JPH07125697A - 超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造 - Google Patents
超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造Info
- Publication number
- JPH07125697A JPH07125697A JP30572793A JP30572793A JPH07125697A JP H07125697 A JPH07125697 A JP H07125697A JP 30572793 A JP30572793 A JP 30572793A JP 30572793 A JP30572793 A JP 30572793A JP H07125697 A JPH07125697 A JP H07125697A
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- JP
- Japan
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- heat
- layer
- fuel tank
- heat storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】肉厚を過大することなく、燃料タンク内面の温
度を液体燃料の引火点以下に抑えることを可能とする。 【構成】飛翔体の機体形状を構成する構造部材の外側に
熱遮断層を配したことを特徴とする。
度を液体燃料の引火点以下に抑えることを可能とする。 【構成】飛翔体の機体形状を構成する構造部材の外側に
熱遮断層を配したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音速飛翔体用液体燃
料タンクの外殼構造に関し、詳しくはその断熱構造に改
良を加えたものである。
料タンクの外殼構造に関し、詳しくはその断熱構造に改
良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の断熱構造技術として、金属,FR
P(繊維強化プラスチック)に代表される構造部材とプ
ラスチックフォーム,ハニカムに代表される断熱材とを
任意の順序に積層する断熱構造技術があった。(例え
ば、日科技連「複合材料工学 1971.9.1 P4
91〜502」に示されている。)
P(繊維強化プラスチック)に代表される構造部材とプ
ラスチックフォーム,ハニカムに代表される断熱材とを
任意の順序に積層する断熱構造技術があった。(例え
ば、日科技連「複合材料工学 1971.9.1 P4
91〜502」に示されている。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超音速飛行する飛翔体
はこれまで固体燃料を使用していたことから、空力加熱
による熱の流入によって燃料が引火するという問題は考
慮する必要がなかった。
はこれまで固体燃料を使用していたことから、空力加熱
による熱の流入によって燃料が引火するという問題は考
慮する必要がなかった。
【0004】ところが、航続距離の延長を目的として、
液体燃料方式が検討されつつあり、この場合には空力加
熱によって飛翔体外表面に発生した熱を遮断し、外殼
(燃料タンク)の内部温度を燃料の引火点以下に抑制す
る構造が必要となった。上記に鑑み本発明はこのような
要望を満足するため開発されたものである。
液体燃料方式が検討されつつあり、この場合には空力加
熱によって飛翔体外表面に発生した熱を遮断し、外殼
(燃料タンク)の内部温度を燃料の引火点以下に抑制す
る構造が必要となった。上記に鑑み本発明はこのような
要望を満足するため開発されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の超音速飛翔体用
液体燃料タンクの外殼構造は、図1を参照しつつ述べる
に、飛翔体の機体形状を構成する構造部材1の外側に熱
遮断層2を配したことを特徴とするものである。なお本
発明は、その実施の態様として少なくとも下記が含まれ
る。
液体燃料タンクの外殼構造は、図1を参照しつつ述べる
に、飛翔体の機体形状を構成する構造部材1の外側に熱
遮断層2を配したことを特徴とするものである。なお本
発明は、その実施の態様として少なくとも下記が含まれ
る。
【0006】(1)飛翔体の機体形状を構成する構造部
材1(例えば金属,FRP等)の外側に熱遮断層2とし
て、蓄熱層4、更にその外側に断熱層3、望ましくは更
にその外側に機体の空力特性を保持するための外表面層
5(例えばプラスチック、金属、セラミックス等)を配
したことを特徴とする上記本発明記載の超音速飛翔体用
液体燃料タンクの外殼構造。
材1(例えば金属,FRP等)の外側に熱遮断層2とし
て、蓄熱層4、更にその外側に断熱層3、望ましくは更
にその外側に機体の空力特性を保持するための外表面層
5(例えばプラスチック、金属、セラミックス等)を配
したことを特徴とする上記本発明記載の超音速飛翔体用
液体燃料タンクの外殼構造。
【0007】(2)蓄熱層が、高熱容量材(例えばゴム
系材料)を用い、この材料を発泡体(例えば連続気泡型
発泡樹脂、又は発泡金属)に含浸させたものであること
を特徴とする上記本発明の、又は上記(1)記載の超音
速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造。
系材料)を用い、この材料を発泡体(例えば連続気泡型
発泡樹脂、又は発泡金属)に含浸させたものであること
を特徴とする上記本発明の、又は上記(1)記載の超音
速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造。
【0008】(3)蓄熱層が、高熱容量材(例えばゴム
系材料)を用い、この材料をハニカムに含浸させたもの
であることを特徴とする上記本発明の、又は、上記
(1)記載の超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構
造。
系材料)を用い、この材料をハニカムに含浸させたもの
であることを特徴とする上記本発明の、又は、上記
(1)記載の超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構
造。
【0009】(4)蓄熱層が、金属箔(例えばアルミ
箔,ステンレス箔)と有機繊維(例えばアラミド繊維)
又は無機繊維(例えばガラス繊維,炭素繊維,セラミッ
クス繊維)織物と交互積層させたものであることを特徴
とする上記本発明の、又は、上記(1)記載の超音速飛
翔体用液体燃料タンクの外殼構造。
箔,ステンレス箔)と有機繊維(例えばアラミド繊維)
又は無機繊維(例えばガラス繊維,炭素繊維,セラミッ
クス繊維)織物と交互積層させたものであることを特徴
とする上記本発明の、又は、上記(1)記載の超音速飛
翔体用液体燃料タンクの外殼構造。
【0010】
【作用】超音速飛行する飛翔体外表面には空力加熱によ
る熱が発生し、外殼構成部材を伝わって内部へ流入しよ
うとする。本発明では、この熱を熱遮断層2で遮断する
る熱が発生し、外殼構成部材を伝わって内部へ流入しよ
うとする。本発明では、この熱を熱遮断層2で遮断する
【0011】特に熱遮断層2を蓄熱層4と断熱層3で構
成するものにあっては、上記熱を先ず外側断熱層で遮断
する。ところが、流入した熱の一部は、断熱層を通過
し、更に内部へ流入しようとするため、この熱を断熱層
の内面側に配した蓄熱層に貯えることにより、内部への
熱の流入を防ぐ。
成するものにあっては、上記熱を先ず外側断熱層で遮断
する。ところが、流入した熱の一部は、断熱層を通過
し、更に内部へ流入しようとするため、この熱を断熱層
の内面側に配した蓄熱層に貯えることにより、内部への
熱の流入を防ぐ。
【0012】即ち、内部への熱の流入を防止する時間が
問題であり、超音速で飛行する飛翔体ではその飛行時間
が短時間であるため、この間に内部の温度を上昇させな
ければよい。そこで構成部材の中間部に蓄熱層を設け
た。
問題であり、超音速で飛行する飛翔体ではその飛行時間
が短時間であるため、この間に内部の温度を上昇させな
ければよい。そこで構成部材の中間部に蓄熱層を設け
た。
【0013】この蓄熱層を構成する材料としては、熱容
量の大きい材料が適しており、一例としてゴム系の材料
があるが、ゴムをそのままはさみこんだのでは、剛性が
不足するため、例えばハニカムや連続気泡型発泡体や高
倍率発泡金属(例えば、住友電気工業(株)製 セルメ
ット(商標名))にゴムを含浸させたものを用いること
が望ましい。
量の大きい材料が適しており、一例としてゴム系の材料
があるが、ゴムをそのままはさみこんだのでは、剛性が
不足するため、例えばハニカムや連続気泡型発泡体や高
倍率発泡金属(例えば、住友電気工業(株)製 セルメ
ット(商標名))にゴムを含浸させたものを用いること
が望ましい。
【0014】又、蓄熱層構成材の別の例として、金属箔
(アルミ箔,ステンレス箔等)と有機繊維(アラミド繊
維等)若しくは無機繊維(ガラス繊維,炭素繊維,セラ
ミックス繊維等)織物とを交互積層したものを用いるこ
とも効果的である。
(アルミ箔,ステンレス箔等)と有機繊維(アラミド繊
維等)若しくは無機繊維(ガラス繊維,炭素繊維,セラ
ミックス繊維等)織物とを交互積層したものを用いるこ
とも効果的である。
【0015】本発明に於いて、構造部材の構成材料とし
ては例えばFRP(熱硬化性,熱可塑性)、金属(各種
鋼,アルミ合重,チタン合金等)があり、特に限定され
ないが、より断熱性を向上させ、併せて、構造物として
の比強度,比剛性をより向上させるために、断熱層を中
間に配したサンドイッチ構造がより効果的である。
ては例えばFRP(熱硬化性,熱可塑性)、金属(各種
鋼,アルミ合重,チタン合金等)があり、特に限定され
ないが、より断熱性を向上させ、併せて、構造物として
の比強度,比剛性をより向上させるために、断熱層を中
間に配したサンドイッチ構造がより効果的である。
【0016】本発明に於いて、断熱層の構成材料として
は、例えばプラスチックフォーム,ハニカム等があるが
特に限定されない。これらの構造部材,断熱層及び蓄熱
層の構成材料の組合せに際しての条件設定には少くと
も、次の点についての考慮が望ましい。 (1)耐熱性,(2)強度,(3)剛性,(4)質量,
(5)気密性
は、例えばプラスチックフォーム,ハニカム等があるが
特に限定されない。これらの構造部材,断熱層及び蓄熱
層の構成材料の組合せに際しての条件設定には少くと
も、次の点についての考慮が望ましい。 (1)耐熱性,(2)強度,(3)剛性,(4)質量,
(5)気密性
【0017】又、熱遮断層2の最外側には飛翔体の空力
形状を保持するために平滑な表面を得ることのできる材
料(例えばFRP,金属,セラミックス等)でできた外
表面層5を用いることが望ましい。
形状を保持するために平滑な表面を得ることのできる材
料(例えばFRP,金属,セラミックス等)でできた外
表面層5を用いることが望ましい。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例を以て説明する。図2
に示す層構成の供試体を蓄熱層の材質の異なるものを3
種類製作し、各々の供試体の外表面側をシリコンヒータ
ーマットを用いて、200℃に加熱し、内表面側の30
0秒間(想定される飛翔体の飛行時間)の温度履歴を測
定した。試験装置の概略を図3に示す。尚、内外表面の
初期温度は22℃であった。上記供試体の蓄熱層の材質
及び上記温度履歴の測定結果を表1に示す。
に示す層構成の供試体を蓄熱層の材質の異なるものを3
種類製作し、各々の供試体の外表面側をシリコンヒータ
ーマットを用いて、200℃に加熱し、内表面側の30
0秒間(想定される飛翔体の飛行時間)の温度履歴を測
定した。試験装置の概略を図3に示す。尚、内外表面の
初期温度は22℃であった。上記供試体の蓄熱層の材質
及び上記温度履歴の測定結果を表1に示す。
【0019】なお、図2中1は構造部材,2は熱遮断
層,3は断熱層,4は蓄熱層,5は外表面層であり、上
記構造部材及び外表面層はCFRP(炭素繊維強化プラ
スチック)、断熱層は、ポリメタクリルイミド樹脂フォ
ーム材である。又、Sは外表面側、Uは内表面側、A=
1.5mm,B=6mmである。
層,3は断熱層,4は蓄熱層,5は外表面層であり、上
記構造部材及び外表面層はCFRP(炭素繊維強化プラ
スチック)、断熱層は、ポリメタクリルイミド樹脂フォ
ーム材である。又、Sは外表面側、Uは内表面側、A=
1.5mm,B=6mmである。
【0020】又図3中11は断熱材,12は供試体,1
3はシリコンヒーターマット,14は熱電対(高温
側),15は熱電対(低温側)である。
3はシリコンヒーターマット,14は熱電対(高温
側),15は熱電対(低温側)である。
【0021】
【表1】
【0022】上記表1からわかるように、熱容量の大き
い蓄熱層を入れた供試体(供試体No.1と2)の方が
断熱層のみの供試体(No.3)より断熱効果の大きい
ことが確認できた。
い蓄熱層を入れた供試体(供試体No.1と2)の方が
断熱層のみの供試体(No.3)より断熱効果の大きい
ことが確認できた。
【0023】上記実験結果に基づき、飛翔体がM=2.
3で飛行している状態を想定し、一次元非定常熱伝導有
限要素法によるシミュレーションを行い、300秒後の
内表面側の温度を算出した。外表面の空力加熱温度は数
1に示す式を用いて算出し、327℃とし、周囲温度
は、最も厳しい海面上飛行を想定し、40℃とした。
3で飛行している状態を想定し、一次元非定常熱伝導有
限要素法によるシミュレーションを行い、300秒後の
内表面側の温度を算出した。外表面の空力加熱温度は数
1に示す式を用いて算出し、327℃とし、周囲温度
は、最も厳しい海面上飛行を想定し、40℃とした。
【0024】
【数1】
【0025】供試体の層構成は図4に示す通りであり、
材質は前記表1と同じである。300秒後の内表面側の
温度の解析結果を表2に示す。
材質は前記表1と同じである。300秒後の内表面側の
温度の解析結果を表2に示す。
【0026】なお図4中符号1,2,3,4,5,S,
Uは図1,2の夫々の符号と同一の部位を示す。C=
1.5mm, D=1.0mm,E=4mm,F=5m
mである。
Uは図1,2の夫々の符号と同一の部位を示す。C=
1.5mm, D=1.0mm,E=4mm,F=5m
mである。
【0027】
【表2】
【0028】液体燃料の引火点はJP−10の使用を想
定すると、54.4℃であり、同じ肉厚であれば、蓄熱
層を入れることによって内表面側の温度を燃料の引火点
以下に抑えることが可能となる。
定すると、54.4℃であり、同じ肉厚であれば、蓄熱
層を入れることによって内表面側の温度を燃料の引火点
以下に抑えることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によると、従来
からある飛翔体形状を構成する構造部材の外側に熱遮断
層(例えば蓄熱層及び断熱層からなる)を配することに
より、断熱効果が一層大きくなるものが得られる。この
構造を液体燃料を使用した超音速飛翔体の燃料タンクの
外殼構造(これは飛翔体の外殼構造を兼ねているものが
多い)に使用すれば、肉厚を過大に増すことなく燃料タ
ンク内面の温度を液体燃料の引火点以下に抑えることが
可能となる。
からある飛翔体形状を構成する構造部材の外側に熱遮断
層(例えば蓄熱層及び断熱層からなる)を配することに
より、断熱効果が一層大きくなるものが得られる。この
構造を液体燃料を使用した超音速飛翔体の燃料タンクの
外殼構造(これは飛翔体の外殼構造を兼ねているものが
多い)に使用すれば、肉厚を過大に増すことなく燃料タ
ンク内面の温度を液体燃料の引火点以下に抑えることが
可能となる。
【図1】 本発明の内容を示す外殻の層構成図であり、
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明の効果を確認するために製作した供試
体の層構成例であり、断面図である。
体の層構成例であり、断面図である。
【図3】 本発明の効果を確認するための試験装置例の
概略図である。
概略図である。
【図4】 本発明の実動状態をシミュレーションするた
めに想定した外殼の層構成例であり、断面図である。
めに想定した外殼の層構成例であり、断面図である。
1. 構造部材 2. 熱遮断層 3. 断熱層 4. 蓄熱層 5. 外表面層
Claims (2)
- 【請求項1】 飛翔体の機体形状を構成する構造部材の
外側に熱遮断層を配したことを特徴とする超音速飛翔体
用液体燃料タンクの外殼構造。 - 【請求項2】 熱遮断層として、構造部材の外側に蓄熱
層、更にその外側に断熱層を配したことを特徴とした請
求項1記載の超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30572793A JPH07125697A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30572793A JPH07125697A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125697A true JPH07125697A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17948624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30572793A Pending JPH07125697A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 超音速飛翔体用液体燃料タンクの外殼構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07125697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017001618A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンク |
-
1993
- 1993-10-30 JP JP30572793A patent/JPH07125697A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017001618A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンク |
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