JPH0681545U - 液体濾過回路 - Google Patents

液体濾過回路

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Publication number
JPH0681545U
JPH0681545U JP2429493U JP2429493U JPH0681545U JP H0681545 U JPH0681545 U JP H0681545U JP 2429493 U JP2429493 U JP 2429493U JP 2429493 U JP2429493 U JP 2429493U JP H0681545 U JPH0681545 U JP H0681545U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
tube
filter
port
introducing
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Pending
Application number
JP2429493U
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English (en)
Inventor
力 本橋
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体濾過器内に気泡を残存させることなく、
液体を導入することを目的とする液体濾過回路を提供す
る。 【構成】 液体導入用チューブ31と、液体排出用チュ
ーブ33と、液体濾過部器1とらなり、該液体濾過器1
は液体導入口11、液体濾過部10、液体排出口12か
らなり、該液体導入口11に該液体導入チューブ31が
接続され、該液体排出口12に該液体排出チューブ33
が接続されており、該液体導入チューブ31から導入さ
れた液体は該液体導入口11より導入し該液体濾過部1
0で濾過され、該液体排出口12から該液体排出用チュ
ーブ33へと排出される液体濾過回路30であって、該
液体濾過器1は流路方向を逆さにして該液体導入用チュ
ーブに係着できる係着具14により係着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は輸血や輸液時に用いる液体濾過回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、輸血や輸液の際には、血液中のマイクロアグリゲートや細菌などを除去 するために濾過器により濾過しながら輸血や輸液を行っていた。この際に濾過器 内部の気泡が残ると濾過器の濾過効率が落ちるために、プライミング時には気泡 が残らないように、濾過器の上流側すなわちプライミング液が導入される導入口 を下向きしてプライミングを行っていた。この時の濾過器を下向きにする手段と しては濾過器の下流側に取り付けられているチューブと操作者が持ち上げ保持し たりしていたが、保持操作の繁雑さを避けるために実開昭61−94033号に 開示されているような別途に用意した保持固定具を用いて上流側のチューブと下 流側のチューブを固定して吊すことにより、上流側を下向きにする考案がなされ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記考案は固定具を柔らかいチューブ同士に取り付ける操作が 難しく、チューブ折れなどの原因となっていた。また、プライミング終了後に取 り外した保持固定具が散乱し、操作現場を汚す原因にもなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、液体導入用チューブと、液体排出用チューブと、液体濾過部器と らなり、該液体濾過器は液体導入口、液体濾過部、液体排出口からなり、該液体 導入口に該液体導入チューブが接続され、該液体排出口に該液体排出チューブが 接続されており、該液体導入チューブから導入された液体は該液体導入口より導 入し該液体濾過部で濾過され、該液体排出口から該液体排出用チューブへと排出 される液体濾過回路であって、該液体濾過器は流路方向を逆さにして該液体導入 用チューブに係着できる係着具により係着されている液体濾過回路によって解決 される。
【0005】 このような構成を取ることにより、液体導入用チューブから導入された液体は 、液体濾過器の下端である導入口から液体濾過部に徐々に気泡を液体濾過器上端 に追い詰めながら、導入され、やがて上端の排出口から導出用チューブへと達す るために液体濾過器内部に気泡が残ることがなく、濾過が効率良く行われ、また 液体濾過部を逆さに保持しておく必要もなくなるので、操作性も向上し、さらに 、係着具が外れて散乱することもなくなる。
【0006】
【実施例】
次に、図面に基づき本考案の好ましい実施例について説明する。
【0007】 図1は本考案で用いる液体濾過器1の外観図である。ポリカーボネイトなどの 硬質樹脂で形成された濾過器本体10の上部に液体導入口11と、下部に液体排 出口12が設けられ、さらに本考案の特徴である係着具14が液体排出口12の に近接して設けられている。濾過器の内部には多孔質体からなるフィルター、多 孔質膜フィルターや繊維を高密度に充填したフィルター(図示せず)が内包され ており、導入口11から内部に導入された液体は濾過器内でフィルターにより濾 過され、排出口12より排出されるものである。矢印13は液体濾過器1の流路 方向を示す。
【0008】 図2は係着具14の拡大図である。係着具14は濾過器本体10と一体または 別途成形後に接着することにより設けられる。係着具を本体10への固定部15 と係着部16からなり、係着部16は固定部15と反対位地が開放された開放部 17を有するリング18でからなっている。このリング18の直径はチューブの 外形に等しいかやや小さめである方が係着の安定性の点から好ましい。また開放 部17を形成するリング端18a、18bの間隔19は、チューブが変形して通 過できれる大きさがあればよく、用いらるチューブの外形が3〜5mmの場合、 おおよそ0,5〜1mmぐらい小さい2,5〜4mmぐらいが係着したチューブ の保持と取り外しの観点から好ましい。本実施例では外形4mmのチューブを用 いているので、リング端間隔19は3mmに設定している。
【0009】 図3は上記した液体濾過器1を組み込んだ液体濾過回路30である。液体濾過 器1の液体導入口11には液体導入用チューブ31が接続されており、液体導入 用チューブ31の末端には輸液バッグなどの液体容器に接続するための瓶針32 が設けられている。そして、液体導入用チューブ31は液体濾過器1と流路方向 を逆さにして係着具14の係着部16に挿入され係着されている。矢印20は液 体導入用チューブ31の流路方向を示している。
【0010】 一方、液体排出口12には液体排出用チューブ33が設けられており、その液 体排出用チューブ33の端部には点滴筒34が設けられている。点滴筒34には 静注用チューブ35が接続されており、静注用チューブ35の端部には静注針接 続端36が設けれており、患者に応じて各種の太さの違う静注針を接続すること ができる。また、静注用チューブ35の中程にはローラクレンメ37が設けられ ており、液体の全体の流れを制御することができる。
【0011】 次に、本実施例の使用状態を示す。
【0012】 輸液スタンドに吊されている輸液剤に入った輸液バッグに瓶針32を接続し、 静かに液体濾過回路30をぶら下げるようにする。薬液は液体導入用チューブ内 を流れ、やがて下向きになっている液体導入口11から液体濾過器1内に侵入し 気体を上方に位地する排出口12から押し出しながら液体濾過器1内を満たし、 排出口12から排出用チューブ33へと流れる。そして、逆さにした点滴筒34 を半分ぐらい満たしたところで一旦ローラクレンメ37を閉じ、点滴筒34を静 かに正常位地に戻したのちローラクレンメ37を再び解除して静注用チューブ3 5に薬液を導入する。この時、導入用チューブ31の係着を解除する。静注用チ ューブ35が薬液で満たされた時、再びローラクレンメ37を閉じ、静注針接続 部36に静注針を接続し、ローラクレンメ37を解除し空気抜きを行った後、患 者に穿刺し、輸液を行うものである。
【0013】 本実施例では、液体濾過器に係着具を設けたが、点滴筒に係着具を設けてもよ く、この場合、点滴筒を保持しておく必要がなく、一定量の液体が導入された時 に係着を解除するだけでよくなる。
【0014】 また、係着具のリング内面に滑り防止用の凹凸状部をおよび/またはチューブ に滑り防止用の凹凸状部を設けることにより、係着時に安定した保持力を有する ことができる。
【0015】 また液体濾過回路に点滴筒を設けているが、血液製剤の作成など人体に直接注 入しない場合は点滴筒を設ける必要がないのは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、液体導入用チューブと、液体排出用チューブと、液体濾過部器とか らなり、該液体濾過器は液体導入口、液体濾過部、液体排出口からなり、該液体 導入口に該液体導入チューブが接続され、該液体排出口に該液体排出チューブが 接続されており、該液体導入チューブから導入された液体は該液体導入口より導 入し該液体濾過部で濾過され、該液体排出口から該液体排出用チューブへと排出 される液体濾過回路であって、該液体濾過器は流路方向を逆さにして該液体導入 用チューブに係着できる係着具により係着されている液体濾過回路からなり、液 体導入用チューブから導入された液体は、液体濾過器の下端である導入口から液 体濾過部に徐々に気泡を液体濾過器上端に追い詰めながら、導入され、やがて上 端の排出口から導出用チューブへと達するために液体濾過器内部に気泡が残るこ とがなく、濾過が効率良く行われ、また液体濾過部を逆さに保持しておく必要も なくなるので、操作性も向上し、さらに、係着具が外れて散乱することもなくな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案で用いる液体濾過器の外観図である。
【図2】 本考案の液体濾過器に設けられた係着具の拡
大図である。
【図3】 本考案の実施例の液体濾過回路30である。 1:液体濾過器 10:濾過器本体 11:液体導入口
12:液体排出口 13:液体濾過器1の流路方向を示す矢印 14:係着
具 15:固定部 16:係着部 17:開放部 18:リング 18a,
18b:リング端 19:間隔 20:液体導入用チューブの流路方向を示
す矢印 30:液体濾過回路 31:液体導入用チューブ 3
2:瓶針 33:液体排出用チューブ 34:点滴筒 35:静注
用チューブ 36:静注針接続端 37:ローラクレンメ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体導入用チューブと、液体排出用チュ
    ーブと、液体濾過部器とらなり、該液体濾過器は液体導
    入口、液体濾過部、液体排出口からなり、該液体導入口
    に該液体導入チューブが接続され、該液体排出口に該液
    体排出チューブが接続されており、該液体導入チューブ
    から導入された液体は該液体導入口より導入し該液体濾
    過部で濾過され、該液体排出口から該液体排出用チュー
    ブへと排出される液体濾過回路であって、 該液体濾過器は流路方向を逆さにして該液体導入用チュ
    ーブに係着できる係着具により係着されていることを特
    徴とする液体濾過回路。
JP2429493U 1993-05-11 1993-05-11 液体濾過回路 Pending JPH0681545U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2429493U JPH0681545U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 液体濾過回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2429493U JPH0681545U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 液体濾過回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681545U true JPH0681545U (ja) 1994-11-22

Family

ID=12134155

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JP2429493U Pending JPH0681545U (ja) 1993-05-11 1993-05-11 液体濾過回路

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