JPH0687243U

JPH0687243U - ショッピングバッグの製袋構造

Info

Publication number: JPH0687243U
Application number: JP3722393U
Authority: JP
Inventors: 寛治郎西尾
Original assignee: 寛治郎西尾
Priority date: 1993-05-31
Filing date: 1993-05-31
Publication date: 1994-12-22

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】食料品等の暖かい物や冷たい物を混入して
も、臭いが移ったり、変色・変質したりすることのない
ショッピングバックを提供する。【構成】１．左右両側に、任意縦長の、ひだ折１，
１′を設け、上下半々に袋体部２，２′を連設せしめ
た、中空帯３の、上下両端部に、任意のヒートシール４
を施して、密封袋３′を設ける。２．袋体部２の、適当なる位置に、任意のコの字形に、
接着剤５を塗布し、其の上に、袋体２′を折重ねて、袋
体部２，２′を接着せしめることにより、間仕切６を設
け、其の後、袋体部２，２′の折目部７を、任意に切断
して、開口部８，８′を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、プラスチックフイルムや、プラスチックフイルムとラミネートされた、紙・布等よりなる、袋体の内部を、間仕切により、ポケットを左右に二つを設け、且つ、自動製袋方式可能ならしめた、ショッピングバッグの、構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、紙、又はプラスチックフイルム単独の、一つポケットの製品が、大半を占めていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。ポケットが一つのため、百貨店，商店街等にて、食料品等の購入時には、魚肉類や野菜・果物等の、煮物や生物の、暖かい物や冷たい物を、混入するため、予備包装されていても、臭いが移ったり、変色・変質したり等困惑することが多かった。本案は、これらの欠点を、解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

袋体部２，２′を連設せしめた、密封袋３′を設ける。そして、袋体部２の適当なる位置に、任意のコの字形に、接着剤５を塗布し、その上に、袋体部２′を折重ねて、袋体部２と２′を、接着せしめることにより、間仕切６を設け、其の後、袋体部２，２′の折目部７を、任意に切断して、開口部８，８′を設ける。以上の構成からなる、ショッピングバッグの構造である。

【０００５】

【作用】

袋体部２，２′を、折重ねて、接着されているため、折目部７を、切断して開けば、接着部分が、間仕切６になり、その両側に、袋体部２，２′と、開口部８，８′が隣接し、しかも、ひだ折１，１′の作用により、袋体部２，２′は、角底の袋体に変形する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。１．左右両側に、任意縦長の、ひだ折１，１′を設け、上下半々に袋体部２，２ ′を連設せしめた、中空帯３の、上下両端部に、任意のヒートシール４を施して、密封袋３′を設ける。２．袋体部２の、適当なる位置に、任意のコの字形に、接着剤５を塗布し、其の上に、袋体２′を折重ねて、袋体部２，２′を接着せしめることにより、間仕切６を設け、其の後、袋体部２，２′の折目部７を、任意に切断して、開口部８，８′を設ける。以上のような構成であるから、これを使用せんとするときは、開口部８，８′は、左右ポケットの袋口になるので、その周辺に、任意の提紐９を取付け、袋体部２，２′は、コの字形に、接着されているため、その境は、底部から上部に向けて、空間１１があるので、そこに、任意の断熱性シートを、適当に挿入して置き、暖かい物と、冷たい物を、左右のポケットに、分けて入れるように、使い分けすれば、前記の欠点は、解消できる。また、袋体部２，２′及び間仕切６は、一連のものであるから、自動製袋方式が可能である。

【０００７】

【考案の効果】

１．食料品等の購入時には、間仕切の左右のポケット夫々に、暖かい物，冷たい物，生物等を、区分して収容できるので、臭いが移ったり、変色や変質等の心配が無く、大変便利である。２．袋体部２，２′及び間仕切６は、一連のものであるから、自動製袋方式が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の中空袋３を示す斜視図

【図２】本考案の密封袋３′を示す斜視図

【図３】本考案の袋体部２，２′に対する斜視図

【図４】本考案の袋体部２，２′を折重ねた状態を示す
斜視図

【図５】本考案の袋体部２，２′の折目部７を切断して
設けた開口部８，８′を示す斜視図

【図６】本考案の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

（１，１′）は、ひだ折（２，２′）は袋体部（３）は中空袋（３′）は密封袋（４）はヒートシール（５）は接着剤（６）は間仕切（７）は折目部（８，８′）は開口部（９）は提紐（１０）は紐穴（１１）は空間

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】左右両側に、任意縦長の、ひだ折１，
１′を設け、上下半々に、袋体部２，２′を、連設せし
めて、その両端部に、任意のヒートシール４を施した、
密封袋３′を設け、袋体部２の、表面適当なる位置に、
任意のコの字形に、接着剤５を塗布し、その上に、袋体
部２′を折重ねて、袋体部２，２′を接着せしめ、折目
部７を、任意に切断して、開口部８，８′を設けた、シ
ョッピングバッグの製袋構造