JPH07110866A - パターン認識装置 - Google Patents
パターン認識装置Info
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- JPH07110866A JPH07110866A JP5287213A JP28721393A JPH07110866A JP H07110866 A JPH07110866 A JP H07110866A JP 5287213 A JP5287213 A JP 5287213A JP 28721393 A JP28721393 A JP 28721393A JP H07110866 A JPH07110866 A JP H07110866A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 2次元画像を3次元画像としてパターン認識
する。 【構成】 2次元画像のエッジを検出するエッジ検出部
4、2次元画像を線分に分解する線分分離部5、分解し
た2次元線分を楕円又は直線を検出する楕円直線検出部
6、2次元画像を3次元ベクトルに変換する3次元ベク
トル化部7、既知画像を3次元ベクトルにて記憶してい
るベクトル化辞書部10、画像の3次元ベクトルを3次
元座標で回転移動させる座標変換部8、ベクトル化辞書
のベクトルと入力画像のベクトルを照合する照合部9、
及び照合した結果を判定する判定部11をパターン認識
装置に備える。球面幾何学により、楕円の線分及び直線
の線分を、球の中心を通る面の円周上の線分として、3
次元ベクトル1個で記述でき、2次元画像の曲線部分を
3次元ベクトル化した楕円の線分で記述し、画像の直線
部分を3次元ベクトル化した直線の線分で記述できる。
する。 【構成】 2次元画像のエッジを検出するエッジ検出部
4、2次元画像を線分に分解する線分分離部5、分解し
た2次元線分を楕円又は直線を検出する楕円直線検出部
6、2次元画像を3次元ベクトルに変換する3次元ベク
トル化部7、既知画像を3次元ベクトルにて記憶してい
るベクトル化辞書部10、画像の3次元ベクトルを3次
元座標で回転移動させる座標変換部8、ベクトル化辞書
のベクトルと入力画像のベクトルを照合する照合部9、
及び照合した結果を判定する判定部11をパターン認識
装置に備える。球面幾何学により、楕円の線分及び直線
の線分を、球の中心を通る面の円周上の線分として、3
次元ベクトル1個で記述でき、2次元画像の曲線部分を
3次元ベクトル化した楕円の線分で記述し、画像の直線
部分を3次元ベクトル化した直線の線分で記述できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は文字、図面、図形、指
紋、リモートセンシング等のパターン認識装置に関す
る。
紋、リモートセンシング等のパターン認識装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】 従
来のパターン認識装置は線分を2次元ベクトルで記述し
ているため、直線のみ記述することが出来るが、曲線は
記述することが出来ない。又、2次元ベクトルの短い直
線による近似、或いは2次元の近似曲線による近似では
線分を完全に記述することは出来ない。この事は、我々
が生活している空間は3次元空間であり、我々は3次元
空間的に画像を処理しているが、従来のパターン認識の
手法は、本来3次元座標の画像を2次元座標で処理して
いる為、処理自体に無理がある。
来のパターン認識装置は線分を2次元ベクトルで記述し
ているため、直線のみ記述することが出来るが、曲線は
記述することが出来ない。又、2次元ベクトルの短い直
線による近似、或いは2次元の近似曲線による近似では
線分を完全に記述することは出来ない。この事は、我々
が生活している空間は3次元空間であり、我々は3次元
空間的に画像を処理しているが、従来のパターン認識の
手法は、本来3次元座標の画像を2次元座標で処理して
いる為、処理自体に無理がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】2次元画像を入力する画
像入力部3、2次元画像のエッジを検出するエッジ検出
部4、2次元画像を線分に分解する線分分離部5、分解
した2次元線分を楕円又は直線を検出する楕円直線検出
部6、2次元画像を3次元ベクトルに変換する3次元ベ
クトル化部7、既知画像を3次元ベクトルにて記憶して
いるベクトル化辞書部10、画像の3次元ベクトルを3
次元座標で回転移動させる座標変換部8、ベクトル化辞
書のベクトルと入力画像のベクトルを照合する照合部
9、照合した結果を判定する判定部11、判定部の判定
結果を出力する出力部12、画像データ及びベクトルデ
ータを記憶するメモリ部2、前記各ブロックを制御する
制御部1にて構成する。
像入力部3、2次元画像のエッジを検出するエッジ検出
部4、2次元画像を線分に分解する線分分離部5、分解
した2次元線分を楕円又は直線を検出する楕円直線検出
部6、2次元画像を3次元ベクトルに変換する3次元ベ
クトル化部7、既知画像を3次元ベクトルにて記憶して
いるベクトル化辞書部10、画像の3次元ベクトルを3
次元座標で回転移動させる座標変換部8、ベクトル化辞
書のベクトルと入力画像のベクトルを照合する照合部
9、照合した結果を判定する判定部11、判定部の判定
結果を出力する出力部12、画像データ及びベクトルデ
ータを記憶するメモリ部2、前記各ブロックを制御する
制御部1にて構成する。
【0004】又、楕円直線検出部6は、2次元画像の線
分より、楕円の中心点座標及び長半径値又は直線の中間
座標及び直線の1/2の長さを求める。又、球の中心を
通る面の円周上の線分は、楕円及び直線を記述してい
る。従って、球の中心を通る面の円周上の線分として、
楕円の線分及び直線の線分を記述できる。又、球の中心
を通る面の円周上の線分は、球の中心を通る面に垂直で
且つ、球の中心を通る3次元ベクトル1個で記述でき
る。従って、楕円の線分及び直線の線分を、球の中心を
通る面の円周上の線分として、3次元ベクトル1個で記
述できる。従って、画像の曲線部分を3次元ベクトル化
した楕円の線分で記述し、画像の直線部分を3次元ベク
トル化した直線の線分で記述できる。
分より、楕円の中心点座標及び長半径値又は直線の中間
座標及び直線の1/2の長さを求める。又、球の中心を
通る面の円周上の線分は、楕円及び直線を記述してい
る。従って、球の中心を通る面の円周上の線分として、
楕円の線分及び直線の線分を記述できる。又、球の中心
を通る面の円周上の線分は、球の中心を通る面に垂直で
且つ、球の中心を通る3次元ベクトル1個で記述でき
る。従って、楕円の線分及び直線の線分を、球の中心を
通る面の円周上の線分として、3次元ベクトル1個で記
述できる。従って、画像の曲線部分を3次元ベクトル化
した楕円の線分で記述し、画像の直線部分を3次元ベク
トル化した直線の線分で記述できる。
【0005】従って、3次元ベクトル化した楕円の線分
及び直線の線分の組合せにより、画像の全線分を記述す
ることが可能である。即ち、3次元ベクトル化部7に
て、球面上の線分として、2次元画像の線分を3次元要
素ベクトル(曲線ベクトル、始点ベクトル、終点ベクト
ル、中心点ベクトル、長半径値)化することができる。
従って、球面上の線分として、2次元画像の線分を3次
元ベクトルにより記述できる。従って、2次元画像の全
線分を3次元ベクトル化した楕円の線分及び3次元ベク
トル化した直線の線分の組合せとして画像のパターンを
認識することが可能である。
及び直線の線分の組合せにより、画像の全線分を記述す
ることが可能である。即ち、3次元ベクトル化部7に
て、球面上の線分として、2次元画像の線分を3次元要
素ベクトル(曲線ベクトル、始点ベクトル、終点ベクト
ル、中心点ベクトル、長半径値)化することができる。
従って、球面上の線分として、2次元画像の線分を3次
元ベクトルにより記述できる。従って、2次元画像の全
線分を3次元ベクトル化した楕円の線分及び3次元ベク
トル化した直線の線分の組合せとして画像のパターンを
認識することが可能である。
【0006】
【作用】2次元画像の曲線の度合いより3次元画像を復
元するため、直線だけでなく曲線を含む一般の画像を処
理することができる。又、2次元画像の線分は3次元ベ
クトルにて完全に表現可能であるため、パターン認識が
容易になる。
元するため、直線だけでなく曲線を含む一般の画像を処
理することができる。又、2次元画像の線分は3次元ベ
クトルにて完全に表現可能であるため、パターン認識が
容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に従い説明する。図1に
球面幾何学に於ける、球の中心を通る球の断面の円周上
の線分を示す。図1(a)はZ軸が図面に垂直な3次元
座標(x,y,z)に於いて、球の中心を通り、球をx
y平面に平行な面で切った時の断面図を示す。球の断面
の円周上の線分をV.f.(x,y,z)で示す。又、
この線分V.f.(x,y,z)はx=R,y=0,z
=0のa点をz軸を軸として360度回転させた軌跡と
して表現できる。この時、線分V.f.(x,y,z)
は円を示す。
球面幾何学に於ける、球の中心を通る球の断面の円周上
の線分を示す。図1(a)はZ軸が図面に垂直な3次元
座標(x,y,z)に於いて、球の中心を通り、球をx
y平面に平行な面で切った時の断面図を示す。球の断面
の円周上の線分をV.f.(x,y,z)で示す。又、
この線分V.f.(x,y,z)はx=R,y=0,z
=0のa点をz軸を軸として360度回転させた軌跡と
して表現できる。この時、線分V.f.(x,y,z)
は円を示す。
【0008】図1(b)はZ軸が図面に垂直な3次元座
標(x,y,z)に於いて、球の中心を通り、球のyz
平面をz軸周りに(90−α)度回転させた時のyz平
面で切った時の断面図を示す。球の断面の円周上の線分
をV.f.(x,y,z)で示す。又、この線分V.
f.(x,y,z)はx軸をz軸周りにα度回転させ、
y軸をx軸周りに90度回転させた時の変換座標系
(X’,Y’,Z’)に於いて、x’=R,y’=0,
z’=0のa点をZ’軸を軸として360度回転させた
軌跡として表現できる。この時線分V.f.(x,y,
z)は直線を示す。
標(x,y,z)に於いて、球の中心を通り、球のyz
平面をz軸周りに(90−α)度回転させた時のyz平
面で切った時の断面図を示す。球の断面の円周上の線分
をV.f.(x,y,z)で示す。又、この線分V.
f.(x,y,z)はx軸をz軸周りにα度回転させ、
y軸をx軸周りに90度回転させた時の変換座標系
(X’,Y’,Z’)に於いて、x’=R,y’=0,
z’=0のa点をZ’軸を軸として360度回転させた
軌跡として表現できる。この時線分V.f.(x,y,
z)は直線を示す。
【0009】図1(c)はZ軸が図面に垂直な3次元座
標(x,y,z)に於いて、球のyz平面をz軸周りに
(90−α)度回転させ且つ、更に、yz平面をx軸周
りにβ度回転させたyz平面で切った時の断面図を示
す。球の断面の円周上の線分をV.f.(x,y,z)
で示す。又、この線分V.f.(x,y,z)はX軸を
z軸周りにα度回転させ、Y軸をx軸周りにβ度回転さ
せた時の変換座標系(X’,Y’,Z’)に於いて、
X’=R,Y’=0,Z’=0のa点をZ’軸を軸とし
て360度回転させた軌跡として表現できる。この時線
分V.f.(x,y,z)は楕円を示す。
標(x,y,z)に於いて、球のyz平面をz軸周りに
(90−α)度回転させ且つ、更に、yz平面をx軸周
りにβ度回転させたyz平面で切った時の断面図を示
す。球の断面の円周上の線分をV.f.(x,y,z)
で示す。又、この線分V.f.(x,y,z)はX軸を
z軸周りにα度回転させ、Y軸をx軸周りにβ度回転さ
せた時の変換座標系(X’,Y’,Z’)に於いて、
X’=R,Y’=0,Z’=0のa点をZ’軸を軸とし
て360度回転させた軌跡として表現できる。この時線
分V.f.(x,y,z)は楕円を示す。
【0010】図2に楕円を示す。楕円上の任意の点5個
をP1、P2、P3、P4、P5とする。P1とP2を
結ぶ直線式 L1=a1*x+b1*y+c1=0が求
まる。P2とP3を結ぶ直線式 L2=a2*x+b2
*y+c2=0が求まる。P3とP4を結ぶ直線式 L
3=a3*x+b3*y+c3=0が求まる。P4とP
4を結ぶ直線式 L4=a4*x+b4*y+c4=0
が求まる。固有値をλとすると (1−λ)*L1*L2+λ*L3*L4=0 が成立する。P5の点を代入すると、固有値λは λ=λ1/λ2 としてλが求められる。
をP1、P2、P3、P4、P5とする。P1とP2を
結ぶ直線式 L1=a1*x+b1*y+c1=0が求
まる。P2とP3を結ぶ直線式 L2=a2*x+b2
*y+c2=0が求まる。P3とP4を結ぶ直線式 L
3=a3*x+b3*y+c3=0が求まる。P4とP
4を結ぶ直線式 L4=a4*x+b4*y+c4=0
が求まる。固有値をλとすると (1−λ)*L1*L2+λ*L3*L4=0 が成立する。P5の点を代入すると、固有値λは λ=λ1/λ2 としてλが求められる。
【0011】又、 aa=aa1 bb=bb1*x+bb2 cc=cc1*x^2+cc2*x+cc3 とすると、一般の2次曲線は aa*y^2+bb*y+cc=0 として表せる。
【0012】ここで、2次曲線の全係数は aa1=b1*b2*(1−λ)+b3+b4*λ bb1=(1−λ)*(a1*b2+b1*a2)+λ
*(a3*b3+a4*b3) bb2=(1−λ)*(b1*c2+c1*b2)+λ
*(b3*c4+c3*b4) cc1=a1*a2*(1−λ)+a3*a4*λ cc2=(a1*c2+a2*c1)*(1−λ)+
(c3*a4+a3*c4)*λ cc3=(1−λ)*c1*c2+c3*c4*λ として求められる。
*(a3*b3+a4*b3) bb2=(1−λ)*(b1*c2+c1*b2)+λ
*(b3*c4+c3*b4) cc1=a1*a2*(1−λ)+a3*a4*λ cc2=(a1*c2+a2*c1)*(1−λ)+
(c3*a4+a3*c4)*λ cc3=(1−λ)*c1*c2+c3*c4*λ として求められる。
【0013】又、一般の楕円式は {(y1*sin(θ)+x1*cos(θ))/(R
1)}^2+{(y1*cos(θ)−x1*sin
(θ))/(R2)}^2=1 として表せる。但し、 x1=x−c.x y1=y−c.y c.xは楕円の中心点のx座標 c.yは楕円の中心点のy座標 θは楕円軸の傾き角度、 R1、R2は楕円の長半径又は短半径
1)}^2+{(y1*cos(θ)−x1*sin
(θ))/(R2)}^2=1 として表せる。但し、 x1=x−c.x y1=y−c.y c.xは楕円の中心点のx座標 c.yは楕円の中心点のy座標 θは楕円軸の傾き角度、 R1、R2は楕円の長半径又は短半径
【0014】一方、前記2次曲線の式は線形代数の一般
2次式として古くから知られていて、 (1)楕円曲線(円を含む) (2)直線 (3)双曲線、又は、放物線 の3種類の曲線のいずれかになる。
2次式として古くから知られていて、 (1)楕円曲線(円を含む) (2)直線 (3)双曲線、又は、放物線 の3種類の曲線のいずれかになる。
【0015】(1)楕円は下記の場合 bb1≠0 cc1≠aa1*{tan(θ)}^2 aa1≠cc1*{tan(θ)}^2 楕円の中心点の座標 c.x=(bb1*bb2−2*aa1*cc2)/
(4*aa1*cc1−bb1^2) c.y=(bb1*cc2−2*cc1*bb2)/
(4*aa1*cc1−bb1^2)
(4*aa1*cc1−bb1^2) c.y=(bb1*cc2−2*cc1*bb2)/
(4*aa1*cc1−bb1^2)
【0016】楕円の軸の傾き角度 tan(θ)=(aa1−cc1)/bb1+√
[{(aa1−cc1)/bb1}^2+1] 又は、 tan(θ)=(aa1−cc1)/bb1−√
[{(aa1−cc1)/bb1}^2+1] 楕円の半径 R1=[d*[{tan(θ)}^2−1]]/[cc
1−aa1*{tan(θ)}^2] R2=[d*[{tan(θ)}^2−1]]/[aa
1−cc1*{tan(θ)}^2] 但し、 d=cc3−(aa1*c.y^2+cc1*c.x^
2+bb1*c.x*c.y)
[{(aa1−cc1)/bb1}^2+1] 又は、 tan(θ)=(aa1−cc1)/bb1−√
[{(aa1−cc1)/bb1}^2+1] 楕円の半径 R1=[d*[{tan(θ)}^2−1]]/[cc
1−aa1*{tan(θ)}^2] R2=[d*[{tan(θ)}^2−1]]/[aa
1−cc1*{tan(θ)}^2] 但し、 d=cc3−(aa1*c.y^2+cc1*c.x^
2+bb1*c.x*c.y)
【0017】(1−1)円は下記の場合 bb1=0 aa1≠0 cc1≠0 aa1=bb1 円の半径 R=−d/aa1 円の中心点の座標 c.x=−cc2/(2*cc1) c.y=−bb2/(2*aa1)
【0018】(2)直線は下記の場合 d=0の場合 bb2*y+cc2*x=0 aa1=0,cc1=0,bb1=0の場合 bb2*y+cc2*x+cc3=0 (3)双曲線又は放物線は下記の場合 bb2^2=4*aa1*cc1の場合 aa1=bb1且つbb1=2*aa1の場合 aa1=cc1*{tan(θ)}^2 且つ、aa1=cc1*{tan(θ)}^2の場合 双曲線又は放物線になる場合は前記の球による3次元表
現ではなく、円錐体による3次元表現になる。本説明で
は円による3次元表現としているため、特例として線分
を再分割し楕円及び直線で近似する。
現ではなく、円錐体による3次元表現になる。本説明で
は円による3次元表現としているため、特例として線分
を再分割し楕円及び直線で近似する。
【0019】図3に要素ベクトルの種類を示す。図3
(a)と図3(b)は1個の線分V.f(x,y,z)
の要素ベクトルの種類を示す。1個の線分V.f(x,
y,z)は次の要素ベクトルで構成する。曲線ベクトル
{V.L.(x,y,z)}は3次元ベクトルで、曲線
の曲り度合いを示す。始点ベクトル{V.S.(x,
y,z)}は3次元ベクトルで曲線の始点を示す。終点
ベクトル{V.S.(x,y,z)}は3次元ベクトル
で曲線の了点を示す。中心点ベクトル{(V.C.
(x,y)}は2次元ベクトルで楕円の中心点又は、直
線の中間点を示す。半径値(R)は1次元で楕円の長半
径値又は、直線の1/2の長さの値であり、球の半径を
示す。
(a)と図3(b)は1個の線分V.f(x,y,z)
の要素ベクトルの種類を示す。1個の線分V.f(x,
y,z)は次の要素ベクトルで構成する。曲線ベクトル
{V.L.(x,y,z)}は3次元ベクトルで、曲線
の曲り度合いを示す。始点ベクトル{V.S.(x,
y,z)}は3次元ベクトルで曲線の始点を示す。終点
ベクトル{V.S.(x,y,z)}は3次元ベクトル
で曲線の了点を示す。中心点ベクトル{(V.C.
(x,y)}は2次元ベクトルで楕円の中心点又は、直
線の中間点を示す。半径値(R)は1次元で楕円の長半
径値又は、直線の1/2の長さの値であり、球の半径を
示す。
【0020】図4に本装置の電気的ブロック構成図を示
す。制御部1は全ての電気的ブロック部を制御する。メ
モリ部2は画像に関する全てのデータを記憶する。画像
入力部3は制御部1の指示により画像データを入力す
る。エッジ検出部4は画像入力部3の画像データのエッ
ジの座標を検出し、エッジ座標をメモリ部2に記憶す
る。線分分離部5は制御部1の指示により、エッジ座標
から2次曲線で表現可能な線分に分離し、分離した線分
に線分番号を付け、且つ、2次元の線分座標V.f.
(x,y)をメモリ部2に記憶する。
す。制御部1は全ての電気的ブロック部を制御する。メ
モリ部2は画像に関する全てのデータを記憶する。画像
入力部3は制御部1の指示により画像データを入力す
る。エッジ検出部4は画像入力部3の画像データのエッ
ジの座標を検出し、エッジ座標をメモリ部2に記憶す
る。線分分離部5は制御部1の指示により、エッジ座標
から2次曲線で表現可能な線分に分離し、分離した線分
に線分番号を付け、且つ、2次元の線分座標V.f.
(x,y)をメモリ部2に記憶する。
【0021】楕円/直線検出部6は2次元の線分座標
V.f.(x,y)より、線分を楕円又は直線に分離す
る。楕円の場合、楕円の中心点座標(c.x,c.y)
及び長半径Rを求める。直線の場合、直線の式と線分の
中間点の座標(c.x,c.y)及び直線の1/2の長
さRを求める。3次元ベクトル化部7は2次元座標の線
分V.f.(x,y)を3次元座標の線分V.f.
(x,y,z)に変換し、更に、曲線ベクトルV.L.
(x,y,z)、始点ベクトルV.S.(x,y,
z)、終点ベクトルV.E.(x,y,z)を求める。
V.f.(x,y)より、線分を楕円又は直線に分離す
る。楕円の場合、楕円の中心点座標(c.x,c.y)
及び長半径Rを求める。直線の場合、直線の式と線分の
中間点の座標(c.x,c.y)及び直線の1/2の長
さRを求める。3次元ベクトル化部7は2次元座標の線
分V.f.(x,y)を3次元座標の線分V.f.
(x,y,z)に変換し、更に、曲線ベクトルV.L.
(x,y,z)、始点ベクトルV.S.(x,y,
z)、終点ベクトルV.E.(x,y,z)を求める。
【0022】座標変換部8は画像を3次元座標変換す
る。即ち、画像より検出した線分がN個の時、中心点ベ
クトル{(V.C.(x,y)}、始点ベクトルV.
S.(x,y,z)、終点ベクトルV.E.(x,y,
z)もN個存在するため、N個の中心点ベクトル
{(V.C.(x,y)}のなすN個の角度αi(i=
1からN)、N個の始点ベクトルV.S.(x,y,
z)のなすN個の角度αi、βi、N個の終点ベクトル
V.E.(x,y,z)のなす角度αi、βiを求め
る。一方、ベクトル辞書10に既知のN個の中心点ベク
トル{(V.C.(x,y)}のなす角度、N個の始点
ベクトルV.S.(x,y,z)のなす角度、N個の終
点ベクトルV.E.(x,y,z)のなす角度αj(j
=1からM)、βjを記憶させておく。
る。即ち、画像より検出した線分がN個の時、中心点ベ
クトル{(V.C.(x,y)}、始点ベクトルV.
S.(x,y,z)、終点ベクトルV.E.(x,y,
z)もN個存在するため、N個の中心点ベクトル
{(V.C.(x,y)}のなすN個の角度αi(i=
1からN)、N個の始点ベクトルV.S.(x,y,
z)のなすN個の角度αi、βi、N個の終点ベクトル
V.E.(x,y,z)のなす角度αi、βiを求め
る。一方、ベクトル辞書10に既知のN個の中心点ベク
トル{(V.C.(x,y)}のなす角度、N個の始点
ベクトルV.S.(x,y,z)のなす角度、N個の終
点ベクトルV.E.(x,y,z)のなす角度αj(j
=1からM)、βjを記憶させておく。
【0023】角度αi、βiと角度αj、βjの差が座
標変換角度になる。但、角度αi、βiと角度αj、β
jはそれぞれ1個以上であればよく、N個又はM個全て
必要ではない。
標変換角度になる。但、角度αi、βiと角度αj、β
jはそれぞれ1個以上であればよく、N個又はM個全て
必要ではない。
【0024】照合部9は画像の線分N個の要素ベクトル
とベクトル化辞書10に記憶されている画像の線分M個
の要素ベクトルを照合する。判定部11は照合した結果
を判定する。対象とする画像の認識目的により判定内容
は異なる。例えば、手書き文字の認識の場合はベクトル
化辞書の要素ベクトルに許容範囲を広く設定し、広い許
容範囲内の要素ベクトルであれば同一文字であると判定
する。又、製品の品質検査の場合はベクトル化辞書の要
素ベクトルに許容範囲を狭く設定し、狭い許容範囲内の
要素ベクトルであれば良品と判定する。出力部12は判
定結果をCRT、プリンター、マイク等に出力する。
とベクトル化辞書10に記憶されている画像の線分M個
の要素ベクトルを照合する。判定部11は照合した結果
を判定する。対象とする画像の認識目的により判定内容
は異なる。例えば、手書き文字の認識の場合はベクトル
化辞書の要素ベクトルに許容範囲を広く設定し、広い許
容範囲内の要素ベクトルであれば同一文字であると判定
する。又、製品の品質検査の場合はベクトル化辞書の要
素ベクトルに許容範囲を狭く設定し、狭い許容範囲内の
要素ベクトルであれば良品と判定する。出力部12は判
定結果をCRT、プリンター、マイク等に出力する。
【0025】図5に本発明の装置の楕円/直線検出部6
の電気的ブロック構成図を示す。楕円/直線分離部61
は前記の図2に示した2次曲線の分類方法により線分を
分類する。即ち、2次元の線分座標V.f.(x,y)
より、線分を楕円又は直線に分離する。楕円の中心点座
標/長半径検出部62は同様に前記の図2に示した2次
曲線の式を求める方法により、楕円の中心点座標(c.
x,c.y)及び長半径Rを求める。直線の中間座標検
出部63は直線の式と線分の中間点の座標(c.x,
c.y)及び直線の1/2の長さRを求める。
の電気的ブロック構成図を示す。楕円/直線分離部61
は前記の図2に示した2次曲線の分類方法により線分を
分類する。即ち、2次元の線分座標V.f.(x,y)
より、線分を楕円又は直線に分離する。楕円の中心点座
標/長半径検出部62は同様に前記の図2に示した2次
曲線の式を求める方法により、楕円の中心点座標(c.
x,c.y)及び長半径Rを求める。直線の中間座標検
出部63は直線の式と線分の中間点の座標(c.x,
c.y)及び直線の1/2の長さRを求める。
【0026】図6に本発明の装置の3次元ベクトル化部
7の電気的ブロック構成図を示す。z座標検出部71は
2次元座標の線分V.f.(x,y)よりz座標を下記
の方法で求める。球の半径はRであるから z=√(R^2−x^2−y^2) となり、3次元座標の線分V.f.(x,y、z)が求
まる。
7の電気的ブロック構成図を示す。z座標検出部71は
2次元座標の線分V.f.(x,y)よりz座標を下記
の方法で求める。球の半径はRであるから z=√(R^2−x^2−y^2) となり、3次元座標の線分V.f.(x,y、z)が求
まる。
【0027】線分V.f.(x,y、z)がN個の座標
で構成されている時、i番目の座標とj番目の座標の法
線ベクトルをV.f.(xi,yi,zi)及びV.
f.(xj,yj、zj)とすると曲線ベクトルV.
L.(x,y、z)はベクトルの外積により下記のよう
に求められる。 V.L.(x,y、z)=V.L.(xi,yi,z
i)*V.L.(xj,yj,zj) 始点ベクトルV.S.(x,y,z)は、線分V.f.
(x,y、z)の1番目(i=1の場合)の座標の法線
ベクトルV.f.(x1,y1,z1)である。 V.S.(x,y,z)=V.f.(x1,y1,z
1) 終点ベクトルV.S.(x,y,z)は、線分V.f.
(x,y、z)の最後(i=Nの場合)の座標の法線ベ
クトルV.f.(xn,yn,zn)である。 V.E.(x,y,z)=V.f.(xn,yn,z
n)
で構成されている時、i番目の座標とj番目の座標の法
線ベクトルをV.f.(xi,yi,zi)及びV.
f.(xj,yj、zj)とすると曲線ベクトルV.
L.(x,y、z)はベクトルの外積により下記のよう
に求められる。 V.L.(x,y、z)=V.L.(xi,yi,z
i)*V.L.(xj,yj,zj) 始点ベクトルV.S.(x,y,z)は、線分V.f.
(x,y、z)の1番目(i=1の場合)の座標の法線
ベクトルV.f.(x1,y1,z1)である。 V.S.(x,y,z)=V.f.(x1,y1,z
1) 終点ベクトルV.S.(x,y,z)は、線分V.f.
(x,y、z)の最後(i=Nの場合)の座標の法線ベ
クトルV.f.(xn,yn,zn)である。 V.E.(x,y,z)=V.f.(xn,yn,z
n)
【0028】図7に線分分離の方法を示す。画像の線分
の方向をx方向、y方向、斜め方向に分類する。図7の
数字”1”は進行優先順位1、”2”は進行優先順位
2、”3”は進行優先順位3を示し、線分上を追跡する
時の進行する優先順位を示す。斜め方向を最下位の進行
優先順位に設定している。図7(a)はx方向を優先し
た場合を示し、図7(b)はy方向を優先した場合を示
す。従って、8種類の進行状態がある。線分上を1個の
状態で追跡進行し画素数を数える。8種類の状態のなか
で最も画素数の多い状態の線分V.f.(x.y)を取
り出す。
の方向をx方向、y方向、斜め方向に分類する。図7の
数字”1”は進行優先順位1、”2”は進行優先順位
2、”3”は進行優先順位3を示し、線分上を追跡する
時の進行する優先順位を示す。斜め方向を最下位の進行
優先順位に設定している。図7(a)はx方向を優先し
た場合を示し、図7(b)はy方向を優先した場合を示
す。従って、8種類の進行状態がある。線分上を1個の
状態で追跡進行し画素数を数える。8種類の状態のなか
で最も画素数の多い状態の線分V.f.(x.y)を取
り出す。
【0029】例えば、図9(a)に示す文字”S”の場
合を示す。先ず、1番目の線分V(1)を取り出す。次
に、1番目の線分V(1)の終点から線分上を追跡し、
2番目の線分V(2)を取り出すを取り出す。同様に、
3番目の線分V(3)、4番目の線分V(4)、5番目
の線分V(5)を取り出す。これを3次元ベクトルの第
1階層とする。更に、取り出した線分上の全座標の接線
の角度の変化により、線分の変曲点と屈曲点を求める。
図9(b)に示すように、線分V(3)上に変曲点が存
在するため、線分V(3)を変曲点で線分V(3.1)
と線分V(3.2)に分離する。これを3次元ベクトル
の第2階層とする。
合を示す。先ず、1番目の線分V(1)を取り出す。次
に、1番目の線分V(1)の終点から線分上を追跡し、
2番目の線分V(2)を取り出すを取り出す。同様に、
3番目の線分V(3)、4番目の線分V(4)、5番目
の線分V(5)を取り出す。これを3次元ベクトルの第
1階層とする。更に、取り出した線分上の全座標の接線
の角度の変化により、線分の変曲点と屈曲点を求める。
図9(b)に示すように、線分V(3)上に変曲点が存
在するため、線分V(3)を変曲点で線分V(3.1)
と線分V(3.2)に分離する。これを3次元ベクトル
の第2階層とする。
【0030】更に、図9(c)に示すように、線分V
(1)と線分V(2)は同一ベクトルで記述出来るた
め、線分V(1)と線分V(2)を結合して線分V(1
+2)を作る。同様に、線分V(4)と線分V(5)を
結合して線分V(4+5)を作る。従って、文字”S”
は線分V(1+2)、線分V(3.1)、線分V(3.
2)、線分V(4+5)で記述出来る。これを3次元ベ
クトルの第3階層とする。図8に3次元ベクトルの階層
化構造を示す。第3階層は第2階層より線分のベクトル
の個数が少ない。線分の結合又は線分の分割により、更
に、多数の階層化構造に出来る。
(1)と線分V(2)は同一ベクトルで記述出来るた
め、線分V(1)と線分V(2)を結合して線分V(1
+2)を作る。同様に、線分V(4)と線分V(5)を
結合して線分V(4+5)を作る。従って、文字”S”
は線分V(1+2)、線分V(3.1)、線分V(3.
2)、線分V(4+5)で記述出来る。これを3次元ベ
クトルの第3階層とする。図8に3次元ベクトルの階層
化構造を示す。第3階層は第2階層より線分のベクトル
の個数が少ない。線分の結合又は線分の分割により、更
に、多数の階層化構造に出来る。
【0031】図9に文字”S”の3次元ベクトル化を示
す。線幅が1個の場合を示す。図10に数字”2”の3
次元ベクトル化を示す。線幅が有限個の場合を示す。
す。線幅が1個の場合を示す。図10に数字”2”の3
次元ベクトル化を示す。線幅が有限個の場合を示す。
【0032】
【発明の効果】2次元画像を3次元画像に復元するた
め、直線だけでなく曲線を含む一般の画像、例えば、活
字文字、手書き文字、記号、図面、指紋、リモートセン
シング画像、立体物体等を簡単に認識することが可能で
ある。
め、直線だけでなく曲線を含む一般の画像、例えば、活
字文字、手書き文字、記号、図面、指紋、リモートセン
シング画像、立体物体等を簡単に認識することが可能で
ある。
【0033】
【図1】 球の中心を通る球の断面の円周上の線分を示
す図
す図
【図2】 楕円を示す図
【図3】 要素ベクトルの種類を示す図
【図4】 本発明の装置の電気的ブロック構成図
【図5】 本発明の装置の楕円直線検出部の電気的ブロ
ック構成図
ック構成図
【図6】 本発明の装置の3次元ベクトル化部の電気的
ブロック構成図
ブロック構成図
【図7】 線分分離方法を示す図
【図8】 3次元ベクトルの階層化構造を示す図
【図9】 文字”S”の3次元ベクトル化を示す図
【図10】 数字”2”の3次元ベクトル化を示す図
x,y,z…3次元座標 V(i).f.(x,y,z)…画像の線分を示す式 V(i).L.(x,y,z)…線分の曲りを示す3次
元ベクトル V(i).S.(x,y,z)…線分の始点を示す3次
元ベクトル V(i).E.(x,y,z)…線分の終点を示す3次
元ベクトル V(i).C.(x,y)……楕円の中心点を示す2次
元ベクトル V(i).R……………………楕円の長半径値、球の半
径 V(i.1),V(i.2)…V(i)の分割ベクトル V(i+j)……………………V(i)とV(j)が結
合ベクトル 1…………………………制御部 2…………………………メモリ部 3…………………………画像入力部 4…………………………エッジ検出部 5…………………………線分分離部 6…………………………楕円直線検出部 7…………………………3次元ベクトル化部 8…………………………座標変換部 9…………………………照合部 10………………………ベクトル化辞書 11………………………判定部 12………………………出力部 61………………………楕円直線分離部 62………………………楕円の中心座標、長半径検出部 63………………………直線の中間座標検出部 71………………………Z座標値検出部 72………………………要素ベクトル検出部
元ベクトル V(i).S.(x,y,z)…線分の始点を示す3次
元ベクトル V(i).E.(x,y,z)…線分の終点を示す3次
元ベクトル V(i).C.(x,y)……楕円の中心点を示す2次
元ベクトル V(i).R……………………楕円の長半径値、球の半
径 V(i.1),V(i.2)…V(i)の分割ベクトル V(i+j)……………………V(i)とV(j)が結
合ベクトル 1…………………………制御部 2…………………………メモリ部 3…………………………画像入力部 4…………………………エッジ検出部 5…………………………線分分離部 6…………………………楕円直線検出部 7…………………………3次元ベクトル化部 8…………………………座標変換部 9…………………………照合部 10………………………ベクトル化辞書 11………………………判定部 12………………………出力部 61………………………楕円直線分離部 62………………………楕円の中心座標、長半径検出部 63………………………直線の中間座標検出部 71………………………Z座標値検出部 72………………………要素ベクトル検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 7459−5L G06F 15/70 330 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 2次元画像を入力する画像入力部、2次
元画像のエッジを検出するエッジ検出部、2次元画像を
線分に分解する線分分離部、分解した2次元線分より楕
円又は直線を検出する楕円直線検出部、2次元画像を3
次元ベクトルに変換する3次元ベクトル化部、既知画像
を3次元ベクトルにて記憶しているベクトル化辞書部、
画像の3次元ベクトルを3次元座標で座標変換する座標
変換部、ベクトル化辞書のベクトルと入力画像のベクト
ルを照合する照合部、照合した結果を判定する判定部、
判定部の判定結果を出力する出力部、画像データ及びベ
クトルデータを記憶するメモリ部、前記各ブロックを制
御する制御部にて構成する。特に、2次元画像の線分よ
り楕円の線分又は直線の線分を検出する楕円直線検出部
を設け、且つ、2次元画像の線分を3次元ベクトルによ
り記述する3次元ベクトル化部を設けたことを特徴とす
るパターン認識装置。 - 【請求項2】 前記3次元ベクトル化部は、線分の曲り
度合いを示す3次元曲線ベクトル、線分の開始点を示す
3次元始点ベクトル、線分の終了点を示す3次元終点ベ
クトル、楕円の中心点を示す2次元中心ベクトル、楕円
の長半径を示す長半径値の5個の要素ベクトルを作成す
ることを特徴とする請求項1記載のパターン認識装置。 - 【請求項3】 前記3次元ベクトル化部は、最初の3次
元ベクトルを第1階層ベクトルとして作成、更に第1階
層ベクトルを細分化した第2階層ベクトルを作成、更に
第1階層ベクトルを結合した第3階層ベクトルを作成
し、3次元ベクトルを階層化構造にしたことを特徴とす
る請求項1記載のパターン認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5287213A JPH07110866A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | パターン認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5287213A JPH07110866A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | パターン認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110866A true JPH07110866A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17714520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5287213A Pending JPH07110866A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | パターン認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110866A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08329245A (ja) * | 1995-06-06 | 1996-12-13 | Canon Inc | 図形処理方法とその装置 |
JP2011138267A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Seiko Epson Corp | 三次元画像処理装置、三次元画像処理方法および三次元画像処理プログラムを記録した媒体 |
CN113052835A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-06-29 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 一种基于三维点云与图像数据融合的药盒检测方法及其检测系统 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5287213A patent/JPH07110866A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08329245A (ja) * | 1995-06-06 | 1996-12-13 | Canon Inc | 図形処理方法とその装置 |
JP2011138267A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Seiko Epson Corp | 三次元画像処理装置、三次元画像処理方法および三次元画像処理プログラムを記録した媒体 |
CN113052835A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-06-29 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 一种基于三维点云与图像数据融合的药盒检测方法及其检测系统 |
CN113052835B (zh) * | 2021-04-20 | 2024-02-27 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 一种基于三维点云与图像数据融合的药盒检测方法及其检测系统 |
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