JPH0696985B2 - ナセル冷却および換気装置 - Google Patents
ナセル冷却および換気装置Info
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- JPH0696985B2 JPH0696985B2 JP4116551A JP11655192A JPH0696985B2 JP H0696985 B2 JPH0696985 B2 JP H0696985B2 JP 4116551 A JP4116551 A JP 4116551A JP 11655192 A JP11655192 A JP 11655192A JP H0696985 B2 JPH0696985 B2 JP H0696985B2
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- air
- engine
- cooling
- compartment
- nacelle
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/12—Cooling of plants
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D33/00—Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for
- B64D33/08—Arrangements in aircraft of power plant parts or auxiliaries not otherwise provided for of power plant cooling systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Wind Motors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、航空機ガスタービン
エンジンのナセル構造に関し、特にナセル冷却および換
気装置に関する。
エンジンのナセル構造に関し、特にナセル冷却および換
気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンを収容するナセル
のエンジン隔室内には高温が発生する結果として、隔室
内の構成要素を許容範囲内の温度に維持するとともに、
工業標準火災安全基準を満たすために、相当な量の冷却
空気を隔室に流すことが必要である。さらに、プロペラ
歯車箱および発電機用の潤滑油(オイル)に冷却装置が
必要である。代表的には、冷却空気をナセルハウジング
の入口を通してエンジン隔室に供給し、そしてエンジン
からの排気空気の流れにより隔室から冷却空気を誘引
し、それを排気流と混合する。プロペラ歯車箱および発
電機用の潤滑油を冷却する空気/オイル熱交換器は、エ
ンジン吸気スクープとは別のスクープから空気を受け取
り、空気を機外へ放出する。
のエンジン隔室内には高温が発生する結果として、隔室
内の構成要素を許容範囲内の温度に維持するとともに、
工業標準火災安全基準を満たすために、相当な量の冷却
空気を隔室に流すことが必要である。さらに、プロペラ
歯車箱および発電機用の潤滑油(オイル)に冷却装置が
必要である。代表的には、冷却空気をナセルハウジング
の入口を通してエンジン隔室に供給し、そしてエンジン
からの排気空気の流れにより隔室から冷却空気を誘引
し、それを排気流と混合する。プロペラ歯車箱および発
電機用の潤滑油を冷却する空気/オイル熱交換器は、エ
ンジン吸気スクープとは別のスクープから空気を受け取
り、空気を機外へ放出する。
【0003】ナセル冷却装置の1例がHotzらの米国
特許第2,548,794号に開示されている。この特
許に開示されたナセルでは、ツインエンジンナセルの1
対の発電機を、エンジン入口ダクトとは別のダクトから
冷却空気を受け取るように連結している。排気ダクトで
冷却空気を発電機から、エンジン隔室の後方にあるナセ
ルの排気区域へ運び、したがってエンジンからの排気流
により発電機を通して空気を吸引する。
特許第2,548,794号に開示されている。この特
許に開示されたナセルでは、ツインエンジンナセルの1
対の発電機を、エンジン入口ダクトとは別のダクトから
冷却空気を受け取るように連結している。排気ダクトで
冷却空気を発電機から、エンジン隔室の後方にあるナセ
ルの排気区域へ運び、したがってエンジンからの排気流
により発電機を通して空気を吸引する。
【0004】ホルツらの設計では、エンジン隔室自身
は、ナセルの側面に形成した通気口を通して入ってくる
空気で冷却する。空気をこれらの通気口を通して引き入
れ、隔室に流し、エンジンへの入口空気へ送る。このよ
うな設計には下記の欠点がある。(1)エンジン隔室内
に漏れた可燃性流体がエンジン入口に運ばれるおそれが
あり、それにともなって火災の危険がある。(2)側面
通気口を通して引き込まれた空気は、推力を発現する上
でのエンジンの全体効率を低くし、ナセル全体の空気力
学的効率を低くする。
は、ナセルの側面に形成した通気口を通して入ってくる
空気で冷却する。空気をこれらの通気口を通して引き入
れ、隔室に流し、エンジンへの入口空気へ送る。このよ
うな設計には下記の欠点がある。(1)エンジン隔室内
に漏れた可燃性流体がエンジン入口に運ばれるおそれが
あり、それにともなって火災の危険がある。(2)側面
通気口を通して引き込まれた空気は、推力を発現する上
でのエンジンの全体効率を低くし、ナセル全体の空気力
学的効率を低くする。
【0005】したがって、空気力学的効率およびエンジ
ンが発現する推力の量両方の低下を最小に抑えながら、
潤滑油およびエンジン隔室の両方を隔室を通過する外部
空気で冷却するガスタービンエンジン用ナセルが必要と
されている。
ンが発現する推力の量両方の低下を最小に抑えながら、
潤滑油およびエンジン隔室の両方を隔室を通過する外部
空気で冷却するガスタービンエンジン用ナセルが必要と
されている。
【0006】
【発明の概要】この発明のナセル冷却および換気装置で
は、空気が単一のナセル開口を通ってエンジン隔室に入
り、発電機およびプロペラ歯車箱の潤滑油を冷却すると
ともにエンジン隔室を換気するのに使用される。エンジ
ン隔室に入る空気を用いてナセル室を冷却および換気
し、これにより平常運転中ナセルにルーバや通気口を追
加する必要をなくす。さらに、この空気をエンジン隔室
の出口に設けたエンジン排気エダクタ(educto
r)を通して排出する。この装置の利点は、ナセルの開
口を最小に維持することにより、エンジンまたは潤滑油
装置を冷却することから生じる推力の損失を最小に維持
し、そしてすべての冷却空気がタービンエンジンの排気
流に流入し、そこで推力に寄与することである。
は、空気が単一のナセル開口を通ってエンジン隔室に入
り、発電機およびプロペラ歯車箱の潤滑油を冷却すると
ともにエンジン隔室を換気するのに使用される。エンジ
ン隔室に入る空気を用いてナセル室を冷却および換気
し、これにより平常運転中ナセルにルーバや通気口を追
加する必要をなくす。さらに、この空気をエンジン隔室
の出口に設けたエンジン排気エダクタ(educto
r)を通して排出する。この装置の利点は、ナセルの開
口を最小に維持することにより、エンジンまたは潤滑油
装置を冷却することから生じる推力の損失を最小に維持
し、そしてすべての冷却空気がタービンエンジンの排気
流に流入し、そこで推力に寄与することである。
【0007】好適な実施例では、冷却装置は始動抽出流
を含み、そして従来の装置のように加圧空気を機外に排
気するのではなく、エンジン隔室出口のエンジン排気エ
ダクタを補足する補助エジェクタ(ejector )に加圧空
気を案内する。この補助エジェクタは、地上走行または
誘導滑走の時のような航空機速度が低いとき、ナセルを
通して適正な空気流を流すのに役立つ。また、好適な実
施例では、ナセルに2つのエンジン隔室通気ドアおよび
作動器を設け、オイル温度が所定の限度を越えた場合に
作動器がドアを開き、これによりオイル冷却器およびエ
ンジン隔室に流れる空気流を増加する。さらに、作動器
は、地上でエンジンを停止したとき、自然換気を許すた
めドアが開くように接続されている。ドアは、ドアの両
側の圧力差が所定の値のとき作動器を切り離し、自由に
枢動する構造となっており、したがって開いた抽出空気
ダクトからのような過剰なエンジン隔室圧力がこれらの
通気開口を通して逃げることができ、これにより別個の
吹出しドアを設ける必要をなくす。
を含み、そして従来の装置のように加圧空気を機外に排
気するのではなく、エンジン隔室出口のエンジン排気エ
ダクタを補足する補助エジェクタ(ejector )に加圧空
気を案内する。この補助エジェクタは、地上走行または
誘導滑走の時のような航空機速度が低いとき、ナセルを
通して適正な空気流を流すのに役立つ。また、好適な実
施例では、ナセルに2つのエンジン隔室通気ドアおよび
作動器を設け、オイル温度が所定の限度を越えた場合に
作動器がドアを開き、これによりオイル冷却器およびエ
ンジン隔室に流れる空気流を増加する。さらに、作動器
は、地上でエンジンを停止したとき、自然換気を許すた
めドアが開くように接続されている。ドアは、ドアの両
側の圧力差が所定の値のとき作動器を切り離し、自由に
枢動する構造となっており、したがって開いた抽出空気
ダクトからのような過剰なエンジン隔室圧力がこれらの
通気開口を通して逃げることができ、これにより別個の
吹出しドアを設ける必要をなくす。
【0008】別の観点による好適な実施例では、プロペ
ラ歯車箱および発電機オイル熱交換器を組み合わせて、
単一の開口から冷却空気を受け取る単一ユニットとす
る。サーモスタット制御された1組のルーバが熱交換器
に装着されている。ルーバは空気をナセル内前方へ導く
向きになっており、したがって、冷却空気がタービンエ
ンジンおよびプロペラ歯車箱の構成要素すべてに流れた
後、その冷却空気を後ろ向きに排気エダクタに引き入れ
る。空気/オイル熱交換器に組み込まれたサーモスタッ
トは、所定の最高温度でルーバを最大間隔まで開き、そ
してオイル温度が所定の最低温度より下がったとき、ル
ーバを最小間隔に閉じる。もしもエンジン隔室に火災が
起こったら、航空機制御ソレノイドがエンジン停止時に
制御サーモスタットを切り離し、ルーバが完全に閉まっ
て、空気流を最小にするとともに、消火剤の必要量を少
なくする。
ラ歯車箱および発電機オイル熱交換器を組み合わせて、
単一の開口から冷却空気を受け取る単一ユニットとす
る。サーモスタット制御された1組のルーバが熱交換器
に装着されている。ルーバは空気をナセル内前方へ導く
向きになっており、したがって、冷却空気がタービンエ
ンジンおよびプロペラ歯車箱の構成要素すべてに流れた
後、その冷却空気を後ろ向きに排気エダクタに引き入れ
る。空気/オイル熱交換器に組み込まれたサーモスタッ
トは、所定の最高温度でルーバを最大間隔まで開き、そ
してオイル温度が所定の最低温度より下がったとき、ル
ーバを最小間隔に閉じる。もしもエンジン隔室に火災が
起こったら、航空機制御ソレノイドがエンジン停止時に
制御サーモスタットを切り離し、ルーバが完全に閉まっ
て、空気流を最小にするとともに、消火剤の必要量を少
なくする。
【0009】したがって、この発明の目的は、空気入口
開口および空気排出開口の数を少なくして、すべての排
気空気をエンジン排気中に放出して、推力効率増加を促
進するガスタービンナセル用冷却および換気装置を提供
することにある。別の目的は、航空機速度が低い状態で
始動抽出空気を用いて冷却空気をナセルに引き込む冷却
および換気装置を提供することにある。他の目的は、空
気/オイル熱交換器がルーバを含み、ルーバが空気をナ
セルのエンジン隔室全体に分布させるか、低温または火
災状態で空気流を遮断する、冷却および換気装置を提供
することにある。さらに他の目的は、補助通気ドアを含
み、通気ドアがプロペラ歯車箱オイル温度が高いか、地
上状況でエンジン停止した条件でだけ開き、かつ圧力解
除ドアとして作用する、冷却および換気装置を提供す
る。さらに他の目的は、信頼でき、安全で、ナセル構成
を簡単にし、保守が容易で、作製するのに比較的安価な
冷却および換気装置を提供することにある。
開口および空気排出開口の数を少なくして、すべての排
気空気をエンジン排気中に放出して、推力効率増加を促
進するガスタービンナセル用冷却および換気装置を提供
することにある。別の目的は、航空機速度が低い状態で
始動抽出空気を用いて冷却空気をナセルに引き込む冷却
および換気装置を提供することにある。他の目的は、空
気/オイル熱交換器がルーバを含み、ルーバが空気をナ
セルのエンジン隔室全体に分布させるか、低温または火
災状態で空気流を遮断する、冷却および換気装置を提供
することにある。さらに他の目的は、補助通気ドアを含
み、通気ドアがプロペラ歯車箱オイル温度が高いか、地
上状況でエンジン停止した条件でだけ開き、かつ圧力解
除ドアとして作用する、冷却および換気装置を提供す
る。さらに他の目的は、信頼でき、安全で、ナセル構成
を簡単にし、保守が容易で、作製するのに比較的安価な
冷却および換気装置を提供することにある。
【0010】この発明の他の目的および効果は、図面を
参照した以下の説明から明らかになるであろう。
参照した以下の説明から明らかになるであろう。
【0011】
【実施例の記載】図1は、この発明の好適な実施例を組
み込んだナセルを部分的に破断して示す側面図である。
全体を10で示すこの発明のナセルには、プロペラ歯車
箱16を介してプロペラアセンブリ14を駆動するガス
タービンエンジン12が収容されている。エンジン空気
スクープ18がプロペラ歯車箱16の上に配置され、燃
焼用の空気をエンジン12に運ぶ。ダクト22を含む顎
形スクープ20がナセル10の下方部分に配置され、ダ
クト22を通して空気をナセル10のエンジン隔室24
に運ぶ。エンジン隔室24をファイヤゾーンAと呼ぶ。
み込んだナセルを部分的に破断して示す側面図である。
全体を10で示すこの発明のナセルには、プロペラ歯車
箱16を介してプロペラアセンブリ14を駆動するガス
タービンエンジン12が収容されている。エンジン空気
スクープ18がプロペラ歯車箱16の上に配置され、燃
焼用の空気をエンジン12に運ぶ。ダクト22を含む顎
形スクープ20がナセル10の下方部分に配置され、ダ
クト22を通して空気をナセル10のエンジン隔室24
に運ぶ。エンジン隔室24をファイヤゾーンAと呼ぶ。
【0012】全体を26で示す空気/オイル熱交換器
(オイル冷却器とも言う)がダクト22内に配置され、
プロペラ歯車箱16および発電機28の潤滑油と流体連
通している。エンジン12に後続する排気シュラウド3
0は、エンジンの排気管31を包囲し(図3参照)、空
気を隔室24から排気流へ流れさせる環状通路32を形
成する。
(オイル冷却器とも言う)がダクト22内に配置され、
プロペラ歯車箱16および発電機28の潤滑油と流体連
通している。エンジン12に後続する排気シュラウド3
0は、エンジンの排気管31を包囲し(図3参照)、空
気を隔室24から排気流へ流れさせる環状通路32を形
成する。
【0013】図3に示すように、ナセル10の冷却およ
び換気系統(システム)は、全体を34で示す始動抽出
空気排気アセンブリを含む。始動抽出排気アセンブリ3
4は通常の制御弁36および作動器38を含み、エンジ
ン12の中間段圧縮機部分に連結され、エンジン速度が
低いとき軸流圧縮機からの空気流を遠心圧縮機に適合す
るように調節する。管40が制御弁36から延在し、移
行部材42に連結され、移行部材42は環状高圧室44
に連結されている。環状高圧室44は排気シュラウド3
0に取り付けられ、排気シュラウド30の周囲に延在
し、環状フランジ47で包囲された環状開口46を含
む。開口46が高圧室44を排気シュラウド30に連結
し、フランジ47内で終端しているので、高圧室44に
流れ込む空気は環状開口46を通ってシュラウドと排気
ダクト31との間の空間に流れ、そこからエンジン12
の排気流に流れる。
び換気系統(システム)は、全体を34で示す始動抽出
空気排気アセンブリを含む。始動抽出排気アセンブリ3
4は通常の制御弁36および作動器38を含み、エンジ
ン12の中間段圧縮機部分に連結され、エンジン速度が
低いとき軸流圧縮機からの空気流を遠心圧縮機に適合す
るように調節する。管40が制御弁36から延在し、移
行部材42に連結され、移行部材42は環状高圧室44
に連結されている。環状高圧室44は排気シュラウド3
0に取り付けられ、排気シュラウド30の周囲に延在
し、環状フランジ47で包囲された環状開口46を含
む。開口46が高圧室44を排気シュラウド30に連結
し、フランジ47内で終端しているので、高圧室44に
流れ込む空気は環状開口46を通ってシュラウドと排気
ダクト31との間の空間に流れ、そこからエンジン12
の排気流に流れる。
【0014】図4および図5に示すように、空気/オイ
ル熱交換器アセンブリ26は、プロペラ歯車箱オイル熱
交換器50、発電機オイル熱交換器52およびルーバア
センブリ54を含む。プロペラ歯車箱オイル熱交換器5
0および発電機オイル熱交換器52はプロペラ歯車箱1
6および発電機28で用いる潤滑油を冷却する。熱交換
器50、52はそれぞれ折り重ね直交流れ形式のものが
好ましく、ろう付けおよび溶接により組み立てたアルミ
ニウム製プレートフィンの空気−オイル装置である。各
熱交換器50、52のコアマトリックスはオイルおよび
空気フィンの交互の層を管板で分離してなるろう付け組
立体である。両閉じバーを管板に一体的にろう付けして
オイルおよび空気通路を形成する。すべての通路上のこ
れらの両閉じバーは流体の漏れを溜める容器となり、オ
イルによる空気汚染を回避する。
ル熱交換器アセンブリ26は、プロペラ歯車箱オイル熱
交換器50、発電機オイル熱交換器52およびルーバア
センブリ54を含む。プロペラ歯車箱オイル熱交換器5
0および発電機オイル熱交換器52はプロペラ歯車箱1
6および発電機28で用いる潤滑油を冷却する。熱交換
器50、52はそれぞれ折り重ね直交流れ形式のものが
好ましく、ろう付けおよび溶接により組み立てたアルミ
ニウム製プレートフィンの空気−オイル装置である。各
熱交換器50、52のコアマトリックスはオイルおよび
空気フィンの交互の層を管板で分離してなるろう付け組
立体である。両閉じバーを管板に一体的にろう付けして
オイルおよび空気通路を形成する。すべての通路上のこ
れらの両閉じバーは流体の漏れを溜める容器となり、オ
イルによる空気汚染を回避する。
【0015】ユニット50、52のオイルおよび空気フ
ィン(図示せず)は肉薄のアルミニウム合金シートから
作製する。冷却器26の空気入口側は各冷却空気通路の
入口に肉厚のフィンを用いて、コアマトリックスを異物
から保護する。図4に示すように、プロペラ歯車箱オイ
ル熱交換器50は、プロペラ歯車箱潤滑装置(図示せ
ず)にそれぞれ連結された入口ライン56および出口ラ
イン58を含み、また発電機オイル熱交換器52は、発
電機潤滑装置(図示せず)にそれぞれ連結された入口ラ
イン60および出口ライン62を含む。
ィン(図示せず)は肉薄のアルミニウム合金シートから
作製する。冷却器26の空気入口側は各冷却空気通路の
入口に肉厚のフィンを用いて、コアマトリックスを異物
から保護する。図4に示すように、プロペラ歯車箱オイ
ル熱交換器50は、プロペラ歯車箱潤滑装置(図示せ
ず)にそれぞれ連結された入口ライン56および出口ラ
イン58を含み、また発電機オイル熱交換器52は、発
電機潤滑装置(図示せず)にそれぞれ連結された入口ラ
イン60および出口ライン62を含む。
【0016】ルーバアセンブリ54は、ハウジング64
とハウジングに枢軸回転自在に支持された複数のルーバ
66を含む。図5を参照すると、各ルーバ66はその両
端で軸受マウント68により連結され、アセンブリ全体
は通常の設計のリンク機構69で連動して位置決めでき
る。リンク機構69は作動器ロッド70を移動すること
により付勢する。作動器ロッド70はリンクアーム72
に回転自在に連結され、リンクアーム72は作動器アー
ム74に固定されている。作動器アーム74は、戻りば
ね76により図5で見て時計方向に引っ張られており、
温度制御された作動器78により反時計方向に移動され
る。
とハウジングに枢軸回転自在に支持された複数のルーバ
66を含む。図5を参照すると、各ルーバ66はその両
端で軸受マウント68により連結され、アセンブリ全体
は通常の設計のリンク機構69で連動して位置決めでき
る。リンク機構69は作動器ロッド70を移動すること
により付勢する。作動器ロッド70はリンクアーム72
に回転自在に連結され、リンクアーム72は作動器アー
ム74に固定されている。作動器アーム74は、戻りば
ね76により図5で見て時計方向に引っ張られており、
温度制御された作動器78により反時計方向に移動され
る。
【0017】火災閉止ソレノイド80はロッド81を付
勢し、ロッド81は温度制御された作動器78と作動器
アーム74との間に延在する連結ピン82を枢動する。
ソレノイド80は航空機電源によりエネルギー供給さ
れ、そして図6に示すように、ナセル26内のプロペラ
歯車箱低圧スイッチ83(ライン58上に位置する)お
よびエンジン火災ハンドルスイッチ84により制御され
る。スイッチ83、84は直列で、ソレノイド80を付
勢するには両方を閉じなければならない。
勢し、ロッド81は温度制御された作動器78と作動器
アーム74との間に延在する連結ピン82を枢動する。
ソレノイド80は航空機電源によりエネルギー供給さ
れ、そして図6に示すように、ナセル26内のプロペラ
歯車箱低圧スイッチ83(ライン58上に位置する)お
よびエンジン火災ハンドルスイッチ84により制御され
る。スイッチ83、84は直列で、ソレノイド80を付
勢するには両方を閉じなければならない。
【0018】好適な実施例では、温度制御された作動器
78は、サーモスタット有機ワックス素子を含み、これ
が膨張、収縮してピボットピン82を作動器アーム74
に対して横方向に変位させる。アーム74が反時計方向
に枢軸回転すると、ロッド70が図5で上向きに押し込
まれ、ルーバ66を図4に示すようなほぼ開口位置に枢
軸回転する。反対に、温度が下がると、ピン82が横方
向に後退し、アーム74を時計方向に枢軸回転し、これ
によりロッド70を図5で下向きに移動し、ルーバ66
を閉じる。作動器78は適切に調節されていて、プロペ
ラ歯車箱16内の潤滑油温度を165°F以下に、代表
的には145〜165°Fに維持するように、ルーバ6
6を位置決めする。
78は、サーモスタット有機ワックス素子を含み、これ
が膨張、収縮してピボットピン82を作動器アーム74
に対して横方向に変位させる。アーム74が反時計方向
に枢軸回転すると、ロッド70が図5で上向きに押し込
まれ、ルーバ66を図4に示すようなほぼ開口位置に枢
軸回転する。反対に、温度が下がると、ピン82が横方
向に後退し、アーム74を時計方向に枢軸回転し、これ
によりロッド70を図5で下向きに移動し、ルーバ66
を閉じる。作動器78は適切に調節されていて、プロペ
ラ歯車箱16内の潤滑油温度を165°F以下に、代表
的には145〜165°Fに維持するように、ルーバ6
6を位置決めする。
【0019】図5および図6に示すように、火災緊急事
故時には、飛行乗務員によるエンジンの停止に応じてプ
ロペラ歯車箱潤滑油低圧スイッチ83が閉じ、また飛行
乗務員がエンジン火災ハンドル(84)を付勢すると、
火災閉止ソレノイド80が付勢されて、ロッド81を図
5で上向きに引き、連結ピン82を枢動して作動器アー
ム74との接触関係からはずす。この結果、戻りばね7
6がアーム74を時計方向にいっぱいに引くので、ルー
バ66は全閉配置をとる。しかし、通常の運転時には、
ルーバ66は作動器78により、わずかに開いた最小角
度と図4に示す最大に開いた最大角度との間に位置され
る。図1に示すように、この角度配向により、顎形スク
ープ20に流れる空気を前向きにエンジン隔室24内に
向け、オイル冷却器26より前方のナセルの部分を換気
する。最小角度位置は、エンジン高熱ケース上の滞留時
間の短い流れの火災安全基準と一致している。
故時には、飛行乗務員によるエンジンの停止に応じてプ
ロペラ歯車箱潤滑油低圧スイッチ83が閉じ、また飛行
乗務員がエンジン火災ハンドル(84)を付勢すると、
火災閉止ソレノイド80が付勢されて、ロッド81を図
5で上向きに引き、連結ピン82を枢動して作動器アー
ム74との接触関係からはずす。この結果、戻りばね7
6がアーム74を時計方向にいっぱいに引くので、ルー
バ66は全閉配置をとる。しかし、通常の運転時には、
ルーバ66は作動器78により、わずかに開いた最小角
度と図4に示す最大に開いた最大角度との間に位置され
る。図1に示すように、この角度配向により、顎形スク
ープ20に流れる空気を前向きにエンジン隔室24内に
向け、オイル冷却器26より前方のナセルの部分を換気
する。最小角度位置は、エンジン高熱ケース上の滞留時
間の短い流れの火災安全基準と一致している。
【0020】さらに、オイル冷却器26はダクト22内
に、飛行機が険悪な天候で飛行しているとき、オイル冷
却器に氷や雪が詰まるのを防止する角度に傾斜配置され
ている。ダクト22の後方にドレイン開口85が配置さ
れ、ダクトに付着したり冷却器26から滴下する凝縮そ
の他の水分用の出口となっている。潤滑油ドレイン孔お
よび管86が、熱交換器50、52からのオイル漏れを
機外に排出するように連結されている。
に、飛行機が険悪な天候で飛行しているとき、オイル冷
却器に氷や雪が詰まるのを防止する角度に傾斜配置され
ている。ダクト22の後方にドレイン開口85が配置さ
れ、ダクトに付着したり冷却器26から滴下する凝縮そ
の他の水分用の出口となっている。潤滑油ドレイン孔お
よび管86が、熱交換器50、52からのオイル漏れを
機外に排出するように連結されている。
【0021】図7に示すように、冷却および換気装置に
は、1対の隔室通気ドア87、88がナセル10の上面
にかつ赤外線抑制スクープ90の前方に配置されてい
る。ドア87、88は長さ方向にヒンジ装着されている
ので、横向きに開く。図8、図9および図10に、ドア
88の付勢機構92の詳細を示す。なお、ドア87にも
同様の機構を設ける。付勢機構92には、シリンダモー
タ94の形態の作動器が、ナセルハウジング97に取り
付けられたブラケット96に回転自在に装着されてい
る。シリンダモータ94は、ベルクランク100に回転
自在に連結されたロッド98と、シリンダ104内に収
容されたピストン102とを含む。ピストン102は伸
長ばね106により図8で左へ移動するようばね偏圧さ
れており、これによりベルクランク100をナセルハウ
ジング97に取り付けた枢軸連結部108のまわりに時
計方向に枢動させる。
は、1対の隔室通気ドア87、88がナセル10の上面
にかつ赤外線抑制スクープ90の前方に配置されてい
る。ドア87、88は長さ方向にヒンジ装着されている
ので、横向きに開く。図8、図9および図10に、ドア
88の付勢機構92の詳細を示す。なお、ドア87にも
同様の機構を設ける。付勢機構92には、シリンダモー
タ94の形態の作動器が、ナセルハウジング97に取り
付けられたブラケット96に回転自在に装着されてい
る。シリンダモータ94は、ベルクランク100に回転
自在に連結されたロッド98と、シリンダ104内に収
容されたピストン102とを含む。ピストン102は伸
長ばね106により図8で左へ移動するようばね偏圧さ
れており、これによりベルクランク100をナセルハウ
ジング97に取り付けた枢軸連結部108のまわりに時
計方向に枢動させる。
【0022】シリンダ102の室110は、エンジン抽
出空気装置103(図2参照)から作動器弁112を通
して供給される空気により、選択的に加圧される。弁1
12は弁体114を含み、弁体114は入口室116と
配管120によりこの入口室116と連通した弁室11
8とを画定する。入口室116が連結された圧力ライン
122は、航空機抽出空気装置103の閉止弁124お
よび作動器125より下流の抽出空気ダクト123(図
2参照)からの加圧空気を供給する。図8に示す配管1
26が入口室116に連結され、また図2のエンジン1
2を通気する抽出空気装置の高圧ダクト127に高圧弁
128および作動器129より上流で連結されている。
出空気装置103(図2参照)から作動器弁112を通
して供給される空気により、選択的に加圧される。弁1
12は弁体114を含み、弁体114は入口室116と
配管120によりこの入口室116と連通した弁室11
8とを画定する。入口室116が連結された圧力ライン
122は、航空機抽出空気装置103の閉止弁124お
よび作動器125より下流の抽出空気ダクト123(図
2参照)からの加圧空気を供給する。図8に示す配管1
26が入口室116に連結され、また図2のエンジン1
2を通気する抽出空気装置の高圧ダクト127に高圧弁
128および作動器129より上流で連結されている。
【0023】球形閉止要素130が入口室116内に収
納されている。高圧要素128から配管126を通して
運ばれる加圧空気が入口室116に入り、それが環境制
御装置(ECS)の配管124から配管122を通って
入ってくる加圧空気より高圧であるとき、要素130は
配管122を閉鎖する方向に移動され、したがって圧縮
空気は通路132を通して弁室118に向けられる。逆
に、抽出空気装置103を遮断したとき、配管126を
通しての圧力が降下し、航空機抽出装置から配管122
を通しての空気圧力が配管126を通して入ってくる空
気圧力より高くなり、要素130は図8で右に移動さ
れ、したがって圧縮空気は通路132に向けられる。こ
の結果、エンジン12を停止し、航空機抽出装置を加圧
したとき、弁112は作動器92を加圧状態に、ドア8
7、88を閉止状態に維持し、これにより飛行中の停止
状態の間の装備抗力を減少させる。
納されている。高圧要素128から配管126を通して
運ばれる加圧空気が入口室116に入り、それが環境制
御装置(ECS)の配管124から配管122を通って
入ってくる加圧空気より高圧であるとき、要素130は
配管122を閉鎖する方向に移動され、したがって圧縮
空気は通路132を通して弁室118に向けられる。逆
に、抽出空気装置103を遮断したとき、配管126を
通しての圧力が降下し、航空機抽出装置から配管122
を通しての空気圧力が配管126を通して入ってくる空
気圧力より高くなり、要素130は図8で右に移動さ
れ、したがって圧縮空気は通路132に向けられる。こ
の結果、エンジン12を停止し、航空機抽出装置を加圧
したとき、弁112は作動器92を加圧状態に、ドア8
7、88を閉止状態に維持し、これにより飛行中の停止
状態の間の装備抗力を減少させる。
【0024】弁室118では、ピントル134がばね1
36により図8に示す閉止位置に偏圧されている。この
位置で、弁室118内の空気は配管120を通って流
れ、出口孔138から放出され、これによりばね106
がシリンダ102を、したがってロッド98を図8で左
に移動し、ドア88を開く。制御装置140はソレノイ
ド142を付勢して、ピントル134を右に移動し、こ
れにより出口孔138を閉じ、入口室116に入ってく
る圧縮空気が通路132および配管120を通ってシリ
ンダ室110に流れるようにし、これによりピストン1
02およびロッド98を図8で右に移動し、ドアを図示
の閉止位置に維持する。制御装置140は常閉スイッチ
144と常開スイッチ146を含む。常閉スイッチ14
4は熱交換器50の出口ライン58上のオイル温度スイ
ッチである(図4も参照)。スイッチ144は、プロペ
ラ歯車箱オイル温度が170°Fを越えると開くように
設定してある。この状態で、両方のスイッチ144、1
46が開き、ソレノイド142が付勢されず、そして、
シリンダ室110内の空気が弁112の出口孔138を
通して放出されるので、通気ドア88が開く。
36により図8に示す閉止位置に偏圧されている。この
位置で、弁室118内の空気は配管120を通って流
れ、出口孔138から放出され、これによりばね106
がシリンダ102を、したがってロッド98を図8で左
に移動し、ドア88を開く。制御装置140はソレノイ
ド142を付勢して、ピントル134を右に移動し、こ
れにより出口孔138を閉じ、入口室116に入ってく
る圧縮空気が通路132および配管120を通ってシリ
ンダ室110に流れるようにし、これによりピストン1
02およびロッド98を図8で右に移動し、ドアを図示
の閉止位置に維持する。制御装置140は常閉スイッチ
144と常開スイッチ146を含む。常閉スイッチ14
4は熱交換器50の出口ライン58上のオイル温度スイ
ッチである(図4も参照)。スイッチ144は、プロペ
ラ歯車箱オイル温度が170°Fを越えると開くように
設定してある。この状態で、両方のスイッチ144、1
46が開き、ソレノイド142が付勢されず、そして、
シリンダ室110内の空気が弁112の出口孔138を
通して放出されるので、通気ドア88が開く。
【0025】スイッチ146は常開であり、ダクト40
上に装着された圧力スイッチで、始動抽出ダクトが加圧
されると閉じる。その結果、通気ドア87、88はエン
ジン緩速状態では開かず、したがってシュラウド30は
顎形スクープ20からだけ空気を引き込む(図1参
照)。ベルクランク100は、互いに平行に向き、クロ
スウェブ152で連結された1対のブラケット148、
150を含む。ブラケット148、150は、ドア88
に連結されたフランジ156を受け入れる寸法の凹所1
54を形成するのに十分な間隔離れている。フランジ1
56は枢軸108に連結されている。フランジ156に
は両側に戻り止め溝158が設けられ、ここにブラケッ
ト148、150の戻り止め160のピン159がはま
っている。戻り止めばね162をスクリュナット164
およびロックナット165で調節し、ドア88の両側で
の圧力差がナセルカウリングの構造的一体性と両立する
所定の値より低いときに、戻り止め160が発揮する保
持力がドア88を閉止位置に維持するのに十分になるよ
うにする。
上に装着された圧力スイッチで、始動抽出ダクトが加圧
されると閉じる。その結果、通気ドア87、88はエン
ジン緩速状態では開かず、したがってシュラウド30は
顎形スクープ20からだけ空気を引き込む(図1参
照)。ベルクランク100は、互いに平行に向き、クロ
スウェブ152で連結された1対のブラケット148、
150を含む。ブラケット148、150は、ドア88
に連結されたフランジ156を受け入れる寸法の凹所1
54を形成するのに十分な間隔離れている。フランジ1
56は枢軸108に連結されている。フランジ156に
は両側に戻り止め溝158が設けられ、ここにブラケッ
ト148、150の戻り止め160のピン159がはま
っている。戻り止めばね162をスクリュナット164
およびロックナット165で調節し、ドア88の両側で
の圧力差がナセルカウリングの構造的一体性と両立する
所定の値より低いときに、戻り止め160が発揮する保
持力がドア88を閉止位置に維持するのに十分になるよ
うにする。
【0026】隔室24内の圧力がこの値を越えると、ド
ア88に作用する圧力がフランジ156を戻り止め16
0から解放し、ドア88が枢軸108のまわりに開位置
まで回転するのを許す。ドア88は、ドアブラケット1
68とナセルハウジング97上のブラケット170に取
り付けた締め索166により、所望の最大角度以上に開
くのを防止されている。フランジ156はベルクランク
100に自動的には再係合せず、部分的に非係合状態に
留まり、地上乗務員に飛行中に吹き消し事故が発生した
ことを知らせる。
ア88に作用する圧力がフランジ156を戻り止め16
0から解放し、ドア88が枢軸108のまわりに開位置
まで回転するのを許す。ドア88は、ドアブラケット1
68とナセルハウジング97上のブラケット170に取
り付けた締め索166により、所望の最大角度以上に開
くのを防止されている。フランジ156はベルクランク
100に自動的には再係合せず、部分的に非係合状態に
留まり、地上乗務員に飛行中に吹き消し事故が発生した
ことを知らせる。
【0027】ナセル冷却および換気装置はつぎのように
作動する。エンジン12が低速であるか、始動中である
とき、始動抽出弁38を開いて始動抽出ダクト40を加
圧する。するとスイッチ146が閉じ、弁112を付勢
し、隔室通気ドア87、88を閉じる。このとき、オイ
ル冷却器26のルーバ66は最小開口位置にあるが、始
動抽出排気アセンブリ34の吸引力の結果として多少の
空気が隔室34に流れる。空気速度が増し、オイル温度
が上昇するにつれて、弁78がルーバ66を開き、した
がって顎形スクープ20に入りダクト22を通過する空
気は、隔室24に、そして前方へプロペラ歯車箱区域1
6に向けられ、その後排気シュラウド30の環状開口3
2を通して後方へ引かれる。
作動する。エンジン12が低速であるか、始動中である
とき、始動抽出弁38を開いて始動抽出ダクト40を加
圧する。するとスイッチ146が閉じ、弁112を付勢
し、隔室通気ドア87、88を閉じる。このとき、オイ
ル冷却器26のルーバ66は最小開口位置にあるが、始
動抽出排気アセンブリ34の吸引力の結果として多少の
空気が隔室34に流れる。空気速度が増し、オイル温度
が上昇するにつれて、弁78がルーバ66を開き、した
がって顎形スクープ20に入りダクト22を通過する空
気は、隔室24に、そして前方へプロペラ歯車箱区域1
6に向けられ、その後排気シュラウド30の環状開口3
2を通して後方へ引かれる。
【0028】温度制御された作動器78はルーバ66を
継続的に位置決めし、プロペラ歯車箱16および発電機
28に関連したオイルを熱交換器26で冷却するのに十
分な空気流を供給し、またエンジン12のエンジン隔室
24を冷却し換気するために隔室24に流れる空気流を
調節する。離陸および巡航速度の間、始動抽出排気アセ
ンブリ34は作動しない。しかし、顎形スクープ20に
流れる空気流は、顎形スクープ20でのラム空気効果の
せいで、プロペラ歯車箱16および発電機28の潤滑油
を冷却する必要を満たすのに十分であり、したがって、
始動抽出エジェクタ34の追加の吸引力は必要でない。
始動および巡航、すなわち作動状態の両方の間、すべて
の冷却空気を尾筒排気中に通気し、エンジン12が発生
する推力を増加する。
継続的に位置決めし、プロペラ歯車箱16および発電機
28に関連したオイルを熱交換器26で冷却するのに十
分な空気流を供給し、またエンジン12のエンジン隔室
24を冷却し換気するために隔室24に流れる空気流を
調節する。離陸および巡航速度の間、始動抽出排気アセ
ンブリ34は作動しない。しかし、顎形スクープ20に
流れる空気流は、顎形スクープ20でのラム空気効果の
せいで、プロペラ歯車箱16および発電機28の潤滑油
を冷却する必要を満たすのに十分であり、したがって、
始動抽出エジェクタ34の追加の吸引力は必要でない。
始動および巡航、すなわち作動状態の両方の間、すべて
の冷却空気を尾筒排気中に通気し、エンジン12が発生
する推力を増加する。
【0029】エンジン緩速速度以上では、始動抽出弁3
6を閉じ、したがってスイッチ146が開く。プロペラ
歯車箱オイル温度がその最高限度より低いときにはいつ
も、スイッチ144が閉じており、抽出装置からの加圧
空気を導き、シリンダモータ94を加圧し、隔室通気ド
ア87、88を閉じる。しかし、プロペラ歯車箱に過剰
温度状態が生じると、スイッチ144が開き、ソレノイ
ド142を滅勢し、抽出装置103からの空気の流れを
阻止し、そして同時に、シリンダモータ94内の空気を
出口開口138を通して放出し、これによりばね106
の作用で隔室通気ドア87、88を開く。過剰圧力状態
が隔室24内に生じると、通気ドア87、88がその両
側の圧力差に応答して開き、圧力を解除する。
6を閉じ、したがってスイッチ146が開く。プロペラ
歯車箱オイル温度がその最高限度より低いときにはいつ
も、スイッチ144が閉じており、抽出装置からの加圧
空気を導き、シリンダモータ94を加圧し、隔室通気ド
ア87、88を閉じる。しかし、プロペラ歯車箱に過剰
温度状態が生じると、スイッチ144が開き、ソレノイ
ド142を滅勢し、抽出装置103からの空気の流れを
阻止し、そして同時に、シリンダモータ94内の空気を
出口開口138を通して放出し、これによりばね106
の作用で隔室通気ドア87、88を開く。過剰圧力状態
が隔室24内に生じると、通気ドア87、88がその両
側の圧力差に応答して開き、圧力を解除する。
【0030】以上この発明の装置の好適な実施例を説明
したが、この発明はこの通りの形態に限定されない。発
明の要旨から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であ
る。
したが、この発明はこの通りの形態に限定されない。発
明の要旨から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を組み込んだナセルの
線図的側面図で、一部を破断してエンジン隔室を見える
ようにしてある。
線図的側面図で、一部を破断してエンジン隔室を見える
ようにしてある。
【図2】図1のガスタービンエンジンをエンジン隔室の
反対側から見た略図的側面図である。
反対側から見た略図的側面図である。
【図3】図1のガスタービンエンジンの頂部平面図であ
り、補助排気エダクタを部分的に破断して示す。
り、補助排気エダクタを部分的に破断して示す。
【図4】図1のナセルの空気/オイル熱交換器を示す詳
細図である。
細図である。
【図5】図4の熱交換器のルーバ作動リンク機構を示す
詳細図である。
詳細図である。
【図6】この発明の火災防止ソレノイドを付勢する回路
の電気回路図である。
の電気回路図である。
【図7】図1のナセルの隔室通気ドアの位置を示す詳細
図である。
図である。
【図8】図7の隔室通気ドアを作動させる機構を示す図
1のナセル内部の詳細図である。
1のナセル内部の詳細図である。
【図9】図8の9−9線方向に見たベルクランクの断面
図である。
図である。
【図10】図9の10−10線方向に見た断面図であ
る。
る。
10 ナセル 12 ガスタービンエンジン 14 プロペラアセンブリ 16 プロペラ歯車箱 18 空気スクープ 20 顎形スクープ 22 ダクト 24 エンジン隔室 26 空気/オイル熱交換器 28 発電機 30 排気シュラウド 34 始動抽出空気排気アセンブリ 50、52 熱交換器 54 ルーバアセンブリ 66 ルーバ 69 リンク機構 78 温度制御された作動器 80 ソレノイド 87、88 隔室通気ドア 92 ドア作動器機構 94 シリンダモータ 100 ベルクランク 102 シリンダ 103 エンジン抽出空気装置 112 弁 144、146 スイッチ 160 戻り止め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォーラス・ミルトン・シュルツ アメリカ合衆国、オハイオ州、ウエスト・ チェスター、アレン・ロード、6230番 (72)発明者 ロバート・ジェームス・バウムビック アメリカ合衆国、オハイオ州、ウエスト・ チェスター、リンフィールド・ドライブ、 8285番 (56)参考文献 特開 昭56−32041(JP,A) 実公 平4−35550(JP,Y2) 実公 昭61−45299(JP,Y2) 実開 昭56−77518(JP,U)
Claims (23)
- 【請求項1】隔室に配置したタービンエンジンと、燃焼
空気を上記エンジンに供給するエンジン入口と、上記エ
ンジン隔室内から空気を排出するための排気エダクタを
上記エンジンの尾筒とともに形成するタービンシュラウ
ドと、冷却空気を取り入れる顎形スクープと、上記顎形
スクープから冷却空気を受け取る空気/オイル熱交換器
とを備えるナセルにおいて、 空気を上記熱交換器から上記隔室に排出するダクト手段
を含み、この排出空気で上記エンジンを冷却し、この排
出空気を上記タービンシュラウドをへて上記エンジン排
気中に引き込み、これにより推力回収を最小にし、冷却
空気の機外放出を最小にする冷却および換気装置。 - 【請求項2】さらに、ナセル冷却および換気流れを最小
に維持するように上記熱交換器から上記隔室への空気流
を調節する手段を備える請求項1に記載の冷却装置。 - 【請求項3】上記調節手段が上記熱交換器に装着した調
節可能なルーバ手段と、上記ナセルへの空気流を増減す
るように上記ルーバ手段を位置決めする温度感知手段と
を含み、これにより隔室温度および上記熱交換器で冷却
するオイルの温度を所定の範囲内に維持する請求項2に
記載の冷却装置。 - 【請求項4】上記ルーバ手段が冷却空気を上記ナセルの
前方部分に向けて排出するよう方向付けされている請求
項3に記載の冷却装置。 - 【請求項5】さらに、上記タービンの圧縮機と上記エダ
クタの下流の上記エンジン排気との間に延在する始動抽
出空気導管を備え、これによりエンジン排気速度が低い
ときに始動抽出圧縮機空気を上記エンジンからの排気に
付け加えて上記隔室を掃気する請求項1に記載の冷却装
置。 - 【請求項6】上記始動抽出空気導管が上記排気シュラウ
ドのまわりにまたは周囲に延在する環状マニホールドを
含み、上記マニホールドが抽出空気を上記エンジン排気
に排出するよう連結された環状開口を有し、これにより
エンジン速度が低いときに空気を上記隔室を通して引き
込むのに十分な速度と質量の排気を維持する請求項5に
記載の冷却装置。 - 【請求項7】上記オイルクーラが二次冷却手段を含む請
求項1に記載の冷却装置。 - 【請求項8】上記二次冷却手段が、上記熱交換器に並置
された第2熱交換器を含み、第2熱交換器が上記顎形ス
クープから冷却空気を受け取り、かつ上記エンジンと関
連した発電機と流体連通関係にある請求項7に記載の冷
却装置。 - 【請求項9】上記温度感知手段が、動力喪失状態および
エンジン停止状態の両方で上記ルーバ手段を実質的に閉
じた位置に維持するばね戻り手段を含む請求項3に記載
の冷却装置。 - 【請求項10】さらに、空気を上記隔室から機外に放出
する調節可能な通気手段を備える請求項1に記載の冷却
装置。 - 【請求項11】上記通気手段が上記ナセルの上面に装着
した1対のチムニーベントからなる請求項10に記載の
冷却装置。 - 【請求項12】上記通気手段が、上記ナセルに回転自在
に取り付けた通気ドアと、上記ドアを開位置と閉位置と
の間で枢動する作動器手段と、上記弁手段を位置決めす
るソレノイド手段とを含み、エンジン停止状態で上記ド
アを開位置に位置決めし、これにより空気を上記顎形ス
クープから上記エンジン隔室を経て上記通気手段の外へ
流す請求項10に記載の冷却装置。 - 【請求項13】上記ソレノイド手段が上記熱交換器での
オイル温度に応答し、これにより上記ソレノイド手段が
上記弁手段を位置決めし、上記作動器手段を付勢して、
上記オイルが所定の温度を越えるとき上記通気ドアを開
位置に枢動し、また上記オイルが所定温度より低いとき
上記通気ドアを閉位置に枢動する請求項12に記載の冷
却装置。 - 【請求項14】上記作動器手段が、加圧されると上記ド
アを閉位置に枢動するばね戻り空気圧シリンダを含む請
求項13に記載の冷却装置。 - 【請求項15】上記弁手段が加圧空気を上記抽出空気導
管から上記シリンダへ送り、これにより上記シリンダを
加圧して上記ドアを閉位置に保持する請求項14に記載
の冷却装置。 - 【請求項16】上記弁手段が加圧空気を上記抽出空気導
管または上記エンジンからの高圧抽出いずれかから受け
取り、飛行中のエンジンの停止中に上記通気ドアを閉じ
て上記ナセル上の装備抗力を軽減する請求項15に記載
の冷却装置。 - 【請求項17】上記ソレノイドが、始動抽出圧力が上記
エンジンから引かれたとき、付勢され、上記通気ドアを
閉じるように接続されている請求項16に記載の冷却装
置。 - 【請求項18】上記通気ドアが上記ナセルに枢動自在に
装着され、ベルクランクが上記通気ドアを上記作動器手
段に連結し、上記通気ドアが上記ベルクランクに対して
枢動でき、さらに上記ナセル隔室内での突然の圧力上昇
に応じて上記通気ドアを外向きに開く圧力解除手段が設
けられた請求項17に記載の冷却装置。 - 【請求項19】上記通気ドアが上記ベルクランクに受け
入れられたフランジを含み、上記圧力解除手段が上記ベ
ルクランクに設けられ、上記フランジに上記ベルクラン
クと隣接関係で着脱自在に係合する戻り止め手段を含む
請求項18に記載の冷却装置。 - 【請求項20】上記戻り止め手段は、上記通気ドアの両
側での圧力差が所定の値のとき上記フランジが上記戻り
止め手段との係合から釈放されるように調整されている
請求項19に記載の冷却装置。 - 【請求項21】隔室に配置したタービンエンジンと、エ
ンジン空気入口と、このエンジン空気入口とは別の冷却
空気入口と、空気を上記エンジン隔室から上記エンジン
からの排気中に引き込む排気シュラウドエダクタ手段と
を備えるナセルにおいて、 空気を上記冷却空気入口から上記隔室に導く手段を含
み、この冷却空気で上記隔室内の構成要素を冷却し、ま
た上記エダクタによりこの冷却空気を上記隔室から上記
エンジン排気中に引き込む冷却および換気装置。 - 【請求項22】上記隔室が上記ナセルでほぼ包囲され、
上記隔室に入ってくる冷却空気のほぼすべてが上記冷却
空気入口から入る請求項21に記載の冷却装置。 - 【請求項23】さらに、上記冷却空気入口に設けられ、
上記隔室への空気の体積流量を調節する手段を備える請
求項22に記載の冷却装置。
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