JPH0651968A - 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置 - Google Patents

遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置

Info

Publication number
JPH0651968A
JPH0651968A JP4201441A JP20144192A JPH0651968A JP H0651968 A JPH0651968 A JP H0651968A JP 4201441 A JP4201441 A JP 4201441A JP 20144192 A JP20144192 A JP 20144192A JP H0651968 A JPH0651968 A JP H0651968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote procedure
server
procedure call
program
shared data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4201441A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Enomoto
本 典 行 榎
Ryota Suehiro
亮 太 末▲廣▼
Nobuaki Tanaka
中 伸 明 田
Yoshihiko Suzuki
木 芳 彦 鈴
Petsuchi Ibuan
ペッチ イヴァン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4201441A priority Critical patent/JPH0651968A/ja
Publication of JPH0651968A publication Critical patent/JPH0651968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークを介し遠隔手続き呼び出しを用
いた分散アプリケーションプログラムに使用される遠隔
手続き呼び出しプログラム生成装置において、効率的な
遠隔手続き呼び出し処理を実現できると同時に、ユーザ
が共有データ領域を追加するという余分な作業を行なう
必要のない遠隔手続き呼び出しプログラムを生成するこ
と。 【構成】 サーバ側アプリケーションプログラムの全て
の手続きで参照および書き込み可能なサーバ共有データ
領域を定義したインタフェース定義11から、サーバ共
有データ領域生成部16が、全てのサーバ側アプリケー
ションプログラムの手続きで参照および書き込み可能な
サーバ共有データ領域を自動生成し、サーバとクライア
ント間で不用なデータの交換をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを介した
遠隔手続き呼び出しを用いた分散アプリケーションプロ
グラムで利用される遠隔手続き呼び出しプログラム生成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークを介してアプリケー
ション間のデータ交換を行なう遠隔手続き呼び出しプロ
グラムを生成するための装置が、クライアント/サーバ
モデルの分散アプリケーションプログラムを開発するた
めに広く使用されている。この分散アプリケーションの
形態では、クライアントは遠隔手続き呼び出しを要求す
る側、サーバは遠隔手続き呼び出しの要求を受けて要求
された処理を行ない、結果を返す側として位置付けられ
る。このような遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置
の例として、ジョーンズ、ラシッド、トンプソン、“マ
ッチメーカ:分散処理のためのインタフェース記述言語
(M.B.Jones,R.F.Rashid,M.R.Thompson,“Matchmaker:A
n Interface Specification Language for Distributed
Processing",Proceeding of the 12th ACM SIGPLAN Sym
posium on Principles of Programming Languages,ACM,
Jan.1985,pp.225-235)”などが知られている。
【0003】以下、従来の遠隔手続き呼び出しプログラ
ム生成装置について説明する。図10は従来の遠隔手続
き呼び出しプログラム生成装置の構成を示すものであ
る。図10において、100は遠隔手続き呼び出しプロ
グラム生成装置、101はクライアントとサーバの遠隔
アプリケーション間の複数の遠隔手続き呼び出しインタ
フェースをインタフェース定義言語によって記述したイ
ンタフェース定義である。102はこのインタフェース
定義101を入力して解析する解析部である。103は
解析した内容に基づいてユーザ定義データ型のヘッダを
生成するヘッダ生成部である。104は解析した内容に
基づいてクライアント側の遠隔手続き呼び出しプログラ
ムを生成するクライアント遠隔手続き呼び出しプログラ
ム生成部である。105は解析した内容に基づいてサー
バ側の遠隔手続き呼び出しプログラムを生成するサーバ
遠隔手続き呼び出しプログラム生成部である。106は
ヘッダ生成部103によって生成されたヘッダ、107
はクライアント遠隔手続き呼び出しプログラム生成部1
04によって生成されたクライアント遠隔手続き呼び出
しプログラム、108はサーバ遠隔手続き呼び出しプロ
グラム生成部105によって生成されたサーバ遠隔手続
き呼び出しプログラムである。
【0004】以上のように構成された遠隔手続き呼び出
しプログラム生成装置100について、以下その動作に
ついて説明する。まず、インタフェース定義101を解
析部102に入力し、文法および意味解析を行なう。そ
の結果に基づいて、ヘッダ生成部103が、定義された
ユーザ定義データ型のヘッダ106を生成し、クライア
ント遠隔手続き呼び出しプログラム生成部104が、定
義された全ての手続きに関するクライアント遠隔手続き
呼び出しプログラム107を生成し、サーバ遠隔手続き
呼び出しプログラム生成部105が、定義された全ての
手続きに関するサーバ遠隔手続き呼び出しプログラム1
08を生成する。クライアント遠隔手続き呼び出しプロ
グラム107は、手続き単位の処理で構成され、インタ
フェース定義101で定義された全ての遠隔手続きにつ
いて、1つのプログラムコードとして生成される。クラ
イアントにおける1つの遠隔手続き呼び出しの処理内容
は、アプリケーションプログラムから呼ばれる部分、遠
隔手続き呼び出しの引数を送信メッセージとして組み立
てる部分、サーバへ送信メッセージを送信する部分、サ
ーバから処理結果である受信メッセージを待つ部分、受
信メッセージから遠隔手続き呼び出しの処理結果データ
を取り出す部分、処理結果をアプリケーションプログラ
ムへ返す部分からなるプログラムで構成される。また、
サーバ遠隔手続き呼び出しプログラム108は、クライ
アントから処理要求の受信メッセージを待つ部分、受信
メッセージから呼び出し手続きを決定する部分、インタ
フェース定義101で定義された全ての遠隔手続きにつ
いて各遠隔手続き単位に呼び出し処理をする部分、次の
クライアントからの要求を待つために最初の処理に戻る
後処理部分から構成され、1つのプログラムコードとし
て生成される。サーバにおける1つの遠隔手続き呼び出
しの処理内容は、受信メッセージから遠隔手続き呼び出
しの引数データを取り出す部分、アプリケーションプロ
グラムの該当する手続きを呼び出す部分、アプリケーシ
ョンプログラムの手続きの処理結果を送信メッセージと
して組み立てる部分、クライアントへ送信メッセージを
送信する部分からなるプログラムで構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置では、生成
されたサーバ遠隔手続き呼び出しプログラム108の中
に複数のアプリケーションプログラムの手続き間で共有
して参照および書き込み可能なデータ領域が存在せず、
複数の手続き間でサーバ固有の情報を共有するために、
関連する全ての遠隔手続き呼び出しの引数/結果パラメ
ータとして定義し、クライアントアプリケーションプロ
グラムが、関連する手続きを呼び出す毎にクライアント
とサーバ間を往復転送する必要があり、余分な情報伝達
のために遠隔手続き呼び出しの処理効率を落すという課
題を有していた。また、ユーザは、これを避けるために
生成したサーバ遠隔手続き呼び出しプログラムコードを
解析し、サーバアプリケーションプログラム内で参照お
よび書き込み可能な共有データ領域を追加するという余
分な作業を行なう必要があり、これは、ユーザがプログ
ラム不良の原因を誤って組み込む可能性があるという課
題も有していた。
【0006】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
もので、サーバ側アプリケーションプログラム内の複数
手続き間でデータ情報を共有する分散アプリケーション
プログラムの処理に対して、効率的な遠隔手続き呼び出
し処理を実現するとともに、ユーザの余分な作業を不用
とすることによって、プログラム不良を少なくすること
のできる遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インタフェース定義中にサーバ側アプリ
ケーションプログラム内のどこからでも参照および書き
込み可能なサーバ共有データ領域を定義可能なインタフ
ェース定義およびこのインタフェース定義中のサーバ共
有データ領域定義からサーバ遠隔手続き呼び出しプログ
ラム中にサーバ共有データ領域を生成するサーバ共有デ
ータ領域生成部を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成によって、サーバ共有デー
タ領域を定義したインタフェース定義から、サーバ共有
データ領域生成部が、サーバ側アプリケーションプログ
ラム内のどこからでも参照および書き込み可能なサーバ
共有データ領域を生成し、この生成したサーバ共有デー
タ領域を使用することによって、クライアントアプリケ
ーションプログラムが、サーバアプリケーションプログ
ラム内で関連する情報データを共有する手続きを呼び出
す毎にクライアントとサーバ間を手続き呼び出しの引数
および結果データとして往復転送する必要もなく、効率
的な遠隔手続き呼び出し処理を実現できるとともに、ユ
ーザは共有データ領域を追加するという余分な作業を行
なう必要もないため、プログラム不良の原因を誤って組
み込む可能性を少なくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における遠
隔手続き呼び出しプログラム生成装置の全体構成図であ
る。図1において、10は遠隔手続き呼び出しプログラ
ム生成装置、11はユーザ定義のデータ型定義機能、サ
ーバプログラムのサーバ共有データ領域の定義機能、複
数の遠隔手続き呼び出しインタフェースとその引数/結
果データの定義機能を有し、データやその型、手続きを
定義するための言語仕様がC言語仕様に従うインタフェ
ース定義言語で記述されたインタフェース定義、12は
インタフェース定義11を入力して解析する解析部、1
3は解析部12が解析したインタフェース定義中のユー
ザ定義データ型からヘッダを生成するヘッダ生成部、1
4は解析部12が解析したインタフェース定義中の遠隔
手続き呼び出しインタフェースの内容に基づいてクライ
アント側の遠隔手続き呼び出しプログラムを生成するク
ライアント遠隔手続き呼び出しプログラム生成部、15
は解析部12が解析したインタフェース定義中の遠隔手
続き呼び出しインタフェースの内容に基づいてサーバ側
の遠隔手続き呼び出しプログラムを生成するサーバ遠隔
手続き呼び出しプログラム生成部、16は解析部12が
解析したインタフェース定義中のサーバ共有データ領域
定義の内容に基づいてサーバ遠隔手続き呼び出しプログ
ラム中にサーバ共有データ領域を生成するサーバ共有デ
ータ領域生成部、17はヘッダ生成部13が生成したヘ
ッダを出力した出力用ヘッダファイル、18はクライア
ント遠隔手続き呼び出しプログラム生成部14が生成し
たクライアント遠隔手続き呼び出しプログラムを出力し
た出力用クライアント遠隔手続き呼び出しプログラムフ
ァイル、19はサーバ共有データ領域生成部16が生成
したサーバ共有データ領域とサーバ遠隔手続き呼び出し
プログラム生成部15が生成したサーバ遠隔手続き呼び
出しプログラムを出力した出力用サーバ遠隔手続き呼び
出しプログラムファイルである。
【0010】以上のように構成された遠隔手続き呼び出
しプログラム生成装置について、図2に示す遠隔手続き
呼び出しプログラム生成装置のフローチャートを用いて
その動作を説明する。まず、解析部12がインタフェー
ス定義11のファイルをオープンする(ステップ20
1)。次に、インタフェース定義11中の現在の位置を
示すところから1つのユーザ定義データ型、または1つ
のサーバ共有データ領域定義、または1つの遠隔手続き
インタフェース定義を読み込んでインタフェース定義1
1中の位置を次に進める(ステップ202)。この時、
読み込むインタフェース定義が存在するかどうかを判断
し(ステップ203)、もし、存在しないならば、終了
処理を行ない生成処理を終了する(ステップ204)。
読み込んだインタフェース定義が、言語仕様に従って文
法的にも意味的にも正しいかを解析する(ステップ20
5)。この解析結果を判断し(ステップ206)、その
結果が正しくない場合、エラーメッセージを出力し、終
了する(ステップ215)。結果が正しい場合、読み込
んで解析した定義がユーザ定義データ型かどうかを判断
し(ステップ207)、ユーザ定義データ型ならば、ヘ
ッダ生成部13を呼び出し、ユーザ定義データ型生成処
理を行なう(ステップ208)。この処理終了後、ステ
ップ202からの処理を繰り返す。もし、ユーザ定義デ
ータ型でないならば、サーバ共有データ領域定義かどう
かを判断し(ステップ209)、サーバ共有データ領域
定義ならば、サーバ共有データ領域生成部16を呼び出
し、サーバ共有データ領域生成処理を行なう(ステップ
210)。この処理の結果を判断し(ステップ21
1)、エラーが発見された場合、エラーメッセージを出
力し、終了する(ステップ215)。また、正常の場
合、ステップ202からの処理を繰り返す。もし、読み
込んで解析した定義がサーバ共有データ領域定義でない
ならば、1つの遠隔手続き呼び出しインタフェースの定
義かどうかを判断し(ステップ212)、遠隔手続き呼
び出しインタフェース定義ならば、クライアント遠隔手
続き呼び出しプログラム生成装置14を呼び出してクラ
イアント遠隔手続き呼び出しプログラム生成処理を行な
い(ステップ213)、次いでサーバ遠隔手続き呼び出
しプログラム生成装置15を呼び出してサーバ遠隔手続
き呼び出しプログラム生成処理を行なう(ステップ21
4)。この処理終了後、ステップ202からの処理を繰
り返す。読み込んで解析した定義が遠隔手続き呼び出し
インタフェース定義でないならば、エラーメッセージを
出力し、終了する(ステップ215)。
【0011】次に図3のフローチャートを参照しながら
ユーザ定義データ型生成処理(ステップ208)につい
てさらに詳細に説明する。まず、出力用ヘッダファイル
17が既に存在しているかを検査し(ステップ31)、
存在していないならば、出力用ヘッダファイル17を生
成する(ステップ32)。この後、解析したユーザ定義
データ型に従ってヘッダ生成部13がヘッダを生成し、
ヘッダファイル17へ出力する(ステップ33)。
【0012】次に図4のフローチャートを参照しながら
サーバ共有データ領域生成処理(ステップ210)につ
いてさらに詳細に説明する。まず、出力用サーバ遠隔手
続き呼び出しプログラムファイル19が既に存在してい
るかを検査し(ステップ41)、存在していないなら
ば、出力用サーバ遠隔手続き呼び出しプログラムファイ
ル19を生成する(ステップ42)。既に存在している
場合、サーバの前処理のプログラムコード部分が生成さ
れているか検査し(ステップ43)、既に生成されてい
るならば、エラーを返す(ステップ44)。この後、解
析されたサーバ共有データ領域定義に従ってサーバ共有
データ領域生成部16がサーバ共有データ領域を生成
し、出力用サーバ遠隔手続き呼び出しプログラムファイ
ル19へ出力する(ステップ45)。
【0013】次に図5のフローチャートを参照しながら
クライアント遠隔手続き呼び出しプログラム生成処理
(ステップ213)についてさらに詳細に説明する。ク
ライアント遠隔手続き呼び出しプログラム生成部14
は、出力用クライアント遠隔手続き呼び出しプログラム
ファイル18が既に存在しているかを検査し(ステップ
51)、存在していないならば、出力用クライアント遠
隔手続き呼び出しプログラムファイル18を生成し(ス
テップ52)、その後、解析された遠隔手続き呼び出し
インタフェースに従って、クライアント遠隔手続き呼び
出しプログラムを生成し、出力用クライアント遠隔手続
き呼び出しプログラムファイル18へ出力する(ステッ
プ53)。この生成処理で生成するクライアント遠隔手
続き呼び出しプログラムの内容は、従来技術で説明した
ものと同一である。
【0014】次に図6のフローチャートを参照しながら
サーバ遠隔手続き呼び出しプログラム生成処理(ステッ
プ214)についてさらに詳細に説明する。サーバ遠隔
手続き呼び出しプログラム生成部15は、出力用サーバ
遠隔手続き呼び出しプログラムファイル19が既に存在
しているかを検査し(ステップ61)、存在していない
ならば、出力用サーバ遠隔手続き呼び出しプログラムフ
ァイル19を生成する(ステップ62)。その後、サー
バ遠隔手続き呼び出しプログラム生成部15は、サーバ
の前処理のプログラムコード部分が生成されているかを
検査し(ステップ63)、生成されていなければサーバ
の前処理のプログラムコード部分を生成し(ステップ6
4)、次いで解析された遠隔手続き呼び出しインタフェ
ースに従って、サーバ遠隔手続き呼び出しプログラムを
生成し、出力用サーバ遠隔手続き呼び出しプログラムフ
ァイル19へ出力する(ステップ65)。この生成処理
で生成するサーバ遠隔手続き呼び出しプログラムの内容
は、従来の技術で説明したものと同一である。
【0015】次に図7のフローチャートを参照しながら
終了処理(ステップ204)についてさらに詳細に説明
する。まずサーバ遠隔手続き呼び出しプログラム生成部
15を呼び出し、サーバ遠隔手続き呼び出しプログラム
の後処理部分を生成し、出力用サーバ遠隔手続き呼び出
しプログラムファイル19へ出力する(ステップ7
1)。次に、インタフェース定義11の入力ファイルを
クローズし(ステップ72)、出力用ヘッダファイル1
7をクローズし(ステップ73)、出力用クライアント
遠隔手続き呼び出しプログラムファイル18をクローズ
し(ステップ74)、出力用サーバ遠隔手続き呼び出し
プログラムファイル19をクローズする(ステップ7
5)。
【0016】図8はインタフェース定義例81と、この
インタフェース定義例81から遠隔手続き呼び出しプロ
グラム生成装置10がそれぞれ生成したヘッダ82と、
クライアント遠隔手続き呼び出しプログラム83と、サ
ーバ共有データ領域を有する、サーバ遠隔手続き呼び出
しプログラム84の概要を示す。
【0017】図9はこのようにして生成されたサーバ遠
隔手続き呼び出しプログラム84を使用したサーバアプ
リケーションプログラムが、サーバ共有データ領域を使
用している例を示す。図9において、91はサーバアプ
リケーション手続きA処理コード、92はサーバアプリ
ケーション手続きB処理コード、93はサーバアプリケ
ーション手続きC処理コードである。サーバアプリケー
ション手続きA処理コード91は、クライアントからこ
の遠隔手続き呼び出しAを実行された時、サーバ遠隔手
続き呼び出しプログラム84内のサーバ遠隔手続き呼び
出しA処理コードから呼び出される。この時、サーバア
プリケーション手続きA処理コード91は、サーバ共有
データ領域を参照および書き込みが可能となる。同様に
サーバアプリケーション手続きB処理コード92および
サーバアプリケーション手続きC処理コード93もサー
バ遠隔手続き呼び出しプログラム84から呼び出された
時、サーバ共有データ領域を参照および書き込みが可能
となる。このように、生成したサーバ共有データ領域
は、クライアントアプリケーションプログラムで使用し
ない情報で、サーバアプリケーションプログラムのみで
必要な情報を格納、変更、参照する領域とすることがで
き、サーバアプリケーションプログラムの各手続き間の
制御や連絡、共有資源の管理などに使用することができ
る。これによって、クライアントアプリケーションプロ
グラムで必要のない情報データをクライアントとサーバ
間で交換する必要がなくなる。また、分散アプリケーシ
ョンプログラムの処理上、クライアントとサーバ間で情
報データの交換が必要な場合でも、必要な情報を最少限
交換するだけで、多くの情報を交換する効率的な分散ア
プリケーションプログラムを作成することができる。例
えば、サーバアプリケーションプログラムで多くの情報
をもつ複数のテーブルを、サーバアプリケーションプロ
グラム内のどこからでも参照および書き込み可能なサー
バ共有データ領域として使用することによって、このサ
ーバアプリケーションプログラムのテーブルインデック
スという必要最少限の情報をクライアントとサーバ間で
交換するだけで、複数の遠隔手続き間の連携処理が可能
となる。
【0018】以上のように本実施例によれば、サーバ共
有データ領域を定義したインタフェース定義から、サー
バ共有データ領域生成部が、サーバ側アプリケーション
プログラム内のどこからでも参照および書き込み可能な
サーバ共有データ領域を生成することができるので、こ
の生成したサーバ共有データ領域を使用することによっ
て、クライアントアプリケーションプログラムが、サー
バアプリケーションプログラム内で関連する情報データ
を共有する手続きを呼び出す毎にクライアントとサーバ
間を手続き呼び出しの引数および結果データとして往復
転送する必要もなく、効率的な遠隔手続き呼び出し処理
を実現できるとともに、ユーザは共有データ領域を追加
するという余分な作業を行なう必要もないため、プログ
ラム不良の原因を誤って組み込む可能性を少なくするこ
とができる。
【0019】なお、上記実施例において、インタフェー
ス定義11を記述するインタフェース定義言語の仕様は
プログラミング言語Cの仕様に一部従うとしたが、プロ
グラミング言語としては、他のパスカルなどのプログラ
ミング言語や独自のプログラミング言語でもよい。ま
た、インタフェース定義中のサーバ共有データ領域の定
義は、遠隔手続き呼び出しインタフェース定義の前にな
ければならないとしたが、どこでも定義可能な実装方法
としてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、サーバ共有デー
タ領域を定義したインタフェース定義から、サーバ共有
データ領域生成部が、サーバ側アプリケーションプログ
ラム内のどこからでも参照および書き込み可能なサーバ
共有データ領域を生成することができるので、この生成
したサーバ共有データ領域を使用することによって、ク
ライアントアプリケーションプログラムが、サーバアプ
リケーションプログラム内で関連する情報データを共有
する手続きを呼び出す毎にクライアントとサーバ間を手
続き呼び出しの引数および結果データとして往復転送す
る必要もなく、効率的な遠隔手続き呼び出し処理を実現
できるとともに、ユーザは共有データ領域を追加すると
いう余分な作業を行なう必要もないため、プログラム不
良の原因を誤って組み込む可能性を少なくすることがで
きる優れた遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置を実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における遠隔手続き呼び出し
プログラム生成装置の構成を示すブロック図
【図2】同装置の動作を示すフローチャート
【図3】同装置のユーザ定義データ型生成処理動作を示
すフローチャート
【図4】同装置のサーバ共有データ領域生成処理動作を
示すフローチャート
【図5】同装置のクライアント遠隔手続き呼び出しプロ
グラム生成処理動作を示すフローチャート
【図6】同装置のサーバー遠隔手続き呼び出しプログラ
ム生成処理動作を示すフローチャート
【図7】同装置の終了処理動作を示すフローチャート
【図8】同装置において生成した遠隔手続き呼び出しプ
ログラム例を示す模式図
【図9】同装置において生成したサーバ遠隔手続き呼び
出しプログラムの使用例を示す模式図
【図10】従来のデータ転送プログラム生成装置の構成
を示すブロック図
【符号の説明】
10 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置 11 インタフェース定義 12 解析部 13 ヘッダ生成部 14 クライアント遠隔手続き呼び出しプログラム生成
部 15 サーバ遠隔手続き呼び出しプログラム生成部 16 サーバ共有データ領域生成部 17 出力用ヘッダファイル 18 出力用クライアント遠隔手続き呼び出しプログラ
ムファイル 19 出力用サーバ遠隔手続き呼び出しプログラムファ
イル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴 木 芳 彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 イヴァン ペッチ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔手続きを呼び出すクライアントアプ
    リケーションプログラムと遠隔手続き呼び出しによって
    呼び出されるサーバアプリケーションプログラム間の1
    つ以上の遠隔手続きインタフェースとサーバアプリケー
    ションプログラム内のどこからでも参照および書き込み
    可能なサーバ共有データ領域とを定義可能なインタフェ
    ース定義言語によって記述されたインタフェース定義を
    入力して解析する解析部と、前記解析部によって解析さ
    れたインタフェース定義中の遠隔手続きインタフェース
    の内容に基づいてクライアント側の遠隔手続き呼び出し
    プログラムを生成するクライアント遠隔手続き呼び出し
    プログラム生成部と、前記解析部によって解析されたイ
    ンタフェース定義中の遠隔手続きインタフェースの内容
    に基づいてサーバ側の遠隔手続き呼び出しプログラムを
    生成するサーバ遠隔手続き呼び出しプログラム生成部
    と、前記解析部によって解析されたインタフェース定義
    中のサーバ共有データ領域定義の内容に基づいてサーバ
    遠隔手続き呼び出しプログラム中にサーバ共有データ領
    域を生成するサーバ共有データ領域生成部とを備えた遠
    隔手続き呼び出しプログラム生成装置。
JP4201441A 1992-07-28 1992-07-28 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置 Pending JPH0651968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4201441A JPH0651968A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4201441A JPH0651968A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651968A true JPH0651968A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16441144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4201441A Pending JPH0651968A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0651968A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106249649A (zh) * 2016-08-23 2016-12-21 上海云线娃娃信息科技有限公司 远程控制系统及其方法
US11218707B2 (en) 2017-08-31 2022-01-04 Cyberstep, Inc. Moving image distribution device, method, and program and moving image distribution system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106249649A (zh) * 2016-08-23 2016-12-21 上海云线娃娃信息科技有限公司 远程控制系统及其方法
US11218707B2 (en) 2017-08-31 2022-01-04 Cyberstep, Inc. Moving image distribution device, method, and program and moving image distribution system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6253252B1 (en) Method and apparatus for asynchronously calling and implementing objects
US7870295B2 (en) Parsing messages with multiple data formats
JPH06195290A (ja) 遠隔ノードからの処理手順呼出し方法及びシステム
CN104731859A (zh) 数据处理方法及装置
US20010011215A1 (en) Network device simulation system and method
US20020107915A1 (en) Protocol-independent JSP invocation
US7712088B2 (en) Method and system for a batch parser
CN113111666A (zh) 一种实现应用程序的多语言翻译的系统及方法
JPH0651968A (ja) 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置
CN112015374A (zh) 一种基于自然语言的跨编程语言微服务集成系统
CN111984679B (zh) 硬件加速数据库的访问方法、装置、主机、系统及介质
CN114461595A (zh) 发送消息的方法、装置、介质和电子设备
JPH0667865A (ja) 遠隔手続き呼び出しプログラム生成装置
KR100328816B1 (ko) 지능형정보제공시스템의출력메시지에대한자동문서생성및출력시스템
US7519601B2 (en) Method and apparatus for implementing recursive remote procedure calls
Valenzano et al. Derivation of executable code from formal protocol specifications written in LOTOS
WO2004061651A2 (en) A method and system for dynamically creating parsers in a message broker
JP2833612B2 (ja) サービスプリミティブ生成システム
Törö et al. SDL specification and verification of universal personal computing with ObjectGEODE
CN115714962A (zh) 会话计费方法、会话计费装置、电子设备及存储介质
CN116828073A (zh) 报文转换方法、装置、电子设备和计算机可读存储介质
FI111566B (fi) Menetelmä ohjelman hallintakaavion kääntämiseksi
CN118113820A (zh) 一种问答系统的配置方法、装置、程序、设备及存储介质
JPH07239787A (ja) 構文解析木からの情報抽出装置
CN115268882A (zh) 一种轻量级在线代码协同编辑的方法