JPH069504U - ツーピース型スキーブーツ用アダプター - Google Patents

ツーピース型スキーブーツ用アダプター

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Publication number
JPH069504U
JPH069504U JP5993292U JP5993292U JPH069504U JP H069504 U JPH069504 U JP H069504U JP 5993292 U JP5993292 U JP 5993292U JP 5993292 U JP5993292 U JP 5993292U JP H069504 U JPH069504 U JP H069504U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
adapter
boots
ski
legs
Prior art date
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Pending
Application number
JP5993292U
Other languages
English (en)
Inventor
健二 木村
Original Assignee
健二 木村
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Publication date
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Priority to JP5993292U priority Critical patent/JPH069504U/ja
Publication of JPH069504U publication Critical patent/JPH069504U/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ツーピース型スキーブーツに装着し、ブーツを
足および脛に密着させて足や脛の疲れおよび痛みを軽減
し、足や脛の運動をスキーに鋭敏に伝達させるためのア
ダプターAを提供する。 【構成】臑の下部をカバーする臑部、足の甲上面をカバ
ーする足部が120〜130゜の角度で連設され、さら
に足部より内外側両くるぶしを回避した位置に突出部を
設けた形状の弾性合成樹脂成形品である。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はツーピース型スキーブーツに使用するアダプターに関する。さらに 詳しくはツーピース型スキーブーツの前部に密接に係止させて、足および臑にブ ーツをよりよく密着させ、ブーツ着用により生じる疲れや痛みを和らげ、かつく るぶしを中心とする臑および足の運動をスキーにより鋭敏に伝達し、外足スキー の内エッジに乗りやすくするツーピース型スキーブーツのアダプターに関する。
【従来の技術】
現在この分野で使用されているスキーブーツは大別してスリーピース型および ツーピース型の2種がある。スリーピース型はブーツのベースとなるロワーシェ ル、ロワーシェルの前部に枢着され臑前部をカバーするタング、ロワーシェルの 後部に枢着され臑後部をカバーするリアカフの3部よりなっており、前傾時に均 等な力で臑全体を保持するので脛を痛めないが、後述するツーピース型のような オーバーラップシェル構造がないので脛骨の太さや甲の高さがロワーシェルの構 造に合わないと苦痛となる。これに対してツーピース型はブーツのベースとなる ロワーシェル、ロワーシェルの上部に角度が調節できるように設けられたアッパ ーシェルの2部よりなっており、ロワーシェルがオーバーラップシェル構造とな って足の高さや脛骨の太さが違っても足を包み込むように保持するので密着度が 大ではき心地がよく、スリーピース型よりより広く普及している。しかしツーピ ース型スキーブーツは、足への密着は改善されたが、前傾時にアッパーシェル上 部に臑があたり苦痛を感じるので、さらにこの欠点の改善が望まれている。 一方ブーツの足および臑への密着改善のために足保持手段を構成する板部材( フィット板)の技術思想が存在する(例えば特開平1−195802号公報参照 )。しかしこの発明は板部材の取付構造が複雑で実用しがたい。
【考案が解決しようとする問題点】
従ってブーツの足および臑への密着を一層改善するとともに、足や臑の運動が スキーに鋭敏に伝導されて滑走速度を大きくし、しかもブーツへの取付が簡単で しかもアダプターだけを挿入すれば手持のブーツにも活用できるアダプターの出 現が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
この考案は臑の下部前面をカバーする断面弧状で樋状の臑部1および足の甲上 面でカバーする断面弧状で樋状の臑部1に連設された足部2よりなり、足部2の 外側に外側くるぶしの上部に位置する突出部3が延設され、足部2の内側に内側 くるぶしを回避して前後に突出部4および5が延設され、臑部1中心線と足部2 の中心線との狭角が120〜130°であり、スキーブーツのアッパーシェルU の前部およびロワーシェルLの上部にかけて密接に係止させる左脚用および右脚 用が対称形である1対の弾性合成樹脂の成形品であるツーピース型スキーブーツ のアダプターを提供することによって前記問題点を解決した。
【作用】
この考案のアダプターはその形状と材質の弾性により、臑および足によく密着 し、激しい運動による疲労が少なく、臑および足を痛めることなく、また両側の 突出部が両側のくるぶしの周囲に配設されているので、くるぶしを中心とする足 の運動がスキーに鋭敏に伝導され、スキー操作の上で最も重要な外足スキーの内 エッジに乗る動作をやりやすくする。
【実施例】
次に図に従ってこの考案の詳細を説明する。図1〜6はこの考案の左脚用のス キーブーツ用アダプターのそれぞれ左側面図、右側面図、正面図、背面図、平面 図および底面図、図7はアダプターをツーピース型スキーブーツに装着した状態 を示す斜視図である。 図1において1は断面弧状で樋状の臑部、2は同様に断面弧状で樋状の足部で ある。1点鎖線Xは臑部1の正面中心線、1点鎖線Yは足部2の上面中心線で、 線Xおよび線Yは120〜130°の角度(A)で交叉している。1点鎖線Pは このアダプターを装着したスキーブーツの底面の延長線即ち地平面で、線Xおよ び線Pは130〜150°の角度(B)で交叉している。点線Mは臑部1の円筒 部の縁部を示す仮想線、点線Nは足部2の円筒の縁部を示す仮想線で、線Mの後 側に台形状の突出部3が延設されている。円6は外側くるぶしが占める位置であ る。 図2において1は臑部、2は足部、Xは臑部の、Yは足部の中心線、M、Nは 仮想線であることは図1と同様である。図1と相違する点は線Mの後側に台形状 の突出部4が、線Nの後側下部に台形状の突出部5が延設されていること、およ び足部2の前側下部にアダプターをスキーブーツに装着するビス孔7が穿設され ていること、および突出部4および5の間に内側くるぶしが占める位置(円8で 示す)があることである。 このアダプターはスキーブーツを構成する材質と同質の材料でなることが望ま しく、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、軟質塩化ビニル樹脂、エチレン 酢酸ビニル共重合樹脂等の弾性合成樹脂が使用できるが、その中でもポリプロピ レン樹脂を使用することが望ましい。そして成形方法としては射出成形法による ことが望ましい。 図1〜6は左脚用のスキーブーツ用アダプターの例を図示したが右脚用のアダ プターの場合は、この図と全く対称形となるだけであって何ら変わる点はないの で図示および説明を省略する。 図7は前記アダプターAをスキーブーツに装着した状態を示す図であって、S は内層が柔軟な布地、外層が合成樹脂シートの2層よりなる臑と足に密着する形 状に成形されたブーツ内に装着されるインナーブーツ、UはインナーブーツSを 介して臑を保護するアッパーシェル、LはインナーブーツSを介して足を保護す るロワーシェルであり、B1、B2は臑、B3、B4は足にブーツを密着させる ためのバックル、Fはベルクロファスナーよりなるベルトである。 アダプターAはその臑部1をアッパーシェルUの前面に、その足部2をロワー シェルの上面に当接させ、バックルB1〜B4でブーツに密着させ、ブーツを臑 および足に密着させる。図7の例ではバックルB3の端部B5に穿設された透孔 とアダプターに穿設されたビス孔7を一致させロワーシェルへアダプターAをね じ9で止めている。
【考案の効果】
この考案のアダプターは臑部1および足部2の半円筒が臑および足に密着する 構造となっていること、突出部3、4および5が内側くるぶしおよび外側くるぶ しの外周部に接触すること、弾性樹脂でできていること。ブーツの外側から臑お よび足を締め付けるようになっていることにより、臑および足への密着がきわめ てよく、長時間の滑走でも足を痛めず、疲れない。 線Xおよび線Yの交角Aが120〜130゜であること、突出部3、4および 5がくるぶしの外周部に接触することにより、滑走しやすい臑の角度を維持し、 かつくるぶしを中心とする臑と足の運動がよくスキーに伝達される。 なお装着が簡単にできるので従来より市販されているツーピース型スキーブー ツのどのようなものにでも装着して使用できて便利である。プレートの硬度を3 種類程度に変化させることでスキーヤーのレベルに合わせた対応が可能である。 手持ちのブーツが中級用ブーツであったとしても、これを装着することで上級用 および競技用ブーツの機能に近づけることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 左脚用アダプターの左側面図
【図2】 同じく右側面図
【図3】 同じく正面図
【図4】 同じく背面図
【図5】 同じく平面図
【図6】 同じく底面図
【図7】 アダプターをスキーブーツに装着した状態を
示す斜視図
【符号の説明】
1. 臑部 2. 足部 3、4、5. 突出部 6、8. くるぶしが占める位置 7. ビス孔 9. ねじ X. 臑部の正面中心線 Y. 足部の上面中心線 M. 臑部の円筒の縁部 N. 足部の円筒の縁部 P. 地平面 A. アダプター S. インナーブーツ U. アッパーシェル L. ロワーシェル B1、B2、B3、B4. バックル B5. バックル端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】臑の下部前面をカバーする断面弧状で樋状
    の臑部1および足の甲上面をカバーする断面弧状で樋状
    の臑部1に連設される足部2よりなり、足部2の外側に
    外側くるぶしの上部に位置する突出部3が延設され、足
    部2の内側に内側くるぶしを回避して前後に突出部4お
    よび5が延設され、臑部1中心線Xと足部2の中心線Y
    との狭角が120〜130°であり、スキーブーツのア
    ッパーシェルUの前部およびロワーシェルLの上部にか
    けて密接に係止させる左脚用および右脚用が対称形であ
    る1対の弾性合成樹脂の成形品であるツーピース型スキ
    ーブーツのアダプター。
JP5993292U 1992-07-11 1992-07-11 ツーピース型スキーブーツ用アダプター Pending JPH069504U (ja)

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JP5993292U JPH069504U (ja) 1992-07-11 1992-07-11 ツーピース型スキーブーツ用アダプター

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Publication Number Publication Date
JPH069504U true JPH069504U (ja) 1994-02-08

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ID=13127400

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JP5993292U Pending JPH069504U (ja) 1992-07-11 1992-07-11 ツーピース型スキーブーツ用アダプター

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324679U (ja) * 1976-08-09 1978-03-02

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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