JPH07134084A - コンクリートのひび割れ検出方法に用いるx線造影剤及びコンクリートのひび割れ検出方法 - Google Patents

コンクリートのひび割れ検出方法に用いるx線造影剤及びコンクリートのひび割れ検出方法

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JPH07134084A
JPH07134084A JP30460293A JP30460293A JPH07134084A JP H07134084 A JPH07134084 A JP H07134084A JP 30460293 A JP30460293 A JP 30460293A JP 30460293 A JP30460293 A JP 30460293A JP H07134084 A JPH07134084 A JP H07134084A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートのひび割れ検出方法に用いるX
線造影剤及びX線造影剤をひび割れに注入してX線撮影
を行うことによりひび割れの詳細を検出する方法におい
て、安価で容易に入手でき、また、優れた性能を有する
X線造影剤を提供するとともにこのX線造影剤を用いる
ことにより、コンクリートのひび割れの詳細を知ること
のできるようにすることを目的とする。 【構成】 炭酸セシウム水溶液からなるX線造影剤およ
びこの造影剤をコンクリートのひび割れに注入して該ひ
び割れのX線造影撮影をすることによりひび割れの内部
状態を検出するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート構造物に
おけるひび割れの内部状態を確認するためのコンクリー
トのひび割れ検出方法に用いるX線造影剤及びコンクリ
ートのひび割れ検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物には、種々の原因に
よって、ひび割れが発生する。このひび割れを放置する
と、そこから雨水等が浸透して鉄筋を錆びさせる等の損
傷が進行して、耐久性が著しく損なわれる。したがっ
て、コンクリート構造物の種々ある損傷の中で、ひび割
れ補修は最も重要なものの一つである。
【0003】ひび割れ補修の要否の判定や補修方法の決
定のためには、まず、そのひび割れがどのような状態に
あるかを知る必要がある。ひび割れは表面から構造物内
部へ進行しており、外部からは見えない。
【0004】ひび割れ内部の状態を確認する方法とし
て、これまで(a)ハツリ又はコアー抜きによって内部
を観察する、(b)超音波によって深さを計測する等の
方法が普通に利用されている。これらの方法は、一部に
しても破壊を伴うとか、計測精度が不十分であるとかの
問題があった。
【0005】そこで、X線造影剤をひび割れに注入し、
これをX線撮影することにより、ひび割れの内部を検出
するという方法が開発され、研究室段階で利用されてい
るが、現場ではまだ実施されていない。この方法による
とコンクリート部分を破壊することなくひび割れ内部の
細部まで検出することができるという利点を有する。
【0006】しかしながら、使用される造影剤は、医学
用のものであるため非常に高価であり、現場で大量の使
用をすることは不適であり、また、法律上の規制もあ
り、何時でも誰でもが簡単に使用することができるとい
うものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
これらの問題点すなわち造影剤が高価で大量に使用でき
ない、さらには法律上の規制を受けるというような問題
点を解決し、安価なそして危険性のないコンクリートの
ひび割れ検出方法に用いる新規な造影剤及びひび割れ検
出方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、新規な造影剤を炭酸セシウム水溶液と
し、新規な方法をコンクリートのひび割れに炭酸セシウ
ム水溶液を注入し、該ひび割れのX線造影撮影を行うこ
とによりひび割れの内部状態を検出するコンクリートひ
び割れの検出方法とするものである。
【0009】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を発明の経過を含め
て詳細に説明する。
【0010】(1) 造影剤の要件 コンクリートのひび割れに注入されるX線造影剤はつぎ
の要件を満していることが望まれる。
【0011】i コンクリートの微小なひび割れの深
部まで、十分に注入されなければならない。すなわち、
流動性がよいことが必要である。 ii コンクリート組成への濡れ性がよいこと。 iii 注入後、造影剤の偏りが出ないこと。 iv 注入後、そこそこの時間だけ滞留していること。 v 注入後、浸透・拡散しても鉄筋コンクリートに悪
影響を与えないこと。 vi 注入した造影剤が、その後に注入する補修用注入
材の効果を減少させないこと。 vii X線吸収能が高いこと。 viii 危険物でないこと。 ix 通常の扱いにおいて、化学的に安定であること。 x 経済的であること。
【0012】(2) 造影剤の選択 造影剤の決定にあたり、上記要件のうちX線吸収能が高
いものをまず選択し、各要件に明らかに合致しないもの
を排除した。
【0013】i 物質のX線吸収能は、数1で表わすこ
とができる。
【0014】
【数1】
【0015】ii X線吸収能は、(1)式より、μρχ
が大きいことが必要である。すなわち、造影剤μρχ>
セメントμρχでなければならない。構造物の断面形状
から、セメントのχは大であり、造影剤のχは小さいの
で、造影剤μρ>>セメント構成体μρでなければなら
ないことになる。
【0016】iii μは、全体的な傾向としては、原子番
号の高い元素であるほど、大きい。本目的に照らして、
セメント構成成分よりも吸収能は大きくなければ意味が
ない。セメント構成成分は、主として、Ca(カルシウ
ム)、Si(硅素)、Al(アルミニウム)、O(酸
素)、H(水素)である。セメントの主たる構成成分の
うち、原子番号が高いのはCaである。このCaより原
子番号の高いものが望ましい。
【0017】iv 微小なひび割れに注入でき、少量でも
撮影できる条件から、原子番号の高い元素を多量に含む
流体であることが必須である。
【0018】v 流体の構成は、流体そのもの(液体
系)、流体に物質(粉体又は液体)を分散した系(分散
系)、流体に物質(粉体又は液体)を溶解した系(溶解
系)が考えられる。
【0019】vi ρは、液体系の場合は、原子番号の高
い元素の含有量が多い程、分散系の場合は流体に分散す
る量(分散性)が多い程、溶解系の場合は流体に溶ける
量(溶解性)が多い程、有利である。
【0020】vii 粉体分散系は、粉体の粒度を細かくし
ても、微小なひび割れ(ヘアークラック)中では非常に
侵入しにくくなる。このことはセメント系の注入剤の例
に見られる。
【0021】viii 溶解系は流動性が良い。 ix 今回の条件では、液体系及び溶解系が良しとなる。
【0022】x これらの点を考慮の上、溶解性が大き
い溶解系化合物(水溶液)及びそれ自体が液体の液体系
化合物(液体)を選択し、表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】上記材料の中で、 a ヨウ化セシウム、臭化セシウムは、光や酸素に安定
性を欠く。 b 塩化セシウム、硫酸セシウム、塩化セリウムは、塩
素イオン、硫酸イオンを含み、鉄筋に悪い。 c ヨウ化メチレンは、消防法上の危険物である。 d 水溶液系の方が濡れ性が良い。 以上の検討の結果、炭酸セシウムが選択された。
【0025】炭酸セシウムは酸化エチレンの重合触媒、
溶接時のスパッター付着防止のためのコーティング用、
電極の負極への添加剤として使用されており、容易に入
手可能である。
【0026】(3) 効果の確認 以上の検討の結果をふまえて、炭酸セシウムについて種
々の実験をし、より高性能で経済的な新しい工業用X線
造影剤として用いられることを確認した。
【0027】(i) 従来の医学分野におけるX線造影撮
影に用いられている造影剤と比較した。これまでの我々
の研究により、コンクリートひび割れのX線造影撮影に
使用するとき、医学用造影剤の中で、イソペーク440
(鳥居薬品株式会社発売のメトリゾ酸水溶液の商標名)
が優れていることが明かとなっている。そこで、比較材
料としてイソペーク440を使用した。
【0028】a 造影性能比較実験 画像消滅電圧、質量吸収係数、動粘度等を総合比較する
と、炭酸セシウムの方が優れている。ここでいう画像消
滅電圧とは、この研究の中で開発した技術である。X線
の強さを上げていくと、すなわち電圧を上げていくと、
造影剤の効果が減少していき、やがて画像が消滅した状
態になる。このときの電圧を画像消滅電圧という。造影
力が大きければ、画像消滅時の電圧が大きくなる。これ
により造影効果を比較するものである。ここで、炭酸セ
シウム水溶液(30.0%から69.2%までの濃度)
とイソペーク440について、画像消滅電圧に関する実
験結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】この結果、炭酸セシウム水溶液は、イソペ
ーク440との比較において遜色はなく、炭酸セシウム
水溶液が約45%前後の濃度のとき、イソペーク440
とほぼ同じ造影性能を有するといえる。
【0031】b ひび割れ注入実験 まず、図1及び図2に示す大きさの異なるAタイプとB
タイプの2種類の鉄筋コンクリート供試体をそれぞれ用
意した。供試体の大きさはAタイプが100mm×50
mm×200mm、Bタイプが250mm×80mm×
250mmである。
【0032】図3、図4、図5及び図6に示すようにこ
れらの各供試体Aタイプ1及び2とBタイプ3及び4に
鉄筋応力度4000kg/平方cmとなるまで載荷し
て、それぞれ11、12、13、14のひび割れを発生
させ、ひび割れ発生後に除荷した。ひび割れ幅は、Aタ
イプにあっては0.65mm乃至0.75mm程度、B
タイプにあっては0.84mm乃至0.9mm程度であ
った。
【0033】ついで、ひび割れの発生した供試体Aタイ
プの一つに濃度70%の炭酸セシウム水溶液を、もう一
つにイソペーク440を、Bタイプの一つに濃度70%
の炭酸セシウム水溶液を、もう一つにイソペーク440
をそれぞれ注入し、X線造影撮影を行い、ひび割れの内
部の状態を検出した。
【0034】図7は図3に示した供試体のひび割れに炭
酸セシウム水溶液を、図8は図4に示した供試体のひび
割れにイソペーク440を、図9は図5に示した供試体
のひび割れに炭酸セシウム水溶液を、図10は図6に示
した供試体のひび割れにイソペーク440を注入してX
線撮影を行った造影のトレース図である。
【0035】この結果、造影性能は、炭酸セシウム水溶
液はイソペーク440と遜色がなく、優れた性能を有す
ることが確認された。
【0036】(ii) 炭酸セシウムのコンクリートへの影
響及び補修材料への接着性能。 a コンクリートへの影響判定試験 炭酸セシウム濃度が70%、55%、45%の3種類の
水溶液中にコンクリート片を浸漬して、約3か月間観察
したが、その変化は認められなかった。したがって、炭
酸セシウムはコンクリートへ悪影響のないことが確認さ
れた。
【0037】b 補修材料への接着性能の確認 炭酸セシウム水溶液が、補修材料の接着性能に影響する
かどうかをモルタル小型供試体を使用して確認した。使
用した炭酸セシウム水溶液の濃度は50%、供試体の寸
法は160mm×40mm×40mmである。
【0038】実験方法及び実験条件は図11及び表3に
示すとおりである。
【0039】
【表3】
【0040】まず、水中養生一週間(A)の供試体4種
を1次載荷(B)し、曲げ破壊(C)が起きた時の荷重
Pを測定し、曲げ破壊した供試体の断面に炭酸セシウム
水溶液を浸透(D)させる。このとき、4種の供試体に
ついて、2種ずつ浸透時間を10分と24時間の2通り
行う。
【0041】炭酸セシウム水溶液を浸透させた供試体を
乾燥(E)させる。このとき上述の浸透時間10分と2
4時間の供試体について、それぞれ乾燥時間0分間と2
4時間の2通り行う。
【0042】曲げ破壊した供試体断面に補修材料として
のエポキシ樹脂を塗り付け接着(F)し、エポキシ樹脂
の硬化後、供試体に2次載荷(G)を与え供試体の曲げ
破壊(H)が起きた時の荷重P1 を測定した。エポキシ
樹脂の硬化時間は24時間とした。
【0043】つぎに、以上の実験に基づく接着性能につ
いての実験結果を表4に表わす。
【0044】
【表4】
【0045】この表は、供試体の最初の曲げ破壊のとき
の荷重Pと曲げ破壊後の断面をエポキシ樹脂により接着
した後の曲げ破壊のときの荷重P1 の平均値とその差を
示すものである。これにより、ひび割れ検出後、約1日
程度の間隔があれば、その後に注入される補修材料の接
着性能に悪影響を及ぼさないことが判明した。
【0046】(iii) 結論 上述のような種々の検討結果より、コンクリートのひび
割れ検出方法に用いるX線造影剤として炭酸セシウム水
溶液が非常に優れていることが確認されると同時にコン
クリートひび割れ内部状態を検出する方法として、コン
クリートのひび割れに炭酸セシウム水溶液を注入してX
線造影撮影を行うことが有効であることが確認された。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上述のようにしてなるのでつ
ぎの効果を有する。請求項1において、炭酸セシウム水
溶液は、流動性がよく、コンクリート組成物への濡れ性
がよく、注入後も偏りがなく、鉄筋コンクリートに悪影
響を与えず、補修用注入剤の効果を減少させず、X線吸
収能が高く、危険物でなく化学的に安定しているのでコ
ンクリートのひび割れ検出方法に用いられる造影剤とし
て非常に優れている。
【0048】そのうえ、炭酸セシウム水溶液は、経済的
であり、医学上の造影剤のような法律上の規制もないか
ら大量使用が可能であり、また、何時でも誰でもが簡単
に入手できる。
【0049】請求項2において、コンクリートひび割れ
に炭酸セシウム水溶液を注入し、該ひび割れのX線造影
撮影を行うことによりひび割れの内部検出を行うので、
上述した炭酸セシウム水溶液の利点が有効なコンクリー
トのひび割れ検出方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄筋コンクリート供試体Aタイプの大きさの説
明図。(a)は正面図、(b)は側面図。
【図2】鉄筋コンクリート供試体Bタイプの大きさの説
明図。(a)は正面図、(b)は側面図。
【図3】コンクリート供試体1に載荷してひび割れを発
生させた状態を示す説明図。
【図4】コンクリート供試体2に載荷してひび割れを発
生させた状態を示す説明図。
【図5】コンクリート供試体3に載荷してひび割れを発
生させた状態を示す説明図。
【図6】コンクリート供試体4に載荷してひび割れを発
生させた状態を示す説明図。
【図7】図3に示したコンクリート供試体1のひび割れ
に炭酸セシウム水溶液を注入してX線造影撮影を行った
造影のトレース図。
【図8】図4に示したコンクリート供試体2のひび割れ
にイソペーク440水溶液を注入してX線造影撮影を行
った造影のトレース図。
【図9】図5に示したコンクリート供試体3のひび割れ
に炭酸セシウム水溶液を注入してX線造影撮影を行った
造影のトレース図。
【図10】図6に示したコンクリート供試体4のひび割
れにイソペーク440水溶液を注入してX線造影撮影を
行った造影のトレース図。
【図11】炭酸セシウム水溶液が、補修材料の接着性能
に影響するかどうかを確認する実験の手順を示す説明
図。
【符号の説明】 1 鉄筋コンクリート供試体 2 〃 3 〃 4 〃 11 ひび割れ 12 〃 13 〃 14 〃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸セシウム水溶液からなることを特徴
    とするコンクリートのひび割れ検出方法に用いるX線造
    影剤。
  2. 【請求項2】 コンクリートのひび割れに炭酸セシウム
    水溶液を注入し、該ひび割れのX線造影撮影を行うこと
    によりひび割れの内部状態を検出することを特徴とする
    コンクリートのひび割れ検出方法。
JP30460293A 1993-11-11 1993-11-11 コンクリートのひび割れ検出方法に用いるx線造影剤及びコンクリートのひび割れ検出方法 Expired - Fee Related JPH0812137B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6308541B1 (ja) * 2017-07-03 2018-04-11 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社 コンクリート構造部材の柱状サンプル採取方法
CN110426256A (zh) * 2019-08-01 2019-11-08 南京工程学院 一种用于制备带裂混凝土试件的三棱锥夹具及制备方法

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