JPH06511191A - 試験管のための混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 試験管のための混合装置 本発明は、駆動装置が内部に配置された基部と、駆動装置により揺動運動される 、試験管を受ける混合器とを備える、試験管のための混合装置に関する。

血液試料を採取する際、血液は、これが使えなくならないように患者からカニユ ーレを経て試験管に移され、直ちに開始される血液の凝固を阻止するために、例 えばナトリウムクエン酸塩のような抗凝固剤と直ちに混合されねばならない。効 果的な混合のために、例えば真空管のような試験管は、該試験管を全長にわたっ て通過することができるように試験管中に存在する気泡のために少なくとも１０ 回ゆっくり回転させなければねばならない。試験管内の抗凝固剤含有物が次いで 通過し、試験管内の血液含有物と混合される。その混合は今日まで手で行われて おり、すなわち、混合は、試料採取者が手で試験管を規定の少なくとも１０回回 転転せ、同時に気泡がその都度試験管の全長にわたって通過するのを制御し、試 料採取者はしばしば多数の患者から試料を採取しなければならないことを考えて 行われ、手による混合は、頻繁な回転運動の繰り返しが手首と肩を非常に痛める ことから人間工学上問題であることを示した。同時に、混合を行う際、試料採取 者は、患者の世話をすること及び多分割の試験管に血液を満たすことに従事しな ければならない。試料の質は、正しい方法で行われる混合に完全に依存し、採取 者が集中力を欠くと、多数の試料が使用できないものになり、したがって、再採 取をしなければならないことになる。その理由は、混合が余りにも遅く開始され たり、混合運動が余りにも速（行われたり、あるいは混合が十分な回数性われな かったことにある。これは、分析結果の質的低下を招き、試料を役に立たな（し てしまう。

試験管のためのいわゆる揺動混合装置が、例えば米国特許第３２６１５９４号で 知られている。しかし、この揺動混合装置は、第一に、血液細胞が貯蔵又は輸送 後の試験管の底に詰まった血液試料の分析直前の混合に適している。その目的の ためには混合回数及び耐久性は特に重要ではなく、この装置が抗凝固剤の混合に 適しない要因と関係する理由である。この装置にあって、混合回数を規制する外 部手段は、オペレータが注意深（試験した調整を変更する程に危険なファクタを 含んでいる。その上、この装置は、この種の揺動混合装置が中断のない振動運動 を行う際に実行される十分な混合のいかなる表示もしない。また、この従来の揺 動混合装置は、例えば試験雪皿を備えた設計のために、試料採取時の使用には適 しない。

他の従来の試験管用混合装置は、連続的な回転運動をさせられる支持体に固定さ れている。この装置は、取り扱いに時間がかかり、また、試料採取時に使えない という欠点がある。

本発明の目的は、上記の問題を解決し、構造が簡単で、取り扱いが容易であり、 試験管に正確な混合運動を与え、果たされる混合処理の安全な表示をし、試料採 取キャリジに載せる大きさに実現することができ、これにより試料採取者が試料 採取巡回中に外部電源との接続なしに容易に運ぶことができ、さらに、試料収集 時に直接使用することができる試験管用混合装置を提供することにある。

これらの目的は、請求項１に記載の混合装置により達成することができる。

始動時に所定振動数の揺動運動を所定回数させられる試験管であって混合圧に試 料採取の直後に置かれた試験管は、安全に所定の混合処理を受ける。

本発明の他の利点は、他の請求項に記載の構成によって達成される。

特に有利な混合運動は、請求項２．３に記載の構成によって達成され、比較的速 い揺動時期が静止時期と結ばれ、試験管内に存在する気泡が試験管の全長を通過 する時間がある。

本発明を実施例について添付図面を参照してより詳細に説明する。

図１は、本発明にかかる混合装置の正面図である。

図２は、図１に示した混合装置の側面図である。

図１に示す混合装置ｌは基部２を含み、該基部の内部には電動モータである駆動 装置が収容されている。基部２内にはまた混合運動を制御するための回路部品及 び例えば充電可能の電池のような電源が収容されている。基部２の上方には、混 合圧３が取りつけられており、該混合圧は駆動ヨークを介して基部内の駆動装置 に連結されており、該駆動ヨークの実質的に水平の部分は混合圧に固定されてい る。駆動ヨーク４の垂直部分は、基部２の各側部に配置された駆動円盤６に設け られたスロットに取り外し可能に嵌入され、駆動円盤６は、駆動軸５により駆動 装置に連結されている。駆動ヨーク４と駆動円盤６との間の取り外し可能の結合 により、駆動ヨーク４は混合圧３と共に基部２から簡単に取り外すことができ、 混合装置のクリーニングと輸送とを容易にする。混合圧３はその上面に試験管８ を受け入れる多数の溝７を備える。満７の幅と長さは、混合装置１が市場で人手 することができるすべての試験管のために使用できるように調整される。図１及 び図２に示された試験管８は、真空型で、上部に栓１１を持つガラス管からなる 。血液と抗凝固剤とが適当に満たされ、試験管８は栓１１直下に液面９を示し、 気泡ｌＯは液面９と栓１１との間にある。図２から明らかなように、混合圧３ば その端部に試験管が混合圧からその長平方向に滑り落ちるのを防ぐために試験管 止め１２ａ、Ｌ２ｂを備える。溝７は、図上で上方の試験管止め１２ａから間を 置いて終り、これにより凹所１５が形成され、該凹所は試験管８の溝７からの出 し入れを容易にする。

混合装置１の作動方法は１次のとおりである。試験管８が患者からの血液と抗凝 固剤とで満たされた直後に、試験管は混合器３上に置かれ、その後試料採取者は 始動ボタン１３を押す。駆動装置が混合圧３を図２に示す位置から揺動運動をさ せると、混合圧は左方の位置へ水平面に対して角度α傾斜され、その位置におい て混合圧は角度αと異なるか又は等しい角度（図示されていない角度β）反対方 向へ傾斜される。これらの角度は、１５°から６０°の範囲内で選択されるが、 ２５°と４５°の間が好ましい。振動数は、例えば使用される試験管のタイプに 関して容易に試験することができるが、注意事項として、少なくして最も混合し にくい試験管に十分な混合をさせるべきで、これにより試験管中の気泡は試験管 の全長にわたって安全に通過する。したがって、振動数は、０．２ないし２ヘル ツのオーダである。特に良い混合は、混合圧が停止し、各端位置においである時 間長さ静止している時に達せられ、これにより気泡は静止中に試験管の上方部分 に上がる。気泡が振動ごとに試験管の全長にわたって通過する十分な混合運動を 達するために、すべての要因、すなわち、振動数、傾斜の角度α、β及び静止時 間は、最も有利な条件のために互いに調整しなければならない。好ましくは、混 合圧が角度α傾斜している図示の位置は、混合圧３が停止時に占める最初の位置 である。

混合装置によってされる振動の回数もまた試験されるが、８ないし１２回の範囲 内であることが好ましい。混合装置の制御回路部品は、たとλ始動信号が混合装 置の作動中に発信されても、始動信号が実行される振動の規定数を導くように設 計することが好ましい・こうすれば、試験管を余りにも長時間又は余りにも短時 間混合させる危険がないことから、混合サイクルの完了を待つ必要がない。混合 装置の機能をさらに保証するために、基部２は、放電した電池による混合装置の 停止前の適時の低充電レベル表示のために、光ダイオードのような表示ランプ１ ４を備えることが好ましい。混合装置は、また、完了した混合サイクルを表示す る光又は音の信号を発信する回路を備える。例えば漏れている試験管を取り扱う ために、手動緊急停止装置を回路部品に配置することができる。誤動作を表示す るために、混合が完了しないときに例えば間欠光信号を発信する制御手段を備え ることが好ましい。

本発明の実施は、前記の実施例に限られず、混合圧を他の適当な伝動装置により 前記したような揺動運動をさせてもよい。また、混合圧の取り外しは、基部に固 定される駆動ヨークに関して弛緩可能の結合手段を介するなど他の適当な方法で 行うことができる。

また、始動信号の発信ミスを防ぐために、駆動装置を混合圧３の溝７に置かれる 試験管８によって始動させることが可能である。この場合、混合圧は、駆動装置 に始動信号を発信する感知エレメントを備える。好ましい実施例において、試験 管は、その存在が混合皿上の検知装置により検知され、次いで駆動装置に始動信 号を送る検知可能の、例えば磁化エレメントを備える。この磁化エレメントは、 試験管に付ける同定ラベルと一体のものか、他の手段、例えば試験管に付ける磁 気テープの一片である。混合皿上の検知装置は、受動的でよ（、いかなるエネル ギも消費しない。しかし、もし検知エレメントが電気消費を伴う能動的であれば 、検知装置は、制御装置及び該装置が待機位置にある時間を制限する目的の時間 回路を備え、これにより電気消費を制限する。

また、始動信号を、混合皿上に試験管を置（ことに関して、混合圧、駆動ヨーク 又は対応するエレメントの押し下げによって発信するようにしてもよい。

国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＳＥ　９２１００６ フロントベージの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ （ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ 、ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ、　ＨＵ。

ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　ＰＬ、ＲＯ ，ＲＵ、ＳＤ、ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．試験管のための混合装置であって、駆動装置が内部に配置された基部（２） と、前記試験管を受ける混合皿（３）とを含み、前記駆動装置は混合皿にある振 動数の揺動運動を行わせるように配置されており、前記駆動装置は、始動時に採 取試料が混合皿の上に置かれた直後の試験管が規定の混合処理を安全に受けるよ うに規定の振動数及び規定の振動回数の揺動運動を行わせる試験管用混合装置。 ２．前記駆動装置は、各端位置における静止時を含む揺動運動を行わせる、請求 項１に記載の試験管用混合装置。 ３．前記静止時の長さは、予め調整することができ、前記振動数及び端位置にお ける混合皿の傾斜角度に適合する、請求項２に記載の試験管用混合装置。 ４．前記混合皿（３）は駆動ヨーク（４）に固定され、該駆動ヨークは前記基部 （２）のいずれかの側でスロットが設けられた、前記駆動装置から伸びる駆動円 盤（６）と結合している、請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の試験 管用混合装置。 ５．前記駆動装置は始動信号が発信された後又は始動後に規定の振動数を実行す る、請求項１ないし請求項４のいずれか１項に記載の試験管用混合装置。 ６．前記混合皿（３）上の試験管（８）を検知し、これにより前記駆動装置に始 動信号を送る検知装置が設けられている、請求項１ないし請求項５のいずれか１ 項に記載の試験管用混合装置。 ７．前記検知装置は、前記試験管（８）に固定された磁化エレメントの存在を検 知する、請求項６項に記載の試験管用混合装置。 ８．前記混合皿（３）はその上面に試験管（８）を受け入れる多数の溝（７）を 備えている、請求項１ないし請求項７のいずれか１項に記載の試験管用混合装置 。