JPH0669986U - 照明広告装置 - Google Patents

照明広告装置

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JPH0669986U
JPH0669986U JP1514193U JP1514193U JPH0669986U JP H0669986 U JPH0669986 U JP H0669986U JP 1514193 U JP1514193 U JP 1514193U JP 1514193 U JP1514193 U JP 1514193U JP H0669986 U JPH0669986 U JP H0669986U
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JP
Japan
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fluorescent lamp
plate
lighting
advertising device
outer diameter
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Application number
JP1514193U
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English (en)
Inventor
隆之 水野
Original Assignee
名南電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ボックスの厚みを60mm〜80mm程度に
短縮したにもかかわらず蛍光灯のラインが出ず、広告表
示部の照度が一切低下しない照明広告装置を提供するこ
と。 【構成】 ヒンジHを介して額縁状の広告枠2が開閉自
在に取り付けられ、この前面には広告媒体を貼着する乳
白色のアクリル板3取り付けている。また、照明広告ボ
ックス1の内部には反射板Rを備えた蛍光灯ユニット4
が複数取り付けられている。そして、蛍光ランプ5の前
面にパンチングメタルから形成した光拡散板6は取り付
けられている。光拡散板6は、蛍光ランプ5とほぼ同じ
長さで、孔径が2〜6mmピッチが0.8〜2mmのパ
ンチングメタル板6aを蛍光ランプ5のガラス管の外径
部の円弧に合わせて全体に湾曲させ、その両端部裏側に
は、パンチングメタル板6aを蛍光ランプ5のガラス管
の外径部から2mm〜15mm程度離した位置で固定す
る取付金具6bが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
印刷フィルム等の広告媒体を裏側から照明ランプで照らすようにした照明広告 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
広告は商品の需要を喚起したり、これを生産または販売する企業に好意をもた せたり、非営利的に提供されるサービスについて報知したりといった、なんらか の目的を持ったメッセージを、広告媒体を介して一般大衆に伝達することである 。広告はその目的によって、商品広告,PR広告,公共広告などに大別されるが 、これらに利用される広告媒体も形態別に各種の方法があり、広告の種類によっ て選別されて使用されている。この広告媒体の内で、最も身近なものに不特定多 数の大衆を対象とするマス・メディアがある。これには、印刷媒体としての新聞 広告,雑誌広告と、電波媒体としてのテレビ広告,ラジオ広告があり、これら4 つの広告媒体をマスコミ4媒体と称する。一方、これに対して、広告する地点を 特定したり広告対象を限定して自ら広告媒体ないし広告物を作成して掲示する自 家媒体がある。この自家媒体は代表的なものに看板,ネオンサイン,アドバルー ン,電柱等を利用した野外広告が知られているが。最近では、内部に照明を備え たボックスの表面に乳白色のアクリル板やガラス板を取り付けた照明広告装置が 公共交通機関の駅やホームを初め、役所,病院,多目的ホール,デパート,遊園 地,美術館等の公共性の高い建物には随所に使用されるようになった。この照明 広告装置はアクリル板等に直接ペイントを施したり印刷フィルムを貼着すること で、色彩豊に照明されるので、夜間での認識が容易なことは勿論のこと、他の広 告装置に比較してずば抜けた明るさを誇り、一般大衆へのアピール度も高いので 、その利用分野が拡大する傾向にある。しかしながら、この照明広告装置は比較 的照度の高い蛍光灯を光源に用いているため、光源からアクリル板までのクリア ランスをある程度取って蛍光灯の光を拡散させないと、アクリル板に蛍光管によ る影が投影されてしまい、広告表示面が見苦しくなってしまうといった現象が発 生する。このため、従来の照明広告装置では、ボックスの厚みを150mm以上 に設計して製造されているものが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この照明広告装置は一般大衆に広告を最大限にアピールする為に、一般的に人 の往来の激しい駅の構内やホームあるいは連絡通路の壁に取り付けられている。 その為、照明広告装置のボックスの厚みが150mm以上ある現状では、壁から 相当突出することになり、特に駅のホームの左右両端部や地下ホームではホーム のスペースを狭くしてしまい、ラッシュ時間帯の乗客に不快感を与えてしまうと いった問題が生じている。この問題に対して、近年、業界では照明広告装置のボ ックスの厚みを可能な限り薄くする研究や技術開発が盛んに行なわれ、既に、ボ ックスの厚みを60mm〜80mm程度に短縮し、広告面に蛍光灯の影が滲み出 ないようにした照明広告装置に関する技術が提案されている。 これによると、蛍光灯とアクリル板とのクリアランスを少なくしたことで、アク リル板面に必然的に発生する蛍光等の影を、アクリル板の裏面に施した拡散処理 面によって拡散させたり、あるいは、アクリル板は通常の物を使用し、このアク リル板の表面に拡散処理を施した特殊フィルムを貼りつけることで、広告面に滲 み出る蛍光灯の影を解消するとしている。 ところが、これらの先行技術は基本的に蛍光灯の照度を落とすことで、光源の ラインを消すようにしている為、ボックスの厚みが150mm以上ある従来の照 明広告装置と比較すると、広告を表示するアクリル板の表面の照度が60%以下 に低下してしまい、光を使用した広告媒体としては致命的な欠陥があることが明 らかになった。そこで、本考案はこのような先行技術とは全く異なった技術的思 考に基づき、ボックスの厚みを60mm〜80mm程度に短縮したにもかかわら ず蛍光灯のラインが出ず、更に、広告表示部の照度が一切低下しない照明広告装 置の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために成された本考案は、内部に一つ以上の蛍光灯を設け 、前面に広告掲示用のガラス板又はアクリル板を備えた照明広告装置において、 上記蛍光灯と上記ガラス板又はアクリル板との間であって、当該蛍光灯のガラス 管の外径部より離れた所定の位置に、取付部材を介して、蛍光灯のガラス管の外 径部の長さ方向全体に渡って所定の厚みで蛍光管のガラス管外径部の円周部に合 わせて湾曲させたパンチング状の光拡散板を取り付けたことを特徴とする照明広 告装置を要旨としている。 蛍光灯のガラス管の外径部の円周部に合わせて湾曲させたパンチング状の光拡 散板は、蛍光灯のガラス管外径部より2mm〜15mm離れた位置に取り付ける と良い。 パンチング状の光拡散板は所定の径の孔部が所定のピッチで多数開口形成され ているパンチングメタル部材を用いると良い。 パンチング状の光拡散板はパンチングメタル部材の孔部は2〜6mmの径と0 .8〜2mmのピッチで多数形成すると良い。
【0005】
【作用】
本考案の照明広告装置によれば、内部に設けられた一つ以上の蛍光灯を点燈す ると、蛍光灯のガラス管の外径部より2mm〜15mm離れた位置に、取付部材 を介して、蛍光灯のガラス管の外径部の長さ方向全体に渡って所定の厚みで蛍光 管のガラス管外径部の円周部に合わせて湾曲させた、孔部が2〜6mmの径と0 .8〜2mmのピッチで多数形成したパンチングメタル部材を取り付けたことで 、蛍光灯の光は拡散されることになる。この作用により、蛍光灯から照射された 光は広告掲示用のガラス板又はアクリル板の裏側い均一に照明されるので、広告 掲示用の前面はどの面においても明暗差が殆ど無く、蛍光灯による影も投影され ない。
【0006】
【実施例】
本考案の照明広告装置を適用した実施例である地下鉄及び鉄道の構内あるいは ホームに取り付ける地下鉄及び鉄道用照明広告装置について、図面に基づき説明 する。図1は本実施例の地下鉄及び鉄道用照明広告装置の全体と内部構造を表わ した一部破断斜視図である。本実施例の地下鉄及び鉄道用照明広告装置は、60 mm〜80mmの厚みに形成した箱状の照明広告ボックス1で、その左部前端に 、ヒンジHを介して額縁状の広告枠2が開閉自在に取り付けられ、この前面には 広告媒体を貼着する乳白色のアクリル板3が取り付けている。 また、照明広告ボックス1の内部には反射板Rを備えた蛍光灯ユニット4が複数 取り付けられている。そして、この蛍光灯ユニット4に装着された蛍光ランプ5 の前面にパンチングメタルから形成した光拡散板6は取り付けられている。 この光拡散板6は、図2に示す如く、蛍光ランプ5とほぼ同じ長さで、孔径が2 〜6mmピッチが0.8〜2mmのパンチングメタル板6aを蛍光ランプ5のガ ラス管の外径部の円弧に合わせて全体に湾曲させ、その両端部裏側には、パンチ ングメタル板6aを蛍光ランプ5のガラス管の外径部から2mm〜15mm程度 離した位置で固定する取付金具6bが設けられている。そして、この取付金具6 bを蛍光ランプ5のガラス管の外径部に取り付けると、図3に示した形状となる 。
【0007】 次に、以上の構成からなる本実施例の地下鉄及び鉄道用照明広告装置の作用・ 効果について説明する。本実施例の地下鉄及び鉄道用照明広告装置は、照明広告 ボックス1内部の蛍光ランプ5を点燈して、アクリル板3の裏面を照射させても 、蛍光ランプ5から照射された光は光拡散板6で拡散されてからアクリル板3の 裏側に到達することになる。この作用により、アクリル板3の前面はどの面にお いてもほぼ平均した照度となる。これにより、照明広告ボックス1の厚みを薄く して蛍光ランプ5からアクリル板3までの距離を極端に近くしても、従来の鉄道 用照明広告装置のように、蛍光ランプ5の影が滲み出で見苦しくなることはない 。また、本実施例の地下鉄及び鉄道用照明広告装置は、光拡散板6に光透過率の 高いパンチングメタル板6aを用いたことで、蛍光ランプ5の光を拡散処理して いるにも係わらず、アクリル板3の前面の照度を高く維持することも可能である 。従って、本実施例の地下鉄及び鉄道用照明広告装置は、駅の構内やホームある いは連絡通路等の壁に設置する際には、壁から突出する部分が少なく設置性が良 いのは勿論のこと、アクリル板3の前面に蛍光ランプ5の影が滲み出ることがな く高照度で鮮やかに照明されることになるので、アクリル板3の前面に貼着され た広告フィルムは鮮やかに照明されて宣伝効果は抜群である。 尚、本実施例ではアクリル板3の前面から50cm離れた位置で3500ルック スの照度を確保することに成功している。
【0008】
【考案の効果】
以上、詳述したように、本考案の照明広告装置は、内部に一つ以上の蛍光灯を 設け、前面に広告掲示用のガラス板又はアクリル板を備えた照明広告装置におい て、蛍光灯とガラス板又はアクリル板との間であって、蛍光灯のガラス管の外径 部より2mm〜15mm離れた位置に、取付部材を介して、蛍光灯のガラス管の 外径部の長さ方向全体に渡って所定の厚みで蛍光管のガラス管外径部の円周部に 合わせて湾曲させ、孔部が2〜6mmの径と0.8〜2mmのピッチで多数形成 したパンチングメタル部材からなる光拡散板を取り付けたことで、照明広告装置 の厚みを薄く形成ても、広告フィルムを貼着したガラス板又はアクリル板に蛍光 灯の影が滲み出ることがなくなる。従って、本考案の照明広告装置は、コンパク トにもかかわらず高照度で広告表示画面が鮮明なため、設置した場所で一般大衆 に鮮烈にアピールすることが確実で、絶大な宣伝効果が期待できる画期的考案で あり、その社会に与える恩恵は計り知れないものがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である地下鉄及び鉄道用照明広
告装置の全体と内部構造を表わした一部破断斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施例である地下鉄及び鉄道用照明広
告装置の主要部分を表わした部分拡大図である。
【図3】本考案の実施例である地下鉄及び鉄道用照明広
告装置の主要部分を表わした部分拡大図である。
【符号の説明】
1 照明広告ボックス 2 広告枠 3 アクリル板 4 蛍光灯ユニット 5 蛍光ランプ 6 光拡散板 6a パンチングメタル板 6b 取付金具 H ヒンジ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に一つ以上の蛍光灯を設け、前面に
    広告掲示用のガラス板又はアクリル板を備えた照明広告
    装置において、 上記蛍光灯と上記ガラス板又はアクリル板との間であっ
    て、当該蛍光灯のガラス管の外径部より離れた所定の位
    置に、取付部材を介して、蛍光灯のガラス管の外径部の
    長さ方向全体に渡って所定の幅で蛍光管のガラス管外径
    部の円周部に合わせて湾曲させたパンチング状の光拡散
    板を取り付けたことを特徴とする照明広告装置。
  2. 【請求項2】 蛍光灯のガラス管の外径部の円周部に合
    わせて湾曲させたパンチング状の光拡散板は、蛍光灯の
    ガラス管外径部より2mm〜15mm離れた位置に取り
    付けたことを特徴とする請求項第1項記載の照明広告装
    置。
  3. 【請求項3】 パンチング状の光拡散板は所定の径の孔
    部が所定のピッチで多数開口形成されているパンチング
    メタル部材を用いたことを特徴とする請求項第1項及び
    請求項第2項記載の照明広告装置。
  4. 【請求項4】 パンチング状の光拡散板はパンチングメ
    タル部材の孔部は2〜6mmの径と0.8〜2mmのピ
    ッチで多数形成したことを特徴とする請求項第1項〜第
    4項記載の照明広告装置。
JP1514193U 1993-03-04 1993-03-04 照明広告装置 Pending JPH0669986U (ja)

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JP1514193U JPH0669986U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 照明広告装置

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JPH0669986U true JPH0669986U (ja) 1994-09-30

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ID=11880543

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JP1514193U Pending JPH0669986U (ja) 1993-03-04 1993-03-04 照明広告装置

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JP (1) JPH0669986U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154248A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Comany Inc 広告・宣伝用ディスプレイ装置の取付け構造
JP2021103688A (ja) * 2019-09-30 2021-07-15 東芝ライテック株式会社 照明装置および照明制御システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154248A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Comany Inc 広告・宣伝用ディスプレイ装置の取付け構造
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