JPH0659958B2 - 曲面エアノズル - Google Patents
曲面エアノズルInfo
- Publication number
- JPH0659958B2 JPH0659958B2 JP62108439A JP10843987A JPH0659958B2 JP H0659958 B2 JPH0659958 B2 JP H0659958B2 JP 62108439 A JP62108439 A JP 62108439A JP 10843987 A JP10843987 A JP 10843987A JP H0659958 B2 JPH0659958 B2 JP H0659958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air nozzle
- air supply
- slit holes
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯状体の非接触移送技術に係る曲面エアノズル
に関するものである。
に関するものである。
従来よりフイルム等の表面に加工を施した帯材を非接触
状態を保持しながら移送する手段として、給気口を一端
に開口した筒状本体の周面に軸方向に伸びる多数のスリ
ット孔を穿設し、該スリット孔から空気又は加温ガス等
を吐出し、該吐出エアの圧力によって筒状本体を囲繞経
由するフイルムを、該筒状本体の周面から浮上させる構
造の曲面エアノズルが使用されている。
状態を保持しながら移送する手段として、給気口を一端
に開口した筒状本体の周面に軸方向に伸びる多数のスリ
ット孔を穿設し、該スリット孔から空気又は加温ガス等
を吐出し、該吐出エアの圧力によって筒状本体を囲繞経
由するフイルムを、該筒状本体の周面から浮上させる構
造の曲面エアノズルが使用されている。
しかし上記構成の曲面エアノズルでは、各スリット孔が
筒状本体の軸方向に伸びているため、スリット孔の給気
孔側と反対側ではエアの噴出速度、即ちエア圧が異な
り、囲繞経由したフイルムが傾斜したり又は筒状本体と
接触する等の問題を有しており、これをスリット孔の幅
またはスリット孔の間隔によって調整することは技術的
に極めて困難であった。
筒状本体の軸方向に伸びているため、スリット孔の給気
孔側と反対側ではエアの噴出速度、即ちエア圧が異な
り、囲繞経由したフイルムが傾斜したり又は筒状本体と
接触する等の問題を有しており、これをスリット孔の幅
またはスリット孔の間隔によって調整することは技術的
に極めて困難であった。
本発明は上記問題に鑑みて成されたもので、被移送帯状
体を確実に非接触状態で囲繞経由することができる球面
エアノズルを提供することを目的とするものである。
体を確実に非接触状態で囲繞経由することができる球面
エアノズルを提供することを目的とするものである。
本考案に係る曲面エアノズルは、一端に空気供給口を開
口した円筒状本体の外周面に円周方向に延びる多数のス
リット孔を軸方向均等に配設すると共に、円筒状本体内
の上記各スリット孔間にそれぞれ気流分配用環状リブを
突設したことを要旨とするものであり、上記気流分配用
リブは、各リブの内径が空気供給口側端部からの設置位
置に反比例して順次小径にした気流分配構造を構成して
いる。
口した円筒状本体の外周面に円周方向に延びる多数のス
リット孔を軸方向均等に配設すると共に、円筒状本体内
の上記各スリット孔間にそれぞれ気流分配用環状リブを
突設したことを要旨とするものであり、上記気流分配用
リブは、各リブの内径が空気供給口側端部からの設置位
置に反比例して順次小径にした気流分配構造を構成して
いる。
従って空気供給口からエアを供給すると、円筒状本体に
侵入したエアは各スリット孔から半径方向に吐出し、該
吐出流速によってエア圧を生ずる。このとき各スリット
孔から吐出するエア流量は、円筒状本体内の各スリット
孔間に突設した気流分配用環状リブに依って制御されて
おり、一定に保持されているため圧力勾配がなく、囲繞
経由したフイルムを確実に非接触状態に保持することが
できる。
侵入したエアは各スリット孔から半径方向に吐出し、該
吐出流速によってエア圧を生ずる。このとき各スリット
孔から吐出するエア流量は、円筒状本体内の各スリット
孔間に突設した気流分配用環状リブに依って制御されて
おり、一定に保持されているため圧力勾配がなく、囲繞
経由したフイルムを確実に非接触状態に保持することが
できる。
以下、本発明に係る曲面エアノズルの一実施例を図面に
従って説明する。
従って説明する。
符号1は適宜外径と長さを有する有底円筒状の円筒状本
体であり、略横架設した状態で支承すると共に、一端に
空気供給口2を開口してなる。上記円筒状本体1の外周
面3には円周方向に伸びる多数のスリット孔4,4…を
軸方向に均等に配設するもので、該各スリット孔4は外
周面3の120度の範囲で穿設して成る。また、上記円
筒状本体1内の上記各スリット孔4,4間には、それぞ
れ気流分配用環状リブ6,6…を突設し、気流分配室5
を構成して成るもので、該各気流分配用リブ6の内径D
1,D2…Dnは、空気供給口2側端部からの設置位置
L1,L2…Lnに反比例するように順次小径に構成さ
れる。また、符号7は上記気流分配室5の空気供給口2
側に設けた整流板であり、板面に多数の小孔8,8…を
穿設して成る。
体であり、略横架設した状態で支承すると共に、一端に
空気供給口2を開口してなる。上記円筒状本体1の外周
面3には円周方向に伸びる多数のスリット孔4,4…を
軸方向に均等に配設するもので、該各スリット孔4は外
周面3の120度の範囲で穿設して成る。また、上記円
筒状本体1内の上記各スリット孔4,4間には、それぞ
れ気流分配用環状リブ6,6…を突設し、気流分配室5
を構成して成るもので、該各気流分配用リブ6の内径D
1,D2…Dnは、空気供給口2側端部からの設置位置
L1,L2…Lnに反比例するように順次小径に構成さ
れる。また、符号7は上記気流分配室5の空気供給口2
側に設けた整流板であり、板面に多数の小孔8,8…を
穿設して成る。
上記構成の曲面エアノズルは、円筒状本体1の上記各ス
リット孔4,4間に突設した気流分配用環状リブ6,6
…の内径D1,D2…Dnが、空気供給口2側端部から
の設置位置L1,L2…Lnに反比例して順次小径に構
成されているため、各スリット孔4から噴出する空気量
は、該スリット孔4の前後に設けられた気流分配用環状
リブ6,6の内径差に伴う段階的面積の拡大によって空
気供給口2から供給して空気を均等に配分し、各スリッ
ト孔4から吐出する。従って第3図に示すようにフイル
ム等の被移送帯材aを囲繞経由した場合、該被移送帯材
aはスリット孔4から吐出する適宜エア圧によって浮上
状態を保持し、非接触状態を維持しながら移動せしめら
れる。
リット孔4,4間に突設した気流分配用環状リブ6,6
…の内径D1,D2…Dnが、空気供給口2側端部から
の設置位置L1,L2…Lnに反比例して順次小径に構
成されているため、各スリット孔4から噴出する空気量
は、該スリット孔4の前後に設けられた気流分配用環状
リブ6,6の内径差に伴う段階的面積の拡大によって空
気供給口2から供給して空気を均等に配分し、各スリッ
ト孔4から吐出する。従って第3図に示すようにフイル
ム等の被移送帯材aを囲繞経由した場合、該被移送帯材
aはスリット孔4から吐出する適宜エア圧によって浮上
状態を保持し、非接触状態を維持しながら移動せしめら
れる。
また、上記各スリット孔4から吐出するエア量、即ちエ
ア圧は各気流分配用環状リブ6,6…の内径D1,D2
…Dnによって調節することができるものであり、構成
が極めて簡単である。
ア圧は各気流分配用環状リブ6,6…の内径D1,D2
…Dnによって調節することができるものであり、構成
が極めて簡単である。
以上述べたように本発明の曲面エアノズルは、円周方向
に伸びる多数のスリット孔を軸方向に並設し、該各スリ
ット孔に対して気流配分技術によって供給エアを均等に
供給する構造になるため、被移送帯状体を確実に非接触
状態で囲繞経由せしめることができるものであり、本発
明実施後の効果は極めて大きい。
に伸びる多数のスリット孔を軸方向に並設し、該各スリ
ット孔に対して気流配分技術によって供給エアを均等に
供給する構造になるため、被移送帯状体を確実に非接触
状態で囲繞経由せしめることができるものであり、本発
明実施後の効果は極めて大きい。
第1図は本発明に係る曲面エアノズルの一実施例を示す
正断面図、第2図は全体の斜視図、第3図は作動状体を
示す説明図である。 1…円筒状本体、2…空気供給口 4…スリット孔、5…気流分配室 6…気流分配用リブ
正断面図、第2図は全体の斜視図、第3図は作動状体を
示す説明図である。 1…円筒状本体、2…空気供給口 4…スリット孔、5…気流分配室 6…気流分配用リブ
Claims (1)
- 【請求項1】一端に空気供給口を開口した円筒状本体の
外周面に円周方向に延びる多数のスリット孔を軸方向均
等に配設すると共に、円筒状本体内の前記各スリット孔
間に、それぞれ内径が前記空気供給口側端部からの設置
位置に反比例して順次小径になる気流分配用環状リブを
突設してなることを特徴とする曲面エアノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62108439A JPH0659958B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 曲面エアノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62108439A JPH0659958B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 曲面エアノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63277163A JPS63277163A (ja) | 1988-11-15 |
JPH0659958B2 true JPH0659958B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=14484800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62108439A Expired - Lifetime JPH0659958B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 曲面エアノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659958B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006062774A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | テープの巻取装置 |
US9248989B2 (en) * | 2013-09-03 | 2016-02-02 | Eastman Kodak Company | Positive pressure web wrinkle reduction system |
US9284148B2 (en) * | 2013-09-03 | 2016-03-15 | Eastman Kodak Company | Negative pressure web wrinkle reduction system |
WO2016037182A1 (en) | 2014-09-05 | 2016-03-10 | New Way Machine Components, Inc. | Gas bearing, porous media vacuum roller and porous media air turn |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531642A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-09 | Inoue Japax Res | Surface coating and shaping method |
JPS54109130U (ja) * | 1978-01-20 | 1979-08-01 | ||
JPS57193196U (ja) * | 1981-06-02 | 1982-12-07 | ||
JPH0138115Y2 (ja) * | 1985-06-14 | 1989-11-15 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP62108439A patent/JPH0659958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63277163A (ja) | 1988-11-15 |
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