JPH0682562A - 金属片焼切り回路付き金属片検出装置 - Google Patents
金属片焼切り回路付き金属片検出装置Info
- Publication number
- JPH0682562A JPH0682562A JP4255396A JP25539692A JPH0682562A JP H0682562 A JPH0682562 A JP H0682562A JP 4255396 A JP4255396 A JP 4255396A JP 25539692 A JP25539692 A JP 25539692A JP H0682562 A JPH0682562 A JP H0682562A
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- Japan
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- metal piece
- metal
- plug
- plugs
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械類の潤滑油溜め内を潤滑油の循環に伴っ
て浮沈みしている機械部品の損傷金属破片或いは摩耗金
属屑等の金属片を検出するとともに、機械に損傷を与え
ない程度の大きさの金属片の場合には電気抵抗を利用し
て加熱させ、焼切るための装置を提供する。 【構成】 金属片検出装置20は、ターボプロップエン
ジン21の潤滑油溜めに設けられ磁石(図示省略)で金
属片を吸着したとき通電状態になる金属片検出プラグ2
3,24,25,27と、この金属片検出プラグに接続
され金属片検出プラグ23,24,25,27が通電状
態になったとき作動する警報灯33と、金属片検出プラ
グに接続され金属片検出プラグに吸着された金属片に電
流を送るパルス電流発生器41とで構成されている。金
属片検出プラグに吸着された金属片が毛髪のように機械
に損傷を与えないような細い場合は、焼切られ、機械に
損傷を与えるような大きさの場合は、焼切ることができ
ず、警報灯33は点灯したままになる。
て浮沈みしている機械部品の損傷金属破片或いは摩耗金
属屑等の金属片を検出するとともに、機械に損傷を与え
ない程度の大きさの金属片の場合には電気抵抗を利用し
て加熱させ、焼切るための装置を提供する。 【構成】 金属片検出装置20は、ターボプロップエン
ジン21の潤滑油溜めに設けられ磁石(図示省略)で金
属片を吸着したとき通電状態になる金属片検出プラグ2
3,24,25,27と、この金属片検出プラグに接続
され金属片検出プラグ23,24,25,27が通電状
態になったとき作動する警報灯33と、金属片検出プラ
グに接続され金属片検出プラグに吸着された金属片に電
流を送るパルス電流発生器41とで構成されている。金
属片検出プラグに吸着された金属片が毛髪のように機械
に損傷を与えないような細い場合は、焼切られ、機械に
損傷を与えるような大きさの場合は、焼切ることができ
ず、警報灯33は点灯したままになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械類の潤滑油溜め内
を潤滑油の循環に伴って浮沈みしている機械部品の損傷
金属破片或いは摩耗金属屑等の金属片を検出するととも
に、機械に損傷を与えない程度の大きさの金属片の場合
には電気抵抗を利用して加熱させ、焼切るための装置で
ある。
を潤滑油の循環に伴って浮沈みしている機械部品の損傷
金属破片或いは摩耗金属屑等の金属片を検出するととも
に、機械に損傷を与えない程度の大きさの金属片の場合
には電気抵抗を利用して加熱させ、焼切るための装置で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、機械、例えば、航空機用ターボプ
ロップエンジンのエンジン本体や減速機の潤滑油溜め内
を潤滑油の循環に伴って浮沈みしている金属片は、エン
ジン部品や減速機部品に接触してエンジンや減速機の動
作に損傷を与える恐れがある。このため、ターボプロッ
プエンジンには、金属片を検出する金属片検出装置を装
備し、未然に事故を防いでいる。この金属片検出装置
は、図5に示すように、ターボプロップエンジンのエン
ジン本体11と減速機12の潤滑油溜め(図示省略)に
設けられ磁石(図示省略)で金属片を吸着したとき通電
状態になる複数の金属片検出プラグ13と、この金属検
出プラグ13に接続され金属片検出プラグ13が通電状
態になったとき作動する警報灯14とで構成されてい
る。
ロップエンジンのエンジン本体や減速機の潤滑油溜め内
を潤滑油の循環に伴って浮沈みしている金属片は、エン
ジン部品や減速機部品に接触してエンジンや減速機の動
作に損傷を与える恐れがある。このため、ターボプロッ
プエンジンには、金属片を検出する金属片検出装置を装
備し、未然に事故を防いでいる。この金属片検出装置
は、図5に示すように、ターボプロップエンジンのエン
ジン本体11と減速機12の潤滑油溜め(図示省略)に
設けられ磁石(図示省略)で金属片を吸着したとき通電
状態になる複数の金属片検出プラグ13と、この金属検
出プラグ13に接続され金属片検出プラグ13が通電状
態になったとき作動する警報灯14とで構成されてい
る。
【0003】金属片検出プラグ13の磁石に金属片が吸
着されると金属片検出プラグ13は通電状態になり、警
報灯に約28Vの直流電流が流れる。これによって、警
報灯14は点灯し、金属片が検出されたことを操縦士に
報せる。操縦士は、定められた規定に基づいて該当する
エンジンを直ちに停止させなければならない。
着されると金属片検出プラグ13は通電状態になり、警
報灯に約28Vの直流電流が流れる。これによって、警
報灯14は点灯し、金属片が検出されたことを操縦士に
報せる。操縦士は、定められた規定に基づいて該当する
エンジンを直ちに停止させなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、金属片に
は、毛髪のように細長く、エンジンに殆ど損傷を与えな
いような金属片もある。このような金属片であっても、
金属片検出プラグは通電状態になり警報灯を点灯させ
る。すなわち、金属片検出装置は、金属片の大小に関係
なく、警報灯を点灯させるため、その度毎にエンジンを
停止させなければならないという問題点を有している。
は、毛髪のように細長く、エンジンに殆ど損傷を与えな
いような金属片もある。このような金属片であっても、
金属片検出プラグは通電状態になり警報灯を点灯させ
る。すなわち、金属片検出装置は、金属片の大小に関係
なく、警報灯を点灯させるため、その度毎にエンジンを
停止させなければならないという問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、機械
類の潤滑油溜めに設けられ磁石で金属片を吸着したとき
通電状態になる金属片検出プラグと、前記金属片検出プ
ラグに接続され前記金属片検出プラグが通電状態になっ
たとき作動する警報機器と、前記金属片検出プラグに接
続され前記金属片検出プラグに吸着された金属片に電流
を送る金属片焼切り回路とを有する装置により、第2
に、複数の潤滑油溜めを有する機械類の前記各潤滑油溜
めに設けられ磁石で金属片を吸着したとき通電状態にな
るグループ分けされた複数の金属片検出プラグと、前記
金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プラグが通
電状態になったとき作動する警報機器と、前記金属片検
出プラグに前記グループ毎に接続され前記金属片検出プ
ラグが通電状態になったとき作動する複数の識別機器
と、前記金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プ
ラグに吸着された金属片に電流を送る金属片焼切り回路
とを有する装置により、第3に、複数の潤滑油溜めを有
する複数の機械類の前記各潤滑油溜めに設けられ磁石で
金属片を吸着したとき通電状態になるグループ分けされ
た複数の金属片検出プラグと、前記金属片検出プラグに
前記機械類毎に接続され前記金属片検出プラグが通電状
態になったとき作動する複数の警報機器と、前記金属片
検出プラグに前記グループ毎に接続され前記金属片検出
プラグが通電状態になったとき作動する複数の識別機器
と、前記金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プ
ラグに吸着された金属片に電流を送る金属片焼切り回路
とを有する装置により、前記の課題を解決した。
類の潤滑油溜めに設けられ磁石で金属片を吸着したとき
通電状態になる金属片検出プラグと、前記金属片検出プ
ラグに接続され前記金属片検出プラグが通電状態になっ
たとき作動する警報機器と、前記金属片検出プラグに接
続され前記金属片検出プラグに吸着された金属片に電流
を送る金属片焼切り回路とを有する装置により、第2
に、複数の潤滑油溜めを有する機械類の前記各潤滑油溜
めに設けられ磁石で金属片を吸着したとき通電状態にな
るグループ分けされた複数の金属片検出プラグと、前記
金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プラグが通
電状態になったとき作動する警報機器と、前記金属片検
出プラグに前記グループ毎に接続され前記金属片検出プ
ラグが通電状態になったとき作動する複数の識別機器
と、前記金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プ
ラグに吸着された金属片に電流を送る金属片焼切り回路
とを有する装置により、第3に、複数の潤滑油溜めを有
する複数の機械類の前記各潤滑油溜めに設けられ磁石で
金属片を吸着したとき通電状態になるグループ分けされ
た複数の金属片検出プラグと、前記金属片検出プラグに
前記機械類毎に接続され前記金属片検出プラグが通電状
態になったとき作動する複数の警報機器と、前記金属片
検出プラグに前記グループ毎に接続され前記金属片検出
プラグが通電状態になったとき作動する複数の識別機器
と、前記金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プ
ラグに吸着された金属片に電流を送る金属片焼切り回路
とを有する装置により、前記の課題を解決した。
【0006】
【作用】第1、第2、第3の装置における金属片焼切り
回路が金属片検出プラグに印加される電圧は、機械類に
損傷を与えない程度の大きさの金属片を金属片自身の電
気抵抗を利用して焼切れる程度の値に設定されている。
回路が金属片検出プラグに印加される電圧は、機械類に
損傷を与えない程度の大きさの金属片を金属片自身の電
気抵抗を利用して焼切れる程度の値に設定されている。
【0007】第1の装置は、金属片検出プラグに金属片
が吸着されると、警報機器によって金属片を検出したこ
とを、機械類を操作している操作員に報せる。操作員
は、金属片焼切り回路を閉じ、金属片に電流を流す。金
属片は電気抵抗によって発熱し加熱させられる。金属片
が毛髪のように細い場合は、熱によって焼切れ、金属片
検出プラグは開となって、警報機器の警報動作を停止さ
せる。もし、警報機器が警報動作を継続している場合
は、焼切れない大きさの金属片であることになり、操作
員は機械を停止させ、整備点検を行なわなければならな
い。
が吸着されると、警報機器によって金属片を検出したこ
とを、機械類を操作している操作員に報せる。操作員
は、金属片焼切り回路を閉じ、金属片に電流を流す。金
属片は電気抵抗によって発熱し加熱させられる。金属片
が毛髪のように細い場合は、熱によって焼切れ、金属片
検出プラグは開となって、警報機器の警報動作を停止さ
せる。もし、警報機器が警報動作を継続している場合
は、焼切れない大きさの金属片であることになり、操作
員は機械を停止させ、整備点検を行なわなければならな
い。
【0008】第2の装置は、金属片検出プラグに金属片
が吸着されると、警報機器によって金属片を検出したこ
とを、機械を操作している操作員に報せる。さらに、金
属片検出プラグは、金属片を検出した金属片検出プラグ
のグループに対応する識別機器を作動させる。操作員
は、金属片焼切り回路を閉じ、金属片に電流を流す。金
属片は電気抵抗によって発熱し加熱させられる。金属片
が毛髪のように細い場合は、熱によって焼切れ、金属片
検出プラグは開となって、警報機器の警報動作と識別機
器の作動を停止させる。もし、警報機器が警報動作を継
続している場合は、焼切れない大きさの金属片であるこ
とになり、操作員は機械を停止させ、識別機器が指示し
ているグループに属する潤滑油溜めを調べる必要があ
る。
が吸着されると、警報機器によって金属片を検出したこ
とを、機械を操作している操作員に報せる。さらに、金
属片検出プラグは、金属片を検出した金属片検出プラグ
のグループに対応する識別機器を作動させる。操作員
は、金属片焼切り回路を閉じ、金属片に電流を流す。金
属片は電気抵抗によって発熱し加熱させられる。金属片
が毛髪のように細い場合は、熱によって焼切れ、金属片
検出プラグは開となって、警報機器の警報動作と識別機
器の作動を停止させる。もし、警報機器が警報動作を継
続している場合は、焼切れない大きさの金属片であるこ
とになり、操作員は機械を停止させ、識別機器が指示し
ているグループに属する潤滑油溜めを調べる必要があ
る。
【0009】第3の装置は、金属片検出プラグに金属片
が吸着されると、金属片が検出された機械に対応する警
報機器によって金属片を検出したことを、機械を操作し
ている操作員に報せる。さらに、金属片検出プラグは、
金属片を検出した金属片検出プラグのグループに対応す
る識別機器を作動させる。操作員は、金属片焼切り回路
を閉じ、金属片に電流を流す。金属片は電気抵抗によっ
て発熱し加熱させれる。金属片が毛髪のように細い場合
は、熱によって焼切れ、金属片検出プラグは開となっ
て、警報機器の警報動作と識別機器の作動とを停止させ
る。もし、警報機器が警報動作を継続している場合は、
焼切れない大きさの金属片であることになり、操作員は
警報機器に対応する機械を停止させ、識別機器が指示し
ているグループに属する潤滑油溜めを調べる必要があ
る。
が吸着されると、金属片が検出された機械に対応する警
報機器によって金属片を検出したことを、機械を操作し
ている操作員に報せる。さらに、金属片検出プラグは、
金属片を検出した金属片検出プラグのグループに対応す
る識別機器を作動させる。操作員は、金属片焼切り回路
を閉じ、金属片に電流を流す。金属片は電気抵抗によっ
て発熱し加熱させれる。金属片が毛髪のように細い場合
は、熱によって焼切れ、金属片検出プラグは開となっ
て、警報機器の警報動作と識別機器の作動とを停止させ
る。もし、警報機器が警報動作を継続している場合は、
焼切れない大きさの金属片であることになり、操作員は
警報機器に対応する機械を停止させ、識別機器が指示し
ているグループに属する潤滑油溜めを調べる必要があ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明する。金属片検出装置20は、機械、例えば、
航空機用ターボプロップエンジンのエンジン本体と減速
機の潤滑油溜め内を潤滑油の循環に伴って浮沈みしてい
るエンジンの部品又は減速機の部品の損傷金属破片或い
は摩耗金属屑等の金属片を検出するとともに、エンジン
や減速機に損傷を与えない程度の大きさの金属片の場合
には電気抵抗を利用して加熱させて焼切るための装置で
ある。
いて説明する。金属片検出装置20は、機械、例えば、
航空機用ターボプロップエンジンのエンジン本体と減速
機の潤滑油溜め内を潤滑油の循環に伴って浮沈みしてい
るエンジンの部品又は減速機の部品の損傷金属破片或い
は摩耗金属屑等の金属片を検出するとともに、エンジン
や減速機に損傷を与えない程度の大きさの金属片の場合
には電気抵抗を利用して加熱させて焼切るための装置で
ある。
【0011】金属片検出装置20は、航空機用ターボプ
ロップエンジン21(図3参照)の減速機22の潤滑油
溜めに設けられた第1乃至第3金属片検出プラグ(以
下、「金属片プラグ」を単に「プラグ」と称する。)2
3,24,25とエンジン本体26の潤滑油溜めに設け
られた第4プラグ27とを有している。第1乃至第4プ
ラグ23,24,25,27は、図2に示すように、先
端が潤滑油溜め30の底に溜まっている潤滑油O内に突
出しており、磁石28と、磁石28を囲むパイプ状のア
ース部材29とで構成されている。磁石28は金属片を
吸着するようになっており、金属片(図示省略)が磁石
28とアース部材29とに跨がって接触すると、プラグ
23,24,25,27は閉状態になる。減速機22に
設けられた3つプラグ23,24,25(図1参照)を
1グループとし、このグループとエンジン本体26に設
けられたプラグ27とには、各々識別灯(識別機器)3
1,32が接続されている。識別灯31,32は機上整
備員席のコンソール(図示省略)に取付けられている。
ロップエンジン21(図3参照)の減速機22の潤滑油
溜めに設けられた第1乃至第3金属片検出プラグ(以
下、「金属片プラグ」を単に「プラグ」と称する。)2
3,24,25とエンジン本体26の潤滑油溜めに設け
られた第4プラグ27とを有している。第1乃至第4プ
ラグ23,24,25,27は、図2に示すように、先
端が潤滑油溜め30の底に溜まっている潤滑油O内に突
出しており、磁石28と、磁石28を囲むパイプ状のア
ース部材29とで構成されている。磁石28は金属片を
吸着するようになっており、金属片(図示省略)が磁石
28とアース部材29とに跨がって接触すると、プラグ
23,24,25,27は閉状態になる。減速機22に
設けられた3つプラグ23,24,25(図1参照)を
1グループとし、このグループとエンジン本体26に設
けられたプラグ27とには、各々識別灯(識別機器)3
1,32が接続されている。識別灯31,32は機上整
備員席のコンソール(図示省略)に取付けられている。
【0012】2つの識別灯31,32には、1つの警報
灯(警報機器)33が接続されている。警報灯33は操
縦席の計器パネル(図示省略)に取付けられており、2
8Vの直流電源に接続されている。なお、識別灯31,
32と警報灯33は、電源と第1乃至第4プラグ23,
24,25,27の間に直列に接続されているが、互い
に並列に接続してもよい。又、警報灯33の替わりに、
ブザーやベルを使用してもよい。
灯(警報機器)33が接続されている。警報灯33は操
縦席の計器パネル(図示省略)に取付けられており、2
8Vの直流電源に接続されている。なお、識別灯31,
32と警報灯33は、電源と第1乃至第4プラグ23,
24,25,27の間に直列に接続されているが、互い
に並列に接続してもよい。又、警報灯33の替わりに、
ブザーやベルを使用してもよい。
【0013】全部のプラグ23,24,25,27に
は、パルス電流発生器(金属片焼切り回路)41が接続
されている。パルス電流発生器41は28Vの直流電源
に接続されている。パルス電流発生器41は、制御スイ
ッチ34と、コンデンサー35と、抵抗器36とで構成
されている。コンデンサー35には電荷が蓄まるように
なっており、制御スイッチ34を閉じると、蓄められた
電荷が第1乃至第4プラグ23,24,25,27に一
気に流れるようになっている。従って、制御スイッチ3
4を断続的に閉じることによって、プラグに電流がパル
ス状(断続的)に流れるようになっている。
は、パルス電流発生器(金属片焼切り回路)41が接続
されている。パルス電流発生器41は28Vの直流電源
に接続されている。パルス電流発生器41は、制御スイ
ッチ34と、コンデンサー35と、抵抗器36とで構成
されている。コンデンサー35には電荷が蓄まるように
なっており、制御スイッチ34を閉じると、蓄められた
電荷が第1乃至第4プラグ23,24,25,27に一
気に流れるようになっている。従って、制御スイッチ3
4を断続的に閉じることによって、プラグに電流がパル
ス状(断続的)に流れるようになっている。
【0014】又、各プラグ23,24,25,27に印
加される電圧は、エンジンや減速機の回転に損傷を与え
ない程度の大きさの金属片を金属片自身の電気抵抗を利
用して発熱させ、加熱させて、焼切れる程度の値に設定
されている。さらに、プラグにパルス状の電流を流す理
由は、仮に、連続的に電流を流すと、潤滑油Oが加熱し
発火する恐れをがあり、発火防止のためである。制御ス
イッチ34とプラグ23,24,25,27との間に
は、パルス電流発生器41の作動を確認する作動確認用
の発光ダイオード37が接続されている。発光ダイオー
ド37は、プラグに金属片が吸着していない状態で、制
御スイッチ34を閉じるとパルス電流発生器41からの
電流が流れこみ発光するようになっている。
加される電圧は、エンジンや減速機の回転に損傷を与え
ない程度の大きさの金属片を金属片自身の電気抵抗を利
用して発熱させ、加熱させて、焼切れる程度の値に設定
されている。さらに、プラグにパルス状の電流を流す理
由は、仮に、連続的に電流を流すと、潤滑油Oが加熱し
発火する恐れをがあり、発火防止のためである。制御ス
イッチ34とプラグ23,24,25,27との間に
は、パルス電流発生器41の作動を確認する作動確認用
の発光ダイオード37が接続されている。発光ダイオー
ド37は、プラグに金属片が吸着していない状態で、制
御スイッチ34を閉じるとパルス電流発生器41からの
電流が流れこみ発光するようになっている。
【0015】識別灯31,32とプラグ23,24,2
5,27との間と、制御スイッチ34とプラグ23,2
4,25,27の間には、ダイオード38が都合4つ接
続されている。このダイオード38は、各直流電源の電
流が一方向へのみ流れるようにし、各直流電源の電流が
他方の直流電源へ流れ込まないように防止するために設
けられている。又、発光ダイオード37には、アースか
らの直流電流の流れこみを阻止するダイオード39が並
列に接続されている。さらに、各電源にはヒューズ3
9,39が接続されている。
5,27との間と、制御スイッチ34とプラグ23,2
4,25,27の間には、ダイオード38が都合4つ接
続されている。このダイオード38は、各直流電源の電
流が一方向へのみ流れるようにし、各直流電源の電流が
他方の直流電源へ流れ込まないように防止するために設
けられている。又、発光ダイオード37には、アースか
らの直流電流の流れこみを阻止するダイオード39が並
列に接続されている。さらに、各電源にはヒューズ3
9,39が接続されている。
【0016】次に動作を説明する。第1プラグ23に金
属片が吸着されたものとする。第1プラグ23は金属片
によって閉状態になる。これに伴って、警報灯33と、
第1プラグ23に接続された識別灯31とに電流が流
れ、警報灯33と識別灯31とが点灯する。機上整備員
は、識別灯31の点灯によって、制御スイッチ34を断
続的に数回閉じ、全部のプラグ23,24,25,27
にパルス電流を送る。パルス電流は、金属片を吸着して
いる第1プラグ23にのみ流れる。金属片は、電気抵抗
によって発熱し加熱させられる。毛髪のように細い金属
片の場合は、熱によって焼切れ、第1プラグ23は開と
なって、警報灯33と、識別灯31は消灯する。
属片が吸着されたものとする。第1プラグ23は金属片
によって閉状態になる。これに伴って、警報灯33と、
第1プラグ23に接続された識別灯31とに電流が流
れ、警報灯33と識別灯31とが点灯する。機上整備員
は、識別灯31の点灯によって、制御スイッチ34を断
続的に数回閉じ、全部のプラグ23,24,25,27
にパルス電流を送る。パルス電流は、金属片を吸着して
いる第1プラグ23にのみ流れる。金属片は、電気抵抗
によって発熱し加熱させられる。毛髪のように細い金属
片の場合は、熱によって焼切れ、第1プラグ23は開と
なって、警報灯33と、識別灯31は消灯する。
【0017】しかし、パルス電流を流しても、警報灯3
3が点灯したままになっている場合には、焼切れない大
きさの金属片であることになり、飛行機を緊急着陸させ
る必要がある。着陸後に、識別灯31が指示している減
速機22を整備点検し、金属片を除去する。
3が点灯したままになっている場合には、焼切れない大
きさの金属片であることになり、飛行機を緊急着陸させ
る必要がある。着陸後に、識別灯31が指示している減
速機22を整備点検し、金属片を除去する。
【0018】次に、多発航空機に装備された金属片検出
装置を図5に基づいて説明する。この金属検出装置12
0は、上記金属片検出装置20を第1乃至第4ターボプ
ロップエンジン211,212,213,214毎に装
備したものである。但し、パルス電流発生器141は、
全部のエンジンと共用している。又、識別灯131,1
32は、各エンジンの減速機122と、エンジン本体1
26との2つにグループ分けした各グループに接続され
ている。さらに、警報灯133と識別灯131,132
は並列に接続されている。このため、識別灯131,1
32には、識別灯用の直流電源以外の電源の電流が識別
灯131,132に流れ込まないように防止するダイオ
ード142,142が接続されている。
装置を図5に基づいて説明する。この金属検出装置12
0は、上記金属片検出装置20を第1乃至第4ターボプ
ロップエンジン211,212,213,214毎に装
備したものである。但し、パルス電流発生器141は、
全部のエンジンと共用している。又、識別灯131,1
32は、各エンジンの減速機122と、エンジン本体1
26との2つにグループ分けした各グループに接続され
ている。さらに、警報灯133と識別灯131,132
は並列に接続されている。このため、識別灯131,1
32には、識別灯用の直流電源以外の電源の電流が識別
灯131,132に流れ込まないように防止するダイオ
ード142,142が接続されている。
【0019】なお、本装置120は、図1の装置20を
複数組み合わせたものであるから、図1と同一部分に
は、図1の符号の先頭に1を付して示し、回路の説明は
省略することとする。又、第4エンジン214に関する
回路は他のエンジンと同様であるため、図示することを
省略する。
複数組み合わせたものであるから、図1と同一部分に
は、図1の符号の先頭に1を付して示し、回路の説明は
省略することとする。又、第4エンジン214に関する
回路は他のエンジンと同様であるため、図示することを
省略する。
【0020】次に、金属片検出装置120の動作を説明
する。第1エンジン211の第1プラグ123に金属片
が吸着されたものとする。第1プラグ123は金属片に
よって閉状態になる。これに伴って、第1プラグに接続
された警報灯133と、第1プラグ123に対応する識
別灯131とに電流が流れ、警報灯133と識別灯13
1とが点灯する。点灯した警報灯133によって、どの
エンジンに金属片が検出されたかを判断することができ
る。さらに、点灯した識別灯131によって、減速機1
22とエンジン本体126との何れの潤滑油溜め内に金
属片が発生したかを判断することができる。従って、警
報灯133と識別灯131とによって、どのエンジンの
どの部分に金属片が発生したかを判断することができ
る。
する。第1エンジン211の第1プラグ123に金属片
が吸着されたものとする。第1プラグ123は金属片に
よって閉状態になる。これに伴って、第1プラグに接続
された警報灯133と、第1プラグ123に対応する識
別灯131とに電流が流れ、警報灯133と識別灯13
1とが点灯する。点灯した警報灯133によって、どの
エンジンに金属片が検出されたかを判断することができ
る。さらに、点灯した識別灯131によって、減速機1
22とエンジン本体126との何れの潤滑油溜め内に金
属片が発生したかを判断することができる。従って、警
報灯133と識別灯131とによって、どのエンジンの
どの部分に金属片が発生したかを判断することができ
る。
【0021】機上整備員は、識別灯131の点灯によっ
て、制御スイッチ134を断続的に数回閉じ、総てのプ
ラグにパルス電流を送る。パルス電流は、金属片を吸着
しているプラグにのみ流れ、電気抵抗を利用して金属片
を加熱させる。毛髪のように細い金属片の場合は、発熱
によって金属片が焼切れ、プラグ123は開となって、
警報灯133と、識別灯131は消灯する。
て、制御スイッチ134を断続的に数回閉じ、総てのプ
ラグにパルス電流を送る。パルス電流は、金属片を吸着
しているプラグにのみ流れ、電気抵抗を利用して金属片
を加熱させる。毛髪のように細い金属片の場合は、発熱
によって金属片が焼切れ、プラグ123は開となって、
警報灯133と、識別灯131は消灯する。
【0022】しかし、パルス電流を流しても、警報灯1
33が点灯したままになっている場合には、焼切れない
大きさの金属片であることになり、飛行機を緊急着陸さ
せる必要がある。着陸後に、識別灯131と警報灯13
3が指示している第1エンジン211の減速機122を
整備点検をし、金属片を除去する。
33が点灯したままになっている場合には、焼切れない
大きさの金属片であることになり、飛行機を緊急着陸さ
せる必要がある。着陸後に、識別灯131と警報灯13
3が指示している第1エンジン211の減速機122を
整備点検をし、金属片を除去する。
【0023】
【発明の効果】請求項1,2,3の金属片検出装置は、
機械類の動作に損傷を与えない程度の大きさの金属片の
場合には、自動的にその金属片を焼切ることができるた
め、金属片が検出される度毎に機械を停止させて点検す
る必要をなくすことができる。さらに、請求項2の金属
片検出装置は、1台の機械に設けられた複数の潤滑油溜
めの内、どの潤滑油溜めに発生した金属片を検出したか
を操作員に報せることができる。請求項3の金属片検出
装置は、複数の潤滑油溜めを有する複数台の機械の内、
どの機械のどの潤滑油溜めに発生した金属片を検出した
かを操作員に報せることができる。請求項4のように、
金属片検出プラグに吸着された金属片に断続的が電流を
送ると、潤滑油の加熱発火を防止することができる。
機械類の動作に損傷を与えない程度の大きさの金属片の
場合には、自動的にその金属片を焼切ることができるた
め、金属片が検出される度毎に機械を停止させて点検す
る必要をなくすことができる。さらに、請求項2の金属
片検出装置は、1台の機械に設けられた複数の潤滑油溜
めの内、どの潤滑油溜めに発生した金属片を検出したか
を操作員に報せることができる。請求項3の金属片検出
装置は、複数の潤滑油溜めを有する複数台の機械の内、
どの機械のどの潤滑油溜めに発生した金属片を検出した
かを操作員に報せることができる。請求項4のように、
金属片検出プラグに吸着された金属片に断続的が電流を
送ると、潤滑油の加熱発火を防止することができる。
【図1】本発明の金属片検出装置の回路図である。
【図2】金属片検出プラグの正面図であり、一部分破断
した図である。
した図である。
【図3】図1の金属片検出装置の金属片プラグが取付け
られた航空機用ターボプロップエンジンの概略図であ
る。
られた航空機用ターボプロップエンジンの概略図であ
る。
【図4】他の実施例の金属片検出装置の回路図である。
【図5】従来の金属片検出装置の回路図である。
O 潤滑油 20,120 金属片検出装置 21,211,212,213,214 ターボプロッ
プエンジン(機械) 23,24,25,27,123,124,125,1
27 金属片検出プラグ 28 磁石 30 潤滑油溜め 31,32,131,132 識別灯(識別機器) 33,133 警報灯(警報機器) 41,141 パルス電流発生器(金属片焼切り回路)
プエンジン(機械) 23,24,25,27,123,124,125,1
27 金属片検出プラグ 28 磁石 30 潤滑油溜め 31,32,131,132 識別灯(識別機器) 33,133 警報灯(警報機器) 41,141 パルス電流発生器(金属片焼切り回路)
Claims (4)
- 【請求項1】 機械類の潤滑油溜めに設けられ磁石で金
属片を吸着したとき通電状態になる金属片検出プラグ
と、前記金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プ
ラグが通電状態になったとき作動する警報機器と、前記
金属片検出プラグに接続され前記金属片検出プラグに吸
着された金属片に電流を送る金属片焼切り回路とを有す
ることを特徴とする、金属片焼切り回路付き金属片検出
装置。 - 【請求項2】 複数の潤滑油溜めを有する機械類の前記
各潤滑油溜めに設けられ磁石で金属片を吸着したとき通
電状態になるグループ分けされた複数の金属片検出プラ
グと、前記金属片検出プラグに接続され前記金属片検出
プラグが通電状態になったとき作動する警報機器と、前
記金属片検出プラグに前記グループ毎に接続され前記金
属片検出プラグが通電状態になったとき作動する複数の
識別機器と、前記金属片検出プラグに接続され前記金属
片検出プラグに吸着された金属片に電流を送る金属片焼
切り回路とを有することを特徴とする、金属片焼切り回
路付き金属片検出装置。 - 【請求項3】 複数の潤滑油溜めを有する複数の機械類
の前記各潤滑油溜めに設けられ磁石で金属片を吸着した
とき通電状態になるグループ分けされた複数の金属片検
出プラグと、前記金属片検出プラグに前記機械類毎に接
続され前記金属片検出プラグが通電状態になったとき作
動する複数の警報機器と、前記金属片検出プラグに前記
グループ毎に接続され前記金属片検出プラグが通電状態
になったとき作動する複数の識別機器と、前記金属片検
出プラグに接続され前記金属片検出プラグに吸着された
金属片に電流を送る金属片焼切り回路とを有することを
特徴とする、金属片焼切り回路付き金属片検出装置。 - 【請求項4】 金属片に送られる前記電流は断続的な電
流である、請求項1,2又は3記載の金属片焼切り回路
付き金属片検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4255396A JPH0682562A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 金属片焼切り回路付き金属片検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4255396A JPH0682562A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 金属片焼切り回路付き金属片検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682562A true JPH0682562A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17278183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4255396A Pending JPH0682562A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 金属片焼切り回路付き金属片検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682562A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788212B2 (en) | 2001-04-06 | 2004-09-07 | Komatsu Ltd. | Conductor detecting device |
KR20210106764A (ko) * | 2020-02-21 | 2021-08-31 | (주)다흥 | 밸브 및 배관라인 내부 이물질 제거 및 알람 플러그 장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961764A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-09 | Shinko Electric Co Ltd | 摩耗粒子焼切装置 |
JPS6254004B2 (ja) * | 1980-10-20 | 1987-11-12 | Fuji Photo Optical Co Ltd |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4255396A patent/JPH0682562A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6254004B2 (ja) * | 1980-10-20 | 1987-11-12 | Fuji Photo Optical Co Ltd | |
JPS5961764A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-09 | Shinko Electric Co Ltd | 摩耗粒子焼切装置 |
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KR20210106764A (ko) * | 2020-02-21 | 2021-08-31 | (주)다흥 | 밸브 및 배관라인 내부 이물질 제거 및 알람 플러그 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |