JPH0667596A - 英米語などの外国語ヒアリング力向上のための聴覚訓練方法及び該方法に基づき作成された記録担体 - Google Patents
英米語などの外国語ヒアリング力向上のための聴覚訓練方法及び該方法に基づき作成された記録担体Info
- Publication number
- JPH0667596A JPH0667596A JP22266092A JP22266092A JPH0667596A JP H0667596 A JPH0667596 A JP H0667596A JP 22266092 A JP22266092 A JP 22266092A JP 22266092 A JP22266092 A JP 22266092A JP H0667596 A JPH0667596 A JP H0667596A
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- hearing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外国語のうち特に英米語などの外国語会話修
得の中でヒアリング能力の向上を効果的に行なう方法及
びそのために使用する手段を提供すること。 【構成】 外国語会話特に英米語会話修得の過程におい
て、周波数2000Hz以上の断続音及び/又は連続音の
中に、閉鎖音、摩擦音、破擦音などの聴覚を刺激する一
過性の音を混じえながら、例えば種々の音楽とともに反
復聴取することにより聴覚能力を訓練する方法とこの訓
練に用いるための上記方法を採り入れて合成録音がなさ
れた記録担体。
得の中でヒアリング能力の向上を効果的に行なう方法及
びそのために使用する手段を提供すること。 【構成】 外国語会話特に英米語会話修得の過程におい
て、周波数2000Hz以上の断続音及び/又は連続音の
中に、閉鎖音、摩擦音、破擦音などの聴覚を刺激する一
過性の音を混じえながら、例えば種々の音楽とともに反
復聴取することにより聴覚能力を訓練する方法とこの訓
練に用いるための上記方法を採り入れて合成録音がなさ
れた記録担体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本人が外国語のうち
特に英米語の会話を修得するために効果的な聴覚の訓練
方法とその方法に基づき作成された記録担体に関する。
特に英米語の会話を修得するために効果的な聴覚の訓練
方法とその方法に基づき作成された記録担体に関する。
【0002】
【従来の技術】日本人が外国語のうちでも特に英米語を
修得しようとする機会は極めて多く、又これを援助する
ための手法も数多く提供されている。これらの手法の中
で代表的なものは、英米語を母国語とするネイティブス
ピ−カが3〜4語で構成される短文章を読み、引き続い
て学習者が声を発して読むことによって会話を憶えるや
り方である。一方、近年ではコンピュ−タやビデオテ−
プの発達に伴い、会話を実生活の画像とともにとらえ、
これを視聴することにより言葉と動作をマッチさせて会
話を習得しやすいようにしたり、言葉を単語としてキ−
で打つことにより画面に出力し、スピ−カよりながれる
電子合成音でアクセントの位置、強さなどを覚えさせる
ような方法にて学習者を援助するようにしている。
修得しようとする機会は極めて多く、又これを援助する
ための手法も数多く提供されている。これらの手法の中
で代表的なものは、英米語を母国語とするネイティブス
ピ−カが3〜4語で構成される短文章を読み、引き続い
て学習者が声を発して読むことによって会話を憶えるや
り方である。一方、近年ではコンピュ−タやビデオテ−
プの発達に伴い、会話を実生活の画像とともにとらえ、
これを視聴することにより言葉と動作をマッチさせて会
話を習得しやすいようにしたり、言葉を単語としてキ−
で打つことにより画面に出力し、スピ−カよりながれる
電子合成音でアクセントの位置、強さなどを覚えさせる
ような方法にて学習者を援助するようにしている。
【0003】更に外国語の印象度を高めるために、音楽
のリズムに合せて会話を体得するように工夫しているも
のもある。
のリズムに合せて会話を体得するように工夫しているも
のもある。
【0004】しかし、殆どのものは短文の会話が主体で
あり、ニュ−スや物語、論評、演説などの生活動作を伴
わない長文のナレ−ションは、理解するには困難さを伴
う。これらの主な原因は、結局のところ単語を確実に聞
きとれないところにあり、その理由の一つとしては、英
米語の言葉が流暢な抑揚、言い換えると音声の高低、ア
クセントで基本的には構成されているのに対し、学習者
の母国語である日本語の場合は、英米国などに比し高低
の音域に慣らされていない点で、生理学上大きな差異が
ある。このように日本語を母国語とする者が、英米語の
発音を為す上で特に困難さを感ずるのは、外国語のうち
特に英米語の聴きとり難い原因の一つが、子音に対する
聴覚の鈍感さにあることが挙げられる。
あり、ニュ−スや物語、論評、演説などの生活動作を伴
わない長文のナレ−ションは、理解するには困難さを伴
う。これらの主な原因は、結局のところ単語を確実に聞
きとれないところにあり、その理由の一つとしては、英
米語の言葉が流暢な抑揚、言い換えると音声の高低、ア
クセントで基本的には構成されているのに対し、学習者
の母国語である日本語の場合は、英米国などに比し高低
の音域に慣らされていない点で、生理学上大きな差異が
ある。このように日本語を母国語とする者が、英米語の
発音を為す上で特に困難さを感ずるのは、外国語のうち
特に英米語の聴きとり難い原因の一つが、子音に対する
聴覚の鈍感さにあることが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、外国語のうち特に英米語などの外国語会話の中で特
にヒアリング能力の向上を効果的に行なう方法及びその
ために使用する手段を提供せんとするものである。
は、外国語のうち特に英米語などの外国語会話の中で特
にヒアリング能力の向上を効果的に行なう方法及びその
ために使用する手段を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】欧米へ旅行して誰しもが
感ずるところは、日本語を母国語とする者にとって欧米
人の話す言葉は、まさに種々の音色や音階をもつ音の流
れであって、確たる意味を持つ単語の整然とした組み合
わせから成り立っているようには思えないものである。
別な言い方をすれば、その音の流れのうちにある短い時
間に起こる音の変化を意味ある言葉と認識して、意志を
他人に伝達しているようにも思われる。これらの命題に
答えるものとしては、音声学という学問体系があって著
書も多い。発明者は、これら著書を研究するうちに外国
での体験と、英米会話の学習の実際から、日本語を母国
語とする学習者にとって外国語のうち、特に英米語にお
いては、その子音の発音とホルマントの変化に聴覚が追
随し難いことに気づき、更に調査してゆくうちに、日本
語話者が常用する言語の発音の周波数が、略2000Hz
以内であるのに対し、英米語話者が常用する言語のう
ち、子音部に相当する音の周波数が2000Hz以上であ
り、4000Hzあたりのホルマントの変化は閉鎖音、摩
擦音、破擦音の識別に大きく影響を与えるものであるこ
とがわかった。このように2000Hz以上の周波数を有
する音波を学習者に聞かせることにより聴覚の向上を図
れることを認知したものである。
感ずるところは、日本語を母国語とする者にとって欧米
人の話す言葉は、まさに種々の音色や音階をもつ音の流
れであって、確たる意味を持つ単語の整然とした組み合
わせから成り立っているようには思えないものである。
別な言い方をすれば、その音の流れのうちにある短い時
間に起こる音の変化を意味ある言葉と認識して、意志を
他人に伝達しているようにも思われる。これらの命題に
答えるものとしては、音声学という学問体系があって著
書も多い。発明者は、これら著書を研究するうちに外国
での体験と、英米会話の学習の実際から、日本語を母国
語とする学習者にとって外国語のうち、特に英米語にお
いては、その子音の発音とホルマントの変化に聴覚が追
随し難いことに気づき、更に調査してゆくうちに、日本
語話者が常用する言語の発音の周波数が、略2000Hz
以内であるのに対し、英米語話者が常用する言語のう
ち、子音部に相当する音の周波数が2000Hz以上であ
り、4000Hzあたりのホルマントの変化は閉鎖音、摩
擦音、破擦音の識別に大きく影響を与えるものであるこ
とがわかった。このように2000Hz以上の周波数を有
する音波を学習者に聞かせることにより聴覚の向上を図
れることを認知したものである。
【0007】解決するための手段としては、英米語など
の外国語会話の修得過程において、周波数2000Hz以
上の断続音及び/又は連続音の中に、閉鎖音、摩擦音、
破擦音などの聴覚を刺激する一過性の音を混じえて反復
聴取することを特徴とする外国語ヒアリング力向上のた
めの聴覚訓練方法にある。
の外国語会話の修得過程において、周波数2000Hz以
上の断続音及び/又は連続音の中に、閉鎖音、摩擦音、
破擦音などの聴覚を刺激する一過性の音を混じえて反復
聴取することを特徴とする外国語ヒアリング力向上のた
めの聴覚訓練方法にある。
【0008】上記訓練方法において適宜通常の音楽の中
に混入させて聴取することにより、飽きずに訓練を長続
きさせることができる。
に混入させて聴取することにより、飽きずに訓練を長続
きさせることができる。
【0009】及び、上記方法に基づき作成され、周波数
2000Hz以上の断続音及び/又は連続音が、閉鎖音、
摩擦音、破擦音などの聴覚を刺激する一過性の音を混じ
え合成録音されている記録担体である。
2000Hz以上の断続音及び/又は連続音が、閉鎖音、
摩擦音、破擦音などの聴覚を刺激する一過性の音を混じ
え合成録音されている記録担体である。
【0010】
【実施例】次に具体的な聴覚訓練方法について詳しく説
明する。先述のホルマントとは、声帯で発音される10
0〜300Hzの音声を基本周波数F0とし、口腔、鼻腔
などによって生ずる共振周波数であって、物理学的な倍
音に必ずしも一致しないが各発音に対して2〜3個所に
強い共振点があって、それぞれホルマントF1、F2、F
3として区別される。
明する。先述のホルマントとは、声帯で発音される10
0〜300Hzの音声を基本周波数F0とし、口腔、鼻腔
などによって生ずる共振周波数であって、物理学的な倍
音に必ずしも一致しないが各発音に対して2〜3個所に
強い共振点があって、それぞれホルマントF1、F2、F
3として区別される。
【0011】音声学の著書の記載を借りれば、スペクト
ログラフの測定結果から、摩擦音、〔s〕、〔θ〕、
〔*シ〕(表1中の説明参照)の例では、〔s〕音は5
000〜8000Hzの間に分布し、〔θ〕音は3000
〜8000Hz、〔*シ〕音は2000〜8000Hzであ
る。
ログラフの測定結果から、摩擦音、〔s〕、〔θ〕、
〔*シ〕(表1中の説明参照)の例では、〔s〕音は5
000〜8000Hzの間に分布し、〔θ〕音は3000
〜8000Hz、〔*シ〕音は2000〜8000Hzであ
る。
【0012】子音は、流出する空気がある場所で、ある
種の方法にて、流出する空気を妨害することにより生ず
る妨害音である。国際音声学協会の子音表(英語のみ)
を表1に示した。横軸に妨害の場所が、縦軸に妨害の方
法が記載されている。これらの子音は母音を特徴づける
発声に比較して共振を引き起こす部分が狭められるので
当然のことながら、共振周波数が少なくとも2000Hz
を超えるようになる。ちなみに母音の第2フォルマント
は〔i〕1620〜1920、〔e〕1595〜182
0、〔ε〕1460〜1815、〔a〕1260〜14
90、〔*ア〕885〜1025、〔*オ〕780〜9
80、〔o〕695〜910、〔u〕540〜855な
どの数値を示し単位はHzである。
種の方法にて、流出する空気を妨害することにより生ず
る妨害音である。国際音声学協会の子音表(英語のみ)
を表1に示した。横軸に妨害の場所が、縦軸に妨害の方
法が記載されている。これらの子音は母音を特徴づける
発声に比較して共振を引き起こす部分が狭められるので
当然のことながら、共振周波数が少なくとも2000Hz
を超えるようになる。ちなみに母音の第2フォルマント
は〔i〕1620〜1920、〔e〕1595〜182
0、〔ε〕1460〜1815、〔a〕1260〜14
90、〔*ア〕885〜1025、〔*オ〕780〜9
80、〔o〕695〜910、〔u〕540〜855な
どの数値を示し単位はHzである。
【0013】
【表1】
【0014】英米語の子音に対し、日本語の子音も、気
流の妨害方法に多少の差異はあるものの、対応する子音
を有している。しかしながら英米語の子音の発声の強さ
が日本語に比較してはるかに強く発音される。英米人の
話す日本語が訛ったものに聞こえるのは、原因の一つに
英米語の強い子音が日本語に持ち込まれている可能性が
大きい。
流の妨害方法に多少の差異はあるものの、対応する子音
を有している。しかしながら英米語の子音の発声の強さ
が日本語に比較してはるかに強く発音される。英米人の
話す日本語が訛ったものに聞こえるのは、原因の一つに
英米語の強い子音が日本語に持ち込まれている可能性が
大きい。
【0015】以上説明したように、子音の役割は発音に
おいて重要な役割を果たすものである。まず文字によっ
て単語を修得し次に英米語会話を理解するように学習し
た者は、英米語話者との会話において子音が充分に聞き
取りにくくなり、結果的に単語の構成が聞き分けられ
ず、結局のところヒヤリングが困難になるのである。
おいて重要な役割を果たすものである。まず文字によっ
て単語を修得し次に英米語会話を理解するように学習し
た者は、英米語話者との会話において子音が充分に聞き
取りにくくなり、結果的に単語の構成が聞き分けられ
ず、結局のところヒヤリングが困難になるのである。
【0016】さて、2000Hz以上の周波数に対する聴
覚の鋭敏さを養う手段であるが、例として摩擦音
〔f〕、〔v〕、〔θ〕、〔*ズ〕、〔s〕、〔z〕、
〔*シ〕、〔*ジ〕などについて説明する。30〜60
dBの出力をもつ物理的発振音を1000から8000Hz
迄の1000Hzごとの8種類を設けて個々に発振時間を
最短で0.5秒の間隔に制御可能にし且つ長時間連続的
に発振できる発振器を用意する。〔f〕の場合にはフォ
ルマントは1000〜8000に分布しているので、発
振器を全て作動させて、学習者に聞かせる。約5秒連続
発振したのち、これを停止させて、英米語話者の発音に
て〔f〕の発音を数回聞かせる。この動作を数回反復す
る。
覚の鋭敏さを養う手段であるが、例として摩擦音
〔f〕、〔v〕、〔θ〕、〔*ズ〕、〔s〕、〔z〕、
〔*シ〕、〔*ジ〕などについて説明する。30〜60
dBの出力をもつ物理的発振音を1000から8000Hz
迄の1000Hzごとの8種類を設けて個々に発振時間を
最短で0.5秒の間隔に制御可能にし且つ長時間連続的
に発振できる発振器を用意する。〔f〕の場合にはフォ
ルマントは1000〜8000に分布しているので、発
振器を全て作動させて、学習者に聞かせる。約5秒連続
発振したのち、これを停止させて、英米語話者の発音に
て〔f〕の発音を数回聞かせる。この動作を数回反復す
る。
【0017】〔v〕の場合はフォルマントの分布が50
00〜8000Hzに分布するので、最初に1000〜8
000Hzの全器を発振させて2秒間聞かせたのち、10
00〜4000Hzの発振器のみを3秒間停止させ、再度
これを2秒間発振させる。次いで全器を停止させたの
ち、英米語話者の発音にて〔v〕を数回聞かせる。この
動作を数回繰り返す。
00〜8000Hzに分布するので、最初に1000〜8
000Hzの全器を発振させて2秒間聞かせたのち、10
00〜4000Hzの発振器のみを3秒間停止させ、再度
これを2秒間発振させる。次いで全器を停止させたの
ち、英米語話者の発音にて〔v〕を数回聞かせる。この
動作を数回繰り返す。
【0018】〔θ〕の場合は、フォルマントの分布は3
000〜8000Hzであり、〔*ズ〕は、4000〜8
000Hzであり、〔s〕は、5000〜8000Hzであ
り、〔z〕は、5000〜8000Hzであり、〔*シ〕
は、2000〜8000Hzであり、〔*ジ〕は、200
0〜7000Hzであるが、4000Hzにやや弱い部分が
あるのでこの場合は、2000と3000Hz、及び50
00〜7000Hzの各発振器を発振させる。これらの場
合も〔v〕と同様に全部の発振器を2秒間発振させたの
ちフォルマントの分布していない周波数の発振器を3秒
間停止させたのち、英米語話者の発音を数回挿入する。
同様にこれらの動作を反復して行なう。
000〜8000Hzであり、〔*ズ〕は、4000〜8
000Hzであり、〔s〕は、5000〜8000Hzであ
り、〔z〕は、5000〜8000Hzであり、〔*シ〕
は、2000〜8000Hzであり、〔*ジ〕は、200
0〜7000Hzであるが、4000Hzにやや弱い部分が
あるのでこの場合は、2000と3000Hz、及び50
00〜7000Hzの各発振器を発振させる。これらの場
合も〔v〕と同様に全部の発振器を2秒間発振させたの
ちフォルマントの分布していない周波数の発振器を3秒
間停止させたのち、英米語話者の発音を数回挿入する。
同様にこれらの動作を反復して行なう。
【0019】上述したように、ある部分の発振器を停止
させる際、瞬間的に停止させる場合と約0.5秒間で音
量を0にするような方法も効果的である。これらの実施
はホルマント周波数の変化パタンに聴覚が追随しうるよ
うになるための訓練となる。又、個々の発振器の、停止
あるいは作動時間は2秒とか3秒にこだわることなく適
宜、個人のリズムに合致させて設定することが有効であ
る。
させる際、瞬間的に停止させる場合と約0.5秒間で音
量を0にするような方法も効果的である。これらの実施
はホルマント周波数の変化パタンに聴覚が追随しうるよ
うになるための訓練となる。又、個々の発振器の、停止
あるいは作動時間は2秒とか3秒にこだわることなく適
宜、個人のリズムに合致させて設定することが有効であ
る。
【0020】発振音としては、電気的発振音以外に弦楽
器、笛などの音を磁気テ−プ、あるいはコンパクトディ
スクなどに録音したものを使用することもできる。
器、笛などの音を磁気テ−プ、あるいはコンパクトディ
スクなどに録音したものを使用することもできる。
【0021】更に、2000Hz以上の周波数を有する楽
器を用いて作成される音楽を聞くことも聴覚の訓練には
役立つものであり、学習中の気分開放にも好適である。
器を用いて作成される音楽を聞くことも聴覚の訓練には
役立つものであり、学習中の気分開放にも好適である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、日本人にとって日
常耳なれない英米語などの音域の音即ち2000Hz以上
の周波数の音を断続、及び/又は連続的に聴くことによ
り、聴覚の識別能力が効果的に養われ、米英語などの子
音及び子音の変化に違和感がなくなり、聴覚能力を養え
る結果会話能力の向上に効果的であり、又、このような
手段が組み込まれた記録担体の普及によって日本人の外
国語会話能力の向上に大きく寄与できるものである。
常耳なれない英米語などの音域の音即ち2000Hz以上
の周波数の音を断続、及び/又は連続的に聴くことによ
り、聴覚の識別能力が効果的に養われ、米英語などの子
音及び子音の変化に違和感がなくなり、聴覚能力を養え
る結果会話能力の向上に効果的であり、又、このような
手段が組み込まれた記録担体の普及によって日本人の外
国語会話能力の向上に大きく寄与できるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 英米語などの外国語会話の修得過程にお
いて、周波数2000Hz以上の断続音及び/又は連続音
の中に、閉鎖音、摩擦音、破擦音などの聴覚を刺激する
一過性の音を混じえて反復聴取することを特徴とする外
国語ヒアリング力向上のための聴覚訓練方法。 - 【請求項2】 請求項1の訓練方法において、通常の音
楽の音の中に混入させて聴取するようにする聴覚訓練方
法。 - 【請求項3】 周波数2000Hz以上の断続音及び/又
は連続音が、閉鎖音、摩擦音、破擦音などの聴覚を刺激
する一過性の音を混じえ合成録音されている記録担体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22266092A JPH0667596A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 英米語などの外国語ヒアリング力向上のための聴覚訓練方法及び該方法に基づき作成された記録担体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22266092A JPH0667596A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 英米語などの外国語ヒアリング力向上のための聴覚訓練方法及び該方法に基づき作成された記録担体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667596A true JPH0667596A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16785934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22266092A Pending JPH0667596A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 英米語などの外国語ヒアリング力向上のための聴覚訓練方法及び該方法に基づき作成された記録担体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667596A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7046813B1 (en) | 1997-09-25 | 2006-05-16 | Fumio Denda | Auditory sense training method and sound processing method for auditory sense training |
KR20210008688A (ko) * | 2019-07-15 | 2021-01-25 | 주식회사 이볼케이노 | 언어별 주파수 대역을 이용한 언어 습득 보조 시스템 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP22266092A patent/JPH0667596A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7046813B1 (en) | 1997-09-25 | 2006-05-16 | Fumio Denda | Auditory sense training method and sound processing method for auditory sense training |
US7227961B2 (en) | 1997-09-25 | 2007-06-05 | Fumio Denda | Auditory sense training method and sound processing method for auditory sense training |
KR20210008688A (ko) * | 2019-07-15 | 2021-01-25 | 주식회사 이볼케이노 | 언어별 주파수 대역을 이용한 언어 습득 보조 시스템 |
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