JPH0711672U - 傘形テント - Google Patents

傘形テント

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JPH0711672U
JPH0711672U JP4603293U JP4603293U JPH0711672U JP H0711672 U JPH0711672 U JP H0711672U JP 4603293 U JP4603293 U JP 4603293U JP 4603293 U JP4603293 U JP 4603293U JP H0711672 U JPH0711672 U JP H0711672U
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JP
Japan
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aggregate
elevating
nut member
screw rod
column
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Pending
Application number
JP4603293U
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English (en)
Inventor
泉示 奥田
Original Assignee
泉示 奥田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 屋外に設置して日避けや駐車場などに使用す
るテントに関し、常設可能で外観が美しく自然と調和
し、安らぎと風情を与えるテントを提供する。 【構成】 地表面に立設する中空の支柱4とこの支柱の
上端に枢着されて放射状に延びる骨材8とを有し、隣接
する骨材8の間には布帛17が張架され、前記支柱に摺
動自在に設けた昇降ブロック9と骨材8の中間部とがリ
ンク12で連結されており、支柱に内蔵した昇降装置で
昇降ブロック9を昇降して骨材8を拡縮させることを特
徴とする。前記駆動装置はモータで回転するネジ杆とこ
のネジ杆に螺合するナット部材とを有し、支柱4に設け
た軸方向のスリット32を介して昇降ブロック9とナッ
ト部材とを連結した構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋外に設置して日避けや駐車場などに使用するテントに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
屋外に設置する従来のテントは、切妻形かドーム形のものであり、傘形のもの はなかった。また従来のテントは、一旦据え付けると形状を変更することができ ず、風雨によって倒壊し易くそのため常設しておくことができず、据え付け及び 撤収を繰り返さなければならなかった。
【0003】 一方、お茶の野立てに使う大型の蛇の目傘のように、外観が美しく自然と調和 し、使用者に安らぎと風情を与える日避けがある。しかしこの日避けは、木材と 和紙で製作されており、疵つき易く取り扱いが面倒で実用的でなくしかも高価で ある。更に、必要に応じて出し入れしなければならず面倒である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近時、価値の多様化により、テントに要求される雨露や日差しを遮るという機 能に加えて、美観や景観を配慮したデザインのテントが要望されるようになって きた。また、安全性及び耐久性があって屋外に常設することができるテントも要 望されていた。
【0005】 本考案は、このような要望に応えることを目的としており、屋外に常設するこ とができ、しかも外観が美しく自然と調和し、使用者に安らぎと風情を与えるテ ントを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の傘形テント1は、地表面に立設する中空の支柱4とこの支柱の上端に 枢着されて放射状に延びる骨材8とを有しており、隣接する骨材8の間には布帛 17が張架されており、前記支柱に摺動自在に設けた昇降ブロック9と骨材8の 中間部とがリンク12で連結されており、支柱に内蔵した昇降装置で昇降ブロッ ク9を昇降して骨材8を拡縮させることを特徴とするものである。前記駆動装置 はモータ19で回転するネジ杆22とこれに螺合するナット部材28とを有して おり、支柱4に設けた軸方向のスリット32を介して昇降ブロック9とナット部 材28とを連結した構造とすることができる。
【0007】
【作用】
本考案の傘形テント1は、骨材8として金属を用い、被覆材料として布帛17 を用いたから、耐久性があり損壊するおそれがない。また、駆動装置で昇降ブロ ック9を昇降させて骨材8及び布帛17を開閉することができるので、強風のと きは閉じて風力を回避することができ、安全である。従って、常時屋外に設置し ておくことができる。また、本考案のテント1は、その外観が傘形であるから、 野立てに使用する蛇の目傘のような優雅さと風情とを与えることができる。
【0008】
【実施例】
図は本考案の一実施例を示したものである。図1ないし図3に示すように、本 考案の傘形テント1は、下端が地表面2にアンカボルト3で固定された中空の円 形支柱4を有している。支柱の上端には庇5が設けられており、この庇の直下に 支柱の半径方向に延びる上ブラケット6が多数配置されている。上ブラケットの 各々にはピン7を介して断面矩形の鋼製骨材8が枢着されており、支柱4には短 円筒形の昇降ブロック9が摺動自在に装着されており、昇降ブロック9の外周面 に半径方向に延びる下ブラケット10が上ブラケット6と同数個設けられており 、下ブラケットの各々にピン11を介してリンク12が枢着されている。骨材8 の中間部に垂下された中間ブラケット13と前記リンク12の先端とがピン14 で連結されている。昇降ブロック9の内周面の8箇所には、ボールベアリング1 5が配置されている(図5参照)。
【0009】 隣接する骨材8の間には合成繊維製の布帛17が張架されており、昇降ブロッ ク9が上限位置にきたとき、即ち骨材8が放射状に開いたときに、布帛17が皺 なく緊張されるように設けられている。布帛の下方に設けられた空間は、駐車場 や休息場等に使用することができる。昇降ブロック9が下限位置にきたときには 布帛17は骨材8の間に折り畳まれて収納される。
【0010】 図4ないし図6は昇降ブロックの昇降機構を示したものである。支柱4の下方 段部には支持枠18が収納されており、支持枠の下面にブレーキ付きモータ19 が固着されている。支持枠18の上面には2本のガイド杆20、20が離隔した 位置に立設されており、ガイド杆の上端は支柱4の上部まで延びてその先端相互 が連結板21で互いに連結されている。ガイド杆20、20の中間位置にネジ杆 22が配置されており、このネジ杆の下部が支持枠18に固着されたスラスト軸 受23で軸支され、上部が連結板21に固着されたスラスト軸受24で軸支され ている。ネジ杆の下端は支持枠18の中間まで延びており、モータ19の軸と繋 ぎ部材25で連結されている。ネジ杆22には長短2組のアーム26、27を備 えたナット部材28が螺合しており、短いアーム26の先端には上下方向の貫通 穴29が設けられており、この貫通穴29にガイド杆20がそれぞれ挿通されて いる。ガイド杆20は、ナット部材28の自転を阻止すると共に昇降動作を案内 している。ガイド杆の上部と下部にはナット部材28の上下位置を規制するリミ ットスイッチ30、31が固着されている。ナット部材の長いアーム27は、支 柱の軸方向に設けたスリット32を通って昇降ブロック9に連結されている。
【0011】 次に骨材及び布帛の拡開及び収縮動作を説明する。図1に想像線で示すように 収縮状態の骨材を拡開するには、ブレーキ付きモータ19を駆動してネジ杆を正 転してナット部材、即ち昇降ブロックを上昇させる。布帛と骨材の重量はリンク を介して昇降ブロックに伝達されているが、昇降ブロック9と支柱4との間には ボールベアリング15が介装されているから、昇降ブロックの上昇動作が円滑で ある。ナット部材28が上昇してリミットスイッチ31に当接するとモータ19 が停止してブレーキが掛かり、昇降ブロックの位置が保持される。このとき布帛 17には一定の張力がかかって皺が残らない。骨材8及び布帛17を収縮するに は、モータ19を逆転してナット部材28を下降させる。ナット部材がリミット スイッチ30に当接したときにモータ19が停止して下限位置が保持される。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るテントは、テントに要求される機能に加えて、そ の外観により優雅さや風情を与える。また、気象条件に合わせて布帛を拡開及び 収縮することができるので、強風によって倒壊することがなく安全であり、耐久 性も兼備しているから屋外に常設することができ、使用のたびごとに出し入れす る必要がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るテントの部分正面図
【図2】拡開状態の正面図
【図3】収縮状態の正面図
【図4】昇降機構を示す側面図
【図5】昇降ブロックの部分断面斜視図
【図6】支柱及び昇降ブロックの横断面図
【符号の説明】
4 支柱 8 骨材 8 昇降ブロック 12 リンク 17 布帛 19 ブレーキ付きモータ 22 ネジ杆 28 ナット部材 32 スリット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面に立設する中空の支柱(4) とこの
    支柱の上端に枢着されて放射状に延びる骨材(8) とを有
    しており、隣接する骨材(8) の間には布帛(17)が張架さ
    れており、前記支柱に摺動自在に設けた昇降ブロック
    (9) と骨材(8)の中間部とがリンク(12)で連結されてお
    り、支柱に内蔵した昇降装置で昇降ブロック(9) を昇降
    して骨材(8) を拡縮させることを特徴とする、傘形テン
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駆動装置がモータ(19)で
    回転するネジ杆(22)と当該ネジ杆に螺合するナット部材
    (28)とを有しており、支柱(4) に設けた軸方向のスリッ
    ト(32)を介して昇降ブロック(9) とナット部材(28)とを
    連結した、傘形テント。
JP4603293U 1993-07-30 1993-07-30 傘形テント Pending JPH0711672U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4603293U JPH0711672U (ja) 1993-07-30 1993-07-30 傘形テント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4603293U JPH0711672U (ja) 1993-07-30 1993-07-30 傘形テント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711672U true JPH0711672U (ja) 1995-02-21

Family

ID=12735705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4603293U Pending JPH0711672U (ja) 1993-07-30 1993-07-30 傘形テント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711672U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004640A (ko) * 2000-07-06 2002-01-16 오근홍 차단막 장력구조
KR20200046638A (ko) * 2018-10-25 2020-05-07 민경순 텐트 및 타프 폴대 연결용 조인트

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