JPH0668236B2 - 水中作業用バケット - Google Patents
水中作業用バケットInfo
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- JPH0668236B2 JPH0668236B2 JP20468789A JP20468789A JPH0668236B2 JP H0668236 B2 JPH0668236 B2 JP H0668236B2 JP 20468789 A JP20468789 A JP 20468789A JP 20468789 A JP20468789 A JP 20468789A JP H0668236 B2 JPH0668236 B2 JP H0668236B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/40—Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets
- E02F3/402—Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets with means for facilitating the loading thereof, e.g. conveyors
- E02F3/404—Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets with means for facilitating the loading thereof, e.g. conveyors comprising two parts movable relative to each other, e.g. for gripping
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F5/00—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
- E02F5/006—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes adapted for working ground under water not otherwise provided for
Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海底及び糊底等において、被採取物を効率的
に採取することができる水中作業用バケットに関する。
に採取することができる水中作業用バケットに関する。
海底には、有益な資源用鉱物が豊富にある。また沈没船
等の内部には重要品等がそのまま放置されていることが
多い。その資源用鉱物や沈没船内の重要品等を採取する
際、従来の採取用ショベルでは一旦ショベル内に収めた
ものでも、引上げるときに流出したりする。また、ショ
ベル内に不要な土砂や岩石が入ることもあり作業効率が
極めて悪かった。
等の内部には重要品等がそのまま放置されていることが
多い。その資源用鉱物や沈没船内の重要品等を採取する
際、従来の採取用ショベルでは一旦ショベル内に収めた
ものでも、引上げるときに流出したりする。また、ショ
ベル内に不要な土砂や岩石が入ることもあり作業効率が
極めて悪かった。
そこで本発明は、前記課題を解決すべく、鋭意，研究を
重ねた結果、その発明を、バケット本体の後部端に上蓋
部の後部端を軸支し、そのバケット本体と上蓋部とを開
閉用シリンダにて開閉自在とし、そのバケット本体の先
端部には浅底面を有する浅底部を形成し、上蓋部には、
その先端側で、且つバケット本体に対応する面で、その
軸支と先端との長手方向に対し移動可能な掻き手部を設
けた水中作業用バケットとしたり、或いは、バケット本
体の後部端に上蓋部の後部端を軸支し、そのバケット本
体と上蓋部とを開閉用シリンダにて開閉自在とし、その
バケット本体の先端側には浅底面を有する浅底部を形成
し、軸支側には、その浅底部よりも深さが深い収容底面
を有する収容部を形成し、上蓋部には、その先端側で、
且つバケット本体に対応する面で、その軸支と先端との
長手方向に対し移動可能な掻き手部を設けた水中作業用
バケットとしたことにより、海底及び糊底等における採
取作業を効率的にでき、上記課題を解決したものであ
る。
重ねた結果、その発明を、バケット本体の後部端に上蓋
部の後部端を軸支し、そのバケット本体と上蓋部とを開
閉用シリンダにて開閉自在とし、そのバケット本体の先
端部には浅底面を有する浅底部を形成し、上蓋部には、
その先端側で、且つバケット本体に対応する面で、その
軸支と先端との長手方向に対し移動可能な掻き手部を設
けた水中作業用バケットとしたり、或いは、バケット本
体の後部端に上蓋部の後部端を軸支し、そのバケット本
体と上蓋部とを開閉用シリンダにて開閉自在とし、その
バケット本体の先端側には浅底面を有する浅底部を形成
し、軸支側には、その浅底部よりも深さが深い収容底面
を有する収容部を形成し、上蓋部には、その先端側で、
且つバケット本体に対応する面で、その軸支と先端との
長手方向に対し移動可能な掻き手部を設けた水中作業用
バケットとしたことにより、海底及び糊底等における採
取作業を効率的にでき、上記課題を解決したものであ
る。
以下、本発明の実施例を第１図乃至第18図に基づいて説
明する。
明する。
第１図に示すものは、本発明の採取用バケットの斜視図
である。Ａはバケット本体、Ｂは上蓋部である。そのバ
ケット本体Ａと上蓋部Ｂとは、それぞれの基部におい
て、ピンと軸受等にて軸支Ｃされ、開閉自在に構成され
ている（第２図参照）。
である。Ａはバケット本体、Ｂは上蓋部である。そのバ
ケット本体Ａと上蓋部Ｂとは、それぞれの基部におい
て、ピンと軸受等にて軸支Ｃされ、開閉自在に構成され
ている（第２図参照）。
そのバケット本体Ａは、平面的にみて略長方形状をなし
ており、前記上蓋部Ｂとの開閉先端側の約半分が浅底部
１であり、残りの軸支Ｃ側には、深さが深くなった収容
部２が形成されている。その浅底部１の底板は僅かな勾
配で略平坦状に形成されている。収容部２の収容底面2a
は、浅底部１の浅底面1aよりも深さが深く形成されてい
る。その浅底面1a及び収容底面2aは、金属板の略中央箇
所に傾斜状面2cを介して浅底面1aと収容底面2aとが連続
形成されている。そして、浅底面1aおよび収容底面2aを
囲むようにして、側板1b,2bが形成されている。該側板1
b,2bは一体的に連続形成されている。
ており、前記上蓋部Ｂとの開閉先端側の約半分が浅底部
１であり、残りの軸支Ｃ側には、深さが深くなった収容
部２が形成されている。その浅底部１の底板は僅かな勾
配で略平坦状に形成されている。収容部２の収容底面2a
は、浅底部１の浅底面1aよりも深さが深く形成されてい
る。その浅底面1a及び収容底面2aは、金属板の略中央箇
所に傾斜状面2cを介して浅底面1aと収容底面2aとが連続
形成されている。そして、浅底面1aおよび収容底面2aを
囲むようにして、側板1b,2bが形成されている。該側板1
b,2bは一体的に連続形成されている。
上蓋部Ｂは、蓋板３がバケット本体Ａの平面的形状と略
同一の形状をなし、且つ前記側板1b,2bにて囲まれた箇
所よりも僅かに大きく形成され、バケット本体Ａの上側
を蓋板３にて閉塞するように構成されている。その蓋板
３は単に平坦状に形成されたり（第１図，第２図参
照）、或いは、バケット本体Ａに外周部、即ち、側板1
b,2bに対応して、その蓋板３の下面側に、垂下状側片3
a,3a,…が形成されている（第３図，第５図乃至第８図
参照）。
同一の形状をなし、且つ前記側板1b,2bにて囲まれた箇
所よりも僅かに大きく形成され、バケット本体Ａの上側
を蓋板３にて閉塞するように構成されている。その蓋板
３は単に平坦状に形成されたり（第１図，第２図参
照）、或いは、バケット本体Ａに外周部、即ち、側板1
b,2bに対応して、その蓋板３の下面側に、垂下状側片3
a,3a,…が形成されている（第３図，第５図乃至第８図
参照）。
その蓋板３には、軸支Ｃ箇所より開閉側に向かう方向
で、且つバケット本体Ａの浅底部１に対応する箇所には
長孔4,4が形成されており、後述する掻き手部５の連結
片７が貫通するものである。
で、且つバケット本体Ａの浅底部１に対応する箇所には
長孔4,4が形成されており、後述する掻き手部５の連結
片７が貫通するものである。
５は掻き手部であって、蓋板３の下面に設けられ、バケ
ット本体Ａの浅底部１に対応して、その軸支Ｃ箇所より
開閉側に向かう方向に対して移動可能に形成されてい
る。その掻き手部５の実施例は種々存在するが、帯板状
をなし、その長手方向が上蓋部Ｂの長手方向に直交する
ように構成されている。該帯板状の掻き手部５が適宜の
傾斜角度に設定されている。その傾斜方向は、蓋板３の
軸支Ｃ側より先端に向かって下方に傾斜するように設定
されたり（第２図参照）、或いは逆の方向に傾斜するよ
うに設定されている（第10図参照）。
ット本体Ａの浅底部１に対応して、その軸支Ｃ箇所より
開閉側に向かう方向に対して移動可能に形成されてい
る。その掻き手部５の実施例は種々存在するが、帯板状
をなし、その長手方向が上蓋部Ｂの長手方向に直交する
ように構成されている。該帯板状の掻き手部５が適宜の
傾斜角度に設定されている。その傾斜方向は、蓋板３の
軸支Ｃ側より先端に向かって下方に傾斜するように設定
されたり（第２図参照）、或いは逆の方向に傾斜するよ
うに設定されている（第10図参照）。
さらに、その掻き手部５は、垂直状に設定されていたり
（第11図参照）、或いは円弧状に形成される実施例も存
在している（第12図参照）。
（第11図参照）、或いは円弧状に形成される実施例も存
在している（第12図参照）。
その掻き手部５は可動体６に連結片７を介して連結され
ている。そして可動体６は略直方体状をなし、蓋板３の
上面に位置している。そして前記長孔4,4にそれぞれ連
結片7,7が貫通し、可動体６の移動とともに掻き手部５
が蓋板３の軸支Ｃ箇所より開閉側に向かう方向に移動す
るようになっている（第４図，第７図等参照）。その可
動体６は、掻き手部駆動用シリンダ８に連結されてい
る。該掻き手部駆動用シリンダ８は、前記蓋板３の上面
に、軸支Ｃ箇所より開閉側に向かう方向に対し略平行に
載置され、そのシリンダ本体の後部が、蓋板３上に設け
た軸受板に軸支されて取り付けられている。その掻き手
部駆動用シリンダ８のピストンロッド8aの先端が、前記
可動体６に固着されている。
ている。そして可動体６は略直方体状をなし、蓋板３の
上面に位置している。そして前記長孔4,4にそれぞれ連
結片7,7が貫通し、可動体６の移動とともに掻き手部５
が蓋板３の軸支Ｃ箇所より開閉側に向かう方向に移動す
るようになっている（第４図，第７図等参照）。その可
動体６は、掻き手部駆動用シリンダ８に連結されてい
る。該掻き手部駆動用シリンダ８は、前記蓋板３の上面
に、軸支Ｃ箇所より開閉側に向かう方向に対し略平行に
載置され、そのシリンダ本体の後部が、蓋板３上に設け
た軸受板に軸支されて取り付けられている。その掻き手
部駆動用シリンダ８のピストンロッド8aの先端が、前記
可動体６に固着されている。
該可動体６の後部側（第２図，第４図において左側方
向）には、摺動杆9,9が蓋板３の軸支Ｃ箇所に向かっ
て、前記掻き手部駆動用シリンダ８の軸心に平行になる
ようにして固着され、その摺動杆9,9は、蓋板３上に設
けたガイド体10,10の被摺動孔10aに挿入され、摺動可能
に設けられている（第１図，第４図，第９図参照）。
向）には、摺動杆9,9が蓋板３の軸支Ｃ箇所に向かっ
て、前記掻き手部駆動用シリンダ８の軸心に平行になる
ようにして固着され、その摺動杆9,9は、蓋板３上に設
けたガイド体10,10の被摺動孔10aに挿入され、摺動可能
に設けられている（第１図，第４図，第９図参照）。
11は取付部であって、前記バケット本体Ａの基部に固着
され、且つその取付部11の上方と蓋板３との間に開閉用
シリンダ12が設けられている。具体的には、該開閉用シ
リンダ12のシリンダ本体の後部が取付部11の上端に軸支
され、その開閉用シリンダ12のピストンロッド12aの先
端が、前記蓋板３の上面に設けた軸受板13に軸支され、
そのピストンロッド12aの進退にて、バケット本体Ａに
対して上蓋部Ｂが開閉自在に構成されている。
され、且つその取付部11の上方と蓋板３との間に開閉用
シリンダ12が設けられている。具体的には、該開閉用シ
リンダ12のシリンダ本体の後部が取付部11の上端に軸支
され、その開閉用シリンダ12のピストンロッド12aの先
端が、前記蓋板３の上面に設けた軸受板13に軸支され、
そのピストンロッド12aの進退にて、バケット本体Ａに
対して上蓋部Ｂが開閉自在に構成されている。
14は可動体保護筺体であって、前記可動体６の可動範囲
を覆うようにして蓋板３上に固着されている。
を覆うようにして蓋板３上に固着されている。
また、前記取付部11は、水底作業用自走車Ｄの本体15に
設けられたアーム16の先端に連結可能に構成されてい
る。17は海上作業船、18はケーブル等を収納した水中可
撓線、19は吊下ワイヤである。
設けられたアーム16の先端に連結可能に構成されてい
る。17は海上作業船、18はケーブル等を収納した水中可
撓線、19は吊下ワイヤである。
先ず、本発明の水中作業用バケットを、水底作業用自走
車Ｄのアーム16の先端に取り付け、次に海底（糊底）に
沈める。そして、バケット本体Ａと上蓋部Ｂとを適宜の
間隔に開きつつ目的物（被採取物）の箇所に差し込む
（第13図参照）。次にバケット本体Ａと上蓋部Ｂとを閉
じつつ上蓋部Ｂの先端箇所より軸支側に掻き手部５を移
動させ、被採取物を浅底部１より収容部２に送り込む
（第14図，第15図参照）。そしてバケット本体Ａと上蓋
部Ｂとを閉じた状態で海面に引き上げる。
車Ｄのアーム16の先端に取り付け、次に海底（糊底）に
沈める。そして、バケット本体Ａと上蓋部Ｂとを適宜の
間隔に開きつつ目的物（被採取物）の箇所に差し込む
（第13図参照）。次にバケット本体Ａと上蓋部Ｂとを閉
じつつ上蓋部Ｂの先端箇所より軸支側に掻き手部５を移
動させ、被採取物を浅底部１より収容部２に送り込む
（第14図，第15図参照）。そしてバケット本体Ａと上蓋
部Ｂとを閉じた状態で海面に引き上げる。
まず、請求項１の発明においては、バケット本体Ａの後
部端に上蓋部Ｂの後部端を軸支Ｃし、そのバケット本体
Ａと上蓋部Ｂとを開閉用シリンダ12にて開閉自在とし、
そのバケット本体Ａの先端側には浅底面1aを有する浅底
部１を形成し、上蓋部Ｂには、その先端側で、且つバケ
ット本体Ａに対応する面で、その軸支Ｃと先端との長手
方向に対し移動可能な掻き手部５を設けた水中作業用バ
ケットとしたことにより、これを使用して海底等の水底
作業をすることで、第１に一旦採取した被採取物の流出
等を防止できるし、第２に水底上の被採取物を集めた
り、バケット内に取り込むことが簡単にできるし、第３
にバケットの開放口の調整が自在にできる等の効果を奏
する。
部端に上蓋部Ｂの後部端を軸支Ｃし、そのバケット本体
Ａと上蓋部Ｂとを開閉用シリンダ12にて開閉自在とし、
そのバケット本体Ａの先端側には浅底面1aを有する浅底
部１を形成し、上蓋部Ｂには、その先端側で、且つバケ
ット本体Ａに対応する面で、その軸支Ｃと先端との長手
方向に対し移動可能な掻き手部５を設けた水中作業用バ
ケットとしたことにより、これを使用して海底等の水底
作業をすることで、第１に一旦採取した被採取物の流出
等を防止できるし、第２に水底上の被採取物を集めた
り、バケット内に取り込むことが簡単にできるし、第３
にバケットの開放口の調整が自在にできる等の効果を奏
する。
これらの効果について詳述すると、まず、バケット本体
Ａの後部端に上蓋部Ｂの後部端を軸支Ｃし、そのバケッ
ト本体Ａと上蓋部Ｂとを開閉用シリンダ12にて開閉自在
としたことにより、海底等で被採取物をそのバケット本
体Ａ内に採り入れ、その上蓋部Ｂを閉めることで、海流
や持ち上げるときの水圧抵抗等が加わったとしても、そ
の被採取物は、水中又は海中において、本発明の水中作
業用バケットより流出したり、飛び出したりすることが
なく、水中作業を極めて効率的にできる利点がある。
Ａの後部端に上蓋部Ｂの後部端を軸支Ｃし、そのバケッ
ト本体Ａと上蓋部Ｂとを開閉用シリンダ12にて開閉自在
としたことにより、海底等で被採取物をそのバケット本
体Ａ内に採り入れ、その上蓋部Ｂを閉めることで、海流
や持ち上げるときの水圧抵抗等が加わったとしても、そ
の被採取物は、水中又は海中において、本発明の水中作
業用バケットより流出したり、飛び出したりすることが
なく、水中作業を極めて効率的にできる利点がある。
また、本発明では、そのバケット本体Ａの先端側には浅
底面1aを有する浅底部１を形成し、上蓋部Ｂには、その
先端側で、且つバケット本体Ａに対応する面で、その軸
支Ｃと先端との長手方向に移動可能な掻き手部５を設け
たことにより、海底，糊底等の水底において、被採取物
を採取するのに、その掻き手部５の摺動で、先端側の浅
底面1aを有する浅底部１から奥側に移動させることがで
き、これによって、バケット本体Ａ内に被採取物を集め
たり、取り込むことが極めて簡単にできる利点がある。
特に、深さが深い約100m乃至200mの海底での作業に際
し、海上の作業船上でのビデオカメラを見ながらの操作
においては顕著なる効果を発揮しうる。
底面1aを有する浅底部１を形成し、上蓋部Ｂには、その
先端側で、且つバケット本体Ａに対応する面で、その軸
支Ｃと先端との長手方向に移動可能な掻き手部５を設け
たことにより、海底，糊底等の水底において、被採取物
を採取するのに、その掻き手部５の摺動で、先端側の浅
底面1aを有する浅底部１から奥側に移動させることがで
き、これによって、バケット本体Ａ内に被採取物を集め
たり、取り込むことが極めて簡単にできる利点がある。
特に、深さが深い約100m乃至200mの海底での作業に際
し、海上の作業船上でのビデオカメラを見ながらの操作
においては顕著なる効果を発揮しうる。
また、本発明では、その開閉用シリンダ12を適宜開閉す
ることで、開口部の調整ができ、被採取物に合わせて、
採取できる範囲内で、且つすぐに閉じられるようにする
ことで、採取性の効率を向上させることができる。
ることで、開口部の調整ができ、被採取物に合わせて、
採取できる範囲内で、且つすぐに閉じられるようにする
ことで、採取性の効率を向上させることができる。
次に、請求項２の発明においては、バケット本体Ａの後
部端に上蓋部Ｂの後部端を軸支Ｃし、そのバケット本体
Ａと上蓋部Ｂとを開閉用シリンダ12にて開閉自在とし、
そのバケット本体Ａの先端側には浅底面1aを有する浅底
部１を形成し、軸支Ｃ側には、その浅底部１よりも深さ
が深い収容底面2aを有する収容部２を形成し、上蓋部Ｂ
には、その先端側で、且つバケット本体Ａに対応する面
で、その軸支Ｃと先端との長手方向に対し移動可能な掻
き手部５を設けた水中作業用バケットとしたことによ
り、これを使用して海底等の水底作業をすることで、特
に、一度の採取量を多くできる利点がある。即ち、バケ
ット本体Ａに浅底部１と収容部２を形成したことと、軸
支Ｃと先端との長手方向に対し移動可能な掻き手部５を
設けたこととによって、その被採取物をバケット本体Ａ
の奥側の収納部２に掻き集めるようにでき、これによっ
て、一度に採取できる量を多くすることができ、ひいて
は採取効率を格段と向上させることができる。
部端に上蓋部Ｂの後部端を軸支Ｃし、そのバケット本体
Ａと上蓋部Ｂとを開閉用シリンダ12にて開閉自在とし、
そのバケット本体Ａの先端側には浅底面1aを有する浅底
部１を形成し、軸支Ｃ側には、その浅底部１よりも深さ
が深い収容底面2aを有する収容部２を形成し、上蓋部Ｂ
には、その先端側で、且つバケット本体Ａに対応する面
で、その軸支Ｃと先端との長手方向に対し移動可能な掻
き手部５を設けた水中作業用バケットとしたことによ
り、これを使用して海底等の水底作業をすることで、特
に、一度の採取量を多くできる利点がある。即ち、バケ
ット本体Ａに浅底部１と収容部２を形成したことと、軸
支Ｃと先端との長手方向に対し移動可能な掻き手部５を
設けたこととによって、その被採取物をバケット本体Ａ
の奥側の収納部２に掻き集めるようにでき、これによっ
て、一度に採取できる量を多くすることができ、ひいて
は採取効率を格段と向上させることができる。
他の構成は、請求項１の発明と同様であり、これと同等
の効果を発揮しうる。
の効果を発揮しうる。
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第１図
は本発明の開いた状態の斜視図、第２図は第１図の閉じ
た状態の側面図、第３図は開いた状態の先端側から見た
斜視図、第４図は本発明の平面図、第５図は第４図Ｖ−
Ｖ矢視断面図、第６図は第４図VI−VI矢視断面図、第７
図は第４図VII−VII矢視断面図、第８図は上蓋部を裏面
側から見た一部斜視図、第９図は掻き手部関係を設けた
上蓋部の要部斜視図、第10図乃至第12図はその掻き手部
の他の実施例の側面図、第13図乃至第15図は水底の作業
状態を示す側面図、第16図は上蓋部の先端側の斜視図、
第17図は本発明の別の実施例の側面図、第18図は本発明
を使用して海底作業をしている状態図である。 Ａ……バケット本体、Ｂ……上蓋部、 Ｃ……軸支、１……浅底部、 1a……浅底面、２……収容部、 2a……収容底面、５……掻き手部、 12……開閉用シリンダ。
は本発明の開いた状態の斜視図、第２図は第１図の閉じ
た状態の側面図、第３図は開いた状態の先端側から見た
斜視図、第４図は本発明の平面図、第５図は第４図Ｖ−
Ｖ矢視断面図、第６図は第４図VI−VI矢視断面図、第７
図は第４図VII−VII矢視断面図、第８図は上蓋部を裏面
側から見た一部斜視図、第９図は掻き手部関係を設けた
上蓋部の要部斜視図、第10図乃至第12図はその掻き手部
の他の実施例の側面図、第13図乃至第15図は水底の作業
状態を示す側面図、第16図は上蓋部の先端側の斜視図、
第17図は本発明の別の実施例の側面図、第18図は本発明
を使用して海底作業をしている状態図である。 Ａ……バケット本体、Ｂ……上蓋部、 Ｃ……軸支、１……浅底部、 1a……浅底面、２……収容部、 2a……収容底面、５……掻き手部、 12……開閉用シリンダ。
Claims (2)
- 【請求項１】バケット本体の後部端に上蓋部の後部端を
軸支し、そのバケット本体と上蓋部とを開閉用シリンダ
にて開閉自在とし、そのバケット本体の先端側には浅底
面を有する浅底部を形成し、上蓋部には、その先端側
で、且つバケット本体に対応する面で、その軸支と先端
との長手方向に対し移動可能な掻き手部を設けたことを
特徴とした水中作業用バケット。 - 【請求項２】バケット本体の後部端に上蓋部の後部端を
軸支し、そのバケット本体と上蓋部とを開閉用シリンダ
にて開閉自在とし、そのバケット本体の先端側には浅底
面を有する浅底部を形成し、軸支側には、その浅底部よ
りも深さが深い収容底面を有する収容部を形成し、上蓋
部には、その先端側で、且つバケット本体に対応する面
で、その軸支と先端との長手方向に対し移動可能な掻き
手部を設けたことを特徴とした水中作業用バケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20468789A JPH0668236B2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 水中作業用バケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20468789A JPH0668236B2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 水中作業用バケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369795A JPH0369795A (ja) | 1991-03-26 |
| JPH0668236B2 true JPH0668236B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=16494646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20468789A Expired - Lifetime JPH0668236B2 (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 水中作業用バケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668236B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040028828A (ko) * | 2004-01-17 | 2004-04-03 | 윤길수 | 망간단괴의 집광, 인양방법 및 회수장치 |
| WO2012010921A1 (en) * | 2010-07-21 | 2012-01-26 | Volvo Compact Equipment S A S | Detachable thumb assembly and backhoe digging apparatus comprising the same |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP20468789A patent/JPH0668236B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369795A (ja) | 1991-03-26 |
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