JPH07121333A - プログラム作成方法及び装置並びにプリントイメージデータ作成方法及び装置 - Google Patents

プログラム作成方法及び装置並びにプリントイメージデータ作成方法及び装置

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JPH07121333A
JPH07121333A JP5291196A JP29119693A JPH07121333A JP H07121333 A JPH07121333 A JP H07121333A JP 5291196 A JP5291196 A JP 5291196A JP 29119693 A JP29119693 A JP 29119693A JP H07121333 A JPH07121333 A JP H07121333A
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JP
Japan
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print image
image data
processing
program
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JP5291196A
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Koyo Ueno
幸洋 上野
Satoshi Kinoshita
聡 木下
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラムの作成という煩雑な作業を行うこと
なく、しかも、容易に長い出力データに対して改行して
出力を行い、体裁よく出力する禁則改行を含むプリント
イメージを作成する方法及び装置を提供する。 【構成】トランザクションデータ、その他の文字、マー
ク等の文字絵柄、印刷位置を画面対話式に指定し、その
指定はその出力するデータを禁則処理して改行する禁則
改行を含み、その指定で得られた情報に基づく、PID
変換プログラム作成方法及び装置並びにプリントイメー
ジデータを作成するための方法及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票等の出力紙に印字
されるべきデータ列を、プリンターに入力し、出力紙に
印字出力できる形式に編集してプリントイメージデータ
を作成する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定のフォームを有するプレ印刷
物や白紙等の出力紙に所定のデータを印字して請求書や
月次報告書等を作成する場合には、まずマスターファイ
ルから印字すべきデータを抽出して一単位のデータの組
み(一枚の請求書の記載データに当たる)であるレコー
ドにまとめ、そのレコードを所定の数だけ集めて通称ト
ランザクションファイルと呼ばれるファイルを作成す
る。次に、このトランザクションファイルに書き込まれ
たレコードの各データについて、出力紙へ印字するフォ
ーマットに合わせてそれぞれの印字位置を定め、使用す
るプリンターに合わせて改行、空白等を付加してプリン
トイメージデータ(PIDと呼ぶ、通常は記録媒体とし
て磁気テープが使用されるためPIT;プリントイメー
ジテープとも呼ばれる)を作成する。そして、このPI
Dと出力する出力紙をプリンターにセットして印字処理
を行うのが一般的である。
【0003】例えば、請求書を所定のフォームの出力紙
で作成する場合を例にとって説明する。図32は請求書
を所定のフォームの出力紙で作成する場合の処理過程を
示す図である。図32においてまず、請求書を送付すべ
き顧客の住所、名称等が記録されている顧客データベー
スと、取引内容や請求金額が記録されている取引データ
ベースから、個々の顧客ごとに所定のデータを抽出して
レコードにまとめ、所定の全ての顧客に対応したレコー
ドを集めるトランザクション作成処理を行い、トランザ
クションファイルを作成する(STEP1)。次に、プ
リントする出力紙に合わせてレコードを構成する各デー
タの印字位置を決定し、改行コードや、空白コード等を
含んだプリント出力イメージに合わせたPIDを作成す
る(STEP2)。そして、PIDと出力する出力紙を
プリンターにセットしてプリンタ出力処理を行うと所定
の位置に所定のデータが印字された請求書を作成するこ
とができる(STEP3)。
【0004】ここでPID作成処理を説明する。図33
はトランザクションファイルに書き込まれている1レコ
ードを示す図である。図33に示すように3個のフィー
ルドで構成されているものとする。ここで、1レコード
は1枚の出力紙に印字されるデータで構成されるもので
ある。また、フィールドはデータが書き込まれる領域を
示すものであり、一つのフィールドには一つのデータが
書き込まれるものとする。そして、トランザクションフ
ァイルには図33に示す構成のレコードが出力処理件数
分だけ書き込まれている。なお、レコードを構成するフ
ィールドの順番は出力紙のフォームとは無関係に並べら
れていてもよい。
【0005】また、図34は出力紙に印字する場合の印
字位置等に関する仕様を示す図である。これらトランザ
クションデータは、所定のフォームの出力紙に図34に
示すように印字されるべきものとする。即ち、フィール
ド1に記録されているデータ「氏名」は第5行の第11
〜20桁に印字され、フィールド2に記録されているデ
ータ「住所」は第2行の第11〜40桁に印字され、フ
ィールド3に記録されているデータ「請求金額」は第5
行の第31〜35桁に印字されるべきものとする。な
お、図34においては出力紙部分は省略されている。ま
た、桁数は英数字等の1バイトデータが表現する場合の
値であり、従って日本語等の2バイトデータは1文字は
2桁で表現される。
【0006】このような場合、単にトランザクションデ
ータと出力紙をプリンターにセットしたのでは各データ
は印字されるべき正しい位置には印字されないことは明
らかであり、各データを出力紙の印字されるべき位置に
正しく印字するためには、トランザクションデータのレ
コードを図35に示すようなデータ形式に形式変更する
必要がある。この図35はPIDの一例である。図35
に示すデータ形式によれば、プリンターは、1レコード
を読込み、まず改頁して次の出力紙を取込み、第1行目
は改行、第2行目は最初の10桁を空白にし、11桁目
〜40桁目にフィールド2の内容「住所」を印刷して改
行し、続いて第3行目、第4行目を改行後、第5行目は
最初の10桁を空白にし、11〜20桁目にフィールド
1の内容「氏名」を印字し、続く10桁を空白にし、3
1〜35桁目にフィールド3の内容「請求金額」を印字
して改行する。図35中漢字INコードは、以下のデー
タは1文字2バイトのデータであることを示すコードで
あり、漢字OUTコードは1文字2バイトのデータの終
了を示すコードである。
【0007】このように図33に示すようなトランザク
ションデータを、例えば図34に示す出力仕様で、図3
5に示すような形式に形式変更して、プリンターが解読
でき各データが印字されるべき位置に印字できるように
するのがPID作成処理であり、この処理によりPID
が作成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいてはPID作成処理は、C言語、COBOL等のプ
ログラミング言語のプログラムを、出力物の印字フォー
マット及び使用するプリンター毎に仕様を考慮してその
都度作成しなければならず、このプログラム開発には非
常に手間とコストを要するものであった。また、これら
の作成したPID作成プログラムは従来各機種内で固有
にしか使用できないものであったため、処理件数が少な
い場合でも別機種での運用や、低位機種での運用は事実
上不可能であった。
【0009】また、出力データが長いものである場合
は、改行して出力を行い、体裁よく出力するために禁則
処理を行う場合が存在する。その場合、プログラム作成
上では出力データの1行当たりの桁数、行数、禁則文字
かどうかの判断を行い、出力位置や文字サイズの定義を
行う変換処理部分のプログラム作成を行う。しかしなが
ら、1つのデータに対して、例えば20文字ごとに改行
して出力する場合、元のデータに対して分割して出力座
標を指定する必要がある。従って通常のプログラムに対
して、この部分だけ新たに手をくわえる必要がある。更
に、受託処理において得意先から提示されるトランザク
ションデータは仕様どうりのデータ属性を持つコードが
格納されておらず不良データが存在する場合がある。そ
のようなトランザクションデータに対して前述のPID
変換処理を行うとPID中に不良データが存在するため
に、コード不良によるプリント出力エラーが生じる。そ
のためコード不良箇所を追求するのに手間を要するとと
もに、出力効率が低下する原因となっていた。
【0010】本発明は上記の課題を解決するものであっ
て、プログラムの作成という煩雑な作業を行うことな
く、しかも、容易に長い出力データに対して改行して出
力を行い、体裁よく出力する禁則改行処理を含む編集も
でき、誰でもが簡単に、出力紙に対して印字位置、印字
内容等が確実で誤りのないプリントイメージを作成でき
る方法及び装置の提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の本発明
によって達成される。即ち、 (請求項1)トランザクションデータの文字絵柄、印刷
位置を画面対話方式に指定する指定編集処理と、トラン
ザクションデータをその指定編集処理で得られた情報に
基づき出力紙に印字出力するプリンター用のプリントイ
メージデータに変換するプリントイメージデータ変換プ
ログラムを自動的に生成するプリントイメージデータ変
換プログラム自動生成処理を行うプログラム作成方法で
あって、前記指定編集処理が、トランザクションデータ
を禁則処理して改行する禁則改行処理を含むことを特徴
とするプログラム作成方法。 (請求項2)請求項1記載のプリントイメージデータ変
換プログラム自動生成処理により生成された前記プリン
トイメージデータ変換プログラムによって、前記トラン
ザクションデータをプリントイメージデータに変換する
プリントイメージデータ変換処理を含むことを特徴とす
るプリントイメージデータ作成方法。 (請求項3)トランザクションデータの文字絵柄、印刷
位置を画面対話方式に指定する指定編集処理と、トラン
ザクションデータをその指定編集処理で得られた情報に
基づき出力紙に印字出力するプリンター用のプリントイ
メージデータに変換するプリントイメージデータ変換処
理を含むプリントイメージデータ作成方法であって、前
記指定編集処理が、トランザクションデータを禁則処理
して改行する禁則改行処理を含むことを特徴とするのプ
リントイメージデータ作成方法。 (請求項4)トランザクションデータ、及び出力紙に出
力するその他の文字、マーク等の文字絵柄、印刷位置を
画面対話方式に指定される指定編集手段と、その指定編
集手段で得られた情報に基づき出力紙に印字出力するプ
リンター用のプリントイメージデータに変換するプリン
トイメージデータ変換プログラムを自動的に生成するプ
リントイメージデータ変換プログラム自動生成手段とを
有するプログラム作成装置であって、前記指定編集手段
が、トランザクションデータを禁則処理して改行する禁
則改行手段を含むことを特徴とするプログラム作成装
置。 (請求項5)請求項4記載のプログラム作成装置により
生成された前記プリントイメージデータ変換プログラム
によって、前記トランザクションデータをプリントイメ
ージデータに変換するプリントイメージデータ変換手段
を含むことを特徴とするプリントイメージデータ作成装
置。 (請求項6)トランザクションデータの文字絵柄、印刷
位置を画面対話方式に指定される指定編集手段と、トラ
ンザクションデータを前記指定編集手段で得られた情報
に基づき出力紙に印字出力するプリンター用のプリント
イメージデータに変換するプリントイメージデータ変換
手段からなるプリントイメージデータ作成装置であっ
て、前記指定編集手段が、トランザクションデータを禁
則処理して改行する禁則改行手段を含むことを特徴とす
る請求項5記載のプリントイメージデータ作成装置。
【0012】
【作用】画面対話方式で指定されたトランザクションデ
ータ、文字絵柄、及び、印刷位置に基づいて、トランザ
クションデータをプリントイメージデータに変換するた
め、異なるトランザクションデータごとに人手によりプ
ログラムを作成する必要がない。また、トランザクショ
ンデータをプリントイメージデータに変換するプログラ
ムを自動的に生成するため、チェックプログラムを自動
生成する装置と異なる装置で、時間のかかるデータの変
換をすることができる。さらに、禁則処理を含む改行処
理を行うため、1行あたりの桁数、行数を設定する等の
煩雑なコーディング作業を行うことなく、データ加工を
正確に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下好適な実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明のPIDの作成方法及び装置を実施
するためのシステム構成の一例を示す図である。図1に
おいて、1はマイクロプロセッサ等の演算処理ユニット
と周辺回路で構成された制御装置、即ちパーソナルコン
ピュータ、エンジニアリングワークステイション等の本
体、2はキーボード、マウス等の入力装置、3はカラー
CRTディスプレイ装置等の表示装置、4はフロッピー
ディスク記憶装置(FD装置と呼ぶ)、5は磁気テープ
記憶装置(MT装置と呼ぶ)、6はハードディスク等の
大容量のデータ記憶が可能な記憶装置、7はプリンタ
ー、8はネットワークであって、イーサーネット等のロ
ーカルエリアネットワーク(LANと呼ぶ)を使用する
ことができる。
【0014】図2はトランザクションデータのレコード
を例示する図であり、図3はプリントレイアウトを例示
する図であり、図4はPIDを例示する図である。次
に、図2のトランザクションデータから、図3のプリン
トレイアウトで、図4のPIDを作成する場合を一例と
して本発明のPID作成方法及び装置の概要を説明す
る。
【0015】図5は制御装置1が実行する処理の全体を
示すフロー図であり、電源投入後のメインプログラムの
立ち上げ処理が終了すると、制御装置1は表示装置3に
メインメニューを表示する(S1)。メインメニューと
しては「指定編集処理」、「業務処理」、「終了」の3
メニューである。ここに、指定編集処理メニューは、プ
リントアウト業務に関連する管理情報、トランザクショ
ンデータMTの仕様内容の入力、新規外字作成、プリン
トアウト位置等の、編集処理を行うメニューである。即
ち図2、図3に例示するデータの仕様等を入力してPI
D変換プログラムの自動生成に必要なデータファイルを
作成するためのメニューである。そして、業務処理メニ
ューはトランザクションデータのチェック及びコード変
換プログラムの自動生成を行い、指定編集処理メニュー
で定められた仕様に基づいて図4に例示するようなPI
Dの作成を、主として、行うメニューである。また終了
メニューはメインプログラムを終了させるためのメニュ
ーである。
【0016】上記メインメニューの表示された状態で、
指示ポイントをメニュー上に置いて、キーボードのキ
ー、マウス等のボタンを押すことによってメインメニュ
ーの一つを選択すると(S2)、選択されたサブプログ
ラムが立ち上がる(S3〜S5)。例として業務処理メ
ニューを選択すると(S2)業務処理が立ち上がり(S
4)、サブメニューが表示装置3に表示される。サブメ
ニューとしては、「PID形成」、「バックアップ/登
録」、「業務ID(identity)確認」の3メニ
ューである。
【0017】ここにPID形成メニューは前述したよう
に、指定編集処理メニューで作成したデータファイルに
基づきチェック及びコード変換プログラム、PID変換
プログラムを生成して、PIDを作成するメニューであ
る。またバックアップ/登録メニューは、本発明のPI
D作成方法及び装置で使用するか作成された各種データ
ファイルに対して、MT装置4を使用してMTに吸い上
げを行う時、または、MTに吸い上げられたデータをハ
ードディスク記憶装置6に取込むときに使用するメニュ
ーである。また業務ID確認メニューは該当するIDが
存在するか否かを確認する時に使用するメニューであ
る。これらのメニューの一つを選択すると(S7)その
メニューのサブプログラムが立ち上がり(S8〜S1
0)処理が行われる。次に、以上の本発明のPID編集
方法及び装置について詳細を「指定編集処理」、「PI
D形成」、「バックアップ/登録」の順に説明する。
【0018】(指定編集処理)図6は図5の指定編集処
理(S3)における指定編集処理過程を示すフロー図で
ある。まず、オペレータは業務IDを入力する(S2
1)。すると該当するIDが登録されているか否かがシ
ステムにより判定される(S22)。ここにシステムと
は図1に例示したシステムのハードウェア構成と、図5
に例示したシステムのソフトウェア構成と、図示しない
周辺の関連システムを含むものである。図6は該当する
IDが登録されていない場合の指定編集処理過程を示す
フロー図であり、IDの登録されている場合については
図7を用いて後述する。
【0019】図6において該当するIDが登録されてい
ない場合は、管理情報の入力が行われる(S23)。図
8は表示装置3に表示された管理情報の入力画面を示す
図である。図8において、「登録日」は受託処理業務に
おいて、PIDを作成した日である。「受注番号」はこ
の番号をもとに、帳票版下作成CADのプレ印刷データ
を画面表示させるためのものである。「業務ID」は、
システムのデータファイルを管理する番号である。「作
成者」はシステムでPIDを作成した人である。「プレ
印刷データ」は有の場合は、帳票版下作成CADのデー
タをもとに、Xウィンドウ上に罫線(文字)を描画さ
せ、無の場合はプレ印刷部の画面表示は行わず画面上に
はスペーシングチャートを表示する。ただし、有無のい
ずれの場合においても、帳票サイズ、及び1インチ当た
りのピッチ数は入力する。「プリンター機種」はシステ
ムにて作成するPIDに該当するプリンター機種を設定
する。また、作成者、登録者等に変更が生じた場合には
変更履歴が付加される。以上の管理情報のデータがオペ
レータによって図8の画面を見ながらキーボード、マウ
ス等から入力される。
【0020】図6において管理情報の入力(S23)を
終えると次にトランザクションデータMT仕様入力が行
われる(S24)。図9は表示装置3に表示されたトラ
ンザクションデータMT仕様の入力画面を示す図であ
る。図9において、「ラベル指定」はNL又はSLを選
択することによって行う。NLはノンラベルを意味し、
SLはスタンダードラベルを意味している。「ボリュウ
ム構成」はシングル又はマルチを選択する。シングルは
MTが一巻であることを意味し、マルチはMTが複数巻
であることを意味している。従ってマルチを選択した場
合は「巻数」を入力する。
【0021】「1バイトコード」はASCII、EBC
DIC、無のいずれかを選択する。ASCII、EBC
DICは1バイトで特定される文字のコードがそれぞれ
ASCIIコード、EBCDICコードであることを意
味している。無は1バイトコードが無いことを意味して
いる。「2バイトコード」はJEF、IBM、JIPS
−E、JIPS−J、シフトJIS(シフトJapan Indu
storial Standard)、無のいずれかを選択する。これら
は2バイトで特定される文字のコードがそれぞれのコー
ドであることを意味している。「外字コード」は外字コ
ードの有無によって有又は無を選択する。そして外字コ
ードが有る場合は、外字コード対応表をエディタによっ
て作成する。図10は表示装置3に表示されたエディタ
の入力画面である。以上のトランザクションデータMT
仕様のデータがオペレータによって図9、図10の画面
を見ながらキーボード、マウス等から入力される。
【0022】図6においてトランザクションデータMT
仕様入力(S24)を終えると次に外字フォントの有無
が判定され(S25)、外字フォントが有る場合は外字
フォント新規作成(S26)を行ってからレコードフィ
ールドのデータ仕様入力(S27)に進み、外字フォン
トが無い場合は直接S27に進む。図11はディスプレ
イ3に表示された外字フォント新規作成(S26)の入
力画面を示す図である。図11において、大きな枠内の
塗りつぶされた部分は外字フォントの形状を表してお
り、形状は図11の画面を見ながらキーボード、マウス
等から入力できる。また、現存するフォントデータ、帳
票版下作成CADの外字データ等から、所望の外字フォ
ントを検索使用したり、それをもとに修正して所望の外
字フォントとすることができる。
【0023】図6において外字フォント新規作成(S2
6)を終えると次に図2に例示したレコードフィールド
のデータ仕様入力が行われる(S27)。図12は表示
装置3に表示されたレコードフィールドのデータ仕様の
入力画面を示す図である。図12において「カラム位置
始点」は各フィールドの開始位置がレコードの何バイト
目であるかを示す数値データであって、「属性」はデー
タの属性のことであって、日本語(漢字ひらがな)、A
NK(英数カタカナ)、図12の四角で囲んだPの所に
入れるパック・アンパック型(数字)、サイン付(数字
の場合のプラスマイナス)等でありいずれかを選択す
る。図12において9はフィールドデータが数字である
ことを示し、Nは日本語文字(2バイト文字)、Xはア
ルファベットと数字から構成されていることを示してい
る。「桁数」は数字、アルファベット、日本語文字がフ
ィールドにいくつ有るかを示している。「フィールド
名」はフィールドの名前であり、チェックプログラム、
PIT変換プログラムの変数名に代用できる。また、図
12には図示されていないが各フィールドについて解説
する「コメント」を付け加えることができる。このコメ
ントは生成されるプログラムを他に利用する場合等のデ
バッグ、メンテナンスをやり易くする。
【0024】以上のレコードフィールド仕様のデータが
オペレータによって図12の画面を見ながらキーボー
ド、マウス等から入力される。入力が終了したところ
で、図12の「保存」が選択されると、入力されたレコ
ードフィールド仕様のデータがトランザクションデータ
MT仕様ファイルに保存される。
【0025】図6においてレコードフィールドのデータ
仕様入力(S27)を終えると次にスペーシングチャー
トの表示が行われる(S28)。図13は表示装置3に
表示されたスペーシングチャートの表示画面を示す図で
ある。図13において帳票版下作成CADのデータがあ
る場合は、そのデータ中のチャート区分に従って所定の
スペーシングチャートの画面表示を行う。帳票版下作成
CADのデータが無い場合は、デフォルトとして与えら
れた所定のスペーシングチャートの画面表示を行う。デ
フォルトが適切でないと判断された場合には変更が行わ
れる。帳票版下作成CADのデータがある場合、所定の
スペーシングチャートの画面表示を行った後、帳票版下
作成CADで作成された罫線枠を表示する。図14は表
示装置3に表示された罫線枠の表示画面を示す図であ
る。更に帳票版下作成CADで作成されたプレ印刷部文
字の表示を行うか否かの判定を入力する。Yを入力する
と文字を表示する、Nを入力すると文字は表示しない。
【0026】図6においてスペーシングチャートの表示
(S28)を終えると次にプリントアウト仕様の入力が
行われる(S29)。図15は表示装置3に表示された
プリントアウト仕様の入力画面を示す図である。図15
において、左上には前述のスペーシングチャート、罫線
枠、プレ印刷部文字が表示されている。また中央には、
フィールドレイアウトが表示されている。そして、右辺
と下辺には、このプリントアウト仕様の入力画面におい
て行われる操作のメニューが複数表示されている。
【0027】上記メニューについて説明する。「文字」
はマウスの指示ポイントをこの上に置いてマウスのボタ
ンを押すこと(ヒット又は選択と呼ぶ)によって、フィ
ールドレイアウトが表示画面のウィンドウに表示されて
いない時には表示され、表示されている時には消去され
る。「貼込」はプリントアウト仕様に基づいて、フィー
ルド番号をヒットして指定文字列を選択し、座標位置決
定、編集処理後、これをヒットすることによって貼込位
置を決定する。「ポイント数変更」は貼込文字の大きさ
を変更する場合に仕様するメニューである。1バイト文
字の場合デフォルトは10cpi(character per inc
h)、2バイト文字の場合デフォルトは9ポ(ポイン
ト)で設定されており、それ以外のポイント数で貼り込
む場合には、これをヒットして、所定の文字サイズを選
択する。
【0028】「ハイフン編集」は郵便番号、シーケンス
番号出力時に“−”を付加する必要がある場合、このメ
ニューをヒットする。例えば9999−99、X−99
99999等である。「△様」は例えば氏名と様、氏名
と殿、名称と御中等の間にスペースを“ ”を付加する
場合、このメニューをヒットする。「1B→2B」は1
バイトコードで設定されている文字を2バイトコードに
変換して出力する場合、このメニューをヒットする。
「演算」は利用金額の合計etcの演算を行う場合、こ
のメニューをヒットし、演算式、桁数を指定する。「左
ぞろえ」は住所、メッセージ文を改行させたい場合、こ
のメニューを選択し、1行当たりの文字数を設定する。
「フラグ判定」はトランザクションデータ内にフラグが
含まれており、フラグ値によって判定し、同一位置に異
なる内容を出力したい場合にこのメニューをヒットす
る。フラグ値と、フィールド番号またはメッセージ文の
対応表を作成する。
【0029】「固定文字列」はトランザクションデータ
内にデータは無いが、固定情報として印字出力する場
合、このメニューを選択し、必要な文字列を登録する。
例えば〒、様、メッセージ文等である。「終了」はプリ
ントプリントアウト仕様の入力が終了した場合、その内
容に関する情報を保存する。「ピック」は一度決定した
文字列に関し、変更を行いたい時にこのメニューを選択
し修正を行う。「カーソル指定」は貼込位置を座標値で
入力したい場合、このメニューを選択する。「行間変
更」は表示しているスペーシングチャートの1インチ当
たりのピッチ数(行間)を変更したい場合このメニュー
を選択する。「拡大」は各ウィンドウの画面表示を拡大
する場合、このメニューを選択しエリアを指定する。
「標準」は各ウィンドウの画面表示を拡大表示から標準
表示状態に戻したい場合、このメニューを選択する。
「クリア」はピックで指定された文字列をクリア(全く
消去される)したい場合このメニューを選択する。
【0030】「面付け」は1つの帳票に対して、プリン
トアウト仕様を入力し終わった時点で、多面付け処理
(コピー&ペースト)を行う場合、このメニューを選択
する。コピーエリアを指定後、読取レコード位置情報を
決定するために順番を指定する。「暗号化」は貼込位置
を決定した文字列に対し、暗号処理をかけたい場合、こ
のメニューをヒットする。「シーケンスNo.」はシー
ケンス番号パターンを選択し、貼込を行う。次にEXI
T?(S30)においてnoが選択されると業務ID入
力(S21)に戻る。またyesを選択すると図5のメ
インプログラムのメインメニュー表示(S1)に戻る。
【0031】図7は図6の業務IDが登録されているか
否かの判定(S22)において該当する業務IDが存在
する場合の処理過程を示すフロー図である。この場合は
指定編集処理は一応済んでいるはずであるから、その仕
様の修正あるいは未入力箇所の指定編集処理が主たる目
的である。図7と図6はこの点において異なっており、
作業無しの項目はスキップしてとばすことや、必要な作
業項目は直接的に選択でき、直ちにその作業が行える。
図7において業務ID入力(S21)と業務IDの有無
判定(S21)は図6と変わりないが判定結果は該当す
る業務IDがシステムに存在する。従って、仕様内容修
正メニューが表示装置3に表示される(S31)。この
メニューは「管理情報」、「トランザクションデータM
T仕様」、「外字フォント新規作成」、「レコードフィ
ールド仕様」、「プリントアウト仕様」の5つである。
【0032】仕様内容修正メニューが表示装置3に表示
された状態で「管理情報」が選択されると(S32)、
図6における管理情報入力(S23)から作業を始める
ことができる(S33)。「トランザクションデータM
T仕様」が選択されると(S32)、図6におけるトラ
ンザクションデータMT仕様入力(S24)から作業を
始めることができる(S34)。「外字フォント新規作
成」が選択されると(S32)、図6における外字フォ
ント新規作成(S26)から作業を始めることができる
(S35)。「レコードフィールド仕様」が選択される
と(S32)、図6におけるレコードフィールド仕様の
データ仕様入力(S27)から作業を始めることができ
る(S36)。「プリントアウト仕様」が選択されると
(S32)、図6におけるプリントアウト仕様入力(S
29)から作業を始めることができる(S37)。次に
EXIT?(S38)においてnoが選択されると業務
ID入力(S21)に戻る。またyesを選択すると図
5のメインプログラムのメインメニュー表示(S1)に
戻る。以上で図7、図6による指定編集処理の説明を終
える。次に、PID形成について説明する。
【0033】(PID形成)図16は図5の業務処理
(S4)のサブメニューであるPID形成(S8)にお
ける変換処理方法を示すフロー図である。まず、オペレ
ータは業務IDを入力する(S41)。するとそのID
に該当する管理ファイル、トランザクションデータMT
仕様ファイル、レコードフィールド仕様ファイル、固定
情報ファイル、プリントアウト仕様ファイル等が存在す
るか否かがシステムにより判定される(S42)。ここ
に、管理ファイルは図6の管理情報入力(S23)で作
成され、トランザクションデータMT仕様ファイルは図
6のトランザクションデータMT仕様入力(S24)で
作成され、レコードフィールド仕様ファイルは図6のレ
コードフィールドのデータ仕様入力(S27)で作成さ
れ、固定情報ファイル及びプリントアウト仕様ファイル
は図6のプリントアウト仕様入力(S29)で作成され
るファイルである。
【0034】例えば、図18はレコードレイアウトが図
2の場合のレコードフィールド仕様ファイルの例であ
る。図18において、.start.:headerから.end.:header
までの間のnumberに全フィールド数を記録し、それ以下
の.start.:bodyから.end.:bodyの間にそれぞれ入力した
情報が記録される。label はフィールド名であり、プロ
グラムを生成する上での変数名に相当する。comment は
フィールドに対する単なるコメントであり、訂正時にフ
ィールドの内容が明確になりやすいように入力項目を設
けている。kindはフィールドデータに関する属性を示し
ており、この属性項目によってフィールド内のデータコ
ードが正確であるかどうかの判断基準となる。start は
各レコードにおけるフィールドの先頭開始位置のバイト
数を記録し、チェック時のチェック開始バイト数と一致
する。lengthは各フィールドのデータ長を示すものであ
る。これもstart と同様にチェック時のチェックを行う
データ長と一致している。
【0035】また図19は固定情報ファイルの例であっ
て、図6のプリントアウト仕様入力(S30)でメニュ
ー「固定文字」を選択実行した場合に生成されるファイ
ルである。図19の固定情報ファイルは、.start.:head
erから.end.:headerまでの間のnumberに全フィールド数
を記録し、それ以下の.start.:bodyから.end.:bodyの間
にそれぞれ入力した情報が記録される。constantは、固
定情報として設定する文字列を示す。ここで設定される
文字コードはプリンターで対応している文字コードにて
記録を行う。従って、制御装置1で用いている文字コー
ドとプリンターで対応している文字コードが異なる場合
はコード変換を行う。kindは、constantで設定された文
字列の属性を示し、label はプログラムを生成する上で
の変数名となる。kindとlabel はconstantで設定された
内容から自動的に生成されるため、メニュー的にANK
と日本語の2つに分けて処理を行っても良いし、consta
ntで設定されている文字コードから判断して生成しても
よい。label については変数名を一意にしなければなら
ないため、 constant で登録された件数をシーケンシャ
ルな番号と組み合わせて生成する。
【0036】また図20はプリントアウト仕様が図3の
場合のプリントアウト仕様ファイルの例である。図20
において、.start.:headerから.end.:headerまでの間の
numberに全レイアウト数を記録し、それ以下の.start.:
bodyから.end.:bodyの間にそれぞれ入力した情報が記録
される。unitは出力位置を設定する座標系の単位を表し
ており、天地左右方向に関して、カラム、インチ、ドッ
トの単位系を有している。x 、y はunitの単位に基づい
た数値を記録する。lengthは、出力時の文字列長を桁数
で記録する。kindは、出力を行うのに必要な元データの
存在場所を示しているものであり、PID生成時にはこ
の値による識別で、元データがトランザクションデータ
ファイルか、固定情報ファイルか、その他ファイルであ
るか、どこからデータを読込むかが判る。label はプリ
ントアウト設計時に選択したデータに対するlabel であ
り、これは先に指定したレコードフィールド仕様ファイ
ル、及び固定情報ファイルにて決定されたlabel と同じ
内容である。sizeは出力時に設定した文字サイズを示
す。改行編集が指定された場合、fill_in、fill_in_
lineという識別子が付加される。fill_inは改行編集が
存在するか否かの識別子であり、存在する場合は1を記
録する。存在しない場合は特に記録する必要はない、こ
れはシステムのデフォルト値を用意しているためであ
る。fill_in_lineは改行する行数を記録している。
【0037】ここでファイルの説明を終え、再び図16
のS41に戻り、PID形成について説明を続ける。こ
れらのファイルが存在しない場合はエラーメッセージが
表示装置3に画面表示される。エラーメッセージとして
は存在しないファイル名等である。エラーメッセージ画
面には、更にPID形成を続行するか否かを選択する表
示が示され、続行を選択すると、EXIT?(S54)
においてnoが選択されたこととなり業務ID入力(S
41)に戻る。また否を選択するとEXIT?(S5
4)においてyesが選択されたこととなり図5のメイ
ンプログラムのメインメニュー表示(S1)に戻る。
【0038】これらのファイルが存在する場合はトラン
ザクションデータを読込む(S44)。これは、トラン
ザクションデータMT仕様ファイル中の「ラベル」、
「ボリューム」、「レコード長」、「記録密度」、及び
「ブロック長」項目を参照して、読込みを行う。マルチ
ボリュームの場合は、ファイルを1つに連結し、チェッ
ク及びコード変換処理のワークファイルを作成する。ま
た、PID作成を行う装置名、及び出力を行うプリンタ
名を選択入力する。この選択によって以下の処理内容が
異なる。
【0039】次にチェック及びコード変換プログラムを
自動生成する(S45)。この自動生成はトランザクシ
ョンデータMT仕様ファイル、レコードフィールド仕様
ファイルから、コードジェネレータを使用してプログラ
ムコードを生成することによって行われる。この時生成
されるプログラムは例えばC言語、COBOL等のソー
スプログラムであって、プログラムを実行する場合に、
処理装置に応じてコンパイル、リンクして実行モジュー
ルを作成することができ、装置を選ばない。トランザク
ションデータのデータコードがコード変換は不要なコー
ドである場合、チェックプログラムのみを自動生成す
る。チェック及び変換プログラムが生成された後、先に
選択したPID作成装置名からこの制御装置1で行う
か、または、他の機種を用いてPID作成を行うか判断
を行う。他機種で出力を行う場合は、ネットワークにて
チェック及び変換プログラムを転送するか、もしくは、
FD装置、MT装置等の記録装置に出力を行うことが可
能である。また、このチェック及びコード変換プログラ
ムの自動生成(S45)は、チェック又はコードの変換
を他機種で行う場合など、必要に応じてプログラムの自
動生成を行えばよく、プログラムを自動生成しない場合
は、後述する処理(チェック処理)によりチェックする
ことができる。
【0040】次にチェック及びコード変換処理を行う
(S46)。S44で取込んだトランザクションデータ
ファイルをワークファイルとし、S45で自動生成した
プログラムを起動させて、上記処理(S46)を行う。
チェックにおいてエラーが有るか否かの判定がなされ
(S47)、エラーがある場合はコードエラーファイル
が作成される(S48)。このコードエラーファイルの
中身を検証し、トランザクションデータの修正が行われ
(S49)、再度トランザクションデータの読込み(S
44)に戻ってやり直される。チェックにおいてエラー
が有るか否かの判定がなされ(S47)、エラーがない
場合はコード変換済のマスターデータファイルが作成さ
れる(S50)。出力するPIDの1ページ当たりの印
字データの総バイト数をプリントアウト仕様ファイルか
ら算出し、PIDデータ格納時にハードディスク記憶装
置6がオーバーフローを起こさないようにコード変換済
のマスターデータファイルを分割する。PID変換時に
は分割マスターデータファイルを使用する。
【0041】次にPID変換プログラムを自動生成する
(S52)。この自動生成は、トランザクションデーM
T仕様ファイル、レコードフィールド仕様ファイル、プ
リントアウト仕様ファイル、プリント情報データ、外字
フォントデータから、コードジェネレータを使用してプ
ログラムコードを生成することによって行われる。この
時生成されるプログラムは例えばC言語、COBOL等
のソースプログラムであって、プログラムを実行する場
合に、処理装置に応じてコンパイルすることができ、装
置を選ばない。また、出力するPIDの文字コードは、
例えばEBCDIC、JEFコード等で統一化されてい
る。PID変換プログラムを自動生成した後、先に選択
したPID作成装置名からこの制御装置1でPID変換
処理を行うのか、又は、他の機種を用いて行うのかの判
断を行う。他機種で出力を行う場合は、ネットワークに
てPID変換プログラムを転送するか、もしくは、FD
装置、MT装置等の記録装置に出力を行うことが可能で
ある。また、このPID変換プログラムの自動生成(S
52)は、PIDへの変換を他機種で行う場合など、必
要に応じてプログラムの自動生成を行えばよく、プログ
ラムを自動生成しない場合は、後述する処理(PID変
換処理)により変換することができる。
【0042】次にS52で自動生成されたPID変換プ
ログラムを起動し、PIDを作成する(S53)。この
制御装置1にて、PID変換処理を行う場合は、先に生
成されたPID変換プログラムを自動的にコンパイル、
リンクして実行モジュールを作成後、実行すれば出力プ
リンター装置に合わせたPIDを作成することができ
る。出力されるMTは、各巻毎にページ連番範囲をメセ
ージで表示する。次にEXIT?(S54)においてn
oが選択されると業務ID入力(S41)に戻る。また
yesを選択すると図5のメインプログラムのメインメ
ニュー表示(S1)に戻る。以上でPID形成の説明を
終える。次にバックアップ/登録の説明を行う。
【0043】(バックアップ/登録)図17は図5の業
務処理(S4)のサブメニューであるバックアップ/登
録(S9)における処理過程を示すフロー図である。図
17においてバックアップ及び登録のメニューが表示さ
れ(S61)何れかが選択される(S62)。このシス
テムで生成されたデータファイルを保存する場合にはバ
ックアップを、またこのシステムでバックアップしたデ
ータファイルを再び利用したい時には登録を選択する。
バックアップが選択されると(S63)図5のメインプ
ログラム処理によって現在保存されている業務ID及び
データファイル名が表示される(S64)。業務IDを
選択するとMTにデータファイルが保存され(S6
5)、更にどのデータがどのMTに保存されているかの
情報がMT保存状況ファイルに保存される(S66)。
次にEXIT?(S67)においてnoが選択されると
メニュー表示(S61)に戻る。またyesを選択する
と図5のメインプログラムのメインメニュー表示(S
1)に戻る。
【0044】また、登録が選択されると(S68)、登
録したい業務IDを入力する(S69)。MT保存状況
ファイルが検索され(S70)、入力された業務IDに
関するデータファイルはどのMTに格納されているかが
表示される(S71)。該当するMTを磁気テープ装置
にセットし(S72)、そのデータファイルをシステム
側に登録する(S73)。次にEXIT?(S67)に
おいてnoが選択されるとメニュー表示(S61)に戻
る。またyesを選択すると図5のメインプログラムの
メインメニュー表示(S1)に戻る。以上でバックアッ
プ/登録の説明を終える。次に本発明の特徴部分である
「チェック処理」、「チェックプログラム生成」、「P
ID変換処理」、「PID変換プログラム生成」、及び
「禁則改行処理」について更に詳細な説明を、この順に
説明する。
【0045】(チェック処理)図21はトランザクショ
ンデータのチェック処理について説明するためのフロー
図である。図21において、まず入力データであるトラ
ンザクションデータのコード名(JIS、ASCII、
JEF、IBM等)を1バイト系、2バイト系とも読込
む(S81)。次に、トランザクションデータ内に設定
されている外字コード値を読込む。外字コードについて
は別のファイルに登録されている等で正規のコードエリ
ア外に存在していても正常に読込むため、上記コードと
は別処理とする(S82)。そして、先に入力したトラ
ンザクションデータの1レコード分のレコードレイアウ
トをレコードフィールド仕様ファイルから読込む。チェ
ックプログラムの生成を行わない場合は、フィールド
名、及びコメント内容は読込む必要はない(フィールド
数分繰返し)。この時に、トランザクションデータのト
ータル処理件数とレコード長を読込む(S83)。
【0046】レコードレイアウト読込み後、各フィール
ドのデータの型に基づいて判別処理を行う(S84)。
X項目とは1バイト系の文字全体を指し、9項目とは数
値データを表し、N項目とは2バイト系の日本語文字全
体を指す。次に、チェック(S85)を行うが、X項目
を例として処理過程を説明する。先に読込んだ各フィー
ルドの先頭位置から桁数分のトランザクションデータを
読込み(S86)、入力コード名からX項目のコード表
の正規範囲内に存在しているか否かが判定される(S8
7)。この際、読込んだ外字のコード値はチェック対象
とは見なさない。入力コードがコード表の正規範囲内と
判断された場合は、次のコード値ついて処理を行い、桁
数分繰り返す。入力コードがコード表の正規範囲内と判
断された場合は、エラー内容を記録する(S88)。例
えば、入力したトランザクションデータがASCIIコ
ードで00(H)の場合、文字は定義されていないため
エラーと判断する。この時、エラーが生じているトラン
ザクションデータ中のバイト位置、コード値00(H)
をエラーファイル内に記録する。その他のデータ項目に
ついても同様にチェック処理を行う。
【0047】(チェックプログラム自動生成)図22は
トランザクションデータのチェックプログラム自動生成
について説明するためのフロー図である。図22におい
て、まずトランザクションデータのコード名を読込み、
チェックライブラリを取込む為の判断材料とする。ま
た、トランザクションデータのトータル処理件数とレコ
ード長を読込む(S91)。次に、トランザクションデ
ータに設定されている外字コード値を読込む(S9
2)。次に、1番目のフィールドに関するレコードレイ
アウト情報を読込む。この場合は、プログラムを生成す
るためのフィールド名(変数名)の読込みは必ず行う。
コメント(デバック、メンテナンス等に利用)について
は、ソースプログラムの見栄えに関係するため読込んで
もよいし、必要なければ読込まなくてもよい(S93、
S94)。そして、読込んだフィールド名、先頭位置、
桁数に従って、1番目のフィールドデータを読込むプロ
グラムを作成する(S95)。その後データの属性、入
力コード名を判断し、あらかじめチェック範囲を記述し
ているそれぞれのライブラリ名をプログラム記述する
(S96)。これらをフィールド数分繰り返し処理し、
メイン関数部分を作成する(S93)。最後に、チェッ
クライブラリに対して、外字コード値を利用してこの値
をチェック外とするプログラム制御文を作成する。
【0048】(PID変換処理)図23はPID変換処
理過程を示すフロー図である。図23において、まず、
出力プリンターの名前を読込み、PIDの出力フォーマ
ットをどのように変換するかを決定する(S101)。
次にプリントレイアウト仕様ファイルの1番目のフィー
ルドに関して設定されているパラメータを読込む。ここ
で読込むパラメータとしては、出力開始座標の単位、天
地左右方向の座標値、出力桁数、文字サイズ、入力デー
タ(トランザクションデータ、固定文字列データ等)の
存在ファイル識別子、入力データのフィールド名等が存
在する(S102、S103)。出力プリンターの名前
から、ラインプリンターの場合は出力開始位置座標から
行に関する制御コードを設定する。もしラインプリンタ
ーではなく全点アドレス指定ができるプリンターである
場合は行制御コードの設定を行う必要はない(S10
4、S105)。
【0049】次に、文字サイズに関して設定を行う(S
106)。そして、レコードフィールド仕様ファイルの
入力データに関する識別子から、入力データがトランザ
クションデータであるか、固定文字列データであるか判
別する(S107)。判別後、レコードフィールド仕様
ファイルのフィールド名を利用して、入力データの読込
みを行う。この際、レコードフィールド仕様ファイル、
もしくは 固定文字列データの属性を読込み(S10
8)、その属性を利用して、入力データがX、9項目で
あるかN項目であるかの判別を行う(S109)。この
判別によって、PIDに変換する時に、ANK読込みの
場合はシフトコードをデータに付加せず(S110)、
日本語読込み(S111)の場合はシフトコードをデー
タに付加する(S112)。プリントレイアウトファイ
ル中のパラメータとして、fill_in識別子が存在するか
判別する(禁則改行処理)。存在すれば、fill_in_li
neで設定されている行数と、lengthで設定されている桁
数に出力データを分割する。この時、各文字が禁則文字
に指定されている文字かどうかを判別し、データの分割
を行う。そして、分割した出力データを順次プリントイ
メージデータファイルに書込む。以上の処理をプリント
レイアウト仕様ファイル中の各フィールドについて処理
を行い(S102、S114)、随時PIDとして出力
を行う(S113)。
【0050】(PID変換プログラム自動生成)図24
はPID変換プログラム自動生成過程を示すフロー図で
ある。図24において、まず、プリントレイアウト仕様
ファイル中に定義されている入力データ(トランザクシ
ョンデータ、固定文字列データ等)のフィールド名(変
数名)及び、入力データのファイル存在識別子を読込
み、PID変換プログラムにおける入力データの変数
名、データ読込み部の生成を行う(S121、S12
2、S123)。プリントレイアウト仕様ファイル中の
i番目のパラメータ(座標単位、出力開始座標値、入力
データのフィールド名、入力データのファイル存在識別
子、出力桁数、文字サイズ)を読込む(S124、S1
25)。ラインプリンターであれば、天地方向の座標値
より行制御コードを生成する必要があるので、行制御ラ
イブラリを組込む(S126、S127)。
【0051】次に、出力文字サイズに関して制御を行う
データを生成するために、文字サイズから文字サイズコ
ードへ変換を行うライブラリを組込む(S128)。入
力データのファイル存在識別子、入力データの属性を判
定して(S129)、入力データを設定するライブラリ
を組込む(S130)。この時、出力するデータの属性
が日本語の場合は、シフトコードを付加するライブラリ
も同時に組込む(S131)。最後に上記処理で生成さ
れるPIDを出力する部分を作成する。また、先に読込
んだプリントアウト仕様ファイル中のi番目のパラメー
タにfill_in識別子が存在すれば、fill_in_lineに設
定されている行数とlengthで設定されている桁数を読
み、かつ、各識別子が禁則文字であるかを判別しながら
出力データを分割して、順次プリントイメージデータフ
ァイルに読み込むライブラリを組込む。この一連の処理
をプリントレイアウト仕様ファイル中各フィールドに対
して行い、全体のプログラムを作成する(S132)。
【0052】(禁則改行処理)図5のメインプログラム
の指定編集処理(S3)における、図6の指定編集処理
のプリントアウト仕様入力(S29)における、表示装
置3に表示された図16のプリントアウト仕様入力画面
表示における「左ぞろえ」は、この「禁則改行処理」の
1実施形態である。図25は禁則改行処理によるデータ
の変換を示す図である。図25において(A)はトラン
ザクションデータである。このトランザクションデータ
には長い文字列のメッセージが含まれている。この例で
は「AAA・・・・・・」、「BBB・・・・・・」が
メッセージ領域40byteに書き込まれている。
(B)は出力紙に印字された状態を示している。出力紙
の一行にメッセージの全てを書き込むことができないの
でメッセージは途中で改行して表示されている。禁則改
行処理は、このようにトランザクションデータでは一連
のデータであるものを出力紙には改行を行って印字する
場合のデータの処理方法である。
【0053】図26は禁則改行処理によるデータの処理
方法を示す図である。図26において(A)は文字列の
データ領域を示しており、この例ではデータ領域は10
桁×2行で構成されている。その中、各行の最後の桁は
禁則処理領域であって、通常は、禁則領域以外の9桁の
領域で文字を当てはめていく。行頭に行頭禁則文字がく
ると禁則処理領域に文字を移動させる、行末に行末禁則
文字がくると次の行の先頭に文字を移動させる。(B)
はトランザクションデータに記録されている区切りの無
い一連の49文字の文字列である。(C)は21桁3行
のデータ領域に上記(B)の文字列を当てはめた状態を
示している。各行20文字が当てはめられ、21文字目
は禁則領域であるが、この場合は当てはめられる文字が
無い場合を示している。
【0054】図27は禁則文字の例であって、(A)は
行頭禁則文字の例である。ここに示すよう
に「、」、「。」、「,」、「.」、「?」、「!」、
「)」、「〕」等が行頭禁則文字であって、これらの文
字が行頭にくると禁則処理領域に文字を移動させる。ま
た(B)は行末禁則文字の例である。個々に示すように
「(」、「〔」、「『」等が行末禁則文字であって、こ
れらの文字が行末にくると次の行の先頭に文字を移動さ
せる。
【0055】図28は、図15のプリントアウト仕様入
力画面表示においてプレ印刷部分が画面表示された状態
を示している。更に、図29は、トランザクションデー
タを選択して出力位置を指定し画面表示に加えた状態を
示している。この状態において、改行処理を行いたい文
字列を選択し、次に図30のようにメニューの中から左
ぞろえ改行編集メニュー「左ぞろえ改行」を選択する。
この時の文字数設定に関し、例えば40文字のメッセー
ジデータ(固定文字入力で設定を行う。図19のような
ファイル構造のファイルが得られる。)に対し、1行2
0文字と設定した場合は、2行になり、データファイル
作成時には、図20のようなファイル構造のファイルが
得られる。図20における、fill_in、fill_in_line
が改行編集部分である。このようにして、1ページ当た
りのレイアウトを決定し、プリントアウトに関する仕様
をすべて入力指示した後に、終了し、図31に表として
判りやすく示すようなプリントアウト情報に伴うデータ
を、図20のプリントアウト仕様ファイルに保存する。
【0056】そして、PIDを作成する際、このシステ
ムで作成する場合は、このデータファイルからPID変
換用のソースプログラムをシステムが自動生成し、自動
コンパイル、リンク後、実行モジュールを起動させる
と、セットされたMTにPIDを記録する。他のシステ
ムで作成する場合は、ソースプログラムをそのシステム
でコンパイル、リンク後、実行モジュールを起動すれば
セットされたMTにPIDを記録する。プログラム生成
時は、図20に示すような、fill_in、fill_in_line
の内容に基づき、トランザクションデータを読み込む。
座標位置は改行時は元座標から1段下になるから、出力
位置はPIT変換プログラム中で決定される。
【0057】以上本発明について実施例を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施例にのみ拘束されるものではな
く、本発明の技術思想の範囲において様々な態様で応用
実施することができ、それらも本発明に含まれることは
説明するまでも無いことである。例えば、本発明の禁則
改行処理は、実施例で説明したシステム以外においても
広範に適用できるものであることは明らかである。ま
た、本発明のトランザクションデータのチェックプログ
ラム自動生成処理とチェック処理は実施例で説明したプ
リントイメージデータ形成過程に限らず、如何なるプリ
ントイメージデータ形成過程においても適用できる。ま
た、本発明のPID変換プログラム自動生成処理とPI
D変換処理は、トランザクションデータのチェック処理
の有無に依らず実施できる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明によれば、
画面対話方式で指定されたトランザクションデータ、文
字絵柄、及び、印刷位置に基づいて、トランザクション
データをプリントイメージデータに変換するため、異な
るトランザクションデータごとに人手によりプログラム
を作成する必要がないので、システムエンジニアに頼ら
ず、オペレータだけでトランザクションデータをプリン
トイメージデータに変換することができる。また、トラ
ンザクションデータをプリントイメージデータに変換す
るプログラムを自動的に生成する場合、チェックプログ
ラムを自動生成する装置と異なる装置で、時間のかかる
データの変換をすることができるので、効率のよい変換
処理を行うことができる。さらに、後置文字付加処理を
含むため、1行あたりの桁数、行数を設定する等の煩雑
なコーディング作業を行うことなく、長い出力データに
対して、禁則処理に基づく改行処理を行って出力できる
ので、体裁のよい編集を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリントイメージデータ作成方法及び
装置を実施するためのシステム構成の一例を示す図であ
る。
【図2】トランザクションデータのレコードを例示する
図である。
【図3】プリントレイアウトを例示する図である。
【図4】PIDを例示する図である。
【図5】制御装置1が実行する処理の全体を示すメイン
プログラムのフロー図である。
【図6】図5の指定編集処理(S3)におけるIDが登
録されていない場合の指定編集処理方法を示すフロー図
である。
【図7】図5の指定編集処理(S3)におけるIDが登
録されている場合の指定編集処理方法を示すフロー図で
ある。
【図8】表示装置3に表示された管理情報の入力画面を
示す図である。
【図9】表示装置3に表示されたトランザクションデー
タMT仕様の入力画面を示す図である。
【図10】表示装置3に表示されたエディタの入力画面
である。
【図11】ディスプレイ3に表示された外字フォント新
規作成(S26)の入力画面を示す図である。
【図12】表示装置3に表示されたレコードフィールド
のデータ仕様の入力画面を示す図である。
【図13】表示装置3に表示されたスペーシングチャー
トの表示画面を示す図である。
【図14】表示装置3に表示された罫線枠の表示画面を
示す図である。
【図15】表示装置3に表示されたプリントアウト仕様
の入力画面を示す図である。
【図16】図5の業務処理(S4)のサブメニューであ
るPID形成(S8)におけるPID形成処理方法を示
すフロー図である。
【図17】図5の業務処理(S4)のサブメニューであ
るバックアップ/登録(S9)における処理方法を示す
フロー図である。
【図18】レコードレイアウトが図2の場合のレコード
フィールド仕様ファイルの例である。
【図19】固定情報ファイルの例であって、図6のプリ
ントアウト仕様入力(S30)でメニュー「固定文字」
を選択実行した場合に生成されるファイルである。
【図20】プリントアウト仕様が図3の場合のプリント
アウト仕様ファイルの例である。
【図21】トランザクションデータのチェック処理の内
容を説明するためのフロー図である。
【図22】トランザクションデータのチェックプログラ
ム自動生成過程を示すフロー図である。
【図23】PID変換処理過程を示すフロー図である。
【図24】PID変換プログラム自動生成過程を示すフ
ロー図である。
【図25】禁則改行処理によるデータの変換を示す図で
ある。
【図26】禁則改行処理によるデータの処理方法を示す
図である。
【図27】禁則文字の例である。
【図28】図16のプリントアウト仕様入力画面表示に
おいてプレ印刷部分が画面表示された状態を示してい
る。
【図29】トランザクションデータを選択して出力位置
を指定し画面表示に加えた状態を示している。
【図30】メニューの中から左ぞろえ改行編集メニュー
「左ぞろえ改行」を選択した図である。
【図31】プリントアウト情報に伴い保存されるデータ
ファイルを表として判りやすく示す図である。
【図32】請求書を所定のフォームの出力紙で作成する
場合の処理過程を示す図である。
【図33】トランザクションファイルに書き込まれてい
る1レコードの例を示す図である。
【図34】所定のフォームの出力紙にトランザクション
データが印字されるべき態様を示す図である。
【図35】トランザクションデータの各データを出力紙
の印字されるべき位置に正しく印字するためのデータ形
式の一例である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 入力装置 3 表示装置 4 FD装置 5 MT装置 6 記憶装置 7 プリンタ 8 ネットワーク
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】レコードレイアウト読込み後、各フィール
ドのデータの型に基づいて判別処理を行う(S84)。
X項目とは1バイト系の文字全体を指し、9項目とは数
値データを表し、N項目とは2バイト系の日本語文字全
体を指す。次に、チェック(S85)を行うが、X項目
を例として処理過程を説明する。先に読込んだ各フィー
ルドの先頭位置から桁数分のトランザクションデータを
読込み(S86)、入力コード名からX項目のコード表
の正規範囲内に存在しているか否かが判定される(S8
7)。この際、読込んだ外字のコード値はチェック対象
とは見なさない。入力コードがコード表の正規範囲内と
判断された場合は、次のコード値ついて処理を行い、桁
数分繰り返す。入力コードがコード表の正規範囲外と判
断された場合は、エラー内容を記録する(S88)。例
えば、入力したトランザクションデータがASCIIコ
ードで00(H)の場合、文字は定義されていないため
エラーと判断する。この時、エラーが生じているトラン
ザクションデータ中のバイト位置、コード値00(H)
をエラーファイル内に記録する。その他のデータ項目に
ついても同様にチェック処理を行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】次に、出力文字サイズに関して制御を行う
データを生成するために、文字サイズから文字サイズコ
ードへ変換を行うライブラリを組込む(S128)。入
力データのファイル存在識別子、入力データの属性を判
定して(S129)、入力データを設定するライブラリ
を組込む(S130)。この時、出力するデータの属性
が日本語の場合は、シフトコードを付加するライブラリ
も同時に組込む(S131)。最後に上記処理で生成さ
れるPIDを出力する部分を作成する。また、先に読込
んだプリントアウト仕様ファイル中のi番目のパラメー
タにfill_in識別子が存在すれば、fill_i
n_lineに設定されている行数とlengthで設
定されている桁数を読み、かつ、各トランザクションデ
ータが禁則文字であるかを判別しながら出力データを分
割して、順次プリントイメージデータファイルに読み込
むライブラリを組込む。この一連の処理をプリントレイ
アウト仕様ファイル中各フィールドに対して行い、全体
のプログラムを作成する(S132)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図18】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図19】
【図20】
【図28】
【図29】
【図15】
【図16】
【図17】
【図30】
【図21】
【図25】
【図22】
【図23】
【図26】
【図24】
【図27】
【図31】
【図33】
【図34】
【図32】
【図35】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランザクションデータの文字絵柄、印刷
    位置を画面対話方式に指定する指定編集処理と、トラン
    ザクションデータをその指定編集処理で得られた情報に
    基づき出力紙に印字出力するプリンター用のプリントイ
    メージデータに変換するプリントイメージデータ変換プ
    ログラムを自動的に生成するプリントイメージデータ変
    換プログラム自動生成処理を行うプログラム作成方法で
    あって、前記指定編集処理が、トランザクションデータ
    を禁則処理して改行する禁則改行処理を含むことを特徴
    とするプログラム作成方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプリントイメージデータ変
    換プログラム自動生成処理により生成された前記プリン
    トイメージデータ変換プログラムによって、前記トラン
    ザクションデータをプリントイメージデータに変換する
    プリントイメージデータ変換処理を含むことを特徴とす
    るプリントイメージデータ作成方法。
  3. 【請求項3】トランザクションデータの文字絵柄、印刷
    位置を画面対話方式に指定する指定編集処理と、トラン
    ザクションデータをその指定編集処理で得られた情報に
    基づき出力紙に印字出力するプリンター用のプリントイ
    メージデータに変換するプリントイメージデータ変換処
    理を含むプリントイメージデータ作成方法であって、前
    記指定編集処理が、トランザクションデータを禁則処理
    して改行する禁則改行処理を含むことを特徴とするのプ
    リントイメージデータ作成方法。
  4. 【請求項4】トランザクションデータの文字絵柄、印刷
    位置を画面対話方式に指定される指定編集手段と、その
    指定編集手段で得られた情報に基づき出力紙に印字出力
    するプリンター用のプリントイメージデータに変換する
    プリントイメージデータ変換プログラムを自動的に生成
    するプリントイメージデータ変換プログラム自動生成手
    段とを有するプログラム作成装置であって、前記指定編
    集手段が、トランザクションデータを禁則処理して改行
    する禁則改行手段を含むことを特徴とするプログラム作
    成装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のプログラム作成装置により
    生成された前記プリントイメージデータ変換プログラム
    によって、前記トランザクションデータをプリントイメ
    ージデータに変換するプリントイメージデータ変換手段
    を含むことを特徴とするプリントイメージデータ作成装
    置。
  6. 【請求項6】トランザクションデータの文字絵柄、印刷
    位置を画面対話方式に指定される指定編集手段と、トラ
    ンザクションデータを前記指定編集手段で得られた情報
    に基づき出力紙に印字出力するプリンター用のプリント
    イメージデータに変換するプリントイメージデータ変換
    手段からなるプリントイメージデータ作成装置であっ
    て、前記指定編集手段が、トランザクションデータを禁
    則処理して改行する禁則改行手段を含むことを特徴とす
    る請求項5記載のプリントイメージデータ作成装置。
JP5291196A 1993-10-27 1993-10-27 プログラム作成方法及び装置並びにプリントイメージデータ作成方法及び装置 Pending JPH07121333A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483352B2 (en) 2003-08-12 2009-01-27 Fujitsu Ten Limited Recording medium reproduction device
JP2011022773A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Dainippon Printing Co Ltd バリアブル印刷システム,バリアブル印刷方法,レイアウト変換装置及びテキスト画像生成装置

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