JPH0658469A - 流体継手、及び流体継手の流体密封をなす方法 - Google Patents

流体継手、及び流体継手の流体密封をなす方法

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JPH0658469A
JPH0658469A JP5060816A JP6081693A JPH0658469A JP H0658469 A JPH0658469 A JP H0658469A JP 5060816 A JP5060816 A JP 5060816A JP 6081693 A JP6081693 A JP 6081693A JP H0658469 A JPH0658469 A JP H0658469A
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nut
fluid
biasing
joint
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Jr Thomas N Parimore
トーマス・ノーマン・パリモア,ジュニア
Gerald A Pauley
ジエラルド・アレキサンダー・ポーレイ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/02Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member
    • F16L19/0231Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member with specially adapted means for positioning the threaded member behind the collar

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体密封を簡単な構成で確実に達成し得る流
体継手を提供する。 【構成】 本発明に係る流体継手18は、2つの継手要
素20及び50を有しており、両継手要素は補完的な密
封表面28及び54を含んでいる。一方の継手要素20
は更に継手ナット32を含んでおり、継手ナット32
と、継手要素20の密封表面に近接して外方に延在して
いる表面との間にはばね46が介在している。他方の継
手要素50は継手ナット32と係合する手段56を含ん
でおり、これにより、継手ナット32を締め付け方向に
回すと、補完密封表面28及び54が係合すると共にば
ね46が圧縮され、従って、補完密封表面28及び54
が密着して少なくとも所望の予荷重がかかり、流体密封
を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、継手に関し、特に、継
手要素相互間の軸方向荷重を視覚的に指示するような確
実な流体密接続をなす流体継手に関する。尚、米国政府
は、米国空軍省によって与えられた契約番号第F336
57−83C−0281号に基づいて本発明における権
利を有する。
【0002】
【従来の技術】管路、特に流体送給管路を相互接続する
継手装置は、不利な使用状態でも確実に作用しなければ
ならない。例えば、航空機の油圧系、燃料系又はその他
の系統と関連する流体管路用の継手は、振動、極限温
度、軸方向荷重及び他の様々な困難な条件の下で用いら
れている。このような継手の適切な接続を確保すること
は安全上不可欠である。なぜなら、このような継手の故
障又は不適当な設置は、危険な結果をもたらすおそれが
あるからである。
【0003】図1には典型的な流体継手8が示されてお
り、流体継手8は継手要素9と、第2の継手要素12と
を備えている。継手要素9は、密封表面として作用する
円錐台形座11を有しているフェルール10を含んでい
る。継手要素12はボールノーズ(玉形先端)面13と
して図示された補完的な密封表面を有しているフェルー
ルを備えている。継手要素9及び12は、第1の継手要
素9に設けられている継手ナット14を第2の継手要素
12のねじ山にねじ付け、そして締め付けることにより
互いに接合されている。その際、軸方向力が継手ナット
14から荷重支承面15を経て、補完密封表面11及び
13に伝達される。この軸方向圧縮により、これらの補
完密封表面11及び13が密着して互いに予荷重をかけ
るので、両密封表面は流体継手の全使用環境を通じて流
体密に保たれる。従来、ねじトルクが、両密封表面の圧
縮予荷重が流体密封の達成に適する値に達したかどうか
の目安として用いられており、又、ねじ付き表面が緩み
を防止すべく十分な係合をなしているかどうかの目安と
して用いられている。又、ねじ係合されていると共にト
ルクをかけられている継手を緩めるには、「冗長係止流
体継手(Redundantly Locked Fluid Coupling)」と題し
たパリモア(Parimore)等の同時係属米国特許出願番号
第07/815998号に開示されているようなロック
ワイヤ及び他の装置を使用する。尚、この米国特許出願
は、ここに参照されるべきものである。両継手要素を十
分締め付けて流体密シールを形成することは重要である
が、両要素を締め過ぎないことも重要である。継手の締
め過ぎは、どちらかの継手要素のねじを弱めるか、痛め
るおそれがあるだけでなく、座又は係合密封表面の一方
又は両方の塑性変形を引き起こすおそれもある。
【0004】適量の軸方向予荷重を係合継手要素にかけ
る問題は、所与の継手用に設計されたトルクレンチを持
つ組立作業員を配することにより処理されてきた。しか
しながら、この解決策は実際には、しばしば不満足な結
果をもたらしている。機械組立工等が、所与の継手用に
設計されたトルクレンチを探す代わりに、手近なレンチ
又は他の工具を用いることは希ではない。その結果、ト
ルク量の推定が不確かになり、そして継手の締め過ぎ
と、破損又は締め不足とが起こるおそれがあり、又、継
手要素に緩みと漏れとが生ずるおそれがある。たとえ適
当なトルクレンチを用いたとしても、漏れを起こさない
継手の確保に適する着座用予荷重の発生は保証されな
い。トルクレンチは継手にかかるトルクの量を測定す
る。トルクレンチは継手が受ける軸方向着座予荷重の量
を測定しない。漏れのない継手を保証するのは、この軸
方向着座荷重である。トルク対軸方向着座予荷重の関係
は多変数の関数である。現今の継手では、例えばねじが
破損している場合、継手に適当な範囲内のトルクをかけ
ても、適当な着座予荷重が得られないことがある。
【0005】トルクが軸方向着座予荷重の信頼し得る目
安でないことに加え、航空機のねじ結合は振動等を受け
る運転状態で用いられるため、ある期間後に緩み易くな
り、その後はもはや流体密結合ではなくなる。多くの継
手設計において、継手要素のこのような緩みは視覚的に
検出できず、整備員はしばしば、継手を取り外した後に
適当なトルクレンチ等の手段を用いて継手を再び締め付
けることにより、継手結合の健全性を点検する。これは
整備の時間及び費用を増すおそれがあり、継手要素が実
際に緩んでおらずそのままにしておけたような場合に特
にそうである。
【0006】
【発明の概要】本発明によれば、流体密封を達成するよ
うに継手要素相互間に適当な軸方向着座予荷重をかけて
流体継手を確実に接続すると共に締め付けることを可能
にする簡単で信頼し得る継手装置を提供することが望ま
しい。この継手装置は又、継手要素又は締め付け手段の
塑性変形なしに確実に設置し得るものであることが望ま
しい。更に、トルクレンチを用いる必要なしに継手要素
間に流体密封を達成することと、達成された流体密封の
視覚的な指示を得ることとが望ましい。更に、このよう
な継手を現存継手要素と同じ軸方向長さ以内で設けるこ
とが望ましい。
【0007】本発明は、流体密封を確実に達成し得る継
手を提供し、この継手は2つの継手要素を有しており、
両継手要素は補完的な密封表面を含んでいる。一方の継
手要素は更に継手ナットを含んでおり、この継手ナット
と、継手要素の密封表面に近接して外方に延在している
表面との間にはばねが介在している。他方の継手要素は
継手ナットと係合する手段を含んでおり、これにより、
継手ナットを締め付け方向に回すと、両補完密封表面が
係合すると共にばねが圧縮され、従って、両補完密封表
面が密着して少なくとも所望の予荷重がかかり、流体密
封を確保する。
【0008】本発明による他の実施例では、継手ナット
が一対のタブキーを含んでいるものとして設けられてお
り、両タブキーは半径方向内方に延在しており、第2の
継手要素と係合している。第2の継手要素の係合手段
は、周方向に延在しているカム面を含んでおり、このカ
ム面は、両補完密封表面に予荷重をかけるべく継手ナッ
トの所望圧縮移動を達成するように、一部が軸方向に傾
斜している。又、カム面の一部は、比較的少ない軸方向
傾斜を有して止めピンまで延在しており、従って、継手
ナットを1回転より少なく回せば流体密封を達成でき、
継手ナットの回し過ぎと、カム面からの離脱とが防止さ
れる。
【0009】本発明の上述及び他の特徴及び利点は、図
面と関連する好適な実施例の以下の詳述から更に明らか
となろう。
【0010】
【実施例の記載】図面の全図を通じて同じ参照番号は同
部分又は対応部分を表している。図2は航空機ガスター
ビンエンジン(図示せず)に特に有用な流体継手18の
断面図である。継手18は縦軸線19を有していると共
に、第1の継手要素20を含んでおり、継手要素20は
第2の継手要素50に接続されている。第1の継手要素
20は流体管路21に固定されており、第2の継手要素
50は流体管路51に固定されている。第1の継手要素
20は、フェルール形内側部材24を有している第1の
端部22を含んでおり、内側部材24は、円錐台形座2
8を含んでいる第1の端26を有している。内側部材の
第1の端26の近辺で、フランジ31の偏圧表面30が
内側部材24から半径方向外方に延在していると共に、
内側部材24から離れる向きに向かっている。継手ナッ
ト32が内側部材24を囲んでおり、一対のタブキー3
6を含んでいる第1の端34を有している。一対のタブ
キー36は継手ナットの第1の端34の近辺で、継手ナ
ットから半径方向内方に延在している。タブキー36の
各々は、乾膜潤滑されている周方向カム従動面38を含
んでいる。ハウジング部40が継手ナットの第1の端3
4から軸方向に離れる向きに延在しており、継手ナット
の第1の端34に対して末端側でハウジング部40から
半径方向内方に延在している周方向フランジ43に偏圧
表面42が設けられている。継手ナットの偏圧表面42
は、偏圧手段44によって内側部材の第1の端26から
離れる向きに偏圧されており、偏圧手段44は継手ナッ
トの偏圧表面42と内側部材の偏圧表面30との間に介
在している。好適な実施例では、継手ナット32は、タ
ブキー36を含んでいる第1の継手ナット部材33と、
周方向フランジ43を含んでいる第2の継手ナット部材
35とを含んでおり、両継手ナット部材は係合ねじを有
している。偏圧手段44を内側部材24に装着し得るの
で、第1及び第2の継手ナット部材は組み立てられた際
に、偏圧手段44と内側部材24とを捕捉し得る。又、
周方向溶接部41が組み立て済みの両継手ナット部材を
合体状態に保持する。組み立て後の継手ナット32は、
フランジ31の直径より小さな内径を有しているタブキ
ー36によって内側部材24に保持されている。更に、
好適な偏圧手段44は一連の円板ばね46を備えてい
る。第2の継手要素50は第1の端部52を有している
フェルールを含んでいる。第1の端部52は、従来の流
体継手ボールノーズを備えている密封部片54を有して
いる。第2の継手要素50は継手ナットのタブキー36
と係合する手段56を含んでおり、係合手段56は半径
方向に延在しているフランジ58を含んでいる。
【0011】図3は図2の線4−4に沿った断面図であ
る図4と対比される締め付け前の継手の断面図であり、
半径方向に延在しているフランジ58に設けられている
一対の軸方向に延在しているキー溝60内にタブキー3
6を挿入した状態の継手を示している。半径方向に延在
しているフランジ58は更に、周方向カム面62を含ん
でいるものとして示されている。カム面62は乾膜潤滑
表面であり、軸方向傾斜面部64を有しており、傾斜面
部64は、それより少ない軸方向傾斜66を有している
部分と周方向に連続している。図5は周方向カム面62
の軸方向傾斜の概略図であり、カム面62は、約90度
の回転範囲に軸方向傾斜を有している軸方向傾斜面部6
4を有しているものとして示されている。傾斜面部64
は、約90度から約130度までの回転範囲に平坦傾斜
66を有しているカム面と周方向に連続している。継手
ナット32の回し過ぎを防止する手段が、好適な実施例
にでは、軸方向に延在している止めピン68を含んでお
り、ピン68は図2に示すように、周方向カム面62の
1つに固定されている。止めピン68は、周方向カム面
62の孔80と軸76との両方に係合するように、フラ
ンジ78における軸76を貫通するように第2の継手要
素50に装着されていると共に、溶接部82によって所
定の位置に固定されている。図3及び図4を再び参照す
るに、タブキー36は軸方向面取り部70を含んでお
り、面取り部70は、流体継手18の軸線19から延在
している半径と整合していない。止めピン68は更に、
図5において周方向カム面62上で約10度の周方向回
転を阻止するものとして示されており、残りの約120
度の回転が利用可能である。
【0012】流体継手18を組み立てるには、先ず、継
手ナットのタブキー36を図3に示すように軸方向に延
在しているキー溝60と係合させ、そして継手ナットの
タブキーのカム従動面38と周方向カム面62とが係合
するまで回して継手ナットを軸方向に移動させる。締め
付け前の継手ナットの偏圧表面42と、タブキー36を
キー溝60に挿通した状態での周方向カム面62の軸方
向開始点との間の距離として図2に示す軸方向距離X
は、偏圧手段44の圧縮を引き起こすべき距離ではな
く、又、容易に達成し得るような圧縮のみを引き起こす
べき距離でもない。このような圧縮がなければ、好適な
実施例では、工具の助けなしにカム従動面38を周方向
カム面62と最初に係合させることができる。継手ナッ
トを回すには、従来のレンチ(図示せず)を継手ナット
32のレンチ用平面部72に係合させると共に、第2の
従来のレンチ(図示せず)を第2の継手要素50のフラ
ンジ78のレンチ用平面部74に係合させ、そして継手
ナット32を、面取り部70が止めピン68と係合する
まで締め付け方向に回す。継手ナット32を回すと、第
2の継手要素の周方向カム面62と係合している継手ナ
ットタブキーの周方向カム従動面38が、継手ナット3
2の軸方向移動Yをもたらし、この移動量は斜面部64
の軸方向距離である。内側部材24と第2の継手要素5
0とに対する継手ナット32の軸方向移動により、偏圧
手段44は継手ナットの偏圧表面42と内側部材の偏圧
表面30との間で圧縮される。軸方向移動Y以内の偏圧
手段44の圧縮により、偏圧表面42は第1の継手要素
内側部材の偏圧表面30から離れる向きに押圧され、従
って、円錐台形座28と密封部片54とが係合して互い
に軸方向の予荷重をかけるので、流体密封が達成され
る。偏圧式流体継手の設計において考慮すべき因子は、
例えば、偏圧手段の種類と、偏圧手段を圧縮するときの
継手ナットの軸方向移動距離と、継手要素用の材料の特
性とである。従来の偏圧手段の圧縮力は圧縮又は伸長距
離に正比例するので、安全率を設計に取り入れれば、補
完密封表面の弾性変形が起こる範囲で流体密封を達成す
るための最小圧縮力が、継手ナット32の直ちに確認で
きる移動範囲内で常に得られ、従って、偏圧手段44を
軸方向距離Yだけ圧縮した結果生ずる力を受ける補完密
封表面又は他の継手部材、例えば、タブキー36とカム
面62とに過大荷重がかからず、又、塑性変形が生じな
い。
【0013】好適な実施例では、継手ナット32は図3
に示す位置から回され、従って、タブキーのカム従動面
38は、周方向カム面62の軸方向傾斜面部64に沿っ
て4分の1回転、即ち90度動き、軸方向移動Yをもた
らすので、所望の予荷重が生ずる。継手ナット32はそ
の後、更に30度回され、面取り部70が図4に示すよ
うに止めピン68と係合するまで、カム従動面38を平
らな軸方向傾斜66を有している周方向連続部に沿って
動かす。従って、継手ナット32の回転量により、継手
の係合が適切であることを直ちに確認できる。軸方向面
取り部70を継手ナット32の半径からずらすことによ
り、第2の継手要素に対する継手ナット32の周方向位
置が保たれる。なぜなら、面取り部70と止めピン68
との係合により、タブキー36の面取り部70は周方向
の緩め方向ではなく、半径方向外方に押されるからであ
る。カム面とカム従動面との間の圧縮力に加え、第2の
継手要素50に対する継手ナットの周方向位置を保つ従
来の手段として、例えば、同時係属米国特許出願番号第
07/815998号に開示されているような従来のロ
ックワイヤ又は他の手段を用いることができる。この出
願も本発明と同じ譲受人(本出願人)に譲渡されたもの
である。好適な実施例では、3つの円板ばね46が一連
のばねとして用いられており、短い軸方向距離内で高い
荷重をかけるので、従来の継手と同じ軸方向距離内で流
体密封をなし得る継手が得られる。継手ナット32が動
き得る所定の軸方向距離内で所望の予荷重をもたらす他
の手段も適用し得る。
【0014】継手18の流体密封係合は、第2の継手要
素の6辺形平面部74に対する継手ナット32の相対回
転位置により直ちに確認される。この相対回転位置を指
示するいかなる種類の視覚指示器も適用し得る。更に、
もし偏圧手段44が、従来のコイルばねのように、所要
の予荷重をもたらすためにより多くの軸方向移動を要す
るものであれば、継手ナット32の軸方向移動を回動と
対比して示すために、従来のねじを視覚指示器と関連さ
せて用いてもよい。
【0015】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明の範囲内で本発明のすべての実質的な利点を損なうこ
となく、本発明の構成部の形態、構造及び構成等に様々
な改変を施し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的なボールノーズ型流体継手の断面図であ
る。
【図2】本発明の組み立て及び締め付け後の流体継手の
断面図である。
【図3】図4に示す継手の締め付け前の状態を示す断面
図である。
【図4】図2の線4−4に沿った継手の断面図であっ
て、継手ナットを締め付け位置まで回した後の継手を示
す図である。
【図5】第2の継手要素のカム面の軸方向傾斜の概略図
である。
【符号の説明】
18 流体継手 20 第1の継手要素 21、51 流体管路 22 第1の継手要素第1の端部 24 内側部材 26 内側部材第1の端 28 円錐台形座 30 内側部材の偏圧表面 32 継手ナット 34 継手ナット第1の端 36 タブキー 38 カム従動面 40 ハウジング部 42 継手ナットの偏圧表面 44 偏圧手段 46 円板ばね 50 第2の継手要素 52 第2の継手要素第1の端部 54 密封部片 56 係合手段 58 フランジ 60 キー溝 62 カム面 64 斜面部 66 比較的少ない軸方向傾斜(平坦) 68 止めピン 70 タブキー面取り部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸線(19)を有している流体継手
    (18)であって、 座(28)を含んでいる第1の端部(22)を有してい
    る第1の継手要素(20)と、 前記座(28)と密封係合する密封部片(54)を含ん
    でいる第1の端部(52)を有している第2の継手要素
    (50)とを備えており、 前記第1及び第2の継手要素(20、50)の一方は、 前記座(28)及び前記密封部片(54)の一方を含ん
    でいる第1の端(26)を有しており、該第1の端(2
    6)から離れる向きに面していると共に該第1の端から
    半径方向外方に延在している偏圧表面(30)を含んで
    いる内側部材(24)と、 第1の端(34)と、該第1の端(34)から軸方向に
    離れる向きに延在しているハウジング部(40)と、前
    記第1の端(34)に対して末端側で前記ハウジング部
    (40)から半径方向内方に延在している偏圧表面(4
    2)とを有している継手ナット(32)と、 前記継手ナット偏圧表面(42)と前記内側部材偏圧表
    面(26)との間に介在しており、前記継手ナット偏圧
    表面(42)を前記内側部材第1の端(26)から離す
    向きに偏圧する手段(44)とを含んでおり、 前記第1及び第2の継手要素(20、50)の他方は、
    前記継手ナットと係合する手段(56)を含んでおり、 前記継手ナット(32)を前記係合手段(56)と係合
    させると共に前記継手ナット(32)を締め付け方向に
    回すことにより、前記内側部材(24)に対する前記継
    手ナット(32)の軸方向圧縮移動と、前記偏圧手段
    (44)と前記偏圧表面(30、42)との係合と、前
    記偏圧手段(44)の圧縮とが生じ、前記座と前記密封
    部片とが密着して流体密封をなすように構成されている
    流体継手。
  2. 【請求項2】 前記継手ナット第1の端(34)の近辺
    で前記継手ナット(32)から半径方向内方に延在して
    おり、周方向のカム従動面(38)を含んでいるタブキ
    ー(36)を更に含んでおり、 前記係合手段(56)は、半径方向に延在しているフラ
    ンジ(58)を含んでおり、該フランジは、軸方向に延
    在しているキー溝(60)と、軸方向傾斜面部(64)
    を有している周方向カム面(62)とを含んでおり、 前記継手ナットタブキー(36)は、前記カム従動面
    (38)を前記カム面(62)に係合させるべく、前記
    キー溝(60)に挿通可能であると共に、前記継手ナッ
    ト(32)を回すことにより前記継手ナット(32)の
    前記軸方向圧縮移動が生ずるよう構成されている請求項
    1に記載の流体継手。
  3. 【請求項3】 前記第1の継手要素(20)は前記継手
    ナット(32)と、前記偏圧手段(44)とを含んでお
    り、前記第2の継手要素(50)は前記係合手段(5
    6)を含んでおり、前記偏圧手段(44)は円板ばね
    (46)を含んでいる請求項2に記載の流体継手。
  4. 【請求項4】 前記カム面(62)と前記カム従動面
    (38)とは、それぞれ乾膜潤滑表面である請求項2に
    記載の流体継手。
  5. 【請求項5】 前記カム面(62)の傾斜面部(64)
    は、前記継手ナット(32)を軸方向位置に保持して前
    記流体密封を保つように、異なる軸方向傾斜を有してい
    る部分(66)と周方向に連続している請求項2に記載
    の流体継手。
  6. 【請求項6】 前記第2の継手要素(50)は、前記周
    方向カム面(62)に固定されており軸方向に延在して
    いる止めピン(68)を含んでおり、 前記継手ナットタブキー(36)は、前記継手ナット
    (32)の回り過ぎを防止すべく前記止めピン(68)
    と係合している軸方向面取り部(70)を含んでいる請
    求項5に記載の流体継手。
  7. 【請求項7】 前記座(28)と前記密封部片(54)
    との流体密係合は、前記継手ナット(32)と前記第1
    及び第2の継手要素(20、50)の前記他方との回転
    関係により示されており、前記継手ナット(32)を前
    記係合手段と係合させると共に締め付け方向に1回転よ
    り少なく回すことにより流体密係合がなされている請求
    項1に記載の流体継手。
  8. 【請求項8】 縦軸線(19)を有している流体継手
    (18)であって、 第1の継手要素(20)と、第2の継手要素(50)と
    を備えており、 前記第1の継手要素は、 (A)座(28)を含んでいる第1の端(26)と、該
    第1の端(26)から離れる向きに面していると共に該
    第1の端から半径方向外方に延在している偏圧表面(3
    0)とを有している内側部材(24)と、 (B)(a)それぞれが周方向カム従動面(38)と、
    軸方向面取り部(70)とを含んでおり、半径方向内方
    に延在している一対のタブキー(36)を含んでいる第
    1の端(34)と、(b)該第1の端(34)から軸方
    向に離れる向きに延在しているハウジング部(40)
    と、(c)前記第1の端(34)に対して末端側で前記
    ハウジング部(40)から半径方向内方に延在している
    偏圧表面(42)とを含んでいる継手ナット(32)
    と、 (C)前記継手ナット偏圧表面(42)と前記内側部材
    偏圧表面(30)との間に介在しており、前記継手ナッ
    ト偏圧表面(42)を前記内側部材偏圧表面(30)か
    ら離す向きに偏圧する手段(44)とを含んでおり、 前記第2の継手要素は、 (D)前記座(28)と密封係合する密封部片(54)
    を含んでいる第1の端部(52)と、 (E)(d)一対のキー溝(60)と、(e)軸方向傾
    斜を有している部分(64)と、該傾斜部分と周方向に
    連続しておりそれより少ない傾斜を有している部分(6
    6)とを含んでいる一対の周方向カム面(62)と、
    (f)該カム面(62)の1つに固定して取り付けられ
    ている止めピン(68)とを含んでおり、前記継手ナッ
    トタブキー(36)と係合する手段(56)とを含んで
    おり、 前記継手ナットタブキー(36)を前記第2の要素のキ
    ー溝(60)に合わせ、前記タブキーカム従動面(3
    8)を前記カム面(62)と係合させると共に、前記面
    取り部(70)が前記止めピン(68)と係合するまで
    前記継手ナット(32)を回して、前記内側部材(2
    4)と前記第2の継手要素(50)とに対する前記継手
    ナット(32)の軸方向移動をもたらし、前記座(2
    8)と前記密封部片(54)とを係合させると共に、前
    記座(28)と前記密封部片(54)に予荷重をかける
    べく前記偏圧手段(44)を圧縮することにより、当該
    流体継手(18)の流体密係合が達成されている流体継
    手。
  9. 【請求項9】 前記キー溝(60)から前記止めピン
    (68)までの前記継手ナット(32)の回転は、約1
    20度である請求項8に記載の流体継手。
  10. 【請求項10】 高温環境にさらされる高圧流体管路
    (21、51)用の流体継手(18)の流体密封をなす
    方法であって、 補完的な密封表面(28、54)を有している内側部材
    (24)と第2の継手要素(50)とに対して継手ナッ
    ト(32)を1回転より少なく回転する段階を備えてお
    り、 前記回転は、前記補完密封表面(28、54)に予荷重
    をかけるように偏圧手段(44)を圧縮し、前記回転の
    円弧角は、前記補完密封表面(28、54)にかかる予
    荷重を示す流体継手の流体密封をなす方法。
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