JPH069670U - ゴルフボールマーク、ティー等のホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールマーク、ティー、グリーンフォークを
バラバラに所持することなく、これらを一緒に、しかも
プレーの障害とならないゴルフシューズの靴紐に取り付
け、衛生的な使用を可能とする。 【構成】 適当な硬さを有する合成ゴム製主体１１の肉
厚状側面に、ゴルフティー３０、３１またはグリーンフ
ォークが挿入、挿脱される取付用の貫通孔１２、１３が
設けられると共に、主体１１の上面部にして、かつ挿着
されたティー、またはグリーンフォークと干渉しない部
位の縦方向にボールマーク３３の挿着用の貫通孔１５が
設けられ、更に主体１１の側面に取付孔１８が貫通して
設けられ、該取付孔１８を介してゴルフシューズ３４の
靴紐３５に取り付けられ、使用される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゴルフシューズの靴紐に取り付けられて用いられるボールマークと ティー等のホルダーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術とその問題点】

従来、ゴルフのプレー時において、ボールマークやティー、グリーンフォーク 等の小物はそれぞれがバラバラに所持されているためにどうしても乱雑になり、 使用時においては、これらを入れているポケットの中を探らなければならず、ま た、使用したマークやティー、フォークには農薬の散布された土砂等が付着して いるため、これがポケット内にたまり不衛生である等の問題点があった。

【０００３】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたものであって、その目的とすると ころは、グリーン上においてボールをマークする場合に、ボールを拾い上げると 同時にその姿勢のままで直ちにボールマークを使用することができて、至便であ り、かつ農薬の散布された土砂等がポケット内にたまることがなくて衛生的であ るゴルフボールマーク、ティー等のホルダーを提供することにある。

【０００４】

【問題点を解決するための手段】

この目的のため、本考案は、ゴルフシューズの靴紐に取り付けられるホルダー であって、適当な硬度を有する合成ゴム製の主体の側面に、ゴルフティーまたは グリーンフォークが挿着される貫通孔が設けられると共に、主体の上面部にして かつ挿着されたゴルフティーまたはグリーンフォークと干渉しない部位の縦方向 には、ボールマーク挿着用の貫通孔が設けられ、更に主体の側面一端には、前記 靴紐が挿通される取付孔が貫通して設けられた構成を特徴とするものである。

【０００５】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明すると、本案ホルダー１０は、全体が適当 な硬度を有する合成ゴム製であって、基部は略四角形で、前端は次第に薄く、か つ幅広く拡開し、後端は丸く隅取りがされた略ばち形状主体１１の肉厚側面に、 大小２本のティー３０、３１が挿通して取り付けられる口径の異なる２つの貫通 孔１２、１３が設けられ、またはグリーンフォーク３２が挿通して取り付けられ る異形貫通孔１４が設けられると共に、主体１１の上面部にして、かつ挿着され た２本のティー３０、３１またはグリーンフォーク３２と干渉しない部位の縦方 向には、ボールマーク３３が挿入挿脱される貫通孔１５が設けられ、また主体１ １の下面にはティー３０、３１とボールマーク３３またはグリーンフォーク３２ とボールマーク３３の挿入挿脱が楽に行なえ得るようにするための切欠部１６、 １７が設けられ、更に主体１１の後端側面には、ゴルフシューズ３４の靴紐３５ が挿通される取付孔１８が貫通して設けられている。

【０００６】 そして、本案ホルダー１０は、その取付孔１８を介してゴルフシューズ３４の 靴紐３５に取り付けられて、その貫通孔１２、１３を介してティー３０、３１が 挿入挿脱され、または異形貫通孔１４を介してグリーンフォーク３２が挿入挿脱 されると共に、貫通孔１５を介してボールマーク３３が挿入挿脱されることによ って用いられる。

【０００７】

【考案の効果】

しかして、本考案によれば、従来はバラバラにポケット等に入れていたボール マーク、ティーおよびグリーンフォークを一括し、しかもポケットではなくプレ ー等に全く邪魔にならないゴルフシューズの靴紐に取り付けて用いるものである から、乱雑にならずして使用上至便であり、また、従来のようにティー等に付着 した農薬散布の土砂等がポケット内にたまって不衛生であるということはなくな り、更には、シューズの靴紐に取り付けられていため、ボールマークの使用はボ ールを拾い上げる姿勢のままでこれを取り外し、直ちに使用することができて、 至便である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るホルダーの一例での斜視図的説明
図である。

【図２】本考案に係るホルダーの一例での斜視図であ
る。

【図３】図２の中央横断面図である。

【図４】図２の中央縦断面図である。

【図５】使用状態を示す斜視図である。

【図６】本考案の他例を示す斜視図である。

【図７】図６におけるホルダーの中央横断面図である。

【符号の説明】

１１ 主体 １２、１３ 貫通孔 １４ 異形貫通孔 １５ 貫通孔 １６、１７ 切欠部 １８ 取付孔 ３０、３１ ティー ３２ グリーンフォーク ３３ ボールマーク ３４ ゴルフシューズ ３５ 靴紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴルフシューズの靴紐に取り付けられる
   ホルダーであって、適当な硬度を有する合成ゴム製の主
   体の側面に、ゴルフティーまたはグリーンフォークが挿
   着される貫通孔が設けられると共に、主体の上面部にし
   て、かつ挿着されたゴルフティーまたはグリーンフォー
   クと干渉しない部位の縦方向には、ボールマーク挿着用
   の貫通孔が設けられ、更に主体の側面一端には、前記靴
   紐が挿通される取付孔が貫通して設けられた構成を特徴
   とするゴルフボールマーク、ティー等のホルダー。