JPH0710182Y2 - 角型ディフューザー - Google Patents

角型ディフューザー

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JPH0710182Y2
JPH0710182Y2 JP8792289U JP8792289U JPH0710182Y2 JP H0710182 Y2 JPH0710182 Y2 JP H0710182Y2 JP 8792289 U JP8792289 U JP 8792289U JP 8792289 U JP8792289 U JP 8792289U JP H0710182 Y2 JPH0710182 Y2 JP H0710182Y2
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JP
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cone portion
center
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fixing member
fitting
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JP8792289U
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JPH0327542U (ja
Inventor
常信 占部
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空調技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は商店及びビル等の室内の送風を行う為に天井面
に設置される角型ディフューザーに関するものである。
〈従来の技術及び考案が解決しようとする課題〉 従来より商店及び百貨店、又は各ビル内の室内の送風行
う為に、天井内にダクトが配設され、上記ダクト開口端
に角型ディフューザーを、その送風口が天井面に位置す
るように天井面に設けられるものである。そこで上記角
型ディフューザーの機構としては、第9図に示すよう
に、両端開口状とされかつ下方に向け拡径状に形成され
るセンターコーン部a、第1コーン部b及び第2コーン
部cを、一定間隔下において、組み棒部dによって固定
するものである。即ち上記センターコーン部a及び第2
コーン部cの基端各側壁中央に組み棒挿通用穴eを貫設
し、上記センターコーン部aの基端開口部を、盲板部f
によって冠設し、上記センターコーン部a及び第2コー
ン部cの組み棒挿通用穴eに、上記一本の組み棒部dを
挿通し、かつ上記センターコーン部aと第2コーン部c
との間に、筒状のカラー部gをそれぞれ上記組み棒部d
に外嵌し、他方の組み棒挿通用穴eに2本の組み棒部
d′、d′を上記同様にカラー部gを外嵌し乍ら挿通
し、上記センターコーン部aの目盲板部f中央にて交叉
状に当接する組み棒部d、d′、d′を溶接によって固
着するものであり、更に図中において示すように、上記
螺状の組み棒部d、d′、d′を、上記第2コーン部c
の組み棒挿通用穴e手前にて、ナット等の締結部材hに
よって締結するものである。
しかし乍ら上記組み立てた構成のディフューザーにあっ
ては、組み棒部d、d′、d′の固定を溶接によって行
う為に、非常に手間がかかり、かつ盲板部fの各側端
と、センターコーン部aの基端側壁との間に隙間を生じ
ることで、盲板部fが空気流によって震動するのを防止
する為にカラー部gの装着又は、締結部材hの締結によ
る等の作業を必要とし、更に室内より螺状の組み棒部
d、d′、d′が見えることによる外観上の問題があ
る。
又上記組み立て機構の他に、第10図(イ),(ロ),
(ハ)でそれぞれ示す組み立て機構がある。
図中(イ)で示すのは、センターコーン部aと第2コー
ン部cとの基端側壁間に、間隔保持部材i、i…を、装
着して組み立てる機構であり、図中(ロ)で示すのは、
十字状に連結される枠体部j底面に、センターコーン部
a、第2コーン部c及び第1コーン部bの各基端側壁間
毎に、カラー部gが装着され、各カラー部g、g間の溝
内に、上記各基端側壁を挿入し、組み棒部d、d′を挿
通し組み立てる機構であり、図中(ハ)で示すのは、十
字状に連結された枠体部jに、支持部材kがセンターコ
ーン部aと第2コーン部cとの基端側壁間毎に吊設さ
れ、上記支持部材kと上記基端側壁とを固着し組み立て
る機構である。
これらの組み立て機構は、組み立てに非常に手間が掛か
り、又図中(イ),(ハ)にあっては分解する必要が生
じた場合には、各基端側壁との固着を解除する際に、手
間と各コーン部自体を損傷させることとなる。更に図中
(ロ),(ニ)にあっては、各コーンを組み立てる前段
階としての作業に寸法精度性が要求され、時間と必要以
上の労力が費やされ、コスト高及び生産性に問題があ
る。
本考案では上記諸問題を解消する為に、組み棒部の交叉
状に当接した部分を、着脱自在かつ盲板部を押圧する固
定部材によって固定し組み立てたディフューザーを提供
することを目的とするものである。
〈課題を解決する為の手段〉 本考案の上記目的は次の如き構成のディフューザーによ
って達成できる。即ちその要旨は角型状に形成される基
部枠体側壁下端に沿って風向羽根が周設形成される外コ
ーン部及び中コーン部並びにセンターコーン部を一定間
隔下で組み立て構成する角型ディフューザーにおいて、
上記中コーン部及びセンターコーン部の基端枠体側壁中
央に組み棒挿通用穴をそれぞれ開孔せしめ、更に上記セ
ンターコーン部基部枠体開口内に盲板部を内嵌すると共
に、上記中コーン部及びセンターコーン部を上記それぞ
れの組み棒挿通用穴内に組み棒部を貫通することによっ
て一定間隔下で静止せしめ、かつ上記盲板部中央にて交
叉状に当接する組み棒部を、底面に組み棒部を嵌合固定
する嵌合溝部が形成される固定部材によって固定せし
め、更に上記それぞれの組み棒部一端を、外コーン部の
基部側壁内中央に設けられる係着部によって係留せしめ
組み立てたことを特徴とする角型ディフューザーであ
る。又上記固定部材の底面に盲板部押圧用の押圧用突起
部を形成することによって盲板部を組み棒部の固定と同
時に強固に固定できるものである。
更に固定部材上面に嵌合溝部を形成する機構とする場合
には、上記固定部材下面全体にて、盲板部を押圧する構
成とするものである。又固定部材内に組み棒部が挿通可
能な嵌合用孔を設け、組み棒部を該嵌合用孔に挿入し固
定する機構とするものである。
〈実施例並びに作用〉 以下本考案の角型ディフューザーを、その実施例を示す
図面を参酌し乍ら詳述する。
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の組み立て状態の一
実施例を示す説明図である。
即ちディフューザー本体Aは、外コーン部(1)、中コ
ーン部(2)及びセンターコーン部(3)の組み合わせ
から構成されるものであり、上記それぞれのコーン部
は、その基部枠体側壁(4)下端に沿って拡径状に風向
羽根(5)が周設形成されるものである。更に上記中コ
ーン部(2)及びセンターコーン部(3)のそれぞれの
基部枠体側壁(4)中央には、組み棒挿通用孔(6)が
開設されるものである。そこで上記センターコーン部
(3)の基部枠体開口部内を盲板部(7)を、その基部
側壁(4)内に嵌合することで覆設するものである。そ
して一定間隔下に、上記外コーン部(1)内に中コーン
部(2)及び、同中コーン部(2)内にセンターコーン
部(3)を位置決めする為に、上記中コーン部(2)及
びセンターコーン部(3)の基部枠体側壁(4)の組み
棒挿通用穴(6)内に、まず上記外コーン部(1)の基
部枠体側壁(4),(4)間長さの組み棒部(8)を貫
通し、更に他方の組み棒挿通用穴(6)に、2本の組み
棒部(8)′、(8)′を、その先端が上記組み棒部
(8)中心外周壁に当接するように貫通するものであ
る。従って上記それぞれの中コーン部(2)及びセンタ
ーコーン部(3)を外コーン部(1)内において、一定
間隔下に位置決めされるものであり、従って上記組み棒
部(8)、(8)′、(8)′のそれぞれの他端は、上
記外コーン部(1)のそれぞれの基部枠体側壁(4)の
中央内側に設けられる係着部(9)に強固に係止され
る。そこで第3図に示すように、センターコーン部
(3)の盲板部(7)中央に、交叉状に当接する組み棒
部(8)、(8)′、(8)′を固定する為に、固定部
材(10)を嵌合装着するものである。この固定部材(1
0)は第4図に示すように、プラスチック素材等によっ
て形成され、固定部材(10)片面に交叉状に嵌合溝部
(11)が形成されるものであり、同嵌合溝部(11)は上
記組み棒部(8)、(8)′、(8)′の交叉状に当接
する周囲を、上記嵌合溝部(11)に沿って当てがい強く
押すことによって、組み棒部(8)、(8)′、
(8)′が、嵌合溝部(11)内に嵌合し、強固に固定す
るものであり、更に上記固定部材(10)の盲板部(7)
に当接する面に、複数の押圧突起部(12),(12)、…
を突設することによって、上記組み棒部(8)、
(8)′、(8)′の交叉部を固定すると共に、上記盲
板部(7)をも、センターコーン部(3)の基部側壁
(4)内に固定する構成とするものである。又上記嵌合
溝部(11)の断面形状は、第5図に示すように、嵌合溝
部(11)の開口部(13)を同嵌合溝部(11)内の径より
もやや大とし、組み棒部(8)、(8)′、(8)′が
入り易く、かつ嵌合溝部(11)内に嵌合した際に、抜脱
し難い形状とするものである。
又第6図(イ),(ロ)は、固定部材(10)に押圧突起
部(12),(12)…を設けない場合をそれぞれ示すもの
であり、図中(イ)は、単に押圧突起部(12)を突設し
ない形状、図中(ロ)は嵌合溝部(11)の位置を、図中
(イ)で示す固定部材(10)の盲板部(7)に当接する
面より手前に位置するように形成することによって、組
み棒部(8)、(8)′、(8)′を嵌合した際に、盲
板部(7)を上記固定部材(10)下面全体で押圧する機
構とするものである。
更に第7図(イ)で示すのは、固定部材(10)上面に、
交叉状に嵌合溝部(11)を形成するものであり、この場
合には上記嵌合溝部(11)の下面全体にて、盲板部
(7)を押圧する機構とするものである。なお第7図中
(イ)で示すように、上記嵌合溝部(11)を固定部材
(10)手前にて形成し、その開口端を拡径状に形成し、
組み棒部(8)、(8)′、(8)′が嵌合し易い機構
とするものである。
又第7図(ロ)で示すのは、固定部材(10)内に、交叉
状に嵌合用孔(13)′を穿孔するものであり、この場合
上記嵌合用孔(13)の径を、組み棒部(8)、
(8)′、(8)′径と略同径とし、密接状に挿通でき
るようにすることによって、上記嵌合用孔(13)の内周
壁によって、上記組み棒部(8)、(8)′、(8)′
を固定する機構とするものである。
なお本実施例では、ディフューザー本体Aを外コーン部
(1)、中コーン部(2)及びセンターコーン部(3)
の組み合わせとしたが、大型,小型によってその組み合
わせ数は様々であり、又その形状も正方形、又は長方形
等のように状況に応じて最も適した形状を採用するもの
である。
以上の構成より成る本考案では、第8図に示すように、
天井B面に渡設されるTバーC、C間に、本考案ディフ
ューザーAの外部コーン部(1)の両側端を横架し、固
定バネD,Dによって固定するものであり、上記ディフュ
ーザーAの基端開口側は、上記天井B内に配設されるダ
クトE開口端に連結されるものである。従って上記ダク
トE内より送風される風量は、上記ディフューザーAの
外コーン部(1)、中コーン部(2)及びセンターコー
ン部(3)の各風向羽根(5)によって室内へ任意方向
へ送風されるものである。
〈考案の効果〉 以上述べて来た如く本考案によれば、センターコーン部
裏面において、組み棒の交叉部を、固定部材によってワ
ンタッチ式で容易に固定することができ、かつ固定部材
の突起部によって盲板部をも強固に押圧できるものであ
り、従来のように螺子棒、又は間隔保持部材、枠体部及
び支持部材等を必要とすること無く容易に組み立て及び
解体が行われるものである。従って組み立て時間の短縮
化が図れ、それによる生産性の向上及びコスト低下が可
能となる等、種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の組み立て状態の一
実施例を示す斜視図、第3図は本考案の要部説明図、第
4図は本考案の固定部材の斜視図、第5図は同断面説明
図、第6図(イ),(ロ)はそれぞれ本考案の固定部材
に押圧突起部を設けない場合の例を示す側面説明図、第
7図(イ),(ロ)はそれぞれ本考案の他の実施例を示
す説明図、第8図は本考案の使用状態を示す断面説明
図、第9図及び第10図(イ),(ロ),(ハ)はそれぞ
れ従来の組み立て状態を示す説明図である。 図中A:ディフューザー本体 (1):外コーン部 (2):中コーン部 (3):センターコーン部 (4):基部枠体 (5):風向羽根 (6):組み棒挿通用穴 (7):盲板部 (8)、(8)′、(8)′:組み棒部 (10):固定部材 (11):嵌合溝部 (12):押圧用突起部 (13)′:嵌合用孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角型状に形成される基部枠体側壁下端に沿
    って風向羽根が周設形成される外コーン部及び中コーン
    部並びにセンターコーン部を一定間隔下で組み立て構成
    する角型ディフューザーにおいて、上記中コーン部及び
    センターコーン部の基端枠体側壁中央に組み棒挿通用穴
    をそれぞれ開孔せしめ、更に上記センターコーン部基部
    枠体開口内に盲板部を内嵌すると共に、上記中コーン部
    及びセンターコーン部を上記それぞれの組み棒挿通用穴
    内に組み棒部を貫通することによって一定間隔下で静止
    せしめ、かつ上記盲板部中央にて交叉状に当接する組み
    棒部を、底面に組み棒部を嵌合固定する嵌合溝部が形成
    される固定部材によって固定せしめ、更に上記それぞれ
    の組み棒部一端を、外コーン部の基部側壁内中央に設け
    られる係着部によって係留せしめ組み立てたことを特徴
    とする角型ディフューザー。
  2. 【請求項2】上記固定部材の底面に盲板部押圧用の押圧
    突起部を複数個突設形成せしめたことを特徴とする請求
    項1記載の角型ディフューザー。
  3. 【請求項3】組み棒部を嵌合固定する嵌合溝部を、固定
    部材上面に形成したことを特徴とする請求項1記載の角
    型ディフューザー。
  4. 【請求項4】組み棒部が挿通可能な嵌合用孔を、固定部
    材内にて交叉状に穿孔せしめたことを特徴とする請求項
    1記載の角型ディフューザー。
JP8792289U 1989-07-25 1989-07-25 角型ディフューザー Expired - Lifetime JPH0710182Y2 (ja)

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JPH0327542U JPH0327542U (ja) 1991-03-19
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