JPH068797U - 送風機翼 - Google Patents
送風機翼Info
- Publication number
- JPH068797U JPH068797U JP5413892U JP5413892U JPH068797U JP H068797 U JPH068797 U JP H068797U JP 5413892 U JP5413892 U JP 5413892U JP 5413892 U JP5413892 U JP 5413892U JP H068797 U JPH068797 U JP H068797U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front edge
- blower
- guard
- metal sheet
- blade
- Prior art date
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前縁部を金属により確実にガードし、且つ、
そのガードの取り付けを容易にする。 【構成】 送風機翼１０の前縁部に金属シート１１を貼
り付ける。金属シート１１は、例えば厚みが0.０５〜0.
１ｍｍのＳＵＳシートからなり、成形せずに直接前縁部
に接着する。
そのガードの取り付けを容易にする。 【構成】 送風機翼１０の前縁部に金属シート１１を貼
り付ける。金属シート１１は、例えば厚みが0.０５〜0.
１ｍｍのＳＵＳシートからなり、成形せずに直接前縁部
に接着する。
Description
【０００１】
本考案は、クーリングタワー、風車発電機等に使用されるＦＲＰ製の送風機翼 に関する。
【０００２】
近年、クーリングタワー、風車発電機等の送風機翼の素材として、軽量で成形 性に優れたＦＲＰが多用されている。しかし、ＦＲＰ製の送風機翼は前縁エロー ジョンに弱く、クーリングタワー、風車発電機等の屋外で長期間使用される用途 においては、前縁エロージョン対策が必要となる。
【０００３】 ＦＲＰ製送風機翼の前縁エロージョン対策は既に多く提案されており、その中 で比較的簡易なものとして金属板によるガードがある。これは、送風機翼の前縁 部表面の形状に合わせて、金属板をプレス等で形成して得たカバーを、送風機翼 の前縁部に接着するものである。
【０００４】
しかしながら、送風機翼の前縁部形状は非常に複雑であり、そのため、従来の 金属板によるガードでは、図３に示すように、複数の成形カバー５０が必要とな り、その成形および接着に手数がかかるという問題があった。
【０００５】 本考案の目的は、前縁部を金属ガードする構成でありながら、そのガードの取 付けが容易な送風機翼を提供することにある。
【０００６】
本考案の送風機翼は、ＦＲＰからなり、且つ前縁部にその表面に沿って容易に 湾曲する極薄の金属シートを、前記前縁部の表面に沿わせて接着剤により貼り付 けたことを特徴とする。
【０００７】
本考案の送風機翼に使用する金属シートは、その厚みが通常0.０５〜0.１ｍｍ である。これは、従来の金属板によるガードに使用されている板厚（0.２〜0.５ ｍｍ）よりも薄い。0.２〜0.５ｍｍの板厚では直径２ｍｍ程度の砂に対しても充 分な強度が発揮されるが、実際の用途では、これより小さい直径0.１〜0.５ｍｍ 程度の砂や水滴が前縁エロージョンの主因となる。
【０００８】 0.０５〜0.１ｍｍ厚の金属シートは、送風機翼の前縁部に機械加工なしに直接 接着できる上に、これらの飛来物に対して充分な強度を発揮する。従って、本考 案の送風機翼は、ガードの取付けが容易で、しかも実用上充分な前縁エロージョ ン強度を有する。
【０００９】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【００１０】 図１は本考案の送風機翼を用いたファンの斜視図、図２は本考案の送風機翼に 使用される金属シートの展開図である。
【００１１】 ファンは、ＦＲＰからなる４枚の送風機翼１０を周方向に９０度の間隔でＦＲ Ｐ製のハブ２０に取り付けた構造になっている。送風機翼１０は、基部を除く部 分が所定の翼形形状に成形されており、その基部をハブ２０に設けた凹部２１に 嵌合させた後、ＳＵＳ製のボルト４０を用いてハブ２０にＳＵＳ製のリテーナ３ ０を装着することでハブ２０に取り付けられている。
【００１２】 送風機翼１０の前縁部には、その全長にわたって金属シート１１がガードとし て貼り付けられている。金属シート１１は例えば厚みが0.０５〜0.１ｍｍのＳＵ Ｓシートからなり、前縁部の表面形状をほぼ展開した１枚の連続形状に切り出し た後、これを成形せずに直接前縁部の表面に沿わせて接着剤により貼り付ける。
【００１３】 厚みが0.０５〜0.１ｍｍのＳＵＳシートは、柔軟で送風機翼１０の前縁部表面 に容易に沿い、適当数の切り欠きを設けることにより、隙間やしわを殆ど生じる ことなく前縁部に直接接着できる。また、前述したとおり、実用上充分な前縁エ ロージョン強度を送風機翼１０に付与する。
【００１４】
以上の説明から明らかなように、本考案の送風機翼は、その前縁部にガードと して金属シートを予め成形することなく直接接着するので、ガードの取付けを極 めて容易に行うことができる。また、そのガードによって実用上充分な前縁エロ ージョン強度を付与される。
【図１】本考案の送風機翼を用いたファンの斜視図であ
る。
る。
【図２】本考案の送風機翼に使用される金属シートの展
開図である。
開図である。
【図３】従来の送風機翼に使用される金属ガードの斜視
図である。
図である。
１０ 送風機翼 １１ 金属シート
Claims (1)
- 【請求項１】 ＦＲＰからなり、且つ前縁部にその表面
に沿って容易に湾曲する極薄の金属シートを、前記前縁
部の表面に沿わせて接着剤により貼り付けたことを特徴
とする送風機翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5413892U JPH068797U (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 送風機翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5413892U JPH068797U (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 送風機翼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068797U true JPH068797U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12962216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5413892U Pending JPH068797U (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 送風機翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068797U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55166415U (ja) * | 1979-05-19 | 1980-11-29 |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP5413892U patent/JPH068797U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55166415U (ja) * | 1979-05-19 | 1980-11-29 |
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