JPH0660345U - 魚類等飼育水槽の自動水替え糞取り装置 - Google Patents

魚類等飼育水槽の自動水替え糞取り装置

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JPH0660345U
JPH0660345U JP736593U JP736593U JPH0660345U JP H0660345 U JPH0660345 U JP H0660345U JP 736593 U JP736593 U JP 736593U JP 736593 U JP736593 U JP 736593U JP H0660345 U JPH0660345 U JP H0660345U
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JP
Japan
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water
water tank
small
aquarium
pipe
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Application number
JP736593U
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English (en)
Inventor
功 真伏
Original Assignee
功 真伏
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 魚類等飼育水槽の水替え糞取り作業を、自動
的に行なう。 【構成】 水道水をパイプにより、小水槽Bに常時、少
量循環させ、小水槽Bにサイフォン式のパイプ6を取り
付け、小水槽Bに溜まった水が中水槽Cに一気に流れ落
ちるようにする。中水槽Cにも、サイフォン式のパイプ
7を取り付け、更に大量の水が一気に流れ落ちるように
し、必要であれば大水槽Dにも同様にし、飼育水槽Aに
一気に大量の水が流れ落ちるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
家庭用・営業用・店舗用魚類等飼育水槽の水替え糞取りを、水道水を使って、 魚類等に無害に自動的に行い、簡素化し、家庭や店舗等で魚類等の飼育を普及さ せることである。
【0002】
【従来の技術】
従来では、パイプなどで糞と従来の水を吸い出し、その分バケツなどに水道水 を入れ、魚類等に有害な塩素等を取り除くため、カルキ抜き等を使ったり、天日 に2日から3日さらした水を、魚類等飼育水槽に入れて水替えを行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この水替え糞取り作業の手間を自動的にしてしまうものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1のように、水道水をパイプにより、小水槽に常時、少量循環させ、小水槽 にサイフォン式のパイプを取り付け、小水槽に溜まった水が中水槽に一気に流れ 落ちるようにする。 中水槽にも、サイフォン式のパイプを取り付け、更に大量の水が一気に流れ落 ちるようにし、必要であれば大水槽にも同様にし、飼育水槽に一気に大量の水が 流れ落ちるようにする。 また、図2のように、日本庭園などで使われるししおどしと同様のものに水道 水を少量常時循環させ、一気に水が流れ落ちるようにし、長方形に煙突つつけた ようなL字型の水槽に落とし込む。L字型水槽にもサイフォン式パイプを取り付 け、図1と同様に大量の水を飼育水槽に落とし込む。 図1、図2の装置ともに飼育水槽に底の水から抜けていくオーバーフロー口と はパイプを設置し、水槽の底に溜まった糞と従来の水が抜け出るようにする。
【0005】
【実施例】
この考案は、平成4年6月25日実用新案登録出願済みの、魚類等飼育水槽の 自動水替え装置を更に改良したものである。 前出願の方法では、魚の排出した糞や食べ残しの餌が、水槽の底に蓄積し、水 質が悪化するため、糞掃除が必要で、当考案は、これを改善したものである。前 出願に比べ、飼育水槽の水の抜き口を図1、図2ののように、糞の溜まる底か ら抜けるようにする。図中の糞抜きパイプには、の空気抜き口を設け、水の 抜け方がサイフォン式になって、飼育水槽の水が全部抜けてしまうのを、ふせぐ 様にする。 なお、飼育水槽の水位は、図中のの高さと等しくなる。 試作品では、の糞抜きパイプは、糞や水あかによる詰まりを防ぐため、内径 15ミリほどを、使用している。 この糞抜きパイプのの垂直部分を、糞を含んだ従来水が、糞と共に、舞い上 がり、排水されるためには、90センチ、150リットル容量の水槽で、10リ ットル以上の水を、一気に飼育水槽に流し込まなければならない。すなわち、前 考案のように、常時少量の水道水を飼育水槽に循環させたのでは、糞はの糞抜 きパイプ内に溜まってしまう。 そこで、少量の水循環を、一定時間ごとの一気の水循環に変えるため、図1の ように小、中、大水槽に、サイフォン式大パイプを取り付け、試作品の場合、小 水槽容量0.5リットル、中水槽容量3リットル、大水槽容量20リットルとし 、図中の、小水槽サイフォン式水抜きパイプ内径3ミリの、中水槽サイフォ ン式水抜きパイプ内径6ミリの、大水槽サイフォン式水抜きパイプ内径9ミリ とした場合、の水道蛇口より、1分150ccの水道水を常時排水すると、大 水槽の水20リットルが、約2時間おきに飼育水槽に流れ落ちることになった。 これにより、飼育水槽の従来水10分の1程度が、2時間ごとに糞と一緒に排 水され、新しい水道水が供給された。 図1のサイフォン式小中大水槽方式では、飼育水槽上部が、かさばってしまう 。水替えしたい量、すなわち、常時循環さす水道水の量を変えると、サイフォン が働かない場合がある。このような欠点も生じる。 そこで、図2のEのように、日本庭園に見られるししおどしと同構造の物を使 い、の水道蛇口より常時少量循環させた水を、長方体に円柱状のものが、とび 出た形状の水槽Fに、一気に流し込む。F構造の水道は、L字型水槽と呼ぶもの とする。 図のように、L字型水槽の円柱状の部分の下端に、サイフォン式パイプの上端 を設置すると、サイフォンの働きがよく、ししおどしの容量を小さくできる。 このししおどし式装置なら、高さが図1の装置よりかさばらず、水替え量の調 節も可能となる。 以上2通りの自動水替え糞取り装置が考えられる。 なお、この考案の図中の糞排出口の位置は、ろ過機などの水流によって、糞 の溜まる場所に設置すると効果的である。 図1、図2の装置供に、Dの大水槽、FのL字型水槽中に、サーモスタットと ヒーターを取り付ければ、温度変化に弱い熱帯魚に有効である。 また、前出願のように、水道水中の塩素等を取り除くため、天日用小水槽を循 環させなくても、ろ過機等の水流や、エアレーションをしていれば、すぐに塩素 等はぬける上に、10分の1程度の水替えなので、実験の結果、デリケートな熱 帯魚でも問題はなかった。
【0006】
【考案の効果】
水替え糞取り作業は、少量ずつこまめにする方がよいとされているので、この 装置は、飼育生物にとって理想的である。熱帯魚飼育で難しいとされるディスカ スなどの美しい高級魚も、この装置により広く一般に普及すると思われる。魚類 等飼育では、餌を与えるのは好きだが水替え糞取り作業を嫌う人が多い。この装 置により、この手間がなくなり、飼育者の増加が見こまれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図。
【図2】斜視図。
【符号の説明】
A 飼育水槽 B 小水槽 C 中水槽 D 大水槽 E ししおどしと同構造の装置 F L字型水槽 1 糞・従来水排水口 2 空気抜き口 3 水位 4 糞・従来水排出パイプ 5 4の垂直部分 6 小水槽に設置したサイフォン式パイプ 7 中水槽に設置したサイフォン式パイプ 8 大水槽に設置したサイフォン式パイプ 9 水道蛇口 10 L字型水槽に設置したサイフォン式パイプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水を少量、常時パイプを使い小水槽
    に流し込み、小水槽にサイフォン状のパイプを設置し、
    小水槽にいっぱいになった水が、一気に中水槽に流れ込
    むようにする。中水槽あるいは大水槽にも同様の事を
    し、更に大量の水が飼育水槽に一気に流れるようにす
    る。飼育水槽には、底の水が流れ出す仕組みの糞排出口
    とパイプを取り付け、糞や食べ残しの餌と従来の水を排
    出し、水替えする自動水替え糞取り装置。
  2. 【請求項2】 日本庭園などに使われる、ししおどしと
    同じ構造のものに、水道水を少量常時流し込み、請求項
    1の大水槽と同様のものに一気に水道水が流れ込むよう
    にし、請求項1と同様になるようにする、自動水替え糞
    取り装置。
JP736593U 1993-02-01 1993-02-01 魚類等飼育水槽の自動水替え糞取り装置 Pending JPH0660345U (ja)

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JPH0660345U true JPH0660345U (ja) 1994-08-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101281792B1 (ko) * 2011-01-18 2013-07-04 전남대학교산학협력단 정착성 저서동물의 사육조와 이를 이용한 순환사육장치 및 사육방법
WO2014024290A1 (ja) * 2012-08-09 2014-02-13 大阪エヌ・イー・ディー・マシナリー株式会社 個体投入ホッパ

Cited By (3)

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