JPH0711392U - スケール付きコンパス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 コンパス（ディバイダーも含む）で描こうと
する円の半径を、別のスケールで測りとる手間を省く。 【構成】 コンパスの両脚のなす角度から描かれる円の
形を予測し、その寸法を表示する。若しくは、コンパス
の２脚の脚間のなす長さから描かれる形を予測し、その
寸法を表示する。

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 コンパスで描こうとする円の形の寸法が、コンパス本体に表示される。

従来の技術 コンパスで描こうとする円の半径を、別個のスケールで測りとらねばならなかっ た。

考案が解決しようとする間題点 本考案は上記の欠点をなくす目的から考案したものである。

問題点を解決するための手段 コンパスの両脚のなす角度から描かれる円の形を予測し、その寸法を表示する。

もしくは、コンパスの２脚の脚間のなす長さから描かれる形を予測し、その寸法 を表示する。

作用 コンパスによって描ける形の寸法を、それ一体のみでわかる。

実施例 一実施例として最も簡単な用具について説明すれば、図１に示すごとく、両脚が 対象的に開くコンパスの一方の脚に指標（１）を付ける、柄と両脚との接合部分 で柄の側にある両脚を覆うカバー（２）に、それぞれの両脚の開き具合にたいし て、描ける円の形の半径、直径、等の数値がわかるよう、指標と対応関係になる ようにスケール（３）を指し示す型式で表示させる。

一方、コンパスの２脚の脚間のなす長さから描かれる形を予測し、その寸法を表 示する方法としては、一実施例として最も簡単な用具について説明すると、図２ に示すごとくなる。取っ手（４）を回し、それと一体になったねじ（５）を回転 させると、両脚が対象的に開くコンパスの一方の脚側のねじにスケール（６）を 付け、描ける円の形の半径、直径、等の数値がわかるよう、その一方の脚とねじ の接触部の一部（７）を指標とし、対応関係になるようにスケール（６）を指し 示す型式で表示させる。

考案の効果 以上のごとく、描きたい円の形になるように即座にコンパスを調整できる。

【図面の簡単な説明】

【第１図】は全体をあらわす側面図（１は指標、２はカ
バー、３はスケール）

【第２図】は全体をあらわす側面図（４は取っ手、５は
ねじ、６はスケール）

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 製図用具であるコンパス（ディバイダーも含む）で描こ
   うとする円の形の寸法が、コンパス本体に表示される。