JPH067759Y2 - レジスタ−玩具 - Google Patents
レジスタ−玩具Info
- Publication number
- JPH067759Y2 JPH067759Y2 JP1986150153U JP15015386U JPH067759Y2 JP H067759 Y2 JPH067759 Y2 JP H067759Y2 JP 1986150153 U JP1986150153 U JP 1986150153U JP 15015386 U JP15015386 U JP 15015386U JP H067759 Y2 JPH067759 Y2 JP H067759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- shaft
- lever
- numbers
- feed mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はレジスター玩具に係り、特に、押釦を押下げ操
作することにより、0から9までの数字を表示したドラ
ムを回転させて特定の数字を任意に選択表示でき、また
他の押釦を押下げ操作することにより、桁毎の数字が皆
同一になるようにしたレジスター玩具である。
作することにより、0から9までの数字を表示したドラ
ムを回転させて特定の数字を任意に選択表示でき、また
他の押釦を押下げ操作することにより、桁毎の数字が皆
同一になるようにしたレジスター玩具である。
従来の技術 レジスター玩具は小児、学童が商品購買の真似事をして
遊ぶ玩具で、キャッシュレジスターに模した外観及び機
能を備えしめた玩具である。
遊ぶ玩具で、キャッシュレジスターに模した外観及び機
能を備えしめた玩具である。
ところで従来のレジスター玩具は、商品価格を示す数字
を表示する構成において、実物とは異なる簡単な構成で
特定の数字を所定の桁内に表示させる方法が採られた
が、数字を操作する押釦の数は極力少なくするために、
逆に構造的に複雑化する傾向にあった(例えば実願昭5
9−53225号(実公平1−40558号公報))。
を表示する構成において、実物とは異なる簡単な構成で
特定の数字を所定の桁内に表示させる方法が採られた
が、数字を操作する押釦の数は極力少なくするために、
逆に構造的に複雑化する傾向にあった(例えば実願昭5
9−53225号(実公平1−40558号公報))。
考案が解決しようとする問題点 構造的に複雑な玩具は、とかく乱暴に取り扱い勝ちな小
児、学童によっては損傷し易いばかりか、部品点数が多
くて組立製造に手間を要し、コスト上昇を招来する不都
合があった。
児、学童によっては損傷し易いばかりか、部品点数が多
くて組立製造に手間を要し、コスト上昇を招来する不都
合があった。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題の解決を図るべく、0から9までの数
字を周面に等間隔で表示した複数のドラムを、所定角度
を単位として回動自在に遊嵌し、このドラムに面して特
定の数字を透視可能な窓部を筐体に形成する一方、ドラ
ムを所定角度毎に回転させる送り機構を筐体内に収納
し、かつ、その送り機構を操作する押釦を筐体から出没
可能に設けてなるレジスター玩具において、前記ドラム
と対応する複数のカムを前記シャフトに同一方向へ所定
角度で傾斜して固定する一方、前記ドラムの正回転時に
該カムを通過し、逆回転時に該カムに当接する一方向回
転突起を、各ドラムの側面に特定の数字に対応した位置
で固定するとともに、前記シャフトを回転させる送り機
構及び該送り機構を操作する他の押釦を設けてなるレジ
スター玩具を構成した。
字を周面に等間隔で表示した複数のドラムを、所定角度
を単位として回動自在に遊嵌し、このドラムに面して特
定の数字を透視可能な窓部を筐体に形成する一方、ドラ
ムを所定角度毎に回転させる送り機構を筐体内に収納
し、かつ、その送り機構を操作する押釦を筐体から出没
可能に設けてなるレジスター玩具において、前記ドラム
と対応する複数のカムを前記シャフトに同一方向へ所定
角度で傾斜して固定する一方、前記ドラムの正回転時に
該カムを通過し、逆回転時に該カムに当接する一方向回
転突起を、各ドラムの側面に特定の数字に対応した位置
で固定するとともに、前記シャフトを回転させる送り機
構及び該送り機構を操作する他の押釦を設けてなるレジ
スター玩具を構成した。
作用 本考案の上記構成によると、押釦を押下げる度毎に、送
り機構が動作してドラムが所定角度毎に回転する。しか
も、ドラムは、0から9までの数字を周面に表示してい
るので、一方向回転のみで任意の数字を筐体の窓部に対
面させることができ、この為に送り機構の動作はスムー
ズとなる。また、他の押釦によりシャフトを回転させる
と、カムが一方向回転突起に当接して全てのドラムを逆
回転させることにより、窓部に表示される数字を全て同
じに揃えることができる。
り機構が動作してドラムが所定角度毎に回転する。しか
も、ドラムは、0から9までの数字を周面に表示してい
るので、一方向回転のみで任意の数字を筐体の窓部に対
面させることができ、この為に送り機構の動作はスムー
ズとなる。また、他の押釦によりシャフトを回転させる
と、カムが一方向回転突起に当接して全てのドラムを逆
回転させることにより、窓部に表示される数字を全て同
じに揃えることができる。
実施例 以下に本考案を図示の実施例について説明する。
第1図は斜視全体図、第2図は要部構成の斜視図、第3
図は部分斜視図である。
図は部分斜視図である。
第1図に示したように、実物を模した外観を呈する筐体
1は、基板2上に重ねて装着された中筐3と、中筐3の
上部に重ねて装着された上筐4とからなる。中筐3には
引出し状のキャッシュボックス5が収納され、後記の押
釦6の1つにより外方へとび出すことができる。また上
筐4には、複数個の押釦6が押下げ可能に突出して設け
られ、かつ、押釦6の操作により選択表示される数字を
透視する複数個の窓部7が横一列に配設される一方、こ
の窓部7の左側にはロールペーパーの収納部8及びロー
ルペーパーを繰り出すローラー9及びロールペーパーを
切断するカッター10が設けられている。押釦6は数字を
選択するメインキー6a,6b,6cと、窓部7に表示
される数字を全て同一にするサブキー6d及びキャッシ
ュボックス5を飛び出させるサブキー6eとからなり、
これらの押釦6は第2図及び第3図に示した機構に接続
されている。
1は、基板2上に重ねて装着された中筐3と、中筐3の
上部に重ねて装着された上筐4とからなる。中筐3には
引出し状のキャッシュボックス5が収納され、後記の押
釦6の1つにより外方へとび出すことができる。また上
筐4には、複数個の押釦6が押下げ可能に突出して設け
られ、かつ、押釦6の操作により選択表示される数字を
透視する複数個の窓部7が横一列に配設される一方、こ
の窓部7の左側にはロールペーパーの収納部8及びロー
ルペーパーを繰り出すローラー9及びロールペーパーを
切断するカッター10が設けられている。押釦6は数字を
選択するメインキー6a,6b,6cと、窓部7に表示
される数字を全て同一にするサブキー6d及びキャッシ
ュボックス5を飛び出させるサブキー6eとからなり、
これらの押釦6は第2図及び第3図に示した機構に接続
されている。
第2図はメインキー6a,6b,6cをそれぞれ押下げ
ることによりそれぞれ駆動される数字選択表示機構と、
サブキー6dを押下げることにより駆動される復帰機構
とを示す。図示にように、メインキー6a,6b,6c
はそれぞれ中筐3の上面に突設したガイドピン11に挿通
されてその軸方向に上下動可能であり、更にこれらメイ
ンキー6a,6b,6cの下方にはそれぞれレバー12が
軸棒13を中心として揺動可能に軸支されている。軸棒13
は中筐3の上面に突設したブラケット14を介して固定さ
れている。レバー12は逆ヘ字形をして軸棒13に短尺部12
aと長尺部12bを構成する如く装着されていて、長尺部
12bには蹴上げレバー15が軸16を介し軸着されている。
またレバー12の短尺部12aが軸棒14を中心として常に上
方へ回動すべくバネ17が弾装されている。
ることによりそれぞれ駆動される数字選択表示機構と、
サブキー6dを押下げることにより駆動される復帰機構
とを示す。図示にように、メインキー6a,6b,6c
はそれぞれ中筐3の上面に突設したガイドピン11に挿通
されてその軸方向に上下動可能であり、更にこれらメイ
ンキー6a,6b,6cの下方にはそれぞれレバー12が
軸棒13を中心として揺動可能に軸支されている。軸棒13
は中筐3の上面に突設したブラケット14を介して固定さ
れている。レバー12は逆ヘ字形をして軸棒13に短尺部12
aと長尺部12bを構成する如く装着されていて、長尺部
12bには蹴上げレバー15が軸16を介し軸着されている。
またレバー12の短尺部12aが軸棒14を中心として常に上
方へ回動すべくバネ17が弾装されている。
一方、前記蹴上げレバー15の上端と係脱するラチエット
18を同軸で側面に固着したドラム19が、シャフト20に遊
嵌して回転自在に軸支されている。ドラム19の周面には
0から9までの数字が等間隔で表示されている。シャフ
ト20は中筐3の上面に固定されたブラケット21に回転自
在に支承され、各ドラム19に接触するカム22が固着され
ている。カム22は、ラチエット18にシャフト20を中心と
して円状に形成した凹部18a内で回転可能に挿入され、
またこのカム22と係脱する一方向回転突起23が凹部18a
の内底部に形成されている。一方向回転突起23はカム22
の回転軌跡上に位置し、ドラム19が正回転するときはカ
ム22の下方を通過できるようにスロープ23aが形成され
るとともに、カム22が正回転したとき当接するストツパ
23bがスロープ23aの端部に形成されている。なお、ラ
チエット18には、蹴上げレバー15と対向して歯部と係合
する逆転防止レバー24が中筐3の上面に軸支されてお
り、更にこの逆転係止レバー24と蹴上げレバー15との間
にはコイルバネ25が弾装され、蹴上げレバー15と逆転防
止レバー24がラチエット18と常に係合している。なお、
ラチエット18は、ドラム19に表示された数字を前記窓部
7に位置させるべく、0から9までの数字に対応して10
個の歯部を有する。また、一方向回転突起23はドラム19
に表示された数字の1つ、例えば「0」に対応した位置
に設けられる。更に、カム22はドラム19の数に対応した
個数が全て同一方向へ所定角度で傾斜した状態でシャフ
ト20に固着されている。またドラム19及びこれを回転さ
せる前記の送り回転機構は、必要に応じて任意の複数個
となし、従って所望の桁数のある数値の表示が可能であ
る。その場合、カム22は当然にドラム19の数に応じてシ
ャフト20に固定して設けられる。また、一方向回転突起
23がカム22と摺接して回転するのを容易にするため、ド
ラム19を適宜のコイルバネでカム22側へ押圧させてもよ
い。
18を同軸で側面に固着したドラム19が、シャフト20に遊
嵌して回転自在に軸支されている。ドラム19の周面には
0から9までの数字が等間隔で表示されている。シャフ
ト20は中筐3の上面に固定されたブラケット21に回転自
在に支承され、各ドラム19に接触するカム22が固着され
ている。カム22は、ラチエット18にシャフト20を中心と
して円状に形成した凹部18a内で回転可能に挿入され、
またこのカム22と係脱する一方向回転突起23が凹部18a
の内底部に形成されている。一方向回転突起23はカム22
の回転軌跡上に位置し、ドラム19が正回転するときはカ
ム22の下方を通過できるようにスロープ23aが形成され
るとともに、カム22が正回転したとき当接するストツパ
23bがスロープ23aの端部に形成されている。なお、ラ
チエット18には、蹴上げレバー15と対向して歯部と係合
する逆転防止レバー24が中筐3の上面に軸支されてお
り、更にこの逆転係止レバー24と蹴上げレバー15との間
にはコイルバネ25が弾装され、蹴上げレバー15と逆転防
止レバー24がラチエット18と常に係合している。なお、
ラチエット18は、ドラム19に表示された数字を前記窓部
7に位置させるべく、0から9までの数字に対応して10
個の歯部を有する。また、一方向回転突起23はドラム19
に表示された数字の1つ、例えば「0」に対応した位置
に設けられる。更に、カム22はドラム19の数に対応した
個数が全て同一方向へ所定角度で傾斜した状態でシャフ
ト20に固着されている。またドラム19及びこれを回転さ
せる前記の送り回転機構は、必要に応じて任意の複数個
となし、従って所望の桁数のある数値の表示が可能であ
る。その場合、カム22は当然にドラム19の数に応じてシ
ャフト20に固定して設けられる。また、一方向回転突起
23がカム22と摺接して回転するのを容易にするため、ド
ラム19を適宜のコイルバネでカム22側へ押圧させてもよ
い。
次に、サブキー6dによって操作される復帰機構につい
て説明すると、メインキー6a〜6cと同様に、中筐3
の上面に突設されたガイドピン11aにコイルバネ26を巻
装し、このコイルバネ26によって上方へ付勢されるレバ
ー27を軸28によって揺動可能に支持させ、この軸28はブ
ラケット29を介して中筐3の上面に固定されている。ガ
イドピン11aの上端にはサブキー6dを嵌挿し、レバー
ン26には前記蹴上げレバー15と同様の蹴上げレバー15a
が軸16bで回動自在に連結される。蹴上げレバー15a
は、シャフト20の一端に固着してこれを回転させるラチ
エット18aの歯部に係合し、また、この蹴上げレバー15
aと対向して逆転防止レバー24aがラチエット18aの歯
部と係合している。逆転防止レバー24aは前記逆転防止
レバー24と同様に、中筐3の上面に揺動自在に軸支さ
れ、かつ、この逆転防止レバー24aと前記蹴上げレバー
15aとをラチエット18aの常接させるためのコイルバネ
25aが介装されている。
て説明すると、メインキー6a〜6cと同様に、中筐3
の上面に突設されたガイドピン11aにコイルバネ26を巻
装し、このコイルバネ26によって上方へ付勢されるレバ
ー27を軸28によって揺動可能に支持させ、この軸28はブ
ラケット29を介して中筐3の上面に固定されている。ガ
イドピン11aの上端にはサブキー6dを嵌挿し、レバー
ン26には前記蹴上げレバー15と同様の蹴上げレバー15a
が軸16bで回動自在に連結される。蹴上げレバー15a
は、シャフト20の一端に固着してこれを回転させるラチ
エット18aの歯部に係合し、また、この蹴上げレバー15
aと対向して逆転防止レバー24aがラチエット18aの歯
部と係合している。逆転防止レバー24aは前記逆転防止
レバー24と同様に、中筐3の上面に揺動自在に軸支さ
れ、かつ、この逆転防止レバー24aと前記蹴上げレバー
15aとをラチエット18aの常接させるためのコイルバネ
25aが介装されている。
第3図はサブキー6eを押下げることにより、キャッシ
ュボックス5が外方へ突出するための構成を示すもの
で、箱状のキャッシュボックス5の内側端に突部5aを
形成し、この突部5aには上方へ開口した凹部5bを設
け、この凹部5bに係脱するレバー29が中筐3の上面に
ブラケット30を介し揺動可能に軸支されている。レバー
29の尾端29aは中筐3の上面に形成した透孔等から中筐
3内に突入し凹部5bに進入自在となっている。また、
レバー29の他端29bにはサブキー6eが嵌合し、このサ
ブキー6eの上下動を案内するガイドピン11bが中筐3
の上面に突設されている。そして、ガイドピン11bには
コイルバネ32が巻装され、このコイルバネ32はレバー29
を常に上方へ押上げ、その尾端29aが常に凹部5bへ進
入できるように付勢している。一方、キャッシュボック
ス5は、その底部にピン5cが突設され、このピン5c
に中央部を掛け回したコイルバネ33が、その両端部をそ
れぞれ基板2に突設したピン2a,2aに止着され、キ
ャッシュボックス5はコイルバネ33によって常に外方へ
突出する力が与えられている。なお、キャッシュボック
ス5の突部5aにはフック5dが形成され、このフック
5dに引掛けられて回動する打板34が軸35を介して基板
2上面に設けられ、かつ、打板34にはコイルバネ36が回
動基部と基板2上面に突設したピン37間に弾装されてい
る。また、打板34の回動軌跡上にはリン38が固定して設
けられている。
ュボックス5が外方へ突出するための構成を示すもの
で、箱状のキャッシュボックス5の内側端に突部5aを
形成し、この突部5aには上方へ開口した凹部5bを設
け、この凹部5bに係脱するレバー29が中筐3の上面に
ブラケット30を介し揺動可能に軸支されている。レバー
29の尾端29aは中筐3の上面に形成した透孔等から中筐
3内に突入し凹部5bに進入自在となっている。また、
レバー29の他端29bにはサブキー6eが嵌合し、このサ
ブキー6eの上下動を案内するガイドピン11bが中筐3
の上面に突設されている。そして、ガイドピン11bには
コイルバネ32が巻装され、このコイルバネ32はレバー29
を常に上方へ押上げ、その尾端29aが常に凹部5bへ進
入できるように付勢している。一方、キャッシュボック
ス5は、その底部にピン5cが突設され、このピン5c
に中央部を掛け回したコイルバネ33が、その両端部をそ
れぞれ基板2に突設したピン2a,2aに止着され、キ
ャッシュボックス5はコイルバネ33によって常に外方へ
突出する力が与えられている。なお、キャッシュボック
ス5の突部5aにはフック5dが形成され、このフック
5dに引掛けられて回動する打板34が軸35を介して基板
2上面に設けられ、かつ、打板34にはコイルバネ36が回
動基部と基板2上面に突設したピン37間に弾装されてい
る。また、打板34の回動軌跡上にはリン38が固定して設
けられている。
なお、ロールペーパーを繰り出すローラー9は、上筐4
の側部に軸9aを介し回転自在に支持され、またその軸
9aにはカッター10の内面に押圧して回転するゴムロー
ラー9bが設けられる。カッター10はロールペーパーの
端部を挿通しゴムローラー9bとカッター10の内面に挾
圧させるスリット10a,10aを有する。ロールペーパー
の収納部8は底面が湾曲した凹部8aを上筐4に形成し
てなり、その収納部8は着脱自在な透明カバー8bで冠
してある。透明カバー8bの下部にはロールペーパーの
端部を挿通するスリット8cが形成されている。
の側部に軸9aを介し回転自在に支持され、またその軸
9aにはカッター10の内面に押圧して回転するゴムロー
ラー9bが設けられる。カッター10はロールペーパーの
端部を挿通しゴムローラー9bとカッター10の内面に挾
圧させるスリット10a,10aを有する。ロールペーパー
の収納部8は底面が湾曲した凹部8aを上筐4に形成し
てなり、その収納部8は着脱自在な透明カバー8bで冠
してある。透明カバー8bの下部にはロールペーパーの
端部を挿通するスリット8cが形成されている。
次に上記実施例の作用について説明する。まず、窓部7
に所望の数字を表示させるには、メインキー6a〜6c
をそれぞれ押下げ、レバー12及び蹴上げレバー15を介
し、各ラチエット18を正回転させ、所望の三桁の数字を
選択する。このとき、シャフト20は回転することなく、
したがって、カム22は全て同一角度で固定した如く静止
している。したがって、ドラム19がラチエット18ととも
に正回転すると、一方向回転突起23はそのスロープ23a
を介しカム22の下をくぐり抜けることができ、したがっ
てドラム19の正回転には支障を生じない。そして所望の
数字が窓部7から表示されてドラム19の回転が止まる
と、逆転防止レバー24がラチエット18aと係合してドラ
ム19の逆回転を止め、窓部7に表示される数字の位置を
固定する。
に所望の数字を表示させるには、メインキー6a〜6c
をそれぞれ押下げ、レバー12及び蹴上げレバー15を介
し、各ラチエット18を正回転させ、所望の三桁の数字を
選択する。このとき、シャフト20は回転することなく、
したがって、カム22は全て同一角度で固定した如く静止
している。したがって、ドラム19がラチエット18ととも
に正回転すると、一方向回転突起23はそのスロープ23a
を介しカム22の下をくぐり抜けることができ、したがっ
てドラム19の正回転には支障を生じない。そして所望の
数字が窓部7から表示されてドラム19の回転が止まる
と、逆転防止レバー24がラチエット18aと係合してドラ
ム19の逆回転を止め、窓部7に表示される数字の位置を
固定する。
次に、窓部7に表示された数字を全て同じにするには、
サブキー6dを押下げ、レバー27及び蹴上げレバー15a
を介しラチエット18aが一爪毎に送り回転され、更にサ
ブキー6dを繰り返して押し下げるとシャフト20が正回
転し、カム22が一方向回転突起23のストツパ23bに当接
する。カム22とストツパ23bとが当接して正回転する
と、ドラム19はラチエット18と同じ回転をする。したが
って、各ドラム19の表示された数字がそれぞれ異なって
いても、ストツパ23bの位置がそれぞれ各ドラム19の数
字「0」の位置に定めて形成してあれば、各カム22が各
ストツパ23bと当接したとき、窓部7に表示される数字
は皆同じとなる。
サブキー6dを押下げ、レバー27及び蹴上げレバー15a
を介しラチエット18aが一爪毎に送り回転され、更にサ
ブキー6dを繰り返して押し下げるとシャフト20が正回
転し、カム22が一方向回転突起23のストツパ23bに当接
する。カム22とストツパ23bとが当接して正回転する
と、ドラム19はラチエット18と同じ回転をする。したが
って、各ドラム19の表示された数字がそれぞれ異なって
いても、ストツパ23bの位置がそれぞれ各ドラム19の数
字「0」の位置に定めて形成してあれば、各カム22が各
ストツパ23bと当接したとき、窓部7に表示される数字
は皆同じとなる。
次に、キャッシュボックス5を引出すときは、サブキー
6eを押下げると、レバー29の長端29aが凹部5bから
外れ、キャッシュボックス5はコイルバネ33の付勢力で
外方へ飛び出し、底部のピン2a,2aが基板2上のス
ライドガイド2bに当接して止まる。このとき、突部5
aのフック5dが打板34を引掛けて回動させ、打板34が
フック5dから外れるとリン38を打ち音を発する。キャ
ッシュボックス5を押込むと、コイルバネ33は引張られ
て蓄勢し、フック5dは打板34を乗り越えて進み、凹部
5bにレバー29の尾端29aが進入してキャッシュボック
ス5は止まる。
6eを押下げると、レバー29の長端29aが凹部5bから
外れ、キャッシュボックス5はコイルバネ33の付勢力で
外方へ飛び出し、底部のピン2a,2aが基板2上のス
ライドガイド2bに当接して止まる。このとき、突部5
aのフック5dが打板34を引掛けて回動させ、打板34が
フック5dから外れるとリン38を打ち音を発する。キャ
ッシュボックス5を押込むと、コイルバネ33は引張られ
て蓄勢し、フック5dは打板34を乗り越えて進み、凹部
5bにレバー29の尾端29aが進入してキャッシュボック
ス5は止まる。
考案の効果 以上に説明した本考案によれば、窓部に表示される数字
の選択はドラムを一方向へ回転させる操作で足りるの
で、往復移動をさせる必要が無くて構造を単純化するこ
とができ、部品点数が少なく、組立構造のコスト低下が
可能となるレジスター玩具を得ることができるのは勿
論、窓部に表示される数字を他の押釦とそれに連動する
送り機構でシャフトを回転させ、カムを一方向回転突起
に当接させてドラムを逆回転させることにより、窓部に
表示される全ての数字を揃えることができるので、小児
が全て自分で操作できるという満足感又は興味を持つほ
か、好みの数字を窓部に揃える遊びができるレジスター
玩具である。
の選択はドラムを一方向へ回転させる操作で足りるの
で、往復移動をさせる必要が無くて構造を単純化するこ
とができ、部品点数が少なく、組立構造のコスト低下が
可能となるレジスター玩具を得ることができるのは勿
論、窓部に表示される数字を他の押釦とそれに連動する
送り機構でシャフトを回転させ、カムを一方向回転突起
に当接させてドラムを逆回転させることにより、窓部に
表示される全ての数字を揃えることができるので、小児
が全て自分で操作できるという満足感又は興味を持つほ
か、好みの数字を窓部に揃える遊びができるレジスター
玩具である。
第1図は斜視全体図、第2図及び第3図は内部機構の要
部斜視図である。 1……筐体、2……基板、3……中筐、4……上筐、5
……キャッシュボックス、6……押釦、7……窓部、12
……レバー、15,15a……蹴上げレバー、18,18a……ラ
チエット、19……ドラム、20……シャフト、22……カ
ム、23……一方向回転突起、24,24a……逆転防止レバ
ー。
部斜視図である。 1……筐体、2……基板、3……中筐、4……上筐、5
……キャッシュボックス、6……押釦、7……窓部、12
……レバー、15,15a……蹴上げレバー、18,18a……ラ
チエット、19……ドラム、20……シャフト、22……カ
ム、23……一方向回転突起、24,24a……逆転防止レバ
ー。
Claims (1)
- 【請求項1】0から9までの数字を周面に等間隔で表示
した複数のドラムを、所定角度を単位として回動自在に
シャフトに遊嵌し、このドラムに面して周面の数字を透
視可能な窓部を筐体に形成する一方、ドラムを所定角度
毎に回転させる送り機構を筐体内に収納し、かつ、その
送り機構を操作する押釦を筐体から出没可能に設けてな
るレジスター玩具において、前記ドラムと対応する複数
のカムを前記シャフトに同一方向へ所定角度で傾斜して
固定する一方、前記ドラムの正回転時に該カムを通過
し、逆回転時に該カムに当接する一方向回転突起を、各
ドラムの側面に特定の数字に対応した位置で固定すると
ともに、前記シャフトを回転させる送り機構及び該送り
機構を操作する他の押釦を設けてなることを特徴とする
レジスター玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986150153U JPH067759Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | レジスタ−玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986150153U JPH067759Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | レジスタ−玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356095U JPS6356095U (ja) | 1988-04-14 |
JPH067759Y2 true JPH067759Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31066034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986150153U Expired - Lifetime JPH067759Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | レジスタ−玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067759Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP1986150153U patent/JPH067759Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356095U (ja) | 1988-04-14 |
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