JPH0691021A - 複合アイアン型クラブヘッド - Google Patents
複合アイアン型クラブヘッドInfo
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- JPH0691021A JPH0691021A JP3315295A JP31529591A JPH0691021A JP H0691021 A JPH0691021 A JP H0691021A JP 3315295 A JP3315295 A JP 3315295A JP 31529591 A JP31529591 A JP 31529591A JP H0691021 A JPH0691021 A JP H0691021A
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- fiber
- face
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
- A63B53/042—Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/68—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts by incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or layers, e.g. foam blocks
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- B33Y—ADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
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- A63B2209/02—Characteristics of used materials with reinforcing fibres, e.g. carbon, polyamide fibres
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/52—Sports equipment ; Games; Articles for amusement; Toys
- B29L2031/5227—Clubs
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- Materials Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 繊維強化樹脂と金属とを一体複合化し、最適
な重量配分を行うことができるアイアン型クラブヘッド
を提供する。 【構成】 金属製クラブヘッド本体１のフェイス面１１
にはスイートスポットを囲んで略四角形状の凹部１２を
形成し、該凹部開口と略等しい形状の繊維強化樹脂板２
を装入するが、バック面１３には上記フェイス面凹部１
２の底面に穿設された１または２以上の孔径の等しいま
たは異なる貫通孔１４を介して連通し、その中央部に広
がる凹部１５を形成するか、または該フェイス面凹部１
２の底面からバック面１３に貫通し、その開口部がラッ
パ状に広がった固定孔を穿設し、上記フェイス面凹部１
２底面からバック面側凹部１５に、または上記固定孔に
未硬化繊維強化樹脂３を充填して金属製クラブヘッド本
体１に繊維強化樹脂体を一体化してなるアイアン型クラ
ブヘッド。
な重量配分を行うことができるアイアン型クラブヘッド
を提供する。 【構成】 金属製クラブヘッド本体１のフェイス面１１
にはスイートスポットを囲んで略四角形状の凹部１２を
形成し、該凹部開口と略等しい形状の繊維強化樹脂板２
を装入するが、バック面１３には上記フェイス面凹部１
２の底面に穿設された１または２以上の孔径の等しいま
たは異なる貫通孔１４を介して連通し、その中央部に広
がる凹部１５を形成するか、または該フェイス面凹部１
２の底面からバック面１３に貫通し、その開口部がラッ
パ状に広がった固定孔を穿設し、上記フェイス面凹部１
２底面からバック面側凹部１５に、または上記固定孔に
未硬化繊維強化樹脂３を充填して金属製クラブヘッド本
体１に繊維強化樹脂体を一体化してなるアイアン型クラ
ブヘッド。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、金属製アイアン型ク
ラブヘッド本体に繊維強化樹脂（ＦＲＰ）を充填して複
合化した複合アイアン型クラブヘッドに関する。
ラブヘッド本体に繊維強化樹脂（ＦＲＰ）を充填して複
合化した複合アイアン型クラブヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】ゴルフプレーにおいては、ドライバー、
スプーンといったウッド型クラブの他に、飛距離調整な
どを考慮してヘッド重量、フェイス角度等を変化させた
１〜９番アイアン、さらにサンドウェッジ、ピッチング
ウェッジといったアイアン型クラブが使用される。従
来、この種のアイアン型クラブでは、クラブヘッド全体
を金属材料の一体物とすることが要求されることから、
クラブヘッドを例えば鉄系等の金属材料を用いて鍛造又
は鋳造によって一体に製作することが行われていた。
スプーンといったウッド型クラブの他に、飛距離調整な
どを考慮してヘッド重量、フェイス角度等を変化させた
１〜９番アイアン、さらにサンドウェッジ、ピッチング
ウェッジといったアイアン型クラブが使用される。従
来、この種のアイアン型クラブでは、クラブヘッド全体
を金属材料の一体物とすることが要求されることから、
クラブヘッドを例えば鉄系等の金属材料を用いて鍛造又
は鋳造によって一体に製作することが行われていた。
【０００３】ところで、アイアン型クラブにおいては、
クラブの座り、スイートスポットの拡大を目的としてヘ
ッドの重心をソール側で且つバックサイド側にくるよう
にヘッド重量を配分することが望まれる。そこで従来の
アイアン型クラブでは、特開昭６３−１９１６９号公
報に示されるように、クラブヘッドのバックサイドに凹
部を形成して重量配分を行う方法、特開昭６３−１５
４１８６号公報に示されるように、クラブヘッドのバッ
クサイドに比重の大きなバックウエイトを設ける方法、
特開昭６３−２９０５９０号公報に示されるように、
比重の小さい金属をフェース側に配設して鍛造によって
一体化する方法、等が提案される至っている。
クラブの座り、スイートスポットの拡大を目的としてヘ
ッドの重心をソール側で且つバックサイド側にくるよう
にヘッド重量を配分することが望まれる。そこで従来の
アイアン型クラブでは、特開昭６３−１９１６９号公
報に示されるように、クラブヘッドのバックサイドに凹
部を形成して重量配分を行う方法、特開昭６３−１５
４１８６号公報に示されるように、クラブヘッドのバッ
クサイドに比重の大きなバックウエイトを設ける方法、
特開昭６３−２９０５９０号公報に示されるように、
比重の小さい金属をフェース側に配設して鍛造によって
一体化する方法、等が提案される至っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラブ
ヘッドを金属材料の一体物としながら、上記のように形
状変形によってヘッドの重心をソール側で且つバックサ
イド側にくるようにヘッド重量を配分すると、適切な重
量配分が困難であり、コスト高になりやすいとともにス
イートスポットにおける打撃時の反撥係数を向上させる
衝撃吸収・伝達効率が低下しやすく、フェイス面と連続
一体となったバックサイド面をフラットに形状設計する
ことが望まれる。
ヘッドを金属材料の一体物としながら、上記のように形
状変形によってヘッドの重心をソール側で且つバックサ
イド側にくるようにヘッド重量を配分すると、適切な重
量配分が困難であり、コスト高になりやすいとともにス
イートスポットにおける打撃時の反撥係数を向上させる
衝撃吸収・伝達効率が低下しやすく、フェイス面と連続
一体となったバックサイド面をフラットに形状設計する
ことが望まれる。
【０００５】そこで、本発明者は上記課題を解決するた
めには、フェイス面に軽量の樹脂層を形成するようにす
ると、軽くなった分の金属材料をソール及びバックサイ
ドに付加でき、最適な重量配分が簡単にできることを知
見するに至ったが、この場合、フェイスの樹脂層をクラ
ブヘッド本体にどのように固着するかが新たな課題とな
る。例えば、ウッド型クラブに見られるように、フェイ
スの上端縁から下端縁にわたって台形状の凹部を形成
し、該凹部に樹脂板を挿入し固定するようにすると、樹
脂板の上端縁が他のアイアン型クラブと当たって損傷し
見栄えを損ないやすいという問題が生じる。また、皿ビ
ス等で固定するのも外観上好ましくない。この発明は、
かかる点に鑑み、最適な重量配分が簡単にでき、しかも
他のクラブと当たって見栄えが損なわれることのないア
イアン型クラブヘッドを提供することを課題とする。
めには、フェイス面に軽量の樹脂層を形成するようにす
ると、軽くなった分の金属材料をソール及びバックサイ
ドに付加でき、最適な重量配分が簡単にできることを知
見するに至ったが、この場合、フェイスの樹脂層をクラ
ブヘッド本体にどのように固着するかが新たな課題とな
る。例えば、ウッド型クラブに見られるように、フェイ
スの上端縁から下端縁にわたって台形状の凹部を形成
し、該凹部に樹脂板を挿入し固定するようにすると、樹
脂板の上端縁が他のアイアン型クラブと当たって損傷し
見栄えを損ないやすいという問題が生じる。また、皿ビ
ス等で固定するのも外観上好ましくない。この発明は、
かかる点に鑑み、最適な重量配分が簡単にでき、しかも
他のクラブと当たって見栄えが損なわれることのないア
イアン型クラブヘッドを提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係るアイ
アン型クラブヘッドは、金属製クラブヘッド本体１のフ
ェイス面１１にはスイートスポットを囲んで略四角形状
の凹部１２を形成し、該凹部開口と略等しい形状の繊維
強化樹脂板２を装入するが、バック面１３には上記フェ
イス面凹部１１の底面１１ａに穿設された１または２以
上の孔径の等しいまたは異なる貫通孔１４を介して連通
し、その中央部に広がる凹部１５を形成するか、または
該フェイス面凹部１１の底面１１ａからバック面１３に
至って貫通し、その開口部がラッパ状または同等形状に
広がった１または２以上の孔径の等しいまたは異なる固
定孔１６を穿設し、上記フェイス面凹部１２底面から上
記貫通孔１４を介してバック面側凹部１５に至り、また
は上記固定孔１６に未硬化繊維強化樹脂３を充填して金
属製クラブヘッド本体に繊維強化樹脂体を一体化してな
る金属製クラブヘッド本体に繊維強化樹脂体を一体化し
てなることを要旨とする。
アン型クラブヘッドは、金属製クラブヘッド本体１のフ
ェイス面１１にはスイートスポットを囲んで略四角形状
の凹部１２を形成し、該凹部開口と略等しい形状の繊維
強化樹脂板２を装入するが、バック面１３には上記フェ
イス面凹部１１の底面１１ａに穿設された１または２以
上の孔径の等しいまたは異なる貫通孔１４を介して連通
し、その中央部に広がる凹部１５を形成するか、または
該フェイス面凹部１１の底面１１ａからバック面１３に
至って貫通し、その開口部がラッパ状または同等形状に
広がった１または２以上の孔径の等しいまたは異なる固
定孔１６を穿設し、上記フェイス面凹部１２底面から上
記貫通孔１４を介してバック面側凹部１５に至り、また
は上記固定孔１６に未硬化繊維強化樹脂３を充填して金
属製クラブヘッド本体に繊維強化樹脂体を一体化してな
る金属製クラブヘッド本体に繊維強化樹脂体を一体化し
てなることを要旨とする。
【０００７】上記フェイス面側凹部に装入される繊維強
化樹脂板２が炭素繊維系またはアラミド繊維系長繊維を
補強材とするＳＭＣ材料を用い、充填される未硬化繊維
強化樹脂３は上記長繊維を用いるＢＭＣ材料を用いるの
が製造が容易で、しかも飛距離向上の点から好ましく、
さらにフェイス面側の繊維強化樹脂板の固定強度を向上
させるために同一のマトリックス樹脂を使用するのが好
ましい。
化樹脂板２が炭素繊維系またはアラミド繊維系長繊維を
補強材とするＳＭＣ材料を用い、充填される未硬化繊維
強化樹脂３は上記長繊維を用いるＢＭＣ材料を用いるの
が製造が容易で、しかも飛距離向上の点から好ましく、
さらにフェイス面側の繊維強化樹脂板の固定強度を向上
させるために同一のマトリックス樹脂を使用するのが好
ましい。
【作用】本発明においては、クラブヘッド本体のフェイ
ス面に繊維強化樹脂板を面一に装入し、この底面からバ
ックサイドに向けて貫通した貫通孔とバックサイド凹部
またはバックサイドに向けて貫通し、バックサイド面で
ラッパ状または同等形状（同等の抜け止め効果が発揮で
きる形状）に広がる固定孔に充填された繊維強化樹脂に
よって抜け止め固定するようにしたので、繊維強化樹脂
と金属本体とが強固に一体複合化される。また、フェイ
ス側重量をバックサイドかつソール側に配分することが
でき、しかも繊維強化樹脂層によって打撃時の衝撃吸収
および伝達を効率よく行うことができるので、飛距離を
向上させることができる。さらに、上記貫通孔または固
定孔の孔径を調節することにより微妙な重心設計を行う
ことができる。すなわち、上記金属製クラブヘッド本体
１がロングアイアンヘッドの場合（図５および図８参
照）は、上記フェイス面側凹部１２からバック面側凹部
１５にかけて貫通孔１４または固定孔１６がヘッド先端
からシャフト側に並んで複数個形成され、その孔径がヘ
ッド先端側Ｓからシャフト側Ｌに向けて連続的にまたは
段階的に大きく形成されることにより重心位置をヘッド
先端側配分設計を容易にする。他方、上記金属製クラブ
ヘッド本体１がショートアイアンヘッドの場合（図４お
よび図７）は、上記フェイス面側凹部１２からバック面
側凹部１５にかけて貫通孔１４または固定孔１６がヘッ
ド先端からシャフト側に並んで複数個形成され、その孔
径がヘッド先端側Ｌからシャフト側Ｓに向けて連続的に
または段階的に小さく形成されることにより重心位置を
シャフト側に配分設計することが容易になる。なお、本
発明においては、バックサイドに貫通する貫通孔および
固定孔によって、フェイス面側の繊維強化樹脂板の強固
に固定するようにしたが、フェイス面側凹部の側面を底
広がり形状とすることにより、フェイス面での繊維強化
樹脂板の固定をより確実に行うことができる。
ス面に繊維強化樹脂板を面一に装入し、この底面からバ
ックサイドに向けて貫通した貫通孔とバックサイド凹部
またはバックサイドに向けて貫通し、バックサイド面で
ラッパ状または同等形状（同等の抜け止め効果が発揮で
きる形状）に広がる固定孔に充填された繊維強化樹脂に
よって抜け止め固定するようにしたので、繊維強化樹脂
と金属本体とが強固に一体複合化される。また、フェイ
ス側重量をバックサイドかつソール側に配分することが
でき、しかも繊維強化樹脂層によって打撃時の衝撃吸収
および伝達を効率よく行うことができるので、飛距離を
向上させることができる。さらに、上記貫通孔または固
定孔の孔径を調節することにより微妙な重心設計を行う
ことができる。すなわち、上記金属製クラブヘッド本体
１がロングアイアンヘッドの場合（図５および図８参
照）は、上記フェイス面側凹部１２からバック面側凹部
１５にかけて貫通孔１４または固定孔１６がヘッド先端
からシャフト側に並んで複数個形成され、その孔径がヘ
ッド先端側Ｓからシャフト側Ｌに向けて連続的にまたは
段階的に大きく形成されることにより重心位置をヘッド
先端側配分設計を容易にする。他方、上記金属製クラブ
ヘッド本体１がショートアイアンヘッドの場合（図４お
よび図７）は、上記フェイス面側凹部１２からバック面
側凹部１５にかけて貫通孔１４または固定孔１６がヘッ
ド先端からシャフト側に並んで複数個形成され、その孔
径がヘッド先端側Ｌからシャフト側Ｓに向けて連続的に
または段階的に小さく形成されることにより重心位置を
シャフト側に配分設計することが容易になる。なお、本
発明においては、バックサイドに貫通する貫通孔および
固定孔によって、フェイス面側の繊維強化樹脂板の強固
に固定するようにしたが、フェイス面側凹部の側面を底
広がり形状とすることにより、フェイス面での繊維強化
樹脂板の固定をより確実に行うことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。図１は本発明の第１実施例による複合
アイアン型クラブヘッドを示し、フェイス面には繊維強
化樹脂板が装着されている。図２はそのフェイス面に繊
維強化樹脂板を装着する前のクラブヘッドを示し、フェ
イス面に凹部が設けられ、その底面からバックサイド側
に貫通孔が形成されている。図において、クラブヘッド
はクラブヘッド本体１のフェイス面１１表面に繊維強化
樹脂板２を面一に固定して構成され、バックサイド面１
３には上記繊維強化樹脂板２と複数の貫通孔１４を介し
て連結する繊維強化樹脂層３が形成されている。上記繊
維強化樹脂板２には打撃時にボールをグリップする横溝
が複数形成されている。上記クラブヘッド本体２は軟鉄
又はステンレス鋼を用いて鋳造又は鍛造によって中実状
に一体的に製作され、フェイス面１１、ソール部１７、
バックサイド面１３、ネック部１８及びホーゼル１９に
よって構成されている。また、上記クラブヘッド本体１
のホーゼル１９には長手方向に取付孔が形成され、該取
付孔にはシャフトが嵌合固定される。上記貫通孔１４は
フェイス面１１の凹部１２の略中央をヘッド先端側から
シャフト側に１列に並列された３個の孔から形成され、
その孔径は図４に示すショートアイアン系ではその重心
Ｇをシャフト寄り位置に設定するため、シャフト側寄り
の孔径は小さく、ヘッド寄りの孔径は大きく穿設されて
いる。他方、図５に示すロングアイアン系ではヘッド側
寄り位置に重心Ｇを設定するため、シャフト側寄りの孔
径は大きく、ヘッド寄りの孔径は小さく穿設されてい
る。この貫通孔の位置、個数および大きさは所望のシャ
フト設計に応じて修正、変形を行うことができる。他
方、図７および図８は本発明の第２実施例による複合ア
イアン型クラブヘッドのバックサイド側を示し、図１と
同様にフェイス面には繊維強化樹脂板が装着されるが、
バックサイド面１３には凹部を設けず、フェイス面１１
の凹部１２からバックサイド面１３に貫通させる孔は固
定孔１６としてバックサイド面１３での開口部１６ａを
ラッパ状に拡大し、抜け止め形状となっている（図６参
照）。したがって、上記バックサイド面１３に凹部を形
成する上記実施例に比して、ヘッドの肉厚は比較的薄く
形成されるが、固定孔１６の上記フェイス面１１におけ
る繊維強化樹脂板２の固定機能は上記貫通孔１４と凹部
１５との固定機能と同様であり、また、その固定孔の配
分によるヘッド重心配分設計に寄与する効果も同様であ
る。したがって、図面に示すように上記固定孔１６は、
図示しないフェイス面１１の凹部１２の略中央をヘッド
先端側からシャフト側に１列に並列された３個の孔から
形成され、その孔径は図７に示すショートアイアン系で
はその重心Ｇをシャフト寄り位置に設定するため、シャ
フト側寄りの孔径（１６ｓ）は小さく、ヘッド寄りの孔
径（１６Ｌ）は大きく穿設されている。他方、図８に示
すロングアイアン系ではヘッド側寄り位置に重心Ｇを設
定するため、シャフト側寄りの孔径（１６Ｌ）は大き
く、ヘッド寄りの孔径（１６ｓ）は小さく穿設されてい
る。この固定孔の位置、個数および大きさは上記貫通孔
と同様に所望のシャフト設計に応じて修正、変形を行う
ことができるのはもちろんである。
詳細に説明する。図１は本発明の第１実施例による複合
アイアン型クラブヘッドを示し、フェイス面には繊維強
化樹脂板が装着されている。図２はそのフェイス面に繊
維強化樹脂板を装着する前のクラブヘッドを示し、フェ
イス面に凹部が設けられ、その底面からバックサイド側
に貫通孔が形成されている。図において、クラブヘッド
はクラブヘッド本体１のフェイス面１１表面に繊維強化
樹脂板２を面一に固定して構成され、バックサイド面１
３には上記繊維強化樹脂板２と複数の貫通孔１４を介し
て連結する繊維強化樹脂層３が形成されている。上記繊
維強化樹脂板２には打撃時にボールをグリップする横溝
が複数形成されている。上記クラブヘッド本体２は軟鉄
又はステンレス鋼を用いて鋳造又は鍛造によって中実状
に一体的に製作され、フェイス面１１、ソール部１７、
バックサイド面１３、ネック部１８及びホーゼル１９に
よって構成されている。また、上記クラブヘッド本体１
のホーゼル１９には長手方向に取付孔が形成され、該取
付孔にはシャフトが嵌合固定される。上記貫通孔１４は
フェイス面１１の凹部１２の略中央をヘッド先端側から
シャフト側に１列に並列された３個の孔から形成され、
その孔径は図４に示すショートアイアン系ではその重心
Ｇをシャフト寄り位置に設定するため、シャフト側寄り
の孔径は小さく、ヘッド寄りの孔径は大きく穿設されて
いる。他方、図５に示すロングアイアン系ではヘッド側
寄り位置に重心Ｇを設定するため、シャフト側寄りの孔
径は大きく、ヘッド寄りの孔径は小さく穿設されてい
る。この貫通孔の位置、個数および大きさは所望のシャ
フト設計に応じて修正、変形を行うことができる。他
方、図７および図８は本発明の第２実施例による複合ア
イアン型クラブヘッドのバックサイド側を示し、図１と
同様にフェイス面には繊維強化樹脂板が装着されるが、
バックサイド面１３には凹部を設けず、フェイス面１１
の凹部１２からバックサイド面１３に貫通させる孔は固
定孔１６としてバックサイド面１３での開口部１６ａを
ラッパ状に拡大し、抜け止め形状となっている（図６参
照）。したがって、上記バックサイド面１３に凹部を形
成する上記実施例に比して、ヘッドの肉厚は比較的薄く
形成されるが、固定孔１６の上記フェイス面１１におけ
る繊維強化樹脂板２の固定機能は上記貫通孔１４と凹部
１５との固定機能と同様であり、また、その固定孔の配
分によるヘッド重心配分設計に寄与する効果も同様であ
る。したがって、図面に示すように上記固定孔１６は、
図示しないフェイス面１１の凹部１２の略中央をヘッド
先端側からシャフト側に１列に並列された３個の孔から
形成され、その孔径は図７に示すショートアイアン系で
はその重心Ｇをシャフト寄り位置に設定するため、シャ
フト側寄りの孔径（１６ｓ）は小さく、ヘッド寄りの孔
径（１６Ｌ）は大きく穿設されている。他方、図８に示
すロングアイアン系ではヘッド側寄り位置に重心Ｇを設
定するため、シャフト側寄りの孔径（１６Ｌ）は大き
く、ヘッド寄りの孔径（１６ｓ）は小さく穿設されてい
る。この固定孔の位置、個数および大きさは上記貫通孔
と同様に所望のシャフト設計に応じて修正、変形を行う
ことができるのはもちろんである。
【００１０】クラブヘッド本体１と繊維強化樹脂板２と
の固定を、上記第１実施例に基づいて説明する。クラブ
ヘッド本体２のフェイス１１面には略四角形状の凹部１
２が形成され、該凹部１２の四周囲側面は底広がり状に
形成されている。他方、繊維強化樹脂板２はポリウレタ
ン系樹脂又はポリエステル系樹脂をマトリックス樹脂と
し、それに格子状に編んだ炭素系長繊維が補強材として
複合化して構成されたシートモールドコンパウンド（Ｓ
ＭＣ）から形成され、該繊維強化樹脂板２は凹部１２開
口と略等しい形状でかつ若干小さい寸法に形成されてい
る。この繊維強化樹脂板２は上記凹部１２内に装入さ
れ、該繊維強化樹脂板３の周囲側面及び背面からその底
面に穿設された貫通孔１４を介してバックサイド１３の
凹部１５にわたって炭素系長繊維及び上記繊維強化樹脂
板３のマトリックス樹脂と同系樹脂が充填されて硬化さ
れ、これによって繊維強化樹脂板２がフェイス面１１の
凹部１２内に、繊維強化樹脂層３がバックサイド面１３
の凹部１５内に固定され、両者は貫通孔１４内の繊維強
化樹脂によって連結している。
の固定を、上記第１実施例に基づいて説明する。クラブ
ヘッド本体２のフェイス１１面には略四角形状の凹部１
２が形成され、該凹部１２の四周囲側面は底広がり状に
形成されている。他方、繊維強化樹脂板２はポリウレタ
ン系樹脂又はポリエステル系樹脂をマトリックス樹脂と
し、それに格子状に編んだ炭素系長繊維が補強材として
複合化して構成されたシートモールドコンパウンド（Ｓ
ＭＣ）から形成され、該繊維強化樹脂板２は凹部１２開
口と略等しい形状でかつ若干小さい寸法に形成されてい
る。この繊維強化樹脂板２は上記凹部１２内に装入さ
れ、該繊維強化樹脂板３の周囲側面及び背面からその底
面に穿設された貫通孔１４を介してバックサイド１３の
凹部１５にわたって炭素系長繊維及び上記繊維強化樹脂
板３のマトリックス樹脂と同系樹脂が充填されて硬化さ
れ、これによって繊維強化樹脂板２がフェイス面１１の
凹部１２内に、繊維強化樹脂層３がバックサイド面１３
の凹部１５内に固定され、両者は貫通孔１４内の繊維強
化樹脂によって連結している。
【００１１】次に図３を用いて製造方法について説明す
る。本アイアン型クラブヘッドを製造する場合、まずク
ラブヘッド本体１を軟鉄又はステンレス鋼を用いてロス
トワックス法等の鋳造法によって製作する。その際、ク
ラブヘッド本体１のフェイス面１１のスイートスポット
Ｓを囲んで底広がり状の四周囲側面１２ｂを有する略四
角形状の凹部１２を形成する一方、バックサイド面１３
には中央部からソール部１７にかけて特に肉圧となった
凹面形状の凹部１５を形成し、上記フェイス面１３はそ
の底面にスイートスポットＳ位置を中心としてヘッド先
端寄りに１つ、シャフト寄りに１つの合計３個の貫通孔
１４が穿設される（図３(a) 参照）。また、炭素系長繊
維を補強材とした略１ｍ×２ｍの繊維強化樹脂シートを
用い、該樹脂シートをクラブヘッド本体１２に凹部開口
と略等しい形状でかつ若干小さい寸法の素形シート（Ｓ
ＭＣ材料）に切断し、該素形シートを複数枚重ね合わ
せ、金型を用いて９０〜１００°Ｃに加熱しつつ加圧し
て繊維強化樹脂板２を成形する。こうしてクラブヘッド
本体１、繊維強化樹脂板２が製作されると、クラブヘッ
ド本体１の凹部１２内に上記長繊維を添加混練した樹脂
（ＢＭＣ材料）を略凹部２５の半分ほど充填し、その上
に繊維強化樹脂板２を装入して樹脂板２の表面がクラブ
ヘッド本体１のフェイス１１表面から少し突出した状態
とした後、さらにバックサイド面１３の凹部１５に上記
ＢＭＣ材料を充填して成形型内に装入し（図３(b) 参
照）、その上に上記フェイス面側およびバックサイド面
側の両面から９０〜１００°Ｃの温度に加熱しながら加
圧すると、繊維強化樹脂板３の周囲側面及び背面に長繊
維添加混練した樹脂が充満し、該樹脂がさらに繊維強化
樹脂板２と凹部１２の隙間から表面側に滲み出して金型
によって面一に成形され、その状態で樹脂が硬化して繊
維強化樹脂板２と一体化し、繊維強化樹脂板２がフェイ
ス面１１の凹部１２内に固定される一方、バックサイド
面１３の凹部１５から貫通孔１４を介して延びる繊維強
化樹脂層３と強固に連結して一体化する（図３(c) 参
照）。これを取り出してフェイス面およびバックサイド
面を研磨すると製品であるクラブヘッドが製造できる。
る。本アイアン型クラブヘッドを製造する場合、まずク
ラブヘッド本体１を軟鉄又はステンレス鋼を用いてロス
トワックス法等の鋳造法によって製作する。その際、ク
ラブヘッド本体１のフェイス面１１のスイートスポット
Ｓを囲んで底広がり状の四周囲側面１２ｂを有する略四
角形状の凹部１２を形成する一方、バックサイド面１３
には中央部からソール部１７にかけて特に肉圧となった
凹面形状の凹部１５を形成し、上記フェイス面１３はそ
の底面にスイートスポットＳ位置を中心としてヘッド先
端寄りに１つ、シャフト寄りに１つの合計３個の貫通孔
１４が穿設される（図３(a) 参照）。また、炭素系長繊
維を補強材とした略１ｍ×２ｍの繊維強化樹脂シートを
用い、該樹脂シートをクラブヘッド本体１２に凹部開口
と略等しい形状でかつ若干小さい寸法の素形シート（Ｓ
ＭＣ材料）に切断し、該素形シートを複数枚重ね合わ
せ、金型を用いて９０〜１００°Ｃに加熱しつつ加圧し
て繊維強化樹脂板２を成形する。こうしてクラブヘッド
本体１、繊維強化樹脂板２が製作されると、クラブヘッ
ド本体１の凹部１２内に上記長繊維を添加混練した樹脂
（ＢＭＣ材料）を略凹部２５の半分ほど充填し、その上
に繊維強化樹脂板２を装入して樹脂板２の表面がクラブ
ヘッド本体１のフェイス１１表面から少し突出した状態
とした後、さらにバックサイド面１３の凹部１５に上記
ＢＭＣ材料を充填して成形型内に装入し（図３(b) 参
照）、その上に上記フェイス面側およびバックサイド面
側の両面から９０〜１００°Ｃの温度に加熱しながら加
圧すると、繊維強化樹脂板３の周囲側面及び背面に長繊
維添加混練した樹脂が充満し、該樹脂がさらに繊維強化
樹脂板２と凹部１２の隙間から表面側に滲み出して金型
によって面一に成形され、その状態で樹脂が硬化して繊
維強化樹脂板２と一体化し、繊維強化樹脂板２がフェイ
ス面１１の凹部１２内に固定される一方、バックサイド
面１３の凹部１５から貫通孔１４を介して延びる繊維強
化樹脂層３と強固に連結して一体化する（図３(c) 参
照）。これを取り出してフェイス面およびバックサイド
面を研磨すると製品であるクラブヘッドが製造できる。
【００１２】上記第２実施例についても上記第１実施例
と同様に製造を行うことができるので、説明を省略す
る。
と同様に製造を行うことができるので、説明を省略す
る。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、クラブヘッド本体のフェイス面に繊維強化樹脂
板を面一に装入し、この底面からバックサイドに向けて
貫通した貫通孔とバックサイド凹部またはバックサイド
に向けて貫通し、バックサイド面でラッパ状に広がる固
定孔に充填された繊維強化樹脂層によって抜け止め固定
するようにしたので、繊維強化樹脂と金属本体とが強固
に一体複合化され、金属一体成形品に代わる複合アイア
ンクラブヘッドを提供することができる。また、上記複
合化によってフェイス側重量をバックサイドかつソール
側に配分することができ、しかもフェイス面の繊維強化
樹脂板はバックサイド面に連続する繊維強化樹脂層によ
って打撃時の衝撃吸収および伝達を効率よく行うことが
できるので、本来のアイアンクラブ形状を保持しながら
上記重量配分の理想を達成することができるので、飛距
離を向上させることができる優れたアイアンクラブを提
供することができる。さらに、上記貫通孔または固定孔
の孔径を調節することにより微妙な重心設計を行うこと
ができるので、最適な重量配分を簡単に行うことがで
き、しかも従来のような試行錯誤を繰り返してヘッドの
設計を精密に行う必要がなく、製造コストを低減できる
効果がある。
よれば、クラブヘッド本体のフェイス面に繊維強化樹脂
板を面一に装入し、この底面からバックサイドに向けて
貫通した貫通孔とバックサイド凹部またはバックサイド
に向けて貫通し、バックサイド面でラッパ状に広がる固
定孔に充填された繊維強化樹脂層によって抜け止め固定
するようにしたので、繊維強化樹脂と金属本体とが強固
に一体複合化され、金属一体成形品に代わる複合アイア
ンクラブヘッドを提供することができる。また、上記複
合化によってフェイス側重量をバックサイドかつソール
側に配分することができ、しかもフェイス面の繊維強化
樹脂板はバックサイド面に連続する繊維強化樹脂層によ
って打撃時の衝撃吸収および伝達を効率よく行うことが
できるので、本来のアイアンクラブ形状を保持しながら
上記重量配分の理想を達成することができるので、飛距
離を向上させることができる優れたアイアンクラブを提
供することができる。さらに、上記貫通孔または固定孔
の孔径を調節することにより微妙な重心設計を行うこと
ができるので、最適な重量配分を簡単に行うことがで
き、しかも従来のような試行錯誤を繰り返してヘッドの
設計を精密に行う必要がなく、製造コストを低減できる
効果がある。
【図１】本発明の第１実施例に示すアイアン型クラブヘ
ッドをフェイス面から見た全体斜視図である。
ッドをフェイス面から見た全体斜視図である。
【図２】図１のフェイス面に繊維強化樹脂板が装着され
る前の状態を示す全体斜視図である。
る前の状態を示す全体斜視図である。
【図３】上記クラブヘッドの製造工程を示す中央縦断面
図である。
図である。
【図４】上記第１実施例のクラブヘッドをバックサイド
側から見た斜視図である。
側から見た斜視図である。
【図５】図４の変形例を示す斜視図である。
【図６】本発明の第２実施例に示すアイアン型クラブヘ
ッドの中央縦断面図である。
ッドの中央縦断面図である。
【図７】本発明の第２実施例に示すアイアン型クラブヘ
ッドをバックサイド面から見た全体斜視図である。
ッドをバックサイド面から見た全体斜視図である。
【図８】図７の変形例を示す斜視図である。
１ クラブヘッド本体 １１ フェイス面 １２ フェイス面凹部 １３ バックサイド面 １４ 貫通孔 １５ バックサイド面凹部 １６ 固定孔 ２ 繊維強化樹脂板 ３ 繊維強化樹脂層
Claims (8)
- 【請求項１】 金属製クラブヘッド本体１のフェイス面
１１にはスイートスポットを囲んで略四角形状の凹部１
２を形成する一方、バック面１３には上記フェイス面凹
部１１の底面１１ａに穿設された１または２以上の孔径
の等しいまたは異なる貫通孔１４を介して連通し、その
中央部に広がる凹部１５を形成し、上記フェイス面側の
凹部１１内には該凹部開口と略等しい形状の繊維強化樹
脂板２を装入する一方、上記繊維強化樹脂板２を上記フ
ェイス面凹部１２底面から上記貫通孔１４を介してバッ
ク面側凹部１５に至り未硬化繊維強化樹脂３を充填して
金属製クラブヘッド本体に繊維強化樹脂体を一体化して
なることを特徴とする複合アイアン型クラブヘッド。 - 【請求項２】 金属製クラブヘッド本体１のフェイス面
１１にはスイートスポットを囲んで略四角形状の凹部１
２を形成し、該フェイス面凹部１１の底面１１ａからバ
ック面１３に至って貫通し、その開口部がラッパ状にま
たは同等形状に広がった１または２以上の孔径の等しい
または異なる固定孔１６を穿設し、上記フェイス面側の
凹部１１内には該凹部開口と略等しい形状の繊維強化樹
脂板２を装入する一方、上記繊維強化樹脂板２を上記フ
ェイス面凹部１２底面から上記固定孔１６を介してバッ
ク面側凹部１５に至り未硬化繊維強化樹脂３を充填して
金属製クラブヘッド本体に繊維強化樹脂体を一体化して
なることを特徴とする複合アイアン型クラブヘッド。 - 【請求項３】 上記フェイス面側凹部に装入される繊維
強化樹脂板２が炭素繊維系またはアラミド繊維系長繊維
を補強材とするＳＭＣ材料からなる請求項１または２記
載の複合アイアン型クラブヘッド。 - 【請求項４】 上記フェイス面側凹部１１の底面１１ａ
から貫通孔１４を介して上記バック面側凹部１５または
固定孔１６に充填される未硬化繊維強化樹脂３がＢＭＣ
材料からなる請求項１または２記載の複合アイアン型ク
ラブヘッド。 - 【請求項５】 上記繊維強化樹脂板２と未硬化繊維強化
樹脂３のマトリックス樹脂が同一である請求項１または
２記載のアイアン型クラブヘッド。 - 【請求項６】 上記金属製クラブヘッド本体１がロング
アイアンヘッドであって、上記フェイス面側凹部１２か
らバック面側に向けて貫通孔１４または固定孔１６がが
ヘッド先端からシャフト側に並んで複数個形成され、そ
の孔径がヘッド先端側からシャフト側に向けて連続的に
または段階的に大きく形成されている請求項１または２
記載の複合アイアン型クラブヘッド。 - 【請求項７】 上記金属製クラブヘッド本体１がショー
トアイアンヘッドであって、上記フェイス面側凹部１２
からバック面側に向けて貫通孔１４がまたは固定孔１６
がヘッド先端からシャフト側に並んで複数個形成され、
その孔径がヘッド先端側からシャフト側に向けて連続的
にまたは段階的に小さく形成されている請求項１または
２記載の複合アイアン型クラブヘッド。 - 【請求項８】 上記フェイス面側凹部の側面が底広がり
形状をなす請求項１または２記載記載の複合アイアン型
クラブヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3315295A JPH0691021A (ja) | 1991-11-02 | 1991-11-02 | 複合アイアン型クラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3315295A JPH0691021A (ja) | 1991-11-02 | 1991-11-02 | 複合アイアン型クラブヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0691021A true JPH0691021A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=18063678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3315295A Pending JPH0691021A (ja) | 1991-11-02 | 1991-11-02 | 複合アイアン型クラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0691021A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014142189A1 (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-18 | アイシン高丘株式会社 | 繊維強化プラスティック板と金属板との複合構造体およびその製造方法 |
| WO2023225134A1 (en) * | 2022-05-17 | 2023-11-23 | Karsten Manufacturing Corporation | Co-molded golf club head |
-
1991
- 1991-11-02 JP JP3315295A patent/JPH0691021A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014142189A1 (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-18 | アイシン高丘株式会社 | 繊維強化プラスティック板と金属板との複合構造体およびその製造方法 |
| CN105073389A (zh) * | 2013-03-13 | 2015-11-18 | 爱信高丘株式会社 | 纤维强化塑料板与金属板的复合构造体及其制造方法 |
| US20160016359A1 (en) * | 2013-03-13 | 2016-01-21 | Aisin Takaoka Co., Ltd. | Composite structure formed of fiber reinforced plastic sheet and metallic sheet, and manufacturing method thereof |
| EP2974849A4 (en) * | 2013-03-13 | 2016-12-07 | Aisin Takaoka Ltd | COMPOSITE STRUCTURE COMPRISING A FIBER REINFORCED PLASTIC SHEET AND A METAL SHEET AND METHOD FOR MANUFACTURING THE COMPOSITE STRUCTURE |
| JP6076462B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2017-02-08 | アイシン高丘株式会社 | 繊維強化プラスティック板と金属板との複合構造体およびその製造方法 |
| US10232560B2 (en) | 2013-03-13 | 2019-03-19 | Aisin Takaoka Co., Ltd. | Composite structure formed of fiber reinforced plastic sheet and metallic sheet, and manufacturing method thereof |
| WO2023225134A1 (en) * | 2022-05-17 | 2023-11-23 | Karsten Manufacturing Corporation | Co-molded golf club head |
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