JPH0658780A - 温度記録計 - Google Patents

温度記録計

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Publication number
JPH0658780A
JPH0658780A JP23536792A JP23536792A JPH0658780A JP H0658780 A JPH0658780 A JP H0658780A JP 23536792 A JP23536792 A JP 23536792A JP 23536792 A JP23536792 A JP 23536792A JP H0658780 A JPH0658780 A JP H0658780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
measurement
time
button
date
Prior art date
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Pending
Application number
JP23536792A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hayashi
哲夫 林
Akiko Omori
明子 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0658780A publication Critical patent/JPH0658780A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋外や密封空間内等、いかなる場所であって
も容易且つ正確に温度の測定及び記録を行うことのでき
るコンパクトな温度記録計を提供することを目的とす
る。 【構成】 温度測定開始年月日・時間、測定時間間隔及
び測定回数を入力する入力部と、温度センサーと電子回
路との組合せからなり、検出した温度を温度測定値とし
てアナログ/デジタル信号変換する温度検出部と、記録
No.、測定年月日・時間及び上記温度測定値を表示す
る表示部と、上記測定年月日・時間及び温度測定値を記
憶するメモリー部と、温度測定時点で上記測定年月日・
時間及び温度測定値を上記メモリー部に記録するととも
に、設定された測定時間間隔毎に設定された測定回数分
の温度を測定して記録するプログラム及び上記メモリー
部に記憶された任意の測定年月日・時間における温度測
定値を表示するプログラムを実行する機能並びにタイマ
ー機能を有する中央演算処理部と、小型電池等の電源部
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定箇所の温度変化状
態等を把握するするために用いる温度記録計に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電源の無い場所や電源の供給
を受け難い場所、水中、河川、海岸、山岳等のように雨
水や露、砂塵等に接触する場所、あるいは密閉されたタ
ンク内部、配管内部、コンテナー内部等、特別の場所に
ついても温度を測定して記録することが必要とされてい
る。例えば、鳥獣魚介類の棲息地点やキャンプ設営候補
地の調査研究や、タンク、配管、コンテナー内部におけ
る一定期間、一定時間間隔での温度変化の調査等のため
に、いかなる場所であってもその特定箇所の温度を測定
して変化状態を把握することが要求されている。
【0003】従来、上記のような特定箇所の温度変化状
態を把握するためには、その箇所に設置しうる温度検出
器、記録用紙を内蔵した記録計、及びこれら温度検出器
と記録計とを駆動するための電源装置等が必要とされて
いた。また、密閉されて電源を得ることのできない空間
内部の温度測定は、温度センサー部のみを特殊技術によ
り密閉空間内に挿入し、外部に温度検出器のアナログ/
デジタル信号変換部や記録計、電源装置等を設置するこ
とによって行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
方法によれば測定器具が大掛かりになることを免れず、
特に測定箇所が電源の完備されていない屋外である場合
には、発電機やバッテリーが必要とされ、ひどく大規模
な装置となってしまうこととなった。更に、屋外におい
ては雨水や露等に対する防水処理も必要とされるため、
測定の準備や後処理が繁雑になるという問題もあった。
また、密閉された空間内部の温度測定を行うにあたり、
空間の内外に圧力差がある場合には、空間外部から内部
に温度センサーを挿入するに際して特殊なシール技術が
必要とされる等、手間がかかるのみならず正確な測定を
行うことも困難であるというのが実情であった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みなされた
ものであって、屋外、密封空間内等、いかなる場所であ
っても、容易且つ正確に温度の測定及び記録を行うこと
のできるコンパクトな温度記録計を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の温度記録計は、温度測定開始年月日・時
間、測定時間間隔及び測定回数を入力する入力部と、温
度センサーと電子回路との組合せからなり、検出した温
度を温度測定値としてアナログ/デジタル信号変換する
温度検出部と、記録No.、測定年月日・時間及び上記
温度測定値を表示する表示部と、上記測定年月日・時間
及び温度測定値を記憶するメモリー部と、温度測定時点
で上記測定年月日・時間及び温度測定値を上記メモリー
部に記録するとともに、設定された測定時間間隔毎に設
定された測定回数分の温度を測定して記録するプログラ
ム及び上記メモリー部に記憶された任意の測定年月日・
時間における温度測定値を表示するプログラムを実行す
る機能並びにタイマー機能を有する中央演算処理部と、
小型電池等の電源部とからなるという構成をとる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2は、本発明の温度記録計の一実施例の
表面及び裏面を示している。この温度記録計は、通常用
いられているICカード大(概略寸法:縦55mm×横
86mm×厚み5mm)のプラスチック等のパッケージ
表面に、液晶表示部(1)及び入力部(タッチ・ボタ
ン)(2)を設けてなるものである。液晶表示部(1)
には、測定記録No.、測定年月日、測定時間、及び温
度測定値を表示するようになっており、図1の液晶表示
部(1)は、「測定記録No.100は、1993年5
月5日12時5分に測定され、その温度測定値が37.
8℃である」ことを示している。また、入力部(2)は
タッチ・ボタンからなり、測定電源ON/OFFボタ
ン、設定・確定ボタン、設定時に用いる表示部移動矢印
(→←)ボタン及び数字増減(+ −)ボタンを上記液
晶表示部(1)の下に並べて設けたものである。
【0008】また、この温度記録計のパッケージ内部に
は、後述する中央演算処理部(5)及びメモリー部
(6)が格納されるとともに、電源部(3)としてパッ
ケージ背面より収納、交換可能な小型電池が格納されて
いる。この小型電池としては、例えばカード電卓等に用
いられるボタン型電池や単3、単4電池等が挙げられ、
その入口は、図2に示すように温度記録計の裏面に設け
られている。
【0009】更に、温度記録計パッケージ横側面部に
は、スライド収納式の温度検出部(4)が設けられてい
る。この温度検出部(4)は、収納した状態であって
も、あるいは図2中に説明書きがなされているように9
0度引き出した状態であっても、温度を検出することの
できるものである。
【0010】上記のように、この温度記録計は、ICカ
ード大のプラスチック等のパッケージで全体を構成して
いるため、パッケージを防水仕様にすれば、雨水、砂塵
等に暴露される屋外や流水内部であっても、これを測定
箇所に固定するだけで容易に測定を行うことができる。
【0011】図3は、本発明のハード構成の概要を示し
ている。入力部(2)は、図1に示し前述したように、
電源ON/OFFボタン、設定・確定ボタン、設定時に
用いる表示部移動矢印(→ ←)ボタン、及び数字増減
(+ −)ボタンをそれぞれ操作することによって、温
度測定開始年月日・時間、測定時間間隔及び測定回数を
入力するためのものである。
【0012】また、表示部(1)は、図1に基づき前述
したように液晶表示部であって、上段が記録No.3
桁、測定年月日を西暦年下1桁と年月日各2桁で示した
計8桁、下段が測定時間を時分各2桁、温度測定値を小
数点を含め4桁で示した計8桁で構成される8桁2行の
表示をしうるものである。
【0013】中央演算処理部(5)は、温度を測定した
時点で測定年月日・時間及び温度測定値を後述するメモ
リー部(6)に記録するプログラムと、メモリー部
(6)に記憶された任意の測定年月日・時間における温
度測定値を表示可能とするプログラムとを実行する機能
並びにタイマー機能を有するものである。また、メモリ
ー部(6)は、測定年月日時間及び温度測定値を任意の
設定回数分記憶するとともに、西暦年月日を10年間等
の必要期間記憶するものである。更に、上記のプログラ
ムも、このメモリー部(6)に記憶されている。
【0014】温度検出部(4)は、温度センサーと電子
回路との組合せからなり、測定された温度のアナログ値
を電子回路によってデジタル値に変換し、上記中央演算
処理部(5)を経て、上記メモリー部(6)に温度測定
値を記録するようになっている。尚、図3においては、
電源部の記載を省略している。
【0015】次に、図4に示すフローチャートに基づ
き、本発明の温度記録計における処理について説明す
る。この例は、測定開始年月日・時間から、測定間隔時
間毎に測定回数分の温度を測定するプログラムの一例を
示している。まず、測定者が測定の条件、即ち測定開始
年月日・時間、測定間隔時間、測定回数を温度記録計の
入力部(2)から入力して設定を終えると、プログラム
がスタートし、その時点が測定のタイミングかどうかの
判定ルーチンになる。測定のタイミングがくると、温度
記録計の温度検出部(4)が検出した温度を読取り(ス
テップ1)、これをアナログ/デジタル信号変換した温
度測定値をメモリー部(6)に記録するメモリー記録サ
ブルーチン(ステップ2)へと進む。次に、表示ルーチ
ン(ステップ3)に進み、液晶表示部(1)に上記測定
の結果を表示させる。しかる後、測定終了判定ルーチン
(ステップ4)へと進み、ここで全部の測定が終了した
か否かの判定を行い、測定が終了していればプログラム
を終り、終了していなければ再びその時点が測定のタイ
ミングであるかどうかを判定する上記判定ルーチンに戻
る。
【0016】上記(ステップ2)のメモリー記録サブル
ーチンでは、図5に示すように、メモリー部(6)にお
ける「記録No.1」の領域から順番に、測定年月日、
測定時間及び温度測定値を記録していく。温度測定のタ
イミングは、予め測定者が測定開始年月日・時間、測定
間隔時間及び測定回数を入力部(タッチ・ボタン)
(2)を用いて登録することによって決定され、(ステ
ップ4)の測定終了判定ルーチンは、同じく入力部(タ
ッチ・ボタン)(2)を用いて登録された測定回数分測
定が実施されたか否かを確認することにより実行され
る。
【0017】次に、測定条件、即ち測定開始年月日・時
間、測定間隔時間、測定回数を上記入力部(タッチ・ボ
タン)(2)を用いて登録する手順について、図1を用
いて詳しく説明する。まず、電源ONのボタンと設定ボ
タンを同時に押すことにより、液晶表示部(1)上段の
記録No.の領域の百の位に数字1が表示される。これ
は、測定回数によって、(+)ボタンまたは(−)ボタ
ンを押して0〜9までの任意の数字にすることが可能で
ある。例えば、数字1の状態で(+)ボタンを押すと数
字2に変更し、(−)ボタンを押すと数字0に変更する
ことができる。百の位を設定し終った時点で確定ボタン
を押すと、拾の位に数字1が表示される。そして、百の
位と同様の方法で拾の位の設定を終了し確定ボタンを押
すと、壱の位に数字1が表示され、同様の設定を行うこ
とができる。このようにして記録No.の領域の設定が
終了して確定ボタンを押すと、測定年月日の年の下1桁
部に数字1が表示され、以下同様に月の拾の位、壱の
位、日の拾の位、壱の位、更に表示部(1)下段の測定
時間の時の拾の位、壱の位、分の拾の位、壱の位を設定
することができる。
【0018】以上のようにして、測定回数と測定開始年
月日・時間を登録し、測定時間の分の壱の位の設定を終
えた時点で確定ボタンを押すと、測定温度の拾の位がH
と表示されるので、時間単位で測定間隔を定める場合に
は、そのままの状態で確定ボタンを押す。また、分単位
で測定間隔を定める場合には、Hの表示の状態で(+)
ボタンを押すとHからMに表示が変更されるので、Mの
表示状態で確定ボタンを押し、秒単位で測定間隔を定め
る場合には、Mの表示状態で(+)ボタンあるいはHの
表示状態で(−)ボタンを押すことによりSに表示が変
わるのでここで確定ボタンを押す。このように測定間隔
を時間(H)、分(M)、秒(S)のいずれかに設定
し、確定ボタンを押すと測定温度の壱の位に数字1が表
示される。測定温度の壱の位は、測定間隔時間の拾の位
に相当するので、上記方法と同様に測定間隔時間の拾の
位を設定し確定ボタンを押すと、測定間隔時間の壱の位
に相当する測定温度の小数点の位置に数字1が表示され
るので、測定間隔の壱の位を設定し確定ボタンを押し
て、測定間隔2桁の数字と時または分が登録できる。以
上のように、測定回数、測定開始年月日・時間、及び測
定間隔を登録すると、測定開始までこれらが表示された
状態に保たれる。
【0019】また、上記のように一旦設定した条件をな
んらかの理由により変更する場合には、この状態で
(→)または(←)ボタンを押して、任意の登録のため
の表示位置にカーソルを移動させ、(+)または(−)
ボタンを用いて数字の増減あるいはH、M、S間の変更
を実施することができる。そして、変更処理を行った
後、確定ボタンを押すことにより新しい測定条件を登録
することができる。
【0020】こうして、メモリー部(6)には、図5に
示すように測定年月日、測定時間、温度測定値が、3桁
までの任意の記録No.1〜nまで記憶され、この記録
に基づいて測定箇所の温度変化状態を容易に把握するこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の温度記録計
は、特別の温度測定装置や記録計、電源装置等を必要と
せず、極めてコンパクトに構成され、屋外や密封空間内
等、いかなる場所であっても正確に温度を測定して記録
することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度記録計の一実施例を示す表面図で
ある。
【図2】同実施例の温度記録計の裏面図である。
【図3】本発明のハード構成を示すブロック図である。
【図4】本発明における処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図5】メモリー部の各記憶領域に記憶されるデータの
配列を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度測定開始年月日・時間、測定時間間
    隔及び測定回数を入力する入力部と、 温度センサーと電子回路との組合せからなり、検出した
    温度を温度測定値としてアナログ/デジタル信号変換す
    る温度検出部と、 記録No.、測定年月日・時間及び上記温度測定値を表
    示する表示部と、 上記測定年月日・時間及び温度測定値を記憶するメモリ
    ー部と、 温度測定時点で上記測定年月日・時間及び温度測定値を
    上記メモリー部に記録するとともに、設定された測定時
    間間隔毎に設定された測定回数分の温度を測定して記録
    するプログラム及び上記メモリー部に記憶された任意の
    測定年月日・時間における温度測定値を表示するプログ
    ラムを実行する機能並びにタイマー機能を有する中央演
    算処理部と、 小型電池等の電源部と、からなることを特徴とする温度
    記録計。
JP23536792A 1992-08-10 1992-08-10 温度記録計 Pending JPH0658780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23536792A JPH0658780A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 温度記録計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23536792A JPH0658780A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 温度記録計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0658780A true JPH0658780A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16985039

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23536792A Pending JPH0658780A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 温度記録計

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JP (1) JPH0658780A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127487A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Yamari Sangyo Kk 温度データロガーの校正方法およびそれに用いる均熱ブロック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127487A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Yamari Sangyo Kk 温度データロガーの校正方法およびそれに用いる均熱ブロック

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