JPH0699912A - トップタブ付き封緘用インナーシールの製造方法 - Google Patents

トップタブ付き封緘用インナーシールの製造方法

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JPH0699912A
JPH0699912A JP5081889A JP8188993A JPH0699912A JP H0699912 A JPH0699912 A JP H0699912A JP 5081889 A JP5081889 A JP 5081889A JP 8188993 A JP8188993 A JP 8188993A JP H0699912 A JPH0699912 A JP H0699912A
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JP
Japan
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web
inner seal
sealing
tab
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5081889A
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English (en)
Inventor
Rodger J Pereyra
ロジャー・ジョゼ・ペレイラ
Pierre H Lepere
ピエール・ハワード・ルペール
Wayne K Morris
ウェイン・キース・モリス
Theresa A Mccarthy
テレサ・アイリーン・マッカーシー
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D50/00Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures
    • B65D50/02Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンパーエビデンス機能を有し且つ容易に開
封することのできるインナーシールの製造方法を提供す
る。 【構成】 この製造方法は以下の工程(a〜g)よりな
る。(a)タビングウェブ(39)を供給する工程と、
(b)シーリングウェブ(37)を供給する工程と、
(c)タブライナーウェブ(35)を供給する工程と、
(d)ニップ(47)を形成する工程と、(e)タビン
グウェブ(39)とシーリングウェブ(37)とをタブ
ライナーウェブ(35)と共にニップ(47)に供給
し、各ニップ(47)により各ウェブ(39,37,3
5)を加熱すると共に一体的に加圧してインナーシール
ウェブ(54)を形成する工程と、(f)インナーシー
ルウェブ(54)を冷却する工程と、(g)インナーシ
ールウェブ(54)を切り取って所望寸法のインナーシ
ール(10)を形成する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器を2次的に封緘す
るために用いられるヒートシール性のトップタブ付き封
緘用インナーシールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの種類の製造物がプラスチック容器
に入れられて配給されるが、このプラスチック容器に
は、容器を栓するための主要部材としてスクリューオン
・キャップやスナップオン・キャップあるいはこれに類
するものが使用されている。そして多くの場合、容器を
インナーシールにより2次的に封緘することが好まし
い。一般的に、このインナーシールは、誰かが勝手に開
封すればそのことが分かるいわゆる「タンパーエビデン
ス」として機能すると共に、容器内の製品を保護するた
めの防湿層として機能している。
【0003】ある種のインナーシールは、プラスチック
容器のリムに接着されるヒートシール性高分子層を有し
ている。このインナーシールは容器のリム上に置かれて
高周波加熱領域を通過し、これによりインナーシールが
容器にヒートシールされることになる。ユーザは、主た
る栓を開けた後にインナーシールが無傷であるかどうか
を検査し、もしそのインナーシールに誰かが一度開けた
形跡が認められれば、その製品を廃棄することになる。
通常、ユーザはインナーシールに穴を空けてインナーシ
ールの一部を破断することにより容器内の製品を得るこ
とができる。
【0004】この種のインナーシールおよびその関連技
術を開示するものとして以下のようなものが挙げられ
る。
【0005】米国特許第4,684,554号明細書(O
uYang)には、インナーシールを容器にシールするため
のヒートシール性高分子接着剤が開示されている。そし
てそれによれば、キャップを緩めて取り外すとき、イン
ナーシールの少なくとも50%の部分が瓶の口部に残る
ようになっている。
【0006】また、米国特許第4,666,052号明細
書(OuYang)には、透明または半透明のキャップおよ
びインナーシールを有するタンパー表示キャップアセン
ブリが開示されている。これによれば、キャップが開封
されれば、インナーシールの膜は破断されて、既に誰か
により一旦開封されたことがキャップを通して視認でき
る。
【0007】さらに、米国特許第4,961,986号明
細書(Galda)には、タブ付きインナーシールが開示さ
れている。これによれば、インナーシールを1つのユニ
ットとして取り去ることが可能である。このインナーシ
ールは除去が容易であるが、必ずしも「タンパーエビデ
ンス」の機能を備えていると言えない。
【0008】米国特許第5,004,111号明細書(M
cCarthy)にもタブ付きインナーシールが開示されてい
る。このインナーシールは、ヒートシール層を破断する
ことにより除去できるようになっている。すなわち、ヒ
ートシール層の一部が容器のリムに残るような形で除去
できるようになっている。このようにヒートシール層を
破断する方式は、インナーシールの除去は容易である
が、ヒートシール層が容器のリム上に確実に視認できる
とはいえない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タンパーエ
ビデンスの機能を有すると共に開封が容易なインナーシ
ールを製造する方法を提供するものである。
【0010】
【発明の要旨】本発明に係る製造方法は、(a)タビン
グウェブを供給する工程と、(b)シーリングウェブを
供給する工程と、(c)タブライナーウェブを供給する
工程と、(d)ニップを形成する工程と、(e)タビン
グウェブとシーリングウェブとをタブライナーウェブと
共にニップに供給し、各ニップにより各ウェブを加熱す
ると共に一体的に加圧してインナーシールウェブを形成
する工程と、(f)インナーシールウェブを冷却する工
程と、(g)インナーシールウェブを切り取って所望寸
法のインナーシールを形成する工程とを有することを特
徴としている。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付図面に従っ
て詳細に説明する。
【0012】図1は代表的なインナーシール10の断面
を示している。このインナーシールは円形形状である
が、勿論、他の形状であってもよい。断面に示されるよ
うに、この円形インナーシールは、その約半分以上が4
層構造部24になっており、他の半分近くが5層構造部
26になっている。底部接着層12はインナーシール1
0の直径方向全面に亘って設けられていて、容器22に
対してインナーシール10を接着する機能を有してい
る。この底部接着層12の代表的材料としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレンあるいはエチレンビニルアセテ
ート等のヒートシール性の高分子材料である。底部接着
層12の最適材料は容器22の成分により変わってく
る。
【0013】ベース層14も、また、インナーシール1
0の直径方向全体に亘って設けられており、後述する幾
つかの役割をなしている。このベース層14として金属
製のものが使用される場合には、誘導加熱シール工程に
おいてベース層14に誘導される渦電流によりこのベー
ス層14自体が加熱され、これにより、底部接着層12
と、形成されるべき容器のリムとの間がヒートシール接
着されることになる。ここでは誘導加熱方式が採用され
ているが、インナーシール10は他の方法、例えば直接
接触方式あるいは熱源より熱を伝達する方式によりシー
ルを行うことも勿論できる。ベース層14の材料として
は他の無機材料あるいは他の有機材料とすることもでき
る。例えば、ポリピロールを使用し、これをマイクロ波
放射熱源により加熱することもできるし、また塩化ビニ
リデン樹脂を使用し、これを直接加熱によりヒートシー
ルすることもできる。尚この場合には、酸素遮断を行う
ことが好ましい。ベース層14は、また、不透湿性層を
形成する。不透湿性層は種々の用途で要求されているこ
とである。好ましい金属製ベース層14はアルミニウム
であるが、他の金属材料であってもよい。
【0014】ベース層14と底部接着層12は、製造工
程において1ユニットとして供給され、ここではそのユ
ニットをシーリングウェブ37と呼ぶことにする。中間
接着層16がインナーシール10全体に亘って存在して
おり、この中間接着層16は補強トップ層18をベース
層14に接着し、また補強トップ層18に対してタブラ
イナー層20を接着する。中間接着層16は、通常、エ
チレン酢酸ビニル共重合体(EVA)により形成する。
もっとも他の高分子材料を使用することもできる。タブ
ライナー層20はインナーシール10の一部のみに設け
られている。タブライナー層20は非接着層であって、
中間接着層16に対しては強く接着しているがベース層
14に対しては接着していない。このタブライナー層2
0が存在することにより、図に示されるように、タブ基
部33が形成される。図示の実施例においては、このタ
ブ基部33はタブを持ち上げる場合のヒンジ作用をな
す。補強トップ層18はインナーシール10全体に亘っ
ていて、グリップタブ32にを補強すると共に、このグ
リップタブ32の反対側においてインナーシール10の
一部に強度を与えている。補強トップ層18はポリエス
テルにより形成することが好ましいが、他の材料を使用
することもできる。製造工程においては、この補強トッ
プ層18と中間接着層16とはタビングウェブ39とし
て一体で供給される。
【0015】図2は、容器22のリム21に対してイン
ナーシール10をヒートシールした状態を示している。
図2に示すように、ユーザは、インナーシール10を剥
離するにあたって、3層構造のグリップタブ32を持ち
上げる。グリップタブ32に与えられたユーザの力はタ
ブ基部33の所に集中することになる。
【0016】図3は、グリップタブ32に対して力を与
えることによりインナーシール10を破断した状態を示
している。この破断状態においては、接着部分28と除
去部分30の両者が形成されている。接着部分28は容
器22に対して接着したまま残っており、一方除去部分
30は破棄することができる。ところで、ベース層14
内には第2の破断部が形成されることが好ましい。つま
り、ベース層の破片31が容器22のリム21に接着し
たままでベース層14が剥離されるのである。
【0017】図4は、グリップタブ32'に対して力を
与えたときに、インナーシール10'が破断される他の
態様を示している。図に示されるように、この破断状態
においては、接着部分28'と除去部分30'とが形成さ
れている。接着部分28'は容器22'に対して接着した
ままであり、一方除去部分30'は捨て去ることができ
る。リム21'の近傍で第2の破断部が形成されること
が好ましい。つまり、接着部分28'と反対の側におい
て、容器22'のリム21'に対して破片31'が接着し
た状態で剥離されるのである。この第2の破断部は層1
2,14,16,18のいずれかで生じ得る。ユーザ
は、実際の使用においては、指を差し入れてリム21'
から接着部分28'を破ることにより、インナーシール
10の残存部分を取り去る。
【0018】図5は、シーリングウェブ37と、タビン
グウェブ39とタブライナーウェブ35からインナーシ
ールウェブ54を作る工程を示している。この工程にお
けるシーリングウェブ37は、登録商標“Safe−Gar
d”のシリーズから選ぶことが好ましい。この“Safe−
Gard”シリーズには、SG−100、SG−101、
SG−102およびSG−104Aの商品番号を有する
製品が含まれる。これらの製品はアメリカ合衆国、ミネ
ソタ州、メイプルウッドに住所を有するミネソタマイニ
ング アンド マニュファクチャリング社により製造さ
れている。製品番号SG−100を用いる場合には、
1.5ミルポリエチレンヒートシール層に1.0ミルのア
ルミニウム箔が裏打ちされている。タブライナーウェブ
35としては紙を使用することが好ましい。もっとも他
の非接着層、例えばポリエステル非可塑化塩化ビニル、
ポリプロピレン、またはシリコン処理紙等が使用でき
る。タビングウェブ39として好ましいものは登録商標
“Scotchpak”の商品番号470のヒートシールポリエ
ステルフィルムである。このフィルムは上記ミネソタマ
イニング アンド マニュファクチャリング社により製
造されている。この材料は、補強トップ層18としての
ポリエステル層に中間接着層16としてのヒートシール
コポリマーを一体化したものである。
【0019】タビングウェブ39(その詳細は図6(I
I)に示している)は、タビングウェブ供給ロール38
から、ホットキャン44とチルロール46により形成さ
れるニップ47に向けて供給される。中央のタブライナ
ーウェブ35(その詳細は図6(I)に示す)はタブラ
イナー供給ロール32Aからニップ47に向けて供給さ
れる。この2つのウェブはニップ47を通過することに
よりインナーシールウェブ54に形成される。変形例と
して、タビングウェブ39は、例えばコロナ放電ステー
ションの如き処理ステーション40を通過させることも
できる。このコロナ放電に代えて火炎処理を行うことも
できるであろう。これと同様に、シーリングウェブ37
(その詳細は図6(III)に示している)は、シーリ
ングウェブ供給ロール34から供給してコロナ放電処理
ステーション42を通過せしめることによりシーリング
ウェブ37のアルミ面を浄化する。これらの3つのウェ
ブはホットキャン44とチルロール46との間に形成さ
れるニップ47を通過せしめられる。ホットキャン44
は室温で運転され、またチルロール46は室温よりも低
い温度で運転される。図示のホットキャン44は、該ホ
ットキャン44内を循環するオイルを溜めるための加熱
リザーバを別の所に備えている。クロスウェブ(cro
ss web)とダウンウェブ(down web)の
両者の製品のバリエーションは、サーモスタット制御さ
れかつ電気加熱されるホットキャン44用ロールを使用
することにより低減する。
【0020】インナーシールウェブ54がニップ47間
で形成された後、インナーシールウェブ54は引き続き
第1クーリングロール48および第2クーリングロール
50を経ることにより冷却される。これらのクーリング
ロール48,50の温度は湿度および室温により変わる
ことがある。この冷却の目的は、インナーシールウェブ
に生ずる結露を除去すると共に、インナーシールウェブ
を徐々に冷却することにより該インナーシールウェブに
縮みやしわが発生するのを防止することにある。
【0021】処理ステーション40,42は高分子ウェ
ブ内にカルボキシル基およびカルボニル基を形成するも
のと考えられる。また、これらは、材料をメークアップ
すると共にアルミ層の表面を浄化すると考えられる。ま
た、この工程により、タビングウェブとシーリングウェ
ブとの間の接着性を改善するとも考えられる。
【0022】図7は、製作されたインナーシールウェブ
54の一部を示している。このインナーシール10は図
示のインナーシールウェブ54を所望の寸法および形状
に切り取ることにより製作される。このとき、インナー
シールのグリップタブ側の5層構造部の寸法は切り取り
位置を加減することによりコントロールされる。インナ
ーシール10は、通常、紙パルプボードより形成したキ
ャップライナー11と組み合わせられると共に、その組
合わせ体は適当な寸法のキャップ23内に入れられる。
このキャップ23とキャップライナー11は、別工程の
ヒートシール工程を考慮して、インナーシール10を位
置決めする。
【0023】図8は、キャップ23を容器22のリム2
1上に設置する状態を示している。キャップ23が容器
22上に設置されたとき、キャップ内のインナーシール
はキャップライナー11により、リム21に一致するよ
うに、加圧される。
【0024】図9は、誘導ヒータ53を通過した容器2
2のアセンブリを示している。
【0025】図10は、インナーシール10を容器22
から剥離した状態を示している。この状態においては、
接着部分28は容器22のリム21に接着した状態で留
どまっている。除去部分30はグリップタブ32の部分
を含んでいる。
【0026】図11は、インナーシール10"を容器2
2"より剥離した場合の他の剥離状態を示している。こ
の状態においては接着部分28"はコンテナ22"のリム
21"に接着した状態で留どまっている。また、図示さ
れるように、除去部分30"にはグリップタブ32"が含
まれている。この図においては、第2破断部は中間接着
層16のところで生じており、破片31"がリム21"上
に残っている。
【0027】以下に、本発明の実例を示す。実例におい
ては、多数のインナーシールウェブが予め与えられてい
る工程パラメータに従って製作された。ホットキャン4
4の直径は24インチであり、またその幅寸法は16イ
ンチであり、工程条件は以下に示す通りであった。イン
ナーシールは、ウェブから28ミリ直径の円形形状に切
り取られ、28ミリのスナップキャップを有するポリエ
チレンボトルに取り付けられた。このようにして、イン
ナーシールは容器のリムに対してキャップを介して装着
され、またキャップ内にはパルプ材よりなる裏面材が挿
入された。このようにキャップされたボトルは、次い
で、誘導トンネルに導入された。この誘導トンネルは低
周波誘導シーラ(モデルLM−2572)であるエナー
コン2KW(Enercon 2kw)により印加された。こ
のモデルLM−2752はアメリカ合衆国ウィスコンシ
ン州、ミルウォーキーに住所を有するエナーコン イン
ダストリーズ コーポレーション(Enercon Industri
es Corporation)から市販されている。この誘導シー
ラは最大出力の85%で運転された。ボトルは50fpm
の速度で誘導シーラを通過した。実例で作られたインナ
ーシールは全て成功した。これらのインナーシールは手
で剥離され、いずれの場合にも、インナーシールはタブ
基部のところで破られ、その剥離中、リム開口の所定部
分はカバーされたままであった。
【0028】(実 例 1) ホットキャン44の温度(華氏) 221 ニップ47の圧力(PSIG) 20 ウェブ速度(フィート/分) 20 コロナ放電処理ステーション40(KW) 1.2 コロナ放電処理ステーション42(KW) .8 タビングウェブ39の材料 Scotchpak 470 シーリングウェブ37の材料 Safe−Gard SG−100 タブライナーウェブ35の材料 紙(20 1b リム重量) (実 例 2) ホットキャン44の温度(華氏) 290 ニップ47の圧力(PSIG) 20 ウェブ速度(フィート/分) 80 コロナ放電処理ステーション40(KW) 1.2 コロナ放電処理ステーション42(KW) .8 タビングウェブ39の材料 Scotchpak 470 シーリングウェブ37の材料 Safe−Gard SG−100 タブライナーウェブ35の材料 紙(20 1b リム重量) (実 例 3) ホットキャン44の温度(華氏) 341 ニップ47の圧力(PSIG) 20 ウェブ速度(インチ/秒) 80 コロナ放電処理ステーション40(KW) 1.2 コロナ放電処理ステーション42(KW) .8 タビングウェブ39の材料 Scotchpak 470 シーリングウェブ37の材料 Safe−Gard SG−100 タブライナーウェブ35の材料 紙(20 1b リム重量) (実 例 4) ホットキャン44の温度(華氏) 385 ニップ47の圧力(PSIG) 20 ウェブ速度(インチ/秒) 50 コロナ放電処理ステーション40(KW) off コロナ放電処理ステーション42(KW) .8 タビングウェブ39の材料 Scotchpak 470 シーリングウェブ37の材料 Safe−Gard SG−100 タブライナーウェブ35の材料 紙(20 1b リム重量) (インナーシールの破断)前記したところから明らかな
ように、好ましいアルミニウムのベース層14はタブ基
部33のところに応力集中が起こることにより破断す
る。この応力集中により金属箔がまず破断することにな
る。底部接着層12と容器22のリム21との間の接着
力は極めて強力である必要があり、またグリップタブ3
2とベース層14との間の接着力も極めて強力であるこ
とが必要である。インナーシール10を容器20のリム
21に対してシールするところの誘導シール工程はグリ
ップタブ32とベース層14間の接着力の強度を向上さ
せることになる。タブ基部33のところでの破断を容易
にするために、グリップタブ32とベース層14との間
の接着強度はベース層14の強度よりも大きいことが好
ましい。従って、ベース層14を破断するに十分な力が
グリップタブ32に与えられると、インナーシールはタ
ブ基部33のところで破断することになる。
【0029】上記条件がそろったときに、グリップタブ
の力がベース層上14に与えられ且つタブ基部33のと
ころに集中することになる。タブ基部33のところの応
力集中により、タブ基部33に近いところで、通常はタ
ブ基部33と容器リム21との交わるところにおいて、
ベース層14は容易に破断する。しかしながら、ベース
層14に欠陥があれば、インナーシール10の他の部分
から破断が始まるという事態もあり得る。このような観
点から言えば、底部接着層はポリエステル樹脂やその他
の材料により補強されていないということが重要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係るインナーシールの拡
大断面図である。厚み寸法は誇張して示している。
【図2】 図1のインナーシールを容器に取り付けた状
態の要部断面図である。
【図3】 図2においてインナーシールを剥がすときの
剥離例を示す要部断面図である。
【図4】 他の剥離例を示す要部断面図である。
【図5】 インナーシールウェブの製造工程を示す概略
図である。
【図6】 (I)はリニアウェブの詳細図である。(I
I)はタビングウェブの詳細図である。(III)はシ
ーリングウェブの詳細図である。
【図7】 インナーシールウェブからインナーシールを
切り取る工程を示す概略図である。
【図8】 容器にインナーシールを取り付ける工程を示
す概略図である。
【図9】 容器にインナーシールを接着する工程を示す
概略図である。
【図10】 誘導シールされたインナーシールを剥離す
る状態を示す概略図である。
【図11】 誘導シールされたインナーシールを剥離す
る他の態様を示す概略図である。
【符号の説明】
10,10',10" インナーシール 11 キャップ
ライナー 12 底部接着層 14 ベース層 16 中間接着層 18 補強トッ
プ層 20 タブライナー層 21,21',
21" リム 22,22',22" 容器 23 キャップ 24 4層構造部 26 5層構造
部 28,28',28" 接着部分 30,30',
30" 除去部分 31,31',31" 破片 32,32',
32" グリップタブ 32A タブライナー供給ロール 33 タブ基部 34 シーリングウェブ供給ロール 35 タブライ
ナーウェブ 37 シーリングウェブ 38 タビング
ウェブ供給ロール 39 タビングウェブ 40 処理ステ
ーション 42 コロナ放電処理ステーション 44 ホットキ
ャン 46 チルロール 47 ニップ 48 第1クーリングロール 50 第2クー
リングロール 53 誘導ヒータ 54 インナー
シールウェブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピエール・ハワード・ルペール アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ウェイン・キース・モリス アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 テレサ・アイリーン・マッカーシー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器のリムに対して取り付けられること
    により2次的封緘を行うインナーシールの製造方法であ
    って、 (a)タビングウェブ(39)を供給する工程と、 (b)シーリングウェブ(37)を供給する工程と、 (c)タブライナーウェブ(35)を供給する工程と、 (d)ニップ(47)を形成する工程と、 (e)タビングウェブ(39)とシーリングウェブ(3
    7)とをタブライナーウェブ(35)と共にニップ(4
    7)に供給し、各ニップ(47)により各ウェブ(3
    9,37,35)を加熱すると共に一体的に加圧してイ
    ンナーシールウェブ(54)を形成する工程と、 (f)インナーシールウェブ(54)を冷却する工程
    と、 (g)インナーシールウェブ(54)を切り取って所望
    寸法のインナーシール(10)を形成する工程とを有す
    ることを特徴とするインナーシール製造方法。
  2. 【請求項2】 (h)上記工程(e)の前段階として、
    タビングウェブ(39)をコロナ放電ステーション(4
    0)を通過させる工程を、さらに、有することを特徴と
    する請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 (h)上記工程(e)の前段階として、
    シーリングウェブ(37)をコロナ放電ステーション
    (42)を通過させる工程を、さらに、有することを特
    徴とする請求項1記載の製造方法。
JP5081889A 1992-04-08 1993-04-08 トップタブ付き封緘用インナーシールの製造方法 Pending JPH0699912A (ja)

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US865359 1992-04-08

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