JPH07135843A - 容器詰め園芸用撒き蘚 - Google Patents

容器詰め園芸用撒き蘚

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JPH07135843A
JPH07135843A JP5314352A JP31435293A JPH07135843A JP H07135843 A JPH07135843 A JP H07135843A JP 5314352 A JP5314352 A JP 5314352A JP 31435293 A JP31435293 A JP 31435293A JP H07135843 A JPH07135843 A JP H07135843A
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moss
soil
water
container
horticulture
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JP5314352A
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Michio Inose
道夫 猪瀬
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 刈り取った生蘚の茎2及び葉3を小片化し、
この蘚小片2,3を水分を調整した鹿沼土10、砂壌
土、殖壌土、腐葉土、風化容易な含水性人工粒土、腐樹
皮等の含水性分散材と混合して水密性の容器7に入れて
成る容器詰め園芸用撒き蘚である。 【効果】 蘚小片と含水性分散材と混合して容器に入れ
ることにより、そのまま撒ける状態で長期保存できると
共に散布して広範囲に均一状態の繁殖が可能となり、流
通商品性が極めて優れている園芸用撒き蘚が提供できる
ようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】コケには蘚類、苔類、ツノゴケ類
があるが、これらのコケのうち特に本発明は園芸分野に
用いられる蘚類についてのもので、園芸用コケ増殖技術
である撒きゴケ法の実施に適した撒き蘚に関する。
【0002】
【従来の技術】コケは庭園、盆栽などで古色感を出し、
樹木を引き立たせるために多用されている。コケは水分
を保持する力が大きいので表土の乾燥を防ぎ、あわせて
流土の防止にも役立っている。用いられているコケの種
類は、見映えの点からコケの中でも蘚類が大部分を占め
ている。コケは水分と光、炭酸ガスの存在によって光合
成を行ない成長する。その際、特に養分は必要とせず、
主として葉から空気中の水分を吸収して成長する(仮根
からは殆ど水分を吸収しない)。従って、空気中の湿度
等による葉への水分供給が成長の決め手となる。このた
め農園栽培では、雨の多少が成長に大きく影響し、結局
お天気まかせとなっているのが実態である。
【0003】蘚類の増殖には、胞子による方法と、成体
をそのまま移植する移植法と、主として葉の細胞の再生
力で発芽する幼植物による撒きゴケ法とがある。胞子に
よる方法は、蘚を胞子で繁殖させるものであり、胞子を
採取して撒けば増殖できる。しかしこの方法において
は、胞子の採取が容易ではないこと、成長するまでに期
間が長く掛かること、散布した胞子の発芽率が極めて少
ないこと、肥料を必要とすることなどから、研究室で実
験的に行なわれているのみで、これまで商品化されては
いない。
【0004】移植法は、半年から1年程度砂壌土農園で
栽培し、丈が2〜5cm程度成長したら、仮根部分を含
む培養地の土ごと株群の全体を一緒に皮を剥がすように
20〜30cm角程度の面積ごとに剥ぎ取って、芝生の
移植と同様に一枚毎に密着させて移植するものである。
この流通商品としては、図5に示すように、剥ぎ取った
10枚程度を、ダンボ−ル箱等に1枚毎に紙の仕切を挟
んで、嵩ばらないように上から圧縮重ね合せて、箱詰め
製品化している。この方法においては、成体としてのコ
ケを庭園に敷き詰めて移植するので、成長を待たずに観
賞できる利点があるる。
【0005】しかし、反面として商品流通過程におい
て、水分量の加減によっては乾燥し過ぎや腐敗による死
滅が起こるために倉庫等に長期保存することができない
こと、剥ぎ取った面積分だけしか敷き詰めるられないの
で広い面積に均一に繁殖させることが大変であること、
ダンボ−ル箱詰めが嵩ばって面倒な上に、土を含み、且
つその中に水分を蓄えておかなければならないので重量
が大きく、運搬等の扱いが面倒なこと、土に含まれる水
分を吸って紙の強度が低下してダンボ−ル箱が潰れるた
り破れたりすること、雨天の日の出荷が困難であるこ
と、冬の時期は地面が凍ると剥ぎ取り作業ができないの
で出荷ができないこと等々、商品性、特に商品しての流
通性が極めて悪かった。
【0006】また、この商品は日本国内でのみ生産さ
れ、この生産業者は数件あるのみであり、その生産量は
極端に少なく、販売ル−トも限定されており、一般の人
が直接入手することは殆ど不可能というのが実態であ
る。さらに、この移植作業は重労働のため一般の人の手
では難しく、実際には専門職人が植付け作業にあたって
いる。
【0007】上記移植法に対して、撒きゴケ法は、刈り
取った蘚を水洗いして泥や枯葉を落とし、2〜5mm程
度の長さに細かく切刻んでそのまま直に地面に散布する
方法である。この方法は、蘚の葉にある細胞からの再生
力を利用したもので、蘚類の中で特にスギゴケの仲間の
葉の表面にはラメラ細胞があり、この再生力が大変強
く、湿った場所に葉の断片が落ちると活発に原糸体を伸
ばし幼植物を出し成体に成長する。普通、園芸業者は有
機質の乏しい砂壌土で栽培し、葉が乾かないように水遣
りして育成しており、条件が良ければ2〜3ヵ月で生え
そろう。この育成においては、一度に水をやると土が剥
がれて発芽しない。また、土に大量に水が含まれる状態
が続くと腐ってしまうので管理に気を使っている。ま
た、刈り取り直後に撒く場合は鮮度が落ちていないので
発芽するが、2〜3日も放置すると乾燥して干からび死
滅してしまう。
【0008】このため干からびないように蘚を容器等に
水を入れて水分を保持させて保存しようとすると、容器
内の水分が多いと容易に腐ってしまう。また、適度の湿
度により発芽してしまい、図4に示すように、その幼植
物同士が絡みあって塊まってしまい、これを撒こうとし
ても均一にばらけなくなる。このように容器詰めで長期
保管しようとすると、乾燥し過ぎになるか水分過多とな
って死滅しやすくなる。水分調節を最適に維持すること
が殆どできないので、鮮度の維持が極めて困難でもあ
り、流通を目的とすると商品性がきわめて低く、これま
で商品化はされていない。
【0009】以上のように、これまでの移植法及び撒き
ゴケ法は商品化が難しく、強いて言えば、移植法が園芸
用として小規模に行なわれているに過ぎず、これとて一
般流通は皆無に等しかった。特に近年、森林伐採自然破
壊が急速に進み、その危機感に比例して観賞用の花木の
需要が高まり、その高まりに伴って自然を象徴している
蘚の需要が高まり、一般の人にも容易に入手できるよう
な流通商品としての蘚の提供が待ち望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑みてなされたもので、園芸用の撒きゴケ法に用いる撒
き蘚を、長期保存及び広範囲に均一散布を可能にすると
共にビン、袋等に詰めることによって容易に取扱える流
通に適した商品としての高い商品性を有する撒き蘚を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の容器詰め園芸用撒き蘚は、生蘚の茎及び葉
を刈り取って小片化し、この蘚小片を水分を調整した含
水性分散材と混合して水密性の容器に入れて商品とする
ものである。また、前記含水性分散材を、鹿沼土、砂壌
土、殖壌土、腐葉土、腐樹皮、風化容易な含水性人工粒
土の一つ又はそれらの複数の組合せとするものである。
【0012】
【作用】本発明は、含水性分散材と混合することによっ
て、その含水性分散材に含まれる水分によって生蘚に水
分を供給し生体としての鮮度を保つ。また、鹿沼土等の
分散粒又は腐樹皮等の分散小片などの含水性分散材によ
って、長期保存中において、適度な水分維持と通風性を
保持して死滅を防止すると共に、生蘚の発芽による幼植
物同士の絡まり合いが防止して、園芸用地に直撒きする
時にバラけて散布しやすい状態に維持することができ
る。
【0013】
【実施例】本発明の撒き蘚に適した園芸用の蘚は、植物
分類では蘚綱のマゴケ亜綱の内、スギゴケ目とシッポウ
ゴケ目である。スギゴケ目にはオオスギゴケ、コスギゴ
ケ、タチゴケなどがある。またシッポウゴケ目にはシッ
ポウゴケ、キンシゴケ、ホソバオキナゴケ、エビゴケ、
ヤノウエノアカゴケなどがある。
【0014】本発明は、上記種類の蘚の茎及び葉の小片
と、水分を調整した含水性分散材とを混合して構成する
もので、前記含水性分散材としては鹿沼土、砂壌土、殖
壌土、腐葉土、風化容易な含水性人工粒土、腐樹皮を用
いてこれら一つ又はそれらの複数を組合せたものであ
る。
【0015】本発明を図の実施例で説明すると、スギゴ
ケ(図1の(イ))を用い、この生スギゴケ1の仮根4
は地中に残し、図1の(ロ)に示す茎2及び葉3を刈り
取り、刈り取った茎2及び葉3をさらに小片化装置で同
図(ハ)に示すように1〜5mm程度の長さに小片化
し、この蘚小片と水分を調整し、粒土の大きさを2〜3
mmに選別して揃えた鹿沼土10とを混合(図2)し
て、図6に示すようにプラスチックビン7に入れて保管
する。使用するプラスチックビン7は、透明、不透明を
問わない。透明の場合であっても内部には光が殆ど入ら
ない。光の当る部分は発芽をすることがあるが撒く時の
影響はない。また容器は水分の減少が避けられる素材の
ものであればビン以外にビニ−ル袋等に詰めても良い。
【0016】そして、前記蘚小片2,3と鹿沼土10と
の混合物をそのまま任意時期に園芸用地に均一に直にバ
ラ撒いて増殖させる。鹿沼土10の粒土の大きさは不均
一であっても良いが、2〜3mmに選別したものを用い
ると均一に散布でき、且つ撒いた後も粒が細かいので地
表に殆ど目立たないので好ましい。これに選んで用いた
鹿沼土10は、保水力が大きい、ビン7内においてビン
上下の含水量が均一に保てる、通気性に優れている、雑
菌が着きにくい、蘚との密着性が良い、粒の大きさを均
一に選択しやすい、軽い等の多くの優れた性質があり、
本発明に最適である。
【0017】また、上記鹿沼土10に代えて別の含水性
分散材を用いた態様としては、無機質の砂壌土等を用い
ることもできる(図略)。この粒子はビンの中で、振動
や水分に影響されて塊になるものは適しないので使用し
ない。さらにこれとは別の態様として、有機質の腐樹
皮、腐葉土等を用いることもできる(図略)。この場合
も、水分の調整材としての使用であり、栄養成分として
の利用ではない。腐樹皮は蘚小片と同程度かそれよりも
少し大きい小片に加工して、均一散布できるものを使用
すると良い。
【0018】さらにまた別の態様として、風化容易な含
水性人工粒土を用いることもできる(図略)。この場合
も、園芸地や盆栽に景観として違和感を与えないように
土壌に同化されやすいものが好ましく、また蘚の色(緑
色)や土の色(茶色)などの迷彩色を施したり、迷彩色
を有する素材を用いて製造したりして目立たなくしたも
のが好ましい。スギゴケは特に酸性及びアルカリ性の強
いものは適さず弱酸性か中性が適しているので人工粒土
の場合はpHの調整に注意を要する。また、上記各種素
材を複数選択して、それらを混合して得た粒土を用いる
ても良い。いずれも、水分調節及び撒く時にバラけやす
い分散材として、分散粒体又は分散小片で通風性を保持
して死滅を防止すると共に生蘚の発芽による幼植物同士
の絡まり合いを防止して、園芸用地に直撒きする時に、
散布しやすい状態を維持させる(発芽状態を図3に示
す)。
【0019】
【実験例1】本発明のプラスチックビン7に入れた後の
蘚小片の経過時期による発芽率を実験したところ次の表
1及び表2のようであった。生蘚は表1においてはスギ
ゴケ目のスギゴケを、表2においてはシッポウゴケ目の
ホソバオキナゴケを用いた。含水性分散材は鹿沼土、砂
壌土、殖壌土、腐葉土は粒土を、腐樹皮は小片加工した
もので弱酸性のものを用いた。
【0020】水分の調整は、乾燥状態の含水性分散材1
0Kgに対して水を10〜30リットル程度充分含ま
せ、水切りをし、持上げて水滴が垂れない状態であるこ
とを確認した。この含水性分散材と蘚小片とを嵩比3:
1の割合で混合して図6に示すプラスチックビン7に詰
めたものを用いた。散布培養地は砂壌土であり、湿度7
0%、温度18℃の条件下に土が乾燥し過ぎないように
適宜水遣りして行なった。表中の経過(日)は、刈り取
り直後にビン詰めるした時点からの経過した日数であ
り、発芽率(%)は経過日における撒いた蘚小片の数に
対する発芽した蘚小片の数の比率である。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】上記の表1及び表2のように、発芽率はス
ギゴケ、ホソバオキナゴケともに約40日間は50%以
上確保でき、さらに経過すると発芽率は小さくなるが、
約50日程度迄は増殖可能であり商品性は充分維持され
る。また、冷蔵室に保管するなど、温度条件を変えれば
さらに上記実験の数倍の長期間(半年程度)の保存が可
能となる。これに対して、従来の移植法によると、せい
ぜい夏場では10日間、冬場では20日間で干からびた
りして死滅してしまうので、通常剥ぎ取り後は数日以内
に移植している。また、従来の撒きゴケ法の場合は、保
存できる期間は精々夏で2日間、冬で5日間程度であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のようで、容器内におい
ては、含水性分散材の分散粒体又は分散小片で通風性を
保持し、水分を好適に維持して蘚小片の死滅を防止する
と共に、蘚小片の細胞発芽による幼植物同士の絡まり合
いを防止する。そして、植木鉢や園芸用地に直撒きする
時に、バラけて散布しやすい状態を長期間維持すること
が可能となる。蘚の栽培地面積当りの増殖量は、従来の
移植法が剥がした面積と同面積分しか移植できないのに
対して、本発明では散布によるものなので、これまでの
移植法よりも20〜30倍の広い面積に一度に増殖が可
能である。また、蘚を容器に詰めることによって、保管
管理も容易で軽量で扱いやすくなり、商品としての流通
性を高めることができる。このため、これまで入手不可
能であった一般の人への提供も容易となり、植木鉢や庭
園に単に散布し、水遣りするだけで良いので、需要に応
えて一気に普及することが予想される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)が1本の蘚本体の全体の正面図、(ロ)
が蘚の刈り取り直後、(ハ)が蘚を小片化した状態を示
す各平面図。
【図2】本発明の蘚小片と含水性分散材との混合状態を
示す略図的平面図。
【図3】本発明の蘚小片と含水性分散材の混合状態での
発芽状態を示す略図的平面図。
【図4】従来の撒きゴケ法での発芽状態を示す略図的平
面図。
【図5】従来の移植法に用いる箱入り商品を示す略図的
透視斜視図。
【図6】本発明の透明ビン詰め状態を示す略図的斜視
図。
【符号の説明】
1 生蘚 2 茎 3 葉 4 仮根 5 土 6 胞子嚢 7 プラスチックビン 8 ダンボ−ル箱 9 幼植物 10 鹿沼土 11 ダンボ−ル板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈り取った生蘚の茎及び葉を小片化し、
    この蘚小片を水分を調整した含水性分散材と混合して水
    密性の容器に入れて成る容器詰め園芸用撒き蘚。
  2. 【請求項2】 含水性分散材が、鹿沼土、砂壌土、殖壌
    土、腐葉土、風化容易な含水性人工粒土、腐樹皮の一つ
    又はそれらの複数の組合せである請求項1の容器詰め園
    芸用撒き蘚。
JP5314352A 1993-11-20 1993-11-20 容器詰め園芸用撒き蘚 Pending JPH07135843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5314352A JPH07135843A (ja) 1993-11-20 1993-11-20 容器詰め園芸用撒き蘚

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5314352A JPH07135843A (ja) 1993-11-20 1993-11-20 容器詰め園芸用撒き蘚

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JPH07135843A true JPH07135843A (ja) 1995-05-30

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ID=18052299

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5314352A Pending JPH07135843A (ja) 1993-11-20 1993-11-20 容器詰め園芸用撒き蘚

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JP (1) JPH07135843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114642162A (zh) * 2022-04-08 2022-06-21 常大君 一种白发藓培育方法
US11843264B2 (en) * 2020-03-06 2023-12-12 Honda Motor Co., Ltd. Non-contact charging system

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