JPH066189B2 - 遊び台用パチンコ盤の製造方法 - Google Patents

遊び台用パチンコ盤の製造方法

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JPH066189B2
JPH066189B2 JP62201137A JP20113787A JPH066189B2 JP H066189 B2 JPH066189 B2 JP H066189B2 JP 62201137 A JP62201137 A JP 62201137A JP 20113787 A JP20113787 A JP 20113787A JP H066189 B2 JPH066189 B2 JP H066189B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パチンコ台の出玉数を容易にコントロールし
得る遊び台用パチンコ盤の製造方法の提供を目的とす
る。
(従来の技術) パチンコ台のパチンコ盤の釘配列を新たに設定する場合
には、新たなパチンコ台の出玉数が従来のパチンコ台と
比べて極端に異ならないようにするため、従来の配列例
を基礎に、製作者の勘に基づいて変更する方法があっ
た。この外、表示シートに釘の打込み位置を設定し、こ
の表示シートを基板の表面に重合して釘を打込むパチン
コ盤(特公昭41-10800号、特公昭50-38236号公報)や、
釘の配列形状パターンを示す記号データを備えたコンピ
ュータを使用して設定する方法がある(特開昭59-2779
号公報参照)。
また、パチンコ台の出玉数を判定するために、各釘相互
間の寸法を計る判定器なども提案されている(特開昭58
-221969号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来のパチンコ盤の出玉数は、同じ配列の盤
を有するパチンコ台でも、各台の出玉数のコントロール
は困難であり、パチンコ台の出玉の数は台まかせとなっ
ているのが実状である。そこで、従来では、ヤクモノと
称する入賞口の開放時間をマイコンで制御するタイプの
パチンコ台が開発されているが、ヤクモノ入賞時とそれ
以外とでは、出玉数が極端に異なり、極めてギャンブル
性が強調されたパチンコ台となり、健全な遊戯を楽しめ
るものではなかった。
一方、熟練した釘の調整技術を用いて、パチンコ台の出
玉数を調整する方法も従来から知られているが、調整技
術に長けた技術者自身が極めてまれな存在となってしま
った現在では、出玉数を調整するまでには至らず、せい
ぜい、入賞率を高めた入賞容易な台と、入賞率を押さえ
た入賞し難い台とに調整し得るのみであった。従って、
入賞容易に調整されたパチンコ台では、極めて早い時間
で予定の出玉が放出されて打ち止めとなってしまう一方
で、入賞し難く調整したパチンコ台では、入賞率が低過
ぎるためにほとんど遊ぶことができなくなる不都合があ
った。
これに対して、表示シートに釘の打込み位置を設定し、
この表示シートを基板の表面に重合して釘を打込む従来
のパチンコ盤では、各台の出玉数をコントロールできる
ものではない。
また、コンピュータを使用して釘の打込み位置を設定す
る方法では、コンピュータを使用して釘を正確に打込
み、能率的なパチンコ盤の製造方法を提供するものであ
り、決して台の出玉数をコントロールするものではな
い。
更に、各釘相互間の寸法を測る判定器は、ストレート
(本願では落とし入賞口と称している)の釘の並びかた
が一直線であるか否かの関係で出玉率を判断するための
判定器を提案したものである。
したがって、この種の判定器は、落とし入賞口を利用し
て出玉数をコントロールできる遊び台を提供する本願発
明とはその思想が基本的に相違すると言える。
発明者は、この現状に鑑み、ヤクモノと称する入賞口と
は別の落とし入賞口の入賞率をコントロールすること
で、遊戯者がわの打ち込み球数と店がわの補給球数とが
ほぼ同数になる、所謂、遊び台と称するパチンコ盤の提
供が可能になることに着目したものである。
そこで、本発明は、新たにデザインされたパチンコ盤で
あっても、パチンコ台の出玉数を容易にコントロールす
ることが可能になり、極めて健全な遊戯で楽しむことが
できる遊び台用パチンコ盤の製造方法の提供を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく本発明は、パチンコ盤の基板に
重合する表示シートの表面に釘配列を適宜間隔で設定す
る工程と、設定された所定の釘配列に沿って基板の表面
に重合した表示シートから基板に釘を打込む工程とを有
するパチンコ盤の製造方法であって、 落とし入賞口の上方に配設される、はかまピン上端に位
置する一対の釘の胴部間隔を11.2mmとし、 このはかまピン上端の釘より11.5mm以上上方に配設する
ゲートピンの釘の胴部間隔を11.5mmとして設定すること
を問題解決のための手段とする。
(作用) 本発明によると、表示シートを形成する工程によって、
はかまピン上端に位置する一対の釘の胴部間隔は11.2mm
に設定される。
また、このはかまピン上端の釘より11.5mm以上上方に配
設するゲートピンの釘の胴部間隔を11.5mmに設定され
る。
更に、ゲートピンの間隔をはかまピン上端の間隔より僅
かに幅広として設定されるものである。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
本発明の基本的な製造工程は、パチンコ盤の基板6に重
合する表示シート1の表面に釘配列を適宜間隔で設定す
る工程と、設定された所定の釘配列に沿って基板6の表
面に重合した表示シート1から基板6に釘7を打込む工
程とを有するパチンコ盤の製造方法で行なう。具体的に
は、第1図に示す如く、落とし入賞口3の上方に位置す
る釘7の打込み位置を表示シート1表面に設定する工程
(I)と、表示シート1表面の全体に釘7の位置を記す
工程(II)と、基板6表面に重合した表示シート1のマ
ーク2に沿って基板6に釘7を打込む工程(III)など
がある。そして、工程(III)の一実施例として、基板
6表面に貼着した表示シート1のマーク2上に釘7を打
ち込む方法がある(同図(IV)参照)。
そして、この工程(I)において、第3図に示す如く、
落とし入賞口3の上方に配設される、はかまピン4の上
端に位置する一対の釘7の胴部間隔(P)を11.2mmと
し、はかまピン4上端の釘7上方11.5mm以上に配設する
ゲートピン5の胴部間隔(Q)を11.5mmとして設定する
ものである。このとき、ゲートピン5の間隔をはかまピ
ン4上端の間隔よりも僅かに幅広とする設定してもよ
い。この釘7の打込み位置は、マーク2で表示してあ
る。このときマーク2は、釘7の胴部の径と等しい径の
円2Aと、その中心を示す中心点2Bとからなるマーク
2を用いて記してある。こうすることで、釘7の胴部間
隔を正確に図ることができる上に、釘7の打込み位置を
中心点2Bによって正確に記すことも可能となる。ま
た、第1図(IV)に示す如く、基板6表面に表示シート
1を貼着した状態でマーク2の上から釘7を打込むよう
な時には、釘7先端を中心点2Bに当てるだけで正確な
打ち込みが可能になる上、打込まれた釘7が円2Aから
ズレたとしても、この円2Aを基準として釘7の修正を
容易に行うことができる利点がある。また、釘7の打込
み方法は、第1図(IV)で示す方法の他、表示シート1
に記されたマーク2に沿って基板6表面にポンチ穴等の
凹部を形成し、この凹部に釘7を打込むこともできる。
本発明により製造されたパチンコ盤の出玉数調整は次の
如く行う。先ず、落とし入賞口3への入賞確率が最も高
い釘7の間隔として、間隔(P)を11.2mm、間隔(Q)
を11.5mmに設定し、この状態でパチンコ台の出玉数を確
認する。そして、この状態から出玉数を予定の数に近付
けるべく、間隔(P)と間隔(Q)との各々センターを
僅かずつずらして調整する。このとき、パチンコ台の出
玉数をより正確に確認するには、本発明者が先に出願し
た実願昭60-192809号、同60-191810号公報で開示される
パチンコ機の各セーフ穴でのセーフ球計数装置を利用す
るのが望ましく、また、間隔(P)と間隔(Q)との寸
法を正確に計測して調整するには、同じく本発明者が先
に出願した実願昭62-25405号出願で開示されるパチンコ
台の釘調整用ゲージを使用するのが望ましい。尚、落と
し入賞口3上の釘7の配設位置として、間隔(P)に1
1.2mm、間隔(Q)11.5mmとした数値は、直径1mmの釘
7を配した盤面に、直径11mm重さ5gを標準とするパチ
ンコ球を使用した際に、最も入賞確率が高くなった時の
データを当発明者が長年蓄積して求めた結果であり、落
とし入賞口3直上の役ピン8の間隔が極端に狭められな
いかぎり(間隔(P)と同等、或いはそれ以上の隙間を
有し、且つ、役ピン8の釘7頭部間隔が10.5mm以上要す
る)、安定した入賞確率を維持するものである。
表1.及び表2.は、本発明のパチンコ台と、それ以外
の台との可動数を比較したものである。
表1.は、本発明によって形成したパチンコ台の玉数の
可動数を示し、表2.は、従来のパチンコ台の玉数の可
動数を示す。
この表で示される通り、表1.は、打込数及び補給数が
いずれも4万個を越える台がほとんどで、その可動率の
高さが示されている。
また、損益率とは、100%前後に調整されているのが遊び
台として有効であり、数が少ないほど店の利益になる指
標である。そこで、表1.の損益率をみると、打止数が
あるにも関わらず、100%前後に調整されていることがわ
かる。
この結果、表1.の台は、所謂、遊び台となり、遊戯者
にとっては資金に相応して長時間楽しむことができる。
一方、表2.をみると、打込数及び補給数がいずれも4
万個を越える台が見当らない。
そして、損益率をみると、6%から593%までかなりの
偏りがみられる。これは、出る台と出ない台とがはっき
り偏っており、このような表2.の台では客が遊べる状
態で無いことがわかる。
(発明の効果) 本発明は上述の如く構成したことにより、当初の目的を
達成する。
すなわち、落とし入賞口3の上方に配設される、はかま
ピン4上端に位置する一対の釘7の胴部間隔を11.2mmと
し、このはかまピン上端の釘より11.5mm以上上方に配設
するゲートピン5の釘7の胴部間隔とを11.5mmとして設
定したことで、新しいタイプの釘7配列を有するパチン
コ盤でも出玉をコントロールし得るものとなる。
このように、落とし入賞口3の上方に配設されるはかま
ピン4と、ゲートピン5との間隔を設定したことで、一
日の玉数が4万個以上稼働し、しかも、遊戯者の玉数と
店の補給数とがほぼ同数になった。この結果、所謂、遊
び台となり、遊戯者にとっては資金に相応して長時間楽
しむことができる。
表示シート1に他の釘7の打込み位置を適宜間隔で記し
てパチンコ盤の釘7配列を設定する工程により、この落
とし入賞口3以外の釘7の配列を自由に変更することが
可能となる。また、任意の役着き入賞口を新たに形成し
た場合でも、この落とし入賞口3上のはかまピン4ゲー
トピン5との間隔調整に注意を払うだけで、出玉数を容
易にコントロールすることが可能となる。
また、釘7配列が設定された表示シート1を基板6の表
面に重合し、釘7配列の設定位置に沿って釘7を打込む
工程により、釘7が正確に配列設置されたパチンコ台が
製造される。
このように本発明によれば新たに創出されたパチンコ盤
であっても、パチンコ台の出玉数を容易にコントロール
することが可能となり、極めて健全な遊戯を行うことが
できるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図(I)乃至
(IV)は製造工程を示し、(I)は落とし入賞口上方に
配設する釘の打ち込み位置を記した工程、(II)は表示
シート全体に打込み位置を記した工程、(III)は基板
表面に重合した表示シートの打込み位置に沿って釘を打
込む工程、(IV)は基板に貼着した表示シートのマーク
上に釘を打込んでいる工程であり、第2図は工程(II)
で記した釘の打込み位置を示す正面図、第3図は工程
(I)で記した打ち込み位置を示す正面図、第4図は基
板に表示シートを重ねて釘を打込んだ例を示す断面図で
ある。 1…表示シート、2…マーク、2A…円、2B…中心
点、3…落とし入賞口、4…はかまピン、5…ゲートピ
ン、6…基板、7…釘、8…役ピン。 (P)…はかまピン上端の胴部間隔 (Q)…ゲートピンの胴部間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ盤の基板に重合する表示シートの
    表面に釘配列を適宜間隔で設定する工程と、設定された
    所定の釘配列に沿って基板の表面に重合した表示シート
    から基板に釘を打込む工程とを有するパチンコ盤の製造
    方法であって、落とし入賞口の上方に配設される、はか
    まピン上端に位置する一対の釘の胴部間隔を11.2mmと
    し、このはかまピン上端の釘より11.5mm以上上方に配設
    するゲートピンの釘の胴部間隔を11.5mmとして設定する
    ことを特徴とした遊び台用パチンコ盤の製造方法。
JP62201137A 1987-08-12 1987-08-12 遊び台用パチンコ盤の製造方法 Expired - Lifetime JPH066189B2 (ja)

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