JPH067498U - 喫煙パイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煙中に含まれるニコチン、タール等を除去す
る。 【構成】 パイプの中に遠赤外線放射性セラミックの粒
子と共に、金線、銀線を交差させた状態で充填したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、喫煙パイプに係わり、さらに詳しくは、煙草の煙の中に含まれるニ コチンやタール等の有害物質を除去する喫煙パイプに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

煙草の煙の中に含まれるニコチン、タール等を除去する方法としては吸い口に 活性炭を含んだフィルターを取り付けたり、あるいは本考案者の考案になる喫煙 パイプの中に磁石や磁性スプリング等を内蔵させる方法がある。

【０００３】

【考案が解決する課題】

本考案者は煙の中のニコチン、タールの除去に関してさらに研究を重ねた結果 、次の知見を得た。 すなわち、パイプの中の煙の通過する部分に、遠赤外線放射性セラミックの粒 子と共に金線と銀線を交差させて一緒に充填すると、ニコチン、タールの除去に 極めて効果があることを見出だした。 本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、ニコチン、タールの除去効果の 極めて優れた新しい喫煙パイプを提供せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記手段は次の構成からなる。

【０００５】 １．煙の通過する部分に、遠赤外線放射性セラミックの粒子と共に、金線と銀 線を交差させた状態で充填してなることを特徴とする喫煙パイプ。

【０００６】

【作用】

本考案のパイプでは、吸い口の部分でタール、ニコチンの量が減少する。 これは、パイプを口にくわえた時、体温によってパイプの中の遠赤外線放射性 セラミックの粒子が加熱されて遠赤外線を放射し、この遠赤外線による加熱効果 によってタール、ニコチンが改質されるものと推察される。 金線、銀線をいれるとさらにタール、ニコチンの量が減少する。

【０００７】

【実施例】

本考案を図面によって説明する。 図１〜２は本考案の構造を説明した図であり、図２は図１のＡ−Ａ断面図であ る。 本考案のパイプは、本体部分１と，吸口部分２、本体部分に煙草が捩じり込ま れる差し込み金具３からなり、本体１の中には、直径２〜８ｍｍの遠赤外線放射 性セラミックの粒４と、線径が１ｍｍ程度の金線と銀線が交差されて充填され、 突起５のついた蓋６を嵌められている。 蓋６の両端は削られて本体１の内面との間に煙草の煙の流通孔７が形成されて いる。

【０００８】 以上のように構成される煙草パイプを使用して、煙草１００本を喫煙テストし た結果、パイプ本体より取り出したセラミック粒にはタールの付着は無かった。 また、吸い口部をちり紙で拭き取って、タールの付着を見たが、これにもター ルは付着していなかった。 因みに、差し込み金具３には、タールが付着していた。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は以上詳記した様に煙草の煙の中のタール、ニコチン等の有害物質の除 去に多大の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる喫煙パイプの構造を説明した図
である。

【図２】図１のＡ−Ａ断面図

【符号の説明】

１ パイプ本体 ２ 吸い口部分 ３ 差し込み金具 ４ 遠赤外線放射性セラミックの粒 ５ 突起 ６ 蓋 ７ 煙の流通口孔

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 煙の通過する部分に遠赤外線放射性セラ
   ミック粒子と共に、金線と銀線を交差させた状態で充填
   してなることを特徴とする喫煙パイプ。