JPH0696373A - 火災検知器 - Google Patents
火災検知器Info
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- JPH0696373A JPH0696373A JP5614491A JP5614491A JPH0696373A JP H0696373 A JPH0696373 A JP H0696373A JP 5614491 A JP5614491 A JP 5614491A JP 5614491 A JP5614491 A JP 5614491A JP H0696373 A JPH0696373 A JP H0696373A
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Abstract
無線発信器を断熱構造とし、もって、少なくとも火災検
知器の作動温度まで前記無線発信器が壊れないようにす
ること、及び、前記無線発信器を回動可能に前記火災検
知器に取り付け可能とし、もって、前記無線信号を所望
の方向に向けて発信できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 無線発信器を内蔵した火災検知器と、この火
災検知器からの無線信号を受信する無線受信器とを有
し、火災発生時、無線送信器からの無線信号を無線受信
器で受信するようにした火災検出装置において、火災検
知器は、無線送信器の発信制御部10a、発振部10
b、発信アンテナ部等の断熱材10c,10d等によっ
て熱遮蔽されており、火災検出器20よりも先に損破壊
されないようになっている。また、発信器部10が回動
可能になっており、発信アンテナからの発信方向を任意
に変えられる。
Description
線発信器を内蔵し、火災発生時、該無線発信器より無線
信号を無線受信器に向けて発信するようにした火災検知
器に関する。
が重要視され、そのための提案が種々なされているが、
このセキュリティシステムを構築するに当って、システ
ム本体はもちろん各種端末器を設置する必要があるが、
その場合、各機器を接続するための配線工事を伴い、価
格及び美観の上から問題があった。特に、火災に関する
セキュリティシステムを構築する場合に、火災検知器に
無線発信器を具備せしめ、火災発生時、該火災検知器が
作動した時に、前記無線発信器を作動せしめ、該無線発
信器よりの無線信号に応答して無線送信器を作動させ、
電話回線を介して監視センター等に通報することが考え
られるが、その場合、前記火災検知器が作動する前に前
記無線発信器及びその制御装置等が火災による熱等によ
って破損されてしまったのでは、有事(火災発生)の時
にセキュリティシステムが作動せず、所期の目的を達成
することができない。また、上述のごときセキュリティ
システムにおいては、無線発信器と受信器とは対となっ
て使用されるものであるが、通常、無線発信器は指向性
をもっており、無線発信器と受信器は指向性と一致した
方向に対設されるのが好ましい。しかし、無線受信器を
どこに設置するかは、必ずしも一定せず、発信器と受信
器を最も効率のよい状態、つまり、常に発信器の指向性
と合った方向に受信器を設置することは不可能であり、
効率の悪い使い方を強いられる場合がある。
もので、特に、無線発信器を内蔵した火災検知器におい
て、前記無線発信器を断熱構造とし、もって、少なくと
も火災検知器の作動温度まで前記無線発信器が壊れない
ようにすることを目的としてなされたものであり、更に
は、前記無線発信器を回動可能に前記火災検知器に取り
付け可能とし、もって、前記無線信号を所望の方向に向
けて発信できるようにすることを目的としてなされたも
のである。
無線発信器を内蔵した火災検知器と、該火災検知器から
の無線信号を受信する無線受信器とを有し、火災発生
時、前記無線発信器からの無線信号を前記無線受信器で
受信するようにした火災検出装置において、前記火災検
知器は、前記無線発信器が断熱遮蔽されていることを特
徴としたものであり、更には、(2)前記無線発信器が
回動可能に前記火災検知器内に取り付けられていること
を特徴としたものである。以下、本発明の実施例に基い
て説明する。
例を説明するための側断面図で、図1中、(A)部は、
天井等に固着される部分、(B)部は、(A)部に対し
て着脱自在に装着される部分で、該(B)部に温度セン
サ等から成る火災検知器手段が配設されており、周知の
ように、該火災検知器が作動した時に、ブザーその他の
警報装置を作動させて火災の発生を知らせる。本発明に
おいては、上述のごとき火災検知器に無線発信器を内蔵
せしめ、上述のごとき温度センサ等の火災検知手段が作
動した時に、該検知手段によって警報装置を作動させる
とともに無線発信器をも作動させるものである。火災検
知器の近傍には、前記発信器からの無線信号を受信し、
かつ、受信した時に中央監視センター等に通信回線を通
して知らせる送受信器が配置されている。従って、前述
のようにして、火災検知器が作動した時に、火災警報器
が作動するとともに、無線発信器が作動して、火災が発
生したことを直ちに中央監視センターその他に知らせる
ことができる。
おいて、火災検知手段が作動する前に、無線発信器等が
火災による熱によって破損されてしまったのでは、所期
の目的を達成することができない。そこで、本発明にお
いては、火災検知器が作動する温度に達するまでは、前
述の無線発信器が壊れないように、換言すれば、無線発
信器の温度上昇が火災検知手段の温度上昇よりも遅くな
るようにしている。すなわち、図1において、10は無
線発信器部で、ここには、例えば、発信制御部10a、
発信部10b、発信アンテナ10cが、熱絶縁性の基板
10d上に取り付けられ、更に、これらが、例えば、熱
絶縁性の材料10eでモールドされている。20は火災
検知手段収納部で、この収納部20内には、例えば、周
知のサーモスタット等の温度検知手段が収納されてお
り、該温度検知手段が作動した時に、火災警報器を作動
すると同時に無線発信器10が作動し、その無線信号が
発信アンテナ10cを通して図示しない無線信号受信器
に向けて発信され、該無線信号受信器は、前記アンテナ
からの無線信号を受信した時に、それを周知のごとくし
て、電話機を介して中央監視センターその他に知らせ
る。
で、前記無線受信器が前記発信アンテナの指向性の方向
に合ってないと受信感度が悪く、場合によっては、発信
アンテナからの無線信号を確実に受信することができな
い。特に、前記受信器は、該受信器が設置される部屋の
使い勝手によって種々変更されるものであり、必ずし
も、発信アンテナの指向方向と一致した方向に設置でき
るものとは限らない。図1において、30は前記熱絶縁
板10dに一体的に取り付けられた固定部材で、該固定
部材30は、(B)部本体に対して回動可能に取り付け
できるようになっており、該固定部材30を所望の角度
回転にして発信アンテナ10dの指向方向を受信器の方
向に向けた後に該(B)部本体に固定するようにすると
よい。なお、この回動手段、固定手段等は任意所望のも
のを選択することが可能であり、特に、回動方向は紙面
に垂直軸のまわりにも回動可能にするのも可能であり、
このようにすると、受信器の設置高さにも応じることが
できる。
と、火災発生時、火災検知器が熱破壊される前に無線発
信器が熱破壊されることなく、確実に作動することがで
き、しかも、受信器の設置位置にかかわらず、常に、最
高の感度で使用可能な方向に無線信号を発生することの
できる火災検知器を提供することができる。
るための側断面図で、(A)は天井に固定される固定
部、(B)は該固定部(A)に対して着脱自在に装着さ
れる発信器内蔵部である。
器部回動部。
Claims (2)
- 【請求項1】 無線発信器を内蔵した火災検知器と、該
火災検知器からの無線信号を受信する無線受信器とを有
し、火災発生時、前記無線発信器からの無線信号を前記
無線受信器で受信するようにした火災検出装置におい
て、前記火災検知器は、前記無線発信器が断熱遮蔽され
ていることを特徴とする火災検知器。 - 【請求項2】 前記無線発信器が回動可能に前記火災検
知器内に取り付けられていることを特徴とする請求項1
に記載の火災検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3056144A JP3014787B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 火災検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3056144A JP3014787B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 火災検知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696373A true JPH0696373A (ja) | 1994-04-08 |
JP3014787B2 JP3014787B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=13018887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3056144A Expired - Fee Related JP3014787B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 火災検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014787B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006331097A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | 無線装置 |
JP2009176022A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 警報器 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3056144A patent/JP3014787B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006331097A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | 無線装置 |
JP2009176022A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 警報器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3014787B2 (ja) | 2000-02-28 |
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