JPH07114582A - レイアウトパターン検証装置 - Google Patents

レイアウトパターン検証装置

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JPH07114582A
JPH07114582A JP5260204A JP26020493A JPH07114582A JP H07114582 A JPH07114582 A JP H07114582A JP 5260204 A JP5260204 A JP 5260204A JP 26020493 A JP26020493 A JP 26020493A JP H07114582 A JPH07114582 A JP H07114582A
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JP
Japan
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Application number
JP5260204A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ichikawa
浩 市川
Hiroyuki Kuzuma
弘行 葛間
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路の回路特性、製造の制約条件
等の複雑な基準の良否を正確かつ自動的に判定すること
ができるレイアウトパターン検証装置を得る。 【構成】 面積計算モジュール7は、レイアウトパター
ンが規定されたレイアウト情報演算処理結果5と半導体
集積回路の回路特性、製造条件等の良否基準を規定し面
積総和に関連して記述されたるレイアウト検証ルール6
とを受け、レイアウト情報演算処理結果5を基に各種レ
イアウトパターンから、検証対象のポリゴン群の面積総
和を計算して面積総和データD7を比較検証モジュール
8に出力する。比較検証モジュール8は、面積総和デー
タD7より得た面積総和が、レイアウト検証ルール6に
記述されている値を満足しているか否かを比較検証して
検証結果データD8をエラー出力モジュール9に出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路(I
C)のレイアウトパターンデータの回路特性、および製
造条件等の良否検証を行うレイアウトパターン検証装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のレイアウトパターン検
証装置の構成を示すブロック図であり、同図に示すよう
に、半導体集積回路の構造を幾何学的に定義したレイア
ウトパターンデータ1が階層展開モジュール2に取り込
まれる。
【0003】階層展開モジュール2は、レイアウトパタ
ーンデータ1で規定される上位階層のセルから下位階層
のセルへと階層構造を展開して階層展開レイアウトパタ
ーンデータD2をレイアウト情報演算処理モジュール4
に出力する。
【0004】レイアウト情報演算処理モジュール4は、
階層展開レイアウトパターンデータD2と、デバイス、
配線層に関するデータを階層展開レイアウトパターンデ
ータD2から抽出するための手順、方法等を記述したレ
イアウト情報演算ルール3とを受け、レイアウト情報演
算ルール3を用いて階層展開レイアウトパターンデータ
D2から、デバイス、配線層に関するレイアウト情報演
算処理結果5を抽出してレイアウト検証モジュール14
に出力する。
【0005】レイアウト検証モジュール14は、レイア
ウト情報演算処理結果5と、レイアウト情報演算処理結
果5に対し各レイアウトパターンデータの各ポリゴン毎
に面積等を検証するためのレイアウト検証ルール6とを
受け、レイアウト検証ルール6を用いて、レイアウト情
報演算処理結果5で規定される各ポリゴン毎に面積等の
幾何学的特徴を検証して検証結果データD14をエラー
出力モジュール9に出力する。
【0006】エラー出力モジュール9は、検証結果デー
タD14に基づき、視覚認識可能なエラーリスト10あ
るいはグラフィックス表示させるためのエラー結果11
を表示モジュール12に出力する。
【0007】表示モジュール12は、エラー結果11に
基づき視覚認識可能なグラフィックス表示する。
【0008】図17は図16で示したレイアウトパター
ン検証装置の検証動作を示すフローチャートである。
【0009】同図を参照して、ステップS1で、階層展
開モジュール2は、半導体集積回路の構造を幾何学的に
定義したレイアウトパターンデータ1を入力して、レイ
アウトパターンデータ1の階層構造を展開して得られる
階層展開レイアウトパターンデータD2をレイアウト情
報演算処理モジュール4に出力する。
【0010】次にステップS2で、レイアウト情報演算
処理モジュール4は、デバイス、および配線層に関する
データを抽出するためのレイアウト情報演算ルール3を
用いて、階層展開レイアウトパターンデータD2から、
検証対象のデバイス、配線層等の情報を含むレイアウト
情報演算処理結果5を抽出してレイアウト検証モジュー
ル14に出力する。
【0011】次いで、ステップS3で、レイアウト検証
モジュール14は、レイアウト検証ルール6を用いて、
レイアウト情報演算処理結果5で規定される各レイアウ
トパターンデータの各ポリゴン毎の面積を計算すること
により検証して、ステップS4でエラーと判定した場合
は、その検証結果である検証結果データD14をエラー
出力モジュール9に出力してステップS5に移行し、エ
ラー無しと判定した場合は、処理を終了する。
【0012】図18は、レイアウト検証モジュール14
による面積検証例を示す説明図である。同図に示すよう
に、レイアウトパターン“データA”の各ポリゴン(S
A,SB,SC,SD,SE)毎にそれぞれ面積を計算
し、その面積がレイアウト検証ルール6に記述された値
を満足しているか否かを検証し、エラーとなるポリゴン
を面積エラー情報としてエラー出力するようにしてい
る。なお、ここでいう“データA”とは同一材料で構成
される領域(ポリゴン)を意味する。
【0013】図17に戻って、ステップS5で、エラー
出力モジュール9は、検証結果データD14から得られ
る面積検証結果に基づき、エラーリスト10とグラフィ
ックス上に表示するためのエラー結果11を出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のレイアウトパタ
ーン検証装置は以上のように構成されているので、特定
の材料で構成される各領域(ポリゴン)それぞれの面積
検証しか行っておらず、半導体集積回路の回路特性、製
造の制約条件等に複雑な基準に基づく良否検証を行うこ
とができず、複雑な面積検証を行うには、目視により、
レイアウトパターンデータを検査し、さらに面積等を人
手で計算し、エラー箇所を発見しなければならないなど
の問題点があった。
【0015】また、検査する場所が半導体集積回路の各
場所に分散しており、目視によるエラー箇所発見も非常
に困難であるという問題点があった。
【0016】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、半導体集積回路の回路特性、
製造の制約条件等の複雑な基準の良否を正確にかつ自動
的に判定することができるレイアウトパターン検証装置
を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載のレイアウトパターン検証装置は、半導体集積回
路の平面構造を規定した複数の領域からなるレイアウト
パターンに関するレイアウト情報を付与するレイアウト
情報付与手段と、前記レイアウトパターン上の前記複数
の領域から、幾何学的位置関係に基づき選択され、構成
される材料により分類される少なくとも1種類の検証対
象の領域群を規定し、前記レイアウトパターンで規定さ
れる半導体集積回路の良否基準を、同一種の前記検証対
象の領域群の面積総和に関連して記述したレイアウトル
ールを付与するレイアウトルール付与手段と、前記レイ
アウト情報及び前記レイアウトルールを受け、前記レイ
アウトルールを参照して、前記レイアウト情報で規定さ
れた前記レイアウトパターンから、同一種の前記検証対
象の領域群の面積総和を計算して面積データを出力する
面積計算手段と、前記面積データ及び前記レイアウトル
ールを受け、前記レイアウトルールを参照して、前記面
積データより得られる前記面積総和に基づき前記半導体
集積回路の良否を検証する面積検証手段とを備えて構成
される。
【0018】この発明にかかる請求項2記載のレイアウ
トパターン検証装置は、半導体集積回路の平面構造を規
定した複数の領域からなるレイアウトパターンに関する
レイアウト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、
前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、幾何
学的位置関係に基づき選択され、構成される材料により
分類される複数種の検証対象の領域群を規定し、前記レ
イアウトパターンで規定される半導体集積回路の良否基
準を、異なる種類の検証対象の領域群間の面積総和の比
に関連して記述したレイアウトルールを付与するレイア
ウトルール付与手段と、前記レイアウト情報及び前記レ
イアウトルールを受け、前記レイアウトルールを参照し
て、前記レイアウト情報で規定された前記レイアウトパ
ターンから、種別ごとに前記検証対象の領域群の面積総
和をそれぞれ計算して面積データを出力する面積計算手
段と、前記面積データ及び前記レイアウトルールを受
け、前記レイアウトルールを参照して、前記面積データ
より得られる前記異なる種類の検証対象の領域群間の面
積総和の比を計算して面積比データを出力する面積比デ
ータ計算手段と、前記面積比データ及び前記レイアウト
ルールを受け、前記レイアウトルールを参照して、前記
面積比データより得られる前記面積総和の比に基づき前
記半導体集積回路の良否を検証する面積比検証手段とを
備えて構成される。
【0019】この発明にかかる請求項3記載のレイアウ
トパターン検証装置は、半導体集積回路の平面構造を規
定した複数の領域からなるレイアウトパターンに関する
レイアウト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、
前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、選択
基準領域と、幾何学的位置関係に基づき選択され、構成
される材料により分類される複数種の検証対象の領域群
とを規定し、前記レイアウトパターンで規定される半導
体集積回路の良否基準を、異なる種類の検証対象の領域
群間の面積総和の比に関連して記述したレイアウトルー
ルを付与するレイアウトルール付与手段と、前記レイア
ウト情報及び前記レイアウトルールを受け、前記レイア
ウトルールを参照して、前記レイアウト情報で規定され
た前記レイアウトパターンの前記複数の領域のうち、前
記選択基準領域に電気的に接続される領域のみからなる
情報を選択レイアウト情報として出力するレイアウトパ
ターン絞り込み手段と、前記選択レイアウト情報及び前
記レイアウトルールを受け、前記レイアウトルールを参
照して、前記選択レイアウト情報で規定された前記レイ
アウトパターンから、種別ごとに前記検証対象の領域群
の面積総和をそれぞれ計算して面積データを出力する面
積計算手段と、前記面積データ及び前記レイアウトルー
ルを受け、前記レイアウトルールを参照して、前記面積
データより得られる前記異なる種類の検証対象の領域群
の面積総和の比を計算して面積比データを出力する面積
比データ計算手段と、前記面積比データ及び前記レイア
ウトルールを受け、前記レイアウトルールを参照して、
前記面積比データより得られる前記面積総和の比に基づ
き前記半導体集積回路の良否を検証する面積比検証手段
とを備えて構成される。
【0020】この発明にかかる請求項4記載のレイアウ
トパターン検証装置は、半導体集積回路の平面構造を規
定した複数の領域からなるレイアウトパターンに関する
レイアウト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、
前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、選択
基準領域と、構成される材料により分類される複数種の
検証対象の領域とを規定し、前記レイアウトパターンで
規定される半導体集積回路の良否基準を、前記検証対象
の領域の幾何学的特徴に関連して記述したレイアウトル
ールを付与するレイアウトルール付与手段と、前記レイ
アウト情報及び前記レイアウトルールを受け、前記レイ
アウトルールを参照して、前記レイアウト情報で規定さ
れる前記レイアウトパターンから、前記選択基準領域に
電気的に接続される領域のみからなる情報を選択レイア
ウト情報として出力するレイアウトパターン絞り込み手
段と、前記選択レイアウト情報及び前記レイアウトルー
ルを受け、前記レイアウトルールを参照して、前記選択
レイアウト情報で規定される前記レイアウトパターンか
ら、前記検証対象の領域の幾何学的特徴に基づき前記半
導体集積回路の良否を検証する検証手段とを備えて構成
される。
【0021】
【作用】この発明における請求項1記載のレイアウトパ
ターン検証装置は、レイアウト情報及びレイアウトルー
ルを受け、レイアウトルールを参照して、レイアウト情
報で規定されたレイアウトパターンから、幾何学的位置
関係に基づき選択された同一種の検証対象の領域群の面
積総和を計算して面積データを出力する面積計算手段
と、面積データ及びレイアウトルールを受け、レイアウ
トルールを参照して、面積データより得られる面積総和
に基づき半導体集積回路の良否を検証する面積検証手段
とを備えている。
【0022】したがって、幾何学的位置関係に基づき選
択された同一種の検証対象の領域群の面積総和に基づ
き、レイアウトパターンで規定された半導体集積回路の
良否を検証することができる。
【0023】この発明における請求項2記載のレイアウ
トパターン検証装置は、レイアウト情報及びレイアウト
ルールを受け、レイアウトルールを参照して、レイアウ
ト情報で規定されたレイアウトパターンから、それぞれ
が幾何学的位置関係に基づき選択された各種別の検証対
象の領域群の面積総和をそれぞれ計算して面積データを
出力する面積計算手段と、面積データ及びレイアウトル
ールを受け、レイアウトルールを参照して、面積データ
より得られる異なる種類の検証対象の領域群間の面積総
和の比を計算して面積比データを出力する面積比データ
計算手段と、面積比データ及びレイアウトルールを受
け、レイアウトルールを参照して、面積比データより得
られる面積総和の比に基づき半導体集積回路の良否を検
証する面積比検証手段とを備えている。
【0024】したがって、それぞれが幾何学的位置関係
に基づき選択された異なる種類の検証対象の領域群間の
面積総和の比に基づき、レイアウトパターンで規定され
た半導体集積回路の良否を検証することができる。
【0025】この発明における請求項3記載のレイアウ
トパターン検証装置は、レイアウト情報及びレイアウト
ルールを受け、レイアウトルールを参照して、レイアウ
ト情報で規定されたレイアウトパターンの複数の領域の
うち、選択基準領域に電気的に接続される領域のみから
なる情報を選択レイアウト情報として出力するレイアウ
トパターン絞り込み手段と、選択レイアウト情報及びレ
イアウトルールを受け、レイアウトルールを参照して、
選択レイアウト情報で規定されたレイアウトパターンか
ら、それぞれが幾何学的位置関係に基づき選択された各
種別の検証対象の領域群の面積総和をそれぞれ計算して
面積データを出力する面積計算手段と、面積データ及び
レイアウトルールを受け、レイアウトルールを参照し
て、面積データより得られる異なる種類の検証対象の領
域群間の面積総和の比を計算して面積比データを出力す
る面積比データ計算手段と、面積比データ及びレイアウ
トルールを受け、レイアウトルールを参照して、面積比
データより得られる面積総和の比に基づき半導体集積回
路の良否を検証する面積比検証手段とを備えている。
【0026】したがって、レイアウトパターンの複数の
領域のうち、選択基準領域に電気的に接続される領域か
らなるレイアウトパターンに絞り込まれた後、絞り込ま
れたレイアウトパターンの中から、それぞれが幾何学的
位置関係に基づき選択された異なる種類の検証対象の領
域群間の面積総和の比に基づき、レイアウトパターンで
規定された半導体集積回路の良否を検証することができ
る。
【0027】この発明における請求項4記載のレイアウ
トパターン検証装置は、レイアウト情報及びレイアウト
ルールを受け、レイアウトルールを参照して、レイアウ
ト情報で規定されるレイアウトパターンから、選択基準
領域に電気的に接続される領域のみからなる情報を選択
レイアウト情報として出力するレイアウトパターン絞り
込み手段と、選択レイアウト情報及びレイアウトルール
を受け、レイアウトルールを参照して、選択レイアウト
情報で規定されるレイアウトパターンから、検証対象の
領域の幾何学的特徴に基づき半導体集積回路の良否を検
証する検証手段とを備えている。
【0028】したがって、レイアウトパターンの複数の
領域のうち、選択基準領域に電気的に接続される領域か
らなるレイアウトパターンに絞り込まれた後、絞り込ま
れたレイアウトパターンの中から、検証対象の領域の幾
何学的特徴に基づき、レイアウトパターンで規定された
半導体集積回路の良否を検証することができる。
【0029】
【実施例】
<第1の実施例>図1はこの発明の第1の実施例である
レイアウトパターン検証装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0030】同図に示すように、半導体集積回路(I
C)の構造を幾何学的に階層構造で定義され、複数の領
域からなるレイアウトパターンデータ1が図示しないレ
イアウトパターンデータ付与手段により、階層展開モジ
ュール2に取り込まれる。
【0031】階層展開モジュール2は、レイアウトパタ
ーンデータ1で規定される上位階層のセルから下位階層
のセルへと階層構造を展開しての階層展開レイアウトパ
ターンデータD2をレイアウト情報演算処理モジュール
4に出力する。
【0032】レイアウト情報演算処理モジュール4は、
階層展開レイアウトパターンデータD2と、デバイス、
配線層に関するデータを階層展開レイアウトパターンデ
ータD2から抽出するための手順、方法等を記述したレ
イアウト情報演算ルール3とを受け、レイアウト情報演
算ルール3を用いて階層展開レイアウトパターンデータ
D2から、デバイス、配線層に関するレイアウト情報演
算処理結果5を抽出して面積計算モジュール7に出力す
る。なお、レイアウト情報演算ルール3は図示しないレ
イアウト情報演算ルール付与手段により付与される。
【0033】図示しないレイアウト検証ルール付与手段
により、レイアウト検証ルール6が面積計算モジュール
7及び比較検証モジュール8に付与される。レイアウト
検証ルール6は、レイアウトパターンデータ1で規定さ
れた半導体集積回路の回路特性、製造条件等の良否基準
を規定した各種面積の検証に用いるルールであり、レイ
アウトパターン上の複数の領域から、幾何学的位置関係
に基づき選択され、構成される材料により分類される少
なくとも1種類の検証対象の領域群を規定し、同一種の
検証対象の領域群の面積総和に関連して記述される。
【0034】面積計算モジュール7は、レイアウト情報
演算処理結果5とレイアウト検証ルール6とを受け、レ
イアウト情報演算処理結果5を基に各種レイアウトパタ
ーンから、検証対象の領域(ポリゴン)群の面積総和を
計算して面積総和データD7を比較検証モジュール8に
出力する。
【0035】比較検証モジュール8は、面積総和データ
D7より得た面積総和が、レイアウト検証ルール6に記
述されている値を満足しているか否かを比較検証して検
証結果データD8をエラー出力モジュール9に出力す
る。
【0036】エラー出力モジュール9は、検証結果デー
タD8に基づき、視覚認識可能なエラーリスト10ある
いはグラフィックス表示されるためのエラー結果11を
表示モジュール12に出力する。
【0037】表示モジュール12は、エラー結果11に
基づき視覚認識可能なグラフィックス表示する。
【0038】図2は図1で示した第1の実施例のレイア
ウトパターン検証装置の検証動作を示すフローチャート
である。
【0039】同図を参照して、ステップS11で、階層
展開モジュール2は、半導体集積回路の構造を幾何学的
に定義したレイアウトパターンデータ1を入力して、レ
イアウトパターンデータ1の階層構造を展開して得られ
る階層展開レイアウトパターンデータD2をレイアウト
情報演算処理モジュール4に出力する。
【0040】次に、ステップS12で、レイアウト情報
演算処理モジュール4は、デバイス、および配線層に関
するデータを抽出するためのレイアウト情報演算ルール
3を用いて、階層展開レイアウトパターンデータD2か
ら、検証対象のデバイス、配線層等の情報を含むレイア
ウト情報演算処理結果5を抽出してレイアウト検証モジ
ュール14に出力する。
【0041】そして、ステップS13で、面積計算モジ
ュール7は、半導体集積回路の回路特性、製造条件とな
る各種レイアウトパターンデータの面積を検証するため
のレイアウト検証ルール6を用いて、レイアウト情報演
算処理結果5から検証の対象となる同一種類のデータ
(ポリゴン)群の面積総和を計算して面積総和データD
7を比較検証モジュール8に出力する。
【0042】次に、ステップS14で、比較検証モジュ
ール8は、面積総和データD7に基づき、面積計算モジ
ュール7により計算された面積総和が、レイアウト検証
ルール6の検証値を満足しているか否かを検証し、ステ
ップS15でエラーと判定した場合は、その検証結果で
ある検証結果データD8をエラー出力モジュール9に出
力して、ステップS16に移行し、エラー無しと判定し
た場合は処理を終了する。
【0043】以下、図3〜図5を例に挙げて、ステップ
S13及びS14の動作を詳述する。なお、図3及び図
4はレイアウトパターンの例をそれぞれ示す説明図であ
る。また、図5はレイアウト検証ルール6の記述例を示
す説明図である。
【0044】図5のルール(A)の記述により、レイア
ウト検証ルール6は、半導体集積回路20内のすべての
“データA”(LayerA)の面積総和の計算及びvalue1
との比較検証が指示される。なお、ここでいう“データ
A”とは同一材料で構成される領域(ポリゴン)を意味
する。
【0045】この場合、ステップS13で、面積計算モ
ジュール7は、図3の半導体集積回路20中の全ての
“データA”(ポリコンSA,SB,SC,SD,S
E)を検証対象として、ポリゴンSA,SB,SC,S
D,SEそれぞれの面積TA〜TEを抽出し、下式に示
すようにその面積総和TS1を計算する。
【0046】TS1=TA+TB+TC+TD+TE そして、比較検証モジュール8は、ステップS14で、
面積総和データD7より得た面積総和TS1とレイアウ
ト検証ルール6より得た検証値value1との比較検証を行
う。
【0047】図5のルール(B)の記述により、“デー
タB”(LayerB)内にある“データA”すべての面積
総和の計算及び検証値value2との比較検証が指示され
る。なお、ここでいう“データB”も“データA”と同
様、同一材料で構成される領域(ポリゴン)を意味す
る。
【0048】この場合、幾何学的な条件判定により、図
4の“データB”(B1,B2で記す)の中にある“デ
ータA”(ポリゴンSA,SB,SC,SD,SX,S
Y)のみが検証対象となる。したがって、“データB”
の外にある“データA”SH,SI,SJは検証対象か
らはずれる。
【0049】したがって、面積計算モジュール7は、ス
テップS13でポリゴンSA,SB,SC,SD,S
X,SYそれぞれの面積TA〜TD,TX,TYを抽出
し、下式に示すようにその面積総和TS2を計算する。
【0050】 TS2=TA+TB+TC+TD+TX+TY そして、比較検証モジュール8は、ステップS14で、
面積総和データD7より得た面積総和TS2とレイアウ
ト検証ルール6より得た検証値value2との比較検証を行
う。
【0051】図5のルール(C)の記述により、“デー
タB”内にある“データA”の“データB”単位の面積
総和それぞれの計算及び検証値value3との比較検証が指
示される。
【0052】この場合、幾何学的な条件判定により、図
4の“データB”(B1,B2で記す)の中にある“デ
ータA”(ポリゴンSA,SB,SC,SD,SX,S
Y)のみが検証対象となるとともに、“データB”単位
での面積総和の計算が要求される。
【0053】したがって、面積計算モジュール7は、ス
テップS13でポリゴンSA,SB,SC,SD,S
X,SYそれぞれの面積TA〜TD,TX,TYを抽出
し、下式に示すようにポリゴンB1,B2それぞれにお
ける面積総和TS3及びTS4を計算する。
【0054】TS3=TA+TB+TC+TD TS4=TX+TY そして、比較検証モジュール8は、ステップS14で、
面積総和データD7より得た面積総和TS3及びTS4
それぞれと、レイアウト検証ルール6より得た検証値va
lue2との比較検証を行う。
【0055】図2に戻って、ステップS16で、エラー
出力モジュール9は、検証結果データD8から得られる
面積検証結果に基づき、エラーリスト10とグラフィッ
クス上に表示するためのエラー結果11を表示モジュー
ル12に出力する。
【0056】最後に、ステップS17で、表示モジュー
ル12は、エラー結果11に基づきエラー結果11に基
づき視覚認識可能なグラフィックス表示する。
【0057】このように第1の実施例は、面積計算モジ
ュール7により、必要に応じて幾何学的条件判定を経た
後、検証すべきレイアウトパターンデータである同一材
料からなるポリゴン群の面積総和を求め、比較検証モジ
ュール8により、該面積総和の検証を行うことにより、
検証すべきレイアウトパターンデータが、どの場所に存
在しても自動的に検索し、複雑な面積計算等も自動的に
また正確にできるとともに、即座にエラー箇所の表示を
行うとができる。すなわち、第1の実施例のレイアウト
パターン検証装置は、半導体集積回路の回路特性、製造
の制約条件等の複雑な基準の良否を正確にかつ自動的に
判定することができる。
【0058】したがって、レイアウトパターン設計技術
者は、エラーリスト10あるいは表示モジュール12で
のグラフィック表示を観察することにより、レイアウト
パターンの誤りを詳細なレベルで認識することができる
ため、レイアウトパターンの修正も容易かつ高精度に行
える。
【0059】<第2の実施例>図6はこの発明の第2の
実施例であるレイアウトパターン検証装置の構成を示す
ブロック図である。以下、第1の実施例のレイアウトパ
ターン検証装置と異なる箇所を中心に説明する。
【0060】図6において、図示しないレイアウト検証
ルール付与手段により、レイアウト検証ルール6Aが面
積計算モジュール7、面積比計算モジュール13及び比
較検証モジュール8Aに付与される。レイアウト検証ル
ール6Aは、レイアウトパターンデータ1で規定された
半導体集積回路の回路特性、製造条件等の良否基準を規
定した各種面積の検証に用いるルールであり、幾何学的
位置関係に基づき選択され、構成される材料により分類
される複数種の検証対象の領域群を規定し、レイアウト
パターンで規定される半導体集積回路の良否基準を、異
なる種類の検証対象の領域群間の面積総和の比に関連し
て記述される。
【0061】面積比計算モジュール13は、面積総和デ
ータD7と半導体集積回路の回路特性、製造条件等の各
種面積の検証に用いるレイアウト検証ルール6Aとを受
け、面積総和データD7から、レイアウト検証ルール6
Aに基づき異なる種類の検証対象の領域(ポリゴン)群
の面積総和をそれぞれ抽出し、その面積総和の比を計算
して面積比データD13を比較検証モジュール8Aに出
力する。
【0062】比較検証モジュール8Aは、面積比データ
D13より得た面積総和の比が、レイアウト検証ルール
6Aで記述されている値を満足しているか否かを比較検
証して検証結果データD8Aをエラー出力モジュール9
に出力する。
【0063】エラー出力モジュール9は、検証結果デー
タD8Aに基づき、視覚認識可能なエラーリスト10あ
るいはグラフィックス表示されるためのエラー結果11
を表示モジュール12に出力する。
【0064】表示モジュール12は、エラー結果11に
基づき視覚認識可能なグラフィックス表示する。
【0065】なお、他の構成は、図1で示した第1の実
施例のレイアウトパターン検証装置と同様であるため、
説明は省略する。
【0066】図7は図6で示した第2の実施例のレイア
ウトパターン検証装置の検証動作を示すフローチャート
である。
【0067】同図を参照して、ステップS21で、階層
展開モジュール2は、半導体集積回路の構造を幾何学的
に定義したレイアウトパターンデータ1を入力して、レ
イアウトパターンデータ1の階層構造を展開して得られ
る階層展開レイアウトパターンデータD2をレイアウト
情報演算処理モジュール4に出力する。
【0068】次に、ステップS22で、レイアウト情報
演算処理モジュール4は、デバイス、および配線層に関
するデータを抽出するためのレイアウト情報演算ルール
3を用いて、階層展開レイアウトパターンデータD2か
ら、検証対象のデバイス、配線層等の情報を含むレイア
ウト情報演算処理結果5を抽出してレイアウト検証モジ
ュール14に出力する。
【0069】そして、ステップS23で、面積計算モジ
ュール7は、半導体集積回路の回路特性、製造条件とな
る各種レイアウトパターンデータの面積を検証するため
のレイアウト検証ルール6Aを用いて、レイアウト情報
演算処理結果5から検証の対象となるレイアウトパター
ンデータ(ポリゴン)群の面積総和を種別ごとに計算し
て面積比計算モジュール13に出力する。
【0070】次に、ステップS24で、面積比計算モジ
ュール13は、面積総和データD7に基づき、回路特
性、製造条件を判定するために、異なる種類のポリゴン
群間の面積総和の比を計算して面積比データD13を出
力する。
【0071】そして、ステップS25で、比較検証モジ
ュール8Aは、面積比データD13に基づき、面積比計
算モジュール13で計算された面積総和の比がレイアウ
ト検証ルール6Aの検証値を満足しているか否かを検証
し、ステップS26でエラーと判定すると、その検証結
果である検証結果データD8Aをエラー出力モジュール
9に出力し、ステップS27に移行し、エラー無しと判
定すると、処理を終了する。
【0072】以下、ステップS23〜S25の動作を図
8及び図9を例に挙げて説明する。なお、図8は、レイ
アウトパターンの一例を示す説明図である。また、図9
は、レイアウト検証ルール6Aの記述例を示す説明図で
ある。
【0073】図9のルール(D)の記述により、レイア
ウト検証ルール6Aは、半導体集積回路20内のすべて
の“データA”(LayerA)の面積総和と半導体集積回
路20の全体面積(chip area )との面積比の計算及び
value4との比較検証が指示される。
【0074】この場合、ステップS23で、面積計算モ
ジュール7は、図8の半導体集積回路20の全体面積T
ALLを計算するとともに、半導体集積回路20中の全
ての“データA”(ポリコンSA〜SG,SX,SZ)
を検証対象として、ポリゴンSA〜SG,SX,SYそ
れぞれの面積TA〜TG、TX、TZを抽出し、下式に
示すようにその面積総和TS5を計算する。
【0075】TS5=TA+TB+TC+TD+TE+
TF+TG+TX+TZ そして、面積比計算モジュール13は、ステップSで2
4で、面積総和データD7より得た全体面積TALLと
面積総和TS5との面積総和の比R1(TS5/TAL
L)を求める。
【0076】その後、比較検証モジュール8Aは、ステ
ップS24で、面積比データD13より得た面積総和の
比R1とレイアウト検証ルール6Aより得た検証値valu
e4との比較検証を行う。
【0077】図9のルール(E)の記述により、“デー
タB”(LayerB)内にあるすべての“データA”の面
積総和と“データB”の面積総和との比計算及び検証値
value5との比較検証が指示される。
【0078】この場合、幾何学的な条件判定により、図
8の“データB”(B1,B2で記す)の中にある“デ
ータA”(ポリゴンSA,SB,SC,SD,SX,S
Z)のみが検証対象となり、“データB”の外にあるポ
リゴンSE,SF,SGは検証対象からはずれる。
【0079】したがって、面積計算モジュール7は、ス
テップS23で、ポリゴンSA,SB,SC,SD,S
X,SZそれぞれの面積TA〜TD,TX,TZを抽出
し、下式に示すようにその面積総和TS6を計算する。
【0080】 TS6=TA+TB+TC+TD+TX+TY さらに、面積計算モジュール7は、ポリゴンB1、B2
それぞの面積TB1,TB2を抽出し、下式に示すよう
にその面積総和TS7を計算する。
【0081】TS7=TB1+TB2 次に、面積比計算モジュール13は、ステップS24
で、面積総和データD7より得た面積総和TS6と面積
総和TS7との面積総和の比R2(TS6/TS7)を
計算する。
【0082】その後、比較検証モジュール8Aは、ステ
ップS25で、面積比データD13より得た面積総和の
比R2と検証値value5との比較検証を行う。
【0083】図7に戻って、ステップS27で、エラー
出力モジュール9は、検証結果データD8Aから得られ
る面積検証結果に基づき、エラーリスト10とグラフィ
ックス上に表示するためのエラー結果11を出力する。
【0084】最後にステップS28で、表示モジュール
12は、エラー結果11に基づきエラー結果11に基づ
き視覚認識可能なグラフィックス表示する。
【0085】図10は、第2の実施例の効果を示す説明
図である。以下、図10を例に挙げて第2の実施例のレ
イアウトパターン検証装置による面積比計算の有意性に
ついて説明する。
【0086】図10に示すように、同一材料で形成され
る拡散領域21〜23上にゲート配線領域AGが形成さ
れている場合、ゲート配線領域AGを“データA”と
し、拡散領域21〜23を“データB”とした場合、レ
イアウト検証ルール6Aとして、 ratio{total area(LayerA inside LayerB) /total area(LayerA)}>valueX と記述することにより、ゲート配線領域AGの総面積T
AGと拡散領域21〜23中のゲート配線領域AG(A
G1,AG2,AG3)の総面積T13との面積比(T
13/TAG)の検証を比較検証モジュール8Aで行う
ことがきる。
【0087】ゲート配線の全面積とトランジスタのチャ
ネル領域のゲート配線面積の比である容量比(T13/
TAG)を計算することにより、イオン静電破壊の検証
を行うことができる。なぜなら、イオン静電破壊は、ゲ
ート配線に蓄積された電荷が拡散注入時にトランジスタ
のチャネル領域に集中し、トランジスタのチャネルを破
壊する現象であるからである。
【0088】このように第2の実施例は、面積計算モジ
ュール7により、必要に応じて幾何学的条件判定を経た
後、検証すべきレイアウトパターンデータであるポリゴ
ン群の面積総和を種別ごとに求め、面積比計算モジュー
ル13により異なる種類のポリゴン間の面積総和の比を
求め、比較検証モジュール8Aにより、該面積総和の比
の検証を行うことにより、検証すべきレイアウトパター
ンデータが、どの場所に存在しても自動的に検索し、複
雑な面積計算、面積比計算等も自動的にまた正確にでき
るとともに、即座にイオン静電破壊の危険性等のエラー
箇所の表示を行うとができる。すなわち、第2の実施例
のレイアウトパターン検証装置は、半導体集積回路の回
路特性、製造の制約条件等の複雑な基準の良否を正確に
かつ自動的に判定することができる。
【0089】したがって、レイアウトパターン設計技術
者は、エラーリスト10あるいは表示モジュール12で
のグラフィック表示を観察することにより、レイアウト
パターンの誤りを詳細なレベルで認識することができる
ため、レイアウトパターンの修正も容易かつ高精度に行
える。
【0090】<第3の実施例>図11はこの発明の第3
の実施例であるレイアウトパターン検証装置の構成を示
すブロック図である。以下、第1の実施例のレイアウト
パターン検証装置と異なる箇所を中心に説明する。
【0091】図11において、図示しないレイアウト検
証ルール付与手段により、レイアウト検証ルール6Bが
ノード解析演算モジュール15、面積計算モジュール
7、面積比計算モジュール13及び比較検証モジュール
8Aに付与される。レイアウト検証ルール6Bは、レイ
アウトパターンデータ1で規定された半導体集積回路の
回路特性、製造条件等の良否基準を規定した各種面積の
検証に用いるルールであり、選択基準領域である検証対
象ノードと、幾何学的位置関係に基づき選択され、構成
される材料により分類される複数種の検証対象の領域群
とを規定し、レイアウトパターンで規定される半導体集
積回路の良否基準を、異なる種類の検証対象の領域群間
の面積比に関連して記述される。
【0092】ノード解析演算モジュール15は、レイア
ウト情報演算処理結果5とレイアウト検証ルール6Bと
を受け、レイアウト検証ルール6Bで規定される検証対
象ノードを抽出して、検証対象ノードに電気的に接続さ
れる領域のみからなるレイアウトパターン情報を抽出ノ
ード情報D15として面積計算モジュール7に出力す
る。
【0093】面積計算モジュール7は、抽出ノード情報
D15と半導体集積回路の回路特性、製造条件等の各種
面積の検証に用いるレイアウト検証ルール6Bとを受
け、抽出ノード情報D15を基に、検証対象のポリゴン
群の面積総和を種別ごとに計算して面積総和データD7
を比較検証モジュール8Aに出力する。
【0094】なお、他の構成は第2の実施例のレイアウ
トパターン検証装置と同様であるため、説明は省略す
る。
【0095】図12は図11で示した第3の実施例のレ
イアウトパターン検証装置の検証動作を示すフローチャ
ートである。
【0096】同図を参照して、ステップS31で、階層
展開モジュール2は、半導体集積回路の構造を幾何学的
に定義したレイアウトパターンデータ1を入力して、レ
イアウトパターンデータ1の階層構造を展開して得られ
る階層展開レイアウトパターンデータD2をレイアウト
情報演算処理モジュール4に出力する。
【0097】次に、ステップS32で、レイアウト情報
演算処理モジュール4は、デバイス、および配線層に関
するデータを抽出するためのレイアウト情報演算ルール
3を用いて、階層展開レイアウトパターンデータD2か
ら、検証対象のデバイス、配線層等の情報を含むレイア
ウト情報演算処理結果5を抽出してノード解析演算モジ
ュール15に出力する。
【0098】そして、ステップS33で、ノード解析演
算モジュール15は、レイアウト検証ルール6Bで規定
されたノード条件を満足する検証対象ノードを抽出して
検証対象ノードに電気的に接続される領域のみからなる
レイアウトパターンの情報を抽出ノード情報D15とし
て面積計算モジュール7に出力する。つまり、抽出ノー
ド情報D15はレイアウト情報演算処理結果5のレイア
ウトパターン情報を絞り込んだ情報となる。
【0099】その後、ステップS34で、面積計算モジ
ュール7は、半導体集積回路の回路特性、製造条件とな
る各種レイアウトパターンデータの面積を検証するため
のレイアウト検証ルール6BAを用いて、レイアウト情
報演算処理結果5から抽出ノード情報D15で規定され
るノードに電気的に接続される検証対象のレイアウトパ
ターンデータ(ポリゴン)群の面積総和を種別ごとに計
算して面積総和データD7を面積比計算モジュール13
に出力する。
【0100】次に、ステップS35で、面積比計算モジ
ュール13は、面積総和データD7に基づき、回路特
性、製造条件を判定するため、異なるの種類のポリゴン
群間の面積総和の比を計算して面積比データD13を出
力する。
【0101】そして、ステップS36で、比較検証モジ
ュール8Aは、面積比データD13に基づき、面積比計
算モジュール13で計算された面積総和の比がレイアウ
ト検証ルール6BAの検証値を満足しているか否かを検
証し、ステップS37でエラー発生を判定するとその検
証結果である検証結果データD8Aをエラー出力モジュ
ール9に出力し、ステップS38に移行し、エラー無し
と判定すると処理を終了する。
【0102】以下、ステップS33〜S36の動作を図
13を例に挙げて説明する。なお、図13はレイアウト
パターンの一例を示す説明図である。また、図14はレ
イアウト検証ルール6Bの記述例を示す説明図である。
【0103】図14のルール(F)の記述により、レイ
アウト検証ルール6Bは、電源VDDを検証対象ノード
として指示し、以降のルール(G)とルール(H)を電
源VDDと電気的に接続される検証対象のポリゴンに限
定する。
【0104】この場合、ステップS33で、ノード解析
演算モジュール15により、図13のレイアウトパター
ンでは、電源VDDと配線層30〜34を介して電気的
に接続される領域のみが検証対象とされる。
【0105】図14のルール(G)の記述により、“デ
ータC”(LayerC)中のすべての“データA”(Lay
erA)の面積総和と“データC”の全体面積との面積比
の計算及びvalue6との比較検証が指示される。
【0106】この場合、ステップS33で、ノード解析
演算モジュール15は、図13のウェル領域40(“デ
ータC”)の全体面積T40を計算するとともに、ウェ
ル領域40内の“データA”(ウェル電位固定拡散領域
24〜26)を検証対象として、ウェル電位固定拡散領
域24〜26それぞれの面積T24〜T26を抽出し、
下式に示すようにその面積総和TS8を計算する。
【0107】TS8=T24+T25+T26 そして、面積比計算モジュール13は、ステップS35
で、面積総和データD7より得たウェル全体面積T40
と面積総和TS8との面積総和の比R3(TS8/T4
0)を求める。
【0108】その後、比較検証モジュール8Aは、ステ
ップS35で、面積比データD13より得た面積総和の
比R3とレイアウト検証ルール6Bより得た検証値valu
e6との比較検証を行う。そして、R3<value6ならば、
ウェル領域40の電位が不安定と判断しエラー判定を行
う。
【0109】図14のルール(H)の記述により、“デ
ータC”内にあるすべての“データA”の面積総和と、
“データC”内にあるすべての“データB”(Layer
B)の面積総和との比計算及び検証値value7との比較検
証が指示される。
【0110】この場合、面積計算モジュール7は、ステ
ップS34で、ウェル領域40中のウェル電位固定拡散
領域24〜26それぞれの面積T24〜T26を抽出
し、上述したように、その面積総和TS8を計算し、さ
らに、電源VDDに電気的に接続されたウェル領域40
中のソース拡散領域41〜43(“データB”)それぞ
れの面積T41〜T43を抽出し、下式に示すようにそ
の面積総和TS9を計算する。
【0111】TS9=T41+T42+T43 次に、面積比計算モジュール13は、ステップS35
で、面積総和データD7より得たTS8とTS9との面
積総和の比R4(TS7/TS8)を計算する。
【0112】その後、比較検証モジュール8Aは、ステ
ップS36で、面積比データD13より得た面積総和の
比R4と検証値value7との比較検証を行う。そして、R
4<value7ならば、エラー判定を行う。
【0113】図12に戻って、ステップS38で、エラ
ー出力モジュール9は、検証結果データD8Bから得ら
れる面積検証結果に基づき、エラーリスト10とグラフ
ィックス上に表示するためのエラー結果11を出力す
る。
【0114】最後にステップS39で、表示モジュール
12は、エラー結果11に基づきエラー結果11に基づ
き視覚認識可能なグラフィックス表示する。
【0115】このように第3の実施例は、ノード解析演
算モジュール15により、検証対象の起点となるノード
を抽出し、面積計算モジュール7により、必要に応じて
幾何学的条件判定を経た後、抽出されたノードを起点と
し、検証すべきレイアウトパターンデータであるポリゴ
ン群の面積総和を種別ごとに求め、面積比計算モジュー
ル13により異なる種別のポリゴン間の面積総和の比を
求め、比較検証モジュール8Aにより、該面積総和の比
の検証を行うことにより、検証すべきレイアウトパター
ンデータが、どの場所に存在しても自動的に検索し、複
雑な面積計算、面積比計算等も自動的にまた正確にでき
るとともに、即座にラッチアップ検証の危険性等のエラ
ー箇所の表示を行うとができる。
【0116】したがって、レイアウトパターン設計技術
者は、エラーリスト10あるいは表示モジュール12で
のグラフィック表示を観察することにより、レイアウト
パターンの誤りをさらに詳細なレベルで認識することが
できるため、レイアウトパターンの修正も容易かつ高精
度に行える。すなわち、第3の実施例のレイアウトパタ
ーン検証装置は、半導体集積回路の回路特性、製造の制
約条件等の複雑な基準の良否を正確にかつ自動的に判定
することができる。
【0117】さらに、ノード解析演算モジュール15に
より、検証対象のレイアウトパターン情報を予め絞り込
んだ後に、面積計算モジュール7、面積比計算モジュー
ル13、比較検証モジュール8Aによる面積比検証処理
が行われるため、第2の実施例に比べ高速に面積検証を
行うことができる。
【0118】なお、第2の実施例及び第3の実施例で
は、面積計算モジュール7と面積比計算モジュール13
とを分離して説明したが、両者をーつのモジュールとす
ることもできる。
【0119】<第4の実施例>図15は、この発明の第
4の実施例であるレイアウトパターン検証装置の構成を
示すブロック図である。同図に示すように、図16で示
した従来構成のレイアウト情報演算処理結果5とレイア
ウト検証モジュール14の間にノード解析演算モジュー
ル15が介挿されている以外は、図16のレイアウトパ
ターン検証装置の構成と同様である。
【0120】ノード解析演算モジュール15は、レイア
ウト情報演算処理結果5とレイアウト検証ルール6とを
受け、レイアウト検証ルール6で規定される検証対象ノ
ードを抽出して、検証対象ノードに電気的に接続される
部分を特定づけたレイアウトパターンデータを抽出ノー
ド情報D15として面積計算モジュール7に出力する。
【0121】レイアウト検証モジュール14は、抽出ノ
ード情報D15とレイアウト検証ルール6とを受け、レ
イアウト検証ルール6を用いて、抽出ノード情報D15
で特定される各ポリゴン毎に面積等を検証して検証結果
データD14をエラー出力モジュール9に出力する。
【0122】なお、他の構成及び動作は図16の従来例
と同様であるため説明を省略する。
【0123】このような構成の第4の実施例のレイアウ
トパターン検証装置は、レイアウトパターンデータの幾
何学的なデザインルール検証(間隔、幅、余裕等の検
証)へのデータ抽出の際、ノード解析演算モジュール1
5による詳細なデータ抽出の条件判断ができるため、正
確でしかも疑似エラーが少ないレイアウトパターン検証
を得ることができる効果を奏する。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のレ
イアウトパターン検証装置は、面積検証手段により、幾
何学的位置関係に基づき選択された同一種の検証対象の
領域群の面積総和に基づき、レイアウトパターンで規定
された半導体集積回路の良否が検証されることにより、
半導体集積回路の回路特性、製造の制約条件等の複雑な
基準の良否を正確にかつ自動的に判定することができ
る。
【0125】また、請求項2記載のレイアウトパターン
検証装置は、面積比検証手段により、それぞれが幾何学
的位置関係に基づき選択された異なる種類の検証対象の
領域群間の面積総和の比に基づき、レイアウトパターン
で規定された半導体集積回路の良否の検証が行われるこ
とにより、半導体集積回路の回路特性、製造の制約条件
等の複雑な基準の良否を正確にかつ自動的に判定するこ
とができる。
【0126】また、請求項3記載のレイアウトパターン
検証装置は、面積比検証手段により、選択基準領域に電
気的に接続される領域からなるレイアウトパターンに絞
り込まれたレイアウトパターンの複数の領域の中から、
それぞれが幾何学的位置関係に基づき選択された異なる
種類の検証対象の領域群間の面積総和の比に基づき、レ
イアウトパターンで規定された半導体集積回路の良否が
検証されることにより、半導体集積回路の回路特性、製
造の制約条件等の複雑な基準の良否を正確にかつ自動的
に判定することができる。
【0127】また、請求項4記載のレイアウトパターン
検証装置は、検証手段により、レイアウトパターンの複
数の領域のうち、選択基準領域に電気的に接続される領
域からなるレイアウトパターンに絞り込まれた後、絞り
込まれたレイアウトパターンの中から、検証対象の領域
の幾何学的特徴に基づき、レイアウトパターンで規定さ
れた半導体集積回路の良否が検証されることにより、正
確でしかも疑似エラーが少ない良否判定が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるレイアウトパタ
ーン検証装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例のレイアウトパターン検証装置の
検証動作を示すフローチャートである。
【図3】レイアウトパターンの一例を示す説明図であ
る。
【図4】レイアウトパターンの一例を示す説明図であ
る。
【図5】レイアウト検証ルールの記述例を示す説明図で
ある。
【図6】この発明の第2の実施例であるレイアウトパタ
ーン検証装置の構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施例のレイアウトパターン検証装置の
検証動作を示すフローチャートである。
【図8】レイアウトパターンの一例を示す説明図であ
る。
【図9】レイアウト検証ルールの記述例を示す説明図で
ある。
【図10】第2の実施例のレイアウトパターン検証装置
を使ったイオン静電破壊検証への応用例を示す説明図で
ある。
【図11】この発明の第3の実施例であるレイアウトパ
ターン検証装置の構成を示すブロック図である。
【図12】第3の実施例のレイアウトパターン検証装置
の検証動作を示すフローチャートである。
【図13】レイアウトパターンの一例を示す説明図であ
る。
【図14】レイアウト検証ルールの記述例を示す説明図
である。
【図15】この発明の第4の実施例であるレイアウトパ
ターン検証装置の構成を示すブロック図である。
【図16】従来のレイアウトパターン検証装置の構成を
示すブロック図である。
【図17】従来のレイアウトパターン検証装置の検証動
作を示すフローチャートである。
【図18】レイアウトパターンの一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 レイアウトパターンデータ 2 階層展開モジュール 3 レイアウト情報演算処理ルール 4 レイアウト情報演算処理モジュール 5 レイアウト情報演算処理結果 6 レイアウト検証ルール 6A レイアウト検証ルール 6B レイアウト検証ルール 7 面積計算モジュール 8 比較検証モジュール 8A 比較検証モジュール 9 エラー出力モジュール 10 エラーリスト 11 エラー結果 12 表示モジュール 13 面積比計算モジュール 14 レイアウト検証モジュール 15 ノード解析演算モジュール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路の平面構造を規定した複
    数の領域からなるレイアウトパターンに関するレイアウ
    ト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、 前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、幾何
    学的位置関係に基づき選択され、構成される材料により
    分類される少なくとも1種類の検証対象の領域群を規定
    し、前記レイアウトパターンで規定される半導体集積回
    路の良否基準を、同一種の前記検証対象の領域群の面積
    総和に関連して記述したレイアウトルールを付与するレ
    イアウトルール付与手段と、 前記レイアウト情報及び前記レイアウトルールを受け、
    前記レイアウトルールを参照して、前記レイアウト情報
    で規定された前記レイアウトパターンから、同一種の前
    記検証対象の領域群の面積総和を計算して面積データを
    出力する面積計算手段と、 前記面積データ及び前記レイアウトルールを受け、前記
    レイアウトルールを参照して、前記面積データより得ら
    れる前記面積総和に基づき前記半導体集積回路の良否を
    検証する面積検証手段とを備えたレイアウトパターン検
    証装置。
  2. 【請求項2】 半導体集積回路の平面構造を規定した複
    数の領域からなるレイアウトパターンに関するレイアウ
    ト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、 前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、幾何
    学的位置関係に基づき選択され、構成される材料により
    分類される複数種の検証対象の領域群を規定し、前記レ
    イアウトパターンで規定される半導体集積回路の良否基
    準を、異なる種類の検証対象の領域群間の面積総和の比
    に関連して記述したレイアウトルールを付与するレイア
    ウトルール付与手段と、 前記レイアウト情報及び前記レイアウトルールを受け、
    前記レイアウトルールを参照して、前記レイアウト情報
    で規定された前記レイアウトパターンから、種別ごとに
    前記検証対象の領域群の面積総和をそれぞれ計算して面
    積データを出力する面積計算手段と、 前記面積データ及び前記レイアウトルールを受け、前記
    レイアウトルールを参照して、前記面積データより得ら
    れる前記異なる種類の検証対象の領域群間の面積総和の
    比を計算して面積比データを出力する面積比データ計算
    手段と、 前記面積比データ及び前記レイアウトルールを受け、前
    記レイアウトルールを参照して、前記面積比データより
    得られる前記面積総和の比に基づき前記半導体集積回路
    の良否を検証する面積比検証手段とを備えたレイアウト
    パターン検証装置。
  3. 【請求項3】 半導体集積回路の平面構造を規定した複
    数の領域からなるレイアウトパターンに関するレイアウ
    ト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、 前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、選択
    基準領域と、幾何学的位置関係に基づき選択され、構成
    される材料により分類される複数種の検証対象の領域群
    とを規定し、前記レイアウトパターンで規定される半導
    体集積回路の良否基準を、異なる種類の検証対象の領域
    群間の面積総和の比に関連して記述したレイアウトルー
    ルを付与するレイアウトルール付与手段と、 前記レイアウト情報及び前記レイアウトルールを受け、
    前記レイアウトルールを参照して、前記レイアウト情報
    で規定された前記レイアウトパターンの前記複数の領域
    のうち、前記選択基準領域に電気的に接続される領域の
    みからなる情報を選択レイアウト情報として出力するレ
    イアウトパターン絞り込み手段と、 前記選択レイアウト情報及び前記レイアウトルールを受
    け、前記レイアウトルールを参照して、前記選択レイア
    ウト情報で規定された前記レイアウトパターンから、種
    別ごとに前記検証対象の領域群の面積総和をそれぞれ計
    算して面積データを出力する面積計算手段と、 前記面積データ及び前記レイアウトルールを受け、前記
    レイアウトルールを参照して、前記面積データより得ら
    れる前記異なる種類の検証対象の領域群の面積総和の比
    を計算して面積比データを出力する面積比データ計算手
    段と、 前記面積比データ及び前記レイアウトルールを受け、前
    記レイアウトルールを参照して、前記面積比データより
    得られる前記面積総和の比に基づき前記半導体集積回路
    の良否を検証する面積比検証手段とを備えたレイアウト
    パターン検証装置。
  4. 【請求項4】 半導体集積回路の平面構造を規定した複
    数の領域からなるレイアウトパターンに関するレイアウ
    ト情報を付与するレイアウト情報付与手段と、 前記レイアウトパターン上の前記複数の領域から、選択
    基準領域と、構成される材料により分類される複数種の
    検証対象の領域とを規定し、前記レイアウトパターンで
    規定される半導体集積回路の良否基準を、前記検証対象
    の領域の幾何学的特徴に関連して記述したレイアウトル
    ールを付与するレイアウトルール付与手段と、 前記レイアウト情報及び前記レイアウトルールを受け、
    前記レイアウトルールを参照して、前記レイアウト情報
    で規定される前記レイアウトパターンから、前記選択基
    準領域に電気的に接続される領域のみからなる情報を選
    択レイアウト情報として出力するレイアウトパターン絞
    り込み手段と、 前記選択レイアウト情報及び前記レイアウトルールを受
    け、前記レイアウトルールを参照して、前記選択レイア
    ウト情報で規定される前記レイアウトパターンから、前
    記検証対象の領域の幾何学的特徴に基づき前記半導体集
    積回路の良否を検証する検証手段とを備えたレイアウト
    パターン検証装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203906A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Fujitsu Ltd レイアウト設計装置、レイアウト設計方法、及びレイアウト設計プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011203906A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Fujitsu Ltd レイアウト設計装置、レイアウト設計方法、及びレイアウト設計プログラム

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