JPH07136388A - 物干し器 - Google Patents

物干し器

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Publication number
JPH07136388A
JPH07136388A JP31423893A JP31423893A JPH07136388A JP H07136388 A JPH07136388 A JP H07136388A JP 31423893 A JP31423893 A JP 31423893A JP 31423893 A JP31423893 A JP 31423893A JP H07136388 A JPH07136388 A JP H07136388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
clothes dryer
members
length
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP31423893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kesami Goto
袈裟美 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANYO KASEI KK
Original Assignee
SANYO KASEI KK
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Publication date
Application filed by SANYO KASEI KK filed Critical SANYO KASEI KK
Priority to JP31423893A priority Critical patent/JPH07136388A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 梱包時等のコンパクト化を図り、販売者及び
購入者における輸送や保管を容易とする。 【構成】 横桟3,4とその横桟3,4より長い柱2と
を継手5,6を介して接続してなる枠体N,Gを折り畳
み可能に構成してなる物干し器1において、前記柱2
を、横桟3,4の長さとほぼ同じ長さとした、上側部材
U及び下側部材Lの2つの部材によって構成する。使用
時には、上側部材Uの下端部に設けられたプラグPを、
下側部材Lの上端部に設けられたソケットSに差し込ん
で接続し、組立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横桟とその横桟より長
い柱とを継手を介して接続してなる複数の枠体を折り畳
み可能に構成してなる物干し器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の物干し器の一例として図5
に示したものが知られている。この物干し器51は、合
成樹脂被覆の金属製パイプからなる柱52及び横桟53
をT字継手54や90度エルボ55等で着脱可能に接続
して略矩形の枠体56とし、これらの枠体56を屏風状
に折り畳み可能に横桟57で連結して構成したものであ
る。そして、使用時には図5に示すように平面形状コ字
形に展開する一方、不使用時には折り畳んで収納できる
ようになっている。こうした折り畳み式の物干し器は、
屋外だけでなく室内でも使用することができる上、使用
場所のスペース等に合わせて展開でき、さらに、不使用
時には小さく折り畳んで持ち運んだり、収納することが
できるので、限られた広さの住居、例えば集合住宅等に
適したものといえる。
【0003】ところで、この種の物干し器51の大きさ
は次のようである。物干し器は洗濯物を干すものである
などより、一般にはその高さ、つまり柱52の長さは少
なくとも120〜140cmぐらいである。一方、その
横幅、つまり横桟53,57の長さは、この物干し器が
室内でも用いられることや折り畳み時のコンパクト性な
どを考慮し、50〜60cmに設定されている。すなわ
ち、この種の一般的な物干し器は、柱52の長さは、横
桟53,57の長さに対し、約2〜3倍くらいある。一
方、これらの物干し器は、ホームセンター等の販売店に
おいて、または、通信販売方式によって販売されるが、
いずれの場合も、購入者において組み立てるキット販売
されるのが普通である。組み立てた状態では、かさばっ
て輸送、保管に難があるのに対し、分解して梱包するこ
とでコンパクトになり、これらの低コスト化が実現でき
るからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の物干し
器について、分解、梱包したときの状態を検討してみる
と、それらのものは、コンパクト化の点では未だ満足で
きるものとはいえなかった。上記のように、柱52が横
桟53よりも極端に長いために、各部材に分解して梱包
すると、横桟53及び継手54,55等はコンパクトに
まとまるものの、長い柱52はこれらの部材から突出
し、その分だけ荷物全体が大きくなってしまうからであ
る。
【0005】梱包(荷姿)の大形化によって生ずる問題
は種々あるが、先ず、輸送時の困難があげられる。例え
ば、上記物干し器51の販売によく利用される通信販売
を例に挙げると、運送作業が大変になる。また、輸送費
は一般に荷物の大きさ(縦、横、高さの長さの合計)に
よって決まるので、輸送、販売コストのアップにつなが
る。また、店舗販売の場合は、購入者が自家用車等で持
ち帰ることが多いが、軽自動車等の小型車では車内(ト
ランク)に入らないといった問題があった。さらに、保
管、収納時の問題としては、柱が相対的に極端に長いた
め、在庫や保管に難がある。このように従来の物干し器
は、梱包時や収納時のコンパクト化の点でいまだ不十分
なものであった。本発明は、物干し器の梱包時等のコン
パクト化を図り、販売者及び購入者の輸送、保管等の負
担を軽減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、横桟とその横桟より長い柱とを継手を介
して接続してなる複数の枠体を折り畳み可能に構成して
なる物干し器において、前記柱を、複数の部材によって
接続して形成し、しかも分離可能としたことである。こ
の場合、前記柱は2部材又は3部材でもって接続して形
成できるようにしておくとよい。そして、前記柱を構成
する各部材の長さをほぼ同じとしておくとよい。また、
これらの物干し器においては、前記柱を構成する複数の
部材の接続は、一方の部材の一端に設けられたプラグ
を、他方の部材の一端に設けられたソケットに差し込む
構造としておくとよい。
【0007】
【作用】上記の構成により、柱は、複数の部材を接続す
ることで形成される。すなわち、その各部材の長さが従
来の柱の全長より著しく短いので、収納時などにおける
荷姿を小さくでき、コンパクト化が図られる。一方、組
み立て時には、それら各部材を接続することで柱が形成
される。そして、柱を構成する各部材の長さをほぼ同じ
としたものにあっては、効率的に荷姿のコンパクト化が
図られる。また、分割された柱の各部材の接続構造をソ
ケットにプラグを差し込む構成としたものの場合には、
その接続、分離を簡易に行うことができる。
【0008】
【実施例】次に本発明に係る物干し器を具体化した一実
施例について、図1ないし図3を参照して詳細に説明す
る。本例の物干し器1は、次のように構成されている。
ただし本例では、物干し器の高さHは約120cmとさ
れ、枠体N,Gの横幅Wは約50cmとされており、し
たがって柱2の全長は、横桟3,4の長さの約2.4倍
に設定されている。すなわち、本例では、合成樹脂被覆
の金属製(円筒)パイプからなる柱2及び横桟3,4が
T字継手5または90度エルボ6(単に継手ともいう)
で接続されて矩形の枠体N,Gが形成され、それらの枠
体N,Gが、次記するようにして屏風状に折り畳み可能
に構成されている。ただし、本例では図1左手前からみ
て左右対称形とされている。なお、柱2および横桟3,
4の継手に対する接続、固定は、本例では、詳しくは図
示しないが、その継手5,6の端部に柱2又は横桟3,
4の端部を内挿し、外側から半径方向にねじ部材7を締
付けることによっている(図2参照)。
【0009】本例の物干し器1は、その背面(図1右
奥)側の中央に、中央背面枠体Nが配置され、同枠体N
の2本の柱2の上下の端部寄り部位には、それぞれT字
継手8を介して横桟4の一端が各柱2の軸線の回りに回
転自在に接続されている。ただし、本例では、図2に示
したように、柱2に対してT継手(および横桟)8を柱
2の軸線回りに回転自在に外嵌し、軸線方向へのズレ止
めリング9を、上方の横桟4に対しては同図Aに示した
ようにT継手8の下に、また下方の横桟4に対しては同
図Bに示したようにT継手8の上に、各々ねじ止めによ
り取着している。そして、物干し器の両側にはそれぞれ
側枠体Gが配置され、両側枠体Gの背面側の柱2の上下
の端部寄り部位には、前記したのと同様にしてそれぞれ
T字継手8を介して前記の横桟4の他端が各柱2の軸線
の回りに回転自在に接続されている。なお、各側枠体G
の上側の横桟3にはそれぞれ2つの竿受け13が横桟3
の軸線方向および軸線回りに移動(回転)可能に設けら
れ、使用時には物干し竿(図示しない)を係止するよう
になっている。
【0010】さて次に、本発明の要部である柱2につい
て説明する。柱2は横桟3,4の長さの約2.4倍の長
さを有するとともに、その略中央部において分割可能と
され、上側の上側部材U及び下側の下側部材Lの長さは
ともに横桟3,4の長さに対して略1.2倍とされてい
る。そして、両部材U,Lは、図3に示すように、上側
部材Uの下端のプラグPを、下側部材Lの上端のソケッ
トSに差し込むことで接続するようになっている。
【0011】プラグP及びソケットSの構成を詳述する
と、上側部材Uの下端には外径が下側に拡径する円筒状
の化粧リング21が取着され、化粧リング21の下端か
らは同じく円筒状をなす合成樹脂製の嵌合凸部22が延
設されている。ただし、嵌合凸部22には軸線方向のス
リット23が1箇所設けられており、嵌合凸部22に半
径方向の弾性を付与している。また嵌合凸部22の外周
面の下端にはその外周に沿って係止凸部24が周設され
ており、そして、上側部材Uの下端に対し、嵌合凸部2
2および化粧リング21を貫通して円柱棒状の嵌合杆2
5が嵌入、一体化されている。ただし、嵌合凸部22の
内周面と嵌合杆25の外周面との間には若干の間隙Kが
あり、嵌合凸部22の半径方向の変形を許容するように
なっている。なお、嵌合杆25は、下側部材Lにほぼ隙
間なく内挿されるように、その外径が下側部材(円筒)
Lの内径よりやや小さめとされている。一方、下側部材
Lの上端には略筒状のソケットSが嵌合されており、そ
の内周面には前記嵌合凸部22の外径とほぼ同一径の内
径を有する嵌合凹部31が形成されている。そして嵌合
凹部31の内周面の下端近傍には環状の係止溝32が周
設され、前記嵌合凸部22の係止凸部24と係合するよ
うになっている。
【0012】しかして、両部材U,Lを接続するには、
上側部材UのプラグPの嵌合杆25を下側部材L内に挿
入し、嵌合凸部22を下側部材LのソケットSの嵌合凹
部31に強く押し込む。すると、図3中2点鎖線で示し
たように、嵌合凸部22の係止凸部24が嵌合凹部31
の係止溝32に弾性的に係合し、両部材U,Lは使用時
等に容易に外れないよう接続される。一方、柱2を分離
(割)するときには、上記の係止凸部24及び係止溝3
2の係合に抗して上側部材Uを下側部材Lから引き抜け
ばよい。このように、本例では上記プラグPとソケット
Sとにより両部材U,Lを接続し、着脱可能としたため
に、その操作は容易であり、また使用時には両部材を確
実に接続することができる。
【0013】さて、上記のように構成された物干し器1
を使用するには、図1に示すように平面形状コ字形に展
開し、竿受け13に物干し竿(図示しない)を載置して
洗濯物を吊下する。一方、不使用時には、物干し竿を取
り外して各枠体N,Gを屏風状に折り畳むことにより狭
い場所にも収納することができる。また、梱包時あるい
は長期の不使用時等に物干し器1を分解して収納するに
は、柱2、横桟3,4、T字継手等をそれぞれ外し、さ
らに、柱2を上側部材U及び下側部材Lに分離する。こ
の両部材U,Lの長さは横桟3,4の長さよりやや長い
だけであり、これらを揃えて梱包すれば荷物全体をコン
パクトに収めることができる。従って、従来の物干し器
に比べ、販売者及び購入者の商品の輸送あるいは保管等
の負担を軽減することができる。例えば、通信販売にお
いては、運送作業を容易にするとともに、従来は梱包さ
れた荷姿が長大となっていたために高くなっていた輸送
コストの低減が期待される。また、店舗販売において
は、販売店の在庫管理が容易となり、さらに、購入者が
持ち帰るのも極めて便利となる。
【0014】なお、本発明に係る物干し器は、本例のも
のに限られるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で様
々な実施が可能である。例えば、図4に示すように、柱
42の上側部材U及び下側部材Lの接続に両部材U,L
とは別体の連結具41を用いる構成にしてもよい。この
連結具41の両端には前例と同様の構成のプラグPを設
けておく一方、上側部材U及び下側部材Lの各端部には
それぞれ前例と同様の構成のソケットSを設けておく。
そして、連結具41の各プラグPを各部材のソケットS
にそれぞれ挿入し、上側部材U及び下側部材Lを接続す
るのである。
【0015】なお前例では柱を2部材に分割し、各部材
の長さを横桟の長さに対し、1.2倍としたが、柱の分
割数や各部材の長さは、柱の全長と横桟の全長に応じて
適宜に設定すればよい。例えば、柱が横桟の長さの約2
倍であれば2つに分割し、また約3倍であれば3つに分
割するのが好ましい。分割された各部材の長さは、なる
べく均等の長さとし、横桟の長さに近付けるとよい。な
お、本発明に係る物干し器は、屏風状に構成された物干
し器だけでなく、枠体が扇状に展開する物干し器にも具
体化できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、梱
包時や収納時のコンパクト化が図れるので、販売者及び
購入者における商品の輸送や保管を容易にすることがで
きる。また、柱の各部材にプラグ及びソケットの構成を
採用した場合、各部材の接続、分離を簡易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した物干し器を平面形状コ字形
に展開した状態を示す斜視図である。
【図2】(A)は図1におけるA部の拡大断面図で、
(B)は図1におけるB部の拡大断面図である。
【図3】図1に示した物干し器の柱を構成する上側部材
及び下側部材の接続部分(図1におけるC部)を説明す
る一部切り欠き拡大断面図である。
【図4】物干し器の柱を構成する上側部材及び下側部材
の接続部分の別の実施例を説明する一部切り欠き断面図
である。
【図5】従来の物干し器を説明したもので、平面形状コ
字形に展開した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 物干し器 2 柱 3,4 横桟 5,6 継手 N,G 枠体 U 上側部材 L 下側部材 P プラグ S ソケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横桟とその横桟より長い柱とを継手を介
    して接続してなる複数の枠体を折り畳み可能に構成して
    なる物干し器において、前記柱を、複数の部材によって
    接続して形成し、しかも分離可能としたことを特徴とす
    る物干し器。
  2. 【請求項2】 前記柱が2部材よりなる請求項1記載の
    物干し器。
  3. 【請求項3】 前記柱が3部材よりなる請求項1記載の
    物干し器。
  4. 【請求項4】 前記柱を構成する各部材の長さが、ほぼ
    同じである請求項1ないし3記載の物干し器。
  5. 【請求項5】 前記柱を構成する複数の部材の接続が、
    一方の部材の一端に設けられたプラグを、他方の部材の
    一端に設けられたソケットに差し込む構造としてなる請
    求項1ないし4記載の物干し器。
JP31423893A 1993-11-19 1993-11-19 物干し器 Pending JPH07136388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31423893A JPH07136388A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 物干し器

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JP31423893A JPH07136388A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 物干し器

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JPH07136388A true JPH07136388A (ja) 1995-05-30

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ID=18050956

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JP31423893A Pending JPH07136388A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 物干し器

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JP (1) JPH07136388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477228B1 (ko) * 2002-10-29 2005-03-17 양경철 회전 접이식 진열대
JP2018110900A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 積水樹脂株式会社 自立式物干し具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477228B1 (ko) * 2002-10-29 2005-03-17 양경철 회전 접이식 진열대
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