADM
への適用例は、上述したOC−12ADMへの適用例とほ
ぼ同じであるが、バックボーン・キャリアがOC−3信
号である点、トリビュータリ・キャリアを、同じくOC
−3信号で、2グループ(GP#4 、GP#5 )しか持
たない点のみが異なっている。
【0055】尚、トリビュータリ・キャリアに写像され
るOC−3信号は、有効伝送容量をキャリア・レートの
丁度3分の1(51.840百万ビット毎秒)しか有していな
いことは、注意されるべきである。
【0056】図7乃至図10は、本発明のユニバーサル
・リンク・コンフィギュレータの実施例詳細構成ブロッ
ク図である。
【0057】このうち図7、図8は、図3ないし図6で
示されたOC−12ないしOC−3ADM装置内でのユニ
バーサル・リンク・コンフィギュレータ100の位置付
けにしたがい、各ADM装置内のSV(監視)ユニット
に置かれ、ネットワークを完全リンクさせる機能を果た
すため本発明のユニバーサル・リンク・コンフィギュレ
ータがどのような内部構造を持っているかを2つに分割
して詳細に示すものである。
【0058】図9、図10は、外部装置とインターフェ
ースするための、EXTポートの詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【0059】特に、図9では、本発明の一実施例におい
て、各ネットワーク・ノードと唯一の集中監視ないし集
中管理をおこなう装置として位置付けられるE2A−T
BOS装置との直接接続に利用される場合の相互接続構
成を明らかにしている。
【0060】一方、図10では、オーバー・ヘッド・キ
ャリアのコンテキスト・ギャップ(断絶点)にあって、
前記E2A−TBOS装置の張出しとして、間接接続に
利用される場合の相互接続構成を明らかにしている。
【0061】図7及び図8に戻り説明すると、10、2
7、28、29、31、32、33は、図1及び図2で
示したものと同一のものとして同一の記号及び番号で示
している。また、ユニバーサル・リンク・コンフィギュ
レータの信号起点ないし他系からの信号入力点に直接接
続されるスイッチ素子をそれぞれA、B、C、D、E、
F、G、H、Iで示している。
【0062】更に信号終端点ないし他系への信号出力点
に直接接続されるスイッチ素子をそれぞれj、k、l、
m、n、o、p、q、rで示してある。又、スイッチ素
子A、B、C、D、E、F、G、H、Iの分配信号とそ
の信号を結合する各リンク・ゲート(&記号にて示され
ている多入力論理積ゲート7、8、141〜146)と
の間に挿入され、結合信号を選択的に構成可能なスイッ
チ素子をそれぞれのリンク・ゲート順に添字を付し表記
している。
【0063】このうち、スイッチ素子Aを通過して分配
される信号に対するスイッチ素子は、a0、a1、a2、a3
a4、a5、a6、a7であり、スイッチ素子Bを通過して分配
される信号に対するスイッチ素子は、b0、b1、b2、b3
b4、b5、b6、b7である。
【0064】スイッチ素子Cを通過して分配される信号
に対するスイッチ素子は、c0、c1、c2、c3、c4、c5
c6、c7であり、スイッチ素子Dを通過して分配される信
号に対するスイッチ素子は、d0、d1、d2、d3、d4、d5
d6、d7である。
【0065】同様にスイッチ素子Eを通過して分配され
る信号に対するスイッチ素子は、e0、e1、e2、e3、e4
e5、e6、e7であり、スイッチ素子Fを通過して分配され
る信号に対するスイッチ素子は、f0、f1、f2、f3、f4
f5、f6、f7であり、スイッチ素子Gを通過して分配され
る信号に対するスイッチ素子は、g0、g1、g2、g3、g4
g5、g6である。
【0066】更に、スイッチ素子Hを通過して分配され
る信号に対するスイッチ素子は、h1、h2、h3、h4、h5
h6、h7であり、スイッチ素子Iを通過して分配される信
号に対するスイッチ素子は、i1、i2、i3、i4、i5、i6
i7である。
【0067】ここで、本発明の一実施例では、データ・
ブロックの分離単位は、調歩同期通信によるスタート・
ビットとストップ・ビットとによってパッケージされる
パリティ・ビット付オクテット表記によるキャラクタと
なる。従って、ユニバーサル・リンク・コンフィギュレ
ータ内に実装されるシリアル通信素子は、ユニバーサル
非同期受信送信素子(UART)32となる。
【0068】また、参照数字70乃至75で示されるFE
-LINK#1 、FE-LINK#2 、FE-LINK#3、FE-LINK#4 、FE-LI
NK#5 、FE-LINK#6 は、TTL/CMOSロジック信号
転送用トランシーバ素子である。これらは、図3乃至図
6中で示したHSユニットないしMSユニット(図3、
図5中の参照数字、313乃至318)との間におい
て、ベースバンド信号で送受信するファシリティ・メデ
ィアの一部となる。
【0069】ファシリティ・メディア本体は、HSユニ
ット313乃至314及びMSユニット315乃至31
8と、HCユニット301乃至304及びMCユニット
305乃至312中にあり、HSユニット313乃至3
14及びMSユニット315乃至318との間で授受さ
れたベースバンド・データは、予め割当てられたオーバ
ー・ヘッド・ビット上の帯域に多重あるいはそれから分
離された後、HCユニット301乃至304ないしMC
ユニット305乃至312にて光信号に変換あるいはそ
れから逆変換される。
【0070】図3乃至図6中で示したユニバーサル・リ
ンク・コンフィギュレータ100におけるGP#1/GP
#2/GP#3/GP#4/GP#5/GP#6/EXTの各入出
力点は、図7及び図8中においても同一である。
【0071】ラッチ付デコーダ27のデコーダ出力a0
〜a7、b0〜b7、c0〜c7、d0〜d7、e0〜e7、f0〜f7、g0
g6、h1〜h7、i1〜i7、j 〜r 、A 〜I は、それぞれ対応
するスイッチ素子a0〜a7、b0〜b7、c0〜c7、d0〜d7、e0
〜e7、f0〜f7、g0〜g6、h1〜h7、i1〜i7、j 〜r 、A 〜
I を接続するか、切断するかをロジック的に与えてい
る。
【0072】図9、図10は、図7及び図8のEXT入
出力が、外部装置とどのようにインターフェースするの
かを具体的に表している。図9には、インターフェース
する外部装置をE2A−TBOS装置900とした場合
の外部接続構成が示されている。
【0073】図中、E2A−TBOS装置900の送信
出力(Tx)の後段にある平衡型ドライバ素子901は、○
印側の信号線と無印側の信号線に、それぞれ、ロジック
的に逆転した信号をVcc (ロジック「H」)とVss (ロ
ジック「L」)とを用いて出力する。
【0074】この出力信号は、E2A−TBOS装置9
00の外部接続用コネクタ(E2A/TBOS)902を経て、O
C−12ないしOC−3ADMのE2A1(または、E2A2)
外部接続用コネクタ903に、ケーブルを用いて接続さ
れる。
【0075】OC−12ないしOC−3ADMに入力さ
れた平衡信号は、ライン・インピーダンスR2で終端さ
れ、平衡信号線切断時(すなわち、コネクタ間接続ケー
ブル断線時)、そのロジック状態を確定させるための抵
抗r1、r2とVss 、および抵抗r1、r2とVcc によるテブナ
ン終端を用いたフェイル・セーフ回路系を経て、平衡型
レシーバ素子904に、それぞれ○印側の信号線と無印
側の信号線を合致させて入力される。
【0076】そして、平衡信号は、E2A−TBOS装
置900の送信信号(Tx)と同一のTTL/CMOSロジ
ック信号に復号された後、OC−12ないしOC−3A
DM装置のEXT側のスイッチ素子Hに到達する。
【0077】この時、この平衡信号は、OC−12ない
しOC−3ADM装置のEXT側のスイッチ素子p より
出力されるTTL/CMOSロジック信号にてハイ・イ
ンピーダンス制御される平衡型ドライバ素子905の出
力にも、それぞれ○印側の信号線と無印側の信号線を合
致させて直接接続される。
【0078】しかし、このスイッチ素子p より出力され
るTTL/CMOSロジック信号は、スイッチ素子p の
切断状態を反映して、TTL/CMOSロジック信号レ
ベルでロジック「L」に保たれる結果、この平衡信号線
に対する出力をハイ・インピーダンスとするため、スイ
ッチ素子Hに入力される信号に影響を与えることはな
い。
【0079】さらに、この平衡信号は、OC−12ない
しOC−3ADMのE2A2(または、E2A1)外部接続用コ
ネクタ906を経て、他の外部接続によるすべてのOC
−12ないしOC−3ADMの外部接続用コネクタに、
ケーブル12によりデイジー・チェイン接続されること
で同報される。
【0080】各OC−12ないしOC−3ADM装置
に、この情報パスを使って、E2A−TBOS装置90
0より同報されたメッセージは、途中、中継経路で各A
DM装置のレスポンスと結合されるが、それぞれのAD
M装置内でそのメッセージのみがフィルターされること
により、この外部装置900から選択的に各ADM装置
のリソースを引き出せる。
【0081】このリソースは、また途中、同様に各AD
M装置が中継するこの同報メッセージと結合されるが、
E2A−TBOS装置900と直接接続するADM装置
が、これらそれぞれのADM装置内から引き出されたリ
ソースのみをフィルターし、このE2A−TBOS装置
900へ転送する。
【0082】このリソースは、メッセージにより選択さ
れたADM装置のスイッチ素子q より出力されるTTL
/CMOSロジック信号によりハイ・インピーダンス制
御される平衡型ドライバ素子907のハイ・インピーダ
ンス(ロジック「H」)あるいは Vcc(ロジック「H)
および Vss(ロジック「L」)の平衡信号出力により、
上述の経路とは逆の経路を経て、E2A−TBOS装置
900の外部接続用コネクタ(E2A/TBOS)902に戻る。
【0083】次に結合ライン・インピーダンスR1により
終端され、それぞれ○印側の信号線と無印側の信号線を
合致させて、E2A−TBOS装置900の受信側(Rx)
前段の平衡型レシーバ素子908の平衡信号線に入力さ
れる。
【0084】入力された平衡信号は、この平衡型レシー
バ素子908によりTTL/CMOSロジック信号に変
換され、E2A−TBOS装置900へのレスポンスと
して回収される。
【0085】各ADM装置のスイッチ素子Iの前段にお
かれた平衡型レシーバ素子508の平衡信号線切断時
(すなわち、コネクタ間接続ケーブル断線時)、そのロ
ジック状態を確定させるための抵抗r3、r4とVss 、およ
び抵抗r3、r4とVcc によるテブナン終端を用いたフェイ
ル・セーフ回路系および、ライン・インピーダンスR3
よる平衡線終端により、このレスポンス系平衡信号線回
路網にロジック「H」をE2A−TBOS装置900の
受信側(Rx)に現出させるような最小差動電圧以上の電圧
を維持させることが可能である。
【0086】このため各ADM装置のスイッチ素子q か
らのTTL/CMOSロジック信号レベルでのロジック
「H」出力信号による平衡信号線のハイ・インピーダン
ス状態は、透過的に、E2A−TBOS装置900の受
信側(Rx)において、TTL/CMOSロジック信号レベ
ルでのロジック「H」を伝達することができる。
【0087】もちろん、各ADM装置のスイッチ素子I
には、各ADM装置のスイッチ素子q からの出力信号状
態が、そのまま伝わる。しかし、スイッチ素子Iは設定
により切断されるので、これ以上先への信号の入力が遮
断され、スイッチ素子I以降の信号に影響を及ぼすこと
はない。
【0088】図10には、インターフェースする外部装
置を、E2A−TBOS装置の張出しとして機能するオ
ーバー・ヘッド・キャリアのコンテキスト・ギャップ
(断絶点)にあるOC−12ないしOC−3ADM装置と
した場合の外部接続構成が示されている。図中、E2A
−TBOS装置の張出しとして機能するADM装置を左
側に配してある。
【0089】E2A−TBOS装置の張出しADM装置
は、E2A−TBOS装置の送信信号(Tx)を中継し、こ
の張出しADM装置のスイッチ素子p より出力されるT
TL/CMOSロジック信号にてハイ・インピーダンス
制御される平衡型ドライバ素子101は、○印側の信号
線と無印側の信号線に、それぞれ、ロジック的に逆転し
た信号をVcc (ロジック「H」)とVss (ロジック
「L」)として用いるか、あるいはハイ・インピーダン
ス(ロジック「H」)を用いるかして出力する。
【0090】このドライバ素子101が接続される平衡
信号線102には、同じ張出しADM装置内に、ライン
・インピーダンスR2で終端され、平衡信号線切断時(す
なわち、コネクタ間接続ケーブル断線時)、そのロジッ
ク状態を確定させるための抵抗r1、r2とVss 、および抵
抗r1、r2とVcc によるテブナン終端を用いたフェイル・
セーフ回路系を経て、それぞれ○印側の信号線と無印側
の信号線を合致させたかたちで接続されている平衡型レ
シーバ素子103も結合されている。
【0091】これにより、このドライバ素子103が、
この張出しADM装置のスイッチ素子p より出力された
TTL/CMOSロジック「L」信号により、ハイ・イ
ンピーダンス状態となっても、この平衡信号線回路網に
ロジック「H」を現出させるような最小差動電圧以上の
電圧を維持させ得るため、このスイッチ素子p からのT
TL/CMOSロジック信号は、この平衡信号線102
を通して、透過的にこの平衡信号線上に結合される他の
すべてのADM装置のレシーバ素子で、同一のTTL/
CMOSロジック信号に変換され、各スイッチ素子Hに
入力され得る。
【0092】ただし、この張出しADM装置のスイッチ
素子Hには、同じ張出しADM装置のスイッチ素子p か
らの出力信号状態が、そのまま伝わるが、スイッチ素子
Hは設定による切断により、これ以上先への信号の入力
を遮断するため、スイッチ素子H以降の信号に影響をお
よぼすことはない。
【0093】この張出しADM装置のスイッチ素子p よ
り出力され、次段のドライバ素子により駆動された出力
信号は、この張出しADM装置の外部接続用コネクタE2
A1(または、E2A2) 104を経て、右側に配された張出
し外のOC−12ないしOC−3ADMのE2A1( または、
E2A2) 外部接続用コネクタ105に、ケーブルを用いて
接続される。
【0094】このOC−12ないしOC−3ADMに入力
された平衡信号は、ライン・インピーダンスR2で終端さ
れ、平衡信号線切断時(すなわち、コネクタ間接続ケー
ブル断線時)、そのロジック状態を確定させるための抵
抗r1、r2とVss 、および抵抗r1、r2とVcc によるテブナ
ン終端を用いたフェイル・セーフ回路系を経て、平衡型
レシーバ素子106に、それぞれ○印側の信号線と無印
側の信号線を合致させて入力される。
【0095】平衡信号をこの張出しADM装置のスイッ
チ素子p からの出力信号と同一のTTL/CMOSロジ
ック信号に復号された後、この張出し外のOC−12ない
しOC−3ADM装置のEXT側のスイッチ素子Hに到
達する。
【0096】この時、この平衡信号は、この張出し外の
OC−12ないしOC−3ADM装置のEXT側のスイ
ッチ素子p より出力されるTTL/CMOSロジック信
号によりハイ・インピーダンス制御される平衡型ドライ
バ素子107の出力も、それぞれ○印側の信号線と無印
側の信号線を合致させて直接に接続される。
【0097】しかし、このスイッチ素子p より出力され
るTTL/CMOSロジック信号は、スイッチ素子p の
切断状態を反映して、TTL/CMOSロジック信号レ
ベルでロジック「L」に保たれる。その結果、この平衡
信号線に対する出力がハイ・インピーダンスとなり、ス
イッチ素子Hに入力される信号に影響を与えることはな
い。
【0098】更に、この平衡信号は、この張出し外のO
C−12ないしOC−3ADMのE2A2(または、E2A1)外
部接続用コネクタ108を経て、他の外部接続によるす
べての張出し外のOC−12ないしOC−3ADMの外部
接続用コネクタに、ケーブル12によりデイジー・チェ
イン接続されることで同報される。
【0099】これら張出し外の各OC−12ないしOC−
3ADM装置に、この情報パス12を使って、張出しA
DM装置より同報されたE2A−TBOS装置からのメ
ッセージが、途中、中継経路で各ADM装置のレスポン
スと結合される。
【0100】それぞれのADM装置内で上記メッセージ
のみがフィルターされることにより、外部装置から張出
しADM装置を通して選択的にこれら各張出し外ADM
装置ならびに張出しADM装置自身のリソースが引き出
される。このリソースは、また途中、同様に各張出し外
ADM装置ならびに張出しADM装置自身が中継する同
報メッセージと結合される。
【0101】そして最終的にE2A−TBOS装置と直
接接続するADM装置が、これらそれぞれの張出し外A
DM装置ならびに張出しADM装置内から引き出された
リソースのみをフィルターし、このE2A−TBOS装
置に転送する。
【0102】このリソースは、張出し外ADM装置で
は、メッセージにより選択されたADM装置のスイッチ
素子qより出力されるTTL/CMOSロジック信号に
よりハイ・インピーダンス制御される平衡型ドライバ素
子109のハイ・インピーダンス(ロジック「H」)或
いはVcc (ロジック「H」)およびVss (ロジック
「L」)の平衡信号出力により、上述の経路とは逆の経
路を経て、張出しADM装置の外部接続用コネクタE2A1
(または、E2A2)104に戻る。
【0103】そしてライン・インピーダンスR3で終端さ
れ、平衡信号線切断時(すなわち、コネクタ間接続ケー
ブル断線時)、そのロジック状態を確定させるための抵
抗r3、r4とVss 、および抵抗r3、r4とVcc によるテブナ
ン終端を用いたフェイル・セーフ回路系を経て、平衡型
レシーバ素子110に、それぞれ○印側の信号線と無印
側の信号線を合致させて入力される。
【0104】ついで、平衡信号をこれら各張出し外AD
M装置のスイッチ素子qからの出力信号と同一のTTL
/CMOSロジック信号に復号された後、この張出しA
DM装置のEXT側のスイッチ素子Iに到達する。
【0105】この時、この平衡信号は、この張出しAD
M装置のEXT側のスイッチ素子qより出力されるTT
L/CMOSロジック信号にてハイ・インピーダンス制
御される平衡型ドライバ素子111の出力にも、それぞ
れ○印側の信号線と無印側の信号線を合致させて直接接
続される。
【0106】しかし、このスイッチ素子qより出力され
るTTL/CMOSロジック信号は、スイッチ素子qの
切断状態を反映して、TTL/CMOSロジック信号レ
ベルでロジック「L」に保たれる。これにより、この平
衡信号線に対する出力をハイ・インピーダンスとするた
め、このスイッチ素子Iに入力される信号に影響を与え
ることはない。
【0107】この張出しADM装置のEXT側のスイッ
チ素子Iに入力された信号は、ここを経由した後、E2
A−TBOS装置に渡り、この外部装置へのレスポンス
として回収される。
【0108】ところで、これら各張出し外ADM装置の
スイッチ素子qからの出力信号が、これらのバス状接続
された平衡信号線上につくりだすハイ・インピーダンス
(ロジック「H」)状態は、これら各張出し外ADM装
置のスイッチIの前段におかれた平衡型レシーバ素子1
12の平衡信号線切断時(すなわち、コネクタ間接続ケ
ーブル断線時)、そのロジック状態を確定させるための
r3、r4とVss 、およびr3、r4とVcc によるテブナン終端
を用いたフェイル・セーフ回路系および、ライン・イン
ピーダンスR3による平衡線終端により、このレスポンス
系平衡信号線回路網にロジック「H」を張出しADM装
置のEXT側のスイッチ素子Iに現出させるような最小
差動電圧以上の電圧を維持させ得る。
【0109】このためこれら各張出し外ADM装置のス
イッチ素子qからのTTL/CMOSロジック信号レベ
ルでのロジック「H」出力信号による平衡信号線のハイ
・インピーダンス状態は、透過的に、この張出し外AD
M装置のEXT側のスイッチ素子Iにおいて、TTL/
CMOSロジック信号レベルでロジック「H」を伝達す
ることができる。
【0110】もちろん、これら各張出し外ADM装置の
スイッチ素子Iには、これら各張出し外ADM装置のス
イッチ素子qからの出力信号状態が、そのまま伝わる
が、スイッチ素子Iは設定による切断により、これ以上
先への信号の入力を遮断するため、スイッチ素子I以降
の信号に影響を及ぼすことはない。
【0111】図11は、再帰網型ネットワークに本発明
のユニバーサル・リンク・コンフィギュレータを適用し
た例である。
【0112】図8乃至図10のような詳細構造を持つ本
発明によるユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ
は、図3乃至図6の説明で位置付けられたOC−12ない
しOC−3ADM装置に内蔵され、各ADM装置は、O
C−12光伝送路40により図11に示されるようなリン
ク状に構成される再帰網型ネットワークの各ノードに配
置される。
【0113】更に、後に詳細に説明するように各ADM
装置には、図11に記述されるようなファシリティ障害
に対する重複経路アロケーションを含むプロビジョニン
グが施される。
【0114】図12乃至図17は、図11の構成例に対
する各ADM装置内のユニバーサル・リンク・コンフィ
ギュレータの内部接続である。尚、図12乃至図17
は、分割して示される図であり、図12及び図13、図
14及び図15、図16及び図17は、それぞれ2分割
された組を構成している。
【0115】ここでE2A−TBOSの外部インターフ
ェースならびにプロトコルは、米国電話会社であるベル
コア(Bell Core) により制定されている仕様に基づいて
構成される。またADM装置へのE2A−TBOSパラ
メータの設定は、例えば、専用トランザクション言語の
一つであるTL(Transaction Language) −1により行
われる。
【0116】このTL−1によるパラメータの設定の内
容は、(1)TBOS Display 番号の設定。(2)最
終Display 番号の設定。(3)そのOC−nをTBOS
リンクとして使用するか否か。(4)TBOSマスター
リンク設定を含むものである。
【0117】このように専用トランザクション言語TL
−1を用い、各ADM装置それぞれに、いずれかのAD
M装置内のクラフト仮想端末29からプロビジョニング
が行われ、実施例としてE2A−TBOS関連のパラメ
ータが図11に記述されたように設定される。
【0118】これによりユニバーサル・リンク・コンフ
ィギュレータに対し、図12乃至図17に図示したよう
な経路を設定することができる。
【0119】即ち、各ADM装置のクラフト仮想端末2
9は、各ADM装置が有するオーバー・ヘッド・ビット
中のE2A−TBOS用に供するものとは別のサービス
・ビット、ならびに別の装置外接続系を用いて完全リン
クされている。このため、ネットワーク上にあるどれか
一つのADM装置のクラフト仮想端末29を使って、こ
のADM装置自身及びネットワーク上にある他のADM
装置のすべてに対しても、ここからプロビジョニングす
ることが可能である。
【0120】次に、図11に示したような各リンク形態
が、各ユニバーサル・リンク・コンフィギュレータをど
のように経路設定することにより達成されるかを図12
乃至図17を用いて説明する。
【0121】尚、上述した同報メッセージと途中、中継
経路で結合された各ADM装置のレスポンスは、この結
合情報を終端する各ADM装置内のUART9に、一且
取込まれシェアード・メモリ32に展開される。その
後、コンフィギュレーション・コントローラ10によ
り、シェアード・メモリ32から同報メッセージのみ
が、検索され、フィルターされて各ADM装置で受取ら
れる。
【0122】また、途中、同様に各ADM装置が中継す
るこの同報メッセージと結合された各ADM装置のレス
ポンスは、最終的にE2A−TBOS装置と直接接続す
るADM装置内のUART9に、一且取込まれシェアー
ド・メモリ32に展開される。その後、コンフィギュレ
ーション・コントローラ10により、シェアード・メモ
リ32からレスポンスのみが、検索されることによりそ
のレスポンスのみがフィルターされる。そして、当該A
DM装置のレスポンスと結合され、ADM装置内のUA
RT9から直ちにE2A−TBOS装置に転送される。
【0123】図11は、先に説明したようにOC−12光
伝送路40を有するリング構成によるリンク形態を表し
ている。第一の設定(*1)を施されたユニバーサル・
リンク・コンフィギュレータ41、42、43は、図1
2及び図13に示されたように、メッセージ/コマンド
/レスポンス共用パス(E−e7 −r)ないし(F−f
7 −r)、(G−G5 −n)ないし(F−f5 −n)、
および(G−g6 −o)ないし(E−e6 −o)を持
つ。
【0124】更に第二の設定(*2)を施され、E2A
−TBOS装置44と接続されているユニバーサル・リ
ンク・コンフィギュレータ45は、図14及び図15又
は図16及び図17のいずれかに示されているように、
図14及び図15では、メッセージ/コマンド/レスポ
ンス共用パス(H−h5 −n)および(F−f7 −r)
とレスポンス専用パス(G−g0 −q)を、図16及び
図17では、メッセージ/コマンド/レスポンス共用パ
ス(H−h6 −o)および(E−e7 −r)とレスポン
ス専用パス(G−g0 −q)を持つ。
【0125】図14及び図15又は図16及び図17の
ようにプロビジョニングされたユニバーサル・リンク・
コンフィギュレータを持つADM装置は、また図9にお
いて説明した外部接続系において、図18のような外部
接続系パスを構成する。
【0126】この外部接続系パスは、E2A−TBOS
側からOC−12/OC−3ADM装置へのメッセージ/
コマンド/レスポンス共用パス((Tx)−(E2A/TBOS)−E2
A1−H )とOC−12/OC−3ADM側からE2A−T
BOS側へのレスポンス専用パス(q−E2A1−(E2A/TBO
S)−(Rx))とからなる。
【0127】図19は、図11と同じくリング構成によ
るリンク形態を表しているが、二つのリングが各リング
内のADM装置同志の外部接続系を利用してバック・ト
ゥ・バック接続により連結されている構成に本発明のユ
ニバーサル・リンク・コンフィギュレータを適用した実
施例である。
【0128】この構成は、第一の設定(*1)、第二の
設定(*2)及び第三の設定(*3)が施されているユ
ニバーサル・リンク・コンフィギュレータをもつADM
装置からなっている。第一の設定(*1)及び、第二の
設定(*2)による情報パスの構成は図11に関連して
説明した通りである。
【0129】第三の設定(*3)による情報パスの構成
は、即ち、2分割された図20及び図21に示されてい
るように、メッセージ/コマンド/レスポンス共用パス
(E−e7 −r)ないし(F−f7 −r)、および(G
−g0 −p )とメッセージ/コマンド/レスポンス共用
パス(E−e6 −o)ないしレスポンス専用パス(I−
5 −n)、およびメッセージ/コマンド/レスポンス
共用パス(F−f5 −n)ないしレスポンス専用パス
(I−i6 −o)を持つ。
【0130】図20及び図21に示されるようにプロビ
ジョニングされたユニバーサル・リンク・コンフィギュ
レータをもつADM装置は、また図22のような外部接
続系パスを持つ。即ち、この外部接続系パスは、図10
において説明した外部接続系において、図22のような
パスを構成する。
【0131】E2A−TBOS装置のFE-LINK ファシリ
ティの断絶点にあって、(この例では、図19におい
て、OC−3ADM(♯2 )191とOC−12ADM
(♯6 )192の間)一方にE2A−TBOS装置の張
出しとして設定されたADM装置を、他方に通常のAD
M装置を張出し外として置き、両者を外部接続すること
で更なるFE-LINK ファシリティの延長を行うためのもの
である。
【0132】この外部接続系は、二つのパスを有する。
即ち、第一は、OC−3ADM(♯2 )191とOC−
12ADM(♯6 )192の間では、張出しADM(図2
2中、左側のOC−12/OC−3ADM)側から張出し
外ADM(図22中、右側のOC−12/OC−3AD
M)側へのメッセージ/コマンド/レスポンス共用パス
(p−E2A1(104)−E2A1(105)−H) および
(p−E2A1(104)−E2A1(105)−E2A2(10
8)−HM );M =3 (HM は図19のOC−12ADM
(♯6 )192へのパスを表す。)である。
【0133】第二は、張出し外ADM側から張出しAD
Mへのレスポンス専用パス(q−E2A1(105)−E2A1
(104)−I)ないし(qM −E2A2(108)−E2A1
(105)−E2A1(104)−I);M =3 (qM は図
19のOC−12ADM(♯6)192からのパスを表
す。)である。
【0134】次に上述した図11及び図19の二適用例
において、各ADM装置内にあるそれぞれのユニバーサ
ル・リンク・コンフィギュレータが内蔵するUART素
子9が、メッセージ/コマンド/レスポンス共用パスお
よびレスポンス専用パスを経た情報を内部でどのように
フィルターするかを、メッセージ/コマンドおよびレス
ポンスの網内でのフローに着目して説明する。
【0135】まず、図11のリング構成においては、E
2A−TBOS装置44と直接、外部接続により結ばれ
ているOC−12ADM(♯1 )45との間で経路((Tx)
−(E2A/TBOS) (902)−E2A1(903)−H)−
(H−h5 −n)により(図18、図14及び図15参
照)、OC−12ADM(♯1 )45からOC−12ADM
(♯2 )43へメッセージ/コマンドがフローされる。
【0136】OC−12ADM(♯2 )43では、これを
経路(F−f7 −r)でUART素子9を経て捕捉する
とともに、経路(F−f5 −n)を用いて中継する(図
12及び図13参照)。UART素子9からは、もし、
このメッセージ/コマンドが自分に宛てられたものであ
り所定のレスポンスを返送する必要がある場合は、経路
(G−g5 −n)および(G−g6 −o)へと同報する
(図12及び図13参照)。
【0137】この結果、OC−12ADM(♯2 )43か
らOC−12ADM(♯1 )45へは、レスポンスが直
接、返るが、OC−12ADM(♯1 )45のGP♯1 の
受信は切断されている。このためOC−12ADM(♯1
)45では、この方向ルートでレスポンスを受け取る
ことはない。
【0138】一方、OC−12ADM(♯2 )43からO
C−12ADM(♯3 )42へメッセージ/コマンドおよ
びレスポンスがフローするが、OC−12ADM(♯3 )
42で、経路(F−f5 −n)を用いて、OC−12AD
M(♯4 )41の方向に同様に中継される。
【0139】同時に、OC−12ADM(♯2 )43から
のメッセージ/コマンドおよびレスポンス経路(F−f
7 −r)により、UART素子9を経て捕捉される(図
12及び図13参照)。
【0140】捕捉されたメッセージ/コマンドおよびレ
スポンスは、メッセージ/コマンドとレスポンスに区別
され、レスポンスは、廃棄される。メッセージ/コマン
ドは、もし、これが自分に宛てられたものであり、所定
のレスポンスを返送する必要がある場合は、経路(G−
5 −n)および(G−g6 −o)により、同報する
(図12及び図13参照)。
【0141】OC−12ADM(♯1 )45、OC−12A
DM(♯2 )43間において行われたようにOC−12A
DM(♯3 )42からも同様に、OC−12ADM(♯3
)42→OC−12ADM(♯2 )43→OC−12AD
M(♯1 )45の順でこのレスポンスが返る。しかし、
OC−12ADM(♯1 )45のGP♯1 の受信は前記し
た様に切断されているためこのルートでレスポンスが受
け取られることはない。
【0142】この後、OC−12ADM(♯4 )41で
も、OC−12ADM(♯3 )42で行われたのと同様な
処理がなされ、最終的にOC−12ADM(♯1 )45か
ら反時計回りに、このリングを一周してこのメッセージ
/コマンドは、再び、OC−12ADM(♯1 )45に到
達する。
【0143】同時に、OC−12ADM(♯2 )43、O
C−12ADM(♯3 )42、そしてOC−12ADM(♯
4 )41の各ADM装置のレスポンスも、同様に反時計
回りに移動して、OC−12ADM(♯1 )45に到達す
る。
【0144】OC−12ADM(♯1 )45では、経路
(F−f7 −r)により、これらメッセージ/コマンド
およびレスポンスが、UART素子9を経て捕捉され
る。このうち、これらのレスポンスは、再び、UART
素子9を経て経路(G−g0 −q)−(q−E2A1(90
3)−(E2A/TBOS) (902)−(Rx))により、外部接
続を経由してE2A−TBOS装置へと再生中継される
(図14、図15、図18参照)。
【0145】また、メッセージ/コマンドは、もし、こ
れがOC−12ADM(♯1 )45自身に宛てられたもの
であり、所定のレスポンスを返送する必要がある場合
は、同経路(G−g0 −q)−(q−E2A1−(E2A/TBO
S) −(Rx))により、UART素子9から、外部接続を
経由してE2A−TBOS装置へと返答される。
【0146】以上観察してきたように、各ADM装置の
UART素子9を経て捕捉されたメッセージ/コマンド
およびレスポンスは、それぞれのコンフィギュレーショ
ン・コントローラ10により、第二の設定(*2)によ
るノード(OC−12ADM(♯1 )45)では、レスポ
ンスはフィルターされることなく、再生転送され、メッ
セージ/コマンドは、不要なものはフィルターされ、所
要なもののみが受領され、それに対するレスポンスが出
力される。
【0147】また第一の設定によるノード(OC−12A
DM41、42、43)では、レスポンスは、無条件に
フィルターされ廃棄され、メッセージ/コマンドは、第
二の設定によるノード(OC−12ADM(♯1 )45)
と同様に取り扱われ、それに対するレスポンスが出力さ
れる。
【0148】尚、以上の説明では、図11の第二の設定
(*2)を、図14、図15及び図18とした場合であ
る。もし、この設定を図16乃至図18とした場合は、
すべてのフロー動作が反時計回りでなく、時計回りとな
る。
【0149】次に、本発明のユニバーサル・リンク・コ
ンフィギュレータを非再帰網型に適用した場合について
説明する。尚、本発明のユニバーサル・リンク・コンフ
ィギュレータの適用において、E2A─TBOSの外部
インターフェース仕様並びにプロトコル、更に専用トラ
ンザクション言語TL−1によるパラメータの設定は、
先に図11及び図19について説明したと同様である。
したがって、ここでの再度の説明は省略する。
【0150】図23は、非再帰網型において、本発明の
ユニバーサル・リンク・コンフィギュレータを適用した
一例であって、ポイント・トゥ・ポイント構成によるリ
ンク形態を表している。
【0151】第一の設定(*1)を施されたユニバーサ
ル・リンク・コンフィギュレータ231、232は、2
分割された図24及び図25に示されるようにメッセー
ジ/コマンド・パス(H−h7 −r)および(H−h5
−n)とレスポンス・パス(G−g0 −q)ないし(E
−e0 −q)を持つ。
【0152】第二の設定(*2)を施されたユニバーサ
ル・リンク・コンフィギュレータ233、234は、2
分割された図26及び図27に示されるようにメッセー
ジ/コマンド・パス(H−h7 −r)および(H−h6
−o)を持つ。
【0153】図24及び図25、図26及び図27のよ
うにプロビジョニングされた本発明のユニバーサル・リ
ンク・コンフィギュレータを持つADM装置は、また図
18に示したと同様な外部接続系を持ち、メッセージ/
コマンド・パスとレスポンス・パスからなる。
【0154】E2A−TBOS側からOC−12/OC−
3ADM側へのメッセージ/コマンド・パスは、((Tx)
−(E2A/TBOS)(902)−E2A1(903)−H )および
((Tx)−(E2A/TBOS)(902)−E2A2(906)−H
N );N =3,5,7(H N は、図23のOC−3ADM
(♯3)232、OC−12ADM(♯5)233、OC
−12ADM(♯7)234へのパスを表す。)である。
【0155】OC−12/OC−3ADM側からE2A−
TBOS側へのレスポンス・パスは、(q−E2A1(90
3)−(E2A/TBOS)(902)−(Rx))ないし(qN
E2A2(906)−(E2A/TBOS)(902)−(Rx))N =
3,5,7(qN は、図23のOC−3ADM(♯3)23
2、OC−12ADM(♯5)233、OC−12ADM
(♯7)234からのパスを表す。)である。
【0156】また、2分割された図28及び図29に示
されるようにメッセージ/コマンド・パス(E−e7
r)とレスポンス・パス(G−g5 −n)をもつ第三の
設定(*3)によるユニバーサル・リンク・コンフィギ
ュレータ235、237や、2分割された図30及び図
31に示されたようなメッセージ/コマンド・パス(F
−f7 −r)とレスポンス・パス(G−g6 −o)を持
つ第四の設定(*4)によるユニバーサル・リンク・コ
ンフィギュレータ236、238を有するADM装置も
そのポイント・トゥ・ポイントのネットワークに内包さ
れている。
【0157】図32は、同じくポイント・トゥ・ポイン
ト構成によるリンク形態を表しているが、FE-LINK ファ
シリティを使用しない外部接続系のみを用いた構成を特
徴とする適用例である。この構成におけるすべてのAD
M装置のユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ3
21乃至328は、第五の設定(*5)を施されてい
る。これは、2分割された図33及び図34に示されて
いるように、メッセージ/コマンド・パス(H−h7
r)とレスポンス・パス(G−g0 −q)のみを持つ。
【0158】図33及び図34に示されるようにプロビ
ジョニングされたユニバーサル・リンク・コンフィギュ
レータをもつADM装置は、また図18に示すものと同
様の外部接続系を持つ。即ち、この外部接続系では、次
のパスを有する。
【0159】第一に、図中、左側のE2A−TBOS側
から右側のOC−12/OC−3ADM側へのメッセージ
・コマンド・パス((Tx)−(E2A/TBOS)(902)−E2A1
(903)−H )および((Tx)−(E2A/TBOS)(902)
−E2A2(906)−H l );L =2,3,4(H l は図32の
OC−3ADM(♯2)322、OC−12ADM(♯
3)323、OC−12ADM(♯4)324へのパスを
表す。)と右側のOC−12/OC−3ADM側から左側
のE2A−TBOS側へのレスポンス・パス(q−E2A1
(903)−(E2A/TBOS)(902)−(Rx))ないし
(qL −E2A2(906)−(E2A/TBOS)(902)−(R
x))L =2,3,4(qL は図32のOC−3 ADM(♯
2)322、OC−12ADM(♯3)323、OC−12
ADM(♯4)324からのパスを表す。)である。
【0160】第二は、図中、左側のE2A−TBOS側
から右側のOC−12/OC−3ADM側へのメッセージ
・コマンド・パス((Tx)−(E2A/TBOS)(902)−E2A1
(903)−H )および((Tx)−(E2A/TBOS)(902)
−E2A2(906)−H K );K =1,2,3(H K は、図32
の右側のOC−3 ADM(♯1)328、OC−12AD
M(♯2)327、OC−12ADM(♯3)326への
パスを表す。)と右側のOC−12/OC−3ADM側か
ら左側のE2A−TBOS側へのレスポンス・パス(q
−E2A1(903)−(E2A/TBOS)(902)−(Rx))な
いし(qK −E2A2(906)−(E2A/TBOS)(902)−
(Rx);K =1,2,3(qK は図32の右側のOC−3AD
M(♯1 )328、OC−12ADM(♯2)327、O
C−12ADM(♯3)326からのパスを表す。)であ
る。
【0161】図35は、バック・トゥ・バック構成によ
るリンク形態を表しており、第一の設定(*1)を施さ
れたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ35
1、353、356及び358、第三の設定(*3)を
施されたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ3
54及び359、そして第六の設定(*6)を施された
ユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ352及び
357を持つADM装置よりなる。
【0162】第一および第三の設定(*3)による情報
パスの構成は、図23に関連して既に説明をした通りで
ある。第六の設定(*6)による情報パスの構成は、2
分割された図36及び図37に示されるように、メッセ
ージ/コマンド・パス(E−e7 −r)および(E−e
0 −p )とレスポンス・パス(G−g5 −n)ないし
(I−i5 −n)を持つ。
【0163】図36及び図37に示されるようにプロビ
ジョニングされたユニバーサル・リンク・コンフィギュ
レータをもつADM装置は、また図22と同様の外部接
続系を持つ。この外部接続系はE2A−TBOS装置の
FE-LINK ファシリティの断絶点にあって、(この例で
は、OC−3ADM(♯2)352とOC−3ADM
(♯3)353の間及びOC−12ADM(♯6)357
とOC−12ADM(♯7)358の間)一方にE2A−
TBOS装置の張出しとして設定されたADM装置を、
他方に通常のADM装置を張出し外として置き、両者を
外部接続することで、さらなるFE-LINK ファシリティの
延長を行うためのものである。
【0164】この外部接続系は、OC−3ADM(♯
2)352とOC−3ADM(♯3)353)の間で
は、張出しADM(図22中、左側のOC−12/OC−
3 ADM)側から張出し外ADM(図22中、右側のO
C−12/OC−3 ADM)側へのメッセージ/コマンド
・パス(p−E2A1(104)−E2A1(105)−H) お
よび(p−E2A1(105)−E2A1(104)−E2A2(1
08)−HM );M =3 (HM は図35のOC−3AD
M(♯3)353へのパスを表す。)と張出し外ADM
側から張出しADMへのレスポンス・パス(q−E2A1
(105)−E2A1(104)−I)ないし(qM −E2A2
(108)−E2A1(105)−E2A1(1─4)−I);
M =3 (qM は図35のOC−3ADM(♯3)353
からのパスを表す。)とからなる。
【0165】OC−12ADM(♯6)357とOC−12
ADM(♯7)358の間では、張出しADM側から張
出し外ADM側へのメッセージ/コマンド・パス(p−
E2A1(104)−E2A1(105)−H) および(p−E2
A1(104)−E2A1(105)−E2A2(108)−
L );L =7 (HL は図35のOC−12ADM(♯
7)358へのパスを表す。)と張出し外ADM側から
張出しADMへのレスポンス・パス(q−E2A1(10
5)−E2A1(104)−I)ないし(qL −E2A2(10
8)−E2A1(105)−E2A1(104)−I);L =7
(qL は図35のOC−12ADM(♯7)358からの
パスを表す。)とからなる。
【0166】また、同様に、図38のバック・トゥ・バ
ック構成では、第一の設定(*1)を施されたユニバー
サル・リンク・コンフィギュレータ381、383、3
85及び387、第四の設定(*4)を施されたユニバ
ーサル・リンク・コンフィギュレータ384、そして第
七の設定(*7)を施されたユニバーサル・リンク・コ
ンフィギュレータ382及び386を持つADM装置よ
りなる。
【0167】第一及び第四の設定による情報パスの構成
は、図23に関連して既に説明してある。第七の設定
(*7)による情報パスの構成は、2分割して示される
図39及び図40に示されているように、メッセージ/
コマンド・パス(F−f7 −r)および(F−f0 −p
)とレスポンス・パス(G−g6 −o )ないし(I−
6 −o )を持つ。
【0168】図39及び図40のようにプロビジョニン
グされたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータを
もつADM装置は、また図22と同様な外部接続系をも
つ。この外部接続系はE2A−TBOS装置のFE-LINK
ファシリティの断絶点にあって、(この例では、OC−
12ADM(♯2)382とOC−12ADM(♯3)38
3の間およびOC−3ADM(♯6)386とOC−3
ADM(♯7)387の間)一方にE2A−TBOS装
置の張出しとして設定されたADM装置を、他方に通常
のADM装置を張出し外として置き、両者を外部接続す
ることで、さらなるFE-LINK ファシリティの延長を行う
ためのものである。
【0169】この外部接続系は、OC−12ADM(♯
2)382とOC−12ADM(♯3)383の間で、張
出しADM側から張出し外ADM側へのメッセージ/コ
マンド・パス(p−E2A2(108)−E2A2(109)−
H) および(p−E2A2(108)−E2A2(109)−E2
A1(105)−HM );M =3 (HM は図38のOC−
12ADM(♯3)383へのパスを表す。)と張出し外
ADM側から張出しADMへのレスポンス・パス(q−
E2A2(108)−E2A2(109)−I)ないし(qM
E2A1(105)−E2A2(108)−E2A2(109)−
I);M =3 (qMは図38のOC−12ADM(♯3)
383からのパスを表す。)とからなる。
【0170】OC−3ADM(♯6)386とOC−3
ADM(♯7)387の間では、張出しADM側から張
出し外ADM側へのメッセージ/コマンド・パス(p−
E2A2(109)−E2A2(108)−H) および(p−E2
A2(109)−E2A2(108)−E2A1(105)−
L );L =7 (HL は図38のOC−3ADM(♯
7)387へのパスを表す。)と張出し外ADM側から
張出しADMへのレスポンス・パス(q−E2A2(10
8)−E2A2(109)−I)ないし(qL −E2A1(10
5)−E2A2(108)−E2A2(109)−I);L =7
(qL は図38のOC−3ADM(♯7)387からの
パスを表す。)とからなる。
【0171】図41は、ファイバー・ハブ構成によるリ
ンク形態に本発明のユニバーサル・リンク・コンフィギ
ュレータを適用した例である。第一の設定(*1)を施
されたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ41
1、第三の設定(*3)を施されたユニバーサル・リン
ク・コンフィギュレータ413、414、416及び4
18、第八の設定(*8)を施されたユニバーサル・リ
ンク・コンフィギュレータ412、第九の設定(*9)
を施されたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ
415及び第十の設定(*10)を施されたユニバーサル
・リンク・コンフィギュレータ417を持つADM装置
より構成される。
【0172】第一及び第三の設定による情報パスの構成
は、図23に関連して説明された通りである。第八の設
定(*8)による情報パスの構成は、2分割して示され
る図42及び図43に示されているように、メッセージ
/コマンド・パス(E−e7−r)、(E−e6 −o
)、(E−e1 −j)、および(E−e2 −k)とレ
スポンス・パス(G−g5 −n)、(F−f5 −n)、
(A−a5 −n)、ないし(B−b5 −n)を持つ。
【0173】また、第九の設定(*9)による情報パス
の構成は、2分割して示される図44及び図45に示さ
れているように、メッセージ/コマンド・パス(E−e
7 −r)、(E−e3 −l)および(E−e4 −m)と
レスポンス・パス(G−g5−n)、(C−c5 −n)
ないし(D−d5 −n)を持つ。
【0174】さらに、第十の設定(*10)による情報パ
スの構成は、2分割して示される図46及び図47に示
されているように、メッセージ/コマンド・パス(F−
7−r)および(F−f5 −n)とレスポンス・パス
(G−g6 −o)ないし(E−e6 −o)を持つ。
【0175】また、同様に、図48のファイバー・ハブ
構成に適用した例では、第三の設定(*3)を施された
ユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ482、4
83、484、485、487及び488、第十一の設
定(*11)を施されたユニバーサル・リンク・コンフィ
ギュレータ481、そして第十二の設定(*12) を施さ
れたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ486
をもつADM装置よりなる。
【0176】第三の設定(*3)による情報パスの構成
は、図23に関連して説明した通りである。第十一の設
定(*11)による情報パスの構成は、2分割して示され
る図49及び図50に示されているように、メッセージ
/コマンド・パス(H−h7−r)、(H−h5
n)、(H−h1 −j)、(H−h2 −k)、(H−h
3−l)、および(H−h4 −m)とレスポンス・パス
(G−g0 −q)、(E−e0 −q)、(A−a0
q)、(B−b0 −q)、(C−c0 −q)、ないし
(D−d0 −q)を持つ。
【0177】図49及び図50のようにプロビジョニン
グされたユニバーサル・リンク・コンフィギュレータを
持つADM装置は、また図18と同様の外部接続系を持
つ。この外部接続系はE2A−TBOS側からOC−12
/OC−3ADM側へのメッセージ/コマンド・パス
((Tx)−(E2A/TBOS)(902)−E2A1(903)−H )
とOC−12/OC−3ADM側からE2A−TBOS側
へのレスポンス・パス(q −E2A1(903)−(E2A/TBO
S)(902)−(Rx))とからなる。
【0178】加えて、2分割された図51及び図52に
示されたようなメッセージ/コマンド・パス(E−e7
−r)、(E−e2 −k)、および(E−e3 −l)と
レスポンス・パス(G−g5 −n)、(B−b5
n)、ないし(C−c5 −n)を持つ第十二の設定(*
12)によるユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ
を有するADM装置もそのファイバー・ハブのネットワ
ークに内包されている。
【0179】
【発明の効果】以上実施例に基づき本発明を説明した
が、ネットワーク上にあるすべてのADM装置に、本発
明によるユニバーサル・リンク・コンフィギュレータが
組込まれる。
【0180】そしてネットワーク上のある一つのADM
装置のクラフト仮想端末29より、予め、各ADM装置
が有するオーバー・ヘッド・ビット中のE2A−TBO
S用に供するのとは別帯域のサービス・ビット、ならび
に別の装置外接続系を用いて完全リンクされているデー
タ・コミュニケーション・チャンネル(DCC)・ファ
シリティを通して、網を形成するリンク形態に合わせて
電子的に、プロビジョニングされる。
【0181】これにより、E2A−TBOS装置から、
これらのリンク・コンフィギュレータに導かれる、E2
A−TBOS系による集中監視ないし集中管理業務に係
わるすべての情報転送パス(メッセージ/コマンド・パ
スおよびレスポンス・パス)を、自在に結合/分離し得
る。
【0182】更に、これらすべてのネットワーク・ノー
ドと唯一の集中監視ないし集中管理を行っているE2A
−TBOS装置とを、直接に、あるいは、間接に、その
網に属するネットワーク・トポロジーとはかかわりなし
に、網上で完全リンクさせることが可能となる。
【0183】この結果、これらのネットワーク・ノード
と、とり結ばれる唯一の集中監視ないし集中管理を行う
E2A−TBOS装置から発行される所定のメッセージ
ないしコマンドは、網上で完全リンクされるすべてのネ
ットワーク・ノードに到達し、それぞれのノード内にあ
るリソースを、そのメッセージないしコマンドが指定す
る特定ノードから、レスポンスという形によって選択的
に引き出すことができる。
【0184】このような自在に構成替えできる対網形態
適用自在性機能の要求(頻繁に発生する管理対象、例え
ば、電話系サービスの回線加入者)の増加による搬送施
設の増設に伴って変わる物理的リンク形態が形成する網
に属するどのようなネットワーク・トポロジーをも、自
由に包括できるプロビジョナブルな電子的リンクコンフ
ィジュレータを運用する手段の提供の要求を満足させ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。(1/2)
【図2】本発明の原理構成図である。(2/2)
【図3】本発明の第一の構成例である。
【図4】図3に対応する本発明の第一の信号流れ図であ
る。
【図5】本発明の第二の構成例である。
【図6】図5に対応する本発明の第二の信号流れ図であ
る。
【図7】本発明の一実施例詳細構成図(その1)であ
る。(1/2)
【図8】本発明の一実施例詳細構成図(その1)であ
る。(2/2)
【図9】本発明の一実施例詳細構成図(その2)であ
る。
【図10】本発明の一実施例詳細構成図(その3)であ
る。
【図11】本発明の一実施例概略適用例(その1)であ
る。
【図12】本発明の一実施例詳細適用図(その1)であ
る。(1/2)
【図13】本発明の一実施例詳細適用図(その1)であ
る。(2/2)
【図14】本発明の一実施例詳細適用図(その2)であ
る。(1/2)
【図15】本発明の一実施例詳細適用図(その2)であ
る。(2/2)
【図16】本発明の一実施例詳細適用図(その3)であ
る。(1/2)
【図17】本発明の一実施例詳細適用図(その3)であ
る。(2/2)
【図18】本発明の一実施例詳細適用図(その4)であ
る。
【図19】本発明の一実施例概略適用図(その2)であ
る。
【図20】本発明の一実施例詳細適用図(その5)であ
る。(1/2)
【図21】本発明の一実施例詳細適用図(その5)であ
る。(2/2)
【図22】本発明の一実施例詳細適用図(その6)であ
る。
【図23】本発明の一実施例概略適用図(その3)であ
る。
【図24】本発明の一実施例詳細適用図(その7)であ
る。(1/2)
【図25】本発明の一実施例詳細適用図(その7)であ
る。(2/2)
【図26】本発明の一実施例詳細適用図(その8)であ
る。(1/2)
【図27】本発明の一実施例詳細適用図(その8)であ
る。(2/2)
【図28】本発明の一実施例詳細適用図(その9)であ
る。(1/2)
【図29】本発明の一実施例詳細適用図(その9)であ
る。(2/2)
【図30】本発明の一実施例詳細適用図(その10)で
ある。(1/2)
【図31】本発明の一実施例詳細適用図(その10)で
ある。(2/2)
【図32】本発明の一実施例概略適用例(その4)であ
る。
【図33】本発明の一実施例詳細適用図(その11)で
ある。(1/2)
【図34】本発明の一実施例詳細適用図(その11)で
ある。(2/2)
【図35】本発明の一実施例概略適用例(その5)であ
る。
【図36】本発明の一実施例詳細適用図(その12)で
ある。(1/2)
【図37】本発明の一実施例詳細適用図(その12)で
ある。(2/2)
【図38】本発明の一実施例概略適用例(その6)であ
る。
【図39】本発明の一実施例詳細適用図(その13)で
ある。(1/2)
【図40】本発明の一実施例詳細適用図(その13)で
ある。(2/2)
【図41】本発明の一実施例概略適用例(その7)であ
る。
【図42】本発明の一実施例詳細適用図(その14)で
ある。(1/2)
【図43】本発明の一実施例詳細適用図(その14)で
ある。(2/2)
【図44】本発明の一実施例詳細適用図(その15)で
ある。(1/2)
【図45】本発明の一実施例詳細適用図(その15)で
ある。(2/2)
【図46】本発明の一実施例詳細適用図(その16)で
ある。(1/2)
【図47】本発明の一実施例詳細適用図(その16)で
ある。(2/2)
【図48】本発明の一実施例概略適用例(その8)であ
る。
【図49】本発明の一実施例詳細適用図(その17)で
ある。(1/2)
【図50】本発明の一実施例詳細適用図(その17)で
ある。(2/2)
【図51】本発明の一実施例詳細適用図(その18)で
ある。(1/2)
【図52】本発明の一実施例詳細適用図(その18)で
ある。(2/2)
【符号の説明】
1、2 トランスフファ・スイッチ・ロジック 12 ハードワイヤ 11 キャリア送受信デバイス 151〜15m、161〜16m メイク・スイッチ・
ロジック 181〜18m ファシリティ・メディア 171〜17m 近端側送受信デバイス 191〜19m 遠端側送受信デバイス 3、4 選択スイッチ・ロジック 131〜13m 選択スイッチ・ロジック 141〜14m TTL/CMOSロジック信号結合デ
バイス群 10 コンフィギュレーション・コントローラ 28 ユーザー・インターフェース 29 クラフト仮想端末 9 シリアル通信デバイス 32 シェアード・メモリ 31 コントローラバス 27 ラッチ付デコーダ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近端集線又は被集線(分線)側の第一のデ
    ータ・ストリームに対し、終端するか又は中継するかを
    選択する第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)
    と、 隣接ノード群との遠端結合側の第二のデータ・ストリー
    ムに対し、終端又は中継するかを選択する第二の選択ス
    イッチ・ロジック群(131、・・13m)及び該第一
    の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び該第二の選
    択スイッチ・ロジック群(131、・・13m)を結合
    する結合線群(30)を有し、 且つ該第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び
    該第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)が、選択制御信号により終端又は中継機能を有する
    ように選択設定されるように構成されたことを特徴とす
    るユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 更に、プロビジョニング情報を生成するクラフト仮想端
    末(29)と、 該クラフト仮想端末からのプロビジョニング情報に基づ
    く選択スイッチ・ロジック設定バイナリーコードを出力
    するコンフィギュレーションコントローラ(10)及び
    該選択スイッチ・ロジック設定バイナリーコードを前記
    選択制御信号に変換して出力するデコーダ(27)を有
    することを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィ
    ギュレータ。
  3. 【請求項3】請求項2において、 更に、前記第一又は第二のデータ・ストリームが終端さ
    れる場合、対応する該第一又は第二のデータ・ストリー
    ムから有効情報をフィルターするシリアル通信デバイス
    (9)と、該フィルターされる有効情報を記憶するシェ
    アード・メモリ(32)を有し、コンフィギュレーショ
    ンコントローラ(10)は、該シェアード・メモリ(3
    2)に記憶される情報に対し、応答が必要か否かを判断
    するように構成されたことを特徴とするユニバーサル・
    リンク・コンフィギュレータ。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記近端集線又は被集線(分線)側間は、オーバーヘッ
    ド情報を伝送するハードワイヤ(12)により接続さ
    れ、前記第一のデータ・ストリームは、該オーバーヘッ
    ド情報から抽出され、前記遠端結合側間は、該オーバー
    ヘッド情報と主信号で構成されるデータブロックの列を
    伝送する光伝送路(40)により接続され、前記第二の
    データ・ストリームは、該光伝送路(40)を流れる該
    オーバーヘッド情報から抽出されることを特徴とするユ
    ニバーサル・リンク・コンフィギュレータ。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び前
    記第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)の前記選択制御信号による設定により、前記第一の
    データ・ストリームが前記結合線群(30)及び前記第
    二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13m)
    を通して、前記遠端結合側に流れるように構成されたこ
    とを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィギュレ
    ータ。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び前
    記第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)の前記選択制御信号による設定により、前記第二の
    データ・ストリームが前記結合線群(30)及び前記第
    一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)を通して、前
    記近端集線又は被集線(分線)側に流れるように構成さ
    れたことを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィ
    ギュレータ。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び前
    記第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)の前記選択制御信号による設定により、前記第二の
    データ・ストリームが前記結合線群(30)を通して、
    再び前記遠端結合側に戻るように構成されたことを特徴
    とするユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ。
  8. 【請求項8】光伝送路(40)の複数のノードの各々に
    配置され、 近端集線又は被集線(分線)側の第一のデータ・ストリ
    ームに対し、終端するか又は中継するかを選択する第一
    の選択スイッチ・ロジック群(3、4)と、 隣接ノード群との遠端結合側の第二のデータ・ストリー
    ムに対し、終端又は中継するかを選択する第二の選択ス
    イッチ・ロジック群(131、・・13m)及び該第一
    の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び該第二の選
    択スイッチ・ロジック群(131、・・13m)を結合
    する結合線群(30)を有し、 且つ該第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び
    該第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)が、選択制御信号により終端又は中継機能を有する
    ように選択設定されるように構成されたことを特徴とす
    るユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ。
  9. 【請求項9】請求項8において、 更に、プロビジョニング情報を生成するクラフト仮想端
    末(29)と、 該クラフト仮想端末からのプロビジョニング情報に基づ
    く選択スイッチ・ロジック設定バイナリーコードを出力
    するコンフィギュレーションコントローラ(10)及び
    該選択スイッチ・ロジック設定バイナリーコードを前記
    選択制御信号に変換して出力するデコーダ(27)を有
    することを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィ
    ギュレータ。
  10. 【請求項10】請求項9において、 更に、前記第一又は第二のデータ・ストリームが終端さ
    れる場合、対応する該第一又は第二のデータ・ストリー
    ムから有効情報をフィルターするシリアル通信デバイス
    (9)と、該フィルターされる有効情報を記憶するシェ
    アード・メモリ(32)を有し、コンフィギュレーショ
    ンコントローラ(10)は、該シェアード・メモリ(3
    2)に記憶される情報に対し、応答が必要か否かを判断
    するように構成されたことを特徴とするユニバーサル・
    リンク・コンフィギュレータ。
  11. 【請求項11】請求項8において、 前記近端集線又は被集線(分線)側間は、前記第一のデ
    ータ・ストリームは、該オーバーヘッド情報から抽出さ
    れ、前記遠端結合側間は、該オーバーヘッド情報と主信
    号で構成されるデータブロックの列を伝送する前記光伝
    送路(40)により接続され、前記第二のデータ・スト
    リームは、該光伝送路(40)を流れる該オーバーヘッ
    ド情報から抽出されることを特徴とするユニバーサル・
    リンク・コンフィギュレータ。
  12. 【請求項12】請求項8において、 前記第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び前
    記第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)の前記選択制御信号による設定により、前記第一の
    データ・ストリームが前記結合線群(30)及び前記第
    二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13m)
    を通して、前記遠端結合側に流れるように構成されたこ
    とを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィギュレ
    ータ。
  13. 【請求項13】請求項8において、 前記第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び前
    記第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)の前記選択制御信号による設定により、前記第二の
    データ・ストリームが前記結合線群(30)及び前記第
    一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)を通して、前
    記近端集線又は被集線(分線)側に流れるように構成さ
    れたことを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィ
    ギュレータ。
  14. 【請求項14】請求項8において、 前記第一の選択スイッチ・ロジック群(3、4)及び前
    記第二の選択スイッチ・ロジック群(131、・・13
    m)の前記選択制御信号による設定により、前記第二の
    データ・ストリームが前記結合線群(30)を通して、
    再び前記遠端結合側に戻るように構成されたことを特徴
    とするユニバーサル・リンク・コンフィギュレータ。
  15. 【請求項15】請求項8において、前記光伝送路(4
    0)は、リング状に形成され、再帰網型ネットワークを
    構成していることを特徴とするユニバーサル・リンク・
    コンフィギュレータ。
  16. 【請求項16】請求項8において、前記光伝送路(4
    0)は、互いに閉じた第一及び第二のリング状に形成さ
    れた再帰網型ネットワークであり、該第一及び第二のリ
    ング状の光伝送路(40)のそれぞれの特定のノードに
    於ける前記近端集線又は被集線(分線)側間がハードワ
    イヤ(12)で接続されたことを特徴とするユニバーサ
    ル・リンク・コンフィギュレータ。
  17. 【請求項17】請求項8において、前記光伝送路(4
    0)は、ポイント・トゥ・ポイントに配置されるノード
    間を繋ぐ光ファイバで構成し、更に該光ファイバで接続
    されないノード間がハードワイヤ(12)で接続された
    ことを特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィギュ
    レータ。
  18. 【請求項18】請求項8において、前記光伝送路(4
    0)は、バック・トゥ・バックに配置されるノード間を
    繋ぐ光ファイバで構成し、更に該光ファイバで接続され
    ないノード間がハードワイヤ(12)で接続されたこと
    を特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィギュレー
    タ。
  19. 【請求項19】請求項8において、前記光伝送路(4
    0)は、ファイバー・ハブ構成で配置されるノード間を
    繋ぐ光ファイバで構成し、更に該光ファイバで接続され
    ないノード間がハードワイヤ(12)で接続されたこと
    を特徴とするユニバーサル・リンク・コンフィギュレー
    タ。
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