JPH069573B2 - 体内3次元位置表示装置 - Google Patents
体内3次元位置表示装置Info
- Publication number
- JPH069573B2 JPH069573B2 JP2084383A JP8438390A JPH069573B2 JP H069573 B2 JPH069573 B2 JP H069573B2 JP 2084383 A JP2084383 A JP 2084383A JP 8438390 A JP8438390 A JP 8438390A JP H069573 B2 JPH069573 B2 JP H069573B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- virtual
- tip position
- tip
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 27
- 238000001727 in vivo Methods 0.000 claims description 3
- 239000003550 marker Substances 0.000 claims description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims 1
- 230000003902 lesion Effects 0.000 description 13
- 238000007428 craniotomy Methods 0.000 description 6
- 210000003625 skull Anatomy 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 210000004761 scalp Anatomy 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000013170 computed tomography imaging Methods 0.000 description 1
- 238000012631 diagnostic technique Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、体内3次元位置表示装置に関するもので、特
に、開頭手術などの際、目的とする病巣部位に到達する
のに最適な穴の位置を決定するために、プローブの仮想
先端位置をCRT上に表示されたCT断面画像上に重畳
表示するようにした手術用位置検出装置に関するもので
ある。
に、開頭手術などの際、目的とする病巣部位に到達する
のに最適な穴の位置を決定するために、プローブの仮想
先端位置をCRT上に表示されたCT断面画像上に重畳
表示するようにした手術用位置検出装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 近年、X線CTやMRIなどの画像診断技術の進展に伴
い、頭蓋内の病変部位が高い精度で決定できるようにな
った。しかしながら、決定された病変部位に手術操作を
加える段階では、医師の持つ解剖学的知識をたよりにC
T画像と実際の手術位置とのおおまかな対応関係を考え
つつ、試行錯誤の上に開頭位置の決定、及び病巣部の摘
出などが行われていた。このような実際の手術操作位置
とCT画像上の病巣位置との正確な対応関係を付けるた
めには、多関節アーム先端の3次元先端位置をCT画像
と重畳表示する装置が有効であることが知られている
(特開昭62−327)。
い、頭蓋内の病変部位が高い精度で決定できるようにな
った。しかしながら、決定された病変部位に手術操作を
加える段階では、医師の持つ解剖学的知識をたよりにC
T画像と実際の手術位置とのおおまかな対応関係を考え
つつ、試行錯誤の上に開頭位置の決定、及び病巣部の摘
出などが行われていた。このような実際の手術操作位置
とCT画像上の病巣位置との正確な対応関係を付けるた
めには、多関節アーム先端の3次元先端位置をCT画像
と重畳表示する装置が有効であることが知られている
(特開昭62−327)。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記の従来の装置ではアームの先端が実際の
病変位置に到達してはじめて、アーム先端位置表示用矢
印が目的とする病変部と重畳表示される機構であったた
め、頭蓋骨に実際に穴を開ける以前にアームの指し示す
方向、3次元位置と病変部との立体的位置関係を正確に
把持することができず、開頭位置決定等のシミュレーシ
ョン動作に十分活用できないという問題点があった。
病変位置に到達してはじめて、アーム先端位置表示用矢
印が目的とする病変部と重畳表示される機構であったた
め、頭蓋骨に実際に穴を開ける以前にアームの指し示す
方向、3次元位置と病変部との立体的位置関係を正確に
把持することができず、開頭位置決定等のシミュレーシ
ョン動作に十分活用できないという問題点があった。
この発明は実際に頭蓋内部にはアーム先端を挿入しなく
ても、アーム先端の位置をCT画像等と重畳表示するこ
とのできる装置を提供せんとするものである。
ても、アーム先端の位置をCT画像等と重畳表示するこ
とのできる装置を提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明はプローブと、該プローブ伸長時の3次元先端
位置を検出し、体内断層像と同一の座標系に変換する座
標変換演算器と、断層像及びプローブ位置マーカを重畳
表示する画像表示器より構成され、プローブの体表面上
に押し当てたときのプローブ伸長時仮想先端位置を体内
断層像上に表示する手段を設けたことを特徴とするもの
である。
位置を検出し、体内断層像と同一の座標系に変換する座
標変換演算器と、断層像及びプローブ位置マーカを重畳
表示する画像表示器より構成され、プローブの体表面上
に押し当てたときのプローブ伸長時仮想先端位置を体内
断層像上に表示する手段を設けたことを特徴とするもの
である。
[作用] 実際には挿入されていない仮想先端位置をCT画像等に
表示されてた病変部と重畳表示できるため、体表面から
深部にある病変部までの経路について実際の開頭前に疑
似操作が可能となり、的確な開頭手術が可能となる。
表示されてた病変部と重畳表示できるため、体表面から
深部にある病変部までの経路について実際の開頭前に疑
似操作が可能となり、的確な開頭手術が可能となる。
[実施例] 本発明の実施例の一例を図面に基づいて説明する。
第1図はセンサーアームを示すもので、手術台の架台1
に設置されたアーム基台2に5個のアーム2a,2b,
2c,2d,2e,2fが夫々関節4a,4b,4c,
4d,4e,4fを介して屈折自在に連結されている。
プローブ3が先端のアーム2fに出没可能に取付られ、
第4図に示すように締付けチャック5で固定されてい
る。従って締付けチャック5を緩めプローブ3を手で出
し入れすることにより任意の長さだけプローブ長を短縮
することができ、この時の長さLを短縮距離読み取り目
盛りSによって正確に知ることができる。各関節4a〜
4fには回転角を検出するポテンショメータが取付ら
れ、各ポテンショメータの出力は、第3図に示すA/D
変換器7に入力される。A/D変換器7の出力は座標変
換器8に送られ、ここでCT画像データベース9より送
られるCT撮影時の座標との変換行列を求め、その変換
行列によりプローブ3の先端位置をCT画像上の位置に
変換し、画像表示装置(CRT)10に出力する。かく
て表示装置10のCRT画像中にプローブ3の先端位置
が第5図に示すように十字マークで表示される。
に設置されたアーム基台2に5個のアーム2a,2b,
2c,2d,2e,2fが夫々関節4a,4b,4c,
4d,4e,4fを介して屈折自在に連結されている。
プローブ3が先端のアーム2fに出没可能に取付られ、
第4図に示すように締付けチャック5で固定されてい
る。従って締付けチャック5を緩めプローブ3を手で出
し入れすることにより任意の長さだけプローブ長を短縮
することができ、この時の長さLを短縮距離読み取り目
盛りSによって正確に知ることができる。各関節4a〜
4fには回転角を検出するポテンショメータが取付ら
れ、各ポテンショメータの出力は、第3図に示すA/D
変換器7に入力される。A/D変換器7の出力は座標変
換器8に送られ、ここでCT画像データベース9より送
られるCT撮影時の座標との変換行列を求め、その変換
行列によりプローブ3の先端位置をCT画像上の位置に
変換し、画像表示装置(CRT)10に出力する。かく
て表示装置10のCRT画像中にプローブ3の先端位置
が第5図に示すように十字マークで表示される。
第2図はプローブ3の先端Pを仮りに頭蓋12内の病変
部位Tに挿入したとした時の先端Pの位置及びアームの
位置を示す。プローブ3の先端Pと頭皮部との間の長さ
をLとする、第1図において、プローブ3を手により長
さLだけアーム2f内に挿入してチャック5を締め、プ
ローブ3の先頭を頭皮に当てた場合、アーム2f,2
e,…の位置は第2図の位置と変わらない。従って第5
図に示すCT画面には病変部位に達したプローブの仮想
先端位置が十字マークで示される。尚、同図に於て仮想
先端が二つのCTスライス面にまたがるとき、十字の大
きい方がその面により近いことを示すものである。画面
右下の帯状インジケータIは現在の仮想先端と実先端と
の距離Lを指し示すものである。
部位Tに挿入したとした時の先端Pの位置及びアームの
位置を示す。プローブ3の先端Pと頭皮部との間の長さ
をLとする、第1図において、プローブ3を手により長
さLだけアーム2f内に挿入してチャック5を締め、プ
ローブ3の先頭を頭皮に当てた場合、アーム2f,2
e,…の位置は第2図の位置と変わらない。従って第5
図に示すCT画面には病変部位に達したプローブの仮想
先端位置が十字マークで示される。尚、同図に於て仮想
先端が二つのCTスライス面にまたがるとき、十字の大
きい方がその面により近いことを示すものである。画面
右下の帯状インジケータIは現在の仮想先端と実先端と
の距離Lを指し示すものである。
以上の実施例ではプローブ長自体を機械的に短縮するこ
とで“仮想先端”を実現しているが、同様の効果はプロ
ーブ長を固定とし、第3図鎖線部に示す仮想先端位置算
出器11によってアーム先端を長さLだけ計算上延長し
て画像表示することでも実現できる。
とで“仮想先端”を実現しているが、同様の効果はプロ
ーブ長を固定とし、第3図鎖線部に示す仮想先端位置算
出器11によってアーム先端を長さLだけ計算上延長し
て画像表示することでも実現できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明の体内3次元
位置表示装置は、アーム先端部のプローブ長の機械的短
縮もしくはソフトウェア上行われるプローブ長の仮想延
長操作によって設定された仮想先端の位置をCT画像等
と重畳表示する様に構成したので、実際には挿入されて
いない仮想先端位置をCT画像等に表示された病変部と
重畳把握できるため、体表面から深部にある病変部まで
の経路について実際に開頭前に疑似操作が可能となり、
的確な開頭手術の計画及び実施に有効である。
位置表示装置は、アーム先端部のプローブ長の機械的短
縮もしくはソフトウェア上行われるプローブ長の仮想延
長操作によって設定された仮想先端の位置をCT画像等
と重畳表示する様に構成したので、実際には挿入されて
いない仮想先端位置をCT画像等に表示された病変部と
重畳把握できるため、体表面から深部にある病変部まで
の経路について実際に開頭前に疑似操作が可能となり、
的確な開頭手術の計画及び実施に有効である。
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図はプロ
ーブ仮想先端の概念を示す説明図、第3図は装置全体の
ブロックダイヤグラム、第4図はアーム先端部の構造を
示す拡大図、第5図は仮想先端表示画面の例を示すスケ
ッチである。 1……架台、2……アーム基台、2a,2b,2c,2
d,2e,2f……アーム、3……プローブ、4a,4
b,4c,4d,4e,4f……関節、5……締付けチ
ャック、7……A/D変換器、8……座標変換器、9…
…CT画像データベース、10……画像表示装置、11
……仮想先端位置算出器、12……頭蓋。
ーブ仮想先端の概念を示す説明図、第3図は装置全体の
ブロックダイヤグラム、第4図はアーム先端部の構造を
示す拡大図、第5図は仮想先端表示画面の例を示すスケ
ッチである。 1……架台、2……アーム基台、2a,2b,2c,2
d,2e,2f……アーム、3……プローブ、4a,4
b,4c,4d,4e,4f……関節、5……締付けチ
ャック、7……A/D変換器、8……座標変換器、9…
…CT画像データベース、10……画像表示装置、11
……仮想先端位置算出器、12……頭蓋。
Claims (3)
- 【請求項1】予め撮影された体内断層像の座標情報を供
給する手段と、センサーアームと、該センサーアームの
先端に取付けられたプローブと、該プローブ伸長時の3
次元先端位置を検出し、供給された体内断層像の座標系
に変換する座標変換演算器と、断層像及びプローブ位置
マーカを重畳表示する画像表示器と、プローブを体表面
上に押し当てたときプローブを伸長したと仮想する仮想
先端位置を検出する手段と、検出された仮想先端位置を
体内断層像上に表示する手段を設けたことを特徴とする
体内3次元位置表示装置。 - 【請求項2】仮想先端位置検出手段は、プローブがセン
サーアームの中の没入可能に取付けられたいることより
なる請求項1による装置。 - 【請求項3】仮想先端位置検出手段は、仮想先端位置算
出器よりなる請求項1による装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2084383A JPH069573B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 体内3次元位置表示装置 |
FR9103916A FR2660185B1 (fr) | 1990-03-30 | 1991-03-29 | Systeme et procede destines a indiquer une position devant etre operee dans le corps d'un patient. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2084383A JPH069573B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 体内3次元位置表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03284252A JPH03284252A (ja) | 1991-12-13 |
JPH069573B2 true JPH069573B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=13829037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2084383A Expired - Lifetime JPH069573B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 体内3次元位置表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069573B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0416321B1 (en) * | 1989-08-28 | 1994-11-09 | Chisso Corporation | Crystalline polyolefin composition |
CA2486525C (en) * | 2001-06-13 | 2009-02-24 | Volume Interactions Pte. Ltd. | A guide system and a probe therefor |
WO2004012646A2 (en) * | 2002-08-06 | 2004-02-12 | Stereotaxis, Inc. | Virtual device interface control for medical devices |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57177738A (en) * | 1981-02-12 | 1982-11-01 | Niyuuyooku Univ | Orientation type operation apparatus |
JPS63240851A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-06 | 株式会社東芝 | 手術用3次元ビューアーシステム |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2084383A patent/JPH069573B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57177738A (en) * | 1981-02-12 | 1982-11-01 | Niyuuyooku Univ | Orientation type operation apparatus |
JPS63240851A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-06 | 株式会社東芝 | 手術用3次元ビューアーシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03284252A (ja) | 1991-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6478802B2 (en) | Method and apparatus for display of an image guided drill bit | |
US6887245B2 (en) | Surgical drill for use with a computer assisted surgery system | |
CN112971993B (zh) | 定位手术用手术机器人系统及其控制方法 | |
EP0501993B1 (en) | Probe-correlated viewing of anatomical image data | |
JP5702861B2 (ja) | 解剖学的表面の支援型自動データ収集方法 | |
JP2950340B2 (ja) | 三次元データ組の登録システムおよび登録方法 | |
US6996430B1 (en) | Method and system for displaying cross-sectional images of a body | |
Galloway et al. | Interactive image-guided neurosurgery | |
US6081739A (en) | Scanning device or methodology to produce an image incorporating correlated superficial, three dimensional surface and x-ray images and measurements of an object | |
US20080193896A1 (en) | System for facilitating dental diagnosis and treatment planning on a cast model and method used thereof | |
US6782288B2 (en) | Method and apparatus for positioning a device in a body | |
JP2001507614A (ja) | 骨セグメントナビゲーションシステム | |
RU2556783C2 (ru) | Комбинация ультразвуковой и рентгеновской систем | |
CN112043382B (zh) | 一种手术导航系统 | |
US20060036162A1 (en) | Method and apparatus for guiding a medical instrument to a subsurface target site in a patient | |
EP3563762B1 (en) | Insertion device positioning guidance system | |
US20040015077A1 (en) | Apparatus, system and method of calibrating medical imaging systems | |
CN112155734A (zh) | 可读存储介质、骨建模配准系统及骨科手术系统 | |
US11779403B2 (en) | Insertion device positioning guidance system and method | |
CN112155733A (zh) | 可读存储介质、骨建模配准系统及骨科手术系统 | |
JP2009500069A (ja) | 脳病変の位置把握方法 | |
JP4110108B2 (ja) | 生体磁場計測装置,生体磁場計測のための水平位置設定方法 | |
JPH069573B2 (ja) | 体内3次元位置表示装置 | |
Kim et al. | Improving the safety of telerobotic drilling of the skull base via photoacoustic sensing of the carotid arteries | |
EP1465541B1 (en) | Method and apparatus for reconstructing bone surfaces during surgery |