JPH0656137B2 - ロケツトモ−タ用ノズルクロ−ジヤ - Google Patents
ロケツトモ−タ用ノズルクロ−ジヤInfo
- Publication number
- JPH0656137B2 JPH0656137B2 JP11912286A JP11912286A JPH0656137B2 JP H0656137 B2 JPH0656137 B2 JP H0656137B2 JP 11912286 A JP11912286 A JP 11912286A JP 11912286 A JP11912286 A JP 11912286A JP H0656137 B2 JPH0656137 B2 JP H0656137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- nozzle closure
- pressure
- closure
- rocket motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Testing Of Engines (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ロケットモータのノズル開口部を一時的に
閉塞しておくのに利用するロケットモータ用ノズルクロ
ージャに関するものである。
閉塞しておくのに利用するロケットモータ用ノズルクロ
ージャに関するものである。
(従来の技術) 従来、ロケットモータのノズルクロージャとしては、例
えば、特開昭58−75699号公報に記載されている
ものがあり、その構造を第3図に基づいて説明する。
えば、特開昭58−75699号公報に記載されている
ものがあり、その構造を第3図に基づいて説明する。
図中において符号100は固体の推進薬を装填したモー
タケースであって、このモータケース100の後端壁と
なるノズルホルダ100aには、当該モータケース10
0の外側(図の右側)に突出するノズル101が設けて
あり、さらに、前記ノズル101にノズルクロージャ1
02が取付けてある。ノズルクロージャ102は、ノズ
ル101の開口101aを閉塞する円形の蓋部103,
前記蓋部103の内側に埋込んだアルミ片104,ノズ
ル101の外周に固定する環状の取付部105および蓋
部103と取付部105との円周部分を連結する連結部
106を有している。また、前記ノズルクロージャ10
2は、全体として弾性を有する樹脂等で成形してあり、
取付部105をノズル101に固定したのち、連結部1
06をU字形に曲げた状態にして蓋部103をノズル1
01の開口101aに嵌着する。したがって、連結部1
06は、蓋部103を取付部105に対する元の状態
(図中仮想線で示す状態)に戻す方向(矢印A方向)へ
付勢している。
タケースであって、このモータケース100の後端壁と
なるノズルホルダ100aには、当該モータケース10
0の外側(図の右側)に突出するノズル101が設けて
あり、さらに、前記ノズル101にノズルクロージャ1
02が取付けてある。ノズルクロージャ102は、ノズ
ル101の開口101aを閉塞する円形の蓋部103,
前記蓋部103の内側に埋込んだアルミ片104,ノズ
ル101の外周に固定する環状の取付部105および蓋
部103と取付部105との円周部分を連結する連結部
106を有している。また、前記ノズルクロージャ10
2は、全体として弾性を有する樹脂等で成形してあり、
取付部105をノズル101に固定したのち、連結部1
06をU字形に曲げた状態にして蓋部103をノズル1
01の開口101aに嵌着する。したがって、連結部1
06は、蓋部103を取付部105に対する元の状態
(図中仮想線で示す状態)に戻す方向(矢印A方向)へ
付勢している。
上記のノズルクロージャ102は、モータケース100
内の推進薬に着火が行われると、前記モータケース10
0内における燃焼の圧力によって蓋部103が開口10
1aから離脱し、このとき、連結部106および取付部
105を有する構成であることから、前記蓋部103が
ロケットの後方に吹き飛ばされないようになっている。
内の推進薬に着火が行われると、前記モータケース10
0内における燃焼の圧力によって蓋部103が開口10
1aから離脱し、このとき、連結部106および取付部
105を有する構成であることから、前記蓋部103が
ロケットの後方に吹き飛ばされないようになっている。
このようなノズルクロージャは、推進薬や点火薬の防
湿、および着火時の初期燃焼を促進するのに必要な圧力
の保持などの目的が設けるものであり、従来において
は、上述したノズルクロージャ102のほかに、蓋部1
03に該当する構造だけを有するものや、ノズルのダイ
バージェント部に嵌め込むようにした栓状のようなもの
などがあった。また、ノズルクロージャをノズルに取付
けておく手段としては、ノズルクロージャを弾性物質で
成形し、その弾性を利用して嵌着する構造や、接着剤で
接着する構造などがあった。
湿、および着火時の初期燃焼を促進するのに必要な圧力
の保持などの目的が設けるものであり、従来において
は、上述したノズルクロージャ102のほかに、蓋部1
03に該当する構造だけを有するものや、ノズルのダイ
バージェント部に嵌め込むようにした栓状のようなもの
などがあった。また、ノズルクロージャをノズルに取付
けておく手段としては、ノズルクロージャを弾性物質で
成形し、その弾性を利用して嵌着する構造や、接着剤で
接着する構造などがあった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記したような従来のノズルクロージャは、
いずれもノズル開口部分を密閉する構造であったため、
例えば、多段ロケットの上段ロケットモータや搭載され
た人工衛星等に使用するロール制御用モータのように高
高度で作動させるロケットモータに適用する場合、ロケ
ットが上昇する間にモータケース内(燃焼室内)の圧力
に対して外気圧が急激に低下する状態になることから、
その圧力差によってノズルクロージャがノズルから離脱
する可能性が大きく、この離脱がノーズフェアリングの
開頭前に生じると、ノズルクロージャが搭載機器に干渉
したりあるいはこれらを破損したりする恐れがあるとい
う問題点があった。また、ノズルクロージャが上記圧力
差によって離脱するのを防ぐためにノズルへの嵌合力あ
るいは接着力等を大にすると、当然離脱に要する圧力も
増大し、その結果、離脱時の圧力変化による衝撃で燃焼
にばらつきが生じたり、モータケースの耐圧強度をより
高めるためにケースの肉厚を増大させることによって重
量増大を招いたりするという欠点がある。
いずれもノズル開口部分を密閉する構造であったため、
例えば、多段ロケットの上段ロケットモータや搭載され
た人工衛星等に使用するロール制御用モータのように高
高度で作動させるロケットモータに適用する場合、ロケ
ットが上昇する間にモータケース内(燃焼室内)の圧力
に対して外気圧が急激に低下する状態になることから、
その圧力差によってノズルクロージャがノズルから離脱
する可能性が大きく、この離脱がノーズフェアリングの
開頭前に生じると、ノズルクロージャが搭載機器に干渉
したりあるいはこれらを破損したりする恐れがあるとい
う問題点があった。また、ノズルクロージャが上記圧力
差によって離脱するのを防ぐためにノズルへの嵌合力あ
るいは接着力等を大にすると、当然離脱に要する圧力も
増大し、その結果、離脱時の圧力変化による衝撃で燃焼
にばらつきが生じたり、モータケースの耐圧強度をより
高めるためにケースの肉厚を増大させることによって重
量増大を招いたりするという欠点がある。
この発明は、上記したような問題点に着目して成された
もので、推進薬の防湿および着火時の圧力保持といった
本来の機能を保ち、高高度で作動させるロケットモータ
に適用した場合であっても燃焼室内外の圧力差による離
脱を防ぐことができ、常に安定した作動を実現すること
ができるロケットモータ用ノズルクロージャを提供する
ことを目的としている。
もので、推進薬の防湿および着火時の圧力保持といった
本来の機能を保ち、高高度で作動させるロケットモータ
に適用した場合であっても燃焼室内外の圧力差による離
脱を防ぐことができ、常に安定した作動を実現すること
ができるロケットモータ用ノズルクロージャを提供する
ことを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明によるロケットモータ用ノズルクロージャは、
ロケットモータのノズル開口部を閉塞するノズルクロー
ジャにおいて、燃焼室の内外を連通状態にする通気孔
と、撥水性および通気性を有し且つ前記通気孔を遮蔽す
るフィルタとを備えたことを特徴としている。なお、上
記構成の場合、ロケットモータの適用条件等によって燃
焼室内の定常圧力がほぼ決定しているものと考えるべき
であるから、この圧力や着火時期に到達するまでの間に
予想される大気の圧力変化を考慮したうえで、当該ノズ
ルクロージャの取付け強度や通気孔の大きさあるいは数
を設定することがより望ましい。
ロケットモータのノズル開口部を閉塞するノズルクロー
ジャにおいて、燃焼室の内外を連通状態にする通気孔
と、撥水性および通気性を有し且つ前記通気孔を遮蔽す
るフィルタとを備えたことを特徴としている。なお、上
記構成の場合、ロケットモータの適用条件等によって燃
焼室内の定常圧力がほぼ決定しているものと考えるべき
であるから、この圧力や着火時期に到達するまでの間に
予想される大気の圧力変化を考慮したうえで、当該ノズ
ルクロージャの取付け強度や通気孔の大きさあるいは数
を設定することがより望ましい。
(実施例) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この発明の一実施例を説明する
図である。
図である。
すなわち、図中の符号1はロケットモータ(後端側のみ
図示)であって、このロケットモータ1は、円筒形を成
すモータケース2の後端にノズル3を連結し、前記ノズ
ル3の開口部にノズルクロージャ4が取付けてある。
図示)であって、このロケットモータ1は、円筒形を成
すモータケース2の後端にノズル3を連結し、前記ノズ
ル3の開口部にノズルクロージャ4が取付けてある。
前記モータケース2は、その内側に形成した燃焼室5
に、レストリクタ6を介して端面燃焼型の固体推進薬7
が装填してあり、後端部外周におねじ部2aが形成して
ある。前記ノズル3は、ほぼ中央の内側に、スロート部
Tを形成するノズルインサート8が固定してあって、こ
のノズルインサート8の先端側および後端側に、前記ス
ロート部Tに連続するコンバージェント部Cおよびダイ
バージェント部Dを有しており、さらに前記コンバージ
ェント部Cの先端部に、前記モータケース2のおねじ部
2aに螺合するめねじ部9aを形成した円筒状の連結部
9を有している。また、前記コンバージェント部Cの内
面には断熱材10が設けてある。
に、レストリクタ6を介して端面燃焼型の固体推進薬7
が装填してあり、後端部外周におねじ部2aが形成して
ある。前記ノズル3は、ほぼ中央の内側に、スロート部
Tを形成するノズルインサート8が固定してあって、こ
のノズルインサート8の先端側および後端側に、前記ス
ロート部Tに連続するコンバージェント部Cおよびダイ
バージェント部Dを有しており、さらに前記コンバージ
ェント部Cの先端部に、前記モータケース2のおねじ部
2aに螺合するめねじ部9aを形成した円筒状の連結部
9を有している。また、前記コンバージェント部Cの内
面には断熱材10が設けてある。
前記ノズルクロージャ4は、ゴム等の弾性物質で成形さ
れたものであって、円形の閉塞部4aと前記聞塞部4a
の周部から片側へ突出する環状の取付部4bとを有して
おり、前記閉塞部4aに、その両面に開口する通気孔4
cが形成してあると共に、前記閉塞部4aの取付部4b
側の面に、撥水性および通気性を有し且つ前記通気孔4
cを遮蔽するフィルタ11が設けてある。なお、この実
施例では、前記通気孔4cが四箇所の点対称位置に設け
てあり、前記フィルタ11としては、例えばフッ素樹脂
を素材とする布状のものを用いている。また、前記取付
部4bには、当該取付部4bの端面に開口する環状の取
付溝4dが形成してあって、この取付溝4dは、テーパ
状を成すノズル3の後端部3aに対応して中心寄りに傾
斜した断面になっている。つまり、上記ノズルクロージ
ャ4は、自身が有する弾性を利用してノズル3の後端部
3aに前記取付溝4dを嵌合することによって取付けて
あり、テーパ状を成す嵌合部分によって容易に外れない
ようになっている。
れたものであって、円形の閉塞部4aと前記聞塞部4a
の周部から片側へ突出する環状の取付部4bとを有して
おり、前記閉塞部4aに、その両面に開口する通気孔4
cが形成してあると共に、前記閉塞部4aの取付部4b
側の面に、撥水性および通気性を有し且つ前記通気孔4
cを遮蔽するフィルタ11が設けてある。なお、この実
施例では、前記通気孔4cが四箇所の点対称位置に設け
てあり、前記フィルタ11としては、例えばフッ素樹脂
を素材とする布状のものを用いている。また、前記取付
部4bには、当該取付部4bの端面に開口する環状の取
付溝4dが形成してあって、この取付溝4dは、テーパ
状を成すノズル3の後端部3aに対応して中心寄りに傾
斜した断面になっている。つまり、上記ノズルクロージ
ャ4は、自身が有する弾性を利用してノズル3の後端部
3aに前記取付溝4dを嵌合することによって取付けて
あり、テーパ状を成す嵌合部分によって容易に外れない
ようになっている。
次に、上記のノズルクロージャ4を多段ロケットのノー
ズフェアリング内に搭載した上段ロケット等のロール制
御用モータに適用した場合を例に挙げて説明する。
ズフェアリング内に搭載した上段ロケット等のロール制
御用モータに適用した場合を例に挙げて説明する。
まず、地上においては、フィルタ11が撥水性を有する
ものであることから、燃焼室5内への大気中水分の浸入
を阻止し、固体推進薬7および図示しないイグナイタの
点火薬が吸湿するのを防いでいる。次に、多段ロケット
が打ち上げられて上昇している間には、周囲の大気が急
激に低下していくが、フィルタ11が通気性をも有する
ことから前記フィルタ11および通気孔4cを通して燃
焼室5内の空気を排出することによって大気と等圧にす
る作用を成し、前記燃焼室5内外の圧力差で当該ノズル
クロージャ4がノズル3から離脱するのを防いでいる。
そして、ノーズフェアリングの開頭後、固体推進薬7に
着火したのちには、通気孔4cから燃焼ガスの漏出が生
じるが、漏出による圧力低下の作用に比べて燃焼室5内
の圧力上昇の度合が著しく大きく、その圧力がノズル後
端部3aと取付溝4dとの嵌合力を越えるため、当該ノ
ズルクロージャ4は燃焼ガスの圧力によってノズル3か
ら離脱する。
ものであることから、燃焼室5内への大気中水分の浸入
を阻止し、固体推進薬7および図示しないイグナイタの
点火薬が吸湿するのを防いでいる。次に、多段ロケット
が打ち上げられて上昇している間には、周囲の大気が急
激に低下していくが、フィルタ11が通気性をも有する
ことから前記フィルタ11および通気孔4cを通して燃
焼室5内の空気を排出することによって大気と等圧にす
る作用を成し、前記燃焼室5内外の圧力差で当該ノズル
クロージャ4がノズル3から離脱するのを防いでいる。
そして、ノーズフェアリングの開頭後、固体推進薬7に
着火したのちには、通気孔4cから燃焼ガスの漏出が生
じるが、漏出による圧力低下の作用に比べて燃焼室5内
の圧力上昇の度合が著しく大きく、その圧力がノズル後
端部3aと取付溝4dとの嵌合力を越えるため、当該ノ
ズルクロージャ4は燃焼ガスの圧力によってノズル3か
ら離脱する。
なお、当該ノズルクロージャの材質,形状ならびに取付
け手段、およびフィルタの材質が上記実施例に限定され
ることはない。また、当該ノズルクロージャは、例えば
通気孔の面積が大きくなると、燃焼室内の圧力を大気と
等圧にしようとする作用が容易に得られる反面、離脱に
要する圧力が大きくなる傾向にある。そこで、当該ノズ
ルクロージャは、ロケットモータの適用条件によって燃
焼室内の定常圧力やこの圧力に応じたモータケースの強
度が予め設定されているものと考えるべきであるから、
上記の圧力に応じてノズルへの取付け強度を設定し、こ
れと同時に、着火時期に到達するまでの間に予想される
大気の圧力変化等を考慮して通気孔の面積を設定する。
このとき、通気孔は、フィルタの通気性を考慮したうえ
で、燃焼室内外の圧力差によってノズルクロージャに作
用する力が当該ノズルクロージャの取付け強度を越える
ことがないように燃焼室内の空気を排出可能にする最小
の面積であることが望ましく、一箇所に設けるよりも小
孔として複数設けるほうがより一層好ましい。
け手段、およびフィルタの材質が上記実施例に限定され
ることはない。また、当該ノズルクロージャは、例えば
通気孔の面積が大きくなると、燃焼室内の圧力を大気と
等圧にしようとする作用が容易に得られる反面、離脱に
要する圧力が大きくなる傾向にある。そこで、当該ノズ
ルクロージャは、ロケットモータの適用条件によって燃
焼室内の定常圧力やこの圧力に応じたモータケースの強
度が予め設定されているものと考えるべきであるから、
上記の圧力に応じてノズルへの取付け強度を設定し、こ
れと同時に、着火時期に到達するまでの間に予想される
大気の圧力変化等を考慮して通気孔の面積を設定する。
このとき、通気孔は、フィルタの通気性を考慮したうえ
で、燃焼室内外の圧力差によってノズルクロージャに作
用する力が当該ノズルクロージャの取付け強度を越える
ことがないように燃焼室内の空気を排出可能にする最小
の面積であることが望ましく、一箇所に設けるよりも小
孔として複数設けるほうがより一層好ましい。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明のロケットモータ用
ノズルクロージャによれば、ロケットモータのノズル開
口部を閉塞するノズルクロージャにおいて、燃焼室の内
外を連通状態にする通気孔と、撥水性および通気性を有
し且つ前記通気孔を遮蔽するフィルタとを備えたため、
推進薬の防湿や着火時の圧力保持等の本来の機能を全く
損うことがなく、例えば高高度で作動させるロケットモ
ータに適用した場合であっても燃焼室内外の圧力差によ
る離脱を防ぐことができ、常に安定した作動を実現する
ことができるという優れた効果を有する。
ノズルクロージャによれば、ロケットモータのノズル開
口部を閉塞するノズルクロージャにおいて、燃焼室の内
外を連通状態にする通気孔と、撥水性および通気性を有
し且つ前記通気孔を遮蔽するフィルタとを備えたため、
推進薬の防湿や着火時の圧力保持等の本来の機能を全く
損うことがなく、例えば高高度で作動させるロケットモ
ータに適用した場合であっても燃焼室内外の圧力差によ
る離脱を防ぐことができ、常に安定した作動を実現する
ことができるという優れた効果を有する。
第1図はこの発明の一実施例によるノズルクロージャを
適用したロケットモータを説明する断面図、第2図は第
1図中のA−A線に基づく矢視方向からの正面図、第3
図は従来におけるノズルクロージャを説明する断面図で
ある。 1……ロケットモータ、3……ノズル、4……ノズルク
ロージャ、4c……通気孔、5……燃焼室、11……フ
ィルタ。
適用したロケットモータを説明する断面図、第2図は第
1図中のA−A線に基づく矢視方向からの正面図、第3
図は従来におけるノズルクロージャを説明する断面図で
ある。 1……ロケットモータ、3……ノズル、4……ノズルク
ロージャ、4c……通気孔、5……燃焼室、11……フ
ィルタ。
Claims (1)
- 【請求項1】ロケットモータのノズル開口部を閉塞する
ノズルクロージャにおいて、燃焼室の内外を連通状態に
する通気孔と、撥水性および通気性を有し且つ前記通気
孔を遮蔽するフィルタとを備えたことを特徴とするロケ
ットモータ用ノズルクロージャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11912286A JPH0656137B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | ロケツトモ−タ用ノズルクロ−ジヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11912286A JPH0656137B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | ロケツトモ−タ用ノズルクロ−ジヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62276248A JPS62276248A (ja) | 1987-12-01 |
JPH0656137B2 true JPH0656137B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=14753480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11912286A Expired - Lifetime JPH0656137B2 (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | ロケツトモ−タ用ノズルクロ−ジヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0656137B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07315352A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Chiku Asano | 包装済製品への印字方法及びラベル貼着装置とそれに用いる透明ラベル貼着用テープ |
JP2011505288A (ja) * | 2007-11-29 | 2011-02-24 | アストリウム・エス・エー・エス | 空力抵抗を低減するデバイス |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013944A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Ihi Aerospace Co Ltd | ラムロケット |
CN107191291A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-22 | 西安航天动力研究所 | 一种发动机的防尘装置及其安装方法 |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP11912286A patent/JPH0656137B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07315352A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Chiku Asano | 包装済製品への印字方法及びラベル貼着装置とそれに用いる透明ラベル貼着用テープ |
JP2011505288A (ja) * | 2007-11-29 | 2011-02-24 | アストリウム・エス・エー・エス | 空力抵抗を低減するデバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62276248A (ja) | 1987-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8397486B2 (en) | Two-pulse rocket motor | |
US4301708A (en) | Launch tube closure | |
US4324167A (en) | Flexible area launch tube rear cover | |
US5370057A (en) | Missile with detachable drag chute | |
US8256340B2 (en) | Article comprising a missile canister cover | |
EP0118595B1 (en) | Weather seal arrangement for solid rocket motor igniters | |
JPH0656137B2 (ja) | ロケツトモ−タ用ノズルクロ−ジヤ | |
Webster | Liquid fueled integral rocket/ramjet technology review | |
US6311604B1 (en) | Protective missile launch tube enclosure | |
US10151568B2 (en) | Guided projectile and method of enabling guidance thereof | |
US3304865A (en) | Self-sealing, unbonded, rocket motor nozzle closure | |
CA2159343A1 (en) | A method and an apparatus for spreading warheads | |
US20110073709A1 (en) | Methods and apparatus for a frangible seal for deployable flight structures | |
JPH03176298A (ja) | パラシユートの開傘時間を短縮する方法と装置 | |
US4028886A (en) | Passive chamber wall fragmenter | |
US3910191A (en) | Variable pressure nozzle closure | |
US6695261B2 (en) | Shock isolation system for spacecraft fairing | |
US2987999A (en) | Protective cover | |
US4574699A (en) | Extendible wafer igniter with perforations adjacent the foot portion | |
US4458483A (en) | Rocket motor end flap | |
US4784350A (en) | Passive step trimmer for a maneuvering re-entry body (U) | |
US4930422A (en) | Ejectable, imperviously sealing device especially for rockets with munitions | |
US6686866B1 (en) | Two-piece radar-absorbing end cap assembly | |
US3295324A (en) | Rocket motor case vent system | |
US3048110A (en) | Frangible nose cone |